JP2989493B2 - 火災ガイダンス表示装置 - Google Patents

火災ガイダンス表示装置

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JP2989493B2
JP2989493B2 JP6234550A JP23455094A JP2989493B2 JP 2989493 B2 JP2989493 B2 JP 2989493B2 JP 6234550 A JP6234550 A JP 6234550A JP 23455094 A JP23455094 A JP 23455094A JP 2989493 B2 JP2989493 B2 JP 2989493B2
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真理子 石田
浩司 秋葉
啓 清水
英雄 小林
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、防災監視エリアの管理
人や警備員などのユーザに対して作業内容を示す火災ガ
イダンスを表示する火災ガイダンス表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の火災ガイダンス表示装置
では、感知器が発報した場合には感知器毎、或いは複数
の感知器が接続された感知器回線毎にベルを鳴動した
り、受信機側で発報表示を行ったり、また、例えば「火
災です。現場を確認して下さい。」のような火災ガイダ
ンスを表示するように構成されている。
【0003】このような構成により、ユーザが受信機側
で発報表示により発報場所を知得して現場に直行するこ
とにより実際に火災が発生しているか否かを確認するこ
とができる。そして、ユーザは火災が実際に発生してい
る時には必要な作業、例えば消防署への連絡、消火作業
等を行い、他方、火災が発生していない非火災時にはベ
ル鳴動や発報表示を中止するなどの復旧作業を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の火
災ガイダンス表示装置の表示部としては、マンガンオレ
ンジで表示されるプラズマディスプレイや白黒の液晶デ
ィスプレイによりガイダンスメッセージを表示するので
視認性が悪く、簡単な内容のガイダンスしか表示するこ
とができない。そこで、カラー液晶ディスプレイを用い
て各種の詳細なガイダンスメッセージを文章で表示する
ことが考えられるが、実火災時にはユーザが行わなけれ
ばならない作業が多く、特に気が動転した状態で各種作
業を早急に行わおうとしても実際には怠ったり、同一の
作業を2回行うことが多い。
【0005】本発明は上記従来の問題点に鑑み、実火災
時にユーザが行わなければならない各種作業を確実に行
わせることができる火災ガイダンス表示装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、カラー表示手段と、操作手段と、実火災時
にユーザが行う複数種類の作業を項分けし、各項の作業
をそれぞれ示す複数のシンボルを色分けした火災ガイダ
ンス選択画面を前記カラー表示手段に表示させ、この火
災ガイダンス選択画面の表示中に前記操作手段によりシ
ンボルが選択された場合にそのシンボルに対応する項の
詳細な作業内容を示すガイダンス画面に切り換えてカラ
ー表示手段に表示させる制御手段とを有することを特徴
とする。
【0007】また、操作手段により選択されたガイダン
ス画面にそのシンボルを同一の色で表示させることを特
徴とする。また、操作手段により選択されたガイダンス
画面を表示中にユーザによりそのガイダンスが前記操作
手段を介して確認された場合に火災ガイダンス選択画面
に切り換えてカラー表示手段に表示させると共に、確認
されたガイダンス画面に対応するシンボルを反転してそ
の画面に表示させることを特徴とする。
【0008】また、操作手段により選択されたガイダン
ス画面を表示中にユーザによりそのガイダンスが操作手
段を確認された場合に火災ガイダンス選択画面に切り換
えて前記カラー表示手段に表示させると共に、確認され
たガイダンス画面に対応するシンボルの階調を下げてそ
の画面に表示させることを特徴とする。また、操作手段
により選択されたガイダンス画面を表示中にユーザによ
りそのガイダンスが操作手段を取り消された場合に火災
ガイダンス選択画面に切り換えてカラー表示手段に表示
させると共に、取り消されたガイダンス画面に対応する
シンボルを同一の色で表示させることを特徴とする。
【0009】更に、ガイダンス画面は、ユーザが消防署
に通報する詳細な作業内容であることを特徴とする。ま
た、ガイダンス画面は、ユーザが避難誘導を行う詳細な
作業内容であることを特徴とする。また、ガイダンス画
面は、ユーザが消火活動を行う詳細な作業内容であるこ
とを特徴とする。
【0010】また、ガイダンス画面は、ユーザが防災監
視エリアの防火管理者に通報する詳細な作業内容である
ことを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明では、実火災時にユーザが行う複数種類
の作業が項分けされ、各項の作業をそれぞれ示す複数の
シンボルが色分けされた火災ガイダンス選択画面がカラ
ーで表示され、この火災ガイダンス選択画面の表示中に
シンボルが選択された場合にそのシンボルに対応する詳
細な作業内容を示すガイダンス画面に切り換えられてカ
ラーで表示される。また、選択されたガイダンス画面に
そのシンボルが同一の色で表示される。したがって、実
火災時にユーザが行おうとしている種類の作業内容が選
択的に表示されるので、ユーザが行わなければならない
各種作業を確実に行わせることができる。
【0012】また、選択されたガイダンス画面を表示中
にユーザによりそのガイダンスが確認された場合に火災
ガイダンス選択画面に切り換えられると共に、そのシン
ボルが反転されたり、階調が下って火災ガイダンス選択
画面に表示されるので、ユーザがその作業を実際に行っ
たという安心感を与えることができる。更に、選択され
たガイダンス画面を表示中にユーザによりそのガイダン
スが取り消された場合に火災ガイダンス選択画面に切り
換えられると共に、そのシンボルがそのままの色で表示
されるので、ユーザが火災ガイダンス選択画面上で誤操
作して意図しないガイダンス画面を選択しても再度、火
災ガイダンス選択画面から所望のガイダンス画面を選択
することができ、したがって、ユーザが行わなければな
らない各種作業を確実に行わせることができる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明に係る火災ガイダンス表示装置が適
用された火災報知装置の一実施例を示すブロック図であ
る。図1に示す受信機1には、後述するように火災及び
非火災ガイダンスを表示するための液晶タッチパネル1
07や、火災及び非火災の原因などを印字するためのプ
リンタ1aなどが設けられている。この受信機1には回
線Lを介してオンオフ型煙、熱感知器2aを収容する火
報用多回線型中継器2、防火戸3aを収容する防排煙用
多回線型中継器3、機器始動により動作する接点4aを
収容する監視用多回線型中継器4、ガス漏れセンサ5a
を収容するガス用多回線型中継器5、ベル6aを収容す
るベル用単回線型中継器6、アナログ型煙感知器7、ア
ナログ型熱感知器8、アドレッサブル差動感知器9、オ
ンオフ型煙、熱感知器11用の火報用単回線中継器1
0、終端器接続試験器12などが接続される。
【0014】受信機1にはまた、熱線式人体検出器13
aを収容する防犯用単回線中継器13、温調計14a等
を収容するアナログスルー中継器14、二信号光電分離
型煙感知器15などが接続され、更に、表示盤16a、
16b、CRT17、シリアル分配器18を介して中央
監視盤19等が接続されたり、外付けのパーソナルコン
ピュータ20やプリンタ21が接続される。
【0015】受信機1には図2に詳しく示すように、受
信処理マイクロプロセッサ(MPU)101と、後述す
るように火災及び非火災ガイダンスを表示するためのガ
イダンス用MPU106が設けられている。受信処理マ
イクロプロセッサMPU101は伝送回路部102、シ
ステムメモリ103、表示部104及び操作部105を
制御し、ガイダンス用MPU106はガイダンス表示操
作部である液晶タッチパネル107、ワークメモリ10
8及び辞書メモリ109を制御する。
【0016】このシステムでは受信処理マイクロプロセ
ッサMPU101が伝送回路部102を介して各中継器
やアナログ感知器(以下、端末)からポーリング方式で
端末情報を収集したり、制御情報を送信する。システム
メモリ103には各端末のアドレス毎の収集データや、
端末が発報した場合にどの防火戸3aを閉じるか、1つ
の防火戸3aを閉じた場合に次にどの防火戸3aを閉じ
るかなどの連動情報が格納されている。また、表示部1
04と操作部105はタッチパネル107により表示、
操作を行う以外の表示、操作を行うために用いられ、操
作部105は例えば地区音響用の表示灯及びその復旧ス
イッチ105aと火災断定スイッチ105bなどを有す
る。
【0017】辞書メモリ109には図3〜図9に示すよ
うなガイダンス画面を表示するためのベース画面デー
タ、メッセージ、シンボル、ソフトキー用の各種表示部
品及びこの表示部品のレイアウトデータが予め記憶さ
れ、ガイダンス用MPU106はこれらの表示部品を組
み合わせることにより各種の画面を生成してタッチパネ
ル107に表示させる。ガイダンス用MPU106はま
た、表示部品としてソフトキーを表示している状態でソ
フトキーがタッチされるとタッチ情報をワークメモリ1
08に記憶して画面を切り替える制御を行う。
【0018】先ず、通常の監視状態では、端末が発報し
たり、発報レベルより低いプリアラームレベルになると
図3に示すような火災/非火災確認画面110が表示さ
れる。この画面110には、発報したことを示す「火
災」及びプリアラームであることを示す「注意表示」1
10と、その階112、部屋名113、アドレス(回線
番号)114、例えば「火災です。現場を確認して下さ
い。」のようなメッセージ115と、例えば「火災の場
合「はい」を押して下さい。火災でない場合「いいえ」
を押して下さい。」のようなガイダンスメッセージ11
6と、ソフトキーとして「はい」キー117及び「いい
え」キー118が表示される。この画面110にはま
た、「拡大」キー119、「制御・鳴動」キー120、
「グラフ表示」キー121、「全体図」キー122など
が表示される。
【0019】このような画面110により、受信機1側
で発報表示を確認したユーザが発報場所を知得して現場
に直行することにより実際に火災が発生しているか否か
を確認することができる。そして、ユーザが現場を確認
した後、「はい」キー117又は「いいえ」キー118
を押下(タッチ)するとそれぞれ図5に示すような火災
ガイダンス選択画面G130又は非火災ガイダンス画面
G140に切り替わり、また、この画面G130、G1
40から図4に示すような遷移で画面が切り替わる。
【0020】以下、詳細に説明すると、先ず、「はい」
キー117が押下された場合には図5に示すような火災
ガイダンス選択画面G130が表示される。この火災ガ
イダンス選択画面G130には、図6に示すように「防
火管理者に通報」するための火災ガイダンス画面G13
1に移行するためのソフトキーG1301と、図7に示
すように「消防署に通報」するための火災ガイダンス画
面G132に移行するためのソフトキーG1302と、
図8に示すように「避難誘導」を行うためのソフトキー
G1303と、図9に示すように「消火活動」を行うた
めのソフトキーG1304が表示される。また、ソフト
キーとして「詳細」キー123、「メニュー選択」キー
124、「終了」キー125などが表示される。
【0021】このソフトキーG1301〜G1304は
一目でその作業内容が把握しやすいように「防火管理者
への通報」、「消防署への通報」、「避難誘導」、「消
火活動」を行う作業内容がシンボル化されると共に各シ
ンボルが色分けされ、例えば「消防署への通報」キーG
1302が赤及び白で、「避難誘導」キーG1303が
緑及び白で、「消火活動」キーG1304が青及び白
で、「防火管理者への通報」キーG1301がオレンジ
及び白のシンボル色で表示される。この火災ガイダンス
選択画面G130の表示状態において、ソフトキーG1
301〜G1304の何れかが押下された場合にはそれ
ぞれ図6〜図9に示す各火災ガイダンス画面G131〜
G134に切り替わる。
【0022】火災ガイダンス選択画面G130の「防火
管理者への通報」キーG1301が押下された場合に
は、図6に示すような「防火管理者への通報」火災ガイ
ダンス画面G131において防火管理者への電話番号と
その連絡内容などのガイダンスG1311と、この表示
画面が「防火管理者への通報」火災ガイダンス画面G1
31であることを示すために「防火管理者への通報」の
シンボルG1301aが図5に示す火災ガイダンス選択
画面G130の「防火管理者への通報」キーG1301
と同一の色(=オレンジ+白)で表示される。また、ソ
フトキーとして「確認」キー126、「メニュー選択」
キー124及び「中止」キー127が表示される。
【0023】この「防火管理者への通報」火災ガイダン
ス画面G131においては、「確認」キー126又は
「中止」キー127が押下されると図5に示す火災ガイ
ダンス選択画面G130に戻る。この場合、「確認」キ
ー126が押下された場合には火災ガイダンス選択画面
G130における「防火管理者への通報」のシンボルG
1301aのオレンジと白が反転されて表示される。
【0024】また、火災ガイダンス選択画面G130に
おいて「消防署への通報」キーG1302が押下された
場合には、図7に示すような「消防署への通報」火災ガ
イダンス画面G132に移行し、消防署への通報する作
業内容を示すガイダンスG1321と、「消防署への通
報」のシンボルG1302aが同一の色で表示される。
【0025】同様に、図8に示す「避難誘導」火災ガイ
ダンス画面G133では避難誘導を行う作業内容を示す
ガイダンスG1331と、「避難誘導」のシンボルG1
303aが表示され、また、図9に示す「消火活動」火
災ガイダンス画面G134では消火活動を行う作業内容
を示すガイダンスG1341と、「消火活動」のシンボ
ルG1304aが表示される。
【0026】また、図7〜図9に示す各火災ガイダンス
画面G132〜G134においても同様に、ソフトキー
として「確認」キー126、「メニュー選択」キー12
4及び「中止」キー127が表示され、「確認」キー1
26又は「中止」キー127が押下されると図5に示す
火災ガイダンス選択画面G130に戻る。そして、この
場合にも同様に、「消防署への通報」火災ガイダンス画
面G132において「確認」キー126が押下された場
合には火災ガイダンス選択画面G130における「消防
署への通報」のシンボルG1302aの赤と白が反転さ
れて表示され、また、「避難誘導」火災ガイダンス画面
G133において「確認」キー126が押下された場合
には火災ガイダンス選択画面G130における「避難誘
導」のシンボルG1303aの緑と白が反転されて表示
され、また、「消火活動」火災ガイダンス画面G134
において「確認」キー126が押下された場合には火災
ガイダンス選択画面G130における「消火活動」のシ
ンボルG1304aの青と白が反転されて表示される。
【0027】次に、図10を参照して実火災時の表示動
作を説明する。先ず、初期画面として防災設備監視画面
を表示し(ステップS1)、この表示中に端末が発報し
たり、「注意表示」レベルになるとステップS2からス
テップS3に進み、火災/非火災確認画面110を表示
する。そして、この火災/非火災確認画面110の表示
中に「いいえ」キー118が押下されるとステップS4
からステップS5に分岐して図4に示すような非火災ガ
イダンス画面G140〜G148を表示する。
【0028】これに対し、「はい」キー117が押下さ
れるとステップS4からステップS6に進んで、先ず、
火災ガイダンス選択画面G130を表示し、この表示中
にシンボルキーG1301〜G1304の何れかが押下
されるとその火災ガイダンス画面G131〜G134を
表示する(ステップS7→S8)。そして、火災ガイダ
ンス画面G131〜G134の表示中に「確認」キー1
26が押下されるとシンボルキーG1301〜G130
4の色を反転して火災ガイダンス選択画面G130を表
示し(ステップS9→S10→S6)、他方、「中止」
キー127が表示されるとシンボルキーG1301〜G
1304の色をそのままにして火災ガイダンス選択画面
G130を表示する(ステップS9→S11→S6)。
【0029】したがって、このように「防火管理者への
通報」、「消防署への通報」、「避難誘導」、「消火活
動」のように実火災時にユーザが行う複数種類の作業が
項分けされ、各項の作業をそれぞれ示す複数のシンボル
G1301〜G1304が色分けされた火災ガイダンス
選択画面G130がカラーで表示され、この火災ガイダ
ンス選択画面G130の表示中にシンボルシンボルG1
301〜G1304が選択された場合にそのシンボルに
対応する詳細な作業内容を示すガイダンス画面G131
〜G134に選択的に切り換えられるので、実火災時に
ユーザが行おうとしている種類の作業内容が表示され、
したがって、ユーザが行わなければならない各種作業を
確実に行わせることができる。
【0030】また、各火災ガイダンス画面G131〜G
134において「確認」キー126が押下されて火災ガ
イダンス選択画面G130に戻った場合に、各作業を行
ったシンボルの色を反転することにより、気が動転して
いるユーザに対してタッチ作業を実際に行ったという安
心感を与えることができ、緊急時の誤操作を防止するこ
とができる。
【0031】更に、各火災ガイダンス画面G131〜G
134において「中止」キー127が押下された場合に
も火災ガイダンス選択画面G130に戻るので、ユーザ
が火災ガイダンス選択画面G130上で誤操作して意図
しないガイダンス画面G131〜G134を選択しても
再度、火災ガイダンス選択画面G130から所望のガイ
ダンス画面G131〜G134を選択することができ、
したがって、ユーザが行わなければならない各種作業を
確実に行わせることができる。
【0032】また、この場合にはシンボルの色が反転し
ていないのでその作業を未だ行っていないことを確認し
て次の作業で確実に行うようにさせることができる。な
お、シンボルの色を反転する代わりに、タッチされたシ
ンボルの階調を低くしてもよい。また、確認を行ってい
ないシンボルを点滅して確認を行ったシンボルを継続し
て点灯したり、この点滅と点灯は逆でもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、実火災時
にユーザが行う複数種類の作業が項分けされ、各項の作
業をそれぞれ示す複数のシンボルが色分けされた火災ガ
イダンス選択画面がカラーで表示され、この火災ガイダ
ンス選択画面の表示中にシンボルが選択された場合にそ
のシンボルに対応する詳細な作業内容を示すガイダンス
画面に切り換えられてカラーで表示され、また、選択さ
れたガイダンス画面にそのシンボルが同一の色で表示さ
れるので、実火災時にユーザが行おうとしている種類の
作業内容が選択的に表示され、したがって、ユーザが行
わなければならない各種作業を確実に行わせることがで
きる。
【0034】また、選択されたガイダンス画面を表示中
にユーザによりそのガイダンスが確認された場合に火災
ガイダンス選択画面に切り換えられると共に、そのシン
ボルが反転されたり、階調が下って火災ガイダンス選択
画面に表示されるので、ユーザがその作業を実際に行っ
たという安心感を与えることができる。更に、選択され
たガイダンス画面を表示中にユーザによりそのガイダン
スが取り消された場合に火災ガイダンス選択画面に切り
換えられると共に、そのシンボルがそのままの色で表示
されるので、ユーザが火災ガイダンス選択画面上で誤操
作して意図しないガイダンス画面を選択しても再度、火
災ガイダンス選択画面から所望のガイダンス画面を選択
することができ、したがって、ユーザが行わなければな
らない各種作業を確実に行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る火災報知装置の一実施例を示す構
成図
【図2】図1の受信機の構成を示すブロック図
【図3】火災端末が発報した場合の火災/非火災確認画
面を示す説明図
【図4】ガイダンス画面の遷移を示す説明図
【図5】火災ガイダンス選択画面を示す説明図
【図6】「防火管理者への通報」火災ガイダンス画面を
示す説明図
【図7】「消防署への通報」火災ガイダンス画面を示す
説明図
【図8】「避難誘導」火災ガイダンス画面を示す説明図
【図9】「消火活動」火災ガイダンス画面を示す説明図
【図10】実火災時の表示動作を説明するためのフロー
チャート
【符号の説明】
1:受信機 1a:プリンタ 2〜6,10,13,14:中継器 2a,11:オンオフ感知器 3a:防火戸 4a:接点 5a:ガス漏れセンサ 6a:ベル 7:アナログ煙感知器 8:アナログ熱感知器 9:アドレッサブル差動感知器 12:終端器接続試験器 13a:熱線式人体検出器 15:二信号光電分離器 16a,16b:表示盤 17:CRT 18:シリアル分配器 19:中央監視盤 20:パーソナルコンピュータ 21:プリンタ 101:受信処理用MPU 102:伝送回路部 103:システムメモリ 104:表示部 105:操作部 105a:復旧スイッチ 105b:火災断定スイッチ 106:ガイダンス用MPU 107:ガイダンス表示操作部(液晶タッチパネル) 108:ワークメモリ 109:辞書メモリ 110:火災/非火災確認画面 111:火災・注意表示 112:発報階 113:発報場所 114:アドレス 115:火災確認メッセージ 116:火災/非火災確認ガイダンス 117:「はい」キー 118:「いいえ」キー 119:「拡大」」キー 120:「制御・鳴動」キー 121:「グラフ表示」キー 122:「全体図」キー 123:「詳細」キー 124:「メニュー選択」キー 125:「終了」キー 126:「確認」キー 127:「中止」キー G130:火災ガイダンス選択画面 G1301〜G1304:シンボルキー及びシンボル G1301a〜G1304a:シンボル G131:「防火管理者への通報」火災ガイダンス画面 G1311:「防火管理者への通報」ガイダンス G132:「消防署への通報」火災ガイダンス画面 G1321:「消防署への通報」火災ガイダンス G133:「避難誘導」火災ガイダンス画面 G1331:「避難誘導」火災ガイダンス G134:「消火活動」火災ガイダンス画面 G1341:「消火活動」火災ガイダンス G140〜G148:非火災ガイダンス画面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 英雄 東京都品川区上大崎2丁目10番43号 ホ ーチキ株式会社内 (72)発明者 諸田 知直 東京都品川区上大崎2丁目10番43号 ホ ーチキ株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−287199(JP,A) 特開 平2−35594(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G08B 23/00 510 G08B 17/00 G08B 31/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カラー表示手段と、 操作手段と、 実火災時にユーザが行うべき複数種類の作業を項分け
    し、各項の作業をそれぞれ示す複数のシンボルで色分け
    した火災ガイダンス選択画面を前記カラー表示手段に表
    示させ、この火災ガイダンス選択画面の表示中に前記操
    作手段によりシンボルが選択された場合にそのシンボル
    に対応する項の詳細な作業内容を示すガイダンス画面に
    切り換えて前記カラー表示手段に表示させる制御手段と
    を有する火災ガイダンス表示装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の火災ガイダンス表示装置に
    おいて、前記制御手段は、前記操作手段により選択され
    たガイダンス画面にそのシンボルを同一の色で表示させ
    ることを特徴とする火災ガイダンス表示装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の火災ガイダンス表示装置に
    おいて、前記制御手段は、前記操作手段により選択され
    たガイダンス画面を表示中にユーザによりそのガイダン
    スが前記操作手段を介して確認された場合に前記火災ガ
    イダンス選択画面に切り換えて前記カラー表示手段に表
    示させると共に、確認されたガイダンス画面に対応する
    シンボルを反転してその画面に表示させることを特徴と
    する火災ガイダンス表示装置。
  4. 【請求項4】請求項2記載の火災ガイダンス表示装置に
    おいて、前記制御手段は、前記操作手段により選択され
    たガイダンス画面を表示中にユーザによりそのガイダン
    スが前記操作手段を確認された場合に前記火災ガイダン
    ス選択画面に切り換えて前記カラー表示手段に表示させ
    ると共に、確認されたガイダンス画面に対応するシンボ
    ルの階調を下げてその画面に表示させることを特徴とす
    る火災ガイダンス表示装置。
  5. 【請求項5】請求項2乃至4のいずれかに記載の火災ガ
    イダンス表示装置において、前記制御手段は、前記操作
    手段により選択されたガイダンス画面を表示中にユーザ
    によりそのガイダンスが前記操作手段を取り消された場
    合に前記火災ガイダンス選択画面に切り換えて前記カラ
    ー表示手段に表示させると共に、取り消されたガイダン
    ス画面に対応するシンボルを同一の色で表示させること
    を特徴とする火災ガイダンス表示装置。
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