JP5533218B2 - エスカレーターの安全装置 - Google Patents
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このような問題は、比較的小さな車輪が付いたカート(ショッピングカート)やベビーカー等においても、同様に発生し得る。
具体的に、特許文献1に記載のものでは、乗降口付近を撮影するカメラの画像を解析することにより、エスカレーターの利用者が車椅子を使用しているか否かを判定している。また、特許文献2に記載のものでは、車椅子利用者の検出を行うために、車椅子にICタグを、エスカレーター側にそのICタグの読み取り機を設置している。
しかし、画像解析によってキャリングケース等の検出を行う場合は、カメラや画像解析装置等の高価な装置が必要になってしまう。また、カメラを設置するための制約も多く、例えば、乗降口付近にカメラの取付場所がない場合は、カメラを支持するためのポール等を新たに設置しなければならない。更に、ポール等を設置した場合は、エスカレーターとしての外観も損なわれてしまう。
図1はこの発明の実施の形態1におけるエスカレーターの安全装置を示す構成図、図2は図1の安全装置を備えたエスカレーターを示す側面図、図3は図2に示すエスカレーターの要部詳細図である。
以下に、図4及び図5も参照し、上記判定部15の機能について詳細に説明する。図4はキャリングケース等が床板上を通過する時の状態を説明するための図、図5は利用者が歩いて床板上を通過する時の状態を説明するための図である。なお、図4及び図5の各(b)は、振動センサ11によって検出された振動波形例を示している。
図8はこの発明の実施の形態2における安全装置を備えたエスカレーターを示す要部側面図である。図8は、利用者がいない場合にステップ4を停止状態で待機させるエスカレーター(自動運転付きエスカレーター)の乗り口を示している。
その他の構成は、実施の形態1と同様である。
図9はこの発明の実施の形態2におけるエスカレーターの安全装置の動作を示すフローチャートである。
なお、S205においてエスカレーターが起動された後の動作は、図7に示す動作と同様である。
その他は、実施の形態1と同様の効果を有している。
2 上部乗降口
3 下部乗降口
4 ステップ
5 移動手摺
6 制御盤
7 床板
7a 凹部
8 クシ歯
9 ランディングプレート
10 コムプレート
11 振動センサ
12 表示器
13 アナウンス装置
14 制御装置
15 判定部
16 動作制御部
17 車輪
18 光電装置
19 誘導柵
Claims (8)
- エスカレーターの乗り口に設けられた床板の振動を検出する振動センサと、
前記振動センサによって検出された前記床板の振動に基づいて、前記床板上を通過する車輪の有無を判定する判定部と、
前記判定部が前記床板上を通過する車輪の存在を検出した場合に、所定の安全動作を開始させる動作制御部と、
を備えたことを特徴とするエスカレーターの安全装置。 - 前記振動センサは、前記床板の裏面に設けられたことを特徴とする請求項1に記載のエスカレーターの安全装置。
- 前記床板は、その上面に、エスカレーターの利用者の進行方向に所定の大きさの幅を有する凹部が複数形成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエスカレーターの安全装置。
- 前記乗り口にいる利用者に所定の情報を報知するための報知装置と、
を更に備え、
前記動作制御部は、前記判定部が前記床板上を通過する車輪の存在を検出した場合に、エスカレーターの利用を控えてもらうための情報を前記報知装置から報知させることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載のエスカレーターの安全装置。 - 前記動作制御部は、前記判定部が前記床板上を通過する車輪の存在を検出した場合に、エスカレーターのステップの減速を開始させることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載のエスカレーターの安全装置。
- 前記判定部は、前記振動センサによって検出された前記床板の振動に基づいて、前記床板上を通過する車輪の種別を特定し、
前記動作制御部は、前記判定部によって特定された車輪の種別毎に、異なる所定の動作を開始させる
ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載のエスカレーターの安全装置。 - 前記乗り口に設けられた、利用者を検出するための光電装置と、
前記光電装置によって利用者が検出されない場合に、エスカレーターのステップを停止させて待機させる制御盤と、
を更に備え、
前記動作制御部は、前記ステップの停止中に前記判定部が前記床板上を通過する車輪の存在を検出した場合は、前記光電装置によって利用者が検出された場合であっても、前記ステップの停止を継続させることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載のエスカレーターの安全装置。 - 前記制御盤は、前記ステップの停止中に前記光電装置によって利用者が検出されると、その検出から所定の一定時間が経過した後に前記ステップの駆動を開始させることを特徴とする請求項7に記載のエスカレーターの安全装置。
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