JP5532079B2 - 冷蔵庫 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫の概略構成図(正面断面図)、また図2は、図1中のA−A'断面における、本発明の実施の形態1における冷蔵庫の概略構成図(側面断面図)である。なお、以下の説明において、正面、背面、上下、左右、前後は、冷蔵庫を前面側、つまり使用者が食品の収納動作を行う側から見た場合の方向を意味している。
図1および図2に示すように、冷蔵庫1000は、外箱及び外箱内に収納されて庫内壁を形成する内箱、外箱と内箱の間に発泡充填させたウレタン断熱材からなる断熱性能を有する筐体に複数の貯蔵室を形成しており、本実施の形態1では冷蔵庫1000はさらに中温室600を有している。
詳細に説明すると、冷蔵庫1000は、上から冷蔵室100、冷蔵室100の下に製氷室200および切替室300が並行に設置され、製氷室200の下に冷凍室400、野菜室500、切替室300の下に、冷凍室400および野菜室500に隣接して中温室600を備えている。また冷蔵室100の内部には、卵室110およびチルド室120が区画して配置され、中温室600の内部には中温室ケース601が設置されている。一番下の中温室ケース601は上2つの中温室ケース601とは独立して引き出すことができる。なお、中温室600は一般的に5℃以下で低温障害を起こすナスやキュウリ等の野菜や、15℃前後での保存が好ましい米など従来いわゆる冷暗所に保存することが推奨されている食品を保存することを目的としており、中温室600内は10〜20℃程度のある程度幅をもった温度帯に庫内温度が保たれている。
本実施の形態に係る冷蔵庫1000の背面の下部には、機械室700が形成されており、その機械室700の中には、圧縮機1001が収容されている。なお、本来であれば圧縮機1001の吐出側からは配管が接続されているが、ここでは省略する。機械室700内において圧縮機1001は右に寄せて配置されている。また、図2および図3に示すように、中温室−機械室境界壁1aの上端は圧縮機1001の上端よりも高く、中温室−機械室境界壁1aの幅は圧縮機1001の幅よりも広くなるように形成されている。これにより、中温室600が機械室700と隣接する背面面積が40%程度でも、後述する圧縮機1001からの放熱を有効活用することができる。なお、冷蔵庫1000全体は庫内と周囲との間は断熱材で覆われ熱遮蔽しており、全体の内外温度差により熱の出入りが、圧縮機1001は発熱量の大きい自己発熱部品のため、機械室700内の温度は冷蔵庫1000の内部の温度とは無関係に外気の温度と圧縮機1001などの発熱量により決まる。
また、圧縮機1001の吐出側は、冷蔵室100の背面や冷蔵庫1000の底部の水溜部などに設けられた図示しない凝縮器と接続されており、凝縮器の吐出側は、冷蔵庫1000の外箱の背面の内側面に配置された図示しない放熱パイプに接続されている。また、放熱パイプと内箱との間には真空断熱材などの断熱材が介在している。
圧縮機1001から吐出された冷媒は凝縮器へ流入して冷却され、凝縮する。さらに凝縮器から流出した冷媒は、放熱パイプを流通することで自然放熱し、その後冷却器1002へ流入する。この冷却器1002から流出した冷媒は、吸入管を流通して再び機械室700内の圧縮機1001へ流入する。
なお放熱パイプは、冷蔵庫内と外気との温度差により冷蔵庫1000の外表面に結露するのを防ぐ役割もあり、背面に限らず側面などに配置されていてもよい。また、放熱面積を拡大するために外箱の背面と放熱パイプをアルミテープなどで固定したり、放熱パイプを折り曲げて配置してもよい。ただし冷却器1002と放熱パイプが近接していると、断熱材を介在させていても放熱パイプからの熱が冷却器1002や冷却器1002周辺に伝わり、冷蔵庫1000の冷凍能力を低減させるため、冷却器1002の背面を避けて冷蔵室100の背面側などに放熱パイプを集中して配置し、放熱パイプを冷却器1002から遠ざけることで放熱パイプからの熱影響を抑制させることが好ましい。
図4および図4において、中温室600は、前面は中温室扉602、底面は中温室底面境界壁603、左側面は中温室側面境界壁604により、それぞれ外気から断熱されている。また隣接する貯蔵室に対しても、背面において、下部の機械室700に対しては中温室−機械室境界壁1a(以降「伝熱境界壁」とも呼ぶ)、上部の冷却風路1010(または戻り風路1020)に対しては中温室−冷却風路境界壁1b、天面の切替室300に対しては中温室−切替室境界壁1c、右側面において、上部の冷凍室400に対しては中温室−冷凍室境界壁1d、下部の野菜室500に対しては中温室−野菜室境界壁1eにより断熱されている。また、図2および図3に示すように、中温室−機械室境界壁1aの上端は圧縮機1001の上端よりも高く、中温室−機械室境界壁1aの幅は圧縮機1001の幅よりも広くなるように形成されている。また図5において、中温室ケース601は、図示しないベアリング式レールやローラー式レールなどのレール等の案内冶具に沿って、中温室扉602側に引き出すことができ、着脱可能な構成となっている。なお図4では、中温室ケース601が、上から小さいケースから順に3個設置されているが、サイズ、数量についてはこれに限るものではない。
図1において、冷蔵庫1000の内部では、一般的に冷却器1002で冷却された庫内空気が空気搬送手段1003によって冷却風路1010を経由して各貯蔵室へ搬送される。そして、各貯蔵室を冷却した後の戻り空気が戻り風路1020を経由して再度冷却器1002に戻る周回風路となっている。
図6は、中温室−機械室境界壁1aの熱通過率を変更した際の、外気温度(=中温室初期温度)に対する中温室600の到達温度の解析データの一例であり、(a)は図1〜図5のように、中温室600を冷凍室400と野菜室500に隣接して設置した場合(容積40L、背面面積の40%が機械室700と隣接)の外気と中温室到達温度との関係を示す図であり、(b)は野菜室500全体を中温室600で代替することを想定した場合(容積100L、全背面面積が機械室700と隣接)の外気と中温室到達温度との関係を示す図である。図において、横軸は外気温度、縦軸は中温室到達温度であり、図中の21aは伝熱境界壁の熱通過率6.4W/m2Kのとき、21bは熱通過率4.1W/m2Kのとき、21cは熱通過率2.6W/m2Kのとき、21dは熱通過率0.5W/m2Kのときのデータを示す。また、図中の22は中温室目標設定温度範囲(=10〜20℃)を示している。なお伝熱境界壁以外のその他の境界壁については、一般的な断熱材として、中温室−冷却風路境界壁1b、中温室−切替室境界壁1c、中温室−冷凍室境界壁1d、中温室−野菜室境界壁1eについては発泡スチロール(熱通過率1.0〜1.5W/m2K)、中温室扉602、および中温室底面境界壁603についてはウレタン(熱通過率0.5W/m2K程度)、中温室側面境界壁604については真空断熱材(熱通過率0.1W/m2K程度)を想定している。
なお図6(b)で示されているように、機械室700との接触面積が大きい場合には、外気および機械室700の影響が図6(a)に比べ過度に大きくなり、境界壁の熱通過率が大きいと到達温度はより高くなり、低外気時だけでなく高外気時にも中温室600の温度が外気温度より高くなってしまうため、機械室700との接触面積を最適化する必要がある。
熱源の存在しない冷蔵庫1000において、中温温度帯の貯蔵室を形成するのに最も困難となるのは、10℃以下の低外気時に貯蔵室内を10℃以上に維持することであり、本実施の形態1では、10℃以上に昇温する手段として、圧縮機1001の排熱を利用するため中温室−機械室境界壁1aの断熱性能を低下させている。図7は、外気温度(=中温室初期温度)が0℃のときの、中温室−機械室境界壁1aの断熱性能に対する中温室600の到達温度の解析データの一例であり、(a)は境界壁の熱通過率に対する到達温度の関係を示す図、(b)は境界壁の熱抵抗に対する到達温度の関係を示す図である。図中の23aは図1〜図5のように、中温室600を冷凍室400と野菜室500に隣接して設置した場合(容積40L、背面面積の40%が機械室700と隣接)、23bは野菜室500全体を中温室600で代替することを想定した場合(容積100L、全背面面積が機械室700と隣接)のデータである。
また、機械室700からの熱が積極的に放熱されるため、機械室700は従来に比べて温度が上昇しにくくなる。これにより機械室700内に配置される圧縮機1001は、外気温度などの設置条件によって性能が左右されることがないため、冷蔵庫1000の冷却効率が向上する。
また、中温室−機械室境界壁1aの上端は圧縮機1001の上端よりも高く、中温室−機械室境界壁1aの幅は圧縮機1001の幅よりも広くなるように形成することで、より一層圧縮機1001の熱を効果的に中温室600に放熱することができる。
図8は、本発明の実施の形態2における中温室の概略構成図である。なお実施の形態1と同様の箇所については同一の符号を付しその説明を省略する。
図8において、中温室−冷却風路境界壁1bには吹出口2および吸込口3が形成されている。冷却器1002によって冷却された空気は空気搬送手段1003によって中温室600まで搬送され、吹出口2から中温室600内に流入し、中温室600を冷却した後、吸込口3から排出され、戻り風路1020を経由して冷却器1002に搬送される。また、吹出口2が形成されている中温室−冷却風路境界壁1bの近傍には、吹出口2を開閉するための吹出口ダンパ5が設けられ、吹出口ダンパ5を回転移動、あるいはスライドさせる吹出口ダンパ駆動手段6により駆動する。また、最も下側に配置された中温室ケース601内には中温室600内の空気温度を検出するための空気温度検出手段4が設置されており、空気温度検出手段4の検出値に基づいて、冷気供給量制御手段7によって吹出口ダンパ駆動手段6が駆動する。
中温室600は、背面下部が中温室−機械室境界壁1aを介して機械室700と接触しており、中温室−機械室境界壁1aの熱通過率を大きく、すなわち断熱性能を低下させることにより、中温室600の温度は、低外気時には機械室700からの排熱の影響により外気より高くなり、外気0℃の場合でも中温温度帯(10℃〜20℃程度)に到達することが可能となる。一方、外気温度が高くなってくると、実施の形態1の図6に示したように、中温室−機械室境界壁1aの断熱性能が低い場合には、中温室600の温度は20℃以上まで上昇し、中温温度帯から外れることになる。特に、図6(b)で示されているように、機械室700との接触面積が大きい場合には、外気温度および機械室700の影響が過度に大きくなり、中温室600の温度は外気より高くなる。
図9は、中温室−機械室境界壁1aの熱通過率を変更した際の、中温室吹出口2からの冷気の吹出風量と、中温室600の温度が中温室目標設定温度範囲22に到達するまでの時間の解析データの一例である。24aは伝熱境界壁熱通過率8.3W/m2Kのとき、24bは5.0W/m2Kのとき、24cは4.1W/m2Kのとき、24dは2.6W/m2Kのときのデータである。なおその他の解析条件については、実施の形態1(図6、および図7)と同一である。
したがって、実施の形態1と同様に、中温室−機械室境界壁1aの熱通過率を大きく設定し(5.5〜8.0W/m2K程度)、かつ少量の冷気(0.01〜0.05m3/h)を供給し、機械室700からの排熱と冷気供給量をバランスさせることにより、実施の形態1の効果に加えて、ヒータなどの熱源や、専用の冷却システムを追加することなく、より一層精度良く外気温度によらずに中温室目標設定温度範囲22(10〜20℃程度)を維持することが可能となる。
図10は、本発明の実施の形態3における中温室の概略構成図である。なお実施の形態1〜2と同様の箇所については同一の符号を付しその説明を省略する。
図10において、中温室600内には、圧縮機1001と図示しない凝縮器とを連結する冷媒配管の主ラインから分岐させたバイパス配管8が配置されている。また、バイパス配管8には、バイパス配管8への冷媒の供給を切換える開閉弁9と、主ラインからバイパス配管8への冷媒の逆流を防ぐ逆止弁10が配置されており、空気温度検出手段4の検出値に基づいて、冷媒供給切換手段11によって開閉弁9が設けられている。
中温室600は、背面下部が中温室−機械室境界壁1aを介して機械室700と接触しており、中温室−機械室境界壁1aの熱通過率を大きく、すなわち断熱性能を低下させることにより、中温室600の温度は、低外気時には機械室700からの排熱の影響により外気より高くなり、外気0℃の場合でも中温温度帯(10℃〜20℃程度)に到達することが可能となる。しかし、中温室−機械室境界壁1aの熱通過率を大きくし過ぎる、あるいは実施の形態1の図5(b)で示されているように、機械室700との接触面積が大きい場合には、外気および機械室700の影響が過度に大きくなり、中温室600の温度は外気より高くなるためある程度の断熱性能が必要となり、その結果、中温温度帯に到達するまでに時間がかかることになる。
図11は、中温室−機械室境界壁1aの熱通過率に対する、中温室600の温度が中温室目標設定温度範囲22(10℃以上)に到達するまでの時間の解析データの一例である。25は中温室−機械室境界壁1aの熱通過率に対する目標温度到達時間のデータである。なおその他の解析条件については、実施の形態1(図5、および図6)と同一である。
図12は、本発明の実施の形態4における中温室の概略構成図である。
図12において、実施の形態1〜3と同様の箇所については同一の符号を付しその説明を省略する。中温室600の背面全体には、アルミニウムやステンレスなどの金属、または高熱伝導性樹脂などの熱伝導率の高い材料で形成された、熱伝導性プレート12が設置されている。
中温室600は、背面下部が中温室−機械室境界壁1aを介して機械室700と接触しており、中温室−機械室境界壁1aの熱通過率を大きく、すなわち断熱性能を低下させることにより、中温室600の温度は、低外気時には機械室700からの排熱の影響により外気温度より高くなり、外気0℃の場合でも中温温度帯(10℃以上)に到達することが可能となる。このとき、本実施の形態4では、熱伝導率の高い熱伝導性プレート12が、中温室−機械室境界壁1aと接触して、中温室600の背面全体に設置されているので、実施の形態1で得られる効果に加え、中温室600全体を均一に昇温することが可能となる。
Claims (11)
- 断熱性能を有する筐体内に形成され、貯蔵室内の温度が10℃〜20℃程度の中温に維持される中温室を含む複数の貯蔵室と、
圧縮機、凝縮器、冷却器、絞り装置を有する冷凍サイクルと、
前記中温室と隣接して配置され、前記圧縮機を収容する機械室と、
前記圧縮機と前記凝縮器の間の冷媒配管に設けたバイパス配管と、
前記圧縮機と前記凝縮器の間の冷媒配管に設け、前記バイパス配管への冷媒流入を切換える開閉弁と、
前記開閉弁を開閉する冷媒供給切換手段と
を備え、
前記機械室と前記中温室との間を区画する伝熱境界壁の熱通過率が、前記中温室を区画する他の境界壁の熱通過率よりも高く設定され、
前記バイパス配管を前記中温室内に設置した
ことを特徴とする冷蔵庫。 - 前記中温室の一部を前記圧縮機側に配置させたことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
- 前記伝熱境界壁の上端は前記圧縮機の上端よりも高く、前記伝熱境界壁の幅は前記圧縮機の幅よりも広く形成されたことを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
- 前記伝熱境界壁の熱通過率が、5.5W/m2K以上となるように、前記伝熱境界壁の材質及び厚みが構成されたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の冷蔵庫。
- 前記中温室に設けられ、前記中温室内の温度を検知する温度検知手段と、
前記冷却器によって冷却された空気を、前記複数の貯蔵室に搬送するための空気搬送手段と、
前記中温室に形成され、前記空気搬送手段から搬送された空気が供給される吹出口と、 前記中温室に形成され、前記中温室内の空気が排出されて前記冷却器に搬送されるための吸込口と、
前記吹出口を開閉する吹出口開閉手段と、
前記温度検知手段によって検知された貯蔵室内の温度が20℃程度以下になるように、前記吹出口開閉手段を制御する冷気供給量制御手段と、を備えたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の冷蔵庫。 - 前記複数の貯蔵室の少なくとも1つは冷凍室であり、前記空気吹出口から供給される空気は、前記冷凍室を経由したものであることを特徴とする請求項5に記載の冷蔵庫。
- 前記複数の貯蔵室の少なくとも1つは野菜室であり、前記空気吹出口から供給される空気は、前記野菜室を経由したものであることを特徴とする請求項5に記載の冷蔵庫。
- 前記冷媒供給切換手段は、前記温度検知手段によって検知された前記中温室内の温度が10℃程度以下の場合に、前記開閉弁を開放する
ことを特徴とする請求項5から請求項7のいずれかに記載の冷蔵庫。 - 前記伝熱境界壁に、金属や高熱伝導性樹脂などの良熱伝導材料によって形成されたプレートを設けたことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載の冷蔵庫。
- 前記中温室は、冷蔵庫の最下部に配置され、且つ前記野菜室及び前記冷凍室に隣接して配置されることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれかに記載の冷蔵庫。
- 前記野菜室を、少なくとも2つ以上の保管温度の異なる領域に分割し、前記分割された領域の1つを、前記中温室とすることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれかに記載の冷蔵庫。
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