JP2999700B2 - 表皮の貼着方法 - Google Patents

表皮の貼着方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用内装材等の
芯材となる基材へ表皮を貼込み成形する表皮の貼着方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用内装材等の基材表面に表皮を貼着
するには、図10ごとくの圧着成形型を用いて、次のよ
うな圧着法が一般に採られてきた。まず、基材4に接着
剤を塗布して押型2へセットする一方、キャビティ型1
へは所望形状とした表皮3を係止ピン11に止めてセッ
トする。ここで、基材4には射出成型品等が、表皮3に
は、ファブリック表皮にソリッドのポリウレタンフィル
ムを裏打ちしたものやファブリック表皮にウレタン発泡
シート,上記ポリウレタンフィルムを一体的に重ね合わ
せたもの等が通常用いられる。続いて、押型2をキャビ
ティ型1に圧着し、表皮表面サイドの基材4への貼着を
行なう。その後、押型2を上昇させ、キャビティ型1の
巻込みプレート13を前進し表皮周縁31を基材4の裏
面側に配して押型2を再下降させ、裏面サイド(表皮に
よる巻込み)についての型閉め圧着を行なうのである。
かくして、表皮端縁の見苦しい裁断線,織糸のほつれが
見えるのを防止する。また、予め、表皮3を係止ピン等
の固定手段によってセットし、テンションをかけながら
型閉めすることで、表皮3の巻込みを均一且つ一定にし
て、表面の捩れ,しわ等を解消した貼込みができるよう
になる。脱型後、必要に応じコーナー,穴部等の後仕上
げを行って製品化されていく。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記方法に
依れば、複雑な形状、特に凹形状の深い製品は表皮のし
わや基材4からの浮き上がり等が目立ち、表皮3の貼着
が困難であった。また、製品形状が単純でも表皮3の捩
れ,しわ等を回避するには、セットピンを多数設けなけ
ればならず、表皮3のセット工数にその分多く費やさね
ばならなかった。更に、デザイン上の要求等から、意匠
面を構成する塩化ビニル樹脂(以下「PVC」とい
う。)のソリッド層にPVC発泡シートを一体化した表
皮3や、PVCソリッドレザーとウレタン発泡シート等
を一体化したラミネート表皮3が用いられる場合がある
が、これらはファブリツク表皮を使用したものより伸び
が悪いために、貼着し難い状況にあった。
【0004】本発明は上記問題点を克服するもので、係
止ピンの個数を減らしながら、複雑形状,凹形状の深い
製品にあっても表皮の基材への貼着を可能にし、更に、
PVCソリッド層にPVC発泡シート等を一体化した伸
びの悪い表皮についても円滑且つ綺麗に仕上げることの
できる表皮の貼着方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
請求項1に記載の本発明の要旨は、キャビティ型上に表
皮をセットした後、該表皮周縁とキャビティ型との隙間
を封止しながら、キャビティ型の型面に形成した透孔か
ら減圧吸引を行ない前記表皮を型面に沿わせ、続いて、
基材が係止された押型を下降させ、予め表皮又は基材に
塗布した接着剤を介在させて該基材表面に前記表皮を圧
着貼込みし、次いで、該基材をキャビティ型に残したま
ま前記押型を上昇させ、表皮周縁を基材の裏面側へ配し
た後、押型を再下降させ前記表皮周縁を基材裏面側に巻
込み貼着することを特徴とする表皮の貼着方法にある。
ここで、「表皮周縁とキャビティ型との隙間を封止しな
がら」の封止とは、完璧な気密封止までは要求されず、
減圧吸引により表皮を型面に沿わせることのできる程度
の封止で足りる。
【0006】請求項2に記載の本発明に係る表皮の貼着
方法は、請求項1の押型の周縁部にアクチュエータの作
動軸を垂設し、型開状態で、該作動軸をキャビティ型の
周縁部に対し進出させ、該作動軸下端に設けた押圧板が
キャビティ型との挟着により前記隙間を封止するように
したことを特徴とする。請求項3に記載の本発明に係る
表皮の貼着方法は、請求項1又は2のキャビティ型上へ
の表皮のセットに先立ち、該表皮を加熱し柔軟にしたこ
とを特徴とする。
【0007】請求項1に記載の発明は、表皮周縁とキャ
ビティ型との隙間を封止しながら、透孔から減圧吸引を
行ない表皮を型面に沿わせ賦形させた後、基材表面に表
皮を圧着貼込みするので、複雑形状,凹形状の深い製品
にあっても、表皮を基材に綺麗に貼着できる。請求項2
に記載の発明によれば、作動軸下端に設けた押圧板がキ
ャビティ型との挟着によって隙間封止を簡単になし得る
ので、キャビティ型面へ表皮を沿わせ易くなる。請求項
3に記載の発明によれば、キャビティ型上への表皮のセ
ットに先立ち、表皮を加熱し柔軟にしているので、常温
では伸びが悪かったPVCソリッドレザー,ウレタン発
泡シート等を一体化した表皮にあっても、表皮の貼着が
うまく行なわれる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳述する。図1〜図9は、本発明に係る表皮の貼着方
法の一形態を示す。車両用内装材(例えばピラーガーニ
ッシュ)に適用したものである。図1は型開状態で表
皮,基材がセットされた成形型の断面図、図2は図1の
状態から表皮周縁とキャビティ型との隙間を押圧板が封
止した断面図、図3はキャビティ型の係止ピン周りの拡
大断面図、図4は図2の状態から減圧吸引により表皮を
キャビティ型面に沿わせた断面図、図5は図4の状態か
ら押型を下降させ表皮を圧着貼込みした断面図、図6は
図5の状態から作動軸を上昇させ、係止ピンを沈めた断
面図、図7は図6の状態から巻込みプレートを前進させ
た断面図、図8は図7の状態から押型を上昇させた断面
図、図9は図8の状態から表皮周縁を基材の裏面側に配
し押型を再下降させた断面図である。尚、前述の図10
と同一符号は同一又は相当部分を表わす。
【0009】表皮の貼着方法に先立ち、これに使用する
圧着成形型Kについて概説する。成形型Kはキャビティ
型1と押型2とからなる(図1)。キャビティ型1の周
縁部1bには係止ピン11が出没自在に設けられる。こ
の係止ピン11が、表皮周縁31に形成された孔32へ
貫通することによって、表皮3をキャビティ型上にセッ
トできるようにする(図3)。また、キャビティ型1の
型面1aには透孔12が設けられ、キャビティ型上にセ
ットされた上記表皮3は真空ポンプ6の減圧吸引によっ
て型面1aに沿わせられる構成である。符号13は、キ
ャビティ型1の上面に配され、水平方向にスライド可能
な巻込みプレートを示す。巻込みプレート13はキャビ
ティ型1の一部を構成する。一方、押型2の周縁部2b
にはアクチェータたるエアシリンダ5が設けられる。エ
アシリンダ5の作動軸51の下端に設けた押圧板52が
係止ピン11に対向下降でき、キャビティ型上にセット
された表皮周縁31とキャビティ型1との隙間封止を可
能にする。尚、本実施形態の成形型にあっては、押圧板
52の封止によっても表皮3をキャビティ型上にセット
固定できるので、従来の成形型より係止ピン11の個数
を減らしている。
【0010】表皮3の貼着方法は、まず、予め接着剤を
塗布した基材4を押型2へセットし、一方、表皮3をキ
ャビティ型1へセットする(図1)。基材4は、所定の
剛性を有する硬質プラスチックで、射出成形等により所
望形状としたものである。尚、これに代え、基材4を金
属材料等で形成してもよい。表皮3は、意匠面側にファ
ブリック表皮を使うものやPVCソリッドレザー等を使
うものがある。表皮3としてファブリック表皮を使用す
る場合は、ファブリック表皮にウレタン発泡シート,ポ
リウレタンフィルムを重ね合せた三層のラミネート表皮
や、ファブリック表皮,ポリウレタンフィルムの二層か
らなるラミネート表皮等がある。また、表皮3にPVC
ソリッドレザーを使用する場合は、所望形状に成形され
たPVCソリッドレザーにウレタン発泡シートやPVC
発泡シート等が一体化されたラミネート表皮が一般に使
用される。基材4の表面及び端縁裏面には、押型2への
セット前に接着剤を塗布しておく。接着剤は表皮裏面側
に塗布することもできる。ところで、PVCソリッドレ
ザーにウレタン発泡シートを一体化した表皮等にあって
は、キャビティ型1へのセットに先立ち、70℃〜12
0℃の温度範囲にその表皮3を加熱しておくのが好まし
い。加熱により表皮3が軟化し、表皮が減圧吸引で型面
1aへ沿い易くなるからである(後述)。押型2及びキ
ャビティ型1は、製品形状と同一の型面1a,2aをも
つ。そして、その型面或いは型面周囲に、基材4,表皮
3を夫々所定位置に配設し得る係止手段を有する。本実
施形態の表皮3については、既述のごとく、表皮周縁3
1に形成した孔32を係止ピン11が貫通することによ
って、係止ピン11で表皮3をキャビティ型上にセット
固定できるようにしている。他の係止手段としては、磁
石,両面接着テープ等がある。
【0011】次に、エアシリンダ5の作動軸51を伸ば
し、キャビティ型1の周縁部1bに対し垂設状態にして
作動軸51を進出させる。そして、作動軸下端に設けた
押圧板52で表皮周縁31を押える(図2)。該押圧板
52はキャビティ型周縁部1b(ここでは巻込みプレー
ト13)との挟着により表皮周縁31,キャビティ型間
にできる隙間を封止する。ここで、前記係止ピン11は
バネ室19に収容されたコイルバネ15の弾性によって
突出していたが、押圧板52がコイルバネ15の付勢に
抗してこの係止ピン11を押え込む(図2,図3)。係
止ピン11は、プッシュフルワイヤ16の芯線17に連
結し、シリンダ18の作動で芯線17を牽引することに
よってもバネ室19内に退動し得る構造である。尚、図
3以外の図面では係止ピン11の作動機構の図示を省略
している。
【0012】上記封止状態を維持しながら、続いて、真
空ポンプ6を起動させ、型面1aと表皮3で囲まれた空
気を透孔12,空室14,配管61を通じて減圧吸引す
る。減圧吸引が進むにつれ、表皮3は型面1aに沿うよ
うになる(図4)。予め加熱処理されてキャビティ型1
にセットした表皮3は、何も処理しない表皮に比し柔軟
性に富み、スムーズに型面1aに沿う。表皮3は、減圧
吸引で型面1aに沿う過程で幾分引き伸ばされる傾向に
ある。ところで、真空ポンプ6の吸引力で表皮3を型面
1aに適当に沿わすことができれば、前記隙間の封止は
完全でなくともよい。本実施形態では、エアシリンダ5
の作動軸下端に取付けた押圧板52が表皮周縁31をぐ
るりと取囲んでいるが、隙間を完璧に封止するには及ば
ない。
【0013】表皮3を型面1aに沿わしたら、基材4を
係止した押型2を下降させ、表皮3の一般面(デザイン
サイド)を基材4に圧着貼込みする(図5)。押型2を
下降させる段階で、エアシリンダ5の作動軸51は収縮
していく。押型2の下降による表皮3の圧着で、基材表
面に塗布された接着剤が基材4と表皮3との接着結合を
促す。この際、表皮3は前もって型面1aに沿い所定形
状に賦形されているので、表皮3の基材4への圧着貼込
みは円滑に進む。表皮3に捩れ,しわは生じない。
【0014】その後、エアシリンダ5の作動軸51を引
っ込め押圧板52をキャビティ型1から離す。また、シ
リンダ18の作動で、芯線17を牽引してバネ室19内
に係止ピン11を退動させる(図3,図6)。斯る操作
を終えると、腰の強い表皮3にあっては、表皮周縁31
が係止ピン11から外れ、型面1aに表皮一般部が沿わ
されたことも相まってキャビティ型1から浮き上がる。
【0015】続いて、巻込みプレート13を前進させる
(図7)。ガイド体131をスライド前進させること
で、巻込みプレート13を表皮3に当接させ、基材端面
41を巻込む位置にまで進める。ただ、図7では定かで
はないが、巻込みプレート13で表皮3を押型型面2a
に押しつけるまではいかず、押型2の型面2aと表皮3
との間に1mm〜2mm程度の間隙余裕ができるように
配慮している。次工程の押型2上昇をスムーズになすた
めである。
【0016】しかる後、基材4を押型2から切り離し、
基材4をキャビティ型1に残したまま押型2を上昇させ
る(図8)。基材4は、基材端面41を巻込む位置まで
進められた表皮3によっても、キャビティ型側に引き止
められるようになる。前述の巻込みプレート13の前進
がないと、せっかく表皮裏面に精度良く圧着した基材4
がズレ、不具合を招く虞れがある。そして、表皮周縁3
1を基材4の裏面側に配する。尚、表皮周縁31は、巻
込みプレート13によって折り曲げられ、また、押型2
がいなくなることで何もしなくても基材裏面側に表皮3
が配されるケースもある。
【0017】その後、押型2を再下降させ、表皮周縁3
1を基材裏面側に巻込み貼着する(図9)。基材4の端
縁裏面にも接着剤が予め塗布されているため、表皮周縁
31と基材裏面42とが接着結合する。図9では、表皮
3を判り易くすべく厚く描いている。そのため、押型2
がキャビティ型1からかなり浮いた状態にあるが、実際
には、押型2の再下降でキャビティ型1,押型2は略完
全な型閉じ状態にあり、表皮周縁31の基材裏面42へ
の貼着を確実なものとする。かくして、脱型後、所望の
表皮3の貼着製品を得ることになる。
【0018】このように構成した表皮の貼着方法は、押
型2の圧着前に減圧吸引によって表皮3をキャビティ型
面1aに沿わせているので、複雑形状,凹形状の深い製
品に対しても、捩れ,しわ等を発生させずに綺麗に表皮
3の貼着が可能になる。また、押圧板52がキャビティ
型1との挟着により表皮周縁31を封止固定するので、
係止ピン11の個数が少なくても表皮3のセット状態を
保てる。その結果、係止ピン11の個数を減らし、表皮
セット工数を減少させることができる。更に、予め加熱
処理した表皮3を用いる場合には、表皮3が柔軟になっ
て減圧吸引に際し型面1aに沿い易くなり、基材4への
表皮3の貼着が円滑に進む。そして、表皮3が加熱され
た状態にあるため、接着剤の活性化も進み接着力の向上
に寄与する。
【0019】尚、本発明においては前記実施例に示すも
のに限られず、目的,用途に応じて本発明の範囲で種々
変更できる。キャビティ型1,押型2,表皮3,基材
4,エアシリンダ5等の形状,材質等は適宜選択でき
る。基材裏面側へ表皮周縁31を配した後、基材裏面4
1に接着剤塗布を行ない得る。巻込みプレート13の代
りに棒状体,金属線で構成した巻込み治具(巻込み手
段)によってもよい。
【0020】
【発明の効果】以上のごとく、本発明の表皮の貼着方法
は、複雑形状,凹形状の深い製品でも表皮の基材への貼
着を綺麗に仕上げることができ、更に、従来に比し係止
ピンの数を減らして表皮のセット工数を低減できるなど
優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態で、表皮,基材がセットさ
れた型開状態にある成形型の縦断面図である。
【図2】図1の状態から表皮周縁とキャビティ型との隙
間を押圧板が封止した縦断面図である。
【図3】キャビティ型の係止ピン周りの拡大縦断面図で
ある。
【図4】図2の状態から減圧吸引によって表皮をキャビ
ティ型面に沿わせた縦断面図である。
【図5】図4の状態から押型を下降させ表皮を圧着貼込
みした縦断面図である。
【図6】図5の状態から作動軸を上昇させ、係止ピンを
沈めた縦断面図である。
【図7】図6の状態から巻込みプレートを前進させた縦
断面図である。
【図8】図7の状態から押型を上昇させた縦断面図であ
る。
【図9】図8の状態から表皮周縁を基材の裏面側に配し
押型を再下降させた縦断面図である。
【図10】従来技術に係る表皮の貼着用成形型の説明縦
断面図である。
【符号の説明】
1 キャビティ型 12 透孔 1a 型面 1b 周縁部 2 押型 2a 型面 2b 周縁部 3 表皮 31 表皮周縁 4 基材 42 基材裏面 5 エアシリンダ(アクチュエータ) 51 作動軸 52 押圧板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉本 純二 愛知県安城市今池町三丁目1番36号 株 式会社イノアックコーポレーション 安 城事業所内 (56)参考文献 特開 平6−23841(JP,A) 特開 平4−251726(JP,A) 実開 昭63−161726(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 63/00 - 63/48 B29D 65/00 - 65/82 B29C 51/00 - 51/46

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビティ型上に表皮をセットした後、
    該表皮周縁とキャビティ型との隙間を封止しながら、キ
    ャビティ型の型面に形成した透孔から減圧吸引を行ない
    前記表皮を型面に沿わせ、続いて、基材が係止された押
    型を下降させ、予め表皮又は基材に塗布した接着剤を介
    在させて該基材表面に前記表皮を圧着貼込みし、次い
    で、該基材をキャビティ型に残したまま前記押型を上昇
    させ、表皮周縁を基材の裏面側へ配した後、押型を再下
    降させ前記表皮周縁を基材裏面側に巻込み貼着すること
    を特徴とする表皮の貼着方法。
  2. 【請求項2】 前記押型の周縁部にアクチュエータの作
    動軸を垂設し、型開状態で、該作動軸をキャビティ型の
    周縁部に対し進出させ、該作動軸下端に設けた押圧板が
    キャビティ型との挟着により前記隙間を封止するように
    した請求項1記載の表皮の貼着方法。
  3. 【請求項3】 前記キャビティ型上への表皮のセットに
    先立ち、該表皮を加熱し柔軟にした請求項1又は2に記
    載の表皮の貼着方法。
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