JPH0844994A - 車両判別装置 - Google Patents

車両判別装置

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JPH0844994A
JPH0844994A JP18213994A JP18213994A JPH0844994A JP H0844994 A JPH0844994 A JP H0844994A JP 18213994 A JP18213994 A JP 18213994A JP 18213994 A JP18213994 A JP 18213994A JP H0844994 A JPH0844994 A JP H0844994A
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JP
Japan
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vehicle
signal
black
white mark
mark
Prior art date
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Pending
Application number
JP18213994A
Other languages
English (en)
Inventor
Riichiro Yamashita
利一郎 山下
Masayoshi Konishi
雅義 小西
Hiroyuki Nakayama
博之 中山
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0844994A publication Critical patent/JPH0844994A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マークの汚れや気象条件等に影響されず、車
両のみを確実に判別することができる車両判別装置を提
供する。 【構成】 道路の車線幅方向に帯状に設けられた白黒マ
ーク11を上方からラインセンサ14が撮像範囲15内
において一次元的に俯敢撮像し、得られた濃淡信号を信
号処理装置16が参照信号として記憶する。また、一定
間隔をおいて随時ラインセンサ14が上記白黒マーク1
1を撮像し、信号処理装置16は、最新の参照信号を記
憶する。上記車線幅方向に対向して設置される光電セン
サ12aと光電センサ12bとの間を車両17が通過す
ると、上記濃淡信号が変化し、この変化した濃淡信号を
原信号として上記最新の参照信号との比較を信号処理装
置16が行ない、車両を判別する。また、光電センサ1
2a,12bにおける光軸13a〜13cが遮断される
ことによっても車両17の通過が検知される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、単一車線、及び複数
車線における車両の進入または通過を光学的に判別する
車両判別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】有料道路の料金所や駐車場等において
は、車両の進入あるいは通過を光学的に判別する車両判
別装置が用いられている。従来における車両判別装置
は、図6(a),(b)に示すように、路面1の幅方向
に周期的にマーク2を設けると共に、路面1の上方にラ
インセンサ3を設置し、このラインセンサ3により撮像
範囲4内の路面1とマーク2を撮像して信号処理装置5
により処理し、車両の有無によって生ずる濃淡信号の変
化からマーク2上を通過する車両6を判別している。
【0003】上記ラインセンサ3により路面1とマーク
2を撮像することによって生じる濃淡信号の変化を図7
に示す。同図(a)は、車両6がマーク2上を通過した
場合の濃淡信号出力を、同図(b)は、車両6が存在し
ない場合の同信号出力を示している。信号処理装置5
は、ラインセンサ3から出力される上記濃淡信号を比較
して車両6の存在位置を検知する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにラインセ
ンサ3により路面1とマーク2を撮像し、その濃淡信号
の変化から車両6を検知する従来の車両判別装置におい
ては、マーク2が汚れたり、落下物、あるいは気象変化
等によって上記濃淡信号が変化するため、この変化を車
両6と誤って検知してしまうという問題があった。
【0005】この発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、マークの汚れ、落下物、あるいは気象条件の変化等
に影響されず、車両のみを確実に検知することのできる
車両判別装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、道路上を走
行する車両を判別する車両判別装置において、車線幅方
向に帯状に設けられた白黒マークと、この白黒マークに
対して、その上及び車両走行方向の前後に複数の光軸を
有し、上記車線幅方向に対向して設置される光電センサ
と、上記白黒マークを上方から一次元的に俯敢撮像する
ラインセンサと、このラインセンサ及び上記光電センサ
からの出力信号を処理して車両を検出する信号処理装置
とを具備したことを特徴とする。
【0007】
【作用】道路の車線幅方向に設けられた白黒マークを、
予め車両が存在しない状態で上方からラインセンサによ
り一次元的に走査、即ち俯敢撮像し、得られた濃淡信号
を信号処理装置に参照信号として記憶する。そして、上
記白黒マーク上を通過する車両をラインセンサにより撮
像し、この撮像信号を原信号として上記参照信号と比較
することにより車両を判別する。また、上記車線幅方向
に対向して設置された光電センサの間を車両が通過した
際に、光電センサにおける光軸が遮断されて車両が上記
白黒マーク上を通過したかどうかが検知される。
【0008】上記のようにラインセンサにより白黒マー
ク上を撮像して参照信号として記憶しておき、車両が通
過した時の原信号と比較することにより、白黒マーク上
の汚れや陰影等と車両とを誤検知することなく、リアル
タイムに車両を判別することができる。また、上記光電
センサの光軸が遮断されることによって車両の通過が検
知されるので、この点においても車両を確実に判別する
ことができる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の一実施例を
説明する。図1は、この発明の一実施例に係る車両判別
装置の構成を示す図である。図2は、図1に示す車両判
別装置を側面から見たときの図である。
【0010】また、図3は、上記車両判別装置を上から
見た場合の図である。図1〜図3において、11は道路
の幅方向に帯状に設けられる白黒マークで、この白黒マ
ーク11を挟んで道路の両側に対向して光電センサ12
a,12bが設置される。この光電センサ12a,12
bには、図2及び図3に示すように、白黒マーク11の
前後位置に複数本、例えば4本づつの光軸13a,13
bを高さ方向に設けると共に、その間の中央位置、即ち
白黒マーク11の上に位置するように1本の光軸13c
を設けている。
【0011】また、道路の上方、かつ中央にはラインセ
ンサ14が配設され、上記白黒マーク11を道路幅方向
に俯敢撮像、即ち一次元的に撮像する。ラインセンサ1
4は、撮像範囲15内に進入した対象物を一定間隔で撮
像し、そのデータを濃淡信号として信号処理装置16に
送出する。信号処理装置16は、ラインセンサ14から
送出された上記濃淡信号を解析し、対象物、即ち車両1
7の進入や通過を判別する。
【0012】また、図2、図3に示す白黒マーク11の
前後位置において、道路幅に沿って延びる光軸13a,
13bは、車両17の検知を確実に行なうために設けら
れる。もし光軸が一列の場合には、上記バンパ等の突起
物がラインセンサ14の撮像範囲15内に進入しても検
知できない場合があるため、白黒マーク11の前後にお
いて二列に光軸13a,13bを設けることによって検
出を確実にしている。
【0013】また、光軸13cは、図4に示すように白
黒マーク11上に存在する人間を検知するためのもので
ある。人間18が光軸13aと光軸13b間に進入した
場合、光軸13a,13bによって人間を検知すること
ができないが、光軸13a,13bの中央に1本の光軸
13cを設けることにより、人間を検知することが可能
となる。
【0014】次に上記実施例の動作について説明する。
図1〜図3において、車両17が車両判別装置の設置位
置に達すると、まず、光電センサ12a,12bの間に
進入、即ち進入側の光軸13aを車両17の前縁が遮断
する。続いて車両17は、白黒マーク11上を通り、光
軸13c、光軸13bを順番に遮断し、続いて車両17
の後縁が通過することにより、光軸13a,13c,1
3bの順に復帰する。これにより光電センサ12aから
信号処理装置16に信号が伝達され、車両の進入が検知
される。この場合、光軸13a〜13cにより検出され
る信号の論理和を取ることにより、白黒マーク11上に
存在する物体を検知することができる。
【0015】一方、ラインセンサ14によって撮像され
たデータ、即ち濃淡信号による車両17の判別方法は以
下のようにして行なう。予め、車両17がラインセンサ
14の撮像範囲15内に進入していない状態において、
ラインセンサ14により白黒マーク11を撮像し、濃淡
信号として信号処理装置16に送出する。信号処理装置
16は、上記濃淡信号をディジタル信号に変換し、参照
信号として記憶する。次に、信号処理装置16は、一定
間隔をおいて撮像されたラインセンサ14からの濃淡信
号を取り込んでディジタル信号に変換し、原信号として
上記参照信号と一定間隔、例えば白黒マーク11の一周
期ごとに比較して信号波形が相似形であれば、“0”、
つまり白黒マーク11と判断し、そうでなければ
“1”、即ち車両17と判断してこの車両17の有無を
検知する。なお、信号処理装置17は、一定時間の経過
ごとに上記参照信号の更新を行なう。これは、時間が経
過すると、白黒マーク11上に汚れや等が発生して状態
が変化することに対応するためである。また、上記信号
波形が相似形であるか否かを確認する方法として正規化
相関法があり、以下の式を用いる。
【0016】
【数1】
【0017】Corr、即ち相関の範疇は、−1≦Co
rr≦1であり、1のときに最も相関が高いことにな
る。従って、信号処理装置16は、Corr≧0.9の
ときに白黒マーク11、Corr<0.9のときには車
両17と判断する。
【0018】上記参照信号と原信号との比較については
図5に示す。図5(a)に示す白黒マーク11を撮像し
たとき、この白黒マーク11上に何もない状態、即ち、
汚れや陰影、車両17等がない場合には、参照信号は同
図(b)のように一定周期の矩形波信号なる。また、同
図(c)は、ある時間の経過後に、白黒マーク11上に
汚れが発生した後、信号処理装置16が、上記参照信号
の更新を行なった際の最新の参照信号である。この参照
信号が得られている状態において、図1に示す光電セン
サ12a,12bの間に車両17が進入し、かつ、気象
等の変化で白黒マーク11上に陰影が生じた場合、ライ
ンセンサ14から送出される濃淡信号を変換して信号処
理装置16が得る原信号は、図5(d)に示す信号波形
となる。同図(c)と同図(d)における信号波形を上
述した方法を用いて比較処理を行ない、車両17を判別
する。
【0019】また、図4に示すように、白黒マーク11
上を人間18が通過する時、人間18が白黒マーク11
上に位置する状態では、光軸13a,13bで検出でき
ないが、光軸13a,13b間に設けた光軸13cによ
り人間18の通過を検出することができる。従って、人
間18の通過を汚れあるいは車両17と誤検知すること
を防止できる。
【0020】上記のように、車線幅方向に白黒マーク1
1を設け、この白黒マーク11上をラインセンサ14
が、一次元的に俯敢撮像することにより発生する濃淡信
号の変化から車両17を判別することができる。さら
に、車線幅方向に対向して光電センサ12a,12bを
設け、この光電センサ12a,12bにおける光軸13
a〜13cを遮断することにより、車両17が白黒マー
ク11上を確実に通過したかどうかを検知することがで
きる。また、信号処理装置16において、光電センサ1
2a,12bが車両17を検知しないときに随時、濃淡
信号をラインセンサ14から取り込んで最新の参照信号
として記憶しておき、車両17が通過したときの原信号
と上記最新の参照信号とを比較することにより、車両1
7が通過しないときに白黒マーク11が汚れたり、落下
物、あるいは気象変化によって上記濃淡信号が変化した
際に車両17と誤検知することがなくなる。また、光電
センサ12a,12bにおいて光軸13cを設けたこと
により、光軸13aと光軸13bの間隔以下の物体、例
えば人間18等も検知することができ、車両17との誤
認がなくなる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
車線幅方向に白黒マークと、この白黒マークを挟んで上
記車線幅の方向に対向して光電センサを設け、上記白黒
マークを上方からラインセンサによって一次元的に俯敢
撮像することにより、上記白黒マークの汚れ、落下物、
または人間等と車両とを確実に判別し、誤検知をなくす
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る車両判別装置の構成
図。
【図2】同実施例における車両判別装置を横方向から見
た図。
【図3】同実施例における車両判別装置を上方向から見
た図。
【図4】同実施例における人間が検知される過程を説明
する図。
【図5】同実施例における車両検知方法を説明する図。
【図6】従来の車両判別装置を正面及び側面から見た構
成図。
【図7】同従来の車両判別装置において検出される車両
の有無によって変化する濃淡信号を示す図。
【符号の説明】
11 白黒マーク 12a,12b 光電センサ 13a〜13c 光軸 14 ラインセンサ 15 撮像範囲 16 信号処理装置 17 車両 18 人間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路上を走行する車両を判別する車両判
    別装置において、車線幅方向に帯状に設けられた白黒マ
    ークと、この白黒マークに対して、その上及び車両走行
    方向の前後に複数の光軸を有し、上記車線幅方向に対向
    して設置される光電センサと、上記白黒マークを上方か
    ら一次元的に俯敢撮像するラインセンサと、このライン
    センサ及び上記光電センサからの出力信号を処理して車
    両を検出する信号処理装置とを具備したことを特徴とす
    る車両判別装置。
JP18213994A 1994-08-03 1994-08-03 車両判別装置 Pending JPH0844994A (ja)

Priority Applications (1)

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JP18213994A JPH0844994A (ja) 1994-08-03 1994-08-03 車両判別装置

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JP18213994A JPH0844994A (ja) 1994-08-03 1994-08-03 車両判別装置

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JPH0844994A true JPH0844994A (ja) 1996-02-16

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ID=16113035

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JP18213994A Pending JPH0844994A (ja) 1994-08-03 1994-08-03 車両判別装置

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JP (1) JPH0844994A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6212468B1 (en) 1997-05-29 2001-04-03 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. System for optically detecting vehicles traveling along the lanes of a road
JP2013210894A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 車線内物体検知装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6212468B1 (en) 1997-05-29 2001-04-03 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. System for optically detecting vehicles traveling along the lanes of a road
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010410