JPH0444038B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0444038B2 JPH0444038B2 JP62164110A JP16411087A JPH0444038B2 JP H0444038 B2 JPH0444038 B2 JP H0444038B2 JP 62164110 A JP62164110 A JP 62164110A JP 16411087 A JP16411087 A JP 16411087A JP H0444038 B2 JPH0444038 B2 JP H0444038B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- web
- dewatering
- cover
- unit
- fourdrinier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 16
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 10
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims abstract description 6
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 19
- 230000018044 dehydration Effects 0.000 claims description 5
- 238000006297 dehydration reaction Methods 0.000 claims description 5
- 238000005054 agglomeration Methods 0.000 claims description 3
- 230000002776 aggregation Effects 0.000 claims description 3
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 2
- 230000010349 pulsation Effects 0.000 claims 1
- 244000144992 flock Species 0.000 abstract 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21F—PAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
- D21F3/00—Press section of machines for making continuous webs of paper
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21F—PAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
- D21F1/00—Wet end of machines for making continuous webs of paper
- D21F1/48—Suction apparatus
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21F—PAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
- D21F9/00—Complete machines for making continuous webs of paper
- D21F9/003—Complete machines for making continuous webs of paper of the twin-wire type
Landscapes
- Paper (AREA)
- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
- Stringed Musical Instruments (AREA)
- Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)
- Seasonings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は繊維ウエブから脱水するための、製紙
機に適用可能な方法及び装置に関する。この方法
は排水が上方及び下方の両方にもたらされるいわ
ゆる2枚長網型装置(2つの向かいあつた循環網
ベルト)を使用する。この方法において繊維ウエ
ブの中で流れが創成されて、該流れはウエブに対
して長手方向に流れていて、ウエブの表面の乱れ
状態に繊維を導く。該流れは脱水ユニツトの金属
片の配置によつてウエブの方向に調整可能となつ
て発生させされ、またウエブの異なる面上の相手
に対し少くとも部分的に金属片を配置することに
より、発生させられる。
機に適用可能な方法及び装置に関する。この方法
は排水が上方及び下方の両方にもたらされるいわ
ゆる2枚長網型装置(2つの向かいあつた循環網
ベルト)を使用する。この方法において繊維ウエ
ブの中で流れが創成されて、該流れはウエブに対
して長手方向に流れていて、ウエブの表面の乱れ
状態に繊維を導く。該流れは脱水ユニツトの金属
片の配置によつてウエブの方向に調整可能となつ
て発生させされ、またウエブの異なる面上の相手
に対し少くとも部分的に金属片を配置することに
より、発生させられる。
米国特許第3994774号に開示されているような
公知の2枚長網装置において、ウエブの脱水は互
いに相手に対して交互に位置させられる脱水要素
によつてなされる。前記特許発明により開示され
た1つの実施例の具体化において、従来の金属片
は相手から比較的遠く隔値された金属片と共にウ
エブの下方にて使用されており、特徴的には、水
を下方に除去する。ウエブの上方及び他の長網ル
ープの面にて別の脱水ユニツトが存在し、その脱
水ユニツトの単一脱水要素は下方脱水ユニツトの
金属片間に配置されている。上方脱水ユニツトが
配置されているため、運転時、単一の要素がわず
かな波動的方法で金属片と共にウエブを押圧す
る。金属片の後に水が押圧及び遠心力により上部
長網を介しウエブから分離され、この水は前記上
方脱水ユニツトの誘導表面により、上部長網を介
して分離され、排水パイプに導かれることにな
る。
公知の2枚長網装置において、ウエブの脱水は互
いに相手に対して交互に位置させられる脱水要素
によつてなされる。前記特許発明により開示され
た1つの実施例の具体化において、従来の金属片
は相手から比較的遠く隔値された金属片と共にウ
エブの下方にて使用されており、特徴的には、水
を下方に除去する。ウエブの上方及び他の長網ル
ープの面にて別の脱水ユニツトが存在し、その脱
水ユニツトの単一脱水要素は下方脱水ユニツトの
金属片間に配置されている。上方脱水ユニツトが
配置されているため、運転時、単一の要素がわず
かな波動的方法で金属片と共にウエブを押圧す
る。金属片の後に水が押圧及び遠心力により上部
長網を介しウエブから分離され、この水は前記上
方脱水ユニツトの誘導表面により、上部長網を介
して分離され、排水パイプに導かれることにな
る。
他の公知発明は独国特許第3138133号であつて、
その発明は2枚長網型装置で配水管を配置する違
つた実施例を開示している。その変形例に共通な
唯一の特徴は、脱水領域において、ウエブが波動
し、ウエブの上方及び下方の両方に配置された脱
水要素は交互に位置せしめられているということ
である。更に、その発明にて開示された前記装置
において、ウエブ上における押圧が長網の緊張に
よりなされることは重要である。
その発明は2枚長網型装置で配水管を配置する違
つた実施例を開示している。その変形例に共通な
唯一の特徴は、脱水領域において、ウエブが波動
し、ウエブの上方及び下方の両方に配置された脱
水要素は交互に位置せしめられているということ
である。更に、その発明にて開示された前記装置
において、ウエブ上における押圧が長網の緊張に
よりなされることは重要である。
そのような脱水領域の排水容量が比較的良いに
もかかわらず、また幾つかの不都合ある。排水の
各段階で水は長網を介して直接上方もしくは下方
に自由に出入りする。従つて、ウエブの繊維は流
れの方向に沿つて変わる傾向があつて、その結
果、紙質の低下を招くことになる。
もかかわらず、また幾つかの不都合ある。排水の
各段階で水は長網を介して直接上方もしくは下方
に自由に出入りする。従つて、ウエブの繊維は流
れの方向に沿つて変わる傾向があつて、その結
果、紙質の低下を招くことになる。
一方、充填材の無駄も充填材が長網を介して直
接に排出されることにより大きくなつている。
接に排出されることにより大きくなつている。
上述の如き不都合を排除するために、新型の装
置が開発され、ウエブの両面の脱水要素がウエブ
の動く方向に互いに対して調整可能となつてい
て、対抗する脱水ユニツトの押圧要素の並び方は
少くとも部分的に合つている。ウエブ表面におい
て水の流れの方向がウエブの面に対し単に垂直の
みならず、ウエブの動く方向もしくはそれと反対
の方向にも一致していることが後者の特徴であ
る。
置が開発され、ウエブの両面の脱水要素がウエブ
の動く方向に互いに対して調整可能となつてい
て、対抗する脱水ユニツトの押圧要素の並び方は
少くとも部分的に合つている。ウエブ表面におい
て水の流れの方向がウエブの面に対し単に垂直の
みならず、ウエブの動く方向もしくはそれと反対
の方向にも一致していることが後者の特徴であ
る。
この配置は効果を与えるパルスの有利さとウエ
ブ表面層における強い乱れをもたらし、ウエブの
表面における凝集を防止し、かくしてウエブの品
質は向上する。ウエブの動く方向にて互いに対し
て調整可能である脱水ユニツトはウエブの地合い
の各場合において、ウエブ表面の乱れの強さを最
適にし、かくして可能な限り最良の表面品質を得
ることになる。
ブ表面層における強い乱れをもたらし、ウエブの
表面における凝集を防止し、かくしてウエブの品
質は向上する。ウエブの動く方向にて互いに対し
て調整可能である脱水ユニツトはウエブの地合い
の各場合において、ウエブ表面の乱れの強さを最
適にし、かくして可能な限り最良の表面品質を得
ることになる。
本発明において、ウエブははじめに下方脱水ユ
ニツトの高さを調整することにより押圧され、例
えば上述の独国特許に比較した時に長網への押圧
は減少する。
ニツトの高さを調整することにより押圧され、例
えば上述の独国特許に比較した時に長網への押圧
は減少する。
本発明による方法はある脱水ユニツトのカバー
の位置が他の脱水ユニツトのカバーに対して調整
されるということを特徴とし、その調整はウエブ
表面において発生させられた乱れの強さと、該乱
れの成分の分布とに作用することになる。該乱れ
の成分は違つた方向に動いているものである。
の位置が他の脱水ユニツトのカバーに対して調整
されるということを特徴とし、その調整はウエブ
表面において発生させられた乱れの強さと、該乱
れの成分の分布とに作用することになる。該乱れ
の成分は違つた方向に動いているものである。
本発明による装置は長網型装置が2枚長網型装
置となつていることを特徴とし、前記装置は2つ
の脱水ユニツトを有しており、そのユニツトのカ
バーもしくはユニツトの面部が押圧要素の並びか
ら成つていて、その要素は少くとも部分的に合つ
ているか、ウエブの対向面上に少くとも部分的に
一致して並べられている。
置となつていることを特徴とし、前記装置は2つ
の脱水ユニツトを有しており、そのユニツトのカ
バーもしくはユニツトの面部が押圧要素の並びか
ら成つていて、その要素は少くとも部分的に合つ
ているか、ウエブの対向面上に少くとも部分的に
一致して並べられている。
本発明を添付した図面を参照して実施例により
更に詳細に説明する。
更に詳細に説明する。
本発明による方法及び装置は第1図に示されて
いる長網抄紙機1に第1に適用されるようになつ
ている。長網抄紙機1の湿部は最も単純化した形
状でヘツドホツクス2と長網区画3から成つてい
て、該長網区画3は長網4、張出ロール5、他の
ロール6及び脱水ユニツト7から成つている。長
網区画3の後方もしくは下方、すなわち、いわゆ
るウエブ形成区画8はウエブ上方の上部ユニツト
9と、長網抄紙機の下方あるいは長網4の底部か
下方の脱水ユニツト30から成つている。
いる長網抄紙機1に第1に適用されるようになつ
ている。長網抄紙機1の湿部は最も単純化した形
状でヘツドホツクス2と長網区画3から成つてい
て、該長網区画3は長網4、張出ロール5、他の
ロール6及び脱水ユニツト7から成つている。長
網区画3の後方もしくは下方、すなわち、いわゆ
るウエブ形成区画8はウエブ上方の上部ユニツト
9と、長網抄紙機の下方あるいは長網4の底部か
下方の脱水ユニツト30から成つている。
第2図において上部ユニツト9は例えば脱水ユ
ニツト30とロール11,12,13,14を含
んでいて、ロール13を除くそれら全ては水直方
向かもしくは回転アームによる揺動方法で揺動的
に調整可能となつている。上方脱水ユニツト20
は主に3つのチヤンバ21,22,23とから成
つていて、チヤンバは圧縮すなわち押圧要素24
の並びから成る側部すなわちカバー25を有して
いる。該カバーは該チヤンバ全てに共通である。
第1チヤンバ21のスライスの高さは調整可能で
ある。長網上方の脱水要素の助けをかりずに長網
10の上部の走路を介して直接排水される水は前
記チヤンバ21に導かれる。脱水ユニツト20の
全てのチヤンバは吸引箱として機能し、その吸入
容量は調整可能である。更に脱水ユニツト20自
身も抄紙機に対して垂直にも長手方向の角位置に
も調整可能である。
ニツト30とロール11,12,13,14を含
んでいて、ロール13を除くそれら全ては水直方
向かもしくは回転アームによる揺動方法で揺動的
に調整可能となつている。上方脱水ユニツト20
は主に3つのチヤンバ21,22,23とから成
つていて、チヤンバは圧縮すなわち押圧要素24
の並びから成る側部すなわちカバー25を有して
いる。該カバーは該チヤンバ全てに共通である。
第1チヤンバ21のスライスの高さは調整可能で
ある。長網上方の脱水要素の助けをかりずに長網
10の上部の走路を介して直接排水される水は前
記チヤンバ21に導かれる。脱水ユニツト20の
全てのチヤンバは吸引箱として機能し、その吸入
容量は調整可能である。更に脱水ユニツト20自
身も抄紙機に対して垂直にも長手方向の角位置に
も調整可能である。
第2図に示す実施例において、下方脱水ユニツ
ト30は押圧要素32と33により形成されてい
る2つのカバー34,35から成つている。該要
素はジヨイント31によつて接合されている。カ
バー34,35はホース状部材37を満たす圧力
媒体を介して、抄紙機の方向に見て横切つている
ビーム36により支持されていて、抄紙機に対し
てカバー34,35の角度位置の長手方向調整が
できるようになつている。言いかえれば、底部長
網4のカバー34,35により創成された押圧は
変えることができるということである。その可調
性は各ホース状の押圧要素37の押圧調整が他の
要素37に対し独立しているということにより得
られる。更に脱水ユニツト30の可調性向上のた
め、カバー34,35が抄紙機に関して長手方向
に調整可能な要素38により支持されていて、該
支持要素はその一端を抄紙機の骨組に取り付け、
他端をカバー34に取り付けている。長手方向の
調整に関していかなる他の要素も不要であつて、
それはホース状押圧要素37が充分な調整許容量
を提供しているからである。もし必要ならば可変
テーブル間の距離を調整することもできる。
ト30は押圧要素32と33により形成されてい
る2つのカバー34,35から成つている。該要
素はジヨイント31によつて接合されている。カ
バー34,35はホース状部材37を満たす圧力
媒体を介して、抄紙機の方向に見て横切つている
ビーム36により支持されていて、抄紙機に対し
てカバー34,35の角度位置の長手方向調整が
できるようになつている。言いかえれば、底部長
網4のカバー34,35により創成された押圧は
変えることができるということである。その可調
性は各ホース状の押圧要素37の押圧調整が他の
要素37に対し独立しているということにより得
られる。更に脱水ユニツト30の可調性向上のた
め、カバー34,35が抄紙機に関して長手方向
に調整可能な要素38により支持されていて、該
支持要素はその一端を抄紙機の骨組に取り付け、
他端をカバー34に取り付けている。長手方向の
調整に関していかなる他の要素も不要であつて、
それはホース状押圧要素37が充分な調整許容量
を提供しているからである。もし必要ならば可変
テーブル間の距離を調整することもできる。
第3図には、本発明の好ましい実施例の構造的
特徴が示されている。第3図に示す2枚長網型装
置において、下方脱水ユニツト20,30の連続
配置された圧縮もしくは押圧脱水要素(押圧要
素)24,33は形状及び対向位置が合つてい
る。カバー34に関して長手方向の可調性を考慮
に入れると、第4図に示すような配置もとりうる
ことが可能であることは自明であるが、押圧要素
24,33は部分的に合つていて、すなわち、そ
れらは垂直方向の配列から部分的に抜け出してい
る。更にもしカバー34,35の間の距離がウエ
ブ上方の脱水ユニツト20の脱水要素24間の距
離にも、距離の倍数にも一致していなけれは同様
な結果となる。そのような場合においてカバー3
4もしくは35の少くとも一つが第4図のように
設けられている。
特徴が示されている。第3図に示す2枚長網型装
置において、下方脱水ユニツト20,30の連続
配置された圧縮もしくは押圧脱水要素(押圧要
素)24,33は形状及び対向位置が合つてい
る。カバー34に関して長手方向の可調性を考慮
に入れると、第4図に示すような配置もとりうる
ことが可能であることは自明であるが、押圧要素
24,33は部分的に合つていて、すなわち、そ
れらは垂直方向の配列から部分的に抜け出してい
る。更にもしカバー34,35の間の距離がウエ
ブ上方の脱水ユニツト20の脱水要素24間の距
離にも、距離の倍数にも一致していなけれは同様
な結果となる。そのような場合においてカバー3
4もしくは35の少くとも一つが第4図のように
設けられている。
本発明による繊維ウエブからの脱水は第5図に
示されるように行なわれる。押圧要素33を介す
るウエブ上の下方脱水ユニツトの押圧は、押圧要
素33,24間にてウエブからわずかに外側に長
網4と10をうねらせる。同時に押圧は対向要素
24と33間にてウエブを圧縮し、抄紙機方向に
水を流すようにし、並びの入口において、まず、
水はウエブの移動方向と逆方向に流れ、一方、並
びの他端においてウエブの移動方向に流れる。長
網端面及びそのわずかに外側の領域内において正
確に、水は長網表面に対しほぼ直角な方向にウエ
ブから押圧される。急変する違つた方向のこれら
の流れ全てにより繊維凝集をうちこわす強い渦が
発生する。かくして紙質の向上が図られることと
なる。押圧要素24,33の対抗位置の調整によ
り、すなわち一方向もしくは他の方向に該要素を
部分的に重ねることにより所望の乱れの強さを作
用させることができる。乱れは押圧要素24,3
3の断面形状を変えることによつても作用させう
る。上方、下方除水ユニツトの調整の上述した他
の可能性を考慮する時に、乱れ作用による前記2
つの方法によつて、区画を形成するウエブの作動
と、ウエブの表面とを調整するほぼ制限のない可
能性を与えることができる。
示されるように行なわれる。押圧要素33を介す
るウエブ上の下方脱水ユニツトの押圧は、押圧要
素33,24間にてウエブからわずかに外側に長
網4と10をうねらせる。同時に押圧は対向要素
24と33間にてウエブを圧縮し、抄紙機方向に
水を流すようにし、並びの入口において、まず、
水はウエブの移動方向と逆方向に流れ、一方、並
びの他端においてウエブの移動方向に流れる。長
網端面及びそのわずかに外側の領域内において正
確に、水は長網表面に対しほぼ直角な方向にウエ
ブから押圧される。急変する違つた方向のこれら
の流れ全てにより繊維凝集をうちこわす強い渦が
発生する。かくして紙質の向上が図られることと
なる。押圧要素24,33の対抗位置の調整によ
り、すなわち一方向もしくは他の方向に該要素を
部分的に重ねることにより所望の乱れの強さを作
用させることができる。乱れは押圧要素24,3
3の断面形状を変えることによつても作用させう
る。上方、下方除水ユニツトの調整の上述した他
の可能性を考慮する時に、乱れ作用による前記2
つの方法によつて、区画を形成するウエブの作動
と、ウエブの表面とを調整するほぼ制限のない可
能性を与えることができる。
上述の好ましい実施例は本クレームに表わされ
た本発明を制限するものではない。ウエブの方向
における調整は第2図のシリンダ38を満たす圧
力媒体により行なわれている間、その調整は例え
ば調整螺子もしくは等価な機械装置により行なわ
れる。同様に第2図においてウエブ下方の脱水ユ
ニツトの2分割カバーが示されているが、幾つカ
バーはあつても可能である。カバーの最も本質的
な特徴は押圧要素がカバーを固定し、カバーがほ
ぼ平面状になつていることである。
た本発明を制限するものではない。ウエブの方向
における調整は第2図のシリンダ38を満たす圧
力媒体により行なわれている間、その調整は例え
ば調整螺子もしくは等価な機械装置により行なわ
れる。同様に第2図においてウエブ下方の脱水ユ
ニツトの2分割カバーが示されているが、幾つカ
バーはあつても可能である。カバーの最も本質的
な特徴は押圧要素がカバーを固定し、カバーがほ
ぼ平面状になつていることである。
第1図は本発明を適用された製紙機の湿部を示
す全体の略正面図であり、第2図は本発明による
装置の一実施例の詳細部分略正面図であり、第
3,4図は違つた実施例において互いに異なつた
脱水要素の配列の拡大した略図であり、第5図は
本発明による方法の作動原理を示す略図である。 1……長網抄紙機、4……長網、20,30…
…脱水ユニツト、24,32,33……押圧要
素、25,34,35……カバー。
す全体の略正面図であり、第2図は本発明による
装置の一実施例の詳細部分略正面図であり、第
3,4図は違つた実施例において互いに異なつた
脱水要素の配列の拡大した略図であり、第5図は
本発明による方法の作動原理を示す略図である。 1……長網抄紙機、4……長網、20,30…
…脱水ユニツト、24,32,33……押圧要
素、25,34,35……カバー。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 水平除水部にて既に水を除去されたウエブを
圧縮のために2枚の長網間に導き、両長網を介し
て該ウエブから水を除去するための方法であつ
て、 該ウエブの両側に配置された上下の脱水ユニツ
トを構成する上下の押圧要素列の少なくとも一方
を他方に対して弾性的に押圧することにより、ほ
ぼ該ウエブ面の方向の流れの脈動とほぼ該ウエブ
面に垂直な方向の流れとから成る強い乱流場を該
ウエブ内に発生し、該ウエブの表面の繊維凝集を
分解することと、 一方の脱水ユニツトを他方に対して移動させて
並びを変えることにより該乱流場の強さとその成
分の分布とを制御することと、 該ウエブからの水を吸引することから成ること
を特徴とする繊維ウエブを脱水する方法。 2 ウエブを脱水するために、ウエブの上方と下
方に上下脱水ユニツトを設けた2枚長網型の装置
であつて、 該ウエブを運ぶ一対の長網の両面上に隔置して
配置された上下の押圧要素の列から成り、前記押
圧要素の一方が他方に対して少なくとも部分的に
一致して並んでいる上下の脱水ユニツトの平面側
部即ちカバーと、上下脱水ユニツトの少なくとも
一方を弾性的に支持する弾性手段と、 該脱水ユニツトのカバーの位置をウエブの長手
方向に調整する手段と、 ウエブからの水を吸引する吸引手段とから成る
ことを特徴とする繊維ウエブを脱水する装置。 3 少なくとも一方の脱水ユニツトのカバーが少
なくとも2つの部分から成ることを特徴とする特
許請求の範囲第2項に記載の装置。 4 ある脱水ユニツトカバーにおける最後の押圧
要素と、同じ脱水ユニツトの隣のカバーにおける
最初の押圧要素との間の距離は対向する脱水ユニ
ツトのカバーの押圧要素の間の距離もしくはその
倍数と等しくならないことを特徴とする特許請求
の範囲第2項又は第3項に記載の装置。 5 ある脱水ユニツトのカバーにおける最後の押
圧要素と、同じ脱水ユニツトの隣のカバーにおけ
る最初の押圧要素との間の距離は対向する脱水ユ
ニツトのカバーの押圧要素の間の距離もしくはそ
の倍数と等しいことを特徴とする特許請求の範囲
第2項又は第3項に記載の装置。 6 少なくともある一つの脱水ユニツトのカバー
の間の距離は調整可能であることを特徴とする特
許請求の範囲第2項又は第3項に記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FI862808 | 1986-07-02 | ||
FI862808A FI862808A (fi) | 1986-07-02 | 1986-07-02 | Foerfarande och anordning foer avvattning av en fiberbana. |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01118690A JPH01118690A (ja) | 1989-05-11 |
JPH0444038B2 true JPH0444038B2 (ja) | 1992-07-20 |
Family
ID=8522867
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62164110A Granted JPH01118690A (ja) | 1986-07-02 | 1987-07-02 | 繊維ウエブを脱水する方法及び装置 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0251778B1 (ja) |
JP (1) | JPH01118690A (ja) |
KR (1) | KR900002102B1 (ja) |
AT (1) | ATE63145T1 (ja) |
BR (1) | BR8703365A (ja) |
DE (1) | DE3769710D1 (ja) |
ES (1) | ES2022356B3 (ja) |
FI (1) | FI862808A (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3815316C2 (de) * | 1988-05-05 | 1996-02-01 | Voith Sulzer Papiermasch Gmbh | Vorrichtung zur Entwässerung an einem Doppelsieb-Former |
WO1990005210A1 (en) * | 1988-10-31 | 1990-05-17 | Beloit Corporation | Forming apparatus |
FI86652C (fi) * | 1989-04-19 | 1992-09-25 | Tampella Oy Ab | Anordning i en pappersmaskin foer aostadkommande av avvattning pao oeversidan. |
FI98540C (fi) * | 1989-05-08 | 1997-07-10 | Valmet Corp | Laite paperi- tai kartonkirainan muodostamiseksi kuitumateriaalista |
DE4026953C2 (de) * | 1990-01-26 | 1995-11-30 | Escher Wyss Gmbh | Entwässerungsvorrichtung und Verfahren zur Entwässerung an einem Doppelsiebformer |
DE4002304A1 (de) * | 1990-01-26 | 1991-08-14 | Escher Wyss Gmbh | Former in einer papiermaschine |
DE4037017C2 (de) * | 1990-11-20 | 1994-12-08 | Escher Wyss Gmbh | Naßteil einer Doppelsieb-Papiermaschine |
FI90673C (fi) * | 1991-06-26 | 1994-03-10 | Valmet Paper Machinery Inc | Paperikoneen kaksiviirainen rainanmuodostusosa |
DE4141607C2 (de) * | 1991-12-17 | 1996-04-25 | Voith Gmbh J M | Doppelsiebformer |
DE10327424A1 (de) * | 2003-06-18 | 2005-02-10 | Voith Paper Patent Gmbh | Vorrichtung zur Verbesserung der Eigenschaften einer in einer Blattbildungsvorrichtung hergestellten Faserstoffbahn |
AT502805B1 (de) * | 2006-01-05 | 2007-06-15 | Andritz Ag Maschf | Verfahren und vorrichtung zur entwässerung einer faserstoffbahn |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3215594A (en) * | 1962-10-08 | 1965-11-02 | Black Clawson Co | Paper forming apparatus |
JPS5122521A (ja) * | 1974-08-15 | 1976-02-23 | Kubota Ltd | Sehisochitsukitaueki |
JPS6170091A (ja) * | 1984-09-12 | 1986-04-10 | 三菱重工業株式会社 | 紙原料の均一分散装置 |
JPS6175898A (ja) * | 1984-09-19 | 1986-04-18 | 三菱重工業株式会社 | 紙層形成装置 |
JPS6189398A (ja) * | 1984-10-03 | 1986-05-07 | 三菱重工業株式会社 | 紙層形成装置 |
JPS61119796A (ja) * | 1984-11-16 | 1986-06-06 | 三菱重工業株式会社 | 紙層形成装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS612718Y2 (ja) * | 1981-03-28 | 1986-01-28 |
-
1986
- 1986-07-02 FI FI862808A patent/FI862808A/fi not_active IP Right Cessation
-
1987
- 1987-07-01 DE DE8787305818T patent/DE3769710D1/de not_active Revoked
- 1987-07-01 AT AT87305818T patent/ATE63145T1/de not_active IP Right Cessation
- 1987-07-01 EP EP87305818A patent/EP0251778B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1987-07-01 ES ES87305818T patent/ES2022356B3/es not_active Expired - Lifetime
- 1987-07-02 JP JP62164110A patent/JPH01118690A/ja active Granted
- 1987-07-02 KR KR1019870007039A patent/KR900002102B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1987-07-02 BR BR8703365A patent/BR8703365A/pt unknown
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3215594A (en) * | 1962-10-08 | 1965-11-02 | Black Clawson Co | Paper forming apparatus |
JPS5122521A (ja) * | 1974-08-15 | 1976-02-23 | Kubota Ltd | Sehisochitsukitaueki |
JPS6170091A (ja) * | 1984-09-12 | 1986-04-10 | 三菱重工業株式会社 | 紙原料の均一分散装置 |
JPS6175898A (ja) * | 1984-09-19 | 1986-04-18 | 三菱重工業株式会社 | 紙層形成装置 |
JPS6189398A (ja) * | 1984-10-03 | 1986-05-07 | 三菱重工業株式会社 | 紙層形成装置 |
JPS61119796A (ja) * | 1984-11-16 | 1986-06-06 | 三菱重工業株式会社 | 紙層形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FI862808A0 (fi) | 1986-07-02 |
BR8703365A (pt) | 1988-03-15 |
DE3769710D1 (de) | 1991-06-06 |
ATE63145T1 (de) | 1991-05-15 |
KR880001887A (ko) | 1988-04-27 |
EP0251778A1 (en) | 1988-01-07 |
KR900002102B1 (ko) | 1990-04-02 |
JPH01118690A (ja) | 1989-05-11 |
ES2022356B3 (es) | 1991-12-01 |
FI862808A (fi) | 1988-01-03 |
EP0251778B1 (en) | 1991-05-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA1045432A (en) | Stock formation in a paper making process | |
EP0552139B1 (en) | Web former for a paper machine | |
US5211814A (en) | Wire loading device in a paper machine | |
CA1227364A (en) | Apparatus for affecting a web formed on a wire | |
JPH0444038B2 (ja) | ||
FI93032B (fi) | Paperikoneen kaksiviirainen rainanmuodostusosa | |
JPH0841794A (ja) | 繊維材料ウエブの製造機械、特に製紙用機械のワイヤー装置 | |
CA2029002C (en) | Gap former in a paper machine | |
CA2432285A1 (en) | Method and apparatus for use of vibrational force in papermaking | |
US4648943A (en) | Vibrating forming shoe in a twin wire former | |
US4714521A (en) | Twin wire former with an impermeable belt inside the top wire | |
US3440136A (en) | Papermaking apparatus including two wire sheet formers having means for air purging | |
CA2040999A1 (en) | Vertical former | |
CA1335046C (en) | Method of formation of a fibrous web in a papermachine and apparatus for accomplishing the method | |
US3149026A (en) | Air assisted formation method and apparatus | |
US5690792A (en) | Set of ribs in a dewatering device in a paper machine | |
JPH08302587A (ja) | 抄紙機におけるハイブリッドフォーマ | |
DE20104380U1 (de) | Doppelsiebformer | |
US3832283A (en) | Method for producing nonwoven fabrics | |
US7150808B2 (en) | Apparatus for forming a paper or cardboard web | |
WO1998038380A1 (en) | Rib for a water draining device in a paper machine | |
EP0906468B1 (en) | Set of ribs in a dewatering device in a paper machine | |
SU870544A1 (ru) | Сеточна часть бумагоделательной машины | |
SU1002443A1 (ru) | Шабер сеточной части бумагоделательной машины | |
SU718517A1 (ru) | Сеточна часть бумагоделательной машины |