JP3001965B2 - 織機の伸子用固定部 - Google Patents

織機の伸子用固定部

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JP3001965B2
JP3001965B2 JP2325119A JP32511990A JP3001965B2 JP 3001965 B2 JP3001965 B2 JP 3001965B2 JP 2325119 A JP2325119 A JP 2325119A JP 32511990 A JP32511990 A JP 32511990A JP 3001965 B2 JP3001965 B2 JP 3001965B2
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    • D03WEAVING
    • D03JAUXILIARY WEAVING APPARATUS; WEAVERS' TOOLS; SHUTTLES
    • D03J1/00Auxiliary apparatus combined with or associated with looms
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  • Textile Engineering (AREA)
  • Auxiliary Weaving Apparatuses, Weavers' Tools, And Shuttles (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は織機の伸子の固定部に係る。
よく知られているように、ほとんどの織物はその製造
時に横方向に縮む傾向があり、杼口に新しい横糸を適正
に挿入するには、ストップラインで織物を横方向に伸ば
す必要がある。これは実際には伸子によって行われる。
実際には2種類の伸子が本質的に使用されている。そ
の1つは、一定長さの2つの伸子を用い、織物の両端縁
に引張り力を与える。もう1つはこれもまた既知である
が、その織物を全幅にわたり伸ばす伸子を使用する。本
発明は、最初の形式の伸子の固定に関する発明である。
〔従来の技術〕
上記の最初の形式の伸子は通常、2つの支持体により
固定される。まず既知のある方法によれば、伸子の一端
にナットを用いて織物の端縁に隣接して設置された支持
体にねじ止めし、他端は、織物の上で支持体に懸架す
る。この例では、織物端縁の位置に横糸カッタ、除去カ
ッタ、あるいはその他の何らかの部品を装着するスペー
スがほとんどないという欠陥があるが、これはこの支持
体が織物の端縁に隣接して設けられているためである。
もう1つの理由はこのスペースが、伸子用ボルトならび
にこのボルトにねじ締めされるナットで占められている
ためである。
第2の既知方法によれば、一方は伸子を中央部で支持
し、他方では織物の端縁より離れた場所付近で支持する
こともある。これは織物端縁に関連して働かせなければ
ならないタックイン装置等を織機に設ける必要がある場
合に支持体乃至はそのたぐいが織物端縁位置にはないと
いう利点がある。然し、このような伸子は引き伸ばし領
域が2つあるという欠陥があり、その結果繊細な織物の
場合、伸ばした領域と伸ばさない領域との変わり目にた
て糸方向に線が出来る場合がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は上記の欠点がいずれも生じないようにした織
機の伸子の固定に関する発明である。
〔課題を解決するための手段〕
この目的のため、本発明は、織機への伸子の固定、特
に織布端縁を保持する形式の伸子の固定に関する発明で
あり、特に織物(2)の織物縁部(3)を保持する形式
の伸子(11)用の固定部であって、該伸子の軸回転角度
位置を調整することにより、該伸子の織物(2)へのか
み合い深さを変える織機の伸子用の固定部において、 該固定部が、上記織物縁部(3)の位置において上記
伸子(11)を支持する第1支持体(23)にして上記伸子
(11)が該第1支持体に対して一定角度にわたり軸回転
出来るよう装架され、且つ上記伸子(11)の端面案内
(35)と組み込まれた第1支持体(23)と、上記伸子
(11)の頂部(25)付近において上記伸子(11)を支持
する第2支持体(24)と、該第2支持体(24)の位置に
おいて上記伸子(11)を第2支持体(24)に対し所要の
一定角度位置にクランプ出来るようにした手段(26)と
よりなること、 上記伸子(11)は伸子軸(28)を有し、該伸子軸(2
8)は上記織物に働きかけるリング(12)のための複数
個の案内(29)を有し、該複数個の案内(29)が該伸子
軸(28)にねじ込まれるナット(37)によって互いに締
め付けられていること、 上記端面案内(35)は上記第1支持体(23)の位置に
V型の凹部(41)があり、上記伸子(11)が上記の一定
角度にわたり回転出来るようにすること、 上記第2支持体(24)が伸子軸(28)用着座を形成す
る少なくとも1つの孔(44)を持ち、且つ伸子(11)を
上記所要の一定角度位置にクランプする手段(26)が、
伸子軸(28)の周囲に設けられたエレメント(45)と、
伸子軸(28)に対し半径方向にこのエレメント(45)を
移動するねじ手段(46)とからなること、 とを特徴とする。
〔実施例〕 本発明の特徴をより良く説明するために、下記の好ま
しい実施例を添付図面を参照しながら説明するがこれは
単なる例であって、本発明をこれに限定するものではな
い。
第1図は、織物2の上に伸子1を固定する現状技術の
例を示す。
これによれば伸子1は、一方では、織物の端縁3に隣
接して設けられた支持体4に懸架され、伸子1はねじ端
6により支持体4に固定され、このねじ端6は伸子軸5
に形成され、ナット7がねじ込まれる。他方は頂部9の
位置に設けられた支持体8で懸架される。ここで明らか
なことは、この支持体4、ねじ端6、ナット7のため横
糸カッタ、あるいはその他の織機部品を織物端縁3に隣
接して実装するのが妨げられることである。第2図には
第1図の欠点を持たない既知の例を示した。この図に於
いては支持体4が伸子1の中央に設けられている支持部
10と置き換えられている。然しこの解決策では、伸ばし
領域AとBとの2つが出来、繊細な織物の場合は、支持
体10の位置に縦糸方向に線が生じる欠点がある。
本発明は、上記のような欠点がない伸子固定に関する
発明である。
第3図は、本発明を織機に適用した場合の図であり、
織物2の織物端縁3に引張り力を与えるタイプの伸子11
用の固定に関する。既知のことであるが第4図と第5図
に示したように、このような伸子11は円筒形状とし、多
数、たとえば20個のリング12をマントル表面に埋め込
み、これらのリングにはその外側表面に、ニードル13を
設けるのが普通である。
第6図に示したように織物2はストップライン14から
短い距離で、とい型をした織物案内15を案内され、織物
2は伸子11の高さに於いて伸子11によってとい形状にプ
レスされる。上記のリング12は、伸子11の実際のマント
ルに対し偏心動作をすることができるように実装され、
その結果、ニードル13が外面上の場所の関数として伸子
11から多く、あるいは少なく突き出るように実装される
一方、リング12は織物2の面に対し斜めになるように実
装される。この結果、伸子11の下を通過する際に、ニー
ドル13が織物2に喰い込まれ、リング12が織物2の移動
分だけ共に回転する。然してこの回転が織物2に横方向
の引張力をニードル13が与えることになる。伸子11の軸
28を別の角度に設定すれば、ニードル13のかみ合いが変
えられるがこれは織機作業者が製造すべき織物の関数と
して実施することができる。
更に詳述すればリング12は伸子11の軸線30に対して偏
心配置され、即ち第8図において図の下方に示すニード
ルは伸子11の表面より突き出ているが、上方に示すニー
ドル13は伸子11の表面内にもぐり込んで示されている。
従って伸子軸28の角度位置によって伸子表面から突き出
るニードル13の高さは種々と変わることになり、案内リ
ング29の位置を変えることにより、ニードル13の織物2
への喰い込みが変えられる。
第4図もしくは第5図に他の部材が多数図示されてい
る。たとえば、たて糸、横糸カッタ18、織機のフレーム
などである。キャッチ・コード20を用いて端縁に新たに
挿入される横糸17を保持する場合には織物2の廃棄リボ
ン21が除去カッタ22により切断される。
本発明は、問題とする伸子11用の固定部が、織物端縁
3の位置の第1支持体23で伸子11が回転できるように装
着された第1支持体23、伸子11の頂部25の近くに設けら
れた第2支持体24、ならびに該第2支持体24の位置で、
この第2支持体24に対し伸子11をクランプする手段26と
で本質的に構成されるという点を特徴とする。支持体23
と24は、たとえば以下に詳記する多数の支持手段27等に
より織機のフレーム19に接続される。
第7図および第8に示すように伸子11には、伸子軸28
があり、この軸28が多数のリング形状をした案内29用の
ピポットとしての働きをし、これらの案内でリング12が
回転できる。該案内29は、伸子11の軸線30に対し斜めに
なっており、それぞれの案内には、直径の大きい部分31
がある。この直径を大きくした意味は、リング12を横方
向に互に分離するためである。また各案内には、リング
12が自由に回転できる直径を小さめにした部分32があ
る。
本発明によれば、伸子11は、第1支持体23に対し回転
できるように実装される。このため、伸子軸28は、上記
支持部23の孔34内にはめ込まれる滑らかなシャフト部分
33があり、このシャフト部分33の端面が第1支持体23の
外面とほぼ平らになるか、あるいは、この第1支持体23
の中にもぐる様にされる。望ましくは、この第1支持体
23を伸子11の端面案内35に組み込み第1支持体23が織物
端縁3までは殆ど達しないか、もしく端縁3には全く達
しないようにし、第1支持体23に隣接するスペースが織
物端縁3に隣接して織機の何らかの部品の装着に利用で
きるようにする。第1支持体23を端面案内35に組み込む
には望ましくは案内35を伸子軸28と一体化して作成する
がこの目的のためには第8図に示したように1ヶ所以上
の溶接部36によって取り付けてもよい。こうすることに
よって、伸子軸28に施されたねじみぞ38の上を回転でき
るナット37によって、他の案内29を端面案内35に締め付
けることができる。ナット37の前面にはロック・ブロッ
ク39が設けられるがこのブロックには少なくとも1つの
半径方向のへこみ40を設ける。このへこみの中に工具を
差し込み伸子11を回転させることができる。このへこみ
40は伸子軸28と共に回転する部分であればどの部分に設
けてもよい。
第1支持部23が端面案内35内に沈む状態にするため、
第10図に示したよう凹部41をこの端面案内35に設ける。
凹部41は望ましくはV形状をし、かつその大きさは伸子
11が矢線Xで示したような一定角度にわたり両方向に回
転できるよう十分に大きくしている。第11図には端面案
内35の形状をさらに示す。
第7図に示したように、上記第2支持体24は望ましく
は、Uの字の逆にした形状に作る。このU字形の両足42
と43は上記軸28に対してラジアル方向に広がりかつそれ
ぞれには孔44が設けられ、これらの孔は伸子軸28の通路
を形成する。
第2支持体24に対し伸子11をクランプする手段26は、
望ましくは、伸子軸28の回りの足42と43の間に設けたエ
レメント45、およびこのエレメントと共働するねじ締め
手段、たとえば、このエレメント45にかみ合うねじ46等
から構成する。これによって、これ等のねじ締め手段
は、この締め付け時にエレメント45が上記軸28に対しラ
ジアル方向に移動できるようにし、その結果、伸子軸28
が上記孔44の側壁、ならびにエレメント45内の孔47の側
壁に対しクランプされるようにする。第2支持体24とエ
レメント45の形状については、さらに第12図および第13
図に示す。
第1支持体23は、好ましくは第1支持部48と一体化し
て作り、当該第1支持部が伸子11上を水平に延びるが、
一方第2支持体24はねじ49等によりねじ止めされる。エ
レメント45にねじ込まれる上記ねじ46は、第2支持体24
の開口50および当該ねじ46が挿し込まれる支持部48の開
口部51を自由に通る。これは、伸子11を一定角度位置に
クランプする手段26に容易にアクセスできるという利点
がある。
伸子11の頂部25は、円錐形のカバー片により形成さ
れ、このカバー片がねじ52等のようなねじ手段により伸
子軸28に取り付けられる。
第8図と第9図に示すように、ねじみぞ付き孔のよう
にシャフト部分33にねじ手段53を設けることができ、第
4図、第5図および第7図に示すように除去部案内エレ
メント54を設けることが出来る。
第14図に示すように2本の伸子を1つの織物端縁に取
り付けた場合は第7図に示したようなへこみ40にはアク
セスできなくなる。少なくともストップライン14に最も
近く設けた伸子11は第15図に示すような頂部25を有する
ものを用いることが望ましい。これによれば、軸方向開
口部55が、この頂部25を貫通し、かつ頂部25の位置の伸
子軸28の横断面にへこみ56を設け、このへこみ内に、た
とえば入れ子式レンチ等のような工具をさし込み伸子11
を頂部から回転できるようにする。
全体では、多数の付加的な調整、特に織物2に対して
伸子の移動が行えるよう支持手段27と組み合わせること
が望ましい。このためには、上記の第1支持部48、当該
第1支持部48を下方に装架する第2支持部57,及び一方
に於いてフレーム19に取り付けられ、他方に於いて当該
第2支持部57を支持する第3支持部58を第4図に示した
ように使用することが望ましい。これらの支持部48、57
ならびに58には、伸子11を軸方向に移動可能にする手段
59,伸子11を織物2に平行もしくはほぼ平行な面に移動
可能にする手段60,及び伸子11を織物2の面に本質的に
垂直に移動できたり、もしくは僅かな角度旋回できるよ
うにする手段61が含まれる。
手段59は、第1支持部48を第2支持部57に対し横方向
に移動させることができるようにしている。このため第
1支持部48がねじ62によって、第2支持部57にねじ止め
されている。第4図および第7図に示すようにねじ62は
第2支持部57のグループ63により上限沿って移動出来
る。ねじ62を緩めることにより、第1支持部48を動かす
ことができ、伸子11を織物の端縁3に対し位置決めする
ことができる。正確な設定は、ねじ込み手段64により回
転可能でかつ第2支持部57に取り付けられていて、しか
も支持部48に当接する設定カム65を第4図、第7図なら
びに第16図に示したように使用することによって可能で
ある。
注意しなければならないことは、ねじ46と49の頭部は
第2支持部57によって囲まれていることである。然して
これらのねじ46および49の位置に於いて、溝66が第2支
持部57に設けられ、少なくともねじ46は第1支持部48の
位置に関係なく常にアクセスでき、たとえばホックス・
レンチ等により、このねじの締め付け、および緩めがで
きる。ねじ46と49は横方向からもアクセス可能である。
第17図と第18図は、上記手段60の実際の例を示した。
これらの手段は、第3の支持部58をフレーム19に固定す
るものであるが、この第3の支持部58が織物に平行な
面、もしくはほぼ平行な面に移動できるようにする。こ
の第3支持部58はねじ67によりフレーム19に締め付けら
れる。第3支持部58に適用した切り込み68は、少なくと
も織物の端縁3に平行に延びるグルーブとして構成さ
れ、かつ望ましくは、ねじ67に対し十分大きさを取って
形成し、第3支持部58が僅かに回転動作できるようにす
る。調整カム69と70は、織り幅に合わせて、フレーム19
に於いて互に隣接して実装され第3支持部58の開口71と
72にはめ合わさせる。調整カム69と70は、これらのピボ
ット軸に対し偏心配置され、第3の支持部58がそれらの
ピボット軸の回転によって移動するようになっている。
調整カム69と70を回転するためには、六角棒レンチがは
め込まれる軸方向の6角孔73と74を設けるのが好まし
い。
調整カム69と70の両方を同時に回転させることによ
り、伸子11は、ストップラインに平行に移動できること
は明らかであり、ストップライン14にできるだけ近くま
で持っていくことができ、一方ストップライン14との平
行度は調整カム69と70を相互に回転することにより設定
できる。全体が設定され終えたら、第3の支持部58をね
じ67によって締め付ける。
伸子11の高さを設定する上記手段61は、図示した実施
例に於いて、第2支持部57を第3支持部58にヒンジ動作
可能に固定することから成り、第2支持部57は、第4
図、第19図、第20図に示したように織り幅に平行に延び
ているピボット軸75の回りを回転できるようにする。ヒ
ンジ動作可能な固定はねじ76によってなされる。設定
は、第3支持部58に装備したピボット軸78により回転で
きる調整カム77によって行う。またこの調整カムは、こ
の外形が、第2支持部57に設けられ本質的にピボット軸
75に対しラジアル方向のグルーブ79と関連して作動す
る。ピボット軸78は、好ましくは調整カム77を貫通して
ねじを延ばすことによって構成する。次に調節カム77に
はねじ頭80を設け、ねじ78の回りを回転できるようにす
る。さらに付加的なねじ81を設けることができ、このね
じは第2支持部57の開口82に大きい裕度をもってはめ込
まれ、第2支持部57がピボット軸75の回りを一定角度で
回転することができるようにする。この第2支持部57を
回転させるためにはねじ76,78,ならびに81を少し緩め、
その後ねじ頭80に当てたレンチにより調整カム77を回転
させ、引き続き、全体が正しく設定された時点で、上記
ねじ3本を再び締め付けることができるようにしなけれ
ばならないことは明らかである。この設定によって、織
物への下向きの力を変えることができ、かつ種々の直径
の伸子11を使用することができる。
本装置の操作は、図から容易に類推できる。設定は上
記手段59,60,61により行う。本発明固定によればただ単
にねじ46を緩めた後、ニードル13が伸子11のマントルか
ら突き出る面が織物2に対し所望の高さになる迄へこみ
40または56のいずれかでボックス・レンチ等により伸子
11を回転させことによってニードル13の織物へのかみ合
わせを変えることができる。
本発明は、ここに図面について説明した実施例に限定
されるものではなく,この様な織機の伸子固定は本発明
の範囲内で多種類の変形実施ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図は、現在技術で知られる伸子の固定部の
略図、 第3図は、本発明を適用した織機を示す図、 第4図は、第3図の1部分をF4から見た拡大図、 第5図は、第4図を矢線F5から見た図、 第6図は、第4図のVI−VIの断面図、 第7図は、第4図を矢線F7から見た1部断面図、 第8図は、第7図のF8の部分の断面図、 第9図は、第8図のF9部分を取り出して示す図、 第10図は、第7図の線X−Xの断面図、 第11図は、第9図の線XI−XIの断面図、 第12図および第13図は、第7図線XII−XIIおよびXIII−
XIIIの断面図、 第14図は、第5図の1変形の略図、 第15図は、第7図にF15で示した部分の変形を示す図、 第16図と第17図は、それぞれ第4図のXVI−XVIおよびXV
II−XVIIの線に切った断面図、 第18図は、第17図の線XVIII−XVIIIの断面図、 第19図は、第4図の線XIX−XIXの断面図、 第20図は、第19図の線XX−XXの断面図である。 1,11……伸子、2……織物 3……織物端縁、13……ニードル 9,19……織機のフレーム、15……織物案内 12……リング、17……横糸 14……ストップライン、20……キャッチ・コード 16……縦糸、22……カッタ 18……横糸カッタ、24……第2支持体 21……リボン、28……伸子軸 23……第1支持体、30……伸子11の軸線 26……クランプ手段、34……孔 29……案内、38……ねじみぞ 33……シャフト部分、40,41……へこみ 35……端面案内、48……第1支持部 39……ロックブロック、58……第3支持部 44,47……孔、68……切り込み 57……第2支持部 65……カム 69,70……カム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−5365(JP,A) 特開 昭56−144259(JP,A) 特開 昭49−72467(JP,A) 特開 昭49−110970(JP,A) 実開 昭59−47685(JP,U) 実開 昭49−15260(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D03J 1/22 D03D 49/00 - 49/70

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】織物(2)の織物縁部(3)を保持する形
    式の伸子(11)用の固定部であって、該伸子の軸回転角
    度位置を調整することにより、該伸子の織物(2)への
    かみ合い深さを変える織機の伸子用の固定部において、 該固定部が、上記織物縁部(3)の位置において上記伸
    子(11)を支持する第1支持体(23)にして上記伸子
    (11)が該第1支持体に対して一定角度にわたり軸回転
    出来るよう装架され、且つ上記伸子(11)の端面案内
    (35)と組み込まれた第1支持体(23)と、上記伸子
    (11)の頂部(25)付近において上記伸子(11)を支持
    する第2支持体(24)と、該第2支持体(24)の位置に
    おいて上記伸子(11)を第2支持体(24)に対し所要の
    一定角度位置にクランプ出来るようにした手段(26)と
    よりなること、 上記伸子(11)は伸子軸(28)を有し、該伸子軸(28)
    は上記織物に働きかけるリング(12)のための複数個の
    案内(29)を有し、該複数個の案内(29)が該伸子軸
    (28)にねじ込まれるナット(37)によって互いに締め
    付けられていること、 上記端面案内(35)は上記第1支持体(23)の位置にV
    型の凹部(41)があり、上記伸子(11)が上記の一定角
    度にわたり回転出来るようにすること、 上記第2支持体(24)が伸子軸(28)用着座を形成する
    少なくとも1つの孔(44)を持ち、且つ伸子(11)を上
    記所要の一定角度位置にクランプする手段(26)が、伸
    子軸(28)の周囲に設けられたエレメント(45)と、伸
    子軸(28)に対し半径方向にこのエレメント(45)を移
    動するねじ手段(46)とからなること、 とを特徴とする織機の伸子用固定部。
  2. 【請求項2】伸子(11)が第1支持体(23)の孔(34)
    にはめ込まれたシャフト部分(33)によって第1支持部
    に装架されるが、このシャフト部分(33)の端面が第1
    支持部(23)の外面とほぼ一致するか、当該支持部(2
    3)内に設けられることを特徴とする上記請求項1に記
    載の伸子用固定部。
  3. 【請求項3】シャフト部分(33)には、除去部案内エレ
    メント(54)を固定するためのねじ手段(53)が設けら
    れていることを特徴とする請求項2に記載の伸子用固定
    部。
  4. 【請求項4】第2支持体(24)は、U字型をしており、
    これによって伸子軸(28)のクランプ用の上記エレメン
    ト(45)が当該U字型の足(42、43)の間に設けられる
    ことを特徴とする請求項1に記載の伸子用固定部。
  5. 【請求項5】伸子軸(28)のクランプ用のエレメント
    (45)を移動するねじ手段(46)が固定支持部(48)に
    取付けられて、上記エレメント(45)にかみ合っている
    ことを特徴とする請求項1、もしくは4に記載の伸子用
    固定部。
  6. 【請求項6】伸子軸(28)と共に回転し得る部分の少な
    くとも1部にラジアル方向を向いたへこみ(40)を設
    け、伸子軸(28)を回転するための工具をはめ込むこと
    を特徴とする上記請求項1〜5のいずれか1つに記載の
    伸子用固定部。
  7. 【請求項7】伸子軸(28)の頂部(25)にへこみ(56)
    が設けられ、該へこみには、伸子軸(28)を回転させる
    ための工具をはめ込むことができることを特徴とする上
    記請求項1〜6のいずれか1つに記載の伸子用固定部。
  8. 【請求項8】伸子(11)の頂部(25)がカバー片により
    構成され、これが回転可能で、ねじ手段でクランプでき
    ることを特徴とする上記請求項1〜7のいずれか1つに
    記載の伸子用固定部。
  9. 【請求項9】伸子(11)を軸方向に移動する手段(59)
    を持つことを特徴とする上記請求項1〜8のいずれか1
    つに記載の伸子用固定部。
  10. 【請求項10】伸子(11)を軸方向に移動可能にする手
    段(59)が、 上記第1および第2支持体(23、24)が取り付けられる
    か、あるいはその一部となっている第1支持部(48)
    と、 織機のフレーム(19)に直接か間接かを問わず固定され
    た第2支持部(57)と、 伸子(11)の軸方向に延びた溝(63)に挿通され、両方
    の支持部(48、57)を一緒にねじ締めするグループ(6
    3)と、 伸子(11)が固定される上記第1支持部(48)と協働す
    る調整カム(65)と から成ることを特徴とする請求項9に記載の伸子用固定
    部。
  11. 【請求項11】伸子(11)の高さを設定可能にする手段
    (61)を有することを特徴とする上記請求項1〜10のい
    ずれか1つに記載の伸子固定部。
  12. 【請求項12】伸子(11)の高さを設定可能にする手段
    (61)が、 当該伸子(11)を間接的か直接的かを問わず下に装架す
    る第2支持部(57)と、 織機のフレーム(19)に接続された第3支持部(58)
    と、 上記第2支持部(57)と第3支持部(58)との間にあ
    り、織り幅の方向に延びるピポット軸(75)を持つヒン
    ジ動作可能な固定部と、 伸子(11)が織機フレーム(19)上に載置された上記第
    3支持部(58)に対して取り付けられる上記第2支持部
    (57)の角度位置設定用の調節カム(77)と、 上記第2、第3支持部(57、58)双方を共にクランプす
    るためのクランプ手段(76、81)と から成ることを特徴とする請求項11に記載の伸子用固定
    部。
  13. 【請求項13】新たに織成された織物(2)と平行に伸
    子を移動可能にする手段(60)を有することを特徴とす
    る上記請求項1〜12のいずれか1つに記載の伸子用固定
    部。
  14. 【請求項14】新たに織成された織物(2)と平行に伸
    子(11)を移動可能にする手段(60)が、 ねじ(67)により織機のフレーム(19)に固定され、か
    つ、該フレーム(19)に対し織物(2)と平行な平面内
    で移動できる支持部(58)と、 当該支持部(58)の移動を可能にする少なくとも2個の
    調節カム(69、70)と から成ることを特徴とする請求項13に記載の伸子用固定
    部。
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