JP3001769B2 - 最低車高の判定装置および最低車高の判定方法 - Google Patents

最低車高の判定装置および最低車高の判定方法

Info

Publication number
JP3001769B2
JP3001769B2 JP6099389A JP9938994A JP3001769B2 JP 3001769 B2 JP3001769 B2 JP 3001769B2 JP 6099389 A JP6099389 A JP 6099389A JP 9938994 A JP9938994 A JP 9938994A JP 3001769 B2 JP3001769 B2 JP 3001769B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle height
vehicle
height
minimum vehicle
minimum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6099389A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07306014A (ja
Inventor
孝 八田
藤田  勉
英夫 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Zosen Corp filed Critical Hitachi Zosen Corp
Priority to JP6099389A priority Critical patent/JP3001769B2/ja
Publication of JPH07306014A publication Critical patent/JPH07306014A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3001769B2 publication Critical patent/JP3001769B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、最低車高の判定装置お
よび車両の最低車高の判定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】立体駐車場として、前輪および後輪をそ
れぞれベルトコンベヤまたはスラットコンベヤなどの搬
送装置に載置して、入出庫時、駐車場内での車両の搬
送、および格納庫への受渡しを行うようにしたものがあ
る。
【0003】そして、このような搬送装置により車両を
搬送する場合、車体の最低高さ(以下、最低車高とい
う)に制限があり、したがってこの制限より低い最低車
高の車両を格納することができない。このため、従来、
立体駐車場の入庫側に、光電スイッチを1組設けてお
き、入庫する車両の最低車高をチェックしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、1組の光電ス
イッチにより、最低車高を判定する場合、車体だけを判
定し得るものであればよいが、車輪を判定対象としてし
まう場合があり、したがって、常に、係員による目視と
光電スイッチによるチェックとを併用する必要があるた
め、迅速な入庫作業を行うことができないという問題が
あった。
【0005】そこで、本発明は上記問題を解消し得る最
低車高の判定装置および最低車高の判定方法を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の最低車高の判定装置は、車両の通路の側部
に3組の光電スイッチを配置するとともに、これら各光
電スイッチの配置状態を、通路に沿う鉛直面内で三角形
の各頂点に対応するようになし、かつこの三角形の上方
中央部に配置される光電スイッチにより車体の最低車高
を検出するようにするとともに、下方の前部および後部
に配置される光電スイッチにより車両の車輪部分を検出
するようになし、さらにこれら各光電スイッチからの出
力信号を入力するとともに、これら入力された各出力信
号の内、中央部光電スイッチからの出力信号だけが、車
体の検出状態を示している場合に、最低車高が所定高さ
より低いと判定する判定部を具備したものである。
【0007】また、上記課題を解決するため、本発明の
最低車高の判定方法は、車両の通路の側部に、かつ通路
に沿う鉛直面内で三角形の各頂点に対応して配置された
上方の中央部光電スイッチ、下方の前部および後部光電
スイッチからの出力信号を入力するとともに、これら入
力された各出力信号の内、中央部光電スイッチからの出
力信号だけが、車体の検出状態を示している場合に、最
低車高が所定の高さよりも低いと判定する方法である。
【0008】
【作用】上記の最低車高の判定装置および最低車高の判
定方法によると、三角形の上方の頂点に対応する上方の
中央部に配置された光電スイッチだけが遮光されている
場合に、最低車高が許容高さより低いと判定されるた
め、車輪に影響されることなく、最低車高が許容高さよ
り低いか否かが、自動的にかつ正確に判定することがで
きる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図7に基づ
き説明する。本発明に係る最低車高の判定装置は、立体
駐車場の入庫側に設けられている。例えば、この立体駐
車場は、車両の前輪および後輪をそれぞれ載置支持する
とともにその幅方向で移動させる前輪用ベルト部および
後輪用ベルト部を有するコンベヤ装置(搬送装置の一例
で、例えばスラットコンベヤなども使用されている。)
が設けられたものであり、このようなコンベヤ装置に
は、その構成上、最低車高に制限が設けられている。
【0010】以下、このような場合に対処するための最
低車高の判定装置について説明する。この最低車高の判
定装置は、例えば立体駐車場における入庫部への進入用
通路の途中に設けられており、この通路の側部に配置さ
れている。
【0011】図1〜図4に示すように、この判定装置
は、進入用通路1の側部に、かつその進入方向に沿う鉛
直面内で三角形の各頂点に対応する位置に配置された3
組の光電スイッチ(投光部と受光部とを有するもの)
2,3,4と、これら各光電スイッチ2,3,4からの
出力信号を入力して、判定している車両11の最低車高
が許容高さより低いか否かを判定するとともに、その判
定結果を表示器または他の制御機器6に出力する判定部
(例えば、比較判定回路などを有するもの)5とを具備
している。
【0012】そして、上記3組の光電スイッチ2〜4の
内、2組の光電スイッチ3,4については、地上より少
し上方位置(常に車輪12だけを検出し得る位置)の前
方および後方に所定間隔をおいて配置されており(以
下、これらを前部光電スイッチ3、後部光電スイッチ4
という)、また残りの1組の光電スイッチ2について
は、上記前部および後部光電スイッチ3,4の中間に配
置されており、かつこの中間に配置された光電スイッチ
2(以下、これを中央部光電スイッチという)の設置高
さは、立体駐車場内での車両の搬送(または移動)など
に支障のない最低車高、すなわち車体の底面が他の部材
に接触しないような高さにされている。
【0013】次に、最低車高の判定方法について説明す
る。図5に示すように、最低車高hが十分に高い通常の
車両11Aが進入用通路1に入ってくると、3組の光電
スイッチ2〜4が遮光されることがなく車体が通過する
が、前輪12の部分で、最初に後部光電スイッチ4が遮
光されてオン状態となり、その後、中央部光電スイッチ
2が遮光されてオン状態となる。この時、前部光電スイ
ッチ3においては、通光したオフ状態となっている。
【0014】そして、これら各光電スイッチ2〜4から
の出力信号が、判定部5に入力され、ここで、少なくと
も中央部光電スイッチ2と後部光電スイッチ4がオン状
態であるため、車輪12を検出している状態であること
が判定される。
【0015】したがって、現在、判定対象である車両1
1Aの最低車高hは、許容高さHより高いことが分か
る。次に、図6に示すように、車体の改造などにより、
その最低車高hが、許容高さHよりも低い車両11Bの
場合には、まず中央部光電スイッチ2だけが遮光され
て、オン状態となる。この時、前部および後部光電スイ
ッチ3,4は通光したオフ状態となっている。
【0016】そして、各光電スイッチ2〜4のオン・オ
フ状態の出力信号が判定部5に入力され、ここで、中央
部光電スイッチ2だけがオン状態であることが判定され
る。すなわち、後部光電スイッチ4が通光状態であるた
め、車輪12を判定対象としていないと判定されるとと
もに、車両の最低車高が、許容高さよりも低いと判定さ
れる。
【0017】上記の判定結果が、表示器または他の制御
機器6に送られて、表示またはそれに応じた制御(警告
などを含む)がなされる。上記の手順を、フローチャー
トにて示すと、図7のようになる。
【0018】このように、上記実施例の最低車高の判定
装置および最低車高の判定方法によると、車両の走行時
に、自動的に、最低車高が許容高さ以下であるか否かを
判定することができる。
【0019】なお、車両が逆向きに走行している場合に
おいては、上述した場合と同様に、中央部光電スイッチ
2のオン状態だけで、最低車高の判定をすることがで
き、また車輪を判定対象としているか否かは、前部光電
スイッチ3がオン状態になっていることで、判定するこ
とができる。
【0020】また、上記最低車高の判定装置を入庫部手
前の車両の進入用通路に設けておけば、許容高さ以下の
車両を入庫部手前で排除し得るため、入庫部付近での混
雑を防止することができる。
【0021】ところで、上記実施例においては、最低車
高の判定装置を、立体駐車場の入庫部への進入用通路に
配置した場合について説明したが、駐車場以外でかつ車
両の最低車高を調べる必要がある箇所にも、簡単に設置
し得るものである。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明の最低車高の判定装
置および最低車高の判定方法によると、三角形の上方の
頂点に対応する上方の中央部に配置された光電スイッチ
だけが遮光されている場合に、最低車高が許容高さより
低いと判定されるため、車輪に影響されることなく、最
低車高が許容高さより低いか否かが、自動的にかつ正確
に判定することができ、したがって例えば立体駐車場の
入庫側の通路に配置した場合には、入庫作業を極めて迅
速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における最低車高の判定装置
の概略構成を示す側面図である。
【図2】同実施例の進入用通路に設けられた最低車高の
判定装置の平面図である。
【図3】図2のA−A矢視図である。
【図4】同実施例における最低車高の判定装置の概略構
成を示すブロック図である。
【図5】同実施例における最低車高の判定方法を説明す
る側面図である。
【図6】同実施例における最低車高の判定方法を説明す
る側面図である。
【図7】同実施例における最低車高の判定手順を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 進入用通路 2 中央部光電スイッチ 3 前部光電スイッチ 4 後部光電スイッチ 5 判定部 6 表示器または他の制御機器 11 車両 12 前輪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−160299(JP,A) 特開 昭57−123499(JP,A) 特開 平6−240916(JP,A) 特開 平6−240917(JP,A) 特開 平7−139212(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 11/00 - 11/30 102 G01B 17/00 - 21/32 E04H 6/42

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の通路の側部に3組の光電スイッチを
    配置するとともに、これら各光電スイッチの配置状態
    を、通路に沿う鉛直面内で三角形の各頂点に対応するよ
    うになし、かつこの三角形の上方中央部に配置される光
    電スイッチにより車体の最低車高を検出するようにする
    とともに、下方の前部および後部に配置される光電スイ
    ッチにより車両の車輪部分を検出するようになし、さら
    これら各光電スイッチからの出力信号を入力するとと
    もに、これら入力された各出力信号の内、中央部光電ス
    イッチからの出力信号だけが、車体の検出状態を示して
    いる場合に、最低車高が所定高さより低いと判定する
    定部を具備したことを特徴とする最低車高の判定装置。
  2. 【請求項2】車両の通路の側部に、かつ通路に沿う鉛直
    面内で三角形の各頂点に対応して配置された上方の中央
    部光電スイッチ、下方の前部および後部光電スイッチか
    らの出力信号を入力するとともに、これら入力された各
    出力信号の内、中央部光電スイッチからの出力信号だけ
    が、車体の検出状態を示している場合に、最低車高が所
    定の高さよりも低いと判定することを特徴とする最低車
    高の判定方法。
JP6099389A 1994-05-13 1994-05-13 最低車高の判定装置および最低車高の判定方法 Expired - Fee Related JP3001769B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6099389A JP3001769B2 (ja) 1994-05-13 1994-05-13 最低車高の判定装置および最低車高の判定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6099389A JP3001769B2 (ja) 1994-05-13 1994-05-13 最低車高の判定装置および最低車高の判定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07306014A JPH07306014A (ja) 1995-11-21
JP3001769B2 true JP3001769B2 (ja) 2000-01-24

Family

ID=14246153

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6099389A Expired - Fee Related JP3001769B2 (ja) 1994-05-13 1994-05-13 最低車高の判定装置および最低車高の判定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3001769B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07306014A (ja) 1995-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3558058B2 (ja) 屋外駐車場における自動誘導方法、および同誘導装置
JP3001769B2 (ja) 最低車高の判定装置および最低車高の判定方法
JP3522134B2 (ja) 最低車高の判定装置およびその判定方法
JP2983433B2 (ja) 車両の寸法判定装置および寸法判定方法
JP3886252B2 (ja) 無人搬送車の走行制御方法
JP3140650B2 (ja) 車種判別装置
JP3073414B2 (ja) 車両検知装置
JP3207696B2 (ja) 車種判別装置
JP3351453B2 (ja) 搬送用電車の現在走行位置検出装置
JP2529747B2 (ja) マンコンベアの安全装置
JPS61217806A (ja) 無人走行車
JPS6077208A (ja) 無人搬送車
JPH07293023A (ja) 駐車場
JP2815172B2 (ja) 踏切障害物検出装置
JPH0362198A (ja) 交通信号制御装置
JPH07230599A (ja) 通過車両検知システム
JP2801133B2 (ja) 駐車場設備における車両寸法検出装置および方法
JP3235348B2 (ja) 無人搬送車システムにおける待機制御装置
JPH02115477A (ja) 車輌停止位置検出装置
JPS59191617A (ja) 自走式運搬車の制御方法
JPS58177765A (ja) 車両編成長検出方法
JP2002161646A (ja) 機械式立体駐車場の斜め停車自動修正方法及び装置
JP2879516B2 (ja) 車両の旋回装置
JPH0660559U (ja) 移動体の安全装置
JPH06111179A (ja) 駐車台数管理装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees