JP2983433B2 - 車両の寸法判定装置および寸法判定方法 - Google Patents
車両の寸法判定装置および寸法判定方法Info
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- JP2983433B2 JP2983433B2 JP6099390A JP9939094A JP2983433B2 JP 2983433 B2 JP2983433 B2 JP 2983433B2 JP 6099390 A JP6099390 A JP 6099390A JP 9939094 A JP9939094 A JP 9939094A JP 2983433 B2 JP2983433 B2 JP 2983433B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の寸法判定装置お
よび車両の寸法判定方法に関するものである。
よび車両の寸法判定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】立体駐車場として、前輪および後輪をそ
れぞれベルトコンベヤまたはスラットコンベヤなどの搬
送装置に載置して、入出庫時、駐車場内での車両の搬
送、および格納庫への受渡しを行うようにしたものがあ
る。
れぞれベルトコンベヤまたはスラットコンベヤなどの搬
送装置に載置して、入出庫時、駐車場内での車両の搬
送、および格納庫への受渡しを行うようにしたものがあ
る。
【0003】この種の搬送装置においては、前輪の位置
が所定位置にくるように、車両が搬送装置に載置される
ため、車両の入庫時に、係員が車種または目視により、
その車両の前輪から前端部までの長さおよび前輪から後
端部までの長さを判断して、入庫し得る車両かどうかを
判定していた。
が所定位置にくるように、車両が搬送装置に載置される
ため、車両の入庫時に、係員が車種または目視により、
その車両の前輪から前端部までの長さおよび前輪から後
端部までの長さを判断して、入庫し得る車両かどうかを
判定していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、係員
は多数の車種を記憶しておく必要があり、また目視によ
りその長さを判断する際に難しい場合があり、また係員
の目視による判断に頼ると、どうしても車両を停止させ
る必要があるため、混雑する場合があり、さらに入庫で
きない車種の場合には、バックしなければならないとい
う問題があった。
は多数の車種を記憶しておく必要があり、また目視によ
りその長さを判断する際に難しい場合があり、また係員
の目視による判断に頼ると、どうしても車両を停止させ
る必要があるため、混雑する場合があり、さらに入庫で
きない車種の場合には、バックしなければならないとい
う問題があった。
【0005】そこで、本発明は上記問題を解消し得る車
両の寸法判定装置および寸法判定方法を提供することを
目的とする。
両の寸法判定装置および寸法判定方法を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の車両の寸法判定装置は、前輪位置検出器
と、この前輪位置検出器から所定距離前方に配置されて
車両を検出する第1車両検出器と、上記前輪位置検出器
から所定距離後方に配置されて車両を検出する第2車両
検出器と、これら各検出器からの出力信号を入力して、
車両の前輪中心から前端部までの長さおよび前輪中心か
ら後端部までの長さが、許容長さ以下であるかどうかを
判定するとともに、上記各車両検出器における検出およ
び非検出の状態変化に基づき、両車両検出器間に位置す
る車両の台数を判定する判定部とを具備したものであ
る。
め、本発明の車両の寸法判定装置は、前輪位置検出器
と、この前輪位置検出器から所定距離前方に配置されて
車両を検出する第1車両検出器と、上記前輪位置検出器
から所定距離後方に配置されて車両を検出する第2車両
検出器と、これら各検出器からの出力信号を入力して、
車両の前輪中心から前端部までの長さおよび前輪中心か
ら後端部までの長さが、許容長さ以下であるかどうかを
判定するとともに、上記各車両検出器における検出およ
び非検出の状態変化に基づき、両車両検出器間に位置す
る車両の台数を判定する判定部とを具備したものであ
る。
【0007】また、上記課題を解決するため、本発明の
車両の寸法判定方法は、前輪位置検出器により車両の前
輪位置を検出した際に、前方に配置された第1車両検出
器および後方に配置された第2車両検出器からの出力信
号を入力するとともに、この第1および第2車両検出器
からの出力信号が非検出状態である場合に、車両寸法が
許容長さ範囲内であると判定し、かつ、上記第2車両検
出器からの出力信号が検出状態になった場合に+1をカ
ウントし第1車両検出器からの出力信号が検出状態から
非検出状態になった場合に−1をカウントすることによ
り、上記第1および第2車両検出器の間に位置する車両
の台数を判定する方法である。
車両の寸法判定方法は、前輪位置検出器により車両の前
輪位置を検出した際に、前方に配置された第1車両検出
器および後方に配置された第2車両検出器からの出力信
号を入力するとともに、この第1および第2車両検出器
からの出力信号が非検出状態である場合に、車両寸法が
許容長さ範囲内であると判定し、かつ、上記第2車両検
出器からの出力信号が検出状態になった場合に+1をカ
ウントし第1車両検出器からの出力信号が検出状態から
非検出状態になった場合に−1をカウントすることによ
り、上記第1および第2車両検出器の間に位置する車両
の台数を判定する方法である。
【0008】
【作用】上記の寸法判定装置および寸法判定方法による
と、車両が前輪位置検出器により検出された際に、第1
および第2車両検出器の両方からの入力信号が非検出状
態である場合には、車両の所定の長さが、許容長さの範
囲内であると判定され、また少なくともいずれかの車両
検出器からの出力信号が検出状態である場合には、車両
の所定長さが許容長さの範囲外であると判定される。さ
らに、上記第2車両検出器からの出力信号が非検出状態
から検出状態に変化した場合に+1をカウントし、また
第1車両検出器からの出力信号が検出状態から非検出状
態に変化した場合に−1をカウントすることにより、両
車両検出器間に位置する車両の台数が判定される。すな
わち、他の車両の進入にかかわらず、車両一台について
の所定長さが、許容長さの範囲内か範囲外かを、自動的
にかつ正確に知ることができる。
と、車両が前輪位置検出器により検出された際に、第1
および第2車両検出器の両方からの入力信号が非検出状
態である場合には、車両の所定の長さが、許容長さの範
囲内であると判定され、また少なくともいずれかの車両
検出器からの出力信号が検出状態である場合には、車両
の所定長さが許容長さの範囲外であると判定される。さ
らに、上記第2車両検出器からの出力信号が非検出状態
から検出状態に変化した場合に+1をカウントし、また
第1車両検出器からの出力信号が検出状態から非検出状
態に変化した場合に−1をカウントすることにより、両
車両検出器間に位置する車両の台数が判定される。すな
わち、他の車両の進入にかかわらず、車両一台について
の所定長さが、許容長さの範囲内か範囲外かを、自動的
にかつ正確に知ることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図9に基づ
き説明する。本発明に係る車両の寸法判定装置は、立体
駐車場の入庫部に設けられるものである。そして、この
立体駐車場は、車両の前輪および後輪をそれぞれ載置支
持するとともにその幅方向で移動させる前輪用ベルト部
および後輪用ベルト部を有するコンベヤ装置(搬送装置
の一例で、例えばスラットコンベヤなども使用されてい
る。)が設けられたものであり、またこのコンベヤ装置
は、例えば車両の入出庫部、車両昇降用のエレベータ装
置、各駐車階に配置された車両搬送用の走行台車、各駐
車階における車両用格納庫などにそれぞれ配置されてい
る。
き説明する。本発明に係る車両の寸法判定装置は、立体
駐車場の入庫部に設けられるものである。そして、この
立体駐車場は、車両の前輪および後輪をそれぞれ載置支
持するとともにその幅方向で移動させる前輪用ベルト部
および後輪用ベルト部を有するコンベヤ装置(搬送装置
の一例で、例えばスラットコンベヤなども使用されてい
る。)が設けられたものであり、またこのコンベヤ装置
は、例えば車両の入出庫部、車両昇降用のエレベータ装
置、各駐車階に配置された車両搬送用の走行台車、各駐
車階における車両用格納庫などにそれぞれ配置されてい
る。
【0010】以下、車両の寸法判定装置について説明す
る。なお、この寸法判定装置は、図1に示すように、車
両1の前輪2の中心軸aを基準にして、車両の前端部ま
での前部長さ(以下、前側オーバハングという)L 1 、
および前輪2から後端部までの後部長さ(以下、後側オ
ーバハングという)L2 が、上記コンベヤ装置の前輪ベ
ルト部を基準にして、所定の長さ内に入るように、すな
わちコンベヤ装置による車両の搬送時に、他の構造部材
に接触しない範囲(以下、許容長さという)内であるこ
とを確認するためのものである。
る。なお、この寸法判定装置は、図1に示すように、車
両1の前輪2の中心軸aを基準にして、車両の前端部ま
での前部長さ(以下、前側オーバハングという)L 1 、
および前輪2から後端部までの後部長さ(以下、後側オ
ーバハングという)L2 が、上記コンベヤ装置の前輪ベ
ルト部を基準にして、所定の長さ内に入るように、すな
わちコンベヤ装置による車両の搬送時に、他の構造部材
に接触しない範囲(以下、許容長さという)内であるこ
とを確認するためのものである。
【0011】この寸法判定装置は、図2〜図5に示すよ
うに、入庫部への車両の進入通路3の途中に設けられた
前輪検出センサ(前輪位置検出器の一例で、テープ型ス
イッチが用いられている。具体的には、このテープの表
面に、6〜10kg/cm2の圧力が作用した場合に通電する
ものである。)11と、この前輪検出センサ11より所
定距離(S1 )前方の進入通路3の両側部に配置された
前端部検出センサ[第1車両検出器の一例で、例えば2
組の光電スイッチ(投光器および受光器を有するもの)
が使用される。]12と、上記前輪検出センサ11より
所定距離(S2)後方の進入通路3の両側部に配置され
た後端部検出センサ(第2車両検出センサ12の一例
で、例えば2組の光電スイッチが使用される。)13
と、これら各スイッチ11〜13からの出力信号を入力
するとともに、車両1の通過を確認し、かつこの通過し
ている車両1の前側オーバハングL1 および後側オーバ
ハングL2 が、所定の距離S1 ,S2 内に位置している
かどうかを判定する判定部(例えば、比較判定回路、カ
ウンタなどどを有するもの)14とから構成され、また
この判定部14での判定に応じて表示器または他の制御
機器15に所定の信号が出力されるように構成されてい
る。
うに、入庫部への車両の進入通路3の途中に設けられた
前輪検出センサ(前輪位置検出器の一例で、テープ型ス
イッチが用いられている。具体的には、このテープの表
面に、6〜10kg/cm2の圧力が作用した場合に通電する
ものである。)11と、この前輪検出センサ11より所
定距離(S1 )前方の進入通路3の両側部に配置された
前端部検出センサ[第1車両検出器の一例で、例えば2
組の光電スイッチ(投光器および受光器を有するもの)
が使用される。]12と、上記前輪検出センサ11より
所定距離(S2)後方の進入通路3の両側部に配置され
た後端部検出センサ(第2車両検出センサ12の一例
で、例えば2組の光電スイッチが使用される。)13
と、これら各スイッチ11〜13からの出力信号を入力
するとともに、車両1の通過を確認し、かつこの通過し
ている車両1の前側オーバハングL1 および後側オーバ
ハングL2 が、所定の距離S1 ,S2 内に位置している
かどうかを判定する判定部(例えば、比較判定回路、カ
ウンタなどどを有するもの)14とから構成され、また
この判定部14での判定に応じて表示器または他の制御
機器15に所定の信号が出力されるように構成されてい
る。
【0012】また、上記判定装置14に設けられたカウ
ンタは、後端部検出センサ13が車両1の通過(進入)
を検出した時に、カウンタには1が加えられ、また前端
部検出センサ12が車両1の通過(退出)を検出した時
には、カウンタから1が減じられるように構成されてい
る。
ンタは、後端部検出センサ13が車両1の通過(進入)
を検出した時に、カウンタには1が加えられ、また前端
部検出センサ12が車両1の通過(退出)を検出した時
には、カウンタから1が減じられるように構成されてい
る。
【0013】次に、車両の寸法判定方法について説明す
る。図6(a)に示すように、車両1が入庫部手前の進
入通路3に進入してきた場合、車両1により後端部検出
センサ13が遮られてオン状態(検出状態)となる。こ
れにより、カウンタは1となる。そして、図6(b)に
示すように、車両1がさらに前進して、前輪2が前輪検
出センサ11を踏むと、このことが判定部14に入力さ
れる。
る。図6(a)に示すように、車両1が入庫部手前の進
入通路3に進入してきた場合、車両1により後端部検出
センサ13が遮られてオン状態(検出状態)となる。こ
れにより、カウンタは1となる。そして、図6(b)に
示すように、車両1がさらに前進して、前輪2が前輪検
出センサ11を踏むと、このことが判定部14に入力さ
れる。
【0014】そして、この時、前端部および後端部検出
センサ12,13が共に遮られていないオフ状態(非検
出状態)である場合には、車両1の前端部が所定の距離
S1以内の位置にあるととももに、後端部もやはり所定
の距離S2 以内に位置していることになり、このことが
判定部14で判定される。
センサ12,13が共に遮られていないオフ状態(非検
出状態)である場合には、車両1の前端部が所定の距離
S1以内の位置にあるととももに、後端部もやはり所定
の距離S2 以内に位置していることになり、このことが
判定部14で判定される。
【0015】すなわち、前輪2の中心軸を中心にして、
その前側オーバハングL1 および後側オーバハングL2
とも所定の距離内であるため、この車両は許容長さの範
囲内にあり、問題なく、各コンベヤ装置により、搬送し
得ることを意味している。
その前側オーバハングL1 および後側オーバハングL2
とも所定の距離内であるため、この車両は許容長さの範
囲内にあり、問題なく、各コンベヤ装置により、搬送し
得ることを意味している。
【0016】一方、図7に示すように、前輪2が前輪検
出センサ11を踏んだ際に、前端部検出センサ12(ま
たは後端部検出センサ13)が遮光されてオン状態であ
る場合には、車両1の寸法が許容長さ外であり、コンベ
ヤ装置により搬送することができないという判定がなさ
れる。この判定が、例えば表示器または他の制御機器1
5に送られて、表示またはそれに応じた制御(警告など
を含む)がなされる。
出センサ11を踏んだ際に、前端部検出センサ12(ま
たは後端部検出センサ13)が遮光されてオン状態であ
る場合には、車両1の寸法が許容長さ外であり、コンベ
ヤ装置により搬送することができないという判定がなさ
れる。この判定が、例えば表示器または他の制御機器1
5に送られて、表示またはそれに応じた制御(警告など
を含む)がなされる。
【0017】ところで、車両が連続して進入通路3に入
ってきた場合、前輪検出センサ11がオン状態になった
時に、例えば前端部検出センサ12が遮光されてオン状
態になっているか、または後端部検出センサ13が遮光
されてオン状態のいずれかになっている場合には、その
車両の前端部または後端部が所定の許容長さよりオーバ
している状態か、または他の車両の後端部または前端部
を検出している状態かが分からなくなるが、このこと
は、カウンタの数値により、判断することができる。
ってきた場合、前輪検出センサ11がオン状態になった
時に、例えば前端部検出センサ12が遮光されてオン状
態になっているか、または後端部検出センサ13が遮光
されてオン状態のいずれかになっている場合には、その
車両の前端部または後端部が所定の許容長さよりオーバ
している状態か、または他の車両の後端部または前端部
を検出している状態かが分からなくなるが、このこと
は、カウンタの数値により、判断することができる。
【0018】すなわち、図8(a)に示すように、所定
の許容長さ内に入っている判定対象車両1A以外の車両
1Bが進入してきた場合には、カウンタによるカウント
数が2となり(後端部検出センサ13が2回オン状態と
なるため)、したがって現在、後端部検出センサ13が
オン状態となったのは、他の車両1Bの進入によるもの
であることが分かる。
の許容長さ内に入っている判定対象車両1A以外の車両
1Bが進入してきた場合には、カウンタによるカウント
数が2となり(後端部検出センサ13が2回オン状態と
なるため)、したがって現在、後端部検出センサ13が
オン状態となったのは、他の車両1Bの進入によるもの
であることが分かる。
【0019】また、図8(b)に示すように、判定対象
車両1Aの前後に他の車両1B,1Cが位置して各セン
サ11,12,13がオン状態になっている場合には、
カウント数が3になっており、この状態についても容易
にそのことが分かる。
車両1Aの前後に他の車両1B,1Cが位置して各セン
サ11,12,13がオン状態になっている場合には、
カウント数が3になっており、この状態についても容易
にそのことが分かる。
【0020】さらに、図8(c)に示すように、判定対
象車両1Aの前方に他の車両1Bの後端部が位置してい
る場合にも、やはりカウント数が2であり、図8(d)
に示すように、前方の他の車両1Bが許容長さから出た
場合には、前端部検出センサ12が通光してオフ状態と
なり、カウント数が1だけ減る。したがって、カウント
が1となり、これにより、今、判定対象範囲である許容
長さ内に入っているのは、判定対象の車両だけであるこ
とが、容易に知ることができる。
象車両1Aの前方に他の車両1Bの後端部が位置してい
る場合にも、やはりカウント数が2であり、図8(d)
に示すように、前方の他の車両1Bが許容長さから出た
場合には、前端部検出センサ12が通光してオフ状態と
なり、カウント数が1だけ減る。したがって、カウント
が1となり、これにより、今、判定対象範囲である許容
長さ内に入っているのは、判定対象の車両だけであるこ
とが、容易に知ることができる。
【0021】なお、図6〜図8において、各車両1の前
輪2の位置を、黒塗りの三角印で示す。また、図9に上
記の判定方法における要部のフローチャートを示す。
輪2の位置を、黒塗りの三角印で示す。また、図9に上
記の判定方法における要部のフローチャートを示す。
【0022】このように、上記実施例の車両の寸法判定
装置および寸法判定方法によると、車両の走行中におい
て、他の車両の進入にかかわらず、車両1の前輪2から
前端部および後端部までの各距離が所定の許容長さ内
に、入っているかどうかを自動的にかつ正確に知ること
ができる。すなわち、従来のように、入庫部での車両の
寸法を、係員が目視により判定する場合に比べて、正確
かつ迅速に、入庫を許容し得る車両を判定することがで
きる。
装置および寸法判定方法によると、車両の走行中におい
て、他の車両の進入にかかわらず、車両1の前輪2から
前端部および後端部までの各距離が所定の許容長さ内
に、入っているかどうかを自動的にかつ正確に知ること
ができる。すなわち、従来のように、入庫部での車両の
寸法を、係員が目視により判定する場合に比べて、正確
かつ迅速に、入庫を許容し得る車両を判定することがで
きる。
【0023】また、上記寸法判定装置を入庫部手前の車
両の進入通路に設けておけば、許容長さ外の車両を入庫
部手前で排除し得るため、入庫部付近での混雑を防止す
ることができる。
両の進入通路に設けておけば、許容長さ外の車両を入庫
部手前で排除し得るため、入庫部付近での混雑を防止す
ることができる。
【0024】ところで、上記実施例においては、前輪検
出センサ11として、テープ型スイッチを使用したが、
例えば光電スイッチを使用してもよい。また、車両の前
端部または後端部検出センサとして、2組の光電スイッ
チを使用したが、これは検出をより確実にするためであ
り、勿論、1組の光電スイッチでもよく、場合によって
は3組以上の光電スイッチを設けてもよい。
出センサ11として、テープ型スイッチを使用したが、
例えば光電スイッチを使用してもよい。また、車両の前
端部または後端部検出センサとして、2組の光電スイッ
チを使用したが、これは検出をより確実にするためであ
り、勿論、1組の光電スイッチでもよく、場合によって
は3組以上の光電スイッチを設けてもよい。
【0025】さらに、上記実施例においては、立体駐車
場に適用した場合について説明したが、立体駐車場以外
で、車両の前輪を中心にして、その前端部および後端部
までの長さの判定を必要とする場所に、適用し得るもの
である。
場に適用した場合について説明したが、立体駐車場以外
で、車両の前輪を中心にして、その前端部および後端部
までの長さの判定を必要とする場所に、適用し得るもの
である。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明の車両の寸法判定装
置および寸法判定方法によると、車両の前輪から前端部
および前輪から後端部までの各長さが許容長さの範囲内
に入っているかどうかを、他の車両の進入にかかわら
ず、自動的にかつ正確に知ることができる。すなわち、
従来のように、入庫部での車両の寸法を、係員が目視に
より判定する場合に比べて、正確かつ迅速に、入庫を許
容し得る車両を判定することができる。
置および寸法判定方法によると、車両の前輪から前端部
および前輪から後端部までの各長さが許容長さの範囲内
に入っているかどうかを、他の車両の進入にかかわら
ず、自動的にかつ正確に知ることができる。すなわち、
従来のように、入庫部での車両の寸法を、係員が目視に
より判定する場合に比べて、正確かつ迅速に、入庫を許
容し得る車両を判定することができる。
【0027】また、寸法判定装置を入庫部手前の車両の
進入通路に設けておけば、許容長さ範囲外の車両を入庫
部手前で排除し得るため、従来のように、車両をバック
させるような事態を未然に防止することができ、したが
って入庫部付近での車両の混雑を防止することができ
る。
進入通路に設けておけば、許容長さ範囲外の車両を入庫
部手前で排除し得るため、従来のように、車両をバック
させるような事態を未然に防止することができ、したが
って入庫部付近での車両の混雑を防止することができ
る。
【0028】さらに、車両の走行中においても、車両の
所定の長さが許容長さ範囲内か範囲外かを知ることがで
きるため、より一層、入庫作業を迅速に行うことができ
る。
所定の長さが許容長さ範囲内か範囲外かを知ることがで
きるため、より一層、入庫作業を迅速に行うことができ
る。
【図1】本発明の一実施例における車両の寸法を示す側
面図である。
面図である。
【図2】同実施例の進入通路に設けられた車両寸法判定
装置の概略平面図である。
装置の概略平面図である。
【図3】図2のA−A矢視図である。
【図4】図2のB−B矢視図である。
【図5】同実施例における車両寸法判定装置の概略構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図6】同実施例における車両寸法判定方法を説明する
平面図である。
平面図である。
【図7】同実施例における車両寸法判定方法を説明する
平面図である。
平面図である。
【図8】同実施例における車両寸法判定方法を説明する
平面図である。
平面図である。
【図9】同実施例における車両寸法判定方法の要部の手
順を示すフローチャートである。
順を示すフローチャートである。
1 車両 2 前輪 3 進入通路 11 前輪検出センサ 12 前端部検出センサ 13 後端部検出センサ 14 判定部 15 表示器または他の制御機器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭48−40467(JP,A) 特開 昭52−24550(JP,A) 特開 昭48−43958(JP,A) 特開 昭52−152745(JP,A) 特開 昭50−130473(JP,A) 特開 平6−168244(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01B 11/00 - 11/30 102 G01B 17/00 - 21/32 G06F 15/21 G08G 1/00 - 9/02 E04H 6/42
Claims (2)
- 【請求項1】前輪位置検出器と、この前輪位置検出器か
ら所定距離前方に配置されて車両を検出する第1車両検
出器と、上記前輪位置検出器から所定距離後方に配置さ
れて車両を検出する第2車両検出器と、これら各検出器
からの出力信号を入力して、車両の前輪中心から前端部
までの長さおよび前輪中心から後端部までの長さが、許
容長さ以下であるかどうかを判定するとともに、上記各
車両検出器における検出および非検出の状態変化に基づ
き、両車両検出器間に位置する車両の台数を判定する判
定部とを具備したことを特徴とする車両の寸法判定装
置。 - 【請求項2】前輪位置検出器により車両の前輪位置を検
出した際に、前方に配置された第1車両検出器および後
方に配置された第2車両検出器からの出力信号を入力す
るとともに、この第1および第2車両検出器からの出力
信号が非検出状態である場合に、車両寸法が許容長さ範
囲内であると判定し、かつ、上記第2車両検出器からの
出力信号が検出状態になった場合に+1をカウントし第
1車両検出器からの出力信号が検出状態から非検出状態
になった場合に−1をカウントすることにより、上記第
1および第2車両検出器の間に位置する車両の台数を判
定することを特徴とする車両の寸法判定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6099390A JP2983433B2 (ja) | 1994-05-13 | 1994-05-13 | 車両の寸法判定装置および寸法判定方法 |
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JP6099390A JP2983433B2 (ja) | 1994-05-13 | 1994-05-13 | 車両の寸法判定装置および寸法判定方法 |
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JP4287946B2 (ja) * | 1999-04-07 | 2009-07-01 | アマノ株式会社 | 車両用フロントオーバーハング検出方法とその装置 |
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1994
- 1994-05-13 JP JP6099390A patent/JP2983433B2/ja not_active Expired - Fee Related
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