JP3006992B2 - 発泡成形品の製造方法 - Google Patents

発泡成形品の製造方法

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    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C44/00Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles
    • B29C44/02Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles for articles of definite length, i.e. discrete articles
    • B29C44/12Incorporating or moulding on preformed parts, e.g. inserts or reinforcements
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    • B29C44/14Incorporating or moulding on preformed parts, e.g. inserts or reinforcements the preformed part being a lining

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、発泡製品の製造方法
に関し、特には表皮と基材間に発泡体を設けた発泡製品
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】インストルメントパネルやドアトリムな
どの自動車内装部品に用いられる発泡製品は、一般に表
皮と発泡体と基材とから構成されている。このような発
泡製品の製造は、図3に示されるように、発泡成形金型
20の上型21の型面に基材23、下型22の型面に表
皮24を配置し、前記基材23と表皮24との間でウレ
タンフォーム原料などの発泡原料25を発泡させ、基材
23および表皮24と一体に発泡体を形成することによ
り行なわれている。
【0003】ところで、前記自動車の内装部品にあって
は、図3から理解されるように、部品取り付け用の開口
部26を設けることがあるため、前記発泡時にその開口
部26周囲で基材23と表皮24間のシールが不充分と
なりやすく開口部26周囲から発泡原料25が漏れるこ
とがある。この発泡原料の漏れは、基材23裏面に付着
して製品に不要なバリを生じたり、その漏れにより表皮
と基材間の発泡原料が不足して発泡体に欠肉を発生させ
るなどの不都合をきたす。
【0004】そのため、図3のように、あらかじめ基材
23の開口部26の周囲に、両面テープなどによリ軟質
ウレタンフォームなどの弾性シール材27を貼着して、
発泡原料の漏れを防ぐ方法が知られている。
【0005】しかしながら、前記弾性シール材27は柔
軟であるため、図4に示されるように、発泡原料25の
発泡圧によって変形したり、開口部26内へずれて弾性
シール材27と表皮24内面間に隙間を生じることがあ
り、発泡原料25の漏出を完全には防ぎにくいという問
題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は、
開口部周囲からの発泡原料の漏出を簡単かつ確実に防止
して、欠肉等のない良好な発泡成形品を得るとととも
に、発泡後の仕上げ作業を効率的にする発泡製品の製造
方法を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明は、
開口部を有する基材と、表皮とを発泡成形型の型面に配
置し、前記基材と表皮間で発泡原料を発泡させて、表皮
および基材と一体に発泡体を形成する発泡成形品の製造
方法において、前記開口部の縁に対応する表皮を基材側
へ屈曲させ、前記屈曲部周囲の表皮内面と前記開口部周
囲の基材内面間で弾性シール材を圧縮した状態で前記発
泡原料の発泡を行なうことを特徴とする発泡成形品の製
造方法に係る。
【0008】
【実施例】以下添付の図面に従ってこの発明を詳細に説
明する。図1はこの発明の一実施例である発泡成形品の
製造方法を示す断面図、図2はその発泡成形状態を示す
断面図である。
【0009】図1にこの発明の製造方法の一例を示す。
図中の符号10は発泡成形型、11は上型、12は下型
で、前記上型11と下型12とによって成形品キャビテ
ィ13が形成されている。上型11の型面には基材14
が配置される。この基材14は、硬質プラスチックや金
属板などが開口部15を有して所定形状に形成されてな
る。
【0010】前記開口部15周囲の基材14内面(表皮
と対向する面)には、弾性シール材16が設けられる。
この弾性シール材16は、注入される発泡原料が前記基
材14の開口部15から漏出するのを防ぐためのもの
で、基材14と後記する表皮17とによって圧縮されて
開口部15周囲をシールする。弾性シール材16は、発
泡原料は通さず気体だけを通す性質を有するものが好ま
しく、公知の軟質ウレタンスラブフォームなどの通気性
発泡体からなる紐状物が好適である。それによって、発
泡成形時に前記開口部15の周囲で、発泡ガスのみを適
宜に外部に放出して発泡原料の漏れを防ぐことができ
る。また弾性シール材16は、その弾性シール材16が
取り付けられる開口部15周囲の基材14内面と表皮1
7との間の間隔や、用いられる発泡原料の粘度などに応
じて、適宜の厚みおよび密度のものが選択される。特に
厚みについては、後記する発泡成形時に基材14と表皮
17間で弾性シール材16が圧縮される値とされる。
【0011】一方、下型12には、真空成形あるいはス
ラッシュ成形などにより所定形状に成形された、プラス
チックシートなどからなる表皮17が配置される。この
表皮17において、前記開口部15の縁15aに対応す
る部分は、基材14側へ屈曲して開口部15に嵌まる凹
形状部18が形成されている。18aは前記表皮の屈曲
部である。
【0012】前記屈曲部18a周囲の表皮17内面は、
型閉めの際に開口部15周囲の基材14内面との間で弾
性シール材16を圧縮するようになっている。この表皮
の屈曲部18aは、発泡原料の発泡圧によって弾性シー
ル材16が開口部15内方向へ押圧された場合に、弾性
シール材16の縁部と接して弾性シール材16を支持す
る。その結果、弾性シール材16は表皮の屈曲部18a
内面のみならず、屈曲部18a周囲の表皮17内面と開
口部15周囲の基材14内面にも密着して、開口部15
周囲を確実にシールする。なお、この例において、前記
凹形状部18は、上型11の型面に当接する深さまでへ
こんでいる。また、型閉めおよび発泡成形などにあっ
て、凹形状部18の形状を保持するため、下型12型面
に前記凹形状部18の形状に合わせて上型11方向に突
出する凸部19が設けられている。表皮17は、この凸
部19に前記凹形状部18を被せるようにして配置され
る。
【0013】また、図2から理解されるように、この実
施例において前記表皮の屈曲部18aは、基材14の開
口部15の縁15aから約1mmのクリアランスを持っ
て基材14側へ屈曲している。このクリアランスは、表
皮17の前記屈曲部18aに発生する厚みの誤差等を吸
収するためのものである。
【0014】そして、前記基材14と表皮17との間に
発泡原料Pが注入されるとともに、上型11と下型12
とが閉じられ発泡反応が行なわれる。その際、開口部1
5周囲の基材14内面には適宜厚みの弾性シール材16
が接着テープなどにより取り付けられており、表皮17
内面と基材14内面間で圧縮されて開口図15周囲をシ
ールしている。
【0015】注入された発泡原料Pは、発泡反応によっ
てその体積を増しキャビティ13内に充満しつつ、開口
部15へ至る。前記したように、前記開口部周囲の基材
14と表皮17間には弾性シール材16が取り付けられ
ているとともに、前記表皮17には開口部15の縁15
aに対応する部分に基材側へ屈曲した屈曲部18aが設
けられているので、開口部15周囲の弾性シール材16
が発泡圧を受けると前記表皮屈曲部18aの内面と強く
密着して開口部15周囲を確実にシールし、開口部15
から発泡原料が漏出するのが防止される。その際、弾性
シール材16が前記のように通気性からなる場合には、
余剰の発泡ガスを開口部周囲から逃がすことができる。
この発泡終了により所望の発泡成形品が得られる。その
発泡成形品は、発泡成形型から取り出した後、前記凹形
状部18部分が切除されて、製品の開口部が形成され
る。
【0016】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明の
発泡成形品の製造方法によれば、基材の開口部の縁に対
応する表皮の部分に基材側へ屈曲する屈曲部を設け、こ
の屈曲部周囲の表皮内面と開口部周囲の基材内面との間
で弾性シール材を圧縮した状態で発泡原料の発泡を行な
う。そのため、発泡原料の発泡圧が弾性シール材に加わ
った場合、弾性シール材が屈曲部の表皮内面へ押され
て、その屈曲部内面および屈曲部周囲の表皮内面と開口
部周囲の基材内面に密着し、開口部周囲を確実にシール
し開口部周囲からの発泡原料の漏出を簡単かつ確実に防
ぐことができる。したがって、バリ取りなどの作業が不
要となるばかりか、前記漏出により製品部分の発泡原料
が不足して欠肉を生じたり、前記欠肉を防ぐための余分
な発泡原料も必要とせず、経済的かつ効率的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である発泡成形品の製造方
法を示す断面図である。
【図2】その発泡成形状態を示す断面図である。
【図3】従来の発泡成形品の製造方法を示す断面図であ
る。
【図4】その発泡成形状態を示す断面図である。
【符号の説明】
10 発泡成形型 11 上型 12 下型 13 キャビティ 14 基材 15 開口部 16 弾性シール材 17 表皮 18a 表皮の屈曲部 P 発泡原料
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 39/10 - 39/12 B29C 39/22 - 39/34

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部を有する基材と、表皮とを発泡成
    形型の型面に配置し、前記基材と表皮間で発泡原料を発
    泡させて、表皮および基材と一体に発泡体を形成する発
    泡成形品の製造方法において、 前記開口部の縁に対応する表皮の部分を基材側へ屈曲さ
    せ、前記屈曲部周囲の表皮内面と前記開口部周囲の基材
    内面間で弾性シール材を圧縮した状態で前記発泡原料の
    発泡を行なうことを特徴とする発泡成形品の製造方法。
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