JP2543926Y2 - 車間距離検出装置 - Google Patents

車間距離検出装置

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JP2543926Y2
JP2543926Y2 JP1991082745U JP8274591U JP2543926Y2 JP 2543926 Y2 JP2543926 Y2 JP 2543926Y2 JP 1991082745 U JP1991082745 U JP 1991082745U JP 8274591 U JP8274591 U JP 8274591U JP 2543926 Y2 JP2543926 Y2 JP 2543926Y2
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歳康 勝野
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Toyota Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は車間距離検出装置、特に
車間距離の検出精度を向上させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、CCDセンサなどを用いて前
方車両を撮影し、CDDセンサと前方車両との距離に応
じて結像位置が変化することを利用し、三角測量の原理
で測距を行う車間距離検出装置が提案されている。
【0003】例えば、特開平3−165212号公報に
開示された車両用車間距離検出装置においては、図4に
示されるように車両前部のバンパーなどに一対のCCD
センサ10,12を鉛直方向に配置し、この一対のCC
Dセンサ10,12にて得られた前方車両像のずれ量を
マイクロコンピュータなどの処理ユニットで算出し、 L=fD/nΔx 但し、 L:車間距離 f:CCDセンサの前方に配置されるレンズの焦点距離 D:一対のCCDセンサの間隔(基線長) n:ずれ量(CCDセンサの受光素子数) Δx:CCDセンサの受光素子の素子長 により車間距離を検出するものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに一対のCCDセンサを車両前部のバンパーに設置す
る構成では、一対のCCDセンサ間の距離、すなわち基
線長Dを充分大きくとることができず、従って測距精度
が充分高くない問題があった。すなわち、距離分解能は
前式より、 L(n)−L(n+1)=fD/Δx・1/n(n+1) であり、基線長Dに比例して距離分解能が増大する。従
って、従来のように基線長Dが充分大きくない構成では
距離分解能を向上させることができない問題があった。
【0005】また、車両前部のバンパーにCCDセンサ
を設置する構成では、図5に示されるように車両前方に
測距不可能な死角100,102が生じてしまい、これ
らの死角に進入し易い自転車やオートバイなどを検出す
ることができない問題があった。このような死角10
0,102をなくすために、図6に示されるように車内
中央にCCDセンサを設置する構成も提案されている
が、この場合には運転者の前方視界に死角を発生させて
しまう問題がある。
【0006】さらに、このように中央にCCDセンサを
設置する構成では例えば真夏の渋滞時のようにボンネッ
ト上に陽炎が発生し易い状況においては測距精度が著し
く劣化してしまう問題があった。
【0007】本考案は上記従来技術の有する課題に鑑み
なされたものであり、その目的は基線長を増大し、かつ
運転者の前方視界も確保することが可能な車間距離検出
装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案に係る車間距離検出装置は、各々が一列に並
ぶ複数の受光素子を備え互いに同一直線上に配置される
一対のCCDセンサにて得られる各々の前方車両像の撮
像位置のずれ量に基づき前方車両までの車間距離を検出
する車間距離検出装置において、前記一対のCCDセン
サを車両のフロントピラーに沿って上下方向に離間させ
配置したことを特徴とする。なお、一対のCCDセン
サは左右のフロントピラーにそれぞれ配置することが好
ましい。
【0009】
【作用】このように、本考案の車間距離検出装置は一対
のCCDセンサを車両のフロントピラーに沿って上下に
離間配置することにより、運転者の前方視界を妨げるこ
となく、かつ基線長を充分大きくとることができるの
で、測距精度を大幅に向上させることができる。なお、
一対のCCDセンサを左右のフロントピラーにそれぞれ
設けることで、車両前方のほぼ全域をカバーすることが
でき、検出の死角を除去することができる。
【0010】
【実施例】以下、図面を用いながら本考案に係る車間距
離検出装置の一実施例を説明する。
【0011】図3には本実施例の車間距離検出装置の構
成ブロック図が示されている。第1CCDセンサ20a
及び第2CCDセンサ20bで一対のCCDセンサを構
成し、また第3CCDセンサ22a及び第4CCDセン
サ22bで一対のCCDセンサを構成する。第1CCD
センサ20a及び第2CCDセンサ20bは図1に示さ
れるように車両の右側のフロントピラーにスチール製の
板などを用いて取り付けられ、また第3CCDセンサ2
2a及び第4CCDセンサ22bは車両の左側のフロン
トピラーに取り付けられる。
【0012】このように、車両左右のフロントピラーに
CCDセンサを設置することにより、第1CCDセンサ
20aと第2CCDセンサ20bとの間隔及び第3CC
Dセンサ22aと第4CCDセンサ22bとの間隔、す
なわち基線長Dを充分大きく取ることが可能となる。な
お、本実施例においては基線長Dとして500mm程度
に設定することが可能となっており、これは従来の例え
ば車両前部のバンパーなどに取り付けた場合の基線長D
=200mmに比べ2.5倍の改善となっている。
【0013】また、このように車両左右のフロントピラ
ーにCCDセンサを設置することにより、図2に示され
るように左右一対のCCDセンサが車両前方のほぼ全域
をカバーすることが可能となり、運転者の前方視界を何
ら妨げることなく測距不能の死角をなくすことが可能と
なる。
【0014】そして、これら第1,第2,第3,第4C
CDセンサ20a〜22bにて得られた前方車両像は入
力インターフェース24aを介してマイクロコンピュー
タ24に入力される。マイクロコンピュータ24では予
め処理プログラムが格納されたROM24cの内容に従
ってCPU24bが前述の式 L=fD/nΔx に従い前方車両までの車間距離Lを算出する。すなわ
ち、マイクロコンピュータ24は第1CCDセンサ20
a及び第2CCDセンサ20bとのずれ量に基づき車間
距離L1 を算出し、また第3CCDセンサ22a及び第
4CCDセンサ22bとのずれに基づき車間距離L2
算出する。そして、CPU24bはこれら算出された車
間距離L1 ,L2 から L=min(L1 ,L2 ) により前方車両までの車間距離Lを算出し、RAM24
dに格納する。
【0015】このとき、前述したようにCCDセンサの
基線長が従来に比べ約2.5倍大きな値をとっているた
め、距離分解能もこれに比例して約2.5倍向上してお
り、極めて信頼性の高い車間距離Lが得られることとな
る。
【0016】そして、このようにして得られた車間距離
Lは出力インターフェース24eを介して外部に出力さ
れ、警報装置や表示装置、あるいは走行制御装置に供給
されて車間距離をほぼ一定に保つような走行制御を行う
ためのデータとして用いられる。
【0017】このように、本実施例においては、一対の
CCDセンサを車両左右のフロントピラーに設置するこ
とにより基線長を充分大きな値に設定し、測距分解能を
向上させることが可能となるが、車両前部のバンパーな
どに設置する場合に比べ雨天時の泥水あるいは飛石にも
影響されにくく全天候にわたって高性能を維持すること
ができる。
【0018】
【考案の効果】以上説明したように、本考案に係る車間
距離検出装置によれば、基線長を増大させて測距分解能
を向上させることができる。
【0019】また、測距不能な死角をなくし、泥水など
に影響されず確実に前方車両を捕捉することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のCCDセンサの設置説明図
である。
【図2】同実施例のCCDセンサの測距範囲を示す説明
図である。
【図3】同実施例の全体構成ブロック図である。
【図4】従来装置のCCDセンサの設置説明図である。
【図5】従来装置のCCDセンサの測距範囲説明図であ
る。
【図6】従来装置の測距範囲説明図である。
【符号の説明】
20a 第1CCDセンサ 20b 第2CCDセンサ 22a 第3CCDセンサ 22b 第4CCDセンサ 24 マイクロコンピュータ

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々が一列に並ぶ複数の受光素子を備え
    互いに同一直線上に配置された一対のCCDセンサにて
    得られる各々の前方車両像の撮像位置のずれ量に基づき
    前方車両までの車間距離を検出する車間距離検出装置に
    おいて、 前記一対のCCDセンサを車両のフロントピラーに沿っ
    上下方向に離間させて配置したことを特徴とする車間
    距離検出装置。
  2. 【請求項2】 前記一対のCCDセンサを左右のフロン
    トピラーにそれぞれ配置したことを特徴とする請求項1
    記載の車間距離検出装置。
JP1991082745U 1991-10-11 1991-10-11 車間距離検出装置 Expired - Fee Related JP2543926Y2 (ja)

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JPH0533011U JPH0533011U (ja) 1993-04-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6837903B2 (ja) * 2017-04-21 2021-03-03 株式会社クボタ 作業車
KR102493698B1 (ko) * 2017-01-20 2023-02-01 가부시끼 가이샤 구보다 작업차
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JPS6076640A (ja) * 1983-10-03 1985-05-01 Toshiba Corp 回転機械の異常運転診断装置
JPH03165212A (ja) * 1989-11-25 1991-07-17 Toyota Motor Corp 車両用車間距離検出装置

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JPH0533011U (ja) 1993-04-30

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