JPH0670316B2 - 高速抄紙機におけるウェブ支持方法及び装置 - Google Patents

高速抄紙機におけるウェブ支持方法及び装置

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JPH0670316B2
JPH0670316B2 JP60055702A JP5570285A JPH0670316B2 JP H0670316 B2 JPH0670316 B2 JP H0670316B2 JP 60055702 A JP60055702 A JP 60055702A JP 5570285 A JP5570285 A JP 5570285A JP H0670316 B2 JPH0670316 B2 JP H0670316B2
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drying
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バルメツト・ペーパー・マシナリー・インコーポレイテツド
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    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F5/00Dryer section of machines for making continuous webs of paper
    • D21F5/02Drying on cylinders
    • D21F5/04Drying on cylinders on two or more drying cylinders
    • D21F5/042Drying on cylinders on two or more drying cylinders in combination with suction or blowing devices

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  • Paper (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、二板金網張りの領域内での抄紙機の乾燥部に
おけるペーパーウェブの上下の振れを防止する方法に関
するものである。
本発明は更に、金網案内ロールと金網によって形成され
た空胴部に設置されていてほぼウェブ全体に渡って延び
ているブローボックス9を含む、該方法を実施するため
の装置に関するものである。
従来技術 近年、抄紙機の運転速度は絶えず増加してきており、現
在すでに1500m/minの範囲まで近づいている。このた
め、ウェブ上下の振れが抄紙機の運転特性を妨げる重大
な問題になっている。単一金網張の領域におけるプレス
部から乾燥部へのウェブの移送とウェブの支持は本出願
人の以前の幾つかのフインランド特許とフインランド特
許出願に記載されている方法と装置によって制御され得
るが、二枚金網張りの領域、特に第三及び第四の稼動群
においては、高速運転における困難性に遭遇してきた。
本出願においては、単一金網張についてウェブが一連の
シリンダーから他のシリンダーへ走行する加熱乾燥用シ
リンダー上にウェブを通過させて乾燥用金網により支持
されるような方式を意図するものであって、一連のシリ
ンダーにおいてはウェブが乾燥用金網とシリンダー面の
間にあり、他のシリンダー群ではウェブが外側にあって
乾燥用金網はシリンダー面と乾燥用織布の間にあり、ウ
ェブは乾燥用金網によって支持されたまゝ各シリンダー
群の間に張られて走行するようになっている。ウェブが
常に乾燥用金網によって支持されて全くオープンドロー
の状態にならず、又は少なくとも事実上長いオープンド
ローの状態にならないのでウェブのしわや破れの危険性
が低減されるということがこの単一金網張りの利点であ
る。
本出願においては、二枚金網張りについて、上部金網が
上部シリンダーと接続して使用され、下部金網が下部シ
リンダーと接続している加熱乾燥用シリンダーに接続し
てウェブを支持し通過させ、該金網と乾燥用シリンダー
面と、乾燥用シリンダー間に設けられた案内ロールによ
って導かれる従来技術の方式を意図するものであって、
一連の上部シリンダーにおいてはウェブが上部金網によ
り押され、上部シリンダーの面と接触して直接乾燥さ
れ、これに対応して下部金網により押され下部シリンダ
ー面と接触して乾燥される。
この二枚金網張においては、一般にウェブは一連のシリ
ンダーから他のシリンダー群へ走行する時、かなり長い
オープンドローの状態を有している。このオープンドロ
ーはウェブの上下の振れを起こし易く、その結果ウェブ
の破れやしわが生じ易くなって、ウェブがまだ比較的水
分を有しているために強度が低く上下の振れに好ましい
弾性特性を有する乾燥部の初めの部分において重大な欠
陥をもたらしてきたのである。
この欠陥を除去しようとする試みが、通常よりも互いに
短い距離で、又は最適なものより短い距離、例えば乾燥
効率の見地から、各上下シリンダー効率の見地から、各
上下シリンダー群の軸芯を通る仮想面を設けることによ
って乾燥部の初めの部分におけるウェブの該オープンド
ローを短くして行われてきた。
単一金網張りを有する第三及び第四乾燥郡に対する解決
法も用いられたが、これは蒸発効率を低下させることに
なって空気調節の装置を更に困難にさせるので、一時的
な解決法にすぎない。
二枚金網張りを備えた乾燥群におけるペーパーウェブの
上下の振れを低下させる試みが、支持のない短距離をペ
ーパーウェブが走行しなければならないようにしてフエ
ルト案内ロールに置き換えて行われた。米国特許第3753
298号にはこのような乾燥群が記述されている。論文
「高速抄紙機における軽量紙乾燥の技術的考察」(紙技
術と産業(Paper Technology and Industry),1978年7
月/8月号)によれば、米国特許第3753298号によるロー
ル類の位置決め法がスエーデン抄紙機に使用され、その
速度は853m/minに達した。しかし、ウェブが上下に振れ
る困難性が持続した。
ペーパーウェブの上下の振れについては、刊行紙「紙の
製造」(フインランド製紙技術者協会(Finnish Paper
Engineer′s Association)III,第一巻のテキストブッ
ク及びマニュアル)699〜700頁に論議されていて、ウェ
ブの縁部の上下の振れは一般に信じられているような空
気の流れによって普通には起こるものではないというこ
とが述べられている。この状況では、ウェブの上下の振
れは乾燥部において空気の流れを導入しても殆んど防止
できないが、それでもしばしば試みられてきたのであ
る。
本発明による方法により、ウェブの有害な上下の振れが
高速運転にいても起こらないように二枚金網張りの領域
内でウェブを支持しようとする試みがなされている。
目的 本発明の目的は、高速抄紙機の乾燥部におけるウェブの
上下の振れを防止する方法及び装置を提供することにあ
る。
概要 上記の目的と以下に述べる目的との達成を考慮して、本
発明による方法は空気噴射が金網案内ロールと金網とに
よって構成される空胴部へ吹き出され、該空気噴射が金
網の走行方向に、又はこれに対抗して乾燥用シリンダー
と案内ロールとの間でウェブを支持する金網の走行側部
と金網案内ロールのほゞ接線方向における金網案内ロー
ルの自由側部とに向けられるようにしたことを主な特徴
としている。
本発明による方法の好適な実施例によれば、空気噴射
が、ウェブを有せずにシリンダーから案内ロールへ通る
金網の走行範囲内で金網案内ロールの自由面と金網とに
よって構成される空洞部へ吹き出され、該空気噴射に面
した金網に該空気噴射がほゞ垂直に向けられるようにな
っている。
他方、本発明による装置は、金網案内ロールと金網とに
よって形成される空胴部内に設置されていて、ウェブの
幅全体に渡ってほゞ延びているブローボックスを含み、
該ブローボックスがウェブを横切る少くとも二つのノズ
ル孔を有し、該ノズル孔の一つがウェブを支持する金網
の側部に設けられ、他の一つが金網案内ロールの側部に
設けられるようにしたことを主な特徴としている。
本発明による装置の好適な実施例によれば、ブローボッ
クスはウェブから離れて走行しかつ乾燥用シリンダーか
ら案内ロールへ通る金網の走行に関して、ウェブも横切
る第三のノズル孔を有している。
本発明による方法と装置により、ペーパーウェブの上下
の振れと、ウェブWのしわ及び破れ等に起因する欠陥が
効果的に防止される。
以下、添付図面に関連して本発明が詳細に説明される
が、これにより本発明は該図面の詳細な記述に限定され
るものではない。
実施例 第1図に見られる如く、二枚金網張りの場合、ウェブW
は上部及び下部シリンダー2,6において共に金網1,5の下
面に置かれている。上部金網1は上部シリンダー2と上
部金網案内ロール4によって導かれながら曲折した形で
走行する。これに対応して、下部金網5が下部シリンダ
ー6と下部金網案内ロール8によって導かれながら走行
する。
空気噴射は上部金網1と金網案内ロール4によって構成
されていて上部が解放されている空胴部T1へ吹き出され
る。金網1がウェブWを支持している空洞部T1の側部に
おいて吹き出される空気噴射S1の方向は、金網1の走行
方向と同じか、又は金網1の走行方向と逆である。金網
案内ロール4の側部において吹き出される空気噴射S
2は、ロール4の接線方向とほゞ同じである。この両者
の場合、空気噴射S1及びS2の速度は噴射に面する移動面
の速度より本質的に高くなっている。
同様にして、空気噴射S3及びS4は下部金網5と金網案内
ロール8によって構成されていて底部が開放されている
空胴部T2へ吹き出され、該空気噴射S3及びS4は上部金網
1によって構成される空胴部T1へ吹き出される空気噴射
S1及びS2に対応するように向けられるので、空気噴射S3
の方向は噴射に面した金網の走行方向と同じか、又は反
対であり、金網案内ロール8の側部において吹き出され
る空気噴射S4の方向はロール8の接線方向と同じであ
る。これらの場合においても、空気噴射S3及びS4の速度
は噴射に接する移動面の速度より高い。
該空気噴射S1,S2,S3及びS4に加えて、空気噴射S5が、
自由走行する金網1の側部において前記空胴部T1へ吹き
出され、、同様にして空気噴射S6が自由走行する金網5
の側部において前記空胴部T2へ吹き出される。これらの
空気噴射S5及びS6夫々は金網1及び5に垂直に又は、ほ
ゞ垂直に向けられる。空気噴射S5及びS6によって、金網
1,5とウェブWとの間の支持接触がはるかに向上されて
いる。
空気噴射S1,S2,S3及びS4はその噴出効果により、金網
1,5がウェブWを支持している金網空胴部T1の側部にお
いて負圧を生じる。金網1,5は空気を通し、ウェブは殆
ど空気を通さないので、このようにして発生した負圧が
金網1,5とウェブWとの間の支持接触を向上させてい
る。
空気噴射は、S1乃至S6によって吹き出された空気は、金
網1,5が単独で走行する金網空胴部T1及びT2の側部に集
められるので、金網1,5に接近して正圧区域が生じる。
又、移動金網1,5による急激な動きも該区域内に正圧を
発生する。加圧された空気は金網1,5を通って空間Aへ
流れ、こゝで正圧が又形成されて、この部分に関しても
金網とウェブとの間の支持接触が向上される。
本発明による装置は第2図に拡大して示されている。装
置は少なくとも二つのノズル孔11,12を備えたブローボ
ックス9であって、金網空胴部T1の両側において金網案
内ロール4と金網1とに接近して延びている。案内ロー
ル4に隣接して設けられたブローボックス9の側壁10は
ロール4の曲線形状に従っている。ウェブWを支持して
いる金網1の側部に設けられたノズル孔11は、ロール4
をシリンダー2との間で金網1が走行する距離のほゞ中
間に設けられ、金網案内ロール4の側部におけるノズル
孔12は案内ロール4と金網1によって形成され間隙(楔
状空間)の底部近くに設けられている。ノズル孔11,12
は共に、空気噴射S1及びS2(第1図)が上記の出発方向
を得られるように形造られている。
ノズル孔11の後にはブローボックス9の壁があって、自
由走行する金網1に向かってゆるやかに曲がっている。
この湾曲した壁によって、金網空胴部T1における空気噴
射S1の方向転換と、単独で走行する金網1の側部に空気
を集積することが促進される。
ある場合には、自由走行する金網の側部に空気噴射を吹
き出すことも正当であって、この場合には、第三のノズ
ル孔13が金網案内ロール4からできるだけ離れて設けら
れる。ノズル孔13は、噴射S5(第1図)が自由走行する
金網1に垂直か、又はほゞ垂直に向けられるように形造
られている。
同様に、下部金網案内ロール8と下部金網5の近くに設
けられたブローボックス9も第三のノズル孔13を備える
ことができる。このような場合には、このノズル孔も下
部案内ロール8からできるだけ離れて設けられ、そこか
ら吹き出される空気噴射S6が自由走行する金網5に垂直
か、又はほゞ垂直に向けられるように形造られている。
上述のブローボックス9は、抄紙機の横軸方向にウェブ
Wの幅全体に渡って延びている。ブローボックス9の密
閉端部を備えていてその一方又は両方の端部が公知の導
管を有し、これを通して空気が、必要の際、吹き出され
る空気の圧力レベルを調節することができる手段を有す
る公知の装置からブローボックス9へ通される。
ブローボックス9が装置されている上記空胴部T1及びT2
は上部シリンダー2に関連して設置される時上部が開放
され、下部シリンダー6に関連して設置される時は底部
が開放されている。該空胴部T1における圧力レベルを増
加する必要がある場合には、壁部又は、例えばシリンダ
ー2とシリンダー6との間の空間において該シリンダー
の軸を通る仮想面に又はその近辺に設けられる他の装置
により少なくとも部分的に空洞部を閉塞することができ
る。
二枚金網張りが適用される乾燥用シリンダー群におい
て、本発明に従う方法により該空気噴射S1乃至S6吹き出
され、本発明によるブローボックス9が使用されること
ができる。二枚金網張りが乾燥部の最終端部で適用され
る場合には、本発明は第一の二枚金網張り群のみの一つ
か、又はいくつかに特に有益に適用される。単一金網張
りが乾燥部の第一及び第二稼動郡に適用される場合、本
発明は第三及び第四群に特に有益に適用され、追従する
移動群に多分適用される。
第3図及び第4図に示した二枚金網張りにおいては、ペ
ーパーウェブWができるだけ長い距離に渡って金網1,5
上で支持されるために、金網案内ロールは抄紙機の縦方
向に置き換えられた。第3図及び第4図による乾燥部に
おいては、本発明に従う方法と装置が第1図に示された
乾燥部におけるよりも一層効果的に作動するが、これは
第2図及び第4図の乾燥部において、負圧を有する区域
が金網1,5とウェブWとの間の支持接触を全く長くする
ことができるように改良しているからである。
第1図及び第2図による方法と装置において、ウェブW
は上部シリンダー2,2群から下部シリンダー2,2群へ及び
その逆に通過するので自由に走行することができる。し
かし、案内ロール4及び8のの位置により本質的に短い
自由走行と、本発明による吹き出しとブローボックス9
により更に信頼性のあるウェブWの走行とを行うことが
できた。
第3図及び第4図による本発明の実施例において、ウェ
ブWはシリンダー2の上部ラインからシリンダー6の下
部ラインへ及びその逆に走行して常に乾燥用金網1及び
5によって支持され、ウェブWが第一金網1上の支持か
ら第二金網5上の支持へ及びその逆に、第3図及び第4
図のP,P間で示した円域内の案内ロール8,4において変換
されるようになっている。
特許請求の範囲に関して、本発明の様々な記述が行われ
ているが、これは特許請求の範囲に限定された発明の範
囲内での実施態様を示すものである。
発明の効果 上述の如く、本発明によるブローボックスから空気を噴
射せしめて負圧を生じることにより、ウェブが金網に十
分に接触しながら、上下の振れ、緩み、しわ等のない走
行を行わしめる方法及び装置を提供することができる。
特に、二枚金網張りにおいては金網案内ロールの位置決
めを適正に行うことにより、より効果的なウェブの走行
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は二枚金網張りを備えていてウェブを支持するた
めの本発明の方法を用いた乾燥群の一部を示す図、第2
図は金網と金網案内ロールとによって構成されていて本
発明による吹き出し装置が設けられている一つの空胴部
を示す図、第3図及び第4図はできるだけ長い距離に渡
ってペーパーウェブWを支持するように金網案内ロール
が抄紙機の縦方向に置き換えられた二枚金網張りを備え
ている乾燥部分を示す図である。 1,5……金網、2,6……乾燥用シリンダー、4,8……金網
案内ロール、9……ブローボックス、W……ウェブ、
T1,T2……空胴部。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二枚金網張りを用いて、上部の乾燥用シリ
    ンダー2,2と、この上部の乾燥用シリンダー2,2との間に
    配置された第一の案内ロール4,4とによって、上部の金
    網1を案内すると共に、下部の乾燥用シリンダー6,6
    と、この下部の乾燥用シリンダー6,6との間に配置され
    た第二の案内ロール8,8とによって、下部の金網5を案
    内し、 ウェブWを、前記上部の乾燥用シリンダー2,2と前記下
    部の乾燥用シリンダー6,6とに直接接触するように、前
    記上部の乾燥用シリンダー2,2と前記下部の乾燥用シリ
    ンダー6,6との間、交互に導いて通過させつつ、 前記ウェブWを、前記上部の乾燥用シリンダー2,2と前
    記上部の金網1の間、および前記下部の乾燥用シリンダ
    ー6,6と前記下部の金網5の間でそれぞれ圧縮して乾燥
    するようにした高速抄紙機におけるウェブ支持方法にお
    いて、 前記金網1,5が一つの乾燥用シリンダー2,6から一つの案
    内ロール4,8へ導かれる第一の走行部分と、 この一つの案内ロール4,8の前記金網1,5に接触しない自
    由面と、 前記金網1,5が前記一つの案内ロール4,8から次の乾燥用
    シリンダー2,6へ導かれる第二の走行部分とで囲まれた
    少なくとも一つの空洞部T1,T2内にて、 前記金網1,5の幅方向にわたり、前記金網1,5の前記ウェ
    ブWと接触した部分に対してほぼ平行に第一の空気噴射
    S1,S3を行うと共に、 前記金網1,5の幅方向にわたり、前記案内ロール4,8の前
    記自由面付近で、この自由面に対してほぼ接線方向に第
    二の空気噴射S2,S4を行うことを特徴とする高速抄紙機
    におけるウェブWの上下の振れを防止して支持する方
    法。
  2. 【請求項2】前記金網1,5の幅方向にわたり、前記金網
    1,5の前記ウェブWから離れて走行する部分に対してほ
    ぼ鉛直に第三の空気噴射S5,S6を行うことを特徴とする
    特許請求の範囲1に記載の方法。
  3. 【請求項3】前記ウェブWが、一つの乾燥用シリンダー
    2,6から次の乾燥用シリンダー2,6まで走行するほとんど
    の間、前記金網1,5に接触して支持されるようにしたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲1に記載の方法。
  4. 【請求項4】抄紙機の乾燥部の、単一の金網が使用され
    ている直後の、前記二枚の金網1,5が使用される一つ又
    は複数のシリンダー群で、前記のように空気噴射を行う
    ことを特徴とする特許請求の範囲1ないし3のいずれか
    に記載の方法。
  5. 【請求項5】抄紙機の乾燥部の第一稼働群および第二稼
    働群で、単一の金網が使用されており、前記乾燥部の第
    三および第四稼働群とこれらに追従する稼働群で、前記
    のように空気噴射を行うことを特徴とする特許請求の範
    囲4に記載の方法。
  6. 【請求項6】二枚金網張りを用いて、上部の乾燥用シリ
    ンダー2,2と、この上部の乾燥用シリンダー2,2との間に
    配置された第一の案内ロール4,4とによって、上部の金
    網1を案内すると共に、下部の乾燥用シリンダー6,6
    と、この下部の乾燥用シリンダー6,6との間に配置され
    た第二の案内ロール8,8とによって、下部の金網5を案
    内し、 ウェブWを、前記上部の乾燥用シリンダー2,2と前記下
    部の乾燥用シリンダー6,6とに直接接触するように、前
    記上部の乾燥用シリンダー2,2と前記下部の乾燥用シリ
    ンダー6,6との間、交互に導いて通過させつつ、 前記ウェブWを、前記上部の乾燥用シリンダー2,2と前
    記上部の金網1の間、および前記下部の乾燥用シリンダ
    ー6,6と前記下部の金網5の間でそれぞれ圧縮して乾燥
    するようにした高速抄紙機におけるウェブ支持装置にお
    いて、 前記金網1,5が一つの乾燥用シリンダー2,6から一つの案
    内ロール4,8へ導かれる第一の走行部分と、 この一つの案内ロール4,8の前記金網1,5に接触しない自
    由面と、 前記金網1,5が前記一つの案内ロール4,8から次の乾燥用
    シリンダー2,6へ導かれる第二の走行部分とで囲まれた
    少なくとも一つの空洞部T1,T2内に、 前記金網1,5の全幅を覆うことが可能なブローボックス
    9が配置され、 このブローボックス9が、前記金網1,5の前記ウェブW
    と接触した部分に対してほぼ平行に第一の空気噴射S1
    S3を行う、前記金網1,5の幅方向に配設された第一のノ
    ズル11と、 前記案内ロール4,8の前記自由面付近で、この自由面に
    対してほぼ接線方向に第二の空気噴射S2,S4を行う、前
    記金網1,5の幅方向に配設された第二のノズル12とを具
    備することを特徴とする高速抄紙機におけるウェブ支持
    装置。
  7. 【請求項7】前記金網1,5の前記ウェブWから離れて走
    行する部分に対してほぼ鉛直に第三の空気噴射S5,S6
    行う、前記金網1,5の幅方向に配設された第三のノズル1
    3が、前記ブローボックス9に設けられていることを特
    徴とする特許請求の範囲6に記載の装置。
JP60055702A 1984-03-22 1985-03-22 高速抄紙機におけるウェブ支持方法及び装置 Expired - Lifetime JPH0670316B2 (ja)

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FI841167A FI68279C (fi) 1984-03-22 1984-03-22 Foerfarande och anordning foer att hindra pappersbanan att fladdra i torkningspartiet av en pappersmaskin
FI841167 1984-03-22

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JPS60209091A JPS60209091A (ja) 1985-10-21
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