JP2999642B2 - 食品保存庫 - Google Patents

食品保存庫

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば冷凍冷蔵庫の野
菜保存室等の庫内の湿度を調節する調湿材を上記庫内に
設けた食品保存庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の食品保存庫としては、特開昭6
0−36862号公報に開示の冷蔵庫がある。一般に、
野菜等の青果物は、新鮮度を長期間保持するために、こ
れらの青果物からの水分の蒸散を阻止し得る程度の湿度
に保たれた雰囲気に保存することが望ましい。
【0003】そこで、上記開示の冷蔵庫によれば、野菜
ケースの内側に調湿材が設けられている。そして、上記
野菜ケース内の湿度が高いとき、上記調湿材が野菜ケー
ス内の水分を吸湿する一方、上記野菜ケース内が乾燥状
態になったとき、上記吸湿した水分を放湿して上記野菜
ケース内の調湿を行うようになっている。この調湿材
は、例えば、スチレンスルホン酸コポリ等の如く表面に
親水性あるいはイオン性の基を有する有機高分子粒子か
らなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の冷蔵庫の野菜ケース内に設けられた調湿材は、単位
重量当たりの吸湿量(以下、吸湿率という)が比較的小
さいものであった。そのため、例えば野菜ケース内に収
納された野菜の量が多い場合、これらの野菜から蒸散し
た水分を十分に吸湿することができず、上記野菜ケース
内で多量の結露水を生じるという不具合があった。逆
に、野菜の量が少なく上記野菜ケース内が乾燥状態にあ
るときは、上記吸湿した調湿材から放湿される水分の量
が少ないため、野菜ケース内を適度に調湿することがで
きないという問題点があった。
【0005】また、上記従来の冷蔵庫の野菜ケース内に
設けられた調湿材には、防菌・防カビ対策がなされてい
ない。そのため、上記調湿材に細菌やカビが発生し、野
菜ケース内が不衛生になる恐れがあるという問題点があ
った。
【0006】本発明は、前記の問題点に鑑みてなされた
ものであって、その課題は、庫内を衛生的に、かつ、適
度に調湿し得る実用的な食品保存庫を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、箱体によって
形成した複数の保存室の一つに、野菜を保存、もしく
は、他の食品と共用して保存する野菜保存室を設け、上
記野菜保存室に装着した扉を閉めることにより、上記野
菜保存室を密閉できるようにし、更に、上記野菜保存室
の湿度を調節する調湿材を上記保存室内に設けた食品保
存庫において、前記野菜保存室は、上面開口が蓋で開閉
可能になっていて内部に野菜などの食品を収容する貯蔵
ケースと、該貯蔵ケースに形成した穴部を塞ぐ状態で該
貯蔵ケース外部に取り付け取り外し自在に設けられ、か
つ、調湿材を収納する調湿材ケースとを有し、前記調湿
材が所定孔径の通気孔を有する多孔質膜で覆われてい
て、前記調湿材または多孔質膜の少なくともいずれかに
防カビ剤が含浸され、それと共に、調湿材ケースの開口
部が前記穴部に対向し、調湿材ケース内の調湿材が多孔
質膜を介して貯蔵ケース内の雰囲気と隔てて設けられた
ことにより、前記課題を解決したものである。
【0008】また、本発明においては、調湿材を、ポリ
アクリル酸アンモニウムを含んで構成し得る。また、本
発明においては、調湿材ケースも、上記多孔質膜の前に
放湿効果を妨げない破損防止プレートと、背面、また
は、側面に水分を供給するための注水口と、その注水口
をふさぐための栓を有して構成することができる。ま
た、本発明においては、食品保存庫が、冷蔵庫の高湿チ
ルド室であり、調湿材が、凍らないような湿度帯で使用
可能な高湿チルド室に取り付けられたものとし得る。
【0009】
【作用】本発明に係る食品保存庫においては、所定孔径
の通気孔を有する多孔質膜で上記調湿材を覆い、上記調
湿材または多孔質膜の少なくともいずれかに防カビ剤を
含浸し、例えば極めて吸湿率の大きなポリアクリル酸ア
ンモニウムを上記調湿材に含んで構成されているので、
上記庫内を衛生的に保ち、上記庫内の湿度の調節量の幅
が大きくなり、極めて実用的なものとなる。
【0010】
【実施例】以下添付図面を参照して、本発明を具体化し
た実施例につき説明し、本発明の理解に供する。なお、
以下の実施例は、本発明を具体化した一例であって、本
発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
【0011】ここに、図1は本発明の一実施例に係る冷
蔵庫の野菜保存室の部分を側面より視た要部断面図、図
2は図1におけるAーA矢視断面図、図3は上記野菜保
存室の貯蔵ケースの要部を示す拡大図、図4は上記貯蔵
ケースの庫内湿度とこの貯蔵ケース内に1週間保存後の
野菜の重量保持率の関係を示すグラフ図である。また、
図5は本発明の別の実施例に係る野菜保存室を側面より
視た要部断面図、図6は本発明のさらに別の実施例に係
る高湿チルド室を側面より視た要部断面図である。
【0012】本実施例に係る野菜保存室31は、図1及
び図2に示すように、冷蔵庫30の本体ケース36の最
下部に設けられ、その前面開口が開閉自在に引き出され
る引き出し扉32により閉止されるようになっている。
また、上記野菜保存室31は仕切り板2によりその上方
の冷蔵室(図示省略)と仕切られている。上記引き出し
扉32の内面に固定ハンガ33が固設され、この固定ハ
ンガ33に貯蔵ケース1(食品保存庫)が搭載されてい
る。野菜等の食品aを収納する上記貯蔵ケース1の上面
開口は蓋3により封止されるようになっている。上記貯
蔵ケース1の内部には小物入れケース16が搭載されて
いる。また、上記貯蔵ケース1の前部には、穴部10が
形成されている。
【0013】そして、上記貯蔵ケース1の前面に、図3
に示すように、上記穴部10をふさぐ状態で、内部に調
湿材5を収容した、調湿材ケース6(互いに係着した調
湿材ケースa8及び調湿材ケースb9よりなる)が取り
付けられている。上記調湿材ケースa8には、上記穴部
10の開口径よりも小さくこの穴部10に対向する開口
部15が形成されている。
【0014】上記調湿材5は、繊維中にカルボン酸ナト
リウムを多く含有したアクリル繊維より構成されたもの
や、あるいは、ポリアクリル酸アンモニウムを含有した
アクリル繊維が使用される。また、上記調湿材ケースa
8の開口部15は、防カビ剤を含浸させた所定孔径の通
気孔を有する多孔質膜7により封止されている。また
は、上記調湿材5にも防カビ剤を含浸させている。また
は、上記多孔質膜7に防カビ剤を含浸させずに、上記調
湿材5に防カビ剤を含浸させている。
【0015】また、上記調湿材5は、上記多孔質膜7に
より覆われている。これによって、上記調湿材5が上記
多孔質膜7を介して上記貯蔵ケース1内の雰囲気と隔て
て設けられた構成となる。これによって、上記調湿材ケ
ース6と上記貯蔵ケース1との間で上記多孔質膜7を通
して、水分は通過することができるが、ゴミ等の固体や
埃等が上記多孔質膜7を通過して上記調湿材ケース6内
に入り込むことなく、上記調湿材ケース6内が極めて衛
生的で安全なものとなる。
【0016】また、上記調湿材ケース6は、上記貯蔵ケ
ース1の前面外部に取り付けられた構成となっている。
これによって、上記調湿材ケース6は、野菜等の食品を
野菜保存室31に入れるときに邪魔にならない。さら
に、上記冷蔵庫30の店頭での販売時に、野菜保存室3
1の引き出し扉32を開けると消費者の目に留まり易
く、特徴的な機能を持った冷蔵庫30として販売し易
い。
【0017】また、上記調湿材ケース6は、上記貯蔵ケ
ース1の穴部10への取り付け及び取り外しを自在にし
た構成となっている。これによって、上記貯蔵ケース1
の掃除を行うときに上記調湿材ケース6が邪魔になら
ず、上記貯蔵ケース1の掃除を簡単に行うことができ
る。
【0018】また、上記調湿材ケースa8の開口部15
の前には、上記調湿材5の放湿効果を妨げない破損防止
プレート14を設ける構成となっている。これによっ
て、野菜等の食品が多孔質膜7自体に直接触れ難く、多
孔質膜7の破損事故が発生し難い。
【0019】また、上記調湿材ケース6は、背面、また
は、側面に水分を供給するための注水口11と、その注
水口11をふさぐための栓12を有してなる構成となっ
ている。これによって、上記調湿材5は、家庭での上記
冷蔵庫30の運転開始時に、消費者の手で簡単に水分を
吸収させることができ、上記冷蔵庫30の使用開始時か
らその吸湿能力が飽和の状態にされる。
【0020】そこで、上記した構成の冷蔵庫30によれ
ば、この冷蔵庫30上部の熱交換冷却器(図示省略)に
より冷却された冷却空気は、図1に示すように、送気口
34から野菜保存室31内に吹き込まれて貯蔵ケース1
及び蓋3の外面を流通した後、排気口35から冷蔵室に
吹き出される。これによって、貯蔵ケース1が冷却され
て内部に収容された野菜等が冷やされる。
【0021】ここで、野菜等の青果物は収穫後の葉等の
表面から呼吸作用や蒸散作用を営んでいる。図4に、庫
内温度に対する野菜の重量保持率(ここでは1週間後の
重量/保存当初の重量)の関係を示す。図4に示すよう
に、上記貯蔵ケース1内の湿度が低ければ、これら野菜
等からの水分の蒸散量は激しくなり、上記野菜等の重量
保持率は悪くなり、上記野菜等の鮮度が落ちる。同図に
て明らかなように、上記重量保持率を高くして野菜等の
鮮度を良好に保持するためには、上記貯蔵ケース1内の
湿度を高く保持しておく必要がある。
【0022】一方、上記貯蔵ケース内に比較的多くの量
の野菜等が保存された場合、上記蒸散作用により上記貯
蔵ケース1内の湿度が高くなる。そして、上記貯蔵ケー
ス1内の水分の一部は上記蓋3と上記貯蔵ケース1との
接合部の隙間からケース外に飛散する。このとき、上記
貯蔵ケース1内の湿度は、例えば90%以上になるた
め、野菜等の蒸散作用が抑制されて鮮度が保持される。
同時に、上記貯蔵ケース1内の湿度が高くなると、気体
状の水分は多孔質膜7を通して湿度が比較的低い調湿材
ケース6の内部に入ってくる。上記調湿材5は上記調材
ケース6内の湿度が高くなるにつれて吸湿量を増やして
いく。上記調湿材5は、上記したように極めて吸湿能力
の大きなポリアクリル酸アンモニウムを含んで構成され
ているので、多量の水分を吸収する。この場合、上記貯
蔵ケース1内が高湿度の状態で長く保持されると、上記
調湿材5の吸湿能力は飽和状態になる。しかし、上記調
湿材5の材質等に変化はなく、以後繰り返される吸湿、
放湿能力についての劣化も全く生じることがない。
【0023】他方、野菜等を取り出すために、引き出し
扉32を引き出して蓋3を開いた場合、一時的に貯蔵ケ
ース1内の湿度が低くなる。また、収容されている野菜
等の量が少ない場合も、上記野菜等からの水分の蒸散量
よりも上記接合部の隙間からの飛散量の方が多くなり、
上記貯蔵ケース1内の湿度が低くなる。このとき、湿度
が比較的高い調湿材ケース6内から上記貯蔵ケース1内
に気体状の水分が出て行く。これによって、上記調湿材
ケース6内の湿度が下がるため、調湿材5はこれまで吸
湿していた水分を放出する。しかも、上記吸収されてい
る水分の量は比較的多いため、上記貯蔵ケース1内の湿
度を比較的高湿度にすることができる。これによって、
上記貯蔵ケース1内に収容された野菜等の量の多少に関
わらず、上記貯蔵ケース1内の雰囲気を、野菜等を新鮮
に保持するための適度の湿度に調湿することが可能とな
り、極めて実用的な冷蔵庫30を提供することができ
る。
【0024】なお、上記冷蔵庫30を購入して最初に使
用開始する際には、上記調湿材ケース6の注水口11か
ら水分を注入することにより、上記調湿材ケース6内の
調湿材5に吸収された水分が上記貯蔵ケース1内に放出
されるので、上記貯蔵ケース1内は最初の使用時から比
較的高い湿度に保持される。これによって、使用開始初
期時における野菜等の蒸散作用を防止することができ、
使用当初から野菜等を新鮮に保持することが可能とな
る。
【0025】上記実施例では、調湿材5を貯蔵ケース1
の前面外部に設けたが、本発明はこれに限定されず、上
記調湿材5を上記貯蔵ケース1の背面外部に設けたり、
上記調湿材5を図5に示すように上記貯蔵ケース1の内
部に設けられた小物入れケース16の背面外部に設ける
ことも可能であり、いずれも先の実施例と略同等の効果
を有する。
【0026】また、上記食品保存庫が、図6に示すよう
に、冷蔵庫30の高湿チルド室17であり、上記調湿材
5が、チルド温度帯では凍結しない材料で構成されてな
ることを特徴とする食品保存庫として構成されている場
合も、先の実施例と略同等の効果を有する。
【0027】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、調
湿材または調湿材を覆う所定孔径の通気孔を有する多孔
質膜の少なくともいずれかに防カビ材を含浸させ、か
つ、上記調湿材が例えばポリアクリル酸アンモニウムを
含んで構成されるので、吸湿率の大きな調湿材が庫内に
設けられる。したがって、庫内の湿度が極めて高いとき
には上記調湿材が多量の水分を吸収し、庫内の湿度が低
くなったとき上記吸収した水分を庫内に放出する。その
結果、庫内の湿度を食品の保存に適した湿度に調節する
ことができ、極めて実用的な食品保存庫となる。
【0028】また、防カビ剤を含浸させた多孔質膜の介
在により、上記調湿材に液体状の水分が接触したり、あ
るいは食品にとって有害な細菌、カビ、埃等が上記調湿
材に付着および繁殖することを防止することが可能で、
極めて衛生的な食品保存庫とすることができる。
【0029】さらに、上記調湿材も、防カビ剤を含浸さ
せてもよいし、または、上記多孔質膜に防カビ剤を含浸
させずに、上記調湿材が防カビ剤を含浸させて構成され
てもよい。それにより、上記調湿材の中にカビは繁殖し
ないので、上記調湿材が極めて衛生的で安全なものとな
る。
【0030】また、上記調湿材を収納した調湿材ケース
は、野菜室内に設けられた小物入れケースの奥面外部、
または、野菜室内に設けられた野菜ケースの前面外部、
あるいは奥面外部に取り付けられるので、野菜等の食品
を野菜保存室に入れるときに邪魔にならない。さらに消
費者の目に留まり易い。
【0031】また、上記調湿材ケースは、上記小物入れ
ケース、あるいは上記貯蔵ケースへの取り付け及び取り
外しが自在になっているので、上記貯蔵ケースの掃除を
行うときに上記調湿材ケースが邪魔にならず、上記貯蔵
ケースの掃除を簡単に行うことができる。
【0032】また、上記調湿材ケースの開口部の前に
は、上記調湿材の放湿効果を妨げない破損防止プレート
を設けているので、野菜等の食品が多孔質膜自体に直接
触れ難く、多孔質膜の破損事故が発生し難い。
【0033】また、上記調湿材ケースは、背面、また
は、側面に水分を供給するための注水口と、その注水口
をふさぐための栓を設けているので、上記調湿材は、家
庭での上記冷蔵庫の運転開始時に、消費者の手で簡単に
水分を吸収させることができ、冷蔵庫の使用開始時から
その吸湿能力が飽和の状態にされる等の優れた効果を有
する。
【0034】なお、上記食品保存庫が、冷蔵庫の高湿チ
ルド室であり、上記調湿材が、凍らないような温度帯で
使用可能な高湿チルド室に取り付けて食品保存庫を構成
した場合も、本発明の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る冷蔵庫の野菜保存室の
部分を側面より視た要部断面図である。
【図2】図1におけるA−A矢視断面図である。
【図3】上記野菜保存室の貯蔵ケースの要部を示す拡大
図である。
【図4】上記貯蔵ケースの庫内湿度とこの貯蔵ケース内
に1週間保存後の野菜の重量保持率の関係を示すグラフ
図である。
【図5】本発明の別の実施例に係る野菜保存室を側面よ
り視た要部断面図である。
【図6】本発明のさらに別の実施例に係る高湿チルド室
を側面より視た要部断面図である。
【符号の説明】
1 貯蔵ケース(食品保存庫) 5 調湿材 6 調湿材ケース 7 多孔質膜 8 調湿材ケースa 9 調湿材ケースb 11 注水口 12 栓 14 破損防止プレート 15 開口部 16 小物入れケース 17 高湿チルド室 31 野菜保存室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−36862(JP,A) 特開 平2−47348(JP,A) 特開 平4−214166(JP,A) 特開 昭60−235624(JP,A) 特開 昭52−150793(JP,A) 特開 昭62−197146(JP,A) 特開 昭63−96469(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25D 23/00 302 A23B 7/04 A23L 3/36

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱体によって形成した複数の保存室の一
    つに、野菜を保存、もしくは、他の食品と共用して保存
    する野菜保存室を設け、上記野菜保存室に装着した扉を
    閉めることにより、上記野菜保存室を密閉できるように
    し、更に、上記野菜保存室の湿度を調節する調湿材を上
    記保存室内に設けた食品保存庫において、前記野菜保存室は、上面開口が蓋で開閉可能になってい
    て内部に野菜などの食品を収容する貯蔵ケースと、該貯
    蔵ケースに形成した穴部を塞ぐ状態で該貯蔵ケース外部
    に取り付け取り外し自在に設けられ、かつ、調湿材を収
    納する調湿材ケースとを有し、 前記調湿材が所定孔径の通気孔を有する多孔質膜で覆わ
    れていて、前記調湿材または多孔質膜の少なくともいず
    れかに防カビ剤が含浸され、それと共に、調湿材ケースの開口部が前記穴部に対向
    し、調湿材ケース内の調湿材が多孔質膜を介して貯蔵ケ
    ース内の雰囲気と隔てて設けられ たことを特徴とする食
    品保存庫。
  2. 【請求項2】 請求項1において、調湿材は、ポリアク
    リル酸アンモニウムを含んで構成されたことを特徴とす
    る食品保存庫。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、調湿材ケー
    スが、上記多孔質膜の貯蔵ケース内側に面して設けられ
    かつ放湿効果を妨げない破損防止プレートと、背面、ま
    たは、側面に水分を供給するための注水口と、その注水
    口をふさぐための栓を有して構成されてなることを特徴
    とする食品保存庫。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかにおいて、食
    品保存庫が、冷蔵庫の高湿チルド室であり、調湿材が、
    凍らないような湿度帯で使用可能な高湿チルド室に取り
    付けられたことを特徴とする食品保存庫。
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