JP3246919B2 - 複数層または単一層からなる紙シートを製造するためのフェルト下において傾斜したフラット型抄紙機 - Google Patents

複数層または単一層からなる紙シートを製造するためのフェルト下において傾斜したフラット型抄紙機

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の属する技術分野 本発明の装置は、フェルトラインの下方においてある
いは製紙用織物の下方において、紙のシートを抄くよう
機能する。このシートは、単一層からなる紙とすること
も、複数層からなる紙とすることもできる。このように
して抄かれた紙シートは、長網式抄紙機における製造テ
ーブルにおいて抄かれた紙よりも優れた特性を有してい
る。
発明の概要 ファイバ懸濁液が抄紙テーブル上にわたってヘッドボ
ックスから分散される。これにより、ファイバは、ジェ
ット速度/抄網速度の比率に応じて、また、抄紙用活性
リップによって生成された液圧パターンに応じて、自由
な配向をとることができる。
活性リップにより生成された影響は、第1実施形態に
おいては、パルス形成ロールによって、あるいは、ファ
イバを自由な配向とすることによって、あるいは、ロー
ル速度にしたがって制御することによって、補完され
る。ファイバ懸濁液中に残された水分は、3つの真空要
素に分割されたボックス内に抽出される。所定の乾燥度
に到達したときには、前段階のユニットにおいて抄紙さ
れたシートに対して重ね合わされる、あるいは、第1ユ
ニットである場合にはフェルトに対して重ねられる。
装置は、製造に関する要求に応じて、傾斜を調節可能
な抄紙テーブルを具備している。この抄紙テーブルは、
紙シートを抄くための抄網、抄網延伸機としても機能す
るブレストロール(breast roll)、抄紙用かつ脱水用
箔、パルス形成ロール、フラットボックス、シリンダま
たは支持モールド、ガイドロールおよび制御手段、抄紙
装置を支持するための支持構造、ヘッドボックス、水収
集トレー、および、製造を停止することなくメンテナン
スのためにユニットを取り外すためのレールおよびロー
ル、を備えている。装置は、また、抄紙テーブルを向い
て配置されたファイバ分散用ヘッドボックスと、フェル
トの内部から水を抽出するための吸込スライダと、を具
備している。装置には、また、フェルトと紙とを、紙シ
ートをフェルトに対して付着させて次なる抄紙ユニット
のために転送させ得るようにして、押圧するラバー製ク
ーチロール(couch roll)が設けられている。クーチロ
ールには、シリンダモールドに対しての位置をセットす
るための機構と、クーチロールを持ち上げたりあるいは
シリンダモールドに対して押しつけたりするためのベロ
ーズ機構と、が設けられている。装置は、支持ロール、
抄網、および、ブレストロールを清浄に維持するための
シャワーを具備している。ブレストロールには、ブレス
トロールを清浄に維持するとともにこの領域において抽
出された水をトレーへと導くための、ドクターブレード
が配置されている。このユニットは、堅固な設置のため
に、2つの鉛直構造と長さ方向梁とを備えたシステムを
具備している。
第2実施形態においては、抄紙テーブルは、上記実施
形態と実質的に同じである。ただし、フラットボックス
が、液体抽出ブレードへと置き換えられている点が相違
している。液体抽出ブレードは、液体抽出と活性化とを
行うことができる。これは、後述の利点に関して、パル
ス形成ロールの省略を可能とする。加えて、ヘッドボッ
クスに関しては、抄網に対しての、修正された上側活性
リップの位置調節手段を有している。2つの実施形態に
おける他の相違点は、以下の説明により、容易に理解さ
れるであろう。
発明の背景 現在、いくつかのタイプの複数層抄紙装置が知られて
いる。その中から、以下のものを例示することができ
る。
シリンダ装置:この装置は、シリンダに対して付着さ
れたメッシュスクリーンを通して水を排出することによ
り、紙シートを抄く。抄かれたシートは、次なる層の形
成のために、フェルト上に直接的に転送される。この装
置においては、ファイバの向きを制御することができな
い。また、ファイバ懸濁液の排水速度も、制御できな
い。
フェルトラインの上方におけるフラット型抄紙機:こ
れら抄紙機は、紙シートの抄紙領域に平坦テーブルを有
している。紙シートが抄かれた後には、紙シートは、抄
紙用フェルトを完全に囲んでいるフェルトへと転送さ
れ、その後、この抄紙ユニットの下方を通って次なる抄
紙ユニットへと到達する。従来技術における大部分の装
置は、不適切な抄紙、MD/CD張力比が調節できないこ
と、シート状とされた紙がカールする傾向があること、
CDプロファイルが一様でないこと(縞の発生)、剥がれ
落ちること(drop−off)、および、他のものとの間に
速度の制限があること、といった、いくつかの欠点を有
している。
本発明は、フェルトラインの下方における抄紙装置内
においてファイバの向きを制御し得ることにより、従来
技術の欠点を克服してさらなる利点をもたらすことを意
図している。本発明による装置は、また、生産プロセス
を中断することなく、抄紙ユニットを停止することがで
き、また、生産ラインから抄紙ユニットを完全にまたは
部分的に取り外すことができる。
いくつかの従来デバイスに言及すべきである。PCT出
願第WO95/30048号には、紙シートを形成するためのフェ
ルト下において傾斜した抄紙機が開示されている。真空
ボックスの形態で、液体抽出手段が設けられている。個
別の活性生成デバイス部材82が使用されている。液体抽
出機能と活性付与機能との双方の機能をもたらすような
部材は、一切開示されていない。
米国特許明細書第4,789,433号においては、ファイバ
懸濁液に微小な乱流を形成するためのブレードが開示さ
れているに過ぎない。米国特許明細書第4,472,244号に
関しては、2重ワイヤ構成に代えて、1重ワイヤ構成を
採用することが開示されている。
図面の簡単な説明 従来技術に対しての、本発明の利点は、添付図面を参
照した説明により明らかとなるであろう。
図1は、抄紙機を示す図であって、すべての構成要素
が示されている。
図2は、クーチロールを構成するすべての機構を示す
詳細図である。
図3は、ブレストロール、抄紙ナイフ、および、ヘッ
ドボックスのすべての構成要素を示す詳細図である。
図4A、4B、4Cは、活性リップのすべての構成要素を示
す詳細図である。
図5は、抄紙ユニットの一部をなす、水回収トレーお
よびシャワーを示す図である。
図6は、抄紙ロールを示す側面図である。
図7は、抄紙ロールのベーンを示す詳細図である。
図8は、液体抽出手段、抄紙ブレード、ヘッドボック
ス、および、他の構成要素を備えた抄紙機を示す図であ
る。
図9は、図8における液体抽出手段、抄紙ブレード、
および、ヘッドボックスを拡大して示す図である。
図10は、図8における液体抽出手段、および、抄紙ブ
レードを拡大して示す断面図である。
図11は、図8におけるヘッドボックスを拡大して示す
断面図である。
図12A、12B、12Cは、活性リップの構成要素を示す図
である。
図13は、ヘッドボックス上の活性リップを示す図であ
る。
図14は、図8におけるヘッドボックスを示す一部断面
を含む斜視図である。
好ましい実施形態の詳細な説明 図1〜図7に示す実施形態を参照すると、本発明によ
る装置は、下部がネジ(4)によってアンカー止めされ
た鉛直フレーム(1)と、下部が床に対してネジ(7)
によってアンカー止めされた第2フレーム(3)と、を
備えている。梁(2)が、両フレームの頂部に配置され
ており、ネガ(5,6)によって両フレームを連結してい
る。第2フレーム(3)に関しては、紙シートの出口部
分に、クーチロール(25)に対して圧力を印加したりあ
るいはクーチロール(25)を持ち上げたりするための機
構が配置されている。この機構は、2つの支持体(8,
9)を備えている。各支持体は、それぞれ、支持体に対
して連結されたラバー製気圧式ベローズ(10,11)を有
している。図2に示すように、上側の気圧式ベローズ
(10)は、ネジ(14)によって上部が支持体(8)に対
して連結され、かつ、ネジ(15)によって下部がアーム
(12)に対して連結されている。この場合、アームに
は、クーチロールが取り付けられている。上側ベローズ
(10)は、クーチロールを持ち上げるという機能を有し
ている。下側気圧式ベローズ(11)は、ネジ(17)によ
って下部が支持体(9)に対して連結され、かつ、ネジ
(16)によって上部がアーム(12)に対して取り付けら
れている。支持体(13)は、フレーム(3)に対して連
結されている。支持体(13)は、中央部に軸受(30)を
備えている。この軸受は、ピン(31)を収容していて、
このピンは、支持体(18)によってクーチロールを固定
しているアーム(12)に対しての支点として機能する。
ここで、支持体(18)は、ネジ(20)によって支持ブロ
ック(19)に対して取り付けられている。支持ブロック
(19)は、中央部分に、ネジ山付き孔を有している。こ
のブロックは、ディバイダ(28,29)によってアーム(1
2)に対して固定されたスピンドル(21)により、位置
調節可能とされている。支持ブロック(19)は、回転式
ネジ(23)および分離ブロック(22)によってクーチロ
ールを支持しているジャーナル軸受(26)に対して取り
付けられている。
回転式ネジ(23)は、ナット(24)を介してクーチロ
ールのジャーナル軸受を押圧し、ブロック(19)に固定
されたピン(27)によって回転される。
図1を参照すると、本発明による装置は、クーチロー
ル(25)と、シリンダまたは支持ロール(32)と、の間
に押圧されたときに紙シートおよびフェルトから水分を
抽出するための、吸込スライダ(134)を備えている。
本発明は、シリンダ装置を置換するものであって、シリ
ンダ装置のシリンダロールは、傾斜型抄紙機において
は、省略するよりも、設けておく方が有利であることに
注意されたい。
図3に示すように、この装置は、また、ブレストロー
ル(97)と、抄紙ロール(83)と、上部に高密度ポリエ
チレンカバー(77,78,79)をそれぞれ有した3つの構成
要素(74,75,76)を備えたフラットボックス(図1)
と、を備えている。また、シリンダモールドまたはシリ
ンダロールまたは支持モールドまたは支持ロール(また
は、円網)(32)と、抄網リードロール(51)と、抄紙
用抄網(72)と、が設けられている。
3つの構成要素(74,75,76)を備えたフラットボック
スは、ネジ(80,81)によって主構造(35)に対して取
り付けられている。ネジ(80,81)は、フラットボック
スの位置決めおよび高さ調整を可能としている。フラッ
トボックスは、プレート(130)を有しており、このプ
レートは、抄紙手段(82)から排出された水がフラット
ボックスの構成要素内に侵入することを防止する。シリ
ンダモールド(32)は、ジャーナル軸受(33)内に収容
されている軸受回りに回転する。このジャーナル軸受
は、ネジ(34)によって主構造(35)に対して取り付け
られている。主構造(35)は、2つのブロック(37,6
0)によって支持されており、これらブロックは、製紙
装置のベース(39,61)に対して取り付けられている。
これらベースは、スペーサブロック(41,49,63,70)に
よって、支持体(43,47,65,68)に対して取り付けられ
ている。可動ブロック(37)が、2つの回転式ネジ(3
6,38)によって、ベース(39)に対しておよび主構造
(35)に対して、取り付けられている。第2可動ブロッ
ク(60)は、回転式ネジ(58,59)によって、主構造お
よび支持体(61)に対して取り付けられている。可動ブ
ロック(37,60)は、抄紙用抄網(72)の交換が要望さ
れたときに、これらブロックを単に取り外すだけで、ユ
ニット全体を片持ち式に維持することができ、よって最
小の時間でもって新しい抄網をセットできるよう、抄紙
ユニット全体を維持するよう機能する。支持ロールの直
下に配置された支持体(39)は、ネジ(40,50)によっ
て支持されているスペーサ(41,49)により、ベース(4
3,47)に対して取り付けられている。ブレストロールの
直下に配置された支持体(61)は、スペーサ(63,70)
により、ベース(65,68)に対して取り付けられてい
る。これらスペーサは、ネジ(62,71)によって保持さ
れている。
本発明による装置は、スペーサブロック(63,70,49,4
1)が支持位置から取り外されたときにユニットをレー
ル(44,67)上に載置させ得るような、ロールシステム
(45,46,66)を有している。これにより、抄紙機を動作
位置から単に引き出すだけで、製造を中断することな
く、ユニットを完全に装置から取り外すことができる。
このユニットは、ガイドロール(51)によって、抄紙
用抄網(72)の位置を制御するためのシステムを有して
いる。ガイドロールのための制御機構は、次のようにし
て動作する。ガイドロール(51)を、支持プレート(5
6)に対して取り付けられているジャーナル軸受(57)
によって支持する。ここで、支持プレート(56)は、2
つの気圧式調整用ベローズ(54,55)によって駆動され
るとともに、ロール(52,53)によって所定位置に維持
されている。これらロールは、支持プレートの水平位置
および鉛直位置を維持する。調整ベローズ(54,55)
は、各ベローズの気圧を変化させることによって、ガイ
ドロール(51)の位置を調整する。
この装置は、ネジ(101)によって主構造(35)に対
して取り付けられた、抄紙ロール(82)を備えている。
ネジ(101)は、ジャーナル軸受(83)を、抄紙ロール
が主構造に対してこのジャーナル軸受回りに回転可能で
あるようにして、固定している。
図6および図7に示すように、抄紙ロールは、スチー
ルコア(138)を備えて構成されている。スチールコア
は、樹脂(82)によってコーティングされている。この
場合、樹脂の表面は、波形形状(139)であるように機
械加工されている。この波形形状は、抄網との最初の当
接時に正のパルスを形成することができ、また、この形
状部分と抄紙用プラスチック抄網との当接が解除された
ときには、負のパルスを形成することができる。ロール
の周縁速度は、抄紙用抄網の周縁速度よりも小さい。こ
れにより、抄網の下部から、ファイバ懸濁液が存在して
いる上部への、水の注入が可能とされる。よって、ファ
イバが再構成される。
図3に示すブレストロール(97)は、ジャーナル軸受
(98)内に配置された軸受回りに回転する。この場合、
ジャーナル軸受(98)は、ネジ(99,100)によって主構
造(35)に対して取り付けられている。ブレストロール
の位置調整は、ナット(95,96)によって、スピンドル
(91)を利用して行われる。スピンドル(91)は、抄紙
用ナイフ(86)のベースを支持している構造(88)に対
して取り付けられている。ベースは、ネジ(87)によっ
て構造(88)に対して取り付けられている。ブレストロ
ールに対しての、抄紙用ナイフのベースの位置は、スピ
ンドル(92)および保持ナット(93,94)によって調節
される。
構造(88)は、ネジ(89,90)によって主構造(35)
に対して取り付けられている。抄紙用ナイフの支持構造
(88)は、T字形スライダ(85)によって、抄紙用ナイ
フ(84)を保持している。
プラスチックナイフ(103)が、ブレストロール(9
7)を清浄に維持するために設けられている。このプラ
スチックナイフ(103)は、クリーニングの役目を果た
すとともに、同時に、ブレストロールによって抽出され
た水を収集トレー(128)(図5)に向けて偏向させ
る。
図3に示すように、抄紙装置は、フローヘッドボック
スを備えている。このフローヘッドボックスは、ファイ
バ懸濁液の流れを抄紙ユニットの幅方向に一様に分散さ
せるよう機能する円錐形マニホールド(121)を備えて
いる。この円錐形マニホールドに対しては、スロート
(117)を介して、プラスチックチューブ(118)によっ
て上部および下部がシールされた段付きディフューザ
(114)が取り付けられている。段付きディフューザの
曲がりを防止するために、ディフューザを完全にカバー
するプレート(115)が設けられている。このプレート
(115)は、ネジ(119,120)によって、マニホールドに
対して、また、ヘッドボックスの上部に対して、取り付
けられている。段付きディフューザの主要な役割は、完
全に分散した状態に、ファイバを維持することである。
図4A、4B、4Cに示すように、ヘッドボックスは、下側
リップ(109)と、上側活性リップ(108)と、を有して
いる。上側リップは、ヘッドボックスの端部に配置され
たネジ(122)によって、放出流を制御するための開放
位置にセットされている。ボックス形状は、ネジが保持
ナット(106,104)によって調節される場合、ヘッドボ
ックスの内側部分に配置されたネジ(104)によって調
整される。内側ネジ(104)および外側ネジ(122)は、
リップの一様な動きを可能とするブリッジ(105)に対
して取り付けられている。
図3に示すように、反対側端部においては、上側活性
リップ(108)は、プレート(112)の上方において支持
されかつ保持ユニット(111)に対して支持された自在
継手(110)を有している。これにより、ファイバ懸濁
液を漏洩させることなく、上側活性リップ(108)を自
由に移動させることができる。上側活性リップの放出端
は、ファイバ懸濁液に活性を生成し得るよう構成されて
いるとともに高濃度のファイバを配向させ得る形状とさ
れている。また、低密度の紙を得ることもできる。形状
は、傾斜部(136)と直線部(135)とから構成されてい
て、ファイバ懸濁液の流速に、水平方向においても鉛直
方向においても、変化をもたらすことができる。活性形
状は、上側活性リップの厚さを同一に維持するための部
分(137)(図4Bに図示)によってヘッドボックスの幅
方向において分離されている。液圧パターンが内部に生
成されている上側活性リップは、ファイバ懸濁液がヘッ
ドボックスから出ていく際に、抄紙テーブル上に、交差
流(cross flow)を生成する。これにより、ファイバの
配向が横方向に改良される。つまり、横方向のファイバ
配向に対しての、マシン方向のファイバ配向の比が、減
少する。このようにして、横方向という観点における紙
の物理的性質の値が、マシン方向という観点における物
理的性質の値に似るようになるという傾向がある。
図5に示すように、シャワー(131)は、シリンダモ
ールド(32)を清浄に維持する。また、ガイドロール
(51)を清浄に維持するために、第2シャワー(132)
が設けられている。抄紙用抄網(72)は、高圧シャワー
(133)によって清浄に維持される。
ユニット内における排水を収集するために、一連のト
レー(127,128,129,126)が設けられている。これらト
レーは、排水を収集するとともに収集した排水を個別の
タンクへと導く。
次に、図8〜図13に示す本発明の実施形態を参照する
と、先に説明したものと同様の部材には、プライ
ム(’)を付して同じ符号が適用されている。フレーム
は、本質的に同じであるが、構成部材(3)に代えて、
単一の第2部材(150)が使用されている。梁(2')
は、調節可能な支持部材(151)を介して、吸込スライ
ダ(134')を支持している。この場合、調節可能な支持
部材(151)は、この目的のために適切であるように任
意に構成することができる。
クーチロール(25')は、先の場合と同等にして、フ
レーム(150)によって支持されている。シリンダまた
は支持ロール(32')は、ベース(152)によって支持さ
れている。先の実施形態と相違するのは、主構造(15
3)が、着脱可能な梁(154)を介してベース(152)に
対して固定的に取り付けられている点である。支持ロー
ル(32')およびベース(152)は、点検修理時、部品交
換時、あるいは、必要に応じて任意の時に、スペーサブ
ロック(41'、49')と梁(154)とを取り外すことによ
って、抄紙ユニットから引き出すことができる。
主構造(153)は、下方に延在した脚(155)と、ブレ
ストロール(97')を支持しているベース(157)に対し
て連結された水平フレーム(156)と、を備えている。
脚(155)およびベース(157)は、ボルト(158,159,16
0,161)によって固定的に取り付けられている。着脱可
能なスベーサブロック(37',162',60')は、取り外され
たときには、抄紙用抄網(72')の交換を可能とする。
当然のことながら、これらブロックが取り外されたとき
には、これらブロックが支持していた部材は、例えば装
置の両側から(すなわち、図8において紙面の表側から
また裏側から)一時的に差し込まれる片持ち手段によっ
て、所定位置に維持されなければならない。
図8および図9に示すように、この実施形態において
は、フラットボックスが取り除かれている。一連の排水
/活性ブレード(167,168)が、それぞれの吸込ボック
ス(169,170)上に配置されて設けられている。吸込ボ
ックスは、水平フレーム(156)によって支持された収
集パン(171)の上方において、水平フレーム(156)に
よって支持されている。ブレード(167,168)は、シー
トに対して活性をもたらすとともに排水作用をもたら
す。
図10Aおよび図10Bは、一方のブレードまたは活性形成
ボード(167)を詳細に示している。図に示すように、
ブレードは、一次ブレード(172)とトライブレード(1
73)とを備えている。一次ブレード(172)は、前エッ
ジまたは着地領域(175)に、セラミクスまたは対摩耗
材料または他の適切な材料から形成することができる挿
入体(174)を備えることができる。前エッジ(175)
は、抄紙用抄網(72')に対しての支持表面をなすもの
で、本質的に平坦な水平面である。エッジ(175)の後
方側においては、ライン(176)に沿ったブレード面
は、約2゜という角度で抄網(72')から離れていく。
前エッジ(175)の後方側には、前エッジから距離(17
9)だけ離れたところを起点として、円滑に形成された
一連の隆起領域(177)および凹所(178)が設けられて
いる。図示のブレード(167)においては、隆起領域ど
うしは、互いに約1.5インチ離間している。装置の速度
に依存して、凹所(178)は、層流を維持しつつも、所
望程度の後方流をもたらすことができる。
トライアルブレード(173)は、約2゜という角度で
抄網(72')から下方に離間する向きに傾斜した上面(1
80)を有している。例えば、ブレード(167)の全体
は、約16+7/8インチという長さであり、トライアルブ
レード(173)は、約3+7/8インチという長さである。
一次ブレード(172)は、抄網(72')の近傍において、
約13インチ長さの表面を有している。一次ブレード(17
2)とトライアルブレード(173)との間には、中央にお
ける横断長さが約3/16インチのギャップ(181)が形成
されている。
いくつかの従来からのT字形マウント(181)が、吸
込ボックス(169)上において、ブレード(167)をスラ
イド可能に取り付けるために設けられている。ギャップ
(181)は、抄網(72')からの液体の排出作用をもたら
すとともに、一次ブレード(167)と抄網(72')との間
の空間(182)に沿っての動作が行われたときには、排
液で充填される。これにより、抄網(72')からの水
の、液体としての転送を可能とする。
上記の寸法や角度は、好ましいものではあるけれど
も、重要なものではない。
ギャップ(181)の寸法は、所望の排水量が得られる
ように、装置速度、ストック組成、ストック保持、およ
び、ストック品質に応じて、調節することができる。両
ブレード間のギャップを狭くすると、抄網とブレードと
の間の空間に水分が充填されることによって空気から抄
網の下面が隔離されることにより、所定の排水力によっ
てもたらされる排水を最大化することができる。シート
から抽出される水量を決定する主要な要因は、ギャップ
サイズである。狭いギャップを使用することにより、抽
出される水量が、ブレード形状によってもボックスの真
空レベルによっても、あまり影響を受けなくなる。
層流を維持しつつも、ブレードの湾曲表面は、抄紙に
有利な、鉛直方向の流速(すなわち、抄網およびストッ
クに向かう上昇流)を誘起する。層流に似たものを維持
しつつもこのような鉛直方向流れをもたらすためのブレ
ード形状は、周知のような膜上における流体流通原理や
公式によって、決定し規定することができる。このよう
な原理や公式は、Dover Publications,Inc.により出版
されたIra H.Abbott氏およびAlbert E.Von Doenltoff氏
による“Theory of Wing Sections"と題する文献(特
に、110〜115頁)、および、Dover Publications,Inc.
により出版されたBryan Thwaites氏により編集された
“Incompressible Aerodynamics"と題する文献(特に、
42〜56頁)に開示されている。
図10Bは、抄網(72')上において材料ストック(18
4)から抽出される流体に関して、予想される流れパタ
ーンを概略的に示している。矢印(185)は、液体の流
れを示している。図に示されているように、液体の部分
的な流れとして、抄網(72')を通ってストック(184)
内へと戻るような流れが生成されている。この戻り流
は、ストック(184)を構成しているファイバ(186)に
活性と分散とをもたらす。
両ブレードは、外部からの真空の適用なしに動作す
る、あるいは、起動時の初期真空としての限られた真空
の使用によって動作する。制御された真空を、吸込ボッ
クス(169,170)に対して設けることができる。
図9に示すように、ブレードが設けられている吸込ボ
ックス(169,170)は、ブレストロール(97')の後段に
配置されていて、非水平とされたすなわち傾斜した抄網
(72')に対して動作する。ブレード(168)の構成は、
ブレード(167)の構成と同一である。両ブレード(16
7,168)のCD方向における両端部は、デッケルによって
封止されていて、両端部における上面はフラットである
ことに注意されたい。
二重の性能(すなわち、排水機能と活性機能)で作用
するブレード(167)は、シートシールなしで、ストッ
ク内の水分の約65〜80%を除去することができる。第2
ブレード(168)は、設置されている場合には後段のユ
ニットによって形成されるシートの重合せ結合力の改良
のために必要な水分を残して、少量の水を除去する。
ブレード(167,168)を超えた後においては、シート
は、クーチロール(25')と支持モールド(32')との間
のニップに到達するまで移動する。この時点において
は、シートは、水平な製紙用織物(73')の下面へと送
り込まれる。シートは、その後、同様に構成された他の
または一連のアンダーワイヤ抄紙ユニットへと、移動す
ることができる。そのようなユニットにおいては、さら
に抄紙されたシートが、重ね合わされる。
次に、図11〜図13を参照すると、代替可能なフローヘ
ッドボックス(164)が示されている。このヘッドボッ
クス(164)は、抄紙ユニットのCD方向を横断する方向
において、ストック流またはファイバ懸濁液流を、一様
に分散させる。入口(187)を通してストックが供給さ
れるスロート部(117')が設けられている。スロート部
(117')内には、内方に向けて突出した台形状ブレード
(202)が配置されている。このブレードは、好ましく
はプラスチック材料から形成されるものであって、T字
形ブレードホルダ(189)上においてスライド可能に保
持されている。スロート部(117')は、CD方向において
はヘッドボックス(164)の長さ方向に延在しており、
通過するストックの乱れを低減させるよう機能する。ス
ロート部(117')に対しては、段付きディフューザ(18
8)が連結されている。
ヘッドボックス(164)は、下側リップ(109')と、
上側活性リップ(189)とを有している。上側リップ(1
89)には、このリップに対して取り付けられている部材
(192)によって支持された軸受(191)回りに回転する
支持部材(190)が連結されている。複数の調節デバイ
ス(204)が、支持部材(205)に対して連結されてい
る。支持部材(205)は、部材(206)を介して、上側リ
ップ(189)に対して固定的に取り付けられている。複
数の調節デバイスは、上側リップ(189)の後方側にお
けるCD方向に沿って互いに離間して配置されている。こ
れにより、調節デバイスを個々に調節することによっ
て、軸受(191)回りに、上側リップ(189)を曲げるま
たは回転させることができる。上側リップ(189)は、
各端部において、調節機構(193)(2つのうちの一方
だけが図示されている)に対して連結されている。調節
機構(193)は、リンク機構(194)を介して、支持部材
(205)に対して連結されている。これにより、回転ポ
イント(203)回りに回転させることにより、活性リッ
プ(189)全体の位置を、下側リップ(109)に対して、
調節することができる。両リップ間の間隔の調節は、放
出流を制御し、放出流に対して影響を与える。活性リッ
プ(189)は、また、保持ナット(196)によって支持体
(190)に対して連結されている。先の実施形態と同様
に、図12A、12B、12C、図13に示すように、上側活性リ
ップ(189)は、ファイバ懸濁液に活性を与え得るよう
な、かつ、高濃度のファイバの配向を乱れさせ得るよう
な、形状を有している。この形状においては、低密度の
紙を得ることもできる。この形状は、傾斜部(197)
と、直線部(198)と、これに隣接した傾斜部(199、20
0)と、さらなる直線部(201)と、から構成されてい
る。これらは、ファイバ懸濁液の流速に、CD方向におけ
る流れに沿って水平方向においても鉛直方向において
も、変化をもたらすことができる(空間部分を広げると
速度が低下し、空間部分を狭めると速度が上昇する)。
活性形状は、上側活性リップの厚さを同一に維持するた
めの部分(137')によってヘッドボックスの幅方向にお
いて分離されている。部分(137')は、例えば、約0.5
インチ間隔で離間されていて、約0.2インチの深さとさ
れている。液圧パターンが内部に生成されている上側活
性リップは、ファイバ懸濁液がヘッドボックスから出て
いく際に、抄紙テーブル上に、交差流(crossed flow)
を生成する。これにより、ファイバの配向が横方向に改
良される。つまり、横方向のファイバ配向に対しての、
マシン方向のファイバ配向の比が、減少する。このよう
にして、横方向という観点における紙の物理的性質の値
が、マシン方向という観点における物理的性質の値に似
るようになるという傾向がある。
ヘッドボックス(164)は、速度変化やグレード変化
によって基本重量構成に影響を与えることなく、ストッ
クを分散させることができる。活性リップ(189)は、
活性を生成し、シートにおける縞の発生を防止する。ヘ
ッドボックス(164)と組み合わせてブレード(167,16
8)を使用することにより、シート内におけるフリーズ
形成(freeze formation)を引き起こして、制限されな
い排水による巻き戻りを防止する。第1実施形態におけ
る製紙用織物(73')と抄網(72')との間の角度は、約
10゜であり、また、第2実施形態におけるその角度は、
約5゜であることに注意されたい。この角度が小さいほ
ど、抄網の速度を速くすることができる。
本発明によれば、本発明の利点を実現することができ
る。好ましい実施形態について詳細に説明したけれど
も、本発明の範囲は、これら実施形態に限定されるもの
ではなく、むしろ、本発明の範囲は、請求範囲によって
規定される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−277897(JP,A) 特開 昭62−215088(JP,A) 特開 平3−193989(JP,A) 特開 平6−57676(JP,A) 特表 昭62−502483(JP,A) 国際公開95/30048(WO,A1) 米国特許4472244(US,A) 米国特許3357880(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D21F 1/00 - 13/12

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】製紙機における、フェルト下において傾斜
    した抄紙機であって、 ブレストロール(97')と; 該ブレストロール(97')の下流側に配置された支持ロ
    ール(32')と; 抄紙用抄網(72')と; 該抄紙用抄網(72')から液体を抽出するために前記ブ
    レストロール(97')と前記支持ロール(32')との間に
    配置された液体抽出手段(167,168)と; 製紙用フェルト(73')の上方に配置され、かつ、前記
    支持ロール(32')の上方に配置され、製紙用フェルト
    を前記抄紙用抄網と係合させて、前記抄紙用抄網(7
    2')上に形成されたシートを前記製紙用フェルト(7
    3')上に転送するためのクーチロール(25')と; 前記抄紙用抄網上にストックを配置するために、前記抄
    紙用抄網の起点部分に配置されたヘッドボックス(16
    4)と; を具備してなり、 前記ブレストロール(97')、前記支持ロール(32')、
    前記抄紙用抄網(72')、および、前記液体抽出手段(1
    67,168)は、製紙業における製紙用フェルトよりも下方
    に配置され、 前記抄紙用抄網(72')は、前記ブレストロール(97')
    および前記支持ロール(32')に対して無端ループの形
    態で巻回係合され、 前記液体抽出手段は、ストックから液体を抽出しつつス
    トック内に活性を生成するために、抽出された液体の一
    部を前記抄紙用抄網を通して戻すための活性手段を備
    え、 前記抄紙用抄網が前記液体抽出手段(167,168)上を通
    過する際には、前記抄紙用抄網上のストックから液体が
    抽出されるとともに、前記活性手段が、前記ストック内
    に活性を生成し、 前記液体抽出手段および前記抄紙用抄網は、製紙用フェ
    ルトに対して傾斜しており、 ストックは、前記ヘッドボックス(164)によって前記
    抄紙用抄網上に導入され、 前記ブレストロール(97')および前記支持ロール(3
    2')の回転に基づいて、前記抄紙用抄網は、前記液体抽
    出手段(167,168)上を通過し、これにより、ストック
    が活性化されるとともにストックから液体が抽出され
    て、シートが抄かれ、 該シートは、その後、前記クーチロール(25')と前記
    支持ロール(32')との間に形成された合流箇所におい
    て製紙用フェルト(73')に転送されるようになってい
    ることを特徴とする、フェルト下において傾斜したフラ
    ット型抄紙機。
  2. 【請求項2】前記活性手段は、少なくとも1つの活性形
    成ブレード(167,168)を備えていることを特徴とする
    請求項1記載の、フェルト下において傾斜したフラット
    型抄紙機。
  3. 【請求項3】さらに、前記抄紙用抄網上にストックを流
    し込む前に、ストックに活性を誘起しかつストックを分
    散させるために、前記ヘッドボックス(164)に配置さ
    れた活性誘起手段(189)を具備していることを特徴と
    する請求項2記載の、フェルト下において傾斜したフラ
    ット型抄紙機。
  4. 【請求項4】前記支持ロールが、シリンダモールドであ
    ることを特徴とする請求項2記載の、フェルト下におい
    て傾斜したフラット型抄紙機。
  5. 【請求項5】前記ヘッドボックス(164)は、ストック
    を分散状態に維持する段付きディフューザ(188)を備
    えていることを特徴とする請求項2記載の、フェルト下
    において傾斜したフラット型抄紙機。
  6. 【請求項6】前記活性誘起手段は、ストックが前記抄紙
    用抄網上に供給されたときに前記ストックに活性を生成
    し得るよう、前記ヘッドボックスに配置された、上側活
    性リップ(189)を備えていることを特徴とする請求項
    3記載の、フェルト下において傾斜したフラット型抄紙
    機。
  7. 【請求項7】前記抄紙機は、前記抄紙機を製紙用フェル
    トの下方に支持するための支持手段(152,153)と、 製造を停止することなく、製紙用フェルトの下方におい
    て前記支持ロールを引き出すための手段と、 を具備していることを特徴とする請求項2記載の、フェ
    ルト下において傾斜したフラット型抄紙機。
  8. 【請求項8】シートの抄紙に際して直列接続されて使用
    される、複数の、フェルト下において傾斜した前記抄紙
    機を具備することを特徴とする請求項2記載の、フェル
    ト下において傾斜したフラット型抄紙機。
  9. 【請求項9】前記製紙用織物(73')に対しての、前記
    抄紙機の傾斜角度が、約5゜〜10゜であることを特徴と
    する請求項1〜8のいずれかに記載の、フェルト下にお
    いて傾斜したフラット型抄紙機。
  10. 【請求項10】前記活性リップは、ストックがマシン方
    向に流し込まれたときに、流速に振動を引き起こすこと
    を特徴とする請求項6記載の、フェルト下において傾斜
    したフラット型抄紙機。
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