JP2617517B2 - 水平ツインワイヤー型抄紙機 - Google Patents

水平ツインワイヤー型抄紙機

Info

Publication number
JP2617517B2
JP2617517B2 JP63095355A JP9535588A JP2617517B2 JP 2617517 B2 JP2617517 B2 JP 2617517B2 JP 63095355 A JP63095355 A JP 63095355A JP 9535588 A JP9535588 A JP 9535588A JP 2617517 B2 JP2617517 B2 JP 2617517B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
wire
deflector
frame assembly
upper wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63095355A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6445891A (en
Inventor
リチャード・ダブリュー・クリアガン
アラン・ジェイ・ニコル
Original Assignee
ザ・ブラック・クローソン・カンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US07/039,500 external-priority patent/US4724047A/en
Application filed by ザ・ブラック・クローソン・カンパニー filed Critical ザ・ブラック・クローソン・カンパニー
Publication of JPS6445891A publication Critical patent/JPS6445891A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2617517B2 publication Critical patent/JP2617517B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F3/00Press section of machines for making continuous webs of paper
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F1/00Wet end of machines for making continuous webs of paper
    • D21F1/48Suction apparatus
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F9/00Complete machines for making continuous webs of paper
    • D21F9/003Complete machines for making continuous webs of paper of the twin-wire type
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S162/00Paper making and fiber liberation
    • Y10S162/07Water collectors, e.g. save-alls

Landscapes

  • Paper (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は概略的にブレストロールからクーチロールに
走行する形成ワイヤーのほぼ水平方向の走行路で紙が形
成される長網抄紙機に関する。
より詳細には本発明はブレストロールの下流側の第一
のワイヤーの上側に第二のワイヤーが装着されて両方の
ワイヤーを通じて第一のワイヤーの紙料から液体が絞り
出されるようにした長網抄紙機における最近の傾向に応
じたものである。この型の複合的な抄紙機は通常「トッ
プフォーマー」型抄紙機と称するものであり、本発明の
説明に関する背景として本出願人に権利譲渡されてい
る、1985年7月30日付の米国特許第4,532,008号(クリ
ーガンらによる)に開示されているトップフォーマー型
抄紙機を参照に付す。
本発明はクリーガンの米国特許に開示されているのと
同様で、同様に表裏差のない上質の紙を製造することが
でき、クリーガンの特許に示された抄紙機より簡単で、
既存の長網抄紙機の構造の変更と新たな抄紙機への組込
みとをそれ程必要とせず、また作動の際により融通性を
有し得るトップフォーマー型抄録紙機を提供することを
主たる目的とする。
本発明は特に、最初に上側のワイヤーのループ内に収
集される必要がある、上側のワイヤー通じて絞り出され
る水の収集及び除去に関してトップフォーマー型抄紙機
に存在している問題に関するものである。本発明はまた
特に設置に際し既存の長網抄紙機の大きな構造上の変化
を必要としないようにする構造及び作動モードの上側ワ
イヤー組立て体を提供することに関するものである。
本発明の一つの面によりば、トップフォーマーは既存
の抄紙機の主フレームの上部に装着できてその装着には
主フレームを実質的に変更する必要のない補助フレーム
を含む。第二のワイヤーを支持し駆動するためのロール
のほかにこの付加的フレーム組立て体はまた多くの場合
上側ワイヤーを第一のワイヤーに対して収束するように
案内するように垂直方向に配置される有孔面を有する、
大径で好ましくは中空のロールを支持している。
この開いた面のロールのほかに、付加的フレーム組立
て体は開いた面のロールの垂直方向の中心線から下流側
に間隔をおいている垂直方向に調節可能なワイヤー・デ
フレクタを取付けている。この上側のデフレクタはブレ
ードを形成する部材として作用するように配置してもよ
く、これは開いた面のロールより下側の位置で2本のワ
イヤーを一体的に押付けるものであり、あるいは2本の
ワイヤーが開いた面のロールにより収束するように案内
される際に上側のワイヤーを通じて絞り出されている液
体に対してかき取り部材としてのみ作用するように配置
してもよい。
いずれの場合にも上側のデフレクタは実際に開いた面
のロールに対してほぼ同心状に上方に突出してこれとと
もに上側のデフレクタによりワイヤーからかき取られた
液体を受入れるための部分的に環状の空間をなす屈曲し
た遮蔽体の下側縁部として作用する。
この遮蔽体は開いた面のロールの垂直方向の中心線よ
り出ていて、これとロールとの間の空間の液体が開いた
面のロールの上流側の付加的フレーム組立て体に装着さ
れた滴下容器内に遠心力によって放出されるときの位置
に中空ロールの上部を上方に引上げられるようにしても
よい。ある条件で、特にワイヤーの速度が小さい場合、
この遮蔽体は液体がそのロールの下流側の容器内に放出
されるように開いた面のロールの上部まで達していな
い。
本発明の形成装置の特徴は単純な機械的調節によって
ブレードまたは間隙の型の形成の作動モードからダンデ
ィロールまたは形成ロールの型のモードあるいはこのよ
うな作動モードの何らかの組合わせまで変化し得るとい
うことである。
本発明の形成装置の他の特徴は上側のデフレクタの外
形の調整に容易に適合し得て、それによって特に不均一
な湿気含有量により生ずる不規則性のような機械での不
規則性を修正することにより形成されるシートの外形を
改善することである。
本発明の構造及び作動モードの他の特徴及び利点は以
下の好ましい実施例の詳細な説明に関連して指摘されよ
う。
本発明をより容易に理解できるように以下に添附の図
面を参照して説明する。
第1図は従来の長網抄紙機の基本的要素を部分的に示
しており、ここで主フレームは側梁10を含み、これに第
一の形成ワイヤー13を支持するためのブレストロール1
1、クーチロール(図示せず)及び他のロールが装着さ
れている。本発明のトップフォーマーは特に既存の長網
抄紙機に付加するのに適しているが、新規なこの種の抄
紙機に組込むのにも同様に適合することがわかるであろ
う。
第1図における基本的な長網抄紙機は従来のどのよう
な構造のものでもよい。これはブレストロール11におけ
る紙料の流れを水平方向に走行するワイヤー13の上流側
端部上に伝達するヘッドボックス15を含み、ワイヤー13
は最初に一連(1つだけ示してある)薄片ボックスある
いは他の脱水機素16上を、それから1またはそれ以上の
サクションボックス20上をクーチロールまで移動するで
あろう。
最後の機素16と第一のサクションボックス20との間に
空間があり、この空間に2つのワイヤー支持機素22及び
24が装着されている。これらの機素は薄片またはテーブ
ルロール等の従来のいずれの型のものでもよい。本発明
の好ましい形態においてこれらの機素は図示のようにデ
フレクタ・ブレード型のものであり、ここで用いる「デ
フレクタ」という用語はこのような同等の機素を全て含
むものと解すべきことがわかるであろう。
上側ワイヤーを支持するための付加的フレームは全体
的に25で示され、これは32で示されるように適当な横梁
を配置して一体的に連結された1対の概略台形の側梁30
を含む。フレーム組立て体25は、下流側端部で示されて
いるように、ワイヤーの変更のために移動可能なブロッ
ク36により前梁10に装着されている枢支ブロック35に装
着された枢支ピン33等によって主フレームの側梁10の各
々に一方の端部において枢着されている。この枢着は抄
紙機の後側で二重になっている。
上流側端部において補助フレーム組立て体25は1対の
ジャッキ組立て体40によって主フレームの梁10に装着さ
れて、そのうち抄紙機の前側の一方だけが示されてお
り、その各々は長網抄紙機の主フレームの近接する側梁
10への枢着部41を有している。
上側ワイヤー44は4つのロールによってフレーム組立
て体25に支持され案内されるが、フレーム組立て体の下
流側端部のロール45がフレーム組立て体25の後側に装着
されたモータ46によりベルトまたはチェーンを介して駆
動されるように示されている駆動ロールである。ロール
47は従来のワイヤー・ガイドロールであり、図示のよう
にこの上または下をワイヤー44が走行する。ロール48は
フレーム25の上流側端部においてワイヤーを支持し、ま
たロール50は53においてフレーム25に枢着されたアーム
51に取付けられたワイヤーテンションロールである。各
アーム51には、これと補助フレームとの間に、上側ワイ
ヤーに張力を与える必要がある際にロール50を前後に揺
動させるように枢着されたジャッキ組立て体52が設けら
れている。
比較的大径のロール60が固定された軸62上の軸受61に
よってフレーム組立て体30の内側に回転可能に装着され
ており、この軸62は以下に説明するように中空であるの
が好ましい。軸62の支持部63は64で示される調節機構等
により抄紙機の縦方向の正確に制御された調節動作を行
うように側方フレーム30の各々に装着されている。ロー
ル60はこれに開いた面の特性を与えるように有孔の周辺
面を有している。例えばこれは従来のダンディロール、
シリンダモールド等に用いられている型の、同様に有孔
のカバー部材が設けられた、開いたシェルを有する中空
のロールでもよい。
あるいはロール60は上側ワイヤー44に接触する際に有
孔カバー部材を通じて受入れられる液体を収容しそれに
よって2つのワイヤーの間に形成されるシートの圧壊を
防止するのに十分な容積空間を与えるように凹溝形の、
あるいは他の陥没した形状の周辺部全面への有孔カバー
部材を有してもよい。例を示すと、106.7cm(42イン
チ)の外径を有するロール62はかなりの範囲の抄紙機の
幅に対して十分であり、またそれぞれ比較的幅が狭い、
あるいは非常に広い抄紙機に関してはより小さい、ある
いはより大きい径がより適切であることが実験的に示さ
れている。フレーム25におけるロール60の位置はその垂
直方向の中心線が下側ないし底部のデフレクタ22と24と
の間にあるようにすることであるが、必ずしも等距離に
ある必要はない。
またフレーム組立て体30の内側に遮蔽部材65が装着さ
れており、これは第2図でわかるように7時近くとして
示されているロール60の垂直方向の中心線の上流側の位
置からロール60の垂直方向の中心線の反対側の位置まで
の約180゜にわたってロール60とほぼ同心状に上方に延
びるように屈曲している。上側のワイヤー・デフレクタ
66が遮蔽体65の最も下側の縁部に近接して装着され、こ
れはロール60の垂直方向の中心線と下流側の第一のワイ
ヤー・デフレクタ24との間でワイヤー44の係合する位置
に装着されている。
デフレクタ66の作用縁部の垂直方向の位置と、またそ
れゆえ作用縁部が下側デフレクタ22及び24によって形成
される水平面の下方に突出する範囲とを変化させるよう
にデフレクタの正確で制御された調節がなされる。例え
ばデフレクタ66は抄紙機の幅の方向に間隔をおいて配置
された一連のブラケット67に取付けられ、これらのブラ
ケットの各々が調節ジャッキまたはねじ機構69が設けら
れた滑動可能な装着部68によってフレーム組立て体25に
支持されているように示されている。
円筒状に屈曲した遮蔽体65はその上側端部において水
平方向に対して小さい角度をなして接線方向に下方に出
て、それからロール60のわずかに上流側のフレーム組立
て体30に装着された滴下容器72に重なるようにより大き
い角度になっているほぼ平坦な上側の遮蔽体70に接続し
ている。遮蔽体70は滴下容器72の上流側壁部に接合され
ている。容器72内に収集された真水は73で示されるよう
に抄紙機の一方または両方の側の適当な出口を通じて放
出される。さらに管75がロール60内に装着され、ロール
60の面から真水を遮蔽体に向けてさらに容器72内に押出
すようにこれをロールの面を通じて空気または水を放出
するための外方に面する出口細孔またはノズルの列が設
けられるようにしてもよい。
好ましい作動状態において、遮蔽体65はロール60の外
側半径よりわずかに大きい半径で円筒状に屈曲したもの
とすべきであろう。またロール60は前述のように調節機
構により遮蔽体65とほぼ同心状に配置されよう。この配
置はロールの面と上側デフレクタ66との間の入口喉部81
からロール60の上面と平坦な遮蔽体70までにわたる、ロ
ール60の対向する面と遮蔽体65との間の部分的に環状の
流路80を与えるであろう。製造の便宜上遮蔽体65はデフ
レクタを支持するブラケット67に取付けられた縁片部83
を含むようにしてもよい。
流路80の半径方向の大きさは比較的小さくすべきであ
り、この大きさは全体的な抄紙機の速度に関係する。よ
り詳細には流路80の半径方向の幅はこの流路に入る水に
よるその水の滴下容器72への移送を妨げるような大きさ
の速度損失が生じないようにすることが重要である。例
えばこの大きさは1.27cm(1/2インチ)以下とすべきで
あり、約0.16cm(1/16インチ)程度の大きさでよいこと
が実験的に示されている。
抄紙機の流さ方向に垂直な断面が概略漏斗状の付加的
な液体収集容器85が中空のロール60内に装着されてい
る。この容器85は比較的低いワイヤーの速度のときに最
も生じやすいロール60の面を上部から落下するいかなる
液体をも収集するようにその側部が10時の位置と2時の
位置とに向かって延びている固定された軸62に装着され
ているものとして示されている。
通常の真水のピットに通ずる図示されていない抄紙機
の後部の出口に中空の軸62の内部を通じて移送するよう
にこの液体を受入れるため軸62の上部に開口86が設けら
れている。さらに適当な材料のドクター88が滴下容器72
の下流側壁部の上部に装着されてロール60の外面に液体
が付着しこれを容器72の内部に移送しようとしてもこれ
をかき取るようにする。
前述のように本発明の形成装置はシートのロール型の
脱水(ロール型形成モード)、ブレード型ないしギャッ
プ型の脱水(ブレード型形成モード)あるいは両方のモ
ードの何らかの組合せを行う動作と標準的長網抄紙モー
ドの動作とが可能である。しかしながらワイヤー44が開
いた面のロール60に接触している全ての動作状態でこの
ロールは上側ワイヤー44と同じ面速度で駆動すべきであ
ることがわかるであろう。ロール60はそれ自体の駆動部
を設けてもよく、これはワイヤーの44の駆動部と同期す
べきであり、あるいは第3図に示されるようにロール60
のボスまたは後端のスパイダまたは比較的大径の索者91
に対しベルトまたはチェーン90を介して上側ワイヤーの
モータ46によって駆動されるようにしてもよい。
第5図を参照すると、ロール型の脱水、すなわちロー
ル型モードの動作の場合ロール60が上流側ワイヤー・ガ
イドロール48から下方に、底側のデフレクタ22と24との
間での第一のワイヤー13の走行路に収束するように上側
ワイヤーの走行路を案内するような垂直方向の位置にフ
レーム25が調節されよう。この調節はロール60が収束し
たワイヤーをデフレクタによって設定される高さより少
なくともわずかに下側を走行するように押付けるように
すべきであり、このワイヤーの走行の屈曲の大きさは全
体的な動作の条件に基づいており、シートの形成は操作
者の熟練によって決定されるであろう。
これらの条件の結果は2本のワイヤーの走行がワイヤ
ーの張力とロール60の対向する力によって相互に押付け
られる地点に収束する際に真水が第一のワイヤーを通じ
て真水用ピットに、さらに上側のワイヤーを通じてロー
ル60の内部に絞り出されるようになろう。このようにし
てロール・モードの形成に関しての適当な条件がロール
60の垂直方向の中心線の真ぐ上流の2本のワイヤーの走
行路の間の楔形領域に生ずるであろう。
それからワイヤーは下流側の底側デフレクタ24まで走
行すると、液体が両方のワイヤーを通じて絞り出され続
けながらデフレクタ24を通り過ぎるまで相対的張力によ
って一体的に押付けられよう。デフレクタを離れた後に
ワイヤー・シート・ワイヤーのサンドイッチ体が吸入ボ
ックス20まで走行するが、これは駆動ロールまで上方に
走行するため上側ワイヤー44が分離する際にシートを第
一のワイヤー13上に保持するように作用するであろう。
トップフォーマーが正確にロール型形成のモードで動
作するときに、上側デフレクタ66が第5図に示されるよ
うに上側ワイヤー44の上面に対してかき取る状態に設定
されるので、2本のワイヤーを収束するように走行させ
る際にロール60の作用によって2本のワイヤーの間から
上方に絞り出された液体をワイヤーから連続的にかき取
るであろう。この絞り出された液体は最初にそれ自体の
運動量により入口喉部81を通ってロール60と遮蔽体65と
の間の流路80内に移送され、その運動量及びロール60の
作用によりこの液体が流路80を通って上側端部82に移送
され、これから遠心力で滴下容器72内に放出されよう。
前述のようにロール型モードの動作の際に一部の液体
はまたロール60の有孔面を通ってその内側に押込まれ、
遠心力とすでに流路80にある液体によってロールの12時
の位置を通過した後に遠心力で平坦な遮蔽体70の方に放
出されるまでロールの半径方向外側の部分に同様に保持
されよう。ロール60からこの液体の放出はまた前述のよ
うに管75から放出される空気または水によって補助され
る。
ロール60の内側の液体の一部はまたここから容器85内
に落下し、このような内方に放出された液体の量はロー
ル60の回転速度とそのロールの内側の液体に作用する合
成遠心力とに直接依存するであろう。例えば106.7cm(4
2インチ)の外径を有するロール60では、91.5〜153m/分
(300〜500ft/min.)の範囲のワイヤーの速度でロール6
0の回転速度が26rpmから約44rpmまでの範囲になり、遠
心力は少なくともロール60に入る液体の少なくとも一部
が容器85内に落下する程度になろう。しかしながらワイ
ヤーの速度が増大すると、合成した遠心力の増大により
少なくもの液体の大部分がロール60の外方に放出されて
流路80内に、それから滴下容器72に入る。
第6図を参照すると、形成装置をブレード形成モード
とロール形成モードとの結合したモードで動作させるた
めに、組立て体25はロール60が底側デフレクタ22及び24
によって形成される水平面よりわずかに上方の位置より
下側に、好ましくは水平面の位置またはわずかに下側と
なる位置まで下方に調節されよう。それから上側のデフ
レクタ66はその下側縁部がロール60の面に接する水平面
の下側になる位置に下方に調節される。
これらの条件でロール60の上流側の楔形領域で生ずる
ロール形成は、2本のワイヤーが上側のデフレクタ66ま
で下方に、その回りに、それからさらに下側のデフレク
タ24まで上方に、その回りに走行する際に、ブレード形
成によって補助されよう。この結合したモードの動作に
より2本のワイヤーがロール60からデフレクタ24まで走
行する際にこれに引張りの圧力を増大し、結果的に2本
のワイヤーを通じて絞り出される液体の体積が増大する
が、この液体はさらにロール形成に関連して前述したよ
うに処理されよう。
第7図を参照すると、ブレード形成モードで形成装置
を動作させるために、ロール60が底側のデフレクタ22及
び24によって設定される水平面の上方に間隔をおくよう
な高さまで補助フレーム25が上昇させられる。
それから上側のデフレクタ66はその下側縁部が底側デ
フレクタ・ブレード22及び24によって形成される水平面
を通過するのに十分なだけロール60の面の下側に間隔を
おくように下方に調節される。この調節は上側のワイヤ
ー44がデフレクタ66への走行の際にロールの小部分を包
囲するようになされ、あるいはワイヤーがロール60に接
触しないようにしてもよい。
これらの条件のいずれかの場合に、2本のワイヤーの
走行がデフレクタ66の方に収束しそのデフレクタの縁部
の回りを下流側の下側デフレクタ24に、またその上方を
走行する際に形成がなされよう。この配置の結果は2つ
のデフレクタ66、22及び24が形成領域における主たる液
体除去機素としてワイヤーの張力と結合して作用する前
述のクリーガンの特許に示されているのとよく一致した
条件で実際のブレード形成作用となろう。他の例のよう
に第一のワイヤーを通じて絞り出される液体が真水ピッ
ト内に落下し、上側ワイヤーを通じて絞り出された液体
は環状の空間80を通じて滴下容器72に移送されよう。
前述のように、本発明の形成装置を備えた抄紙機はま
た全体として抄紙機に変更を加えずに標準的な長網抄紙
モードで容易に動作するであろう。より詳細には第8図
に示されるような標準的な長網抄紙動作の場合に、単に
第一のワイヤー13とワイヤー44との間に例えば2.5cm
(1インチ)程度の十分が形成されるまで上方にロール
60及び上側デフレクタ66を調節するだけでよい。第1図
に示される本発明の形態において、この調節はジャッキ
組立て体40により上側形成装置をその枢支軸の回りに上
昇させることによってなされ、この調節は必要であれば
また前述のようにデフレクタ66をロール60に対して上昇
させることにより補助される。
本発明の形成装置の重要な作用上の特徴は主フレーム
へのフレーム組立て体の枢着とこれに取付けられた調節
ジャッキ40との結合によって与えられる。より詳細には
全ての動作モードでこの結合により異なる紙の質とワイ
ヤーの速度とに応じて収束の際及びその後にワイヤーの
間の圧力を調節することが非常に単純になる。この実際
的な利点はさらにフレーム組立て体25に対して上側のデ
フレクタ66の垂直方向の調節を行うようにすることによ
って助長される。
底側のデフレクタ22及び24を相互に30.5cm(12イン
チ)まで接近させ、あるいは61cm(24インチ)まで離し
得るような範囲にわたってそれらが抄紙機の方向に調節
できるように装着されるか否かが本発明のトップフォー
マーの動作の多面性に重要である。この範囲は重要なも
のではなく、実験結果によりいずれかの方向に延長され
るものと考えられる。例えば底側のデフレクタ22及び24
は図示のようにフレームの梁10の選択的に利用可能な一
連の孔内のボルトによって梁10に装着されよう。
動作時の多面性に加えて本発明のトップフォーマーは
その構造に由来する種々の実際的利点を有している。特
に補助フレーム組立て体は単純であるが、凹凸のある構
造であり、特に重要なのは既存の長網抄紙機に本発明の
トップフォーマー組立て体を備えるようにするためにこ
の抄紙機にわずかの変更が必要となるにすぎないことで
ある。より詳細には第1図の形成装置を付加するための
既存の抄紙機の変更はこれに2つの下側デフレクタ22−
24と枢支ブロック35及びジャッキ組立て体40の装着部を
備えるようにすることに限定される。
本発明の形成装置に構造に由来する他の実際的な利点
はワイヤー44の取替えが容易なことである。第3図に示
されるように、ケーブル96で指示される抄紙機に近接し
た通路における従来の製紙工場クレーンから懸下された
概略C形のフック95の下側アームに新たなワイヤー44が
張られよう。
この新たなワイヤーを張るために単にフック95の下側
アームの自由端部をフレーム25の上方前側の梁97の下側
に挿入しブロック36を除去し前側のジャッキ組立て体40
を取外す際にフレーム25の前側をわずかに引上げフレー
ム組立て体25が主たる抄紙機のフレームにその後側で連
結されているようにするだけでよい。それからワイヤー
の引張りロール50が後退して新たなワイヤーが所定の位
置に滑り込むことができ、その後にブロック36が取換え
られてフックが除去され、前側のジャッキ40が再び連結
される。ワイヤー44がガイドロール48の下側を走行すれ
ば、ガイドロール組立て体は一時的に除去されなければ
ならないが、これはワイヤーが第9図に示されるように
ガイドロール上を走行する場合には必要でない。
ここで第9−11図を参照すると、それらの図に示され
ている長網抄紙機の基本的な機素は第1−2図と同じ参
照番号になっており、主フレーム10、第一の形成ワイヤ
ー13、薄片ボックス16、サクションボックス20、第一の
ワイヤー・デフレクタ22及び24を含む。
第9図において形成の際のワイヤー13の走行は左方か
ら右方であり、上側ワイヤーを指示するための補助フレ
ーム組立て体が100で示されている。これは第11図に示
されるように以下に説明するワイヤー張設の際に用いる
ための、抄紙機の後部より突出している1対のカンチレ
バー上梁102を含む適当な横梁によって一体的に連結さ
れた1対の円弧状の、あるいは概略逆U形の側フレーム
101を含む。
第1図の枢着部33とは対照的にフレーム組立て体100
は主側方フレームの梁10の各端部に強固に装着されてい
る。抄紙機の前側の2つの位置に取外し可能なブロック
105に載置されたフレーム組立て体100のブラケット部分
104に着脱可能に締付け係合するようにアイボルト103が
枢着されている。抄紙機の後側に補助フレーム組立て体
がワイヤーの取換えの際に傾斜する枢着部107を通じて
主フレーム10に補助フレーム組立て体100が取付けられ
ている。
上側のワイヤー110は第1図の上側ワイヤー44とほぼ
同様に、すなわちワイヤー110の駆動部でもある下流側
のロール111、上流側のロール112、ワイヤー・ガイドロ
ール113、ワイヤー110に張力を与える必要があるときに
アーム116のロール115を移動させるようにジャッキ組立
て体117が設けられている枢支アーム116に取付けられた
張力ロールによってフレーム組立て体100に支持され案
内される。ロール111の駆動部は第3図に示されるよう
なものでよいが、ワイヤー駆動ロール111の駆動部と適
当に同期した別個の駆動部であるのが好ましい。いずれ
の場合にも駆動用機素は第11図に示されるように抄紙機
の後側で梁102に装着されるのがよい。
ワイヤーロール111及び112の各々は第一の形成ワイヤ
ー13の上方で垂直方向の間隔を、またそれによって底側
のワイヤー110が第一のワイヤー13に向かって、またこ
れから離れるように走行する角度を変化させるようにフ
レーム組立て体100に垂直方向に調節可能に装着されて
いる。より詳細にはこれらのロールの各々の各端部の軸
受ハウジング120がフレーム100の各端部のブラケット12
2から調節ねじ121によって懸下され、これは軸受ハウジ
ング120のフランジ部の適当な垂直方向に延びる細孔124
内のボルト123によって調節された位置に締付けられよ
う。
第1及び2図のロール60と目的及び機能が一致し同様
の構造の、比較的大きい、開いた面のロール125が全体
的に130で示される補助フレーム組立て体によって補助
フレーム100に装着されている。フレーム組立て体130の
主たる構造部材はフレーム100に各々の側に1つずつの
1対のアーチ状のフーム131であり、その各々はロール1
25の下流側の近接する側方フレーム101への枢着部132を
有する。
上流側端部において各々のアーム131は共通の横軸133
を介して補助フレーム組立て体100から懸下された1対
のジャッキ組立て体135の一方に連結されている。これ
らのジャッキ組立て体135は枢着部132の回りでのフレー
ム130の上下方向への制御された移動を行わせ、それら
の共通の軸133は136で示されるようにモータで駆動され
るのが好ましい。
ロール125は近接するボルトまたは他の手段でアーム1
31の中心部から懸下される状態で取付けられた軸受141
のための各々のハウジング140を有することによってフ
レーム組立て体130に支持されている。かくして枢着部1
32の回りでのアーム131の回動に応じてロール125が主フ
レーム10及び主形成ワイヤー13に対してロール125を上
昇あるいは下降するであろう。
補助フレーム組立て体130はまた第1及び2図におけ
る上側のワイヤー・デフレムタ66と位置及び作用が一致
する上側のワイヤー・デフレクタ150を含む。構造部材1
51がフレーム130の幅にわたっていて、両端でアーム131
の下流側端部に連結されている。この部材151はデフレ
クタ・ブレード150の堅固な支持を行うように鋼板から
ボックス状構造に形成される。
より詳細には部材151は底側部分152、上側プレート15
3及び後側プレート構造体154を有する。ロール125に面
する部材151の前側は筒状の屈曲したプレート155であ
り、これは第1図における遮蔽体60の対応する部分と位
置及び作用が一致している。抄紙機の全幅にわたる棒15
6は部材151の底部にボルトまたは他の手段で取付けられ
とおり、この棒は部分152より突出し遮蔽体155の底部と
協働して抄紙機の全幅にわたる細隙を形成する。
上側デフレクタ・ブレード150は抄紙機の幅方向にわ
たる保持棒160の縁部に159において取付けられ棒156上
で制御された滑動を行うように装着されている。より詳
細には棒160は細隙162に嵌合する一連のショルダー・ボ
ルト161により棒156に取付けられて棒155の上面上での
棒160の滑動を行なえるようにするが、この棒155はその
上での棒160の滑動によりデフレクタ150の作動縁部の動
作する高さが上昇しあるいは下降するように水平方向に
対して30゜程度の角度だけ下方に傾斜している。
この動作はデフレクタ150の作動縁部の外形が2本の
ワイヤーの間に形成されるシートへの作用を制御しそれ
によってシートのクロスマシンの形状を均一にするため
に必要に応じて屈曲させあるいは直線状にすることがで
きるように構造部材151に沿って各端部に、また中間の
位置に配置された個々に作動可能な調節組立て体によっ
て行われ、制御される。このような調節組立て体の一つ
が第10図に、下側端部が棒160の上側縁部に取付けられ
ているねじ状の棒165からなるものとして示されてい
る。棒165の上側端部は後板154の孔を自由に通過し、棒
165のいずれかの方向への軸方向の移動を行うように適
当なジャッキ組立て体の回転駆動部材となるナットを受
ける。
比較的幅の狭い抄紙機の場合この動作は各々の166の
手動操作によってなされる。しかしながら各々のこのよ
うなジャッキ組立て体は、シートのクロスマシンの形状
を均一にするのが望ましいように作動時にデフレクタ・
ブレード150の外形の調節を行なえるようにする、167
(第10図)で示された個々に制御されるステッピングモ
ータによって作動するのが好ましい。
第10図に示されるような本発明の一形態において、一
連のモータ167の全てがシートの形状特性が眼で容易に
決定されるトップフォーマーから下流側の適当なステー
ションでシートを監視する位置にある熟練したオペレー
タによってマスター・パネルまたはキーボード170を通
じて個々に制御されよう。
例えばこのオペレータが周囲の領域より多くの湿気が
あることを示すシートでの不規則性を見出だしたときに
は、オペレータはシートのその部分に沿ってデフレクタ
の作動縁部の位置を下方に調節するように適当な1つま
たはそれ以上のモータ167を操作することによりこの状
態を修正することができる。このデフレクタの部分が次
第に収束するワイヤーに食込むと、それに応じて増大す
る、形成されるシートの部分の圧力により不規則性がな
くなるまでさらに液体が絞り出されよう。
シートの形成のこの型の連続的な外形の制御はまた例
えば第12図に示されるような制御装置によって自動的に
なされる。このような制御装置は例えばアキュレー・コ
ーポレーションから市販されているものが利用可能であ
り、これは通常シートガ例えば定寸プレスの上流側また
はリールにおいてフェルトにより支持されている適当な
位置でシートを走査するクロスマシン型の外形スキャナ
ー180を含む。
作動時にスキャナー180はクロスマシンの方向にシー
トの秤量外形を連続的に決定し、かくしてシートにわた
る湿気含量の変化によって生ずる一様なクロスマシンの
秤量からの変動を検出する。スキャナーは連続的な信号
をコンピュータ181に供給し、このコンピュータはこの
情報を信号として第二のコンピュータ182に供給し、第
二のコンピュータはコンピュータ181と結合してもよ
く、また他の2つの信号を受けるものである。一方の信
号は開いた面のロール125の垂直方向の位置指示器183か
らのフィードバックであるが、このロールの位置は通常
作動時に変化しないので、この信号は通常一定であり、
それゆえ基準信号として用いられるだけである。
コンピュータ182が連続的に受ける他方の信号は上側
のデフレクタ150の調節機構165−166の各々からの信号
であり、この信号は各棒165の垂直方向に調節された位
置に応ずるものである。例えばナット166の各々には、
ナット166の角度方向の位置と対応する棒165及び関連す
るデフレクタ150の部分の垂直方向の位置とを検出する
低電圧差動トランス等の手段が設けられ、この情報はコ
ンピュータ182への信号として連続的に供給される。
コンピュータ182は、例えばコンピュータがシートの
一部に過大な湿気があることによって生ずる不規則性を
示すコンピュータ181からの信号を受けるときにはいつ
もその位置での湿気が関連す不規則性をなくすのに十分
なだけ減少するまで対応する棒165を移動させるように
適当な1つまたはそれ以上のモータ167がそれに取付け
られた調節機構166を作動させることによって駆動装置1
85を介して応答するようにした、従来の型のソフトウェ
アを備えている。
このソフトウェアはまた対応する作動トランス184と
それからコンピュータ182へのフィードバック信号とに
よって測定された、各々のこのような棒165の移動量の
プリセットを行うことを含むのが好ましいであろう。同
様にスキャナー180及びコンピュータ181がシートの一部
で排流が過度に高くなっていると決定すれば制御装置は
デフレクタ150の作動縁部の対応する部分を上昇させる
ことによってその状態を修正するように動作するであろ
う。
前述のような制御装置は抄紙機のヘッドボックスの上
側のスライスリップの外形を制御するために開発され用
いられていることがわかる。しかしながらこのような制
御装置はクロスマシンの方向での脱水の率を調整するこ
とによって抄紙機で形成される際のシートの一様な坪量
外形を設定するために以前用いられたことはなかったも
のである。
前述のように構造部材151の屈曲したプレート部分155
は第1及び2図における遮蔽体65の下側部分と位置及び
作用が一致する。この遮蔽部材155はロール125の面と協
働して前述の遮蔽体65と同様にして液体をデフレクタ・
ブレード150から上方にロール125の回りに導くための部
分的に環状の流路190を形成する。最適の作動状態では
遮蔽部材151はロール125の面と正確に同心状になりこれ
に対して半径方向に近接した間隔をおいた状態となって
1.6mm(1/16インチ)程度まで下がった対応する狭い半
径方向の寸法を有する流路を形成する。
他の屈曲した遮蔽体191は遮蔽部材155の延長部をな
し、ロール125の上面を部分的に包囲する状態で補助フ
レーム組立て体130に装着されている。第9図でわかる
ようにロール125のほぼ11時の位置で遮蔽体192がロール
から拡がって、第1及び2図の滴下容器72に一致し適当
な方法でフレーム組立て体100に装着された滴下容器195
に液体を向ける。
遮蔽部材191とその延長部191−192とこの配置は抄紙
機の広い範囲の動作速度で上側ワイヤーを通じて絞り出
される液体の非常に効果的な処理を可能にする。しかし
ながら比較的低い速度では流路190での運動量及び遠心
力が液体をずっと上方にロール125の回りに移送するの
に十分でないことがある。ワイヤーが比較的低速の抄紙
機に関しては第13図に示されるような変形された液体収
集装置100を用いるのが好ましい。このような装置はロ
ール125の下流側のフレーム組立て体100i装置された滴
下容器196を含む。それからロール125の回りに延びる遮
蔽体191の代わりに遮蔽部材197及び198が遮蔽部材155の
上側端部で流路190から放出された液体を受けて滴下容
器196に向けるための通路をなしている。
第14図はロール25の上部の回りを走行するのに十分な
運動量で液体が上側ワイヤーを通じて絞り出されるよう
にするのに十分な速度で動作するトップフォーマーで用
いるためのさらに他の遮蔽組立て体を示している。第14
図において、遮蔽体200は一端が遮蔽部材155の上側縁部
に近接した構造部材151に取付けられたプラスチックシ
ートまたは可撓性のシート状金属からなるカーテン状部
材である。
このカーテン状遮蔽体200は遮蔽体65と同様にロール1
25の上部の上方に延びており、他方の縁端部は流路190
からカーテン状遮蔽体200とロール125の外面との間の空
間内への水の流れに応じてロールの面から離れるカーテ
ン状遮蔽体200の移動を行う偏倚手段205を備えた適当な
係止構造202によりフレーム組立て体130に取付けられて
いる。流路190の延長部の体積空間を増大または減少さ
せるカーテン状遮蔽体200の移動はその流路を通る液体
の体積及び流量に直接応じたものであので、この遮蔽体
の配置は特にかなりのワイヤーの速度範囲にわたって動
作するように設定された抄紙機で有用になる。
第15図はさらにシートの脱水を行い2本のワイヤーの
間に挟持されるようにした、本発明の変形した形態を示
している。このためにブローボックスまたは中空のシュ
ーの構造体220が適当な方法で主ワイヤー・デフレクタ2
4の下流側でフレーム組立て体に装着され、この組立て
体220は弧状に屈曲し穿孔のある下側の面板222が設けら
れている。ロール225は組立て体220の下流側でフレーム
10に装着され、その軸及び半径はワイヤー・シート・ワ
イヤーのサンドイッチ体をデフレクタ24から上方に面板
222に接触して包囲しそれから下方に上側ワイヤーの駆
動ロール111まで案内するようになっている。
作動時にブローボックス220には高圧空気が供給さ
れ、この空気はその屈曲した面板222の穿孔を通って放
出されそれによって第一のワイヤー13を通じて水をシー
トから真水ピット内に吹出させる。本発明のこの変更に
より、通常のトップフォーマーを備えていても、通常の
長網抄紙機の排流設備により得られるより格段に高い緊
硬度でシートの脱水が容易になされることが実験的に示
されている。上側ワイヤーの底側ワイヤー及びその上の
シートからの分離はやはり前述のように行われ、底側ワ
イヤー及びシートがサクションボックス20上を通過する
際にロール111が上側ワイヤーを上方に案内する。
第9−15図に示される本発明の形態は第1及び2図に
関連して前述したのと同じ作動時の実際的利点を与え
る。さらに他の利点は付加的フレーム100が主フレーム1
0に堅固に装着されているのでロール125の垂直方向の調
節動作はフレーム10内で支持組立て体130を回転移動さ
せるだけでよく、かくしてこの移動構造体は第1図の形
態における全体的な付加的フレーム組立て体よりはるか
に軽いものである。
ワイヤー110の取換えは第1及び4図に関連して前述
したのとほぼ同様になし得る。アイボルトを外した後に
油圧シリンダ230等によりカンチレバー状の梁102の突出
した後側端部を引下げそれによってフレーム組立て体10
0をその枢着部107の回りに傾斜させることによってフレ
ーム組立て体100の前側が短い距離だけ引上げられる。
それからブロック105が一時的に除去された後に、カン
チレバー状の梁102が新たなワイヤーの挿入のために十
分な距離だけフレーム10の上方にフレーム100の前側を
支持するが、これは第4図に関連して前述したようにフ
レーム組立て体100を支持するためのフック95を必要と
せずに従来のようにして複数の柱体に一時的に支持され
る。
ここに説明した装置の形態は本発明の好ましい実施例
をなすものであるが、本発明はこれらの装置の詳細な形
態に限定されるものでなく、本発明の範囲を逸脱せずに
種々の変形をなし得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は既存の長網抄紙機を含む、本発明によるトップ
フォーマー型抄紙機を示す部分的な説明図である。 第2図は第1図の一部の拡大図である。 第3図は第1図のトップフォーマーの駆動装置を示す部
分的な側面図である。 第4図は第1図のトップフォーマーで上側ワイヤーを取
換える動作を示す、第1図の左方から右方へ見たある程
度概略的な図である。 第5図、第6図、第7図、第8図は本発明のトップフォ
ーマーの異なる動作モードを示すある程度概略的な部分
的図である。 第9図は本発明による他のトップフォーマーの抄紙機を
示す第1図と同様の図である。 第10図は第9図を拡大した部分的図である。 第11図は第9図において左方から右方に見た部分的図で
ある。 第12図は第9−11図のトップフォーマーを備えたコンピ
ュータによる制御装置を示す概略図である。 第13図及び第14図は本発明のトップフォーマーの上側ワ
イヤーを通じて絞り出される液体を処理するための他の
構造形態を示す概略的図である。 第15図はシートが第一のワイヤーと上側のワイヤーとの
間に挟持されている際にその脱水を行うための付加的手
段を有する本発明のトップフォーマーのさらに他の実施
例を示すある程度概略的な部分的図である。

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主フレーム(10)と、該主フレームに装着
    され概略水平方向の走行路を有するエンドレスな第一の
    形成ワイヤー(13)を支持するための手段(11、16)
    と、紙料の流れを上記ワイヤーの走行路の一端に移送し
    排流させてワイヤー上で走行路の他方の端部に移動する
    際にワイヤー上に紙シートを形成するための手段(15)
    とを含む抄紙装置において、 (a) 上記主フレーム(10)の上方に装着された付加
    的フレーム部材(25、100)と、 (b) 上記第一のワイヤーの上方にエンドレスな上側
    の形成ワイヤーの走行路(44、110)を支持して2ワイ
    ヤー走行路をなすように上記フレーム部材上に間隔をお
    いて装着された上流側のロール(48、112)及び下流側
    のロール(45、111)を含む手段と、 (c) 上記上流側ロールと下流側ロールとの間におい
    て上記上側ワイヤー(44、110)のループ内で回転する
    ように装着された開いた面を有する第三のロール(60、
    125)と、 (d) 上記上側ワイヤー及び第三のロールを駆動する
    ための手段(46)と、 (e) 上記2ワイヤー走行路に沿った上記第三のロー
    ル(60、125)の垂直方向の中心線の両側で上記2ワイ
    ヤー走行路の下側に、これを支持するような位置にある
    1対のワイヤー・デフレクタ(22、24)と、 (f) 上記一対のデフレクタのうち下流側のデフレク
    タ(24)と上記第三のロールの垂直方向の中心線との間
    に間隔をおいた位置に縁部があって上記上側ワイヤーの
    ループ内に装着された上側ワイヤー・デフレクタ(66、
    150)と、 (g) 該上側ワイヤー・デフレクタ(66、150)を上
    記底側ワイヤー・デフレクタ(22、24)により形成され
    る平面の上方の位置と下方の位置との間で上記主フレー
    ムに対して調節しそれによって上記上側ワイヤー・デフ
    レクタが上記上側ワイヤーの走行路を上記上流側ロール
    から上記1対のデフレクタの間の第一のワイヤー走行路
    に収束するように案内するようにするための手段(67−
    69、160、165、166)と、 (h) 上記上側ワイヤー・デフレクタから上方に突出
    し上記第三のロールに面してこれを包囲するようにして
    装着された遮蔽体(65、155)と、 (i) 下側端部が上記上側ワイヤー・デフレクタによ
    り上記上側ワイヤーの内面から上方に向かう液体を受け
    るような位置にありそれによってこのような液体が上記
    遮蔽体の面する上記ロールの外面の部分の回りに上記遮
    蔽体により案内され流路の上端から遠心力で放出される
    ようにした、上記遮蔽体と上記第三のロールとの間に設
    定される部分的流路(80、190)と、 (j) 該流路の上端から放出される液体を受けるため
    の容器をなす手段(72、195、196)と、を有すること特
    徴とする抄紙装置。
  2. 【請求項2】上記第三のロールを上記底側ワイヤー・デ
    フレクタ(22、24)により形成される平面の上方の位置
    と下方の位置との間で上記主フレームに対して調節しそ
    れによって上記第三のロール及び上側ワイヤー・デフレ
    クタの一方または両方が上記上側ワイヤーの走行路を上
    記上側ロールから上記1対のデフレクタの間の第一のワ
    イヤー走行路に収束するように案内するようにするため
    の手段(40、133)をさらに有するようにした特許請求
    の範囲第1項に記載の抄紙装置。
  3. 【請求項3】上記第三のロール(60、125)及び上側ワ
    イヤー・デフレクタ(66、150)が上記付加的フレーム
    組立て体(25、100)に装着されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1または2項に記載の抄紙装置。
  4. 【請求項4】上記ロール(112)と上記主ワイヤーとの
    垂直方向の間隔を変化させるように上記フレーム組立て
    体(25、100)上での垂直方向の調節のため上記上流側
    ワイヤーの支持ロール(112)を装着する手段(121−12
    4)をさらに有することを特徴とする特許請求の範囲第
    1〜3項のいずれかに記載の抄紙装置。
  5. 【請求項5】上記主フレーム(10)に上記付加的フレー
    ム組立て体(25、100)を装着するための手段(33、3
    5、40、103、104)をさらに有することを特徴とする特
    許請求の範囲第1〜4項のいずれかに記載の抄紙装置。
  6. 【請求項6】上記主フレーム(10)の縦方向に相互に調
    節するように上記一対のデフレクタ(22、24)を装着す
    る手段をさらに有することを特徴とする特許請求の範囲
    第1〜5項のいずれかに記載の抄紙装置。
  7. 【請求項7】上記付加的フレーム組立て体(100)に取
    付けられた上記第三のロール(125)の装着手段を有
    し、上記付加的フレーム組立て体上で上記第三のロール
    の垂直方向の位置を調節するための手段(130−133)
    と、上記上側ワイヤー・デフレクタ(150)と付加的フ
    レーム組立て体(100)との間での垂直方向に調節可能
    な装着連結部(165、166)を形成する手段とを含むこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1または2項に記載の抄
    紙装置。
  8. 【請求項8】上記付加的フレーム組立て体(100)に対
    する垂直方向の調節を行うように上記付加的フレーム組
    立て体(100)に装着された補助フレーム組立て体(13
    0)と、上記付加的フレーム組立て体(100)に対する垂
    直方向の調節を行うように上記第三のロール(125)を
    上記補助フレーム組立て体(130)に装着する手段(14
    0)と、上記補助フレーム組立て体(130)上で上記上側
    ワイヤー・デフレククタ(150)の垂直方向の調節可能
    な装着部を形成する手段(156、160)とをさらに有する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1または2項に記載
    の抄紙装置。
  9. 【請求項9】上記補助フレーム組立て体(130)と付加
    的フレーム組立て体(100)との間の水平方向の枢支連
    結部を形成する手段(132)と、該枢支連結部(132)を
    中心とした上記補助フレーム組立て体の制御された動作
    を行うための手段(I33)とをさらに有することを特徴
    とする特許請求の範囲第8項に記載の抄紙装置。
  10. 【請求項10】上記上側ワイヤー・デフレクタ(150)
    の外形の垂直方向の調節を行うための手段(167、170)
    をさらに有することを特徴とする特許請求の範囲第1〜
    9項のいずれかに記載の抄紙装置。
  11. 【請求項11】上記上側ワイヤーに係合する上記デフレ
    クタの外形を変化させそれによって上記ワイヤー走行路
    の間に形成されるシートのクロスマシンの外形を変化さ
    せるように上記上側デフレクタ(150)の近接する部分
    の垂直方向の調節を行うための、上記付加的フレーム組
    立て体の幅にわたって間隔をおいた位置に配置された調
    節可能な手段(165、166、167、170)をさらに有するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1〜9項のいずれかに
    記載の抄紙装置。
  12. 【請求項12】上記ワイヤー走行路の間に形成されるシ
    ートのクロスマシンの外形を検出するための手段(18
    0)と上記調節可能な手段の選択された1つまたはそれ
    以上を作動させるための検出手段により作動するコンピ
    ュータ(180〜182)を含む手段とをさらに有することを
    特徴とする特許請求の範囲第11項に記載の抄紙装置。
  13. 【請求項13】上記遮蔽体が上記ロールの周囲の数分の
    一に等しい角度方向の大きさを有する上記第三のロール
    (125)の外面に対してほぼ同心状に半径方向に間隔を
    おいた剛性部分(155)を含み、また上記ロールに対し
    て包囲するように上記剛性部分から上記ロールの垂直方
    向の中心線の下流側の位置まで突出する可撓性の部分
    (200)と該可撓性の遮蔽部分を上記ロールの外側の方
    向に偏倚させるとともに上記部分的な環状の流路からの
    その間の液体の流れに応じて上記ロールから離れる上記
    可撓性遮蔽部分の移動を行うための手段(205)とを含
    むことを特徴とする特許請求の範囲第1〜12項のいずれ
    かに記載の抄紙装置。
  14. 【請求項14】上記上側ワイヤーのループ内で上記上側
    ワイヤー・デフレクタ(150)の下流側の位置に支持さ
    れ上記上側ワイヤーに面する穿孔された壁部(202)を
    有する空気チャンバ(220)を形成する手段と、上記ワ
    イヤー走行路を上記穿孔された壁部に係合し包囲するよ
    うに案内するための手段とをさらに有し、上記空気チャ
    ンバが上記ワイヤーの間のシートから上記第一のワイヤ
    ーを通じて液体を吹付けるため上記穿孔された壁部を通
    じて放出するように圧力空気を受けるようにしてあるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1〜12項のいずれかに
    記載の抄紙装置。
  15. 【請求項15】上記第三のロールが中空であり、さらに
    該中空のロール内に上記ロール内で上記ロールの上面部
    分から落下する液体を受けるための容器手段(85)と、
    該容器手段から上記ロールの外側の位置に液体を移送す
    るための手段(86)とを含むことを特徴とする特許請求
    の範囲第1〜14項のいずれかに記載の抄紙装置。
  16. 【請求項16】主フレーム(10)と、該主フレームに装
    着され概略水平方向の走行路を有するエンドレスな第一
    の形成ワイヤーを支持するための手段(11、16、20)
    と、紙料の流れを上記ワイヤーの走行路の一端に移送し
    排流させてワイヤー上で走行路の他方の端部に移動する
    際にワイヤー上に紙シートを形成するための手段(15)
    とを含む抄紙装置において、 (a) 上記主フレームの上方に装着され上記第一のワ
    イヤーの上方に上側のエンドレスな形成ワイヤー(44)
    を支持して2ワイヤー走行路をなすようにする付加的フ
    レーム組立て体と、 (b) 上誌上側のワイヤーのループ内で上記フレーム
    組立て体に回転可能に装着され、上記第一のワイヤーの
    移動方向に垂直な軸を有し、有孔面を有し中空なロール
    (60、125)と、 (c) 上記上側ワイヤー及び中空のロールを駆動する
    ための手段(46)と、 (d) 上記2ワイヤー走行路に沿って上記第一のワイ
    ヤーの走行路の下側にこれを支持する状態で上記ロール
    の垂直方向の中心線の両側に配置された1対のワイヤー
    ・デフレクタ(22、24)と、 (e) 上記ロールの垂直方向の中心線と上記1対のワ
    イヤー・デフレクタとの間に間隔をおいた位置に上記フ
    レーム組立て体(25、150)に装着された上側のワイヤ
    ー・デフレクタ(66、150)と、 (f) 上記上側ワイヤーの走行路を上記1対のデフレ
    クタ(22、24)の間で上記第一のワイヤーの走行路と収
    束するように案内する位置に上記ロールまたは上側ワイ
    ヤー・デフレクタのいずれかを記憶するように記憶ロー
    ル(60、125)及び上側ワイヤー・デフレクタ(66、15
    0)に連結された選択的調節手段(40、67−69、133、16
    0、165、166)と、 (g) 上記上側ワイヤー・デフレクタから上方に突出
    し上記ロールに対してその垂直方向の中心線の下流側の
    位置まで包囲するようにして上記フレーム組立て体に装
    着された概略円筒形の屈曲した遮蔽体(65、155、191)
    と、 (h) 下側端部が上記上側ワイヤー・デフレクタによ
    り上記上側ワイヤーの内面から上方に向かう液体を受け
    るような位置にありそれによってこのような液体が上記
    ロールの外面に上記ロールにより案内され帰路から上流
    方向に遠心力で放出されるようにした、上記遮液体と上
    記ロールとの間に設定される部分的環状流路(80、19
    0)と (i) 該部分的環状流路の上端から放出される液体を
    受けるように上記ロールの上流側に容器(72、195)を
    なす、上記補助フレームに取付けられた手段と、 を有することを特徴とする抄紙装置。
  17. 【請求項17】上記選択的調節手段が上記第一のワイヤ
    ー走行路に対する上記ロール(60、125)の垂直方向の
    位置を設定するように上記ロールを上記フレームに対し
    て調節するための手段(40、133)と、上記上側ワイヤ
    ー走行路に対する上記上側デフレクタの垂直方向の位置
    を設定するように上記フレーム組立て体上で垂直方向に
    上記上側ワイヤー・デフレクタ調節するための手段(67
    −69、160、165、166)とからなることを特徴とする特
    許請求の範囲第16項に記載の抄紙装置。
  18. 【請求項18】上記第一のワイヤーを上記1対のデフレ
    クタから下流側に間隔をおいた位置に支持するサクショ
    ンボックス手段(20)と、該サクションボックス手段か
    ら上方に上記上側のワイヤーを案内するための上記付加
    的フレーム組立て体上の手段(45、111)とをさらに有
    することを特徴とする特許請求の範囲第16項に記載の抄
    紙装置。
  19. 【請求項19】上記ロール内でその上面部分から落下す
    る液体を受けるための容器をなす上記中空のロール内の
    容器手段(85)と、該容器手段から上記ロールの外側の
    位置に液体を移送するための手段(86)とをさらに有す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第16項に記載の抄紙
    装置。
JP63095355A 1987-04-17 1988-04-18 水平ツインワイヤー型抄紙機 Expired - Fee Related JP2617517B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US39500 1987-04-17
US07/039,500 US4724047A (en) 1987-04-17 1987-04-17 Horizontal twin wire machine
US144842 1988-01-15
US07/144,842 US4875977A (en) 1987-04-17 1988-01-15 Horizontal twin wire machine with vertically adjustable open roll and deflector blade

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6445891A JPS6445891A (en) 1989-02-20
JP2617517B2 true JP2617517B2 (ja) 1997-06-04

Family

ID=26716186

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63095355A Expired - Fee Related JP2617517B2 (ja) 1987-04-17 1988-04-18 水平ツインワイヤー型抄紙機

Country Status (8)

Country Link
US (1) US4875977A (ja)
EP (1) EP0287276B1 (ja)
JP (1) JP2617517B2 (ja)
AU (1) AU604865B2 (ja)
BR (1) BR8801820A (ja)
CA (1) CA1316383C (ja)
DE (1) DE3878966D1 (ja)
NZ (1) NZ224067A (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5250989A (en) * 1990-11-10 1993-10-05 Konica Corporation Image forming apparatus having detachable process cartridge with protective transfer zone cover
FI100412B (fi) * 1991-05-21 1997-11-28 Valmet Paper Machinery Inc Järjestelmä paperikoneen puristinosassa puristushuopien kulun valvonna ssa ja ohjauksessa
FI920228A0 (fi) * 1992-01-17 1992-01-17 Valmet Paper Machinery Inc Banformningsparti foer pappersmaskin.
US5402314A (en) * 1992-02-10 1995-03-28 Sony Corporation Printed circuit board having through-hole stopped with photo-curable solder resist
US5338408A (en) * 1993-02-09 1994-08-16 Gilman Paper Company Paper forming unit with two dandy rolls
FI103995B1 (fi) * 1993-06-17 1999-10-29 Valmet Paper Machinery Inc Menetelmä ja laite sekä säätöjärjestely paperikoneessa paperirainan poikittaisen profiilin hallinnassa
FI105934B (fi) * 1994-06-17 2000-10-31 Valmet Paper Machinery Inc Paperikoneen hybridiformerin kaksiviiravyöhykkeen sisäänmeno
DE19809480B4 (de) * 1998-03-07 2007-01-04 Voith Patent Gmbh Doppelsiebformer
GB2370046A (en) 2000-12-15 2002-06-19 Astenjohnson Inc Adjustable resilient blade support
GB0030682D0 (en) * 2000-12-15 2001-01-31 Astenjohnson Inc Suction assisted skimmer blade
SE519182C2 (sv) * 2001-06-12 2003-01-28 Stora Enso Ab Anordning för stänkavskiljning på pappersmaskiner
DE602006003070D1 (de) * 2005-02-28 2008-11-20 Stfi Packforsk Ab Entwässerungsvorrichtung

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2911039A (en) * 1957-01-18 1959-11-03 Beloit Iron Works Paper machine forming section
FR1407606A (fr) * 1964-09-14 1965-07-30 Time Procédé et machine pour la fabrication du papier
US4004968A (en) * 1972-12-11 1977-01-25 Escher Wyss G.M.B.H. Consecutive multi-ply formers with an unencumbered doffer felt
FI72157C (fi) * 1974-07-18 1987-04-13 Valmet Oy Dubbelviradel i pappersmaskin.
US4146424A (en) * 1977-06-08 1979-03-27 Beloit Corporation Twin wire former with wire orientation control
FI72761C (fi) * 1981-05-15 1987-07-10 Valmet Oy Formningsparti med dubbel vira i pappersmaskin.
DE3123131C2 (de) * 1981-06-11 1986-01-09 J.M. Voith Gmbh, 7920 Heidenheim Entwässerungswalze mit Wasserabführungselement für ein Papiermaschinen-Siebband
DE3131957A1 (de) * 1981-07-24 1983-02-10 Escher Wyss Gmbh, 7980 Ravensburg Entwaesserungseinheit fuer langsieb-papiermaschinen
FI70615C (fi) * 1982-08-23 1986-09-24 Ahlstroem Oy Anordning foer att paoverka en pao en vira avvattnad fiberbana
US4532008A (en) * 1983-07-22 1985-07-30 The Black Clawson Company Horizontal twin wire machine
JPS60146095A (ja) * 1983-12-30 1985-08-01 三菱重工業株式会社 抄紙機のツインワイヤホ−マ
FI851035L (fi) * 1984-05-03 1985-11-04 Beloit Corp Oevre formningsvira i en pappersmaskin.
FI82084C (fi) * 1985-01-28 1991-01-10 Valmet Oy Oevre viraenhet.
US4724047A (en) * 1987-04-17 1988-02-09 The Black Clawson Company Horizontal twin wire machine

Also Published As

Publication number Publication date
DE3878966D1 (de) 1993-04-15
EP0287276A2 (en) 1988-10-19
EP0287276A3 (en) 1990-01-31
CA1316383C (en) 1993-04-20
EP0287276B1 (en) 1993-03-10
BR8801820A (pt) 1988-11-16
US4875977A (en) 1989-10-24
AU1386188A (en) 1988-10-20
JPS6445891A (en) 1989-02-20
NZ224067A (en) 1990-08-28
AU604865B2 (en) 1991-01-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2617517B2 (ja) 水平ツインワイヤー型抄紙機
US4623429A (en) Twin-wire forming section of a paper machine
JP2001040592A (ja) 製紙原料乱流化装置
US4146424A (en) Twin wire former with wire orientation control
US3357880A (en) Apparatus for making fibrous webs
CA1119862A (en) Device for cleaning the doctor blades of a paper machine
US2694346A (en) Web transfer assembly
EP0160615A2 (en) Top wire former
JPH0210277B2 (ja)
EP0774541B1 (en) Inclined planar former for producing paper sheet under the felt for the production of multilayer or single-layer paper
US4724047A (en) Horizontal twin wire machine
US3378435A (en) Felt and fabric press type papermaking machine
US3323981A (en) Drainage control device for papermaking machine
US5988030A (en) Apparatus for penetrating a sheet material web carried on a fabric
US4659432A (en) Vat paper machine
JP2604682B2 (ja) 水回収装置
GB1386805A (en) Twin-wire paper machine
US4050499A (en) Head box for cylinder molds having a flexible lid element
US2760411A (en) Fourdrinier machine breast roll support and table structure
US4285768A (en) Apparatus for dewatering fiber suspension for producing a web of fiber
US3540981A (en) Web formation between a pair of foraminous belts
US1700301A (en) Removable fourdrinier paper machine
US3472733A (en) Paper-forming suction cylinder roll with arcuate stock delivery nozzle and porous belt in wrapped engagement therewith
US3132990A (en) Paper making apparatus
KR20000068507A (ko) 종이의 다층 또는 단층 시이트 제조를 위한 펠트 하부의 경사 평탄 성형기

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees