JP3309002B2 - 冷蔵庫 - Google Patents
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D25/00—Charging, supporting, and discharging the articles to be cooled
- F25D25/02—Charging, supporting, and discharging the articles to be cooled by shelves
- F25D25/024—Slidable shelves
- F25D25/025—Drawers
-
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- F25D2317/00—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
- F25D2317/06—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation
- F25D2317/061—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation through special compartments
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Control Of Non-Electrical Variables (AREA)
- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
- Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は収納される野菜・果実を
より良好に、長期間保存するための条件を備えた野菜容
器を有する冷蔵庫に関するものである。
より良好に、長期間保存するための条件を備えた野菜容
器を有する冷蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の家庭用冷蔵庫では、野菜や果実は
専用の野菜室に保存され、その環境条件は、概ね温度5
℃〜7℃・湿度80〜90%R.H.に設定されてい
る。この条件は、温度に関しては、低温障害を起こす一
部の野菜・果実の保存を配慮してやや高めに、また湿度
に関しては、大部分の野菜・果実は高湿条件にすること
により蒸散作用が押さえられて良好に保存できることか
ら設定されている。
専用の野菜室に保存され、その環境条件は、概ね温度5
℃〜7℃・湿度80〜90%R.H.に設定されてい
る。この条件は、温度に関しては、低温障害を起こす一
部の野菜・果実の保存を配慮してやや高めに、また湿度
に関しては、大部分の野菜・果実は高湿条件にすること
により蒸散作用が押さえられて良好に保存できることか
ら設定されている。
【0003】このような従来技術については、例えば特
開昭62−284168号公報に示されており、その一
例を図4、図5および図6に示す。
開昭62−284168号公報に示されており、その一
例を図4、図5および図6に示す。
【0004】以下、図面を参照しながら説明を行う。ま
ず図4において、1は冷蔵庫本体で外箱2、内箱3およ
びこれら両箱2、3間に充填された断熱材4によって構
成されている。5は区画壁で、上部に冷凍室6、下部に
冷蔵室7を区画形成している。8は冷蔵室7の下部に設
けた野菜室で仕切り板9によって冷蔵室7と仕切られて
いる。10は野菜室8に対向して設けられた扉である。
ず図4において、1は冷蔵庫本体で外箱2、内箱3およ
びこれら両箱2、3間に充填された断熱材4によって構
成されている。5は区画壁で、上部に冷凍室6、下部に
冷蔵室7を区画形成している。8は冷蔵室7の下部に設
けた野菜室で仕切り板9によって冷蔵室7と仕切られて
いる。10は野菜室8に対向して設けられた扉である。
【0005】11は前記扉10に着脱自在に保持される
上面を開口した野菜容器であり、前記扉10を引き出す
ことによって同時に庫外へ引き出され野菜の出し入れを
行わせるものである。
上面を開口した野菜容器であり、前記扉10を引き出す
ことによって同時に庫外へ引き出され野菜の出し入れを
行わせるものである。
【0006】次に図5において、12は野菜容器11の
開口部に密接して配設された蓋体であり、多数の貫通孔
を有する樹脂製の平板13と、前記平板13の片面に溶
着された透湿膜14と、平板13の外周辺に配設された
塩化ビニルなどのパッキン15により構成されている。
開口部に密接して配設された蓋体であり、多数の貫通孔
を有する樹脂製の平板13と、前記平板13の片面に溶
着された透湿膜14と、平板13の外周辺に配設された
塩化ビニルなどのパッキン15により構成されている。
【0007】ここで、前記透湿膜14について図6を用
いて説明する。透湿膜14は、膜厚10〜50μmのシ
リコン薄膜16と親水性ナイロン繊維17を積層したも
ので、シリコン薄膜16により液体の通過を防止し、か
つ適度な気体透過性を持たせ、親水性ナイロン繊維17
により結露を防止する。
いて説明する。透湿膜14は、膜厚10〜50μmのシ
リコン薄膜16と親水性ナイロン繊維17を積層したも
ので、シリコン薄膜16により液体の通過を防止し、か
つ適度な気体透過性を持たせ、親水性ナイロン繊維17
により結露を防止する。
【0008】18は冷蔵室7よりの冷気を取り入れる冷
気取入口で、仕切り板9の奥端面と内箱3との間隙で形
成される。また、19は冷気取入口18に連通して野菜
容器11の外周に冷気を対流させる冷気対流通路で、2
0はこの冷気対流通路19に連通して仕切り板9の前面
に設けられた冷気戻り口である。
気取入口で、仕切り板9の奥端面と内箱3との間隙で形
成される。また、19は冷気取入口18に連通して野菜
容器11の外周に冷気を対流させる冷気対流通路で、2
0はこの冷気対流通路19に連通して仕切り板9の前面
に設けられた冷気戻り口である。
【0009】このような構成において、冷蔵室7より冷
気取入口18を介して取り入れられた冷気は野菜容器1
1内に直接流入する事なく、冷気対流通路を対流する際
に外周より野菜容器11の内部を間接的に冷却した後冷
気戻り口20より冷蔵室7内に戻される。また、野菜容
器11内に貯蔵した野菜から蒸散した水分により野菜容
器11内が高湿状態になるが飽和湿度以上の水分は蓋体
12の透湿膜14を介して容器外へ徐々に透湿され、野
菜容器11内は湿度80〜95%R.H.に保たれる。
気取入口18を介して取り入れられた冷気は野菜容器1
1内に直接流入する事なく、冷気対流通路を対流する際
に外周より野菜容器11の内部を間接的に冷却した後冷
気戻り口20より冷蔵室7内に戻される。また、野菜容
器11内に貯蔵した野菜から蒸散した水分により野菜容
器11内が高湿状態になるが飽和湿度以上の水分は蓋体
12の透湿膜14を介して容器外へ徐々に透湿され、野
菜容器11内は湿度80〜95%R.H.に保たれる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の野
菜室の温度設定は、野菜・果実全体の適正保存温度の中
間的設定となっており、すべての野菜・果実に対応可能
な反面、最適保存条件になっているとは言い難い。すな
わち、葉菜類などのように氷結点付近の低温保存が適す
るものにとっては、温度が高すぎ、逆に低温障害を起こ
しやすいものについては温度が低めである。より高品質
の保存のためには、各々の野菜・果実に適したきめ細か
い条件設定が必要である。
菜室の温度設定は、野菜・果実全体の適正保存温度の中
間的設定となっており、すべての野菜・果実に対応可能
な反面、最適保存条件になっているとは言い難い。すな
わち、葉菜類などのように氷結点付近の低温保存が適す
るものにとっては、温度が高すぎ、逆に低温障害を起こ
しやすいものについては温度が低めである。より高品質
の保存のためには、各々の野菜・果実に適したきめ細か
い条件設定が必要である。
【0011】本発明は上記課題に鑑み、野菜容器内の保
存温度、湿度をより適正条件に近いものとすることによ
り各野菜・果実をより一層長く新鮮に保存する冷蔵庫を
提供するものである。
存温度、湿度をより適正条件に近いものとすることによ
り各野菜・果実をより一層長く新鮮に保存する冷蔵庫を
提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の冷蔵庫は、冷蔵庫の野菜容器内を上下2区画
に区分し、上部に内部温度を野菜・果実の氷結点に近い
0〜2℃の低温に設定された第1の区画を、下部に前記
第1の区画よりも高い内部温度で低温障害を起こしやす
い野菜に適正な温度に設定された第2の区画を配置した
ものである。
の本発明の冷蔵庫は、冷蔵庫の野菜容器内を上下2区画
に区分し、上部に内部温度を野菜・果実の氷結点に近い
0〜2℃の低温に設定された第1の区画を、下部に前記
第1の区画よりも高い内部温度で低温障害を起こしやす
い野菜に適正な温度に設定された第2の区画を配置した
ものである。
【0013】また、第2の区画を6〜7℃に設定したも
のである。
のである。
【0014】また、第1の区画を後方に移動可能とした
ものである。
ものである。
【0015】また、第1、第2の区画間の区画壁となる
第1の区画の底部に、湿度調節機能を有する物質を配置
したものである。
第1の区画の底部に、湿度調節機能を有する物質を配置
したものである。
【0016】さらに、第2の区画の後部に、温度10〜
12℃に設定した第3の区画を設けるものである。
12℃に設定した第3の区画を設けるものである。
【0017】
【作用】本発明は、野菜容器内を温度により上下に区分
することにより、低温保存が適するものや、特に傷みや
すいものを上部に配置した低温の第1の区画に、低温障
害を起こしやすいものを比較的温度の高い第2の区画
(以下、「中温区画」と記す)に収納・保存するという
ように、野菜・果実の種類や特徴に応じたきめ細かい対
応が可能となり、その結果、より高品質な保存が可能と
なる。
することにより、低温保存が適するものや、特に傷みや
すいものを上部に配置した低温の第1の区画に、低温障
害を起こしやすいものを比較的温度の高い第2の区画
(以下、「中温区画」と記す)に収納・保存するという
ように、野菜・果実の種類や特徴に応じたきめ細かい対
応が可能となり、その結果、より高品質な保存が可能と
なる。
【0018】また、2つの区画間の区画壁となる第1の
区画の底部に湿度調節機能を有する物質を配置すること
により、両区画の湿度過多・湿度不足を防止する。
区画の底部に湿度調節機能を有する物質を配置すること
により、両区画の湿度過多・湿度不足を防止する。
【0019】さらに、圧縮機の排熱を利用して、前記中
温区画の後部により温度の高い第3の区画を設けること
により、低温障害を起こしやすい野菜・果実の中でも、
特に温度管理が難しく、他の野菜・果実と一緒に保存す
ることが難しかったバナナ、パイナップルなどの熱帯産
果実などの保存が可能となる。
温区画の後部により温度の高い第3の区画を設けること
により、低温障害を起こしやすい野菜・果実の中でも、
特に温度管理が難しく、他の野菜・果実と一緒に保存す
ることが難しかったバナナ、パイナップルなどの熱帯産
果実などの保存が可能となる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例の冷蔵庫につい
て図面を参照しながら説明する。なお、従来と同一構成
については同一符号を付し、その詳細な説明を略し、異
なる部分についてのみ述べる。
て図面を参照しながら説明する。なお、従来と同一構成
については同一符号を付し、その詳細な説明を略し、異
なる部分についてのみ述べる。
【0021】図1において、21は野菜容器11内上部
に形成された第1の区画であり、22は第1の区画21
の下部に形成された第2の区画である。第1の区画21
内の温度は、野菜・果実の氷結点に近い0〜2℃に、ま
た第2の区画22内の温度はなす、きゅうり、トマトな
どの低温障害を起こしやすい野菜が低温障害を起こさな
い程度の6〜7℃に設定している。
に形成された第1の区画であり、22は第1の区画21
の下部に形成された第2の区画である。第1の区画21
内の温度は、野菜・果実の氷結点に近い0〜2℃に、ま
た第2の区画22内の温度はなす、きゅうり、トマトな
どの低温障害を起こしやすい野菜が低温障害を起こさな
い程度の6〜7℃に設定している。
【0022】また、第1の区画21の前部および底部
は、第2の区画22の温度影響を受けないように、断熱
性に優れた素材を用いており、後部の素材については、
効率的な冷却を妨げないように断熱性素材は用いていな
い。なお、第1の区画21は、野菜容器11aを前方に
引き出した際は、後方に移動できるような構造となって
いる。
は、第2の区画22の温度影響を受けないように、断熱
性に優れた素材を用いており、後部の素材については、
効率的な冷却を妨げないように断熱性素材は用いていな
い。なお、第1の区画21は、野菜容器11aを前方に
引き出した際は、後方に移動できるような構造となって
いる。
【0023】23は、第1の区画21の冷却効率を向上
させる目的で設けられた冷気取入口である。また、第2
の区画22内の前部には、飲料や調味料の瓶を収納可能
なスペースを設けている。また24は冷蔵庫の圧縮機で
ある。
させる目的で設けられた冷気取入口である。また、第2
の区画22内の前部には、飲料や調味料の瓶を収納可能
なスペースを設けている。また24は冷蔵庫の圧縮機で
ある。
【0024】このような構成において、ほうれんそうや
菊菜などの葉野菜や、ねぎ類、セロリなど香りや色が重
視される野菜など、氷結点付近の低温保存が適する野菜
・果実は第1の区画21内へ、その他日持ちする野菜・
果実や、低温障害を起こす野菜・果実は第2の区画22
内へ収納・保存することにより、従来の一括保存よりも
各野菜・果実に適したきめ細かな条件設定が可能となる
ため、より高品質な保存および保存期間の延長が可能と
なる。
菊菜などの葉野菜や、ねぎ類、セロリなど香りや色が重
視される野菜など、氷結点付近の低温保存が適する野菜
・果実は第1の区画21内へ、その他日持ちする野菜・
果実や、低温障害を起こす野菜・果実は第2の区画22
内へ収納・保存することにより、従来の一括保存よりも
各野菜・果実に適したきめ細かな条件設定が可能となる
ため、より高品質な保存および保存期間の延長が可能と
なる。
【0025】また、第1の区画21は、野菜容器11a
を前方に引き出した際は、後方に移動できるような構造
となっているので、第2の区画22内の野菜・果実の出
し入れしやすさを損ねることがない。
を前方に引き出した際は、後方に移動できるような構造
となっているので、第2の区画22内の野菜・果実の出
し入れしやすさを損ねることがない。
【0026】次に、本発明の第2の実施例の冷蔵庫につ
いて図面を参照しながら説明する。図2において、第1
の区画21aと第2の区画22との区画壁となっている
第1の区画21aの底部に、湿度調節機能を有する物質
25を配置している。
いて図面を参照しながら説明する。図2において、第1
の区画21aと第2の区画22との区画壁となっている
第1の区画21aの底部に、湿度調節機能を有する物質
25を配置している。
【0027】このような構成において、第1の区画21
a内に保存される野菜・果実は比較的水分蒸散量が多
く、第2の区画22内に保存される野菜・果実は比較的
水分蒸散量の少ないものが多いため、通常は第1の区画
21a内の方が湿度過多になりやすく、第2の区画22
内の方が湿度不足になりやすい。
a内に保存される野菜・果実は比較的水分蒸散量が多
く、第2の区画22内に保存される野菜・果実は比較的
水分蒸散量の少ないものが多いため、通常は第1の区画
21a内の方が湿度過多になりやすく、第2の区画22
内の方が湿度不足になりやすい。
【0028】この場合、湿度調節機能物質25の作用に
より、第1の区画21aから第2の区画22へ湿度の供
給が行われ、第1の区画21aの湿度過多および第2の
区画22の湿度不足が解消され、湿度が適正に保たれ
る。この作用は、第1の区画21aと第2の区画22と
の湿度バランスが逆の場合も同様に発揮される。
より、第1の区画21aから第2の区画22へ湿度の供
給が行われ、第1の区画21aの湿度過多および第2の
区画22の湿度不足が解消され、湿度が適正に保たれ
る。この作用は、第1の区画21aと第2の区画22と
の湿度バランスが逆の場合も同様に発揮される。
【0029】さらに、本発明の第3の実施例の冷蔵庫に
ついて図面を参照しながら説明する。
ついて図面を参照しながら説明する。
【0030】図3において、第2の区画22aの後部に
第3の区画22bを、仕切板26により形成する。第3
の区画22b内の温度は、圧縮機24の排熱を利用して
10〜12℃に設定する。仕切板26は、第2の区画2
2aおよび第3の区画22b相互の温度影響を防ぐた
め、断熱性に優れた素材で形成する。
第3の区画22bを、仕切板26により形成する。第3
の区画22b内の温度は、圧縮機24の排熱を利用して
10〜12℃に設定する。仕切板26は、第2の区画2
2aおよび第3の区画22b相互の温度影響を防ぐた
め、断熱性に優れた素材で形成する。
【0031】このような構成において、第3の区画22
b内に、従来その適正保存温度が高すぎて冷蔵庫への保
存が不可能だった、バナナやパパイヤ、パイナップルな
どの熱帯産果実の保存が可能となり、保存適応野菜・果
実の種類が拡大され、野菜室8の機能が向上する。
b内に、従来その適正保存温度が高すぎて冷蔵庫への保
存が不可能だった、バナナやパパイヤ、パイナップルな
どの熱帯産果実の保存が可能となり、保存適応野菜・果
実の種類が拡大され、野菜室8の機能が向上する。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明によると、冷蔵庫
の野菜容器内を上下2区画に区分し、上部の第1の区画
を野菜・果実の氷結点に近い0〜2℃の低温に、下部の
第2の区画を第1の区画より高い内部温度で低温障害を
起こしやすい野菜に適正な温度に設定したことにより、
従来の一括保存よりも各野菜・果実に適したきめ細かな
条件設定が可能となるため、より高品質な保存および保
存期間の延長が可能となる。
の野菜容器内を上下2区画に区分し、上部の第1の区画
を野菜・果実の氷結点に近い0〜2℃の低温に、下部の
第2の区画を第1の区画より高い内部温度で低温障害を
起こしやすい野菜に適正な温度に設定したことにより、
従来の一括保存よりも各野菜・果実に適したきめ細かな
条件設定が可能となるため、より高品質な保存および保
存期間の延長が可能となる。
【0033】また、第2の区画の内部温度を6〜7℃の
内部温度に設定したことにより、氷結点付近の低温保存
が適する野菜と低温障害を起こしやすい野菜がそれぞれ
適正な温度環境で区分収納され、低温野菜の保存期間の
長期化と中温野菜の品質保持が両立できる。
内部温度に設定したことにより、氷結点付近の低温保存
が適する野菜と低温障害を起こしやすい野菜がそれぞれ
適正な温度環境で区分収納され、低温野菜の保存期間の
長期化と中温野菜の品質保持が両立できる。
【0034】また、第1の区画を後方に移動可能とした
ことにより、第2の区画への出し入れしやすさを損なわ
ず区分収納ができる。
ことにより、第2の区画への出し入れしやすさを損なわ
ず区分収納ができる。
【0035】また、第1の区画・第2の区画間の区画壁
となる第1の区画の底部に湿度調節機能を有する物質を
配置することにより、第1の区画および第2の区画の湿
度が適正に保たれる。
となる第1の区画の底部に湿度調節機能を有する物質を
配置することにより、第1の区画および第2の区画の湿
度が適正に保たれる。
【0036】さらに、第2の区画の後部に、温度を10
〜12℃に設定した第3の区画を設けることにより、従
来その適正保存温度が高すぎて冷蔵庫への保存が不可能
だった熱帯産果実の保存が可能となり、保存適応野菜・
果実の種類が拡大され、野菜室の機能が向上する。
〜12℃に設定した第3の区画を設けることにより、従
来その適正保存温度が高すぎて冷蔵庫への保存が不可能
だった熱帯産果実の保存が可能となり、保存適応野菜・
果実の種類が拡大され、野菜室の機能が向上する。
【図1】本発明の第1の実施例を示す冷蔵庫の要部断面
図
図
【図2】本発明の第2の実施例を示す冷蔵庫の要部断面
図
図
【図3】本発明の第3の実施例を示す冷蔵庫の要部断面
図
図
【図4】従来例を示す冷蔵庫の要部断面図
【図5】従来例を示す冷蔵庫の野菜容器の蓋体の斜視図
【図6】従来例を示す冷蔵庫の野菜容器の蓋体の要部断
面図
面図
7 冷蔵室 8 野菜室 10 扉 11a 野菜容器 21 第1の区画 22 第2の区画 22b 第3の区画
Claims (3)
- 【請求項1】 冷蔵室と、前記冷蔵室の下部に設けた野
菜室と、前記野菜室に対向して取りつけられた扉と、前
記扉に着脱自在に保持され、野菜および果実を収納保存
するために設けられた野菜容器とを有し、前記野菜容器
内の上部に内部温度を野菜・果実の氷結点に近い0〜2
℃の低温に設定された第1の区画と、前記第1の区画の
下部に形成され前記第1の区画よりも高い内部温度で低
温障害を起こしやすい野菜に適正な温度に設定された第
2の区画とを有し、前記第1、第2の区画間の区画壁と
なる第1の区画の底部に、湿度調節機能を有する物質を
配置した冷蔵庫。 - 【請求項2】 冷蔵室と、前記冷蔵室の下部に設けた野
菜室と、前記野菜室に対向して取りつけられた扉と、前
記扉に着脱自在に保持され、野菜および果実を収納保存
するために設けられた野菜容器とを有し、前記野菜容器
内の上部に内部温度を野菜・果実の氷結点に近い0〜2
℃の低温に設定された第1の区画と、前記第1の区画の
下部に形成され前記第1の区画よりも高い内部温度で低
温障害を起こしやすい野菜に適正な温度に設定された第
2の区画とを有し、前記第2の区画内の後部に、内部温
度を10〜12℃に設定した第3の区画を有する冷蔵
庫。 - 【請求項3】 第2の区画の内部温度が6〜7℃に設定
された請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9443193A JP3309002B2 (ja) | 1993-04-21 | 1993-04-21 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9443193A JP3309002B2 (ja) | 1993-04-21 | 1993-04-21 | 冷蔵庫 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06307760A JPH06307760A (ja) | 1994-11-01 |
JP3309002B2 true JP3309002B2 (ja) | 2002-07-29 |
Family
ID=14110059
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9443193A Expired - Fee Related JP3309002B2 (ja) | 1993-04-21 | 1993-04-21 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3309002B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015091659A1 (de) * | 2013-12-20 | 2015-06-25 | BSH Hausgeräte GmbH | Kältegerät mit einem lagerbereich |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP5787955B2 (ja) * | 2011-05-26 | 2015-09-30 | 三菱電機株式会社 | 冷蔵庫 |
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