JP3073414B2 - 車両検知装置 - Google Patents
車両検知装置Info
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- Traffic Control Systems (AREA)
Description
ける車線に進入する車両を光学的に検知し、判別する車
両検知装置に関する。
ける料金収受システムにおいては、通行車両を検知する
ために車両検知装置が設けられている。図4は、有料道
路における料金収受システムの一例を示す概略模式図で
ある。同図において通行車両13は料金所ゲートの車両
進入路を矢印の方向に進行する。車両検出器は複数の光
電素子4により構成されており、発光側の車両検出器
(a)21と、上記車両進入路を挟み対峙して設置され
た受光側の車両検出器(b)22とからなっている。さ
らに、車両検出器の下方の路面には埋設された踏板6が
ある。
た光スクリーン3を車両13が遮ったことを検知して車
両13を分離するものであり、また踏板6は車両13の
通過中に軸数、輪数、トレット等の車種判別要因を計測
し、車種を自動的に判別するものである。この車両検出
器、および踏板6からの出力信号は、処理装置8に入力
し、ここで処理され、自動料金収受機9で車種に応じた
料金を表示して料金の収受を行っているが、この自動料
金収受機9には処理口が図4に示すように上、中、下段
処理口10、11、12が設けられており普通車、大形
車、などの車種判別信号により上段、10、中段、1
1、あるいは下段処理口12に切替えて通行券の発行、
または料金の収受を行っていた。
自動料金収受機9は上、中、下段の処理口10、11、
12が設けられており、運転者は上記いずれかの処理口
から通行券の発行、または料金の収受を行っていた。し
かしながら、前記、従来の軸数、輪数、トレット等の検
知だけではトラックとバスが同じ大形として判別される
ため、自動料金収受機9の処理口は上段10に選択され
てしまう。ところがトラックは運転席が高いので問題は
ないが、バス等は運転席が低いため上段10では操作性
が悪いという問題があった。
に、光電素子を設け、車両のサイドミラーが上記光電素
子からの光スクリーンを遮光することによりサイドミラ
ーの位置、すなわち運転席の高さに応じた料金収受機の
処理口を自動的に選択できる自動料金収受機用に適用で
きる車両検知装置を提供することを目的とする。
の車両検出器、受光側の車両検出器、踏板及び両検出器
と踏板からの信号を入力し、車両を判別する処理装置か
らなる有料道路の車両検知装置において、受光側の車両
検出器を発光側よりも後方に配置すると共に、前記処理
装置はサイドミラーの位置を検出して料金収受の処理口
を選択する構成とする。
入路の高さ方向に一列で、かつ等間隔に配列した発光側
の車両検出器と、同車両検出器の対向側で、前記複数の
光電素子からの光を受光する複数の受光センサを配列し
た受光側の車両検出器と、前記両車両検出器の下方の路
面に埋設され、進入する車両の軸数、輪距等を検知する
踏板と、同踏板で検知した車両の軸数、輪距等の信号お
よび前記一対の車両検出器からの信号を処理し、車両を
判別する処理装置とを備えた有料道路における車両検知
装置において、前記受光側の車両検出器は前記発光側の
車両検出器より車両進行方向に対し後方に設けると共
に、前記処理装置は前記両車両検出器で検出したサイド
ミラーで遮光された信号を取込み前記サイドミラーの位
置を検出して料金収受の処理口を選択することを特徴と
する車両検知装置を提供する。
検出器は発光側より後方に配置されているので発光側か
らの複数の光電素子が発する光スクリーンを後方に所定
の角度で受光することになる。したがって、光スクリー
ンは乗用車が進入した場合、車両の前部の端から遮光さ
れるが、大形の箱形車両の場合は必ずサイドミラーから
遮光される。このサイドミラーは運転席の側方にあり、
高さ方向に配置した複数の光電素子から発する光スクリ
ーンを遮光し、受光側の車両検出器で検知されるため、
サイドミラーの位置がわかり、サイドミラーの位置から
運転席の高さがわかるので、車両の形状がわかる。即
ち、大型車両は運転席が高く、サイドミラーが高い位置
にあり、バスのような車両では運転席が低く、サイドミ
ラーも低い位置にある。一方、従来方式の踏板により得
られた軸数、輪数、トレット等から得られた車種の情報
と上記車両検出器で得られた運転席の高さから車種を判
別することができる。
るので、有料道路における自動料金収受機の上、中、下
段いずれかの処理口を選択することが出来るので、大形
車は一律に上段から処理していた従来方式に比べ利用者
の操作が一段と改善することができる。
的に説明する。図1は本発明の一実施例に係る車両検知
装置でサイドミラーを検出する場合を示し、(a)は平
面図、(b)はその側面図である。図2は同じく本発明
の実施例に係る車両検知装置でボンネットを検出する場
合を示し、(a)は平面図、(b)はその側面図であ
る。両図において、1は発光側の車両検出器、2は車両
検出器1と対向する側で検出器1よりも角度θだけ後方
に配置された受光側の車両検出器、3は光スクリーン、
4は車両検出器1に設けられた光スクリーン3を発する
複数の光電素子、5は車両検出器2に設けられ、光電素
子4の位置と対向し、その光を受光する複数の受光セン
サ、6は道路の下面に設けられた踏板、7は進入する車
両13のサイドミラー、8はこれら車両検出器1、2、
踏板6からの信号を処理する処理装置、9は自動料金収
受機で上段、中段、下段にそれぞれ処理口10、11、
12を有している。
出器1は、車両進入路を挟み対向して設けられている
が、受光側の車両検出器2は発光側の車両検出器1より
車両進行方向に対し角度でθだけ後方に設置している。
また踏板6は上記車両検出器の下方の路面に埋設されて
おり、車両13の通過中に軸数、輪数、トレット等の車
種判別要因を計測し車種を判別する。
1からの光スクリーン3は、角度θだけ後方に張られて
いるので、進入した大形の箱形車両13は、サイドミラ
ー7から遮光した後、踏板6上を車輪が通過する。上記
サイドミラー7の位置は受光側の車両検出器2の受光セ
ンサ5の受光の有無でわかる。いま、受光センサが受光
したときの信号を(H)、受光しないときの信号を
(L)とすると、受光センサは一定の間隔で設けられて
いるのでこの信号を処理することによりサイドミラー7
の位置がわかる。
する。図1の発光側の車両検出器1内の発光素子4と、
受光側の車両検出器2内の受光センサ5は、それぞれ対
応する一対毎に分割スキャンされ、最下段の一対まで達
すると再び最上段からスキャンを繰返す。処理装置8内
部には少なくとも1スキャン分の受光センサの信号レベ
ルを記憶する。
きは、図3の(a)のように全て(H)になる受光信号
パターン14を示す。またトラックのように運転席が高
い位置、すなわちサイドミラーが高い位置にある大形車
が通過するときは、図3(b)に示すように受光信号の
早い位置、すなわち、高い位置にある受光センサの一部
のみがサイドミラー信号15により(L)となるパター
ン14を示す。
なわちサイドミラーが低い位置にある大形車が通過する
ときは、図3(c)に示すように受光信号が比較的遅い
位置、すなわち、比較的低い位置にある受光センサの一
部がサイドミラー信号15により(L)となるパターン
14を示す。
(c)に示すように受光信号パターン14の(L)にな
る位置を検出し、この(L)の部分の中心位置をサイド
ミラーの位置とし、サイドミラーの高さに相当する自動
料金収受機9の処理口を選択する。
有し、サイドミラーより先にボンネットが光スクリーン
3を遮光する場合を図2に示している。図において進入
した車両13はボンネットタイプであるので、ボンネッ
トの先端から遮光した後、踏板6上を車輪が通過する。
このようなボンネットの遮光位置は受光側の車両検出器
2の受光センサ5の受光の有無でわかる。
には図3(d)に示すように受光信号パターン14はボ
ンネットに相当する高さの位置16から下の全ての受光
信号がボンネット信号16により(L)となる。運転席
はボンネットの最上部とほぼ等しいため、受光信号パタ
ーン14が(L)となる位置の最上部に相当する自動料
金収受機9の処理口を選択する。
踏板6上を車両13が通過中に得られた軸数、輪数、ト
レット等の信号を処理するとともに、車両検出器で得ら
れた受光信号パターン14内に(L)になる部分が有る
か無いかを判断し、(L)の部分があればそれより下で
再び(H)になるかを判定し、下に(H)の部分があれ
ば(L)の部分の中心位置に相当する自動料金収受機9
の処理口を選択し、その下に(H)の部分がなければ
(L)の部分の最上部に相当する自動料金収受機9の処
理口を従来より正確に選択して、運転台の高さに応じた
通行券の発行または料金の収受を行うことができる。
によれば、発光側の車両検出器、受光側の車両検出器、
踏板及び両検出器と踏板からの信号を入力し、車両を判
別する処理装置からなる有料道路の車両検知装置におい
て、受光側の車両検出器を発光側よりも後方に配置した
構成と、発光側からの光スクリーンを一定の角度で後方
に照射することにより、同じ大形のトラック、またはバ
スでも確実に運転席の高さを判別し、自動料金収受機の
処理口を選択することができる。
システムに採用することにより、処理口が運転席の高さ
にあるため運転者が不安定な姿勢での通行券の発行また
は料金の収受がなくなり、安全運転につながる。
ミラーを検知する場合の構成を示し、(a)は平面図、
(b)は側面図である。
ットを検知する場合の構成を示し、(a)は平面図、
(b)は側面図である。
で、(a)は車両がない場合、(b)はトラックの場
合、(c)はバスの場合、(d)はボンネット車の場合
を示す。
の斜視図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の光電素子を車両進入路の高さ方向
に一列で、かつ等間隔に配列した発光側の車両検出器
と、同車両検出器の対向側で、前記複数の光電素子から
の光を受光する複数の受光センサを配列した受光側の車
両検出器と、前記両車両検出器の下方の路面に埋設さ
れ、進入する車両の軸数、輪距等を検知する踏板と、同
踏板で検知した車両の軸数、輪距等の信号および前記一
対の車両検出器からの信号を処理し、車両を判別する処
理装置とを備えた有料道路における車両検知装置におい
て、前記受光側の車両検出器は前記発光側の車両検出器
より車両進行方向に対し後方に設けると共に、前記処理
装置は前記両車両検出器で検出したサイドミラーで遮光
された信号を取込み前記サイドミラーの位置を検出して
料金収受の処理口を選択することを特徴とする車両検知
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1375495A JP3073414B2 (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | 車両検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1375495A JP3073414B2 (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | 車両検知装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08202983A JPH08202983A (ja) | 1996-08-09 |
JP3073414B2 true JP3073414B2 (ja) | 2000-08-07 |
Family
ID=11842050
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1375495A Expired - Lifetime JP3073414B2 (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | 車両検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3073414B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11120395A (ja) * | 1997-10-17 | 1999-04-30 | Nec Corp | 通信車両判定装置 |
JP3684822B2 (ja) * | 1998-03-26 | 2005-08-17 | トヨタ自動車株式会社 | 通過車両検出装置 |
JP6781566B2 (ja) * | 2016-03-31 | 2020-11-04 | 三菱重工機械システム株式会社 | 車両情報認識システム、車両検知装置、車両情報認識方法及びプログラム |
CN111161542B (zh) * | 2018-11-08 | 2021-09-28 | 杭州海康威视数字技术股份有限公司 | 车辆识别方法及装置 |
-
1995
- 1995-01-31 JP JP1375495A patent/JP3073414B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08202983A (ja) | 1996-08-09 |
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