JP5387873B2 - 織機のローラテンプル及びテンプル本体の製造方法 - Google Patents

織機のローラテンプル及びテンプル本体の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、織布の織幅を維持する作用によって織縮みを防ぐ織機のローラテンプル及びテンプル本体の製造方法に関する。
一般的に織機は、織り前付近であって織布の織幅方向における各端部に対応する箇所にテンプルを配置し、テンプルから突出する針が織布に突き刺さることにより、筬打ちされて製織直後の織布が急激に縮むこと(織布の織縮み)を防止している。
テンプルの一種類としてローラテンプルが存在する。ローラテンプルは織布の織幅を維持するものである点で、針を有する個々のリングの回転軸が、織り幅方向に延在するリングテンプル本体の軸線に対してそれぞれ傾斜することにより、織布の織幅を積極的に広げるリングテンプルと相違する。即ち、ローラテンプルは織り縮力の反力を織布に付与するだけであり、織布に過剰な力を加えないため、織布は針刺しキズ等の損傷を避けることができる。本出願人はローラテンプルの先行技術文献を調査したが、図面で明示されたものは確認できず、文言でローラタイプと記載されたもののみが確認できた(特許文献1)。
特開昭58−220850号公報(特許請求の範囲、請求項4)
ローラテンプルは、具体的には、織幅方向に延在する長い軸状のテンプル本体の外周表面にキサゲ加工を施して多数本の針を円周方向および軸線方向に間隔をあけて突出させ、テンプル本体の両側の軸部分を支持部材で回転可能に支持したものが、一般に知られている。
キサゲ加工によって針を突出させるには相応の技術を要するので、別の製造方法を用いてローラテンプルを製造することを本発明者は試みた。
その製造方法は、軸線方向に延在する円筒の外周表面の円周方向および軸線方向に間隔をあけて多数の挿通孔をあけ、全ての挿通孔に針を植設(圧入)し、円筒の中に軸を別途挿入する仕方である。ところが、針の細さに対応して挿通孔も直径の小さなものとなり、それゆえ円筒に挿通孔をあけるドリル加工が困難であり、ドリルの破損(折損、曲がり等)のため、挿通孔は寸法精度、真円度が損なわれ、針は圧入の困難や圧入後の脱落を生じやすい。例えば、圧入の困難として、途中で針が折れたり曲がったりすることがある。これら一連の不具合が円筒の一部に発生すると、円筒全体が不良品となる。
本発明は上記実情を考慮してなされたもので、その解決課題はローラテンプルの製造を容易にして、不良品が発生するのをできるだけ防ぐことである。
本発明は、円周方向および軸線方向に間隔をあけて複数の針が突出することにより針刺し領域が織幅方向に延在して形成されるテンプル本体と、テンプル本体を回転可能に支持する支持部材と、テンプル本体と支持部材の間に介在すると共に軸線方向に互いに離間して配設される一対の軸受とを備える織機のローラテンプルであって、織布の織幅を積極的に広げることなく、織り縮力の反力を織布に付与するローラテンプルを前提とする。
そして、請求項1の発明は、テンプル本体は、円周方向に間隔をあけて複数の針が挿通孔から突出する3つ以上のリングと、該3つ以上のリングが互いに隣接して並列し挿通固定されると共に前記一対の軸受を介して前記支持部材に軸支される軸部材とを備え、前記軸部材と一体物として設けられる前記3つ以上のリングによって前記針刺し領域を形成する。
支持部材によってテンプル本体を回転可能に支持するために、請求項2の発明が挙げられる。
即ち、前記軸部材は軸受嵌合孔を両端部または両端部近傍に有し、前記支持部材は前記軸受が嵌合される一対の支持軸部を有する。
請求項2の軸部材および支持部材をさらに下位概念としたものが、請求項3の発明である。
即ち、軸部材は、軸心に軸線方向の貫通孔を有し、該貫通孔の両端部または両端部近傍に前記軸受嵌合孔が形成され、前記支持部材は、前記貫通孔を貫通して両端部近傍が前記一対の軸受にそれぞれ嵌合されることにより前記一対の支持軸部を形成する支持シャフトと、該支持シャフトの両端部を保持する一対の保持孔を備えると共に支持シャフトの少なくとも一端部を回転不能且つ軸線方向に移動不能に固定する支持ボディを含む。
支持部材によってテンプル本体を回転可能に支持するために、請求項4の発明が挙げられる。
即ち、前記支持部材は一対の軸受嵌合孔を有し、前記軸部材は、針刺し領域の外側に突出する両端部が前記一対の軸受にそれぞれ嵌まり込む。
また、請求項5のテンプル本体の製造方法においては、円周方向に間隔をあけて複数の針が挿通孔から突出している3つ以上のリングを、軸部材に挿通して圧入固定することにより、前記3つ以上のリングを互いに隣接する状態で軸部材と一体物とし、前記針刺し領域を有するテンプル本体を製造する。
針が突出するリングの形成方法としては、リングの外周面側から針を挿通孔に挿入させて針付きリングを形成する方法のほか、リングの内周面側から針を挿入させる方法がある。即ち、リングは、針の挿通孔を内周面に達する貫通孔とすると共に、幅、即ち軸線方向長さ、内径、針長さを適切寸法とすることにより、内周面側から全ての挿通孔に針を容易に挿入可能となる。内周面側から全ての挿通孔に針を挿入した後、リングの内周面に一端側から所定軸径の圧入冶具を挿入することにより、全ての挿通孔に針を圧入して針先端部をリングの外側に突出させることが可能となる。リングの内周面側から針を挿入させる針付きリングの形成方法によれば、針は、先部でなく基部が押圧されるので細い先部が破損することなく、また細い先部を先頭にして挿通孔を進むため効率的に圧入されることになり、望ましい。
本発明のローラテンプルは、針が突出する3つ以上のリングと軸部材とによってテンプル本体を形成し、軸部材に挿通された前記3つ以上のリングによって針刺し領域を形成するので、針刺し領域全体を1つの円筒によって形成するものに比べて、個々のリングの織幅方向の全長が格段に短い分だけ、挿通孔をあけたり挿通孔に針の基部を挿入したりする製造過程で、不良品が発生し難くなり、製造しやすくなる。換言すれば、針を挿通孔から突出させるまでの製造過程で、1つのリングが不良品となった場合、他の良品を用いてローラテンプルを作成すればよく、1つの不良リングは、ローラテンプルを形成する3つ以上のリング全体の不良に波及しない。
また、本発明のテンプル本体の製造方法は、針が突出している3つ以上のリングを軸部材に挿通して圧入固定することにより一体物とし、針刺し領域を形成することができるので、針を挿通孔から突出させるまでの製造過程で不良となったリングを外して良品のリングのみを軸部材に圧入することが可能となり、針を挿通孔から突出させるまでの製造過程での不良に対処できる。
ローラテンプル1は、図1に示すように、織り前付近であって織布の織幅方向における各端部に対応する箇所に配置するもので、図示しない織機フレームに固定する。
ローラテンプル1の第一実施形態は、織幅方向に延在する円筒状のテンプル本体2と、テンプル本体2の各端部を支える支持部材3と、テンプル本体2の各端部の内周面と支持部材3の外周面との間に介在する二つの軸受4,4とから構成してある。
テンプル本体2は、針5が外周面から突出してその織幅方向の全長が針刺し領域となり、織布の進行に伴って回転しながら織布に突き刺さるものである。テンプル本体2は、針5が突出する複数のリング6と、複数のリング6を互いに隣接して織幅方向に並列した状態で挿通する軸部材7とから構成し、軸部材7に対して複数のリング6を挿通して圧入固定することによって、複数のリング6および軸部材7を一体物、即ち、相対回転不能、軸線方向に相対移動不能とし、織幅方向に並列する複数のリング6によって針刺し領域を形成するものである。
リング6は、外周面に針5の挿通孔8が円周方向に等間隔に設けられると共に、軸線方向に離間する複数の円周上、本実施形態では3つの円周上に設けられ、互いに隣接する円周の上の挿通孔8同士は、互いに位相が異なることにより、挿通孔8はリング6の外周面に千鳥状に設けられる。挿通孔8は外周面から軸心に向かって穿孔されて内周面9に貫通しており、各挿通孔8に針5の基部を圧入して嵌め込むと共に針5の先部を外周面から突出し、それによってリング6の外周面に千鳥状に複数の針5が突出する。
針5は、織布に突き刺さるもので、先部を細く形成し、基部を挿通孔8よりも大径に形成してある。針5を挿通孔8に圧入する際には、図2に示すようにリング6の内周面9側から全ての挿通孔8に針5を先端から摩擦で保持され脱落しない程度に軽く挿入し、針5の基部のみを内周面9に突出しておき、その後、先端部がテーパ状に形成される所定径の圧入冶具11をリング6の一端側から内周面9に挿入させて、軸線方向に沿って移動させ、圧入冶具11によって一挙に全ての針5を押し込んで、針5を挿通孔8に圧入することにより挿通孔8に固着状態とすると共に、針5の先部をリング6の外周に突出させる。
軸部材7は、複数のリング6を固定して複数のリング6と軸部材7を一体物とするため部材であって、軸心に軸線方向に貫通する貫通孔12を有してパイプ状に設けられ、貫通孔12は両端部に中間部よりも大径の軸受嵌合孔13が形成される。また、軸部材7は、外径がリング6の内径よりも大きく形成されており、挿通されたリング6は、軸部材7に所謂シマリバメとなって嵌合される、即ち、圧入固定される。
テンプル本体2の製造方法は、針5が突出しているリング6の内周面9に軸部材7を挿通させ圧入する作業を、針刺し領域に並列させるリング6の個数分だけ行うものであり、これにより複数のリング6と軸部材7とが一体物になる。
軸受4は、滑り軸受、より具体的には金属製または樹脂製の含有メタルが用いられ、長期間に亘って給油を必要としないものであるが、グリスが封入されたニードルベアリング等の転がり軸受けを用いてもよい。一対の軸受4は、複数のリング6の圧入完了後に軸部材7の軸受嵌合孔13,13にそれぞれ圧入される。
支持部材3は、テンプル本体2をその両端部の軸受4を介して回転可能に支持すると共にテンプル本体2の織幅方向への移動を不能に保持するもので、軸部材7の貫通孔12を貫通して両側に突出する支持シャフト15と、織幅方向に間隔をあけて配置されると共に支持シャフト15の両端部を保持する一対の支持ボディ16,17と、一対の支持ボディ16,17を一体化するブラケット18とから構成される。支持シャフト15は、両端部近傍が軸受4に嵌合されており、両端部近傍に一対の支持軸部14を形成すると共に、両端が各支持ボディ16,17に形成される保持孔19,21に挿通され、少なくとも一端、本実施形態では両端が、各支持ボディ16,17に設けられて保持孔19,21に達する六角穴付止めネジ30、またはピン等によって各支持ボディ16,17に固定されている。
以上により、支持シャフト15は、一対の支持ボディ16,17がテンプル本体2の両端に配設されて挟んでテンプル本体2の軸線方向の移動を規制すると共に、支持シャフト15が一対の軸受4を介してテンプル本体2の両端を回転可能に支持する。
一対の支持ボディ16,17は、支持シャフト15の一端部(織布の中央側の端部)を保持し、織布の中央側に向かって径が漸減してテーパ状に形成されるものをヘッドピース16と称し、支持シャフト15の他端部(織布端側の端部)を保持するものをエンドピース17と称するものとする。
ブラケット18は、ヘッドピース16とエンドピース17をそれぞれボルトを介して一体化するものであって、織布がテンプル本体2の上側を通過する、所謂下置きテンプルの場合、および織布がテンプル本体2の下側を通過する、所謂上置きテンプルの場合には、それぞれ織布の通過領域よりも下方、および上方に設けられ、ボルトを介して図示しない織機フレームに固定される。
本実施形態では、全てのリング6において、針5は、外周面からの突出長さおよび個数が同一であるが、織り幅方向における配設位置に基づき、異ならせてもよい。具体的には、織布の中央側に配設されるリング6ほど、針5の突出長さを小さくしたり、個数を少なくしてもよく、極端な場合には、最も織布の中央側に配設されるリング6には針5を設けない。このようにすることにより、織布はローラテンプル1による引張開始位置、即ち、中央側の弱引っ張り箇所と針5が刺さる強引っ張り箇所との境目が不鮮明になり、経スジ等の織布欠点を抑える。
本実施形態では、針5の挿通孔8は、リング6の外周面において、軸線方向に離間する複数の円周上に設けられているが、1つの円周上のみに設けられてもよい。また、本実施形態では、軸部材7に設けられる貫通孔12の両端部に一対の軸受嵌合孔13が形成されているが、一対の軸受嵌合孔13の少なくとも1つを、貫通孔12の端部から離間した位置に形成してもよい。
本実施形態では、テンプル本体2は、リング6を30だけ有しており、10以上のリング6を有しているが、必ずしも10以上のリング6を有しなくてもよく、製造上から、テンプル本体2は、複数のリング6として3つ以上のリング6を有することが好ましい。なお、テンプル本体2は、リング6の個数に対応してリング6の軸線方向長さが決定され、所定の針刺し領域を得る。
本実施形態では、軸部材7は、軸心に貫通孔12を有したが、丸棒の中実部材として両端部に軸受嵌合孔13を設けると共に、一対の支持ボディ16,17に軸受嵌合孔13に向かって突出するシャフトを溶接等によってそれぞれ設け、前記シャフトが軸受4に嵌合されることにより支持軸部14となって、一対の支持ボディ16,17にそれぞれ支持軸部14,14が形成されるようにしてもよい。
ローラテンプル1の第二実施形態は、図3に示すように、両端部が針刺し領域の外側に突出するテンプル本体2と、一対の軸受嵌合孔13,13を有しテンプル本体2の両端部を回転可能に支える支持部材3と、テンプル本体2の端部と支持部材3の間に介在する一対の軸受4,4とから構成され、テンプル本体2は、針5が挿通孔8から突出する複数のリング6と、複数のリング6が圧入されると共に両端部が軸受4にそれぞれ嵌合される軸部材7とから構成される。軸部材7は、軸心に貫通孔を有せず中実に形成され、軸受4が外周面に嵌合される点で、第一実施形態と相違する。
軸部材7は、両端部が針刺し領域の外側に突出する。即ち、針5が外周面から突出している複数のリング6を互いに隣接して織幅方向に並列させ、その並列した状態でリング6の内周面9に軸部材7を圧入することによって、軸部材7と複数のリング6とを一体物として針刺し領域を形成すると共に、軸部材7の両端部を並列するリング6の外側にそれぞれ突出させる。
支持部材3は、一対の支持ボディ16,17とブラケット18から構成され、一対の支持ボディ16,17であるヘッドピース16とエンドピース17に軸受嵌合孔13をそれぞれ設ける。各軸受嵌合孔13に軸受4を圧入し、支持部材3は軸受4を介して軸部材7の両端部を回転可能に支持する。
本発明は上記のいずれの実施形態にも限定されるものではなく、本発明の請求範囲を逸脱しない限りにおいて種々に変更することが可能である。
ローラテンプルの第一実施形態を示す一部拡大正面図である。 (イ)(ロ)図は、針をリングに圧入する作業を示す作業工程図である。 ローラテンプルの第二実施形態を示す正面図である。
符号の説明
1ローラテンプル、2テンプル本体、3支持部材、4軸受、5針、6リング、
7軸部材、8挿通孔、9内周面、11圧入冶具、12貫通孔、13軸受嵌合孔、
14支持軸部、15支持シャフト、16支持ボディ(ヘッドピース)、
17支持ボディ(エンドピース)、18ブラケット、19保持孔、21保持孔、
30六角穴付止めネジ

Claims (5)

  1. 円周方向および軸線方向に間隔をあけて複数の針(5)が突出することにより針刺し領域が織幅方向に延在して形成されるテンプル本体(2)と、テンプル本体(2)を回転可能に支持する支持部材(3)と、テンプル本体(2)と支持部材(3)の間に介在すると共に軸線方向に互いに離間して配設される一対の軸受(4)とを備える織機のローラテンプル(1)であって、織布の織幅を積極的に広げることなく、織り縮力の反力を織布に付与するローラテンプル(1)において、
    テンプル本体(2)は、円周方向に間隔をあけて複数の針(5)が挿通孔(8)から突出する3つ以上のリング(6)と、該3つ以上のリング(6)が互いに隣接して並列し挿通固定されると共に前記一対の軸受(4)を介して前記支持部材(3)に軸支される軸部材(7)とを備え、前記軸部材(7)と一体物として設けられる前記3つ以上のリング(6)によって前記針刺し領域を形成することを特徴とする織機のローラテンプル。
  2. 前記軸部材(7)は軸受嵌合孔(13)を両端部または両端部近傍に有し、
    前記支持部材(3)は前記軸受(4)が嵌合される一対の支持軸部(14)を有することを特徴とする請求項1記載の織機のローラテンプル。
  3. 前記軸部材(7)は、軸心に軸線方向の貫通孔(12)を有し、該貫通孔(12)の両端部または両端部近傍に前記軸受嵌合孔(13)が形成され、
    前記支持部材(3)は、前記貫通孔(12)を貫通して両端部近傍が前記一対の軸受(4)にそれぞれ嵌合されることにより前記一対の支持軸部(14)を形成する支持シャフト(15)と、該支持シャフト(15)の両端部を保持する一対の保持孔(19,21)を備えると共に支持シャフト(15)の少なくとも一端部を回転不能且つ軸線方向に移動不能に固定する支持ボディ(16,17)を含むことを特徴とする請求項2記載の織機のローラテンプル。
  4. 前記支持部材(3)は、一対の軸受嵌合孔(13)を有し、
    前記軸部材(7)は、針刺し領域の外側に突出する両端部が前記一対の軸受(4)にそれぞれ嵌まり込むことを特徴とする請求項1記載の織機のローラテンプル。
  5. 円周方向および軸線方向に間隔をあけて複数の針(5)が突出することにより針刺し領域が織幅方向に延在して形成されるテンプル本体(2)と、テンプル本体(2)を回転可能に支持する支持部材(3)とを備える織機のローラテンプル(1)におけるテンプル本体(2)の製造方法において、
    円周方向に間隔をあけて複数の針(5)が挿通孔(8)から突出している3つ以上のリング(6)を、軸部材(7)に挿通して圧入固定することにより、前記3つ以上のリング(6)を互いに隣接する状態で軸部材(7)と一体物とし、前記針刺し領域を有するテンプル本体(2)を製造することを特徴とする織機のローラテンプルにおけるテンプル本体の製造方法。
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