JP2529747B2 - マンコンベアの安全装置 - Google Patents

マンコンベアの安全装置

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JP2529747B2
JP2529747B2 JP2013654A JP1365490A JP2529747B2 JP 2529747 B2 JP2529747 B2 JP 2529747B2 JP 2013654 A JP2013654 A JP 2013654A JP 1365490 A JP1365490 A JP 1365490A JP 2529747 B2 JP2529747 B2 JP 2529747B2
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康雅 治田
康之 高木
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、マンコンベアの安全装置、例えば荷物運
搬用のカートなどの運搬車が利用するマンコンベアに設
けられるマンコンベアの安全装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、例えば空港などでは、大きな荷物を複数個運搬
するための運搬車であるカートを、エスカレーターや動
く歩道などのマンコンベアにより、昇降,移動させてい
る。
第4図はエスカレーターにカートを乗せた状態を示す
側面図であり、図において符号(1)は踏段、(2)は
降口の床部に設けられた櫛板、(3)は運搬車であるカ
ート、(4)はカート(3)を操作する作業者である。
上記のようなカート(3)においては、その前輪(3
a)が櫛板(2)とこの櫛板(2)に接する踏段(1)
との段差部(5)に当たることにより、これをスムーズ
に前進させられなくなることがある。このように、カー
ト(3)が降口前に滞留した状態でエスカレーターの運
転を続けると、後続する乗客やカートがカート(3)や
作業者(4)に衝突して事故となる虞れがある。
一方、他の運搬車である車椅子をエスカレーターに安
全に乗せるための装置として、従来、例えば実開昭59−
22279号公報に示されたものが知られている。
これは、車椅子の乗客がエスカレーターに乗っている
間、他の乗客が乗らないように警報を発するものであ
る。
[発明が解決しようとする課題] 上記のような従来のエスカレーターにおいては、降口
でのカート(3)の滞留による衝突事故を防ぐために、
車椅子の例のように他の乗客等がカート(3)の後に一
切乗らないようにしてしまうと、多数のカート(3)を
次々と昇降させる場合などには非常に時間がかかってし
まい、エスカレーターの運転効率が悪くなってしまうと
いう問題点があった。
この発明は、上記のような問題点を解決することを課
題としてなされたものであり、マンコンベアの利用効率
の低下を防止しつつ、マンコンベアの降口での運搬車の
滞留による運搬車や作業者の衝突事故を未然に防ぐこと
ができるマンコンベアの安全装置を得ることを目的とす
る。
[課題を解決するための手段] この発明に係るマンコンベアの安全装置は、通過する
運搬車を検出する検出器をマンコンベアの乗口近傍に設
け、この検出器からの信号に応じて警報を発する警報器
を検出器に接続したものである。
[作用] この発明においては、検出器が運搬車を検出すると、
警報器が警報を発し、この運搬車に後続する運搬車・乗
客がマンコンベアに所定の時間乗らないようにする。
[実施例] 以下、この発明をその一実施例を示す図に基づいて説
明する。
第1図はこの発明の一実施例によるエスカレーターの
安全装置を示す構成図、第2図は第1図の要部を拡大し
て示す断面図であり、第4図と同一または相当部分には
同一符号を付し、その説明を省略する。
図において、符号(11)はカート(3)の下部に取り
付けられた反射板、(12)はエスカレーターの乗口直前
の床下に設けられ発光器(12a)と受光器(12b)とを有
する検出器であり、この検出器(12)は、発光器(12
a)から発射された光が反射板(11)で反射され受光器
(12b)に入射されることによりカート(3)を検出す
る。
(13)は検出器(12)に接続されているとともに表示
部(13a)を有している警報器であり、この警報器(1
3)は、警報器(12)によりカート(3)が検出される
と、表示部(13a)に例えば「しばらくお待ち下さ
い。」などの表示を所定時間行う。
第3図は警報器(13)の一例を示す回路図であり、図
において(13b)はカート(3)を検出したときの検出
器(12)からの信号に応じて閉じる第1のスイッチ、
(13c)は所定の時限をカウントするタイマー、(13d)
はタイマー(13c)のカウント開始と同時に閉じ、タイ
マー(13c)の時限が満丁すると開く第2のスイッチで
ある。
上記のように構成された安全装置においては、エスカ
レーターの乗口の前、即ち検出器(12)上をカート
(3)が通ると、発光器(12a)からの光が反射板(1
1)で反射され受光器(12b)で受光されることにより、
検出器(12)によりカート(3)が検出される。これに
よって、検出器(12)からは検出信号が警報器(13)へ
出力される。警報器(13)では、検出器(12)からの信
号により第1のスイッチ(13b)が閉じ、これによりタ
イマー(13c)が時限のカウントを開始するとともに、
第2のスイッチ(13d)が閉じる。第2のスイッチ(13
d)が閉じることにより、表示部(13a)では、タイマー
(13c)での時限のカウントが満了するまで、カート
(3)に後続するカートや乗客がエスカレーターに乗ら
ないように表示を行う。
このように、カート(3)がエスカレーターを利用す
ると、これに後続するカートや乗客が所定の時間エスカ
レーターに乗らないように表示が行われるため、カート
(3)の後にはタイマー(13c)で設置される時間に応
じた距離的な間隔が設けられることになる。従って、カ
ート(3)がエスカレーターの降口で少々滞留しても後
続のカートや乗客がこれに衝突することはなく、前述の
ような衝突事故は未然に防止される。また、タイマー
(13c)の設定に応じた安全な間隔を保ちつつ、次々と
カートや乗客をエスカレーターに乗せることができるの
で、エスカレーターの利用効率の低下も防止できる。
なお、上記実施例では、運搬車としてカート(3)を
示したが、例えば車椅子,乳母車又は清掃車など、他の
ものであってもよい。
また、上記実施例ではカート(3)の下部に反射板
(11)を取り付けたが、検出器(12)により検出するこ
とができれば運搬車側には何も取り付けなくても良い。
但し、例えば空港などにおいては、使用されるカート
(3)が決まっていることが多いので、この場合、それ
らのカート(3)に予め上記実施例の反射板(11)など
の被検出体を設けておくことは容易であり、これにより
検出器(12)による検出がより確実となり、誤動作を防
止できる。
さらに、上記実施例では光の送受によりカート(3)
を検出する検出器(12)を示したが、例えばTVモニタ上
での解析により検出するものや超音波を利用するものな
どでも良く、上記実施例に限定されない。
さらにまた、上記実施例では検出器(12)をエスカレ
ーターの乗口前の床下に設けたが、乗口を含む乗口近傍
であればどこに設けても良い。
また、上記実施例では警報器(13)として表示により
警報を発するものを示したが、例えば乗口前に遮断部材
が降りるものや、声,ブザーなどの音が出るものなどで
あってもよい。
さらに、警報器(13)による警報内容は、後続の運搬
車(作業車)のみを止めるものでも、後続の乗客と運搬
車とを止めるものでもよい。
さらにまた、警報器(13)は、例えば使用可能と使用
不可(待機指令)との警報を切り換えるものや、通常、
使用可能の表示等を行い、運搬車が乗った後のみこの表
示を使用不可の意味で所定の時間消すものなどであって
も良い。
また、これらの変形に応じて、警報器(13)の回路が
第3図のものに限定されないのは言うまでもない。
さらに、上記実施例ではマンコンベアとしてエスカレ
ーターを示したが、動く歩道などにもこの発明は適用で
きる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明のマンコンベアの安全
装置は、検出器により運搬車を検出し、かつこれにより
検出器が警報を発し、この運搬車に後続する運搬車・乗
客がマンコンベアに所定の時間乗らないようにしたの
で、マンコンベア上の運搬車の後に安全な間隔を保つこ
とができ、これによりマンコンベアの利用効率の低下を
防止しつつ、マンコンベアの降口での運搬車の滞留によ
る運搬車や作業車の衝突事故を未然に防ぐことができる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す構成図、第2図は第
1図の要部断面図、第3図は警報器の一例を示す回路
図、第4図はエスカレーターにカートを乗せた状態を示
す側面図である。 図において、(3)はカート(運搬車)、(12)は検出
器、(13)は警報器である。 なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マンコンベアの乗口近傍に設けられて通過
    する運搬車を検出する検出器と、 この検出器に接続され、前記検出器からの信号に応じ
    て、前記運搬車に後続する運搬車・乗客が前記マンコン
    ベアに所定の時間乗らないように警報を発する警報器
    と、 を備えていることを特徴とするマンコンベアの安全装
    置。
JP2013654A 1990-01-25 1990-01-25 マンコンベアの安全装置 Expired - Lifetime JP2529747B2 (ja)

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JPH03223090A JPH03223090A (ja) 1991-10-02
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JP5533218B2 (ja) * 2010-05-11 2014-06-25 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 エスカレーターの安全装置
JPWO2022219986A1 (ja) * 2021-04-13 2022-10-20

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