JP3002684B2 - フィルム加工装置 - Google Patents

フィルム加工装置

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JP3002684B2
JP3002684B2 JP2195887A JP19588790A JP3002684B2 JP 3002684 B2 JP3002684 B2 JP 3002684B2 JP 2195887 A JP2195887 A JP 2195887A JP 19588790 A JP19588790 A JP 19588790A JP 3002684 B2 JP3002684 B2 JP 3002684B2
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    • G03B27/521Arrangements for applying a supplementary information onto the sensitive material, e.g. coding

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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の属する技術分野] この発明は、未露光のフィルムに潜像を焼付け、その
後このフィルムの一定の長さへの切断とスプールへの巻
付けを行ない、その後包材に装填するフィルム加工装置
に関する。
[従来の技術] 従来、このようなフィルム加工機としては、元巻マガ
ジンから引出された長尺の未露光のフィルムに予め設定
されたフィルムサイズの潜像を焼込む潜像焼込部と、こ
の潜像を焼込まれたフィルムをスプールに係止する装着
手段と、この潜像に焼込まれた前記フィルムを所定の長
さに切断する定尺部と、この所定の長さに切断された前
記フィルムを巻取る巻取手段とを有する構成のフィルム
加工装置が知られている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、従来のフィルム加工装置では製造途中で生産
加工するフィルムサイズに変更が生じた場合、例えば36
枚撮りのフィルムサイズから12枚撮りのフィルムサイズ
に変更になった場合には、その変更にともないフィルム
に焼込むべき潜像データを変更し、切断長に応じて定尺
スプロケットの回転数を変更し、スプールに係止したフ
ィルムの巻取回転数も変更し、更に包材であるパトロー
ネやキャップの種類も変更しなければならず、その変更
作業は自動的には行なわれていないため容易ではなかっ
た。
さらに、加工するフィルムサイズに変更が生じると、
焼き込みデータをはじめ、定尺のためのデータ、フィル
ムの巻き取るためのデータを変更する必要があった。ま
た、供給する包材の種類も変更する必要があった。
また、従来のフィルム加工装置にはフィルム搬送路を
複数設け、それぞれの搬送路で各サイズに応じた所定の
長さに切断、巻取、装填するものもあるが、装置が複雑
化大型化するという欠点を有していた。また、従来はフ
ィルムの長さ(コマ数)に応じて搬送路を複数設けてい
たので、装置が大型化するという問題があった。
この発明は従来のフィルム加工装置が有する上記の欠
点を解消することを目的とし、製造途中で生産加工する
フィルムサイズに変更が生じた場合にも、電気的にフィ
ルムサイズに適合する所定の潜像をフィルムに焼込み、
所定のフィルムサイズで切断し、更に所定のフィルム長
さに応じた巻取回転をするように制御することができ、
更には上記の制御に加え、電気的に所定の包材に切換わ
るように制御することができ、フィルムのサイズの変更
が容易で、しかも短時間に切換えることが可能なフィル
ム加工装置を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、この
発明は、以下のように構成した。
請求項1記載の発明は、『搬送中の未露光のフイルム
に潜像を焼込む潜像焼込部と、この潜像を焼込まれた前
記フイルムをスプールに係止する装着手段と、この潜像
を焼込まれた前記フイルムを所定の長さに切断する定尺
部と、スプールを保持して連続的に作業ステーション間
を移動するスプールターレット及び、少なくとも、前記
スプールターレットにスプールを供給する第1ステーシ
ョン、スプールの位置決めを行う第2ステーション、ス
プールにフィルム先端を係止させる第3ステーション、
スプールへフイルムを巻き取る第4ステーションを備え
た、前記所定の長さに切断されたフイルムを巻き取る巻
取手段と、前記第3ステーションに向かってフイルムを
搬送するためのガイド部材であって、フィルム上面の幅
方向の両縁部を摺動させて搬送させるとともに、下方が
開放されたガイド部材とを有するフイルム加工装置であ
って、前記フイルムのサイズを設定するサイズ設定入力
手段と、このサイズ設定入力手段のサイズ設定に基づき
制御信号を出力する制御手段と、この制御信号により前
記潜像焼込み部が所定の潜像を前記フイルムに焼込むよ
うに制御する潜像制御手段と、前記制御信号により前記
定尺部が所定のフィルム長さで切断するように制御する
定尺部制御手段と、前記制御信号により前記巻取手段が
所定のフイルム長さに応じた巻取回転をするように制御
する巻取制御手段とを有することを特徴とするフイルム
加工装置。』である。
この請求項1記載の発明によれば、搬送中の未露光の
フィルムサイズを変更する場合は、サイズ設定入力手段
により所定のサイズに変更することで、制御手段からの
制御信号に基づき潜像制御手段と定尺部制御手段と巻取
手段とを制御し、変更後のフィルムサイズに適合する潜
像を焼付けてから、所定の長さへの切断と、フィルムの
スプールへの係止とを行なった後、所定のサイズに巻取
り、連続的にフィルムの潜像焼込み、定尺、スプールへ
の焼き取りを行うことができる。
請求項2記載の発明は、『前記スプールに巻取られた
フィルムを包材に装填し回収する包材装填手段を備え、
前記制御信号により前記包材装填手段が所定の包材に切
換わるように制御する包材供給制御手段を有することを
特徴とする請求項1記載のフィルム加工装置。』であ
る。
この請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発
明の作用に加え、フィルムサイズの変更に合わせて変更
後の所定の包材に切換わり、包材装填が行われる。
請求項3記載の発明は、『搬送中の未露光のフィルム
に潜像を焼込む潜像焼込部と、この潜像を焼込まれた前
記フィルムをスプールに係止する装着手段と、この潜像
を焼込まれた前記フィルムを所定の長さに定尺した後に
切断する定尺部と、スプールを保持して連続的に作業ス
テーション間を移動するスプールターレット及び、少な
くとも、前記スプールターレットにスプールを供給する
第1ステーション、スプールの位置決めを行う第2ステ
ーション、スプールにフィルム先端を係止させる第3ス
テーション、スプールへフィルムを巻き取る第4ステー
ションを備えた、前記所定の長さに切断されたフィルム
を巻き取る巻取手段と、下方が開放されるとともに、上
方に向かって圧縮空気を噴出してフィルム上面の幅方向
の両縁部を滑り面に押し付けて、前記第3ステーション
に向かってフィルムを搬送するガイド部材とを有するフ
ィルム加工装置であって、前記第1ステーションにスプ
ールを供給した後、前記スプールターレットを回転させ
て前記第2ステーションへ移動してから該スプールの位
置決めを行い、さらに前記スプールターレットを回転さ
せて前記スプールを前記第3ステーションへ移動させ、
前記装着手段によりフィルムを前記スプールに係止し、
次いで前記フィルムを前記スプールに向かって搬送し、
フィルムを前記ガイド部材の下方にたわませながら、前
記所定の長さ定尺した後に切断し、前記スプールターレ
ットを回転させて前記第4ステーションへ移動した後に
前記スプールへ前記フィルムを巻き取ることを特徴とす
るフィルム加工装置。』である。
この請求項3記載の発明によれば、ガイド部材の下方
が開放されているため、下方に向かってフィルムをたわ
ませることが出来るので、従来のように多種多様のフィ
ルムガイドシュートを設ける必要がなく、自由にフィル
ム長さを設定出来、多品種小量生産に適したフィルム加
工装置を提供することが出来る。またフィルムを定尺し
た後、次のステーションにスプールを移動させてからフ
ィルム巻き取りを行うので、生産に費やす時間を短縮す
ることが出来る。
[発明の実施の形態] 次に、この発明の実施例を添付図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図はこの発明のフィルム加工装置の構成を表わす
全体概略図である。
第1図において図示しない元巻マガジンから引出され
た未露光の長尺のフィルムFはガイドローラ1に規制さ
れながら、潜像焼込部2を構成する焼込スプロケット3
に巻着される。この焼込スプロケット3のそれぞれの歯
3aは前記フィルムFの各パーフォレーション孔に対応し
て係合しており、フィルム搬送とこの焼込スプロケット
3の回転を同期させている。この焼込スプロケット3の
回転軸3bにはロータリーエンコーダ4が直結しており、
この焼込スプロケット3の回転軸3bの回転に同期した信
号を潜像焼込制御装置5に送っている。この潜像焼込制
御装置5はフィルムFのサイズに応じた潜像データの作
成、編集、設定及び潜像焼込指令の制御を行なう潜像デ
ータ制御装置6に接続している。更に、この潜像データ
制御装置6はフィルムサイズの切換の制御信号を出力す
る制御手段7に接続し、この制御手段7にはサイズ設定
入力手段Kが接続されている。
このサイズ設定入力手段Kは切替スイッチで構成さ
れ、オペレータがフィルムサイズを指定すると、制御手
段7がそのサイズ設定に基づき前記潜像データ制御装置
6を制御し、指定されたフィルムサイズに適合する潜像
の焼込指令を前記潜像焼込制御装置5に入力する。この
潜像焼込制御装置5では、入力された前記潜像焼込指令
と、前記ロータリーエンコーダ4が出力する焼込スプロ
ケット3の回転軸3bの回転に同期する信号を基に、各潜
像を焼込むべきフィルムFの所定位置を判断し、それに
応じて潜像焼込指令を前記焼込スプロケット3上に付設
される投光器8に送り、この投光器8の発光によりフィ
ルムFの所定位置に所定の潜像を焼付ける。
この潜像が焼込まれたフィルムFは、搬送路における
前後の速度差を吸収するためのダンサーローラ9を介し
て、定尺部10を構成する定尺スプロケット11に搬入され
る。この定尺スプロケット11の回転軸11aは、定尺サー
ボモータ12及び定尺用ロータリーエンコーダ13に直結し
ており、この定尺サーボモータ12の作動により回転及び
停止する。この定尺サーボモータ12及び定尺用ロータリ
ーエンコーダ13は定尺制御装置14は接続しており、更に
この定尺制御装置14は前記制御手段7に接続している。
この制御手段7の制御信号で前記定尺制御装置14が制御
され、定尺制御装置14から指定されたフィルムサイズの
切断長に合う定尺スプロケット11の回転数の信号が、前
記定尺サーボモータ12に送られる。この信号に基づき前
記定尺スプロケット11は所定の回転を行ない、フィルム
Fを送りローラ15に供給する。
一方、この送りローラ15は定尺スプロケット11から送
られてきたフィルムFを定尺カッタ機構16の上下刃間に
挿入し、更にこの定尺カッタ機構16に続いて配設される
引抜きローラ17に搬出する。この定尺カッタ機構16も前
記定尺制御装置14に接続しており、前記定尺用ロータリ
ーエンコーダ13の信号に基づき、指定されたフィルムサ
イズで切断すると同時に、この切断後のフィルムFをス
プール18に係止するための係止孔も穿孔する。
なお、フィルムサイズ切換時にこの定尺カッタ機構16
と前記潜像焼込部2との間にあるフィルムFには切換前
の潜像が焼込まれているため、この部分に関しては切換
前のフィルムサイズで切断及びその後の加工をするよう
にフィルム加工装置全体が制御される。
フィルムFが挿入された前記引抜きローラ17は、この
フィルムFをガイドレール19を通して前方の挿入ローラ
20に導く。このガイドレール19の構造を第2図に基づき
説明する。
第2図はガイドレール19の断面図である。第2図にお
いてガイドレール19は、フィルムFの幅より若干広い間
隔をもって引抜きローラ17と挿入ローラ20との間に架設
した一対の板状部材21a、21bと、このそれぞれの板状部
材21a、21bの上縁部の内面にL字型に設けた滑り面22
a、22bとから構成される。この滑り面22a、22bにフィル
ムFの幅方向の両縁部を摺動させるために、前記板状部
材21a、21bの壁面を斜めに貫通して圧縮空気を噴出する
ノズル23a、23bがフィルムFの搬送方向に沿って複数配
置されている。これらのノズル23a、23bは板状部材21
a、21bのそれぞれの外壁部に設けたダクト24a、24b内の
空気通路25a、25bを介して図示しない圧縮空気源に連絡
している。従って、フィルムFはその幅方向両縁がノズ
ル23a、23bから噴出する圧縮空気により滑り面22a、22b
に押付けられた状態にて搬送される。
このガイドレール19に導かれて挿入ローラ20に搬入さ
れたフィルムFは、これに続いて配設される上下一対の
ガイドからなる挿入ガイド26間に挿入される。前記挿入
ローラ20は上挿入ローラ20aと下挿入ローラ20bとからな
り、下挿入ローラ20bはフィルムFの搬送状態に応じて
この上挿入ローラ20aに対して圧接したり、又退避する
ことができる。また、挿入ガイド26を構成する下挿入ガ
イド26bも同様にフィルムFの搬送状態に応じて、上挿
入ガイド26aに対して適当な間隔を保ったり退避するこ
とができる。
この挿入ガイド26に挟持されながら搬送されるフィル
ムFは、次にスプール18を供給するスプールターレット
27に搬入される。
このスプールターレット27では、第1ステーション
(I)において、スプール供給用レールシュート28か
ら、所定の向きに揃えられたスプール18が連続的に供給
される。このレールシュート28の供給先端部には2本の
シャッター装置29a、29bが配設され、このシャッター装
置29a、29bが交互に出入りすることで、スプール18を1
個ずつスプールターレット27に供給する。スプールター
レット27の前記第1ステーション(I)では、このスプ
ールターレット27に付設されスプールターレット27と連
動して作動するスプールチャック30により、前記供給さ
れたスプール18がチャッキングされる。このチャッキン
グされたスプール18はスプールターレット27の回動によ
り、第2ステーション(II)に搬送される。
この第2ステーション(II)では第3図に示すように
前記スプール18にサーボモータ31が係合され、前記挿入
ガイド26から搬入されるフィルムFの先端をこのスプー
ル18の巻軸18aに開設されるスリット18bに挿入するた
め、このスプール18を所定の向きに回転させる。この回
転を制御するためスプール18の巻軸18aには凹起部18cが
設けられており、第2ステーション(II)に付設される
オリエンテーション用の爪32と係合して回転を停止し、
このスリット18bの向きを定める。
このようにしてスリット18bの向きが制御されたスプ
ール18は続いて第3ステーション(III)に回動され
る。この第3ステーション(III)では前記挿入ガイド2
6から導かれたフィルムFの先端を、スプール18のスリ
ット18bに挿入すると同時にフィルム先端部に穿設され
た前記係止孔をこのスリット18bに設けられているフッ
クに係止する。このフィルム先端の係止をセンサ33によ
り検知すると、前述の下挿入ローラ20b及び下挿入ガイ
ド26bは退避を開始する。
一方、前記定尺スプロケット11、送りローラ15及び引
抜きローラ17はフィルムFが規定の長さになるまでは継
続して回転し、フィルムFが所定の長さになった時に停
止し、その後前記定尺カッタ機構16が作動してフィルム
Fを切断する。このため、フィルムFは引抜きローラ17
とフィルム先端が挿入係止されたスプール18との間でた
わむことになるが、ガイドレール19上方に配設されるノ
ズル34によりフィルムFに対して下向きに圧縮空気を噴
射することで強制的に下側にたわませる。これにより、
このフィルムFが前記板状部材21a、21bの壁部に設けら
れたノズル23a、23bよりも下側に位置すると、フィルム
Fに対する揚力は作用しなくなり自重により下方に向け
て大きくたわむようになる。また、このガイドレール19
の下方においても、このたわんだフィルムFに対し下向
きに圧縮空気を噴射するノズル35を配置することで、フ
ィルムF同士が接触することを防止する。
このようにして下方にたわんだフィルムFは、定尺カ
ッタ機構16によりフィルムFを切断し、その後引抜きロ
ーラ17の駆動によりフィルム後端をガイドレール19側に
送り出すと、先端部をスプール18のスリット18bに挿入
係止した状態でフリーとなる。この状態で前記スプール
ターレット27を回動させ、前記スプール18を第4ステー
ション(IV)まで移動させる。この時フリーとなった前
記フィルムFが、格納される搬送ループ室36の底部に当
たらぬように、この搬送ループ室36の前方下方にノズル
37を設け圧縮空気をフィルムFの下方より噴射する。
第4ステーション(IV)では、このスプールターレッ
ト27に付設される巻取サーボモータ38に前記スプールチ
ャック30が係合し、このフィルムFの巻取回転を行な
う。前述のように後端がフリーとなったフィルムFは、
前記ノズル37からの圧縮空気の噴射により、巻取角度が
一定に保たれかつ適度な張力が与えられる。この巻取サ
ーボモータ38はこの巻取回転を制御する巻取制御装置39
に接続しており、更にこの巻取制御装置39は前記制御手
段7に接続している。この制御手段7の制御信号が前記
巻取制御装置39に入力されると、指定されたフィルム長
さに応じて巻取回転及び停止の制御信号が前記巻取サー
ボモータ38に送られる。このフィルムFの巻取はフィル
ム後端部の舌端長さを一定にするように行なわれる。
この第4ステーション(IV)でフィルムFの巻取を終
了したスプール18は、次の第5ステーション(V)に回
動され、フィルム巻取の有無やフィルム舌端長さの確認
等の検査が行なわれ、ついで第6ステーション(VI)に
回動される。
この第6ステーション(VI)ではこのフィルム巻取後
のスプール18が係止するスプールターレット27にトラン
スファーターレット40が連設されており、このトランス
ファーターレット40はパトローネターレット41に連設し
ている。このトランスファーターレット40には等間隔に
受取ホルダー42が配設されており、前記フィルム巻取後
のスプール18をこの受取ホルダー42が把持し、次のパト
ローネターレット41に移送する。
このパトローネターレット41にはパトローネ供給用レ
ールシュート43から、所定の向きに揃えられたパトロー
ネ44が連続的に供給される。このパトローネ供給用レー
ルシュート43にはパトローネ供給装置45が接続してお
り、更にこのパトローネ供給装置45はパトローネ供給制
御装置46を介して前記制御手段7に接続している。この
制御手段7でフィルムサイズを指定すると、制御信号が
前記パトローネ供給制御装置46に入力され、指定された
フィルムサイズに応じたパトローネ44をフィルム加工機
全体の動きと連動して供給するように信号を前記パトロ
ーネ供給装置45に送り、所定のタイミングで所定のパト
ローネ44を前記パトローネターレット41に供給する。こ
のパトローネターレット41に供給されたパトローネ44に
は、前記トランスファーターレット40の受取ホルダー42
が把持したフィルム巻取後のスプール18を挿入し、その
後キャップを装着してからフィルム加工装置外に搬出す
る。
なお、フィルムのスプールへの装着方法及び手段は、
この実施例に限らず、例えばテープを用いてもよい。さ
らに、ダンサーローラは用いなくてもよい。また、この
実施例では、潜像を焼込まれたフィルムをスプールに係
止した後、所定の長さに切断する例について説明してい
るが、例えばフィルムを所定の長さに切断した後にスプ
ールを係止する方法を用いてもよい。
なお、このフィルム加工装置には制御手段7でのサイ
ズ設定に基づき制御されるパトローネ供給制御装置46を
設けない実施例でもよく、この場合には、先ず定尺制御
装置14により定尺送りを止めて、既にカットされた分の
製品を順次加工していく。
この製品加工が全て終了した時点でフィルム加工機全
体を停止させ、前記サイズ設定入力手段Kの操作で新た
なフィルムサイズに切換え、更にこのパトローネ供給装
置45のパトローネを新たなフィルムサイズのものに切換
えてからフィルム加工機の運転を再開する。
[発明の効果] 以上のように、請求項1記載の発明では、搬送中の未
露光のフィルムサイズを変更する場合は、サイズ設定入
力手段により所定のサイズに変更することで、制御手段
からの制御信号に基づき潜像制御手段と定尺部制御手段
と巻取手段とを制御し、変更後のフィルムサイズに適合
する潜像を焼付けてから、所定の長さへの切断と、フィ
ルムのスプールへの係止とを行なった後、所定のサイズ
に巻取り、連続的にフィルムの潜像焼込み、定尺、スプ
ールへの巻き取りを行うことができる。また、フィルム
搬送路を複数設けることなく各サイズに応じ所定の長さ
に切断、巻取ることが可能で、装置の機構が簡単かつ小
型化することができる。
請求項2記載の発明では、請求項1記載の発明に加
え、潜像を焼込まれたフィルムをスプールに係止した後
所定の長さに切断し、フィルムのスプールへの巻取りが
簡単かつ確実である。
請求項3記載の発明では、請求項1記載の発明に加
え、潜像を焼込まれたフィルムを所定の長さに切断した
後スプールに確実に係止することができる。
請求項4記載の発明では、請求項1記載の発明に加
え、フィルムサイズの変更に合わせて変更後の所定の包
材に切換わり、包材装填が行なわれ、フィルムサイズの
切換作業の最終加工段階までが容易で、しかも短時間に
行なうことが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のフィルム加工装置の構成を表わす全
体概略図、第2図はガイドレールの断面図、第3図はス
プールターレット第2ステーションにおける側面図であ
る。 図中符号Fはフィルム、2は潜像焼込部、3は焼込スプ
ロケット、5は潜像焼込制御装置、6は潜像データ制御
装置、7は制御手段、10は定尺部、11は定尺スプロケッ
ト、14は定尺制御装置、16は定尺カッタ機構、18はスプ
ール、19はガイドレール、20は挿入ローラ、26は挿入ガ
イド、27はスプールターレット、30はスプールチャッ
ク、38は巻取サーボモータ、39は巻取制御装置、40はト
ランスファーターレット、41はパトローネターレット、
42は受取ホルダー、44はパトローネ、45はパトローネ供
給装置、46はパトローネ供給制御装置、Kはサイズ設定
入力手段である。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−135454(JP,A) 特開 平1−285937(JP,A) 特開 昭47−33625(JP,A) 特開 昭58−219543(JP,A) 特開 昭59−106980(JP,A) 特開 昭63−106633(JP,A) 特開 昭63−106637(JP,A) 特公 昭60−53868(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03C 3/00 590 G03C 1/00 G03B 27/52 G03C 1/765

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送中の未露光のフィルムに潜像を焼込む
    潜像焼込部と、 この潜像を焼込まれた前記フィルムをスプールに係止す
    る装着手段と、 この潜像を焼込まれた前記フィルムを所定の長さに切断
    する定尺部と、 スプールを保持して連続的に作業ステーション間を移動
    するスプールターレット及び、少なくとも、前記スプー
    ルターレットにスプールを供給する第1ステーション、
    スプールの位置決めを行う第2ステーション、スプール
    にフィルム先端を係止させる第3ステーション、スプー
    ルへフィルムを巻き取る第4ステーションを備えた、前
    記所定の長さに切断されたフィルムを巻き取る巻取手段
    と、 前記第3ステーションに向かってフィルムを搬送するた
    めのガイド部材であって、フィルム上面の幅方向の両縁
    部を摺動させて搬送させるとともに、下方が開放された
    ガイド部材とを有するフィルム加工装置であって、 前記フィルムのサイズを設定するサイズ設定入力手段
    と、このサイズ設定入力手段のサイズ設定に基づき制御
    信号を出力する制御手段と、この制御信号により前記潜
    像焼込み部が所定の潜像を前記フィルムに焼込むように
    制御する潜像制御手段と、前記制御信号により前記定尺
    部が所定のフィルム長さで切断するように制御する定尺
    部制御手段と、前記制御信号により前記巻取手段が所定
    のフィルム長さに応じた巻取回転をするように制御する
    巻取制御手段とを有することを特徴とするフィルム加工
    装置。
  2. 【請求項2】前記スプールに巻取られたフィルムを包材
    に装填し回収する包材装填手段を備え、前記制御信号に
    より前記包材装填手段が所定の包材に切換わるように制
    御する包材供給制御手段を有することを特徴とする請求
    項1記載のフィルム加工装置。
  3. 【請求項3】搬送中の未露光のフィルムに潜像を焼込む
    潜像焼込部と、 この潜像を焼込まれた前記フィルムをスプールに係止す
    る装着手段と、 この潜像を焼込まれた前記フィルムを所定の長さに定尺
    した後に切断する定尺部と、 スプールを保持して連続的に作業ステーション間を移動
    するスプールターレット及び、少なくとも、前記スプー
    ルターレットにスプールを供給する第1ステーション、
    スプールの位置決めを行う第2ステーション、スプール
    にフィルム先端を係止させる第3ステーション、スプー
    ルへフィルムを巻き取る第4ステーションを備えた、前
    記所定の長さに切断されたフィルムを巻き取る巻取手段
    と、 下方が開放されるとともに、上方に向かって圧縮空気を
    噴出してフィルム上面の幅方向の両縁部を滑り面に押し
    付けて、前記第3ステーションに向かってフィルムを搬
    送するガイド部材とを有するフィルム加工装置であっ
    て、 前記第1ステーションにスプールを供給した後、前記ス
    プールターレットを回転させて前記第2ステーションへ
    移動してから該スプールの位置決めを行い、さらに前記
    スプールターレットを回転させて前記スプールを前記第
    3ステーションへ移動させ、 前記装着手段によりフィルムを前記スプールに係止し、 次いで前記フィルムを前記スプールに向かって搬送し、
    フィルムを前記ガイド部材の下方にたわませながら、前
    記所定の長さに定尺した後に切断し、 前記スプールターレットを回転させて前記第4ステーシ
    ョンへ移動した後に前記スプールへ前記フィルムを巻き
    取ることを特徴とするフィルム加工装置。
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