JPH08302587A - 抄紙機におけるハイブリッドフォーマ - Google Patents

抄紙機におけるハイブリッドフォーマ

Info

Publication number
JPH08302587A
JPH08302587A JP7135687A JP13568795A JPH08302587A JP H08302587 A JPH08302587 A JP H08302587A JP 7135687 A JP7135687 A JP 7135687A JP 13568795 A JP13568795 A JP 13568795A JP H08302587 A JPH08302587 A JP H08302587A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
roll
unit
forming
hybrid former
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7135687A
Other languages
English (en)
Inventor
Heikki Ilvespaeae
イルベスパア ヘイキ
Jyrki Jaakkola
ヤアッコラ ユルキ
Ari Linsuri
リンスリ アリ
Parutanen Erkki
パルタネン エルッキ
Berukasaro Rauri
ベルカサロ ラウリ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Valmet Technologies Oy
Original Assignee
Valmet Paper Machinery Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to FI934999A priority Critical patent/FI100542B/fi
Application filed by Valmet Paper Machinery Inc filed Critical Valmet Paper Machinery Inc
Priority to JP7135687A priority patent/JPH08302587A/ja
Priority to EP95850089A priority patent/EP0742314B1/en
Priority to CA002149172A priority patent/CA2149172C/en
Priority to US08/439,514 priority patent/US5593546A/en
Publication of JPH08302587A publication Critical patent/JPH08302587A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F1/00Wet end of machines for making continuous webs of paper
    • D21F1/48Suction apparatus
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F9/00Complete machines for making continuous webs of paper
    • D21F9/003Complete machines for making continuous webs of paper of the twin-wire type

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 MBユニットを利用しながら、ツインワイヤゾ
ーンの入口におけるワイヤの走行を安定化できるハイブ
リッドフォーマを提供する。 【構成】 抄紙機におけるハイブリッドフォーマであっ
て、このフォーマは下部ワイヤループ10を有し、この下
部ワイヤループの中に、成形ゾーンの、シングルワイヤ
である開始部分10a が設けられる。開始部分においては
下部ワイヤループの内側に排水要素12が設けられ、さら
に、この要素12に後続して、かつ下部ワイヤループの内
側に、ワイヤガイドと排水要素13、100、15、16、17、18、19
とが設けられる。排水成形用ユニット100 の区域では、
この排水成形用ユニットの排水チャンバ22A、22B、22内の
負圧Pa、Pb、Pc、Pd により促進されながら、水が主に上部
ワイヤを通して排水される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抄紙機におけるハイブ
リッドフォーマに関し、特に、このフォーマは下部ワイ
ヤループを有し、この下部ワイヤループの中に、成形ゾ
ーンの、シングルワイヤである開始部分が設けられ、こ
の開始部分においては下部ワイヤループの内側に排水要
素が設けられ、さらに、この要素に後続して、かつ下部
ワイヤループの内側に、ワイヤガイドと排水要素とが設
けられ、このフォーマは上部ワイヤユニットを含み、こ
の上部ワイヤユニットには、ガイドロールにより案内さ
れている上部ワイヤが設けられ、この上部ワイヤはブレ
ストロールにより案内されてパルプ層の上へ送られ、こ
のパルプ層は下部ワイヤの中の、シングルワイヤである
開始部分において形成済のものであり、さらに、このフ
ォーマのツインワイヤゾーンには排水成形用ユニットが
設けられ、この排水成形用ユニットは加圧ユニットと、
排水チャンバ付き支持ユニットとを有し、それらのユニ
ットは向かい合ったワイヤループのそれぞれの内側に配
置され、さらに、それらのユニットのうち後方にあるユ
ニットにおいては、複数セットのリブが設けられてお
り、このリブは、圧力によって互いに負荷を加えあうこ
とができる、抄紙機におけるハイブリッドフォーマに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】抄紙機のウェブフォーマ部においては、
いくつもの様々な成形用部材が用いられている。これら
の部材の主要目的は、成形されつつある繊維層内に圧縮
圧と圧力脈動とを生成することである。その圧縮圧と圧
力脈動とを用いて、成形されつつあるウェブからの排水
を促進し、他方でウェブの構造を改善する。前記成形用
部材には、様々な成形用シューが含まれており、成形用
シューは、湾曲したリブ付きデッキを普通は備えてい
る。そして、成形用シューの上において、一方が他方の
上方に置かれている複数の成形用ワイヤ(すき網)と、
前記ワイヤ間に置かれているウェブとが湾曲している。
これらの成形用シューの区域において、湾曲部の外側に
位置するワイヤを介して、ワイヤの張力圧により排水が
行なわれ、この排水はさらに遠心力場によって促進され
る。また、水は、湾曲部の内側に位置するウェブを通し
ても排水され、その排水は、成形用シューに属するチャ
ンバ内にある真空を用いて普通は強化される。成形用シ
ューのリブ付きデッキは圧力脈動を生成して、排水を促
進するばかりでなく、ウェブの構造も改善する。
【0003】さらに、従来技術において、いわゆるMBユ
ニットが知られている。2枚の互いに向き合ったワイヤ
がMBユニットを、普通は直線走行で通り抜けて走る。従
来技術のMBユニットにおいて、ワイヤの一方のループの
内側には加圧ユニットが設けられ、他方の、すなわち反
対のワイヤループの内側には排水ユニットが取り付けら
れ、排水ユニットには1組のガイドおよび排水兼用リブ
が設けられている。従来技術によって知られているよう
に、前記MBユニットは長網ワイヤ部分に設置されるた
め、そのMBユニットは、かなりの長さを有するシングル
ワイヤ部分の後に置かれる。シングルワイヤ部分におい
て十分な排水が行なわれ、その後ウェブが長網ワイヤの
面を直線走行してMBユニットを通り抜ける。従来技術の
MBユニットの構造の詳細に関しては、例として、本出願
人のフィンランド特許出願第884109号と、第885607号と
に記載されている。
【0004】従来技術によって、多数の様々なハイブリ
ッドフォーマとツインワイヤフォーマが知られており、
それらには上述のMBユニットまたは複数のMBユニットが
設けられている。前記フォーマに関しては、次のフィン
ランド特許出願に記載されている。第884109号、第8856
08号、第904489号、第905447号、第920228号、第920863
号、第924289号、第931950号、第931951号、第931952
号、第932265号、および第932792号。
【0005】さらに、本発明に密接に関連して、国際出
願公開公報 WO 93/12292 出願人J.M.Voith GmbHに説明
するハイブリッドフォーマがあるが、そのフォーマにお
いては、シングルワイヤである開始部分の後の、ツイン
ワイヤゾーンの開始部分の下部ワイヤループの内側に成
形用シューが設けられている。このシューが、下部ワイ
ヤの上に成形されているストックウェブ内に圧力脈動を
生成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ツインワイヤである成
形ゾーンの開始部分の入口形状が、MB成形ユニットを使
用する場合に非常に重要な要点となっている。ツインワ
イヤゾーンの前記入口のところで、下部ワイヤループの
内側に用いられている固定成形用シューがワイヤの走行
に不安定を生じさせることがあり、それにより、完成し
た紙に筋を付けることがある。さらに、MBユニットにお
けるツインワイヤゾーンの開始部分が、例えば、紙の多
孔率に実質的に影響することが知られている。ツインワ
イヤゾーンの入口領域は、特に問題がある。なぜなら
ば、この場所で上部ワイヤが成形中のパルプウェブの上
面に接触すると、そのパルプウェブの繊維構造が「凍
結」し、それによってパルプ層の上面のこの領域にある
前記不均一性が完成した紙に筋となって現われるからで
ある。このように、固定成形用シューの圧力脈動がウェ
ブの上面に波形を生成し、その波形は、それぞれの位置
に「凍結」されて、前記筋として現われる。さらに、前
記固定成形用シューの欠点は、その相当に大きな摩擦、
およびワイヤ摩耗作用にある。
【0007】本発明は、引用資料に現われている従来技
術をさらに発展させることを目的とする。さらに、MBユ
ニットを利用しながら、上述の欠点の大部分を解消でき
るハイブリッドフォーマを提供することを目的とする。
【0008】さらに、本発明はMBユニットを設けたハイ
ブリッドフォーマを提供し、微粉および填料の分布と、
紙ウェブの相対する面の両方と、印刷特性とに関して紙
ウェブが、できるかぎり対称であるようにMBユニットを
用いて紙ウェブを生成できることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的と、後述する
目的とを達成するため、本発明は、ツインワイヤである
成形ゾーンの開始部分であって、かつ下部ワイヤループ
の内側には、ガイドおよび成形兼用の回転するロールが
取り付けられており、このロールは下部ワイヤと接線接
触しているか、もしくはこのツインワイヤゾーンを小さ
な角度aで湾曲させており、その角度がa≒ 0〜 5°の
範囲で選択されており、さらに、ガイドおよび成形兼用
ロールには排水成形用ユニットが実質的に直後に続いて
おり、この排水成形用ユニットは前記リブのセットを含
み、この排水成形用ユニットの区域では、この排水成形
用ユニットの排水チャンバ内の負圧により促進されなが
ら、水が主に上部ワイヤを通して排水されることを主た
る特徴とする。
【0010】
【作用】抄紙機におけるハイブリッドフォーマであっ
て、このフォーマは下部ワイヤループを有し、この下部
ワイヤループの中に、成形ゾーンの、シングルワイヤで
ある開始部分が設けられる。この開始部分においては下
部ワイヤループの内側に排水要素が設けられ、さらに、
この要素に後続して、かつ下部ワイヤループの内側に、
ワイヤガイドと排水要素とが設けられる。このフォーマ
は上部ワイヤユニットを含み、この上部ワイヤユニット
には、ガイドロールにより案内されている上部ワイヤが
設けられ、この上部ワイヤはブレストロールにより案内
されてパルプ層の上へ送られ、このパルプ層は下部ワイ
ヤの中の、シングルワイヤである開始部分において形成
済のものである。このフォーマのツインワイヤゾーンに
は排水成形用ユニットが設けられ、この排水成形用ユニ
ットは、加圧ユニットと、排水チャンバ付き支持ユニッ
トとを有し、それらのユニットは向かい合ったワイヤル
ープのそれぞれの内側に配置される。それらのユニット
のうち後方にあるユニットにおいては、複数セットのリ
ブが設けられており、このリブは、圧力によって互いに
負荷を加えあうことができる。ツインワイヤである成形
ゾーンの開始部分であって、かつ下部ワイヤループの内
側には、ガイドおよび成形兼用の回転するロールが取り
付けられており、このロールは下部ワイヤと接線接触し
ているか、もしくはこのツインワイヤゾーンを小さな角
度aで湾曲させており、その角度がa≒ 0〜 5°の範囲
で選択される。ガイドおよび成形兼用ロールには排水成
形用ユニットが実質的に直後に続いており、この排水成
形用ユニットはリブのセットを含む。この排水成形用ユ
ニットの区域では、この排水成形用ユニットの排水チャ
ンバ内の負圧により促進されながら、水が主に上部ワイ
ヤを通して排水される。
【0011】
【実施例】次に、添付図面に示す発明のいくつかの実施
例を参照して、本発明を詳細に説明する。
【0012】図1は、ハイブリッドフォーマを示す。そ
の基礎となった構造は、商標“Sym-Former" を用いて本
出願人により市販されているフォーマである。図1に示
すようなフォーマも長網ワイヤ部の改装に適したもので
ある。すなわち、下部ワイヤループ10はループ10のフレ
ーム50と共に既存の構造物であり、既存の長網ワイヤ部
は、フレーム部60の支持部の上に設置された新しい上部
ワイヤユニットを用いて、改装された。もちろん、図1
に示すフォーマも新しい構造物であるといえる。下部ワ
イヤ10はガイドロール11により案内され、パルプ懸濁噴
流Jがヘッドボックスのスライス部32を通り抜けてブレ
ストロール11a の位置へ、すなわち水平な長網ワイヤ部
分10a の開始部分へ供給される。その部分10a には、そ
れ自体は既知である排水要素12が設けられている。下部
ワイヤ10と上部ワイヤ20との間に限定されているツイン
ワイヤゾーンは、本発明によれば、下部ワイヤループ10
の内側に取り付けられたガイドおよび成形兼用ロール13
の領域内の上部ワイヤの、平滑面21a'を有するブレスト
ロール21a から始まる。ロール13は、以下においては簡
潔にするため、名称「成形用ロール」を用いる。ツイン
ワイヤゾーンにおいて、成形用ロール13にはMBユニット
100 が続く。MBユニット100 には、下部ワイヤループ10
の内側に圧力負荷ユニット14が設けられ、上部ワイヤル
ープ20の内側には、真空にされる吸込デフレクタチャン
バ22A と排水チャンバ22B とが設けられている。前記チ
ャンバ22B の下には1セットの支持リブ28が設けられ、
そのリブに対して、ツインワイヤゾーンが圧力負荷ユニ
ット14の負荷リブ33のセットによって押し付けられてい
る。
【0013】MBユニット100 の後ろには、上部ワイヤル
ープの内側に、平滑面29' を有する成形用ロール29が続
いており、成形用ロール29の領域ではツインワイヤゾー
ンが斜め下向きから斜め上向きに曲がっている。成形用
ロール29の後ろには、下部ワイヤループ10の内側に、リ
ブ付きの大きな曲線半径のデッキ15' を有する成形用シ
ュー15が設けられている。この成形用シュー15は真空装
置に、例えば吸込レッグ15a を用いて接続されている。
成形用シュー15には、下部ワイヤループ10の内側に、平
滑面16' を有する成形用ロール16が続く。成形用ロール
16の従走側には上部ワイヤユニットのフレーム部60の上
に置かれた集水トラフ40と、前記トラフ40の集水および
導水板40a とが設けられている。この後ろには、ツイン
ワイヤゾーンが斜め下向きゾーンとして続き、このゾー
ンでは下部ワイヤループ10の内側に吸込ボックス17があ
る。それらのボックスのうちの最後のもののところで、
上部ワイヤ20は、ガイドロール21b に案内されて、紙ウ
ェブWから離される。ウェブWは下部ワイヤから、ロー
ル18と19との間にあるピックアップ点Pのところで離さ
れ、ピックアップロール31の吸込区域31a によりピック
アップ布30へ送られ、ピックアップ布30がウェブWをプ
レス部(図示しない)へ運ぶ。
【0014】望ましいMBユニット100 を図2と図3に示
す。MBユニット100 は1組の脱水チャンバ22を有し、脱
水チャンバ22の前面側は吸込デフレクタユニット22A に
接続されている。吸込デフレクタユニット22A には予備
脱水チャンバ22a が設けられている。この予備脱水チャ
ンバ22a から、機械の駆動側において予備脱水チャンバ
22a 自身の排水ダクト23a がワイヤピットへ通されてい
る。予備チャンバ22aに対しては、吸込デフレクタダク
ト25a が通されている。このダクト25a を通して相当量
の水が矢印Faの方向に、ワイヤ10、20 間の圧縮と、予備
チャンバ22a 内にある負圧Paと、水の運動エネルギーの
効果とによって除去される。
【0015】図2に示すように、脱水チャンバ22のセッ
トは縦の仕切壁によって3つの区分室22b、22c、22d に分
割されている。このチャンバ22のセットは、紙の横方向
に外壁を有し、機械方向に端壁を有する。機械の駆動側
の端壁は排水ダクト23b、23c、23d に連結されている。区
分室22b、22c、22d は下方から壁29によって限定されてお
り、壁29より下にはリブブロック26b、26c、26d がある。
リブブロック26b、26c、26d は、固定脱水支持リブ28の間
の間隙空間28R の中へ開口している。
【0016】図2と図3に示すように、支持リブ28のセ
ットの反対側において、MBユニット100 の負荷ユニット
14が作動し、負荷ユニット14のフレーム部37の上に負荷
リブ33が圧力ホース39を介して支持され、リブ33は対に
なって、仲介部品35を用いて相互に接続されている。こ
の圧力ホース39は対になって、支持部品34と36との間の
空間で作動する。外側の支持部品36はユニット14のフレ
ーム構造37に固定されている。負荷リブ33のセットにお
ける最初の対のリブは参照符号33a により、最後のリブ
は参照符号33b により示す。支持リブ28と、負荷リブ33
a、33;33bとは互いに対して交互に(直接互いに向き合わ
ずに)配置され、ワイヤ10、20 の全幅にわたって横方向
に伸びている。負荷リブ33のセットは下部ワイヤ20の内
面に対して、ホース39の中へ送り込まれる圧力媒体の個
別に調節可能な圧力pkによって押し付けられる。
【0017】ツインワイヤゾーンは、リブ28、33a、33、33
b のセットによって案内されて、望ましくは大きな曲線
半径R0を有する、もしくは実質的に直線である緩やかな
波状走路を走行する。この曲線半径R0は、望ましくはR0
≒ 5〜8mの範囲で選択される。ツインワイヤゾーンの前
記曲線形状R0によって、このゾーンでの安定走行が促進
される。
【0018】区分室22a、22b、22c、22d は、それぞれがそ
れ自身の独立したダクト24a、24b、24c、24d を通して真空
供給源、例えば吸込ポンプと連絡して、各区分室 22a〜
22d内の負圧Pa、Pb、Pc、Pd のレベルを調節すること、ま
たは少なくとも基本的な設定をすることが個別にできる
ようにしている。前記負圧Pa〜Pdは、普通は、 5〜15kP
a の範囲で選択、または設定される。
【0019】負荷リブ33a、33、33bを用いて、下部ワイヤ
10が、支持リブ28により支持されているウェブWと上部
ワイヤ20との両方に押し付けられる。この押し付けは、
ワイヤ10、20 の両者を通過する排水に寄与するが、主に
上部ワイヤ20を通る排水に役立ち、負圧Pa、Pb、Pc、Pd に
よって促進される。
【0020】図2によれば、負圧Paが存在する最初の区
分室22a の中へは水流Faが区分室22a の下の空間26a か
らダクト25a を通して入り込む。同様に、区分室22b の
下に設けられているリブ部26b から水流Fbがダクト25b
を通して2番目の区分室22bへ入る。同様に、区分室22c
の下のリブ部26c から水流Fcがダクト25c を通して前
記区分室22c へ入る。最後の区分室22d に関しても、同
じことが当てはまり、その対応する参照符号は26d と、
25d と、Fdである。
【0021】ツインワイヤゾーンの開始部分であって、
かつ空隙Gの後で上部ワイヤ20が、シングルワイヤゾー
ン10a において下部ワイヤ10に乗っているストック層W0
に出会う場合は、下部ワイヤループ10の内側に成形用ロ
ール13が取り付けられる。成形用ロール13は中空面13'
、またはそれと同様の平滑面を有している。図2にお
いて、成形用ロール13の内側に圧力負荷グライドシュー
13Z が図示されている。そのシューによりロールマント
13のたわみが調整される。調整可能クラウンロール、ま
たは可変クラウンロールがロール13として用いられる場
合、その直径は、普通は、D0≒ 400〜500mm の範囲で選
択される。成形用ロール13として、クラウンによる形状
変化のないロールであって、中空面または中実面のいず
れかであるロールを用いることができる。その場合、例
えば10メートルの幅の機械においては、D0≒ 800〜1000
mmにして、成形用ロール13のたわみを充分に少なくする
ことができる。成形用ロール13のところで、ツインワイ
ヤゾーンは非常に小さい湾曲部aを有する。湾曲部a
は、普通はa≒ 0〜 5°、望ましくはa≒ 0〜 2°の範
囲で選択される。すなわち、このように小さい湾曲部を
有するときに、ワイヤを横方向に安定化させることが充
分に達成される。しかし、前記湾曲部aが小さいので、
湾曲部の区域では実質的には、脱水は起こらない。した
がって、成形用ロール13は主に、その従走側の楔形の空
間Rに生成されている負圧による、いわゆるテーブルロ
ール効果による脱水を生じさせる。
【0022】成形用ロール13のところでは、ストック
(紙料)層W0の繊維濃度k1は、普通は、k1≒ 1〜3%の範
囲であり、望ましくはk1≒ 1.5〜2.5%の範囲である。MB
ユニット100 を過ぎると、ストック層の繊維濃度k2は、
紙質にもよるが、普通は、k2≒14〜19% の範囲である。
【0023】上述のように、ストックウェブW0が充分に
湿っているときにストックウェブW0はMBゾーンに運ばれ
て、吸込ボックスの負圧Pa〜Pdによって、上部ワイヤ20
を通して充分に大きい脱水が達成され、填料と微粉の実
質的に対称的な分布が紙に形成される。微粉と填料の対
称的な分布により、生成された紙をその面の両方が対称
的、かつ同じ印刷特性になるようにすることもできる。
【0024】このように、MBユニットの複数セットのリ
ブ28、33a、33、33b の領域において、水を主に上部ワイヤ
20を通して排水し、この排水の割合がMBゾーンで行なわ
れる脱水全体の約20〜40% になる。最初の支持リブ33a
から最後の支持リブ33c の範囲で算出したMBゾーンの長
さL は、 L≒1.5m程度である。
【0025】発明の詳細は、請求項に明記する発明の思
想の範囲内で様々に変えることができ、単に例として上
記に述べた詳細とは異なることが可能である。
【0026】
【発明の効果】本発明に従って、下部ワイヤと接触す
る、もしくはこれを案内する成形用ロールが、MBユニッ
トの前に位置するツインワイヤゾーンの入口領域で、か
つ下部ワイヤループの内側に取り付けられていると、ツ
インワイヤゾーンの入口の空隙領域を、より安定させる
ことができ、前記ゾーンには有害な、波の発生が無く、
また、波の発生により生じる筋が、完成した紙に現われ
ることもない。さらに、前記成形用ロールは、また下部
ワイヤを横方向に、対応する従来技術に係る成形用シュ
ーよりも安定した方法で案内する。前記成形用ロールの
従走側で、水は下部ワイヤを通して、単にそれ自体既知
のテーブルロール効果によって排水される。下部ワイヤ
を湾曲させる前記成形用ロール上の被覆角度aは、普通
は、a≒ 0〜5°の範囲、望ましくはa≒ 0〜 2°の範
囲である。すなわち、ワイヤの湾曲角度が非常に小さい
ときに、下部ワイヤの走行を安定化させることができる
からである。前記成形用ロールは平滑面にするか、ある
いは開放中空面のいずれかにしてもよい。開放ロール面
を用いる場合、平均的に若干大きめの前記被覆角度aを
用いることができる点が有利である。発明に従って取り
付けられる回転する成形用ロールは、ワイヤと擦れあう
対応する固定成形用シューより好ましい。なぜならば、
成形用ロールの回転面と下部ワイヤの内面との間におい
て、エネルギーを消費するとともに前記回転面と内面と
を削る摩耗が生じないからである。
【0027】まだストックウェブができるだけ湿ってい
る間に、ストックウェブが、MBユニットの吸込ボックス
を用いて行なわれる脱水を受けることが容易であるた
め、水を最大限の割合で上部ワイヤを通して上方へ除去
することができ、その結果、ウェブに微粉と填料とをで
きるかぎり対称に分布させることが目的であるというこ
とが本発明の重要な特徴である。したがって、前記成形
用ロールのところでは、ツインワイヤゾーンでのストッ
クウェブの入口濃度k1は、普通は、k1≒ 1〜3%、望まし
くはk1≒ 1.5〜2.5%の範囲に調整されている。そのとき
に上述の目的のために、上部ワイヤを通して行なう排水
の割合を充分に大きくすることができる。MBユニットを
過ぎると、ストックウェブの濃度は、紙質によるが、k2
≒14〜19%の程度である。
【0028】ツインワイヤゾーンの入口にある成形用ロ
ールのロール直径は、例えば10メートルの幅の機械の場
合は、D0≒ 800〜1000mmであり、その場合ロールの撓み
は充分に小さい。ロールの好ましい実施例としては、可
変クラウンロール、または調整可能クラウンロールを成
形用ロールとして用いることができる。可変クラウンロ
ール、または調整可能クラウンロールを用いる場合、ロ
ールの直径は上述のものよりかなり小さくすることがで
き、前記直径は一般的には、D0≒ 400〜500mmである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるハイブリッドフォーマ全体の概略
側面図である。
【図2】本発明によるフォーマにおけるツインワイヤゾ
ーンの開始部分とMBユニットの、機械方向における中央
縦方向の断面図である。
【図3】図2の一点鎖線で囲った部分の詳細な、機械方
向の縦の断面図である。
【符号の説明】
10 下部ワイヤループ 10a シングルワイヤ開始部 12 排水要素 13 ガイドおよび成形兼用ロール 14 プレスユニット 20 上部ワイヤ 21,21a,21b ガイドロール 22 排水チャンバ付き支持ユニット 100 排水成形用ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ユルキ ヤアッコラ フィンランド共和国 41800 コルピラハ ティ、 コタマエンティエ 3 (72)発明者 アリ リンスリ フィンランド共和国 40950 ムウラメ、 ブオレンティエ 2 (72)発明者 エルッキ パルタネン フィンランド共和国 40640 イバスキラ、 バルムスカンティエ 12 シー (72)発明者 ラウリ ベルカサロ フィンランド共和国 40520 イバスキラ、 スルクティエ 16

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抄紙機におけるハイブリッドフォーマで
    あって、該フォーマは下部ワイヤループを有し、該下部
    ワイヤループの中に、成形ゾーンの、シングルワイヤで
    ある開始部分が設けられ、 該開始部分においては前記下部ワイヤループの内側に排
    水要素が設けられ、さらに、該要素に後続して、かつ前
    記下部ワイヤループの内側に、ワイヤガイドと排水要素
    とが設けられ、 該フォーマは上部ワイヤユニットを含み、該上部ワイヤ
    ユニットには、ガイドロールにより案内されている上部
    ワイヤが設けられ、該上部ワイヤはブレストロールによ
    り案内されてパルプ層の上へ送られ、該パルプ層は前記
    下部ワイヤの中の、シングルワイヤである開始部分にお
    いて形成済のものであり、 さらに、該フォーマのツインワイヤゾーンには排水成形
    用ユニットが設けられ、該排水成形用ユニットは加圧ユ
    ニットと、排水チャンバ付き支持ユニットとを有し、そ
    れらのユニットは向かい合った前記ワイヤループのそれ
    ぞれの内側に配置され、 さらに、それらのユニットのうち後方にあるユニットに
    おいては、複数セットのリブが設けられており、該リブ
    は、圧力によって互いに負荷を加えあうことができる、
    抄紙機におけるハイブリッドフォーマにおいて、 ツインワイヤである成形ゾーンの開始部分であって、か
    つ前記下部ワイヤループの内側には、ガイドおよび成形
    兼用の回転するロールが取り付けられており、該ロール
    は前記下部ワイヤと接線接触しているか、もしくは該ツ
    インワイヤゾーンを小さな角度aで湾曲させており、そ
    の角度がa≒ 0〜 5°の範囲で選択されており、 さらに、前記ガイドおよび成形兼用ロールには前記排水
    成形用ユニットが実質的に直後に続いており、該排水成
    形用ユニットは前記リブのセットを含み、 該排水成形用ユニットの区域では、該排水成形用ユニッ
    トの排水チャンバ内の負圧により促進されながら、水が
    主に前記上部ワイヤを通して排水されることを特徴とす
    る抄紙機におけるハイブリッドフォーマ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のハイブリッドフォーマ
    において、前記ガイドおよび成形兼用ロールにはクラウ
    ンによる形状変化はなく、該ロールは平滑な外被または
    中空面の外被を有し、該ロールの直径D0は望ましくはD0
    ≒ 800〜1000mmの範囲であることを特徴とするハイブリ
    ッドフォーマ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のハイブリッドフォーマ
    において、前記ガイドおよび成形兼用ロールには該ロー
    ルの外被のたわみを変える、または調整する手段が設け
    られており、前記ロールの直径D0が望ましくはD0≒ 400
    〜 500mmの範囲であることを特徴とするハイブリッドフ
    ォーマ。
  4. 【請求項4】 請求項1から3までのいずれかに記載の
    ハイブリッドフォーマにおいて、前記シングルワイヤで
    ある開始部分の長さと、該開始部分に設置されている前
    記排水要素とは、ストックウェブが前記ツインワイヤゾ
    ーン内の前記ガイドおよび成形兼用ロールの位置に達し
    たときに、前記ストックウェブの繊維濃度k1がk1≒ 1〜
    3%、望ましくはk1≒ 1.5〜2.5%であり、その結果、前記
    MBユニットにおいて充分な量の脱水が前記上部ワイヤを
    通して行なわれて、前記ウェブ内の微粉および填料の分
    布と前記ウェブの両面とを充分に対称にすることができ
    るように配置されていることを特徴とするハイブリッド
    フォーマ。
  5. 【請求項5】 請求項1から4までのいずれかに記載の
    ハイブリッドフォーマにおいて、前記ガイドおよび成形
    兼用ロールは、前記下部ワイヤループの内側において、
    前記MBユニットの、圧力が負荷されている負荷リブセッ
    トの実質的に直前に配置されており、該負荷リブの反対
    側の上部ワイヤループの内側に前記MBユニットの吸込ボ
    ックス、または吸込ボックスセットが設けられ、該ボッ
    クスまたはボックスセットは吸込デフレクタボックスの
    後に配置されていることを特徴とするハイブリッドフォ
    ーマ。
  6. 【請求項6】 請求項1から5までのいずれかに記載の
    ハイブリッドフォーマにおいて、前記MBユニットに設け
    られたリブのセットが前記ツインワイヤゾーンを比較的
    大きな曲線半径R0で案内し、該半径の曲率中心が前記上
    部ワイヤループの側に置かれており、前記曲線半径は、
    望ましくはR0≒ 5〜8mの範囲であることを特徴とするハ
    イブリッドフォーマ。
  7. 【請求項7】 請求項1から6までのいずれかに記載の
    ハイブリッドフォーマにおいて、前記ガイドおよび成形
    兼用ロールの区域では脱水が実質的には、従走側に開口
    している楔形の空間に向けてのみ、公知のテーブルロー
    ル効果によって行なわれることを特徴とするハイブリッ
    ドフォーマ。
  8. 【請求項8】 請求項1から7までのいずれかに記載の
    ハイブリッドフォーマにおいて、 前記MBユニットには成形用ロールが続き、該成形用ロー
    ルは前記上部ワイヤループの内側に配置され、前記成形
    用ロールは望ましくは平滑面のロールであり、前記成形
    用ロールの区域において前記ツインワイヤゾーンの走路
    の方向が変わって、斜め上向きになり、 前記成形用ロールには、前記下部ワイヤループの内側に
    ある成形用シューが続き、該成形用シューには湾曲した
    リブ付きデッキが設けられ、さらに前記成形用シューは
    望ましくは真空供給源に接続され、 前記成形用シューには前記下部ワイヤループの内側にあ
    る成形用ロールが続き、該成形用ロールの区域において
    前記ツインワイヤゾーンの方向が変わって、斜め下向き
    になり、 この後ろの前記ツインワイヤゾーンにおいて、前記下部
    ワイヤループの内側には複数の吸込ボックスが設けら
    れ、該吸込ボックスのうちの最後のものが前記上部ワイ
    ヤループの前記ガイドロールの位置に配置されており、 前記吸込ボックスの区域において前記下部ワイヤとウェ
    ブとは前記上部ワイヤから離れて、さらにピックアップ
    点まで走行を続けることを特徴とするハイブリッドフォ
    ーマ。
  9. 【請求項9】 請求項1から8までのいずれかに記載の
    ハイブリッドフォーマにおいて、前記ガイドおよび成形
    兼用ロールの上には、空間によって中間が隔てられて、
    吸込デフレクタチャンバが設けられ、該チャンバの後部
    エッジには排水ダクトが設けられ、該チャンバの底部に
    はデフレクタが設けられ、該デフレクタは同時に前記MB
    ユニットにおける最初の前記支持リブであることを特徴
    とするハイブリッドフォーマ。
  10. 【請求項10】 請求項1から9までのいずれかに記載
    のハイブリッドフォーマにおいて、前記成形ゾーンのシ
    ングルワイヤである開始部分は実質的には水平であり、
    この後ろに前記ツインワイヤゾーンがその実質的な進行
    方向が水平になるように続いていることを特徴とするハ
    イブリッドフォーマ。
JP7135687A 1993-11-12 1995-05-10 抄紙機におけるハイブリッドフォーマ Withdrawn JPH08302587A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FI934999A FI100542B (fi) 1993-11-12 1993-11-12 Paperikoneen hybridiformeri, joka on varustettu MB-yksiköllä
JP7135687A JPH08302587A (ja) 1993-11-12 1995-05-10 抄紙機におけるハイブリッドフォーマ
EP95850089A EP0742314B1 (en) 1993-11-12 1995-05-11 Hybrid former with a MB unit in a paper machine
CA002149172A CA2149172C (en) 1993-11-12 1995-05-11 Hybrid former with an mb unit in a paper machine
US08/439,514 US5593546A (en) 1993-11-12 1995-05-11 Hybrid former with an MB unit in a paper machine

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FI934999A FI100542B (fi) 1993-11-12 1993-11-12 Paperikoneen hybridiformeri, joka on varustettu MB-yksiköllä
JP7135687A JPH08302587A (ja) 1993-11-12 1995-05-10 抄紙機におけるハイブリッドフォーマ
EP95850089A EP0742314B1 (en) 1993-11-12 1995-05-11 Hybrid former with a MB unit in a paper machine
CA002149172A CA2149172C (en) 1993-11-12 1995-05-11 Hybrid former with an mb unit in a paper machine
US08/439,514 US5593546A (en) 1993-11-12 1995-05-11 Hybrid former with an MB unit in a paper machine

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08302587A true JPH08302587A (ja) 1996-11-19

Family

ID=27508573

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7135687A Withdrawn JPH08302587A (ja) 1993-11-12 1995-05-10 抄紙機におけるハイブリッドフォーマ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5593546A (ja)
EP (1) EP0742314B1 (ja)
JP (1) JPH08302587A (ja)
CA (1) CA2149172C (ja)
FI (1) FI100542B (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FI105934B (fi) * 1994-06-17 2000-10-31 Valmet Paper Machinery Inc Paperikoneen hybridiformerin kaksiviiravyöhykkeen sisäänmeno
FI96623C (fi) * 1994-08-31 1996-07-25 Valmet Paper Machinery Inc Kaksiviiraformeri, etenkin nopeille paperikoneille
FI953984A (fi) * 1995-08-24 1997-02-25 Valmet Corp Paperikoneen rainanmuodostusosa
WO1998044193A1 (en) * 1997-03-31 1998-10-08 Beloit Technologies, Inc. Apparatus for removing fluid from a fibrous web
FI100667B (fi) * 1997-04-02 1998-01-30 Valmet Corp Formerin vedenpoistolaite
FI109814B (fi) * 2001-11-23 2002-10-15 Vaahto Oy Laitteisto paperi- tai kartonkirainan muodostamiseksi
PL225236B1 (pl) * 2003-12-22 2017-03-31 Asten Johnson Inc Sekcja formująca dwutkaninowa hybrydowa do maszyny papierniczej
MXPA06005684A (es) * 2003-12-22 2006-08-17 Astenjohnson Inc Seccion de formacion tipo separacion para una maquina de fabricacion de papel tela doble.
KR100825912B1 (ko) 2006-07-20 2008-04-28 아스텐존슨 인코포레이티드 제지기용의 2-직물 하이브리드(hybrid) 타입 성형부

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4414061A (en) * 1975-02-20 1983-11-08 Australian Paper Manufacturers Limited Twin wire paper forming apparatus
FI70615C (fi) * 1982-08-23 1986-09-24 Ahlstroem Oy Anordning foer att paoverka en pao en vira avvattnad fiberbana
JPS61119795A (ja) * 1984-11-15 1986-06-06 三菱重工業株式会社 ツインワイヤフオ−マ
US5185064A (en) * 1987-09-07 1993-02-09 Valmet-Ahlstrom Inc. Means for controlling wires in a paper machine or cardboard machine
DE3830683A1 (de) * 1987-10-30 1989-05-11 Escher Wyss Gmbh Doppelsiebformer
FI885607A (fi) * 1988-12-01 1990-06-02 Ahlstroem Valmet Anordning foer styrning av viror i en pappersmaskins former.
FI91788C (fi) * 1990-09-12 1994-08-10 Valmet Paper Machinery Inc Paperikoneen kaksiviirainen rainanmuodostusosa
FI905447A (fi) * 1990-11-02 1992-05-03 Valmet Karhula Inc Banformningsanordning.
DE4037017C2 (de) * 1990-11-20 1994-12-08 Escher Wyss Gmbh Naßteil einer Doppelsieb-Papiermaschine
DE4141607C2 (de) * 1991-12-17 1996-04-25 Voith Gmbh J M Doppelsiebformer
FI920228A0 (fi) * 1992-01-17 1992-01-17 Valmet Paper Machinery Inc Banformningsparti foer pappersmaskin.
FI99033C (fi) * 1993-05-18 1997-09-25 Valmet Paper Machinery Inc Paperikoneen rainanmuodostusosa
FI924289A (fi) * 1992-09-24 1994-03-25 Valmet Paper Machinery Inc Foerfarande och anordning vid belastningen av zonen med dubbel vira i en formare av en pappermaskin
FI95489C (fi) * 1993-04-29 1996-02-12 Valmet Paper Machinery Inc Kaksiviiraformerin vedenpoistokammiojärjestely

Also Published As

Publication number Publication date
FI934999A (fi) 1995-05-13
FI934999A0 (fi) 1993-11-12
EP0742314A1 (en) 1996-11-13
EP0742314B1 (en) 1999-03-24
CA2149172C (en) 1999-02-16
CA2149172A1 (en) 1996-11-12
US5593546A (en) 1997-01-14
FI100542B (fi) 1997-12-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
FI84734C (fi) Dubbelviraformare foer pappersmaskin.
FI84637C (fi) Foerfarande och anordning vid formning av pappers- eller kartongbana.
FI93032B (fi) Paperikoneen kaksiviirainen rainanmuodostusosa
EP0296135B1 (en) Hydrid former for a paper machine
US5074966A (en) Gap former in a paper machine
CA2050844C (en) Twin-wire web former in a paper machine
JPH0816317B2 (ja) 紙形成方法及び紙形成部分
JPH08302587A (ja) 抄紙機におけるハイブリッドフォーマ
JPH0874191A (ja) 抄紙機のツインワイヤフォーマ
FI82084C (fi) Oevre viraenhet.
US4923568A (en) Dewatering zone in a papermachine
KR100362492B1 (ko) 제지기계용하이브리드포머
EP0160615A2 (en) Top wire former
FI82272C (fi) Banformningsparti foer pappersmaskin.
EP0627524B1 (en) Web former in a paper machine
EP0627523A1 (en) Gap former in a paper machine
US5573643A (en) Twin wire web former in a paper machine
FI84638B (fi) Hybridformare foer en pappersmaskin.
WO1999060205A1 (en) Twin-wire roll-gap former in a paper machine
JPH09504060A (ja) 抄紙機のギャップフォーマ
FI96524C (fi) Paperikoneen formeri, joka on varustettu MB-yksiköllä

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020806