JPS599679B2 - 抄紙機用のウエブ形成装置 - Google Patents

抄紙機用のウエブ形成装置

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Publication number
JPS599679B2
JPS599679B2 JP55158345A JP15834580A JPS599679B2 JP S599679 B2 JPS599679 B2 JP S599679B2 JP 55158345 A JP55158345 A JP 55158345A JP 15834580 A JP15834580 A JP 15834580A JP S599679 B2 JPS599679 B2 JP S599679B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
forming
screen
web
water
Prior art date
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Expired
Application number
JP55158345A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5685493A (en
Inventor
リチヤ−ド・イ−・ハ−ガ−ト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Beloit Corp
Original Assignee
Beloit Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Beloit Corp filed Critical Beloit Corp
Publication of JPS5685493A publication Critical patent/JPS5685493A/ja
Publication of JPS599679B2 publication Critical patent/JPS599679B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F9/00Complete machines for making continuous webs of paper
    • D21F9/003Complete machines for making continuous webs of paper of the twin-wire type

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  • Paper (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、抄紙機の改良に関し、特に、改良2枚の抄網
紙層形装置、具体的に言えば、走行中の2枚の抄網間に
形成されるウエブから絞り出された水を除去するための
装置の改良に関する。
抄紙機の分野における技術革新は進み、今では、長網抄
紙機が2枚の形成用抄網を使用する構成に変りつつある
段階までに至った。
この種の構成においては、曲線状の形成面」二に2枚の
ループ状抄網を捲装し、2枚の抄網間に形成された喉部
に紙料を噴射する。
両方の抄網は形成面上を走行するが、その際、抄網間に
形成されるウエブに対して垂直に働らく圧力によって外
側抄網を通して水が絞り出される。
この種の2枚抄網抄紙機は、従来の長網抄紙機では不可
能であった広範な種類の紙を作り、しかも、高速で作る
という目的を果すことが出来る。
更に、この抄紙機は取付占有面積が狭くて済み、エネル
ギーが節約出来、色々の種類の良質の紙を製造すること
ができる。
2枚抄網抄紙機は、少なくともテイシュー、多層ボード
及び他の種類の紙を製造するという方向に進歩している
現在の2枚抄網抄紙機の構造は、2枚抄網テイシュー製
紙機において使用するのに特に適しているが、この構造
は、他の種類の紙を作るための2段抄網抄紙機にも使用
することができるのである。
2枚抄網抄紙機においては、その支持ロールに吸込み手
段が設けられている場合もあるが、一般的には、2枚抄
網が走行ロールの如き無孔曲線面に沿って走行するよう
になっている。
排水用に真空手段を使用していない2枚抄網抄紙機は、
それを使用しているものよりも消費エネルギーが少くて
済む。
2枚の抄網が配されている2枚抄網抄紙機における問題
点は、ウエブが抄網の間で絞り出される過程で外側抄網
を通って滲出する水をどう除去するかという点である。
このため、外側抄網の外側に、水を拾集するそらせ板を
設ける試みも行われているが、これによっても一定量の
水は残留してしまい、この残留水が不規則な位置で抄網
から滲出するので、抄網が抄紙機を通って走行する際そ
の走行を妨害することになる。
この際一度ウエブから外側抄網を離してやると、水が残
留していたとしても、新しく形成されるウエブを損傷す
ることがなく、抄網はスムーズに走行する。
更に外側抄網から水を除去することは清掃機能を果すこ
ととなる。
もし、これをしないと水が外側抄網の孔を通じてウエブ
から排水される際繊維が外側抄網に絡着する傾向がある
従って、本発明の第1の目的は、2枚抄網抄紙機が作動
し、且つ、外側抄網から水を除去するための改良手段が
設けられている処の構造を提供することである。
更に、本発明の第2の目的は、良質のウエブを製造する
ことが出来、且つ抄網の清掃及び脱水に供する改良手段
を設けた改良2枚抄網抄紙機を提供することである。
以下本発明の目的、構成及び効果を実施例を挙げて説明
する。
図面に示される如く、外側抄網(第1抄網)11は、内
側抄網(第2抄網)10と共に上方に走行する。
2枚の抄網は、回転ロール12の弧状形成面に当接する
2枚の抄網は走行方向に徐々に近づき、形成喉部14・
を形成する。
そして、第l抄網11はロール13に沿って喉部方向に
誘導される。
喉部が閉鎖するにつれ、両方の抄網は弧状形成面12上
に当接し、形成脱水領域を構成する。
一方、紙料は拡幅部分23付の通路24を有するノズル
のスライス開口25から紙料流26となって形成喉部1
4へと供給される。
抄網が形成脱水領域を通過する際、まず、繊維がウエブ
に形成され、その後、第1抄網11がロール16さらに
ロール17に沿って誘導されることによって、両方の抄
網が分離するまでウエブの脱水処理が続く。
2枚の抄網IQ,11は両方とも連続したループの形状
をしている。
第2抄網10のループの内部にはそらせ板15が設けら
れている。
第1抄網11のループの内部には、一群のそらせ板1B
,19,20,21が設げられている。
これらのそらせ板の先端は、第1抄網11と近接するよ
うに配されている。
これにより、抄網11から滲み出た水を拾集することが
できる。
形成脱水領域の終端には、エアナイフ22が設げられて
いる。
エアナイフ22は近づいて来るウエブの方向に空気流を
噴射するような位置に配する。
このようにして、エアナイフは、抄網が形成脱水領域を
通過する際に形成面に残留しがちである水の膜を吹き飛
ばす。
エアナイフ22は、ロールの長手力向に対して直角に連
続的に設けられている。
空気流は近づいて来る抄網に対して均一に噴射されるの
で余分な水は外側抄網の面から吹き飛ばされる。
エアプイフ22が水の膜を吹き飛ばすと、水は上方そし
て外方に舞い上がるが、その舞い上がった水をそらせ板
21を使って更に舞い上がらせ、最後に拾集室27によ
ってその水を拾集する。
ノズル22が吹き飛ばした水を更に舞い上がらせるため
に、色色な機構を適宜追加することもできる。
エアナイフによれば非常に効率良く水の膜の除去をする
ことができる。
しかも抄網に対して接触する危れも無いし、又、抄網の
走行に対して大きな抵抗をかけることもないのでエネル
ギー消費量を増大させることもない。
また、ノズル幅調節手段22aを設げることにより、エ
アナイフ22の噴射量を適宜調節することができる。
即ち抄網11の面上に残留した水に対して最高の吹き飛
ばし効果を得るためノズル孔のサイズを調節することが
できる。
また、エアナイフの位置も図中矢印22bで示した如き
適宜な位置調節機構によって調節できる。
水の吹き飛ばし効果を最高にするためこの位置調節機構
によってエアナイフの角度を調節することができるので
ある。
符号28は、供給バルブであり、このバルブを使って、
エアナイフに向う空気の流れを制限することにより、ノ
ズル孔から噴射される空気の噴射量及び噴射速度を制御
することができる。
供給バルブには、圧縮空気供給源から空気を供給する。
この圧縮空気供給源は、どんな抄紙装置においても使用
することが出来る汎用型のものでよい。
空気噴射による水吹き飛ばし機構を具えた2段抄網抄紙
機は、全ての種類の紙用の抄紙機に使うことができるが
、以下にその作用効果を示すために掲げる例は、テイシ
ュー用抄紙機に使った例である。
テイシュの形成においても、水吹き飛ばし機構は、円滑
な排水と良好な紙層形成を可能にする。
縦横比は空気噴射の調整により速度の如何に拘らず簡単
に制御することができる。
テイシュの基本重量は、12乃至56f/mである。
しかし、工程中における重量は78r/mまで上昇した
作動速度は、12f/mの時1 2 8 0 m/mi
n乃至760m/yninであった。
1メートル当たりの面生産量は、重量品の場合、7 5
ton / dayであった。
そらせ板18,19,20,21から除去された水を拾
集する目的と、エアナイフ22によって吹き飛ばした水
を拾集する目的の為め、適切な拾集室27がループ状の
抄網の内側に設けられている。
拾集室27には、適切な排水手段が設けてあるので、拾
集された水は絶えず白水として排水される。
このようにしてそらせ板15及び室27から排水された
白水は通常紙料に混合されて再度循環して行く。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の2枚抄網抄紙機用の形成装置を示す正面
図である。 符号、10・・・・・・第2抄網、11・・・・・・第
1抄網、14・・・・・・喉部、15,18,19,2
0,21・・・・・・そらせ板、22・・・・・・エア
ナイフ′,27・・・・・・水の拾集室。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 第1及び第2ウエブ形成用ループ状抄網11,10
    を互に平行走行するよう配することにより紙料を受ける
    喉部14及び候部に連らなるウエブ形成脱水領域を形成
    し、第2抄網が形成脱水軌道を通過する際第2抄網を誘
    導する弧状形成面12を第2抄網内に配し、第1抄網を
    第2抄網上の形成脱水軌道全域に亘って巻装し、第1及
    び第2抄網間の喉部に紙料流26を向けるスライス開口
    25を配し、抄網間に形成されるウエブから絞り出され
    る水を受けるために第l抄網の内部で且つ形成脱水領域
    と反対側にそらせ板18,19,20,21を配し、第
    1抄網から水をそらせ板方向に吹き飛ばすため走行中の
    第l抄網に向けたエアナイフ22を第1抄網内に設け、
    走行して来る抄網の表面に差し向けられるエアナイフか
    らの空気噴流の幅を調節する装置22aを設けたことを
    特徴とする抄紙機用のウエブ形成装置。
JP55158345A 1979-11-19 1980-11-12 抄紙機用のウエブ形成装置 Expired JPS599679B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US9516979A 1979-11-19 1979-11-19
US95169 1979-11-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5685493A JPS5685493A (en) 1981-07-11
JPS599679B2 true JPS599679B2 (ja) 1984-03-03

Family

ID=22250386

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP55158345A Expired JPS599679B2 (ja) 1979-11-19 1980-11-12 抄紙機用のウエブ形成装置

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JPS599679B2 (ja)
ES (1) ES8200732A1 (ja)
GB (1) GB2063948A (ja)
IT (1) IT1134337B (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003239187A (ja) * 2002-02-12 2003-08-27 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ツインワイヤ抄紙機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5398404A (en) * 1977-01-31 1978-08-28 Beloit Corp Apparatus and method of continuously forming fiber web from pulp slurry

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5398404A (en) * 1977-01-31 1978-08-28 Beloit Corp Apparatus and method of continuously forming fiber web from pulp slurry

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5685493A (en) 1981-07-11
ES496929A0 (es) 1981-11-16
IT8026068A0 (it) 1980-11-19
IT1134337B (it) 1986-08-13
GB2063948A (en) 1981-06-10
ES8200732A1 (es) 1981-11-16

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