JP2996747B2 - 抄紙機の地合い構成部及びその使用法 - Google Patents
抄紙機の地合い構成部及びその使用法Info
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- JP2996747B2 JP2996747B2 JP3005196A JP519691A JP2996747B2 JP 2996747 B2 JP2996747 B2 JP 2996747B2 JP 3005196 A JP3005196 A JP 3005196A JP 519691 A JP519691 A JP 519691A JP 2996747 B2 JP2996747 B2 JP 2996747B2
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- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21F—PAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
- D21F1/00—Wet end of machines for making continuous webs of paper
- D21F1/48—Suction apparatus
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
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- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
- Basic Packing Technique (AREA)
- Soil Working Implements (AREA)
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
Description
すき網とが設けられていて、地構成合区分のラインに沿
って機械の作業方向に対して直交する方向に配置され、
前記すき網に対して相対的に調節可能で運転中にすき網
に接触する複数の脱水条片が設けられており、これらの
脱水条片をすき網の両側つまり上下に挿入して、すき網
の間で懸濁液を脱水することによって紙匹が形成される
ようになっており、前記脱水条片の間に間隔が保たれて
いて、これによって、脱水時に取り除かれる液体を流出
させるためのギャップが形成されており、前記上側のす
き網と下側のすき網に運転中に接触する脱水条片の幅並
びに配置及び、これらの脱水条片間の間隔の幅並びに配
置は、上側のすき網側に対応配置された複数の脱水条片
間に存在する、少なくとも1つ置きのギャップが、下側
のすき網側に対応配置された脱水条片によって部分的に
又は完全に覆われないように互いに設定されている形式
の、紙匹を形成するための抄紙機の地合い構成部及び、
この地合い構成部の使用法に関する。
箱(この流送箱から懸濁液が送られる)のすぐ近くで駆
動され、この時に懸濁液は偏平な流れとして、すき網を
組み合わせることによって形成される中間室内に注入さ
れ、次いでこれらのすき網の間で脱水されるようになっ
ている。また、この地合い構成部には前脱水区分を設け
ることもでき、この前脱水区分内で流送箱から来る懸濁
液がすき網上で所定の区分に亙ってガイドされ、地合い
構成部内に入れられる前にあらかじめ懸濁液から(特に
下方に)水分が取り除かれるようになっている。このよ
うに前脱水区分に続いて地合い構成部が設けられている
場合は、一般に、前脱水された懸濁液がすき網上に止ど
まって、別のすき網をガイドすることによって地合い構
成部はいわゆるダブルすき網式の地合い構成部として構
成される。
1号明細書、ドイツ連邦共和国特許第3138133号
明細書、ドイツ連邦共和国特許第3153305号明細
書、ドイツ連邦共和国特許第3546629号明細書並
びにヨーロッパ特許出願公開第0251778号明細書
に開示された前記形式の地合い構成部においては、地合
い構成を改良するための多数の脱水条片が、地合い構成
区分の全長に亙ってそれぞれ規則的に分割して配置され
ている。このように脱水条片を分割して配置すると、特
にいわゆる水ラインの後ろに位置する地合い構成区分の
箇所で、形成された紙匹を痛める危険性がある。
条片はそれぞ反対側から互いに向き合う脱水スリットに
挿入されるが、これは、液体が帯状の材料から押し出さ
れるような強い、各スリットにおいて最も有効な圧力で
行われる。この圧力は場合によっては、すき網の間で成
形される材料が圧し潰されててしまう程度に強いもので
ある。圧力が小さすぎると、材料はあらかじめ押し出さ
れた上方からの液体によってあらたに濡らされ、これに
よって不都合に変形してしまう。また圧力が強すぎる
と、すき網が強く圧迫されて早期に摩耗することにな
る。脱水条片間の間隔は狭いので脱水条片間の室には、
例えば押し出された繊維及び灰によって汚れがたまり易
くなる。
明細書に開示された構成においては、下側の脱水条片は
フレキシブルなプレート上に取り付けられている。しか
しながらこの公知の構成によれば、下方に導出された水
は脱水条片間で側方に押し出され、これによって量が制
限され、しかも汚れが生じ易くなる。また脱水条片の押
圧力を個別に調節することはできず、調節の反復性は不
十分である。
号明細書に開示されているように、多数の脱水条片が剛
性なフレームで下側のすき網に取り付けられていれば、
圧縮される危険性及びすき網が損傷を被る危険性は特に
高くなり、また水の導出も制限され、汚れの危険性も高
くなる。
かせられる要求が大きかった。すき網は摩耗し易く、し
かもすき網が落下する危険性は高く、これによって多く
の微細材料及び灰が帯状の材料から洗い流されてしま
う。脱水条片に作用する地合い構成の衝撃は、従来の装
置においては必然的に高く、帯状の材料はせん断力に弱
いのでこれによってしばしば、地合い構成に不都合な影
響が及ぼされていた。
は、前記従来の装置における欠点を取り除いて、紙匹の
脱水及び地合い構成を、種々異なる技術的な状況(作業
途中で地合い構成区分によって与えられる)に合わせ
て、つまり、すき網間の帯状の材料の水ラインの変化す
る位置を、脱水条片を相応に位置決めすることによって
帯状の材料に合わせて、実際の位置的な要求に応じての
み、この帯状の材料にできるだけやさしく作用するよう
にし、これによって形成される紙匹が損傷を受けないよ
うにすることである。また、すき網の摩耗はできるだけ
少なくし、水の導出も改善しなければならない。必要に
応じて行われる位置決めは、抄紙機の運転中においても
可能にしなければならない。
明によれば、下側のすき網に接触する脱水条片間の間隔
が、上側のすき網に対応配置された脱水条片の幅とこれ
らの脱水条片間の間隔との合計よりもそれぞれ大きく構
成されており、下側のすき網に接触する脱水条片が、地
合構成区分に沿ってテーブル上に取付け可能に構成され
ている。
の材料の技術的な状況(位置)に応じて、及び実際の位
置的な必要に応じて、材料及びすき網を痛めないように
丁寧に行うことができる。
連する部分の概略図が示されている。この地合い構成部
は厚紙用の抄紙機にも適用可能である。この地合い構成
部においては、上側のすき網1と下側のすき網2との間
で紙匹、場合によっては厚紙が形成される。運転中に、
上側のすき網1と下側のすき網2との間にある懸濁液が
脱水されて、紙匹が形成される。ここで形成される紙匹
は均一な形を有していなければならない。脱水及び地合
構成は脱水条片3,4を挿入することによって行われ
る。上側のすき網1の上側には脱水条片3が配置されて
いて、下側のすき網2の下側には脱水条片4が配置され
ている。これらの脱水条片3,4は、地合区分に沿って
配置され、機械の作業方向に対して直交する方向に延び
ていて、すき網1,2に対して相対的に調節可能であっ
て、運転中に、これらの脱水条片1,2に向けられたす
き網(脱水条片3,4によってそれぞれ保護されてい
る)に接触するようになっている。これらの脱水条片
3,4の可能な調節運動は矢印で示されている。脱水条
片3,4の間には間隔5,6が保たれており、これによ
って機械の作業方向に対して直交する方向にスリットが
形成され、このスリットを通して、上側のすき網1と下
側のすき網2の間に存在する懸濁液から取り除かれる液
体が排水される。これは、両側でつまり上側のすき網1
からも下側のすき網2からも行われる。第1図及び第4
図には、脱水条片3,4の配置のそれぞれ異なる実施例
が示されている。
めには、種々異なる公知の型を使用することが出来る。
脱水条片3の、上側のすき網1に向けられた側は、地合
区分の空間的な型を形成するたわみ面を成す。このたわ
み面は例えば、運転中にギャップ5aを通って流出する
液体を収集及び導出するための、上側のすき網1に向け
られたケーシング12の格子状の底面を形成する。地合
区分の空間的な型は、第1図に示されているように直線
によって形成され得るが、この型は、第2図及び第3図
に示されているように凸状又は凹状の曲線、或は波形又
は任意の曲線によって形成することもできる。
置されており、これによってギャップ5aが形成され
る。
それぞれ任意の形状に形成することができる。脱水条片
4は、例えば下側のすき網2に向けられたヘッド部分の
形をやや異なって形成することができる。本発明の利点
は、機械の作業方向に対して直交する方向で見ても、脱
水条片間に比較的大きい間隔が保たれているので、下側
のすき網側に向けられたヘッド部分の寸法精度のために
大きい製造許容誤差が得られるという点にある。紙匹製
造過程に良好な影響を与える可能性は、幅に亙って故意
に形成された非均一性によって付加的に改良され得る。
対的に位置決めされたテーブル7上で地合区分に沿って
規則的な又は不規則的な間隔6を保って配置されてい
る。各間隔6は、上側のすき網に向き合う各脱水条片3
の幅と、互いに隣接し合う、上側のすき網側に配置され
た脱水条片の間隔5との、機械作業方向で見た合計の寸
法よりも、有利にはやや大きい。
00mmから3000mmである。脱水条片3,4は、10
mmから60mmまでの幅のものが使用される。本発明の利
点は、脱水条片3を備えた成形面に、それぞれの技術的
な要求に応じて例えば1〜10までの区域が形成される
という点にある。また、機械作業方向で連続する、間隔
5を有する流出スリットをそれぞれ同一の間隔5に合っ
た挿入体8で閉鎖し、これによって面のそれぞれ1つの
長手方向区分で吸込み作用を無くすことができる。これ
は構造的には、各区域を制限する挿入体8が、必要な場
合運転中でも側方から当該の間隔5内に挿入できるよう
になっていることによって実現される。排水用の各ギャ
ップ5aは、有利には異なる圧力の真空によって負荷さ
れる。このためには、例えば図面で概略的に示された仕
切り壁11をケーシング12内に設け、種々異なる低圧
を調節できる吸込み装置を設ける必要がある。
有利には運転中にも下側のすき網2に向かって上昇可
能、傾倒可能でしかも長手方向移動可能なテーブル7
に、機械作業方向で位置決め可能に取り付けられてい
る。つまり、脱水条片4は、一箇所でテーブル7に固定
されているのではなく、例えばテーブルの上面に、機械
作業方向に対して直交する方向に延びる多数の溝が設け
られていて、これらの溝内に、脱水条片4が嵌め込み挿
入及び引き抜き可能になっている。このようにして脱水
条片4は、機械の側面から、一度嵌め込んだ位置から引
き抜いて新たな所望の位置に(つまり別の溝内に)嵌め
込むことによって、必要によっては運転中においても別
の位置に変えることができる。
テーブル上で保護されながら下側のすき網2に向かって
個別に調節可能である。各脱水条片4はそれぞれ高さ方
向で調節することができる。脱水条片4が空圧式に又は
油圧式に調節されると有利である。脱水条片4は、例え
ば互いにテレスコープ式に接続された2つの部分(これ
らの部分間に吹き込み可能な空気ベローズが配置されて
いる)が設けられていることによって、運転時に、エア
クッション9でテーブル7に対して弾性的に支持され得
る。
節できるようにするために、テーブル7をすき網の移動
方向で若しくはこのすき網の移動方向に抗して調節でき
るようになっている。これによって、脱水条片3に対す
る脱水条片4の位置を変えることができる。これは紙匹
製造時に効果的である。また、それぞれの使用状態に応
じて、地合い区分の、すき網移動方向で最初の及び/又
は最後の脱水条片を下側のすき網2に作用する脱水条片
4とすることも考えられる。
条片4を備えたテーブル7の基部が、このテーブル7を
下側のすき網2に対して鉛直方向で位置決めするため
に、エアベローズで空圧式に弾性的に支えられていれば
さらに有利である。
水条片3とのたわみ面に沿った区域形成、テーブル7上
での脱水条片4の位置決め、脱水条片4の個別の調節及
びテーブル7の位置決めによって、技術的な要求及び状
態に応じて大きい操作範囲内ですき網の間で紙匹の脱水
及び地合い構成を行うことが可能である。本発明によれ
ば、前述の従来技術における問題点はすべて克服され得
る。また本発明によれば、作業行程自体を丁寧に行うこ
とができるが、これは、形成しようとする紙匹にも、循
環運動するすき網にも当てはまる。この丁寧な作業のた
めに、脱水条片4及びテーブル7の空圧式の弾性支持も
貢献している。何故ならば、この脱水条片4及びテーブ
ル7の空圧式の弾性支持によれば、すき網の間で送られ
る帯状の懸濁液の厚さの突然の変化を、紙匹を損傷させ
ることなしに弾性的に補償することができるからであ
る。
側面から見た概略図である。
線区分を示した概略図である。
の曲線区分を示した概略図である。
地合い構成部の一部を示した概略図である。
水条片、 5,6 間隔、 5′,6′ ギャップ、
7 テーブル、 8 挿入体、 9 エアクッション、
10 仕切り吸込み装置、 11 仕切り壁、 12
ケーシング、13 収容装置、
Claims (24)
- 【請求項1】 紙匹を形成するための抄紙機の地合い構
成部であって、上側のすき網(1)と下側のすき網
(2)とが設けられており、地合構成区分のラインに沿
って機械の作業方向に対して直交する方向に配置され、
前記すき網(1,2)に対して相対的に調節可能で運転
中にすき網(1,2)に接触する複数の脱水条片(3,
4)が設けられており、これらの脱水条片(3,4)を
すき網の両側つまり上下に挿入して、すき網(1,2)
の間で懸濁液を脱水することによって紙匹が形成される
ようになっており、前記脱水条片の間に間隔(5,6)
が保たれていて、これによって、脱水時に取り除かれる
液体を流出させるためのギャップ(5a,6a)が形成
されており、前記上側のすき網(1)と下側のすき網
(2)に運転中に接触する脱水条片(3,4)の幅並び
に配置及び、これらの脱水条片(3,4)間の間隔
(5,6)の幅並びに配置は、上側のすき網(1)側に
対応配置された複数の脱水条片(3)間に存在する、少
なくとも1つ置きのギャップ(5a)が、下側のすき網
(2)側に対応配置された脱水条片(4)によって部分
的に又は完全に覆われないように互いに設定されている
形式のものにおいて、 下側のすき網(2)に接触する脱水条片(4)間の間隔
(6)が、上側のすき網(1)に対応配置された脱水条
片(3)の幅とこれらの脱水条片(3)間の間隔(5)
との合計よりもそれぞれ大きく構成されており、下側の
すき網(2)に接触する脱水条片(4)が、地合構成区
分に沿ってテーブル(7)上に取付け可能に構成されて
いる ことを特徴とする、抄紙機の地合い構成部。 - 【請求項2】 上側のすき網(1)に接触するすべての
脱水条片(3)が、同一形状に形成されていて、組み合
わされて1つのたわみ面を形成しており、該たわみ面に
沿って、脱水条片(3)が同一の間隔(5)を保って配
置されている、請求項1記載の地合い構成部。。 - 【請求項3】 下側のすき網(2)に接触する脱水条片
(4)が、機械の作業方向で、テーブル(7)に組み替
え可能に取り付けられている、請求項1記載の地合い構
成部。 - 【請求項4】 下側のすき網(2)に接触する脱水条片
(4)がテーブル(7)上で下側のすき網(2)に向か
って個別に調節可能である、請求項1又は3記載の地合
い構成部。 - 【請求項5】 前記脱水条片(4)が、空圧式又はガス
クッションを伴う油圧式に調節可能であって、調節方向
でガスクッションによってテーブル(7)に向かって弾
性的に支持されている、請求項1、3又は4のいずれか
1項記載の地合い構成部。 - 【請求項6】 脱水条片(4)を備えたテーブル(7)
がすき網(1,2)の移動方向に対して相対的に水平方
向で位置決め可能である、請求項1又は3から5までの
いずれか1項記載の地合い構成部。 - 【請求項7】 脱水条片(4)を備えたテーブル(7)
が下側のすき網(2)に対して相対的に鉛直方向で位置
決め可能である、請求項1又は3から6までのいずれか
1項記載の地合い構成部。 - 【請求項8】 下側のすき網(2)に接触する脱水条片
(4)は、該脱水条片(4)によって下側のすき網
(2)の範囲から取り除かれた水が直接下方に導出さ
れ、収容装置(13)に直接達するように取り付けられ
ている、請求項1から7までのいずれか1項記載の地合
い構成部、 - 【請求項9】 前記脱水条片(3,4)が、地合い構成
部の運転中に組み付け及び取り外し可能である、請求項
1から8までのいずれか1項記載の地合い構成部。 - 【請求項10】 地合い構成区分が曲線部材に沿って形
成されている、請求項1から9までのいずれか1項記載
の地合い構成部。 - 【請求項11】 上側のすき網(1)に接触する脱水条
片(3)、及び下側のすき網(2)に接触する脱水条片
(4)が、それぞれすき網に向けられた側でそれぞれ1
つのたわみ面を形成しており、これらのたわみ面は互い
に重なり合っていない、請求項1から10までのいずれ
か1項記載の地合い構成部。 - 【請求項12】 上側のすき網(1)に接触する脱水条
片(3)と、下側のすき網(2)に接触する脱水条片
(4)とが、それぞれすき網に向けられた側でそれぞれ
1つのたわみ面を形成しており、これらのたわみ面が互
いに重なり合っている、請求項1から11までのいずれ
か1項記載の地合い構成部。 - 【請求項13】 上側のすき網(1)に接触する脱水条
片(3)間のギャップ(5a)に、調節可能な真空が供
給可能である、請求項1から12までのいずれか1項記
載の地合い構成部。 - 【請求項14】 上側のすき網(1)の地合い構成区分
の長さが500mmから3000mmであって、脱水条片
(3)の幅が10mmから60mmであって、これらの脱
水条片(3)の数が40までであって、地合い構成区分
に沿って10までの区域が形成され、下側のすき網
(2)の下に配置された脱水条片(4)の数が1〜20
までである、請求項1から13までのいずれか1項記載
の地合い構成部。 - 【請求項15】 機械の作業方向に連続するギャップ
(5a)のうちの幾つか又はすべてがこれらのギャップ
の間に挿入される挿入体(8)によって閉鎖されること
によって、上側のすき網(1)の上側の地合い構成区分
が変えられるようになっている、請求項1から14まで
のいずれか1項記載の地合い構成部。 - 【請求項16】 下側のすき網(2)に接触する脱水条
片(4)を支持する固定部分と、上側のすき網(1)に
接触する脱水条片(3)を支持する固定部分との間の間
隔を調節するための調節部材が、すき網の側方に設けら
れている、請求項1から15までのいずれか1項記載の
地合い構成部。 - 【請求項17】 運転中にすき網に接触する最初の脱水
条片及び/又は最後の脱水条片が、下側のすき網(2)
に接触する脱水条片(4)である、請求項1から16ま
でのいずれか1項記載の地合い構成部。 - 【請求項18】 地合い構成区分に続いて、下側のすき
網(2)上で帯状の湿った材料を確実に載せるための仕
切り吸込み装置(10)が設けられている、請求項1か
ら17までのいずれか1項記載の地合い構成部。 - 【請求項19】 運転中にすき網(1,2)に接触する
脱水条片(3,4)の、すき網(1,2)に向けられた
側の面が、すき網走行方向に対して直交する方向で見て
少なくとも部分的に非偏平に形成されている、請求項1
又は2記載の地合い構成部。 - 【請求項20】 運転中に下側のすき網(2)に接触す
る脱水条片(4)の、すき網に向けられた側の面が、す
き網走行方向に対して直交する方向で個別に変形可能で
ある、請求項1又は2記載の地合い構成部。 - 【請求項21】 請求項1から20までのいずれか1項
記載の地合い構成部を、上下にそれぞれ1つのすき網が
配置されたダブルすき網式の抄紙機と1つの長いすき網
を有する抄紙機との組み合わせに使用する使用法におい
て、脱水される懸濁液を地合い構成部に達する前に長い
すき網上であらかじめ脱水し、上側のすき網(1)を地
合い構成部の範囲で、この上側のすき網(1)と長いす
き網との間で脱水しようとする懸濁液を収容するための
収容室が形成されるようにガイドし、長いすき網を下側
のすき網(2)として使用することを特徴とする、地合
い構成部の使用法。 - 【請求項22】 請求項1から20までのいずれか1項
記載の地合い構成部を、上下にそれぞれ1つのすき網が
配置されたダブルすき網式の抄紙機に使用する使用法に
おいて、脱水しようとする懸濁液を1つの経路を通して
偏平な流れとして、上下のすき網(1,2)を合わせる
ことによって形成される懸濁液収容室内に導入すること
を特徴とする、地合い構成部の使用法。 - 【請求項23】 地合い構成部の手前に、上側のすき網
(1)によって取り囲まれた地合い構成シリンダを設け
る、請求項21又は22記載の地合い構成部の使用法。 - 【請求項24】 地合い構成部の手前に、下側のすき網
(2)によって取り囲まれた地合い構成シリンダを設け
る、請求項21又は22記載の地合い構成部の使用法。
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