JP2995902B2 - 映像表示制御回路 - Google Patents

映像表示制御回路

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JP2995902B2 JP3107261A JP10726191A JP2995902B2 JP 2995902 B2 JP2995902 B2 JP 2995902B2 JP 3107261 A JP3107261 A JP 3107261A JP 10726191 A JP10726191 A JP 10726191A JP 2995902 B2 JP2995902 B2 JP 2995902B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビジョン受信機等の
走査型表示装置の画面上に表示させた記号,文字などと
いった図形パターンの表示制御回路に関し、特にマイク
ロコンピュータの中央処理装置(以下CPUと称する)
により制御を行う映像表紙制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にテレビジョン受信機の画面上に図
形や文字などを表示させる映像表紙制御回路は表示した
い図形や文字のデータが格納されているメモリ(Cha
racter ROM;以後「CROM」と称する)と
そのメモリのアドレス情報が格納されているメモリ(V
ideo RAM;以後「VRAM」と称す)を有して
いる。
【0003】次に従来例のその動作を図面を参照しなが
ら説明する。
【0004】図3は従来例の構成を示したブロック・ダ
イアグラムである。
【0005】VRAM3に設定されたCROM6のアド
レス情報は、図形および文字のパターン・データが格納
されているCROM6の複数アドレスの先頭番地を指定
し、テレビジョン受信機から入力される水平同期信号に
同期したクロックであるインクリメント・クロック8で
VRAMポインタ4をインクリメントし逐次VRAM3
から読み出され、CROMポインタ5に設定される。
【0006】CROMポインタ5はCROM6のアドレ
スを指定する。VRAM3から読み出されたデータによ
ってCROMポインタ5にCROM6の先頭番地が設定
されると、CROMポインタ5は、CROM6中の1文
字または1図形分の表示パターン・データの数だけイン
クリメント・クロック2でインクリメントされる。この
インクリメントの間、CROM6からは随時図形および
文字表示パターン・データが読みだされ、それは表示制
御信号発生回路7に出力される。VRAM3の出力及び
CROM6から読み出される表示データはCPU1の内
部のバス2を介してCROMポインタ5及び表示制御信
号発生回路7へとデータが転送されるので、データ転送
中はCPU1は命令の実行を停止せざるをえず、このた
め実際の命令実行時間以外に大量のデータ転送を行うた
めの期間が必要になる。実際には第4図に示すようにC
PU1が通常の命令の実行をしたあとにデータ転送期間
が来るため映像表示制御を行わない場合に比べてマイク
ロコンピュータの命令サイクルは見かけ上、長くなって
しまう。
【0007】実質的に映像表示制御はVRAMデータを
書換えることにより行うのであるが、そのタイミングは
書き換える際の表示のちらつきをなくするために水平同
期信号の活性化された期間(水平帰線消去期間:NTS
C方式で10.8μS)か、または、垂直同期信号が活
性化された期間(垂直帰線消去期間:NTSC方式で5
39.75μs)に行われる。垂直または水平帰線消去
期間でデータを書き換えるときの手順を第7図にフロー
チャートで示す。
【0008】垂直または水平帰線消去期間のいずれでV
RAM3を書き換えるにしても、大量のデータをCPU
1を介して書き換える場合は、1回のそれらの期間中に
書換えを完了する事が困難である。このようなVRAM
データの書換えに対して、余裕をもたせる方法としてV
RAMを2つ以上持ち、一方を書き込み用、もう一方を
表示用とし、VRAMにデータを書き込む場合は書き込
み用のVRAMにデータを書き込み、データの書き込み
が完了すると、表示用のVRAMと書き込み用のVRA
Mを切り換えるという方法が採られていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
CPUを介して表示データの書換を行っている映像表紙
制御回路ではVRAMデータの書換えるために1画面分
の表示時間を待ってから書き込みを行わなければならな
い。しかし、ほとんどの場合において、CPUはVRA
Mデータの書換えのみを行うわけではなく他の処理と同
時に行うことになるので大量のVRAMデータ(たとえ
ば1画面分)を書換えようとした時、時間的に書換えが
間に合わず表示が瞬間的に消えたり、ちらついたりする
といった問題点があった。また、書換えに余裕をもたせ
るためにハードウェアの負担が大きくなり、集積回路と
した場合、コスト高になるという問題点があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した従来の映像表示
制御回路に対し、本発明の映像表示制御回路は、パター
ン・データを格納し出力するキャラクタメモリと、キャ
ラクタメモリから出力されるパターン・データを受けて
表示装置に表示する表示制御手段と、表示装置の画面上
の位置に対応する複数のアドレスを備え、それぞれのア
ドレスに表示装置に表示すべきパターン・データを指示
するアドレス情報を記憶しているビデオメモリと、ビデ
オメモリにアドレス情報を書き込むCPUと、現在表示
すべきビデオメモリのアドレスを指定するポインタとを
有し、ビデオメモリはポインタによって指定されたアド
レスに記憶されたアドレス情報をキャラクタメモリに出
力し、キャラクタメモリはビデオメモリから受けたアド
レス情報に対応するパターン・データを表示制御手段に
出力する映像表示制御回路において、ビデオメモリの書
き換えたいアドレス以降あるいは以前のアドレスが設定
されたデータラッチ回路と、ポインタによって指定され
たアドレスとデータラッチ回路に設定されたアドレスと
を比較して一致したときに割り込み信号を発生するコン
パレータと、割り込み信号が発生されたときにCPUに
よりビデオメモリの書き換えたいアドレスにアドレス情
報を書き込ませる手段とを有することを特徴とする。好
適には、データラッチ回路に設定されるアドレスは、ビ
デオメモリの書き換えたいアドレスの直後のアドレス
なる。
【0011】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0012】図1は本発明の参考例の構成を示すブロッ
ク図である。図中、図3の従来の構成と同一のブロック
については同一の番号を付し、詳しい説明を省略する。
図1のブロック図で、図3と異なる点はVRAMポイン
タ4の内容を、バス2を介してCPU1が読むことがで
きるようになったことである。
【0013】次に、本参考例を使用した装置の動作の具
体的な説明を行う前に、走査型映像表示装置の画面上に
表示されるデータとVRAM3のアドレスの関係につい
て図5を参照しながら説明する。図5の左は画面のイメ
ージを、また、右はVRAMに格納されているデータと
アドレスのイメージを示している。画面には横方向に最
大16文字が表示できるものとする。
【0014】次に図6の画面とVRAMのアドレスの関
係を示す図を参照しながら動作の説明をする。今、VR
AM3のアドレス0H番地(Hはその数が16進表現さ
れていることを示す)から2H番地にアルファベットの
ABCが、10H番地から12H番地にDEFが格納さ
れ、そのほかのVRAM3のアドレスにはスペース・コ
ードが格納されているとする。このとき、画面には第5
図に示されるようにABCとDEFが2行になって表示
される。VRAMポインタ4はABCを表示していると
きは0Hから0FHの値を有し、DEFが表示されてい
る場合は10Hから1FHの値を有する。なお、実際は
表示される文字は複数の走査線から構成されるため、V
RAMポインタ4は、ABCを表示する場合、0Hから
0FHまでインクリメントして、また0Hに戻り、再び
0Hから0FHまでインクリメントされるという動作を
ノン・インターレース方式の場合はその走査線の本数分
だけ行うが、ここでは簡単のため走査線によるアドレス
の繰り返しは省略する。
【0015】次に本参考例を使用した装置の具体的な動
作を図2のフローチャートを参照しながら説明する。
今、CPU1の命令実行サイクルが図8に示すようにM
0〜M3までの4つのサイクルで構成され、本参考例
装置がVRAM3をアクセスする期間をM0、CPU1
がVRAM3をアクセスする期間をM1〜M3とする。
そしてVRAM3には図6に示すデータが格納されてお
り、このDEFに続いてGHIを表示させる場合を例に
とり説明する。
【0016】この場合、VRAM3の19H番地から順
番にG,H,Iを書きこめばよいのであるが、CPU1
がVRAM3へ書きこむ期間(M1〜M3)と表示して
いる期間(CROMポインタ5でCROM6から文字デ
ータを読みだしている期間)が重なってしまった場合、
表示画面が乱れてしまう。このため、まず、CPU1は
M1〜M3の期間にVRAMポインタ4の内容を読みだ
し(処理21)、現在表示しているアドレスがDEFの
行以降であるかどうかを判定する(処理22)。もし、
DEFの行以降で無い場合は(処理22のNO)、処理
21に戻りその処理を繰り返す。もし、DEFの行以降
である場合(処理22のYES)CPU1はM1〜M3
の期間でVRAM3の19H番地以降にG,H,Iを書
きこむ。こうする事により、表示のために読みだしてい
るVRAM3のアドレスより以前の番地のデータを書き
換えているので、表示が乱れることがない。
【0017】なお、例えば表示できる行数が10行で、
その最終行である10行目を書き換える場合は、このア
ルゴリズムでは書き換える事ができない。この様な場合
は、処理22の処理を例えば「3行目以前か」というよ
うな判断に変えればよい。ここで、判断する行番号と
「以前」か「以後」のどちらにするかの基準となるの
は、VRAM3に書き込みを行うために要する時間であ
る。つまり、いずれの場合でも、書き込み中のアドレス
と表示中のアドレスが同時には重ならないような時間的
間隔を持つ様にしなければならない。
【0018】図9は、本発明の実施例の構成を示すブロ
ック図である。参考例と異なる点はデータラッチ10と
コンパレータ11が追加され、ソフトウェアで書換可能
なアドレスを検出しVRAMを書き換える代わりに
ハードウェア上で書換可能なアドレスを検出し、割り込
み処理でVRAMの書き換えを行なうことである。
【0019】データラッチ10には割り込みを発生させ
たいVRAMのアドレス、すなわち書き換えたいVRA
Mのアドレス以降あるいは以前のアドレスを設定する。
コンパレータ11はデータラッチ10の値とVRAMポ
インタ4の値を比較し、一致したとき割り込み要求12
を発行する。
【0020】次に本実施例による装置の具体的な動作を
図9のブロック図と図10のフローチャートを参照しな
がら説明する。参考例同様、DEFに続いてGHIを表
示させる場合を例にとり説明する。まずGHIはVRA
M3の19番地以降に書き込むので19番地以降で割り
込みが発生するようにすればよい。従ってデータラッチ
10には19番地以降のアドレスを設定する(処理2
4)。そして割り込みを許可状態にする(処理25)。
データラッチ10に設定したアドレスとVRAMポイン
タ4の値がコンパレータ11で比較され、一致したとき
に割り込み要求12が発行される。割り込み要求12が
発行されるとVRAM3の19番地以前のアドレスにつ
いては表示するための読みだしが終了、すなわちDEF
までの表示が終了しているので割り込みルーチンでVR
AM3の19番地以降にGHIを書き込む。
【0021】このように本実施例の場合は割り込み処理
でVRAM3の書き換えを行うので一度割り込みを発生
させたいVRAM3のアドレスをデータラッチ10に設
定するとCPU1は一時的にVRAM3の書き換えから
解放され、割り込み要求12が発生するまで別の処理を
行うことができ、CPUを有効的に使用することができ
る。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明はVRAMの
アドレスを読み出すことができるようにすることによ
り、すでに読み出されたVRAMデータのアドレスを知
ることができるので、書き換えるVRAMアドレスを現
在表示されているアドレスの直前とする事により、VR
AMの書き換え時間を最大ほぼ映像信号の1フィールド
の時間とする事ができる。従来の帰線消去時間内に書き
換える方法と較べると飛躍的に書き換えが可能な時間が
増加した事になる。また、VRAMを2つ以上持ちVR
AMデータの書き換えを容易にする方法に較べると、書
き換え可能な時間に制限があるものの、必要とするVR
AMのサイズは半分になるため、コスト的に有利である
という利点がある。
【0023】また、このときの制限は実用上ほとんど問
題とならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の参考例のブロック図である。
【図2】第1図の参考例を使用した装置の動作を示すフ
ローチャートである。
【図3】従来の映像表制御回路を示すブロック図であ
る。
【図4】従来技術のCPUの命令実行サイクルである。
【図5】画面とVRAMの関係のイメージを示す関係図
である。
【図6】画面の表示位置とVRAMのアドレスの関係を
示す図である。
【図7】従来の映像表制御回路の動作を示すフローチ
ャートである。
【図8】参考例のCPUの命令実行サイクルである。
【図9】本発明の実施例のブロック図である。
【図10】図9の実施例を使用した装置の動作を示すフ
ローチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 5/907 H04N 5/907 B

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パターン・データを格納し出力するキャ
    ラクタメモリと、前記キャラクタメモリから出力される
    前記パターン・データを受けて表示装置に表示する表示
    制御手段と、前記表示装置の画面上の位置に対応する複
    数のアドレスを備え、それぞれのアドレスに前記表示装
    置に表示すべき前記パターン・データを指示するアドレ
    ス情報を記憶しているビデオメモリと、前記ビデオメモ
    リに前記アドレス情報を書き込むCPUと、現在表示す
    べき前記ビデオメモリのアドレスを指定するポインタと
    を有し、前記ビデオメモリは前記ポインタによって指定
    されたアドレスに記憶された前記アドレス情報を前記キ
    ャラクタメモリに出力し、前記キャラクタメモリは前記
    ビデオメモリから受けた前記アドレス情報に対応する前
    記パターン・データを前記表示制御手段に出力する映像
    表示制御回路において、 前記ビデオメモリの書き換えたいアドレス以降のアドレ
    が設定されたデータラッチ回路と、前記ポインタによ
    って指定されたアドレスと前記データラッチ回路に設定
    されたアドレスとを比較して一致したときに割り込み信
    号を発生するコンパレータと、前記割り込み信号が発生
    されたときに前記CPUにより前記ビデオメモリの前記
    書き換えたいアドレスに前記アドレス情報を書き込ませ
    る手段とを有することを特徴とする映像表示制御回路。
  2. 【請求項2】 前記データラッチ回路に設定されるアド
    レスは、前記ビデオメモリの書き換えたいアドレスの直
    後のアドレスであることを特徴とする請求項1記載の映
    像表示制御回路。
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