JPH1183300A - 冷蔵庫 - Google Patents
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- JPH1183300A JPH1183300A JP24506297A JP24506297A JPH1183300A JP H1183300 A JPH1183300 A JP H1183300A JP 24506297 A JP24506297 A JP 24506297A JP 24506297 A JP24506297 A JP 24506297A JP H1183300 A JPH1183300 A JP H1183300A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2317/00—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
- F25D2317/06—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation
- F25D2317/061—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation through special compartments
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- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 冷蔵室下部に設けた野菜室の容器に関し、蓋
無しで野菜容器を略密閉し、結露を防止するとともに、
保鮮性向上を図る。 【解決手段】 野菜容器２５に対向して仕切壁２９下部
に箱状リブ３０を備え、野菜容器２５を略密閉するとと
もに、断熱箱体１と野菜容器２５との間に冷気通路を設
けた構成としたものである。また、箱状リブ３０の内、
左右辺を断熱箱体１により凸形状３１を形成したもので
ある。また、箱状リブ３０の内、前後辺には例えば軟質
ゴム製などによるシール部材３２により、野菜容器２５
と箱状リブ３０とを略密閉し、結露を防止するととも
に、保鮮性向上を図る。
無しで野菜容器を略密閉し、結露を防止するとともに、
保鮮性向上を図る。 【解決手段】 野菜容器２５に対向して仕切壁２９下部
に箱状リブ３０を備え、野菜容器２５を略密閉するとと
もに、断熱箱体１と野菜容器２５との間に冷気通路を設
けた構成としたものである。また、箱状リブ３０の内、
左右辺を断熱箱体１により凸形状３１を形成したもので
ある。また、箱状リブ３０の内、前後辺には例えば軟質
ゴム製などによるシール部材３２により、野菜容器２５
と箱状リブ３０とを略密閉し、結露を防止するととも
に、保鮮性向上を図る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は一般家庭用で冷蔵
室、野菜室を形成し、野菜容器を備えた冷蔵庫に関する
ものである。
室、野菜室を形成し、野菜容器を備えた冷蔵庫に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、かかる技術は特開昭６２−２８４
１６９号公報に開示されているように、冷蔵庫は通常、
上から順に冷凍室、冷蔵室、野菜室が形成され、冷却器
で冷やされた冷気を直接野菜室に導いたとき、蓋付きの
野菜容器内に野菜を収納し、さらに保鮮性の向上を図る
べく透湿膜を当該蓋に設けていた。
１６９号公報に開示されているように、冷蔵庫は通常、
上から順に冷凍室、冷蔵室、野菜室が形成され、冷却器
で冷やされた冷気を直接野菜室に導いたとき、蓋付きの
野菜容器内に野菜を収納し、さらに保鮮性の向上を図る
べく透湿膜を当該蓋に設けていた。
【０００３】この従来の技術を採用した従来の冷蔵庫に
ついて図面を参照しながら説明する。
ついて図面を参照しながら説明する。
【０００４】図５，図６は従来例の冷蔵庫の縦断面図で
ある。断熱箱体１内には、内部を上下３段に仕切る仕切
壁２および３が設けられ、上から順に冷凍室４、冷蔵室
５、野菜室６が形成されている。
ある。断熱箱体１内には、内部を上下３段に仕切る仕切
壁２および３が設けられ、上から順に冷凍室４、冷蔵室
５、野菜室６が形成されている。
【０００５】上記冷凍室４の背面には冷却器室７が形成
され、冷却器８とその上部にはファン装置９を備えると
ともに、ファン装置９は冷凍室４、冷蔵室５、野菜室６
に対して後述する如く冷却器８で冷やされた冷気を送風
し、各室を所定の温度（一般的に冷凍室は約−１８度以
下に、冷蔵室は約１〜５度に、野菜室は約４〜８度）に
保たれている。
され、冷却器８とその上部にはファン装置９を備えると
ともに、ファン装置９は冷凍室４、冷蔵室５、野菜室６
に対して後述する如く冷却器８で冷やされた冷気を送風
し、各室を所定の温度（一般的に冷凍室は約−１８度以
下に、冷蔵室は約１〜５度に、野菜室は約４〜８度）に
保たれている。
【０００６】すなわち、図５において、冷凍室４の背面
には、化粧カバー１０が配設されている。この化粧カバ
ー１０の裏側には第１のダクト１１が設けられており、
この第１のダクト１１により、冷却器室７の送風口１２
と仕切壁２に設けた第２のダクト１３の上端入口とが連
通されている。従って、冷却器室７内の冷気は、ファン
装置９により送風口１２から第１のダクト１１を通じて
化粧カバー１０に設けられた吐出口１４から、その大部
分は前方の冷凍室４を冷却し、残りは第２のダクト１３
に送風される。
には、化粧カバー１０が配設されている。この化粧カバ
ー１０の裏側には第１のダクト１１が設けられており、
この第１のダクト１１により、冷却器室７の送風口１２
と仕切壁２に設けた第２のダクト１３の上端入口とが連
通されている。従って、冷却器室７内の冷気は、ファン
装置９により送風口１２から第１のダクト１１を通じて
化粧カバー１０に設けられた吐出口１４から、その大部
分は前方の冷凍室４を冷却し、残りは第２のダクト１３
に送風される。
【０００７】第２のダクト１３は下方に延び、その下端
出口は、冷蔵室５背部の上端部分に配設された断熱カバ
ー１５で覆われたダンパー室１６内に開口されている。
この断熱カバー１５は、例えば発泡プラスチック製のも
ので、断熱箱体１側に取り付けられたダンパー装置１７
をダンパー室１６に収納するようにして当該ダンパー装
置１７を覆っている。このダンパー装置１７は冷蔵室５
内の温度を検出する温度センサ（図示せず）が開設定温
度・閉設定温度を検出したときに、それぞれ開動作・閉
動作するように構成されている。ダンパー装置１７を通
過した冷気は、次に冷蔵室内の複数個設けられた各棚１
８の温度を均一にするために細かく分割された冷蔵室４
内の第３のダクト１９を通って、冷蔵室４内にその大部
分が送られるとともに、一部は第３のダクト１９で分割
された後に野菜室用の第４のダクト２０を通って野菜室
６を冷却する。第４のダクト２０は、断熱箱体１の背面
壁内を通って野菜室６内へ連通している。従って、冷蔵
室５および野菜室６が所定の温度に保たれることとな
る。
出口は、冷蔵室５背部の上端部分に配設された断熱カバ
ー１５で覆われたダンパー室１６内に開口されている。
この断熱カバー１５は、例えば発泡プラスチック製のも
ので、断熱箱体１側に取り付けられたダンパー装置１７
をダンパー室１６に収納するようにして当該ダンパー装
置１７を覆っている。このダンパー装置１７は冷蔵室５
内の温度を検出する温度センサ（図示せず）が開設定温
度・閉設定温度を検出したときに、それぞれ開動作・閉
動作するように構成されている。ダンパー装置１７を通
過した冷気は、次に冷蔵室内の複数個設けられた各棚１
８の温度を均一にするために細かく分割された冷蔵室４
内の第３のダクト１９を通って、冷蔵室４内にその大部
分が送られるとともに、一部は第３のダクト１９で分割
された後に野菜室用の第４のダクト２０を通って野菜室
６を冷却する。第４のダクト２０は、断熱箱体１の背面
壁内を通って野菜室６内へ連通している。従って、冷蔵
室５および野菜室６が所定の温度に保たれることとな
る。
【０００８】さらに、野菜室６を冷却した冷気は、仕切
壁３の前方に設けられた野菜室用復路２１を通って冷蔵
室５に一旦帰還し、冷蔵室５を冷却した冷気とともに冷
蔵室用復路２２から冷却器室７に帰還される。
壁３の前方に設けられた野菜室用復路２１を通って冷蔵
室５に一旦帰還し、冷蔵室５を冷却した冷気とともに冷
蔵室用復路２２から冷却器室７に帰還される。
【０００９】冷蔵室用復路２２は、冷蔵室５の前方上部
から、仕切壁２の中を通って冷却器室７の底部に連通す
るよう形成され、開口している。
から、仕切壁２の中を通って冷却器室７の底部に連通す
るよう形成され、開口している。
【００１０】他方、冷凍室５を冷却した後の冷気は、冷
凍室５底面前部の仕切壁２の左右両側から冷却器室７の
底部に連通する冷凍室用復路２３から帰還する。
凍室５底面前部の仕切壁２の左右両側から冷却器室７の
底部に連通する冷凍室用復路２３から帰還する。
【００１１】また、野菜室６内には、蓋２４を備えた野
菜容器２５が備えられ、収納された野菜などが直接冷却
され、乾燥し過ぎて保鮮性が損なわれないように略密閉
状態で収納される。野菜室６には前後方向引き出し式の
野菜室扉２６を備えるとともに、前記野菜室扉２６には
枠２７が設けられ、当該野菜容器２５を載置する。一
方、蓋２４は断熱箱体に取り付けられ、野菜室扉２６を
引き出して開けたときには、野菜容器２５のみが取り出
され、蓋２４は野菜容器２５上を摺動しつつ断熱箱体１
内に残るので、野菜室扉２６を開けたときには、野菜容
器２５から被収納物を取り出しやすくなっている。
菜容器２５が備えられ、収納された野菜などが直接冷却
され、乾燥し過ぎて保鮮性が損なわれないように略密閉
状態で収納される。野菜室６には前後方向引き出し式の
野菜室扉２６を備えるとともに、前記野菜室扉２６には
枠２７が設けられ、当該野菜容器２５を載置する。一
方、蓋２４は断熱箱体に取り付けられ、野菜室扉２６を
引き出して開けたときには、野菜容器２５のみが取り出
され、蓋２４は野菜容器２５上を摺動しつつ断熱箱体１
内に残るので、野菜室扉２６を開けたときには、野菜容
器２５から被収納物を取り出しやすくなっている。
【００１２】なお、冷却器室７内の冷却器８の下方に
は、除霜用の電気ヒータ２７が配設され、周期的に冷却
器８の霜取りが実施されている。
は、除霜用の電気ヒータ２７が配設され、周期的に冷却
器８の霜取りが実施されている。
【００１３】以上のように構成された従来の技術を用い
た冷蔵庫では、第４のダクト２０から冷却器８で冷却さ
れた低温低湿（約−２０度、湿度２０％）の冷気で、蓋
２４付きの野菜容器２５の周囲を、背面から底面、前面
の順に流れることにより冷却する。しかる後、野菜室用
復路２１から、冷蔵室５を経由して冷蔵室５の上部に設
けられた冷蔵室用復路２３から冷却器室７内に帰還す
る。従って被収納野菜が局部的に直接冷やされて、低温
障害を起こしてしまったり、乾燥しすぎて保鮮性を損な
ったりしない。
た冷蔵庫では、第４のダクト２０から冷却器８で冷却さ
れた低温低湿（約−２０度、湿度２０％）の冷気で、蓋
２４付きの野菜容器２５の周囲を、背面から底面、前面
の順に流れることにより冷却する。しかる後、野菜室用
復路２１から、冷蔵室５を経由して冷蔵室５の上部に設
けられた冷蔵室用復路２３から冷却器室７内に帰還す
る。従って被収納野菜が局部的に直接冷やされて、低温
障害を起こしてしまったり、乾燥しすぎて保鮮性を損な
ったりしない。
【００１４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
に構成すると、野菜室６の開閉により同時に野菜容器の
蓋の開閉をするので、スムーズな開閉のためには、蓋２
４、野菜容器２５の部品の精度や、摺動性が必要で、構
造が複雑になってしまうとともに、断熱箱体１の断熱壁
厚が部分的に薄くなってしまい、吸熱負荷量が増大する
ため、省エネルギーの観点からも増電になってしまうと
いう課題があった。
に構成すると、野菜室６の開閉により同時に野菜容器の
蓋の開閉をするので、スムーズな開閉のためには、蓋２
４、野菜容器２５の部品の精度や、摺動性が必要で、構
造が複雑になってしまうとともに、断熱箱体１の断熱壁
厚が部分的に薄くなってしまい、吸熱負荷量が増大する
ため、省エネルギーの観点からも増電になってしまうと
いう課題があった。
【００１５】あるいは、野菜室の部分的な凍結、結露を
防止する冷蔵庫を提供することにある。
防止する冷蔵庫を提供することにある。
【００１６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の冷蔵庫は、野菜容器に対向して仕切壁下部
に箱状リブを備え、野菜容器を略密閉するとともに、断
熱箱体と野菜容器との間に冷気通路を設けた構成とした
ものである。
に、本発明の冷蔵庫は、野菜容器に対向して仕切壁下部
に箱状リブを備え、野菜容器を略密閉するとともに、断
熱箱体と野菜容器との間に冷気通路を設けた構成とした
ものである。
【００１７】また、箱状リブの内、左右辺を断熱箱体に
より凸形状を形成したものである。また、箱状リブの
内、前後辺には例えば軟質ゴム製などによるシール部材
により、野菜容器と箱状のリブとを略密閉する。
より凸形状を形成したものである。また、箱状リブの
内、前後辺には例えば軟質ゴム製などによるシール部材
により、野菜容器と箱状のリブとを略密閉する。
【００１８】従って、簡単な構造で野菜容器を略密閉
し、野菜容器の周囲から間接的に冷却するので、野菜容
器の部分的な凍結、結露を防止することができる。
し、野菜容器の周囲から間接的に冷却するので、野菜容
器の部分的な凍結、結露を防止することができる。
【００１９】
【発明の実施の形態】本請求項１に記載の発明は、断熱
箱体を、仕切壁によって上下に区画し、冷蔵室、野菜室
とし、前記冷蔵室、野菜室に冷却器から冷気を各々配分
するようにし、前記野菜室には前後方向引き出し式の野
菜室扉を設けるとともに、野菜室扉には枠を設け、野菜
容器を載置するとともに、内箱との間に冷気通路を構成
するようにし、前記仕切壁下部には野菜容器に対向する
べく箱状リブを設けることにより、野菜容器を略密閉
し、簡単な構造で、野菜容器の蓋を取り付けるための断
熱箱体を部分的に薄肉とすることなく、野菜容器内を周
囲から間接的に冷却することにより、野菜容器の部分的
な凍結、結露を防止することができる。
箱体を、仕切壁によって上下に区画し、冷蔵室、野菜室
とし、前記冷蔵室、野菜室に冷却器から冷気を各々配分
するようにし、前記野菜室には前後方向引き出し式の野
菜室扉を設けるとともに、野菜室扉には枠を設け、野菜
容器を載置するとともに、内箱との間に冷気通路を構成
するようにし、前記仕切壁下部には野菜容器に対向する
べく箱状リブを設けることにより、野菜容器を略密閉
し、簡単な構造で、野菜容器の蓋を取り付けるための断
熱箱体を部分的に薄肉とすることなく、野菜容器内を周
囲から間接的に冷却することにより、野菜容器の部分的
な凍結、結露を防止することができる。
【００２０】請求項２に記載の発明は、前記箱状リブの
内、左右辺を断熱箱体により形成した凸形状により隙間
を詰めることにより、さらに簡単な構成で実現できると
ともに、断熱箱体の壁厚を厚くすることができ、吸熱負
荷量を小さくでき、簡単な構造で、断熱箱体を部分的に
薄肉とすることなく、野菜容器内を周囲から間接的に冷
却することにより、野菜容器の部分的な凍結、結露を防
止することができる。
内、左右辺を断熱箱体により形成した凸形状により隙間
を詰めることにより、さらに簡単な構成で実現できると
ともに、断熱箱体の壁厚を厚くすることができ、吸熱負
荷量を小さくでき、簡単な構造で、断熱箱体を部分的に
薄肉とすることなく、野菜容器内を周囲から間接的に冷
却することにより、野菜容器の部分的な凍結、結露を防
止することができる。
【００２１】また、請求項３に記載の発明は、前記箱状
リブの内、前後辺に例えば軟質ゴム製などによるシール
部材により、さらに野菜容器と箱状のリブとの密閉を図
れ、断熱箱体を部分的に薄肉とすることなく、野菜容器
内を周囲から間接的に冷却することにより、野菜容器の
部分的な凍結、結露を防止することができる。
リブの内、前後辺に例えば軟質ゴム製などによるシール
部材により、さらに野菜容器と箱状のリブとの密閉を図
れ、断熱箱体を部分的に薄肉とすることなく、野菜容器
内を周囲から間接的に冷却することにより、野菜容器の
部分的な凍結、結露を防止することができる。
【００２２】以下、本発明の実施の形態について、図１
から図５を用いて説明する。（実施例１）本発明の実施
例１を図１，図２を用いて説明する。なお、断熱箱体
１、仕切壁２、冷凍室４、冷蔵室５、野菜室６、冷却器
室７、冷却器８、ファン装置９、化粧カバー１０、第１
のダクト１１、送風口１２、第２のダクト１３、吐出口
１４、断熱カバー１５、ダンパー室１６、ダンパー装置
１７、温度センサ（図示せず）、棚１８、第３のダクト
１９、第４のダクト２０、野菜室用復路２１、冷蔵室用
復路２２、電気ヒータ２７は従来と同一の構成であるか
ら、同一の番号を付し、その詳細な説明については省略
する。
から図５を用いて説明する。（実施例１）本発明の実施
例１を図１，図２を用いて説明する。なお、断熱箱体
１、仕切壁２、冷凍室４、冷蔵室５、野菜室６、冷却器
室７、冷却器８、ファン装置９、化粧カバー１０、第１
のダクト１１、送風口１２、第２のダクト１３、吐出口
１４、断熱カバー１５、ダンパー室１６、ダンパー装置
１７、温度センサ（図示せず）、棚１８、第３のダクト
１９、第４のダクト２０、野菜室用復路２１、冷蔵室用
復路２２、電気ヒータ２７は従来と同一の構成であるか
ら、同一の番号を付し、その詳細な説明については省略
する。
【００２３】図１は、本発明の実施例１における冷蔵庫
の縦断面図で、図２は横断面図である。
の縦断面図で、図２は横断面図である。
【００２４】図１において、断熱箱体１内には上下２段
に仕切壁２および２８が設けられ、この仕切壁２，２８
により断熱箱体１内に上から冷凍室４、冷蔵室５、野菜
室６が区画形成されている。さらに、仕切壁２９下面野
菜室６側には、野菜容器２５に相対向して箱状リブ３０
を備え、野菜室扉２６を開けたときには枠２７に載置さ
れた野菜容器２５のみが引き出され、被収納物が取り出
しやすく野菜室扉２６を閉めたときには、野菜容器を略
密閉できる。従って、冷却器から導風されてきた冷気
は、野菜容器２５の周囲を、背面から底面、前面の順に
流れることにより冷却する。しかる後、野菜室用復路２
２から、冷蔵室５を経由して冷蔵室５の上部に設けられ
た冷蔵室用復路２３から冷却器室７内に帰還する。従っ
て被収納野菜が局部的に直接冷やされて、低温障害を起
こしてしまったり、乾燥しすぎて保鮮性を損なったりし
ない。つまり、保体式の蓋２４を用いずに簡単な構造
で、しかも断熱箱体を部分的に薄肉とすることなく、野
菜容器２５内を略密閉することができるので、周囲から
間接的に冷却することにより、野菜容器２５の部分的な
凍結、結露を防止することができる。
に仕切壁２および２８が設けられ、この仕切壁２，２８
により断熱箱体１内に上から冷凍室４、冷蔵室５、野菜
室６が区画形成されている。さらに、仕切壁２９下面野
菜室６側には、野菜容器２５に相対向して箱状リブ３０
を備え、野菜室扉２６を開けたときには枠２７に載置さ
れた野菜容器２５のみが引き出され、被収納物が取り出
しやすく野菜室扉２６を閉めたときには、野菜容器を略
密閉できる。従って、冷却器から導風されてきた冷気
は、野菜容器２５の周囲を、背面から底面、前面の順に
流れることにより冷却する。しかる後、野菜室用復路２
２から、冷蔵室５を経由して冷蔵室５の上部に設けられ
た冷蔵室用復路２３から冷却器室７内に帰還する。従っ
て被収納野菜が局部的に直接冷やされて、低温障害を起
こしてしまったり、乾燥しすぎて保鮮性を損なったりし
ない。つまり、保体式の蓋２４を用いずに簡単な構造
で、しかも断熱箱体を部分的に薄肉とすることなく、野
菜容器２５内を略密閉することができるので、周囲から
間接的に冷却することにより、野菜容器２５の部分的な
凍結、結露を防止することができる。
【００２５】以上のように構成された本発明の実施例１
において、冷気の流れについて説明する。まず、冷蔵庫
が冷却運転に入ると、ファン装置９が起動し、冷却器８
により冷却された冷気は、送風口１２から第１のダクト
１１を介してその大部分は、吐出口１４から前方の冷凍
室４を冷却し、そして冷凍室用復路２４を通じて再び冷
却器室７内に戻され、冷却器８により再び冷却される、
というふうに循環する。また、残りの冷気は、第１のダ
クト１１、第２のダクト１３、ダンパー室１６、第３の
ダクト１９を介して冷蔵室５を冷却し、第４のダクト２
０を経由して野菜室を冷却する。第４のダクト２０から
吐出された冷気は、野菜容器２５のまず背面を冷却し、
しかる後、底面を冷却し、前面を冷却した後、仕切壁２
８の前方に設けられた野菜室用復路２１を通って冷蔵室
５に一旦帰還し、冷蔵室５を冷却した冷気とともに冷蔵
室用復路２２から冷却器室７に帰還されることにより循
環する。従って、野菜に直接冷却器８で冷やされた冷気
が当たって、部分的に過冷に陥ったり、あるいは凍結や
結露により保鮮性に悪影響を与えない冷蔵庫を提供する
ことができる。
において、冷気の流れについて説明する。まず、冷蔵庫
が冷却運転に入ると、ファン装置９が起動し、冷却器８
により冷却された冷気は、送風口１２から第１のダクト
１１を介してその大部分は、吐出口１４から前方の冷凍
室４を冷却し、そして冷凍室用復路２４を通じて再び冷
却器室７内に戻され、冷却器８により再び冷却される、
というふうに循環する。また、残りの冷気は、第１のダ
クト１１、第２のダクト１３、ダンパー室１６、第３の
ダクト１９を介して冷蔵室５を冷却し、第４のダクト２
０を経由して野菜室を冷却する。第４のダクト２０から
吐出された冷気は、野菜容器２５のまず背面を冷却し、
しかる後、底面を冷却し、前面を冷却した後、仕切壁２
８の前方に設けられた野菜室用復路２１を通って冷蔵室
５に一旦帰還し、冷蔵室５を冷却した冷気とともに冷蔵
室用復路２２から冷却器室７に帰還されることにより循
環する。従って、野菜に直接冷却器８で冷やされた冷気
が当たって、部分的に過冷に陥ったり、あるいは凍結や
結露により保鮮性に悪影響を与えない冷蔵庫を提供する
ことができる。
【００２６】（実施例２）本発明の実施例２を図３を用
いて説明する。なお、従来および本発明の実施例１と同
一の構成のものについては、同一の番号を付し、その詳
細な説明を省略する。
いて説明する。なお、従来および本発明の実施例１と同
一の構成のものについては、同一の番号を付し、その詳
細な説明を省略する。
【００２７】箱状リブ３０と野菜容器２５との対向部の
内、左右辺を断熱箱体１を部分的に凸形状３１として、
さらに隙間を詰める構成とする。
内、左右辺を断熱箱体１を部分的に凸形状３１として、
さらに隙間を詰める構成とする。
【００２８】従って、野菜室が過冷になったり、直接冷
却器８で冷やされた冷気が当たって、部分的に過冷に陥
ったり、あるいは凍結や結露により保鮮性に悪影響を与
えない冷蔵庫を提供することができる。
却器８で冷やされた冷気が当たって、部分的に過冷に陥
ったり、あるいは凍結や結露により保鮮性に悪影響を与
えない冷蔵庫を提供することができる。
【００２９】（実施例３）本発明の実施例３を図４を用
いて説明する。なお、従来および本発明の実施例１また
は２と同一の構成のものについては、同一の番号を付
し、その詳細な説明を省略する。
いて説明する。なお、従来および本発明の実施例１また
は２と同一の構成のものについては、同一の番号を付
し、その詳細な説明を省略する。
【００３０】箱状リブ３０の内、前後辺に例えば軟質ゴ
ム製などによるシール部材３２により、さらに野菜容器
と箱状のリブとの密閉を図れ、断熱箱体を部分的に薄肉
とすることなく、従って、野菜室６が過冷になったり、
直接冷却器８で冷やされた冷気が当たって、部分的に過
冷に陥ったり、あるいは凍結や結露により野菜の保鮮性
に悪影響を与えない冷蔵庫を提供することができる。
ム製などによるシール部材３２により、さらに野菜容器
と箱状のリブとの密閉を図れ、断熱箱体を部分的に薄肉
とすることなく、従って、野菜室６が過冷になったり、
直接冷却器８で冷やされた冷気が当たって、部分的に過
冷に陥ったり、あるいは凍結や結露により野菜の保鮮性
に悪影響を与えない冷蔵庫を提供することができる。
【００３１】
【発明の効果】以上のように構成された本発明の冷蔵庫
は、仕切壁下部には野菜容器に対向するべく箱状リブを
設けることにより、野菜容器を略密閉することができ、
被収納物である野菜に直接冷却器で冷やされた冷気が当
たって、低温障害になったり、部分的に過冷や凍結や結
露といった保鮮性に悪影響を与えない冷蔵庫を提供する
ことができる。
は、仕切壁下部には野菜容器に対向するべく箱状リブを
設けることにより、野菜容器を略密閉することができ、
被収納物である野菜に直接冷却器で冷やされた冷気が当
たって、低温障害になったり、部分的に過冷や凍結や結
露といった保鮮性に悪影響を与えない冷蔵庫を提供する
ことができる。
【００３２】また、左右辺を断熱箱体により形成した凸
形状により隙間を詰めることにより、さらに簡単な構成
で実現できるとともに、断熱箱体の壁厚を厚くすること
ができ、吸熱負荷量を小さくでき、直接冷却器で冷やさ
れた冷気が当たって、部分的に過冷に陥ったり、あるい
は凍結や結露により保鮮性に悪影響を与えない冷蔵庫を
提供することができる。
形状により隙間を詰めることにより、さらに簡単な構成
で実現できるとともに、断熱箱体の壁厚を厚くすること
ができ、吸熱負荷量を小さくでき、直接冷却器で冷やさ
れた冷気が当たって、部分的に過冷に陥ったり、あるい
は凍結や結露により保鮮性に悪影響を与えない冷蔵庫を
提供することができる。
【００３３】また、前後辺に例えば軟質ゴム製などによ
るシール部材により、さらに野菜容器と箱状のリブとの
密閉を図れ、直接冷却器で冷やされた冷気が当たって、
部分的に過冷に陥ったり、あるいは凍結や結露により保
鮮性に悪影響を与えない冷蔵庫を提供することができ
る。
るシール部材により、さらに野菜容器と箱状のリブとの
密閉を図れ、直接冷却器で冷やされた冷気が当たって、
部分的に過冷に陥ったり、あるいは凍結や結露により保
鮮性に悪影響を与えない冷蔵庫を提供することができ
る。
【図１】本発明の実施例１による冷蔵庫の縦断面図
【図２】本発明の実施例１による冷蔵庫の部分縦断面図
【図３】本発明の実施例２による冷蔵庫の要部縦断面図
【図４】本発明の実施例３による冷蔵庫の要部縦断面図
【図５】従来の冷蔵庫の縦断面図
【図６】従来の冷蔵庫の部分縦断面図
１ 断熱箱体 ２，２９ 仕切壁 ４ 冷凍室 ５ 冷蔵室 ６ 野菜室 ８ 冷却器 ２５ 野菜容器 ２７ 枠 ３０ 箱状リブ ３１ 凸形状 ３２ シール部材
Claims (3)
- 【請求項１】 断熱箱体を仕切壁によって上下に区画
し、冷蔵室、野菜室とし、前記冷蔵室、野菜室に冷却器
から冷気を各々配分するようにし、前記野菜室には前後
方向引き出し式の野菜室扉を設けるとともに、野菜室扉
には枠を設け、野菜容器を載置するとともに、内箱との
間に冷気通路を構成するようにし、前記仕切壁下部には
野菜容器に対向するべく箱状リブを設けて略密閉し、野
菜容器内を周囲から間接的に冷却することを特徴とする
冷蔵庫。 - 【請求項２】 箱状リブの内、左右辺を断熱箱体により
形成したことを特徴とした請求項１記載の冷蔵庫。 - 【請求項３】 箱状リブの内、前後辺には例えば軟質ゴ
ム製などによるシール部材により、野菜容器と箱状のリ
ブとを略密閉することを特徴とした請求項１記載の冷蔵
庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24506297A JPH1183300A (ja) | 1997-09-10 | 1997-09-10 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24506297A JPH1183300A (ja) | 1997-09-10 | 1997-09-10 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1183300A true JPH1183300A (ja) | 1999-03-26 |
Family
ID=17128030
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24506297A Pending JPH1183300A (ja) | 1997-09-10 | 1997-09-10 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1183300A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001017368A3 (en) * | 1999-09-03 | 2001-08-02 | Eun Jeong Kim | Vegetable compartment in refrigerator |
| JP2002098461A (ja) * | 2000-07-21 | 2002-04-05 | Fujitsu General Ltd | 電気冷蔵庫 |
| WO2004038311A1 (en) * | 2002-10-23 | 2004-05-06 | Lg Electronics Inc. | Vegetable room for refrigerator |
| WO2004038312A1 (en) * | 2002-10-23 | 2004-05-06 | Lg Electronics Inc. | Vegetable room for refrigerator |
| JP2015190747A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-02 | シャープ株式会社 | 冷蔵庫 |
| JP2018109512A (ja) * | 2018-03-01 | 2018-07-12 | シャープ株式会社 | 冷蔵庫 |
-
1997
- 1997-09-10 JP JP24506297A patent/JPH1183300A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6367276B1 (en) | 1919-09-03 | 2002-04-09 | Lg Electronics Inc. | Vegetable compartment in refrigerator |
| WO2001017368A3 (en) * | 1999-09-03 | 2001-08-02 | Eun Jeong Kim | Vegetable compartment in refrigerator |
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| CN100359269C (zh) * | 2002-10-23 | 2008-01-02 | Lg电子株式会社 | 用于冰箱的蔬菜间 |
| CN100365362C (zh) * | 2002-10-23 | 2008-01-30 | Lg电子株式会社 | 用于冰箱的蔬菜间 |
| US7363773B2 (en) | 2002-10-23 | 2008-04-29 | Lg Electronics Inc. | Vegetable room for refrigerator |
| US7624593B2 (en) | 2002-10-23 | 2009-12-01 | Lg Electronics Inc. | Vegetable room for refrigerator |
| JP2015190747A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-02 | シャープ株式会社 | 冷蔵庫 |
| JP2018109512A (ja) * | 2018-03-01 | 2018-07-12 | シャープ株式会社 | 冷蔵庫 |
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