JP3073415B2 - 車両検知装置 - Google Patents

車両検知装置

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JP3073415B2
JP3073415B2 JP1375695A JP1375695A JP3073415B2 JP 3073415 B2 JP3073415 B2 JP 3073415B2 JP 1375695 A JP1375695 A JP 1375695A JP 1375695 A JP1375695 A JP 1375695A JP 3073415 B2 JP3073415 B2 JP 3073415B2
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利一郎 山下
博之 中山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は有料道路等における車線
に進入する車両を光学的に検知し、判別する車両検知装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、高速道路あるいは有料道路にお
ける料金収受システムにおいては、通行車両を検知する
ために車両検知装置が設けられている。図5は、有料道
路における料金収受システムの一例を示す概略模式図で
ある。同図において通行車両23は料金所ゲートの車両
進入路を矢印の方向に進行する。車両検出器は複数の光
電素子により構成されており、発光側には複数の発光素
子を設けた車両検出器21と、上記車両進入路を挟み対
峙して設置され、複数の受光センサを設けた受光側の車
両検出器22とからなっている。さらに車両検出器の下
方の路面には埋設された踏板6がある。
【0003】上記車両検出器は、路面垂直方向に張られ
た光スクリーン24を車両23が遮ったことを検知して
車両23を分離するものであり、また踏板6は車両23
の通過中に軸数、輪数、トレッド等の車種判別要因を計
測し車種を自動的に判別するものである。この両車両検
出器22,23および踏板6からの出力信号は、処理装
置11で処理され自動料金収受機7で車種に応じた料金
を表示して料金の収受を行っているが、この自動料金収
受機には処理口が図5のように上、中、下段に8,9,
10と設けられており普通車、大型車、などの車種判別
信号により上段8、中段9、あるいは下段10の処理口
に切替えて通行券の発行、または料金の収受を行ってい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記車
両検出器21,22と、踏板6による軸数、輪数、トレ
ッド等の検知だけでは、トラックとバスが同じ大型とし
て判別されるため、自動料金収受機7の処理口は上段8
に選択されてしまう。ところがトラックは運転席が高い
ので問題はないが、バス等は運転席が低いため上段の処
理口8では運転者が不安定な姿勢で操作しなければなら
ないという問題があった。
【0005】本発明は、上記従来の問題を解決するため
に、ラインセンサを設け、車両のサイドミラーの位置、
すなわち運転席の高さを検知し、運転席の高さに応じた
料金収受機の処理口を、自動的に選択できるようにし、
自動料金収受機にも適用できる車両検知装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため本発明は、1次
元の光量信号を得るラインセンサ、その対向する側でラ
インセンサより車両進行方向に対し後方で路面に垂直に
設置した周期的マーク、路面に埋設された踏板、踏板か
らの検知信号およびラインセンサで撮像した周期的マー
クの濃淡信号を入力し、車両を判別する処理装置とを備
えた車両検知装置とする。
【0007】即ち、本発明は、車両走行路の一方の側で
所定の高さに設けられ、1次元の光量信号を得るライン
センサと、前記車両走行路を挟んで同ラインセンサと対
向する他方の側で同ラインセンサから車両進行方向に対
して後方で、かつ、同ラインセンサで、サイドミラーを
撮像可能な視野内で前記車両走行路に垂直に設けられ
下に周期的に設けられたマークと、前記ラインセンサの
下方の路面に埋設され、進入する車両の軸数、輪距、ト
レッド等を検知する踏板と、同踏板で検知した車両の軸
数、輪距、トレッド等の信号および前記ラインセンサで
検知した前記周期的マークの濃淡信号と車両撮像信号と
を入力し、これら信号処理と共に前記検知した濃淡信
号のうち前記サイドミラーが遮光し出力が低下した信号
を検知して車両を判別する処理装置とを備えたことを特
徴とする車両検知装置を提供する。
【0008】
【作用】本発明はこのような手段により、ラインセンサ
は、車両走行路を挟み、やや後方に設けられた周期的な
マーク、例えば、白黒マークを撮像し、この濃淡信号を
得るが、大型の箱形車両が進入すると、斜めから撮像す
るので必ずサイドミラーが先に遮光する。したがって白
黒マークの周期的な信号はサイドミラーの位置で変調す
る。この撮像された信号は処理装置に入力され、処理装
置ではこの変調の乱れの有無を利用してサイドミラーの
高さを求める。サイドミラーは運転席の側面にあるため
運転席の高さがわかり、車両の形状がわかる。
【0009】更に、処理装置は踏板により得られた軸
数、輪数、トレッド等から得られた車種の情報と、上記
ラインセンサで得られた運転席の高さから車種を判別す
るので、これら運転席の高さ、車種情報を用いて自動料
金収受機の上、中、下段いずれかの処理口を自動的に選
択することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体
的に説明する。図1は本発明の一実施例に係る車両検知
装置の斜視図である。図において、1はラインセンサで
ライン状にマーク等を撮像するもの、2はラインセンサ
1の視野、3は車両12のサイドミラー、4は直線状に
マークを配置したマーカ板で、ラインセンサ2よりも進
行方向に対し、後方に設置されている。6は路面に設け
られた踏板、7は自動料金収受機で上段、中段、下段に
それぞれ処理口8,9,10が設けられている。11は
ラインセンサ1および踏板6の信号より信号処理を行
い、車種を判別する処理装置である。
【0011】前述のようにラインセンサ1と、マーカ板
4は車両走行路を挟み対向して設けられているが、マー
カ板4はラインセンサ1より車両進行方向に対し、図示
のように少し後方に設置している。また踏板6は上記ラ
インセンサ1の下方の踏面に埋設されており、車両12
の通過中に軸数、輪数、トレッド等の車種判別要因を計
測し、車種を判別するための信号を処理装置11へ入力
する。
【0012】このような構成の車両検知装置において、
ラインセンサ1は図1に示すように車両走行路を挟み、
やや後方に設けたマーカ板4のマークを撮像する。この
マークは後述する図2、図3に示すように直立の白黒マ
ーク5からなり、ラインセンサ1はこの白黒マーク5の
上下を1次元、かつ扇状に撮像する。撮像は前述のよう
にやや斜めから行うので、進入した大型の箱形車両12
には、サイドミラー3から遮光した後、踏板6上を車輪
が通過する。上記サイドミラー3の位置は、ラインセン
サ1から出力される濃淡信号がサイドミラー3により遮
光され、信号出力が低下することにより検出される。
【0013】図2は上記の構成の車両検知装置の受光パ
ターンの説明図であり、(a)は車両が存在しない場
合、(b)は大型車両のサイドミラーが存在する場合を
示している。図2により大型車両を判別する場合の信号
処理方法を説明する。車両が存在しないときラインセン
サ1からの出力信号は、図2(a)のように、撮像した
マーカ板4の白黒マーク5と同一の周期的な信号波形1
3となる。車両12が進入し、サイドミラー3がライン
センサ1の視野2内に入ると、信号波形は同図(b)の
ように信号出力の波形はサイドミラー3の位置14で低
下し、信号波形15となる。
【0014】図3は同じく受光パターンの説明図で、
(a)はボンネットタイプの車両が存在する場合、
(b)は車両全体の信号波形を示している。図3におい
て、ボンネット車の場合は、図3(a)のようにボンネ
ット16の位置の信号波形の出力が符号17で示すよう
に低下し、信号波形18となり、続いて車両全体19が
通過すると、同図(b)のように全体の信号が低下し、
信号波形20となる。
【0015】このようにして得られた信号波形の信号処
理について図4により説明する。図4(a)に示すよう
に車両が存在しない場合の信号波形25の出力電圧をV
1 とする。図4(b)に示すように車両が進入したとき
の信号波形の低下部分26の出力電圧をV2 とする。図
4(c)において、この両出力電圧の差V=V1 −V 2
を求めてその位置と大きさから、例えばサイドミラーで
あると判断する。
【0016】処理装置11では、埋設された踏板6上を
車両12が通過中に得られた軸数、輪数、トレッド等の
信号を処理するとともに、上記ラインセンサ1で得られ
た出力信号の差の出力電圧Vの位置から、例えば、サイ
ドミラー3の位置、すなわち運転席の高さを求めサイド
ミラー3の高さに相当する自動料金収受機7の処理口
8,9,10から適切な位置の処理口を選択する。
【0017】また、処理装置11はボンネット車の場合
は、ボンネット16の最上段が運転席とほぼ等しいた
め、出力波形の最上段の高さに相当する自動料金収受機
7の処理口を選択する。このようにして、運転席の高さ
に応じた処理口から通行券の発行または料金の収受を行
うことができる。
【0018】
【発明の効果】以上、具体的に説明したように、本発明
によれば、1次元の光量信号を得るラインセンサ、その
対向する側でラインセンサより車両進行方向に対し後方
で路面に垂直に設置した周期的マーク、路面に埋設され
た踏板、踏板からの検知信号およびラインセンサで撮像
した周期的マークの濃淡信号を入力し、車両を判別する
処理装置とを備えた車両検知装置としたので、周期的な
マークを撮像することにより、同じ大型のトラック、ま
たはバスでも確実に運転席の高さを検出することがで
き、このような車両検知装置を有料道路の自動料金収受
機に適用すれば車種に応じた自動料金収受機の処理口を
選択することができる。
【0019】そのために、車両の運転手は常に適正な位
置で料金収受が行えるので有料道路の料金収受システム
の信頼性も向上するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る車両検知装置の斜視図
である。
【図2】本発明の一実施例に係る車両検知装置の受光信
号パターンの説明図で、(a)は車両が存在しない場
合、(b)が大型車両が存在する場合を示す。
【図3】本発明の一実施例に係る車両検知装置の受光信
号パターンの説明図で、(a)はボンネットタイプの車
両が存在する場合、(b)はボンネットタイプの車両全
体の信号波形を示す。
【図4】本発明の一実施例に係る車両検知装置の信号処
理の説明図で、(a)は車両の存在しない場合の信号波
形、(b)は車両が存在する場合の信号波形、(c)は
両出力波形の差の信号波形を示す。
【図5】従来の有料道路における車両検知装置の斜視図
である。
【符号の説明】
1 ラインセンサ 2 視野 3 サイドミラー 4 マーカ板 5 白黒マーク 6 踏板 7 自動料金収受機 8 上段処理口 9 中段処理口 10 下段処理口 13,15,18 信号波形
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−27996(JP,A) 特開 昭54−121700(JP,A) 特開 昭53−29777(JP,A) 特開 平6−243385(JP,A) 特開 昭47−37854(JP,A) 特開 平7−334716(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08G 1/00 - 1/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両走行路の一方の側で所定の高さに設
    けられ、1次元の光量信号を得るラインセンサと、前記
    車両走行路を挟んで同ラインセンサと対向する他方の側
    で同ラインセンサから車両進行方向に対して後方で、か
    つ、同ラインセンサで、サイドミラーを撮像可能な視野
    内で前記車両走行路に垂直に設けられ上下に周期的に設
    けられたマークと、前記ラインセンサの下方の路面に埋
    設され、進入する車両の軸数、輪距、トレッド等を検知
    する踏板と、同踏板で検知した車両の軸数、輪距、トレ
    ッド等の信号および前記ラインセンサで検知した前記周
    期的マークの濃淡信号と車両撮像信号とを入力し、これ
    ら信号処理と共に前記検知した濃淡信号のうち前記サ
    イドミラーが遮光し出力が低下した信号を検知して車両
    を判別する処理装置とを備えたことを特徴とする車両検
    知装置。
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