JPH09319902A - 自動料金収受システム - Google Patents

自動料金収受システム

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JPH09319902A
JPH09319902A JP8136859A JP13685996A JPH09319902A JP H09319902 A JPH09319902 A JP H09319902A JP 8136859 A JP8136859 A JP 8136859A JP 13685996 A JP13685996 A JP 13685996A JP H09319902 A JPH09319902 A JP H09319902A
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JP
Japan
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vehicle
height
detectors
driver
window
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JP8136859A
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English (en)
Inventor
Riichiro Yamashita
利一郎 山下
Hiroyuki Shudo
浩行 首藤
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】運転台の高さにリンクした収受ユニットの高さ
の位置決めを行なえる自動料金収受システムを提供する
こと。 【解決手段】車両10の進入路4を挟み対峙して設置さ
れ、光学的に車両10の形状を検出する一対の車両検出
手段(1,2)と、これら一対の車両検出手段(1,
2)の上部に各々少なくとも一つ設けられ、光学的に車
両10の車高を検出する車高検出手段(21,22)
と、一対の車両検出手段(21,22)のなす光軸下に
おける路面に埋設され、車両10の車種を判別する車種
判別手段(5)と、車両検出手段(1,2)、車高検出
手段(21,22)および車種判別手段(5)から取得
した情報を基に車両10の運転台の窓の高さを判別する
判別手段(7)と、この判別手段(7)で判別された車
両10の運転台の窓の高さに料金収受機能(91〜9
3)を追従させるよう制御する制御手段(9)とを具
備。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有料道路や駐車場
等の料金収受に適用される自動料金収受システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の自動料金収受装置として、特願
平06−300884号公報に、車種に応じて収受ユニ
ット部(前面パネル)を上下に可動する方式の機構を用
いた自動料金収受装置が開示されている。
【0003】図10は、特願平07−033709号公
報に開示されている車種判別装置の構成を示す図であ
る。図10においてエリヤセンサ型の車両検出器1(発
光側),2(受光側)は、車両10の通過を光スクリー
ン6の遮光の有無により検出し、遮光のシルエットすな
わち車高および窓パターンから、乗用車、トラック、バ
スなどの車種を識別する。
【0004】踏板5は、車両の軸数、輪数、トレッドな
どを検知して、普通、中型、大型などの車種区分を行な
う。処理装置7は、車両のシルエットと踏板5による車
種区分から決まる車種の情報を総合して、料金収受機9
で動作させる処理ユニット91の高さを選択する。
【0005】また、特願平07−013756号公報、
特願平07−013754号公報にも、この種の車両検
知装置が開示されている。これらは上記と同様に、料金
収受装置の処理ユニットの高さを選択するための、車両
の運転台の高さ検出に関するものである。これらは、運
転台の高さにリンクしていると考えられる車両のサイド
ミラー(ドアミラー)をターゲットとして、ラインセン
サまたは光学式エリヤセンサの配置を工夫している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動料金収受装
置の収受ユニット(処理口)の高さ選択は、車種、車
高、形状などの情報を複数段の高さに区分することで行
なわれた。そのため、その選択が実際の運転台の高さに
必ずしもリンクしない場合がある。例えばトラックやバ
スなどの大型車においては、外観の形状が同じものであ
っても、運転台の位置が高いものや低いものがある。
【0007】このため従来の自動料金収受装置では、複
数段の収受ユニットを設けているとはいえ、多様な運転
台の高さに対応しきれていない。よって、運転台の高さ
と作動する収受ユニットの高さが一致しない場合、操作
性が不十分になるという問題がある。
【0008】また、上述した運転台の代りにサイドミラ
ーを検出する方法では、車両の先端から出張ったサイド
ミラー(フェンダミラー)に限りラインセンサなどで車
両を斜視して検知するものであり、車両の検出が限定さ
れるという問題がある。本発明の目的は、運転台の高さ
にリンクした収受ユニットの高さの位置決めを行なえる
自動料金収受システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、本発明の自動料金収受システムは以下
の如く構成されている。本発明の自動料金収受システム
は、通行車両の料金収受を行なう自動料金収受システム
において、前記車両の進入路を挟み対峙して設置され、
発光および受光することで光学的に前記車両の形状を検
出する一対の車両検出手段と、これら一対の車両検出手
段の上部に各々少なくとも一つ設けられ、発光および受
光することで光学的に前記車両の車高を検出する車高検
出手段と、前記一対の車両検出手段のなす光軸下におけ
る路面に埋設され、前記車両の車種を判別する車種判別
手段と、前記車両検出手段、前記車高検出手段および前
記車種判別手段から取得した情報を基に前記車両の運転
台の窓の高さを判別する判別手段と、この判別手段で判
別された前記車両の運転台の窓の高さに料金収受機能を
追従させるよう制御する制御手段と、から構成されてい
る。
【0010】上記手段を講じた結果、次のような作用が
生じる。本発明の自動料金収受システムは、前記車両検
出手段、前記車高検出手段および前記車種判別手段から
取得した情報を基に前記車両の運転台の窓の高さを判別
し、その高さに料金収受機能を追従させるよう制御する
ので、従来のように自動料金収受機の収受ユニットの高
さを単に車種で区分して段階毎に選択するのではなく、
各車両の運転台の高さを測定し、その高さに追従して制
御することになる。すなわち、車種と運転台の高さにリ
ンクして収受ユニットの高さ方向の位置決めがなされる
ことになり、自動料金収受機の操作性が著しく向上す
る。
【0011】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)図1は、本発明の第1の実施の形
態に係る自動料金収受システムの構成を示す図である。
なお、図1において図10と同一な部分には同一符号を
付してある。図1において、車両検出器1(発光側)お
よび車両検出器2(受光側)は柱状をなしている。車両
検出器1,2には、その高さ方向に沿って複数の光電ス
イッチ3(P1〜Pn)が設けられている。これら車両
検出器1,2は、車両進入路4を挟み、対峙して設置さ
れている。車両検出器1,2のなす光軸下の路面には、
踏板5が埋設されている。
【0012】車両検出器1,2は、それぞれ高さ方向に
配設された複数の光電スイッチ3(P1〜Pn)によ
り、路面の垂直方向へ光スクリーン6を張りめぐらせて
いる。この光スクリーン6の検出エリヤ(高さ)は、路
面付近から大型車の車高までを補うことができる。なお
光電スイッチ3は、時分割で高速に繰返し走査される。
踏板5は車両検出器1およびケーブル81を介して処理
装置7に接続されている。また車両検出器1は、ケーブ
ル81を介して処理装置7に接続されており、処理装置
7はケーブル82を介して自動料金収受機9に接続され
ている。車両検出器2は、図示しないケーブルおよびケ
ーブル81を介して処理装置7に接続されている。
【0013】踏板5は車両10の通過中に、その車両の
軸数、輪数、トレット等の車種判別要因を計測し、車種
を自動的に判別するものである。これら車両検出器1,
2および踏板5からの出力信号は、処理装置7で処理さ
れ、自動料金収受機9にて車種に応じた料金を表示し、
料金の自動収受を行なう。自動料金収受機9の進入路4
側には、通行券、紙幣、硬貨などの入出のための収受ユ
ニット91〜93が上下方向に配設されている。
【0014】なお収受ユニット91〜93は、自動料金
収受機9の上、中、下段に計三体設けてられている。こ
れら収受ユニット91〜93は、判別された車種に応じ
て三体のうち用いるものを適宜選択的に切替えることが
できる。なお、収受ユニットの数は三体に限らない。ま
た一体の収受ユニット(92)を設け、上下方向へスラ
イドするよう制御するようにしてもよい。
【0015】図2は、当該自動料金収受システムの信号
処理ブロック図である。処理装置7において、ラインメ
モリ71は比較回路72を介してフレームメモリ73に
接続されているとともに、フレームメモリ73に直接接
続されている。さらに、比較回路72は走査回路74を
介して車両検出器2に接続されている。またフレームメ
モリ73はパターン識別回路75と車種判別回路76に
接続されていおり、パターン識別回路75は料金収受機
9に接続されている。車種判別回路76は踏板5と料金
収受機9に接続されており、踏板5はフレームメモリ7
3に接続されている。車両検出器2の光電スイッチP1
〜Pnは、各々ラインメモリ71に接続されている。
【0016】図2において、車両検出器1,2(1は不
図示)の光電スイッチP1〜Pnは、走査回路74によ
り高速に切替え走査される。光電スイッチP1〜Pnか
らの受光出力は、1走査毎にラインメモリ71に一旦記
憶され、1ライン毎に比較回路72へ転送される。この
とき比較回路72は、受け入れたデータと前ラインのデ
ータとを比較し、変化がある場合のみ前記受け入れたデ
ータをフレームメモリ73へ転送する。この処理は車両
が渋滞したときの、データ毎の補正である。この比較を
1回毎に行なうか数回(n回目)毎に行なうかは、車両
の速度と走査回数の関係で決める。以上の動作により、
フレームメモリ73には車両のシルエットが記録され、
そのシルエット情報がパターン識別回路75と車種判別
回路76へ出力される。本第1の実施の形態では、踏板
5の軸信号出力もフレームメモリ73に記録される。
【0017】図3の(a)〜(d)は、実車シルエット
の測定記録を示す図である。図3の(a)と(b)は、
乗用車などボンネット型の例を示しており、図3の
(c)と(d)はボンネットの無い型のワンボック車
(ワゴン、バスなど)やトラックの例を示している。
【0018】ボンネット型の車の特徴は、車両の1軸目
までがボンネットであり、1軸から2軸の間に運転台の
窓がある。またボンネットの高さと窓の高さは、ほぼ一
致している。またボンネット型以外の車の特徴は、車両
の1軸目までに運転台の窓がある。このため、エリヤセ
ンサ型の車両検出器1,2による光スクリーン6の検出
範囲が、最大車高より十分広い場合、このシルエットに
集約される。これらの特徴を利用し、以下に示すパター
ン識別回路75のソフトウェア処理により、運転台の窓
の高さの検出を行なう。
【0019】図4は、処理装置7のパターン識別回路7
5による処理手順を示すフローチャートである。以下、
図4を基にパターン識別回路75の処理手順を説明す
る。まずステップS1で、画像の切り出しを行なう。初
めに1軸目までの車両のシルエットを切り出す。図5
は、その切り出しパターンを示す図であり、図5の
(a)はボンネット型の車の場合、図5の(b)はボン
ネット型以外の車であり窓のある場合を示している。
【0020】次にステップS2で、切り出したパターン
から輪郭の抽出を行ない、車両のシルエットを切り出
す。このとき、外輪郭におけるサイドミラーやフェンダ
ミラーなどの突出部(図3の(c)と(d)に示され
る)などの“黒”の部分、すなわち遮光された部分で画
素がほとんど連なっていない部分などを切り捨てる。
【0021】また、内輪郭が示す窓の部分すなわち光ビ
ームが透過した部分である“白”の内部において、運転
台内部の障害物(運転手、ハンドル等)を示す“黒”が
点在している部分も切り捨てる。そして、“黒”または
“白”の部分で、タテ、ヨコ、斜めを含め画素が連なっ
て部分を輪郭とする。なお“白”の輪郭内の画素数(面
積)は、所定画素数以上を有効とし、窓の大きさと障害
物を考慮して決める。
【0022】次にステップS3で、“黒”の輪郭内にお
ける“白”の有無を判定する。ここで“白”が有効画素
数あれば“窓”有りとし、ボンネット型車以外であると
する。また“白”が有効画素数無ければ、ボンネット型
車とする。“窓”有りすなわちボンネット型車以外の場
合、ステップS4で、“白”の最低部を運転台の高さと
する。またボンネット型車であれば、ステップS5で
“黒”の最高部をもってボンネットの高さ、すなわち運
転台の高さとする。なおボンネット型車の場合、1軸か
ら2軸の間の窓を同様の方法で切り出し、運転台を識別
するようにしてもよい。
【0023】従来では、料金収受機9の複数個の収受ユ
ニット91〜93の選択が車種区分で行なわれていたの
に対し、本第1の実施の形態では個々の車両の運転台の
高さを各々測定して、その高さに応じて動作させる収受
ユニット91〜93を選択するか、あるいは前記高さに
応じて一体の収受ユニット(92)を上下方向へスライ
ドさせることでその高さを可変制御できるため、料金収
受機の操作性が著しく改善できる。
【0024】(第1の実施の形態の作用効果) (1) エリヤセンサが全車種の車高をカバーできるくらい
十分広い場合、車両検出器1,2の光スクリーン6のエ
リヤは十分広いので、全ての車両の側面シルエットを捉
えることができる。 (2) 全ての車両の運転台には窓があり、窓の高さは運転
手が“手”を操作しやすい高さに設計されている。ま
た、窓はガラスの有無にかかわらず光ビームを通すた
め、窓の透過パターンを必ずキャッチすることができ
る。 (3) 車両検出器1,2と踏板5は上下同位置関係にある
ので、軸位置と窓の配置の関係が検知できる。 (4) 運転台の窓は、ボンネット型車以外は必ず1軸目の
前にある。ボンネット型車は1軸目までには窓はない
が、1軸目のボンネット高さがシルエットから検知で
き、ボンネットの高さと運転台の窓の高さはほぼ一致し
ている。また、1軸目までに窓パターンが検知できない
場合、1軸から2軸の間の窓パターンの先頭を運転台と
することもできる。 (5) 車両のシルエットから窓パターンの抽出が画像処理
により行なわれる。窓パターンには運転手その他の陰も
記録されているが、最下点が窓の高さである。窓の高さ
は全車両について測定できるため、個々の車両の運転台
に合わせて料金収受装置の収受ユニットの高さを制御す
ることが可能になる。
【0025】(第2の実施の形態)図6は、本発明の第
2の実施の形態に係る自動料金収受システムの構成を示
す図である。なお、図6において図1,図10と同一な
部分には同一符号を付してある。図6においては、車両
検出器(エリヤセンサ)1(発光側),2(受光側)の
上部に、それぞれ光学的に車高を検出する車高検出器2
1(発光側),22(受光側)が1台づつまたは複数台
づつ増設されている。
【0026】図7は、増設された車高検出器21,22
の回路接続を示した当該自動料金収受システムの信号処
理ブロック図である。図7において図2と同一な部分に
は同一符号を付してある。フレームメモリ73には車高
検出器21、22が接続されており、車高検出器21、
22からフレームメモリ73へ並列に車高検知信号S1
が取込まれる。
【0027】図8の(a)および(b)は、実車シルエ
ットの測定記録を示す図であり、図8の(a)は車両の
1軸目までに車高検知信号S1が“無い”場合を示して
おり、(b)は車両の1軸目までに車高検知信号S1が
“有る”場合を示している。なお、図8の(a)および
(b)において踏板信号S2は、踏板5から出力される
信号である。
【0028】図9の(a),(b)は、それぞれ図8の
(a),(b)の測定記録から踏板5により検出された
車両の1軸目までの画像を切り出したパターンを示す図
である。図9の(a)は車高検知信号S1が“無い”場
合を示しており、図9の(b)は車高検知信号S1が
“有る”場合を示している。図9の(a)では窓の一部
“白”が検出されており、図9の(b)では窓が検出さ
れず全て“黒”である。ただし図9の(b)では、右下
コーナに一部車体が欠ける“白”部分がある。これはボ
ンネットの高さより十分低いため(図3の(a)(b)
参照)、切り捨てるかまたは“黒”とみなす。
【0029】上記第1の実施の形態で図5に示したと同
様に輪郭抽出を行なうが、輪郭がエリヤセンサの上限
(Ymax )にクロスした場合、それ以上は“黒”とみな
し、“黒”輪郭内の“白”有無の判定に入る。また、エ
リヤセンサの上限(Ymax )以下に“白”の有無を判定
し、“有”の場合はその最低部を運転台の高さとする。
ここで“白”の有無が“無”であり全て“黒”の場合
は、運転台高さはYmax 以上となるが、車高検知信号の
有無で2区分に分類される。車高検出器21,22を発
光側と受光側にそれぞれ複数設ければ、さらに細区分で
きる。
【0030】(第2の実施の形態の作用効果) (1) エリヤセンサが全車種の車高をカバーできるくらい
広いタイプのセンサは高価であるので、上方は1〜2台
の車高検出器で代用することもできる。 (2) 車種別の普及比率は普通乗用車、普通トラック(積
載重量5トン未満)が約90%である。このクラスの運
転台高さは2m未満であり、この範囲をエリヤセンサで
カバーし、残りの車種は車高検出器で従来通り区分化す
る。これは現実的な実施例である。 (3) 車高検出器に充電スイッチを用いてもよい。この場
合一部の範囲の窓高さの検出精度が低下するほかは、第
1の実施の形態と同様の作用を奏する。
【0031】なお、本発明は上記各実施の形態のみに限
定されず、要旨を変更しない範囲で適時変形して実施で
きる。 (実施の形態のまとめ)実施の形態に示された構成およ
び作用効果をまとめると次の通りである。
【0032】実施の形態に示された自動料金収受システ
ムは、通行車両の料金収受を行なう自動料金収受システ
ムにおいて、前記車両10の進入路4を挟み対峙して設
置され、発光および受光することで光学的に前記車両1
0の形状を検出する一対の車両検出手段(1,2)と、
これら一対の車両検出手段(1,2)の上部に各々少な
くとも一つ設けられ、発光および受光することで光学的
に前記車両の車高を検出する車高検出手段(21,2
2)と、前記一対の車両検出手段(21,22)のなす
光軸下における路面に埋設され、前記車両10の車種を
判別する車種判別手段(5)と、前記車両検出手段
(1,2)、前記車高検出手段(21,22)および前
記車種判別手段(5)から取得した情報を基に前記車両
10の運転台の窓の高さを判別する判別手段(7)と、
この判別手段(7)で判別された前記車両10の運転台
の窓の高さに料金収受機能(91〜93)を追従させる
よう制御する制御手段(9)と、から構成されている。
【0033】このように上記自動料金収受システムにお
いては、前記車両検出手段(1,2)、前記車高検出手
段(21,22)および前記車種判別手段(5)から取
得した情報を基に前記車両10の運転台の窓の高さを判
別し、その高さに料金収受機能(91〜93)を追従さ
せるよう制御するので、従来のように自動料金収受機9
の収受ユニット91〜93の高さを単に車種で区分して
段階毎に選択するのではなく、各車両10の運転台の高
さを測定し、その高さに追従して制御することになる。
すなわち、車種と運転台の高さにリンクして収受ユニッ
ト91〜93の高さ方向の位置決めがなされることにな
り、自動料金収受機9の操作性が著しく向上する。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、運転台の高さにリンク
した収受ユニットの高さの位置決めを行なえる自動料金
収受システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る自動料金収受
システムの構成を示す図。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る自動料金収受
システムの信号処理ブロック図。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る実車シルエッ
トの測定記録を示す図。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るパターン識別
回路による処理手順を示すフローチャート。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係る車両のシルエ
ットの切り出しパターンを示す図。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る自動料金収受
システムの構成を示す図。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る自動料金収受
システムの信号処理ブロック図。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係る実車シルエッ
トの測定記録を示す図。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係る車両の1軸目
までの画像を切り出したパターンを示す図。
【図10】従来例に係る車種判別装置の構成を示す図。
【符号の説明】
1…車両検出器(発光側) 2…車両検出器(受光側) 21…車高検出器 22…車高検出器 3(P1〜Pn)…光電スイッチ 4…車両進入路 5…踏板 6…光スクリーン 7…処理装置 81…ケーブル 82…ケーブル 9…自動料金収受機 91…収受ユニット 92…収受ユニット 93…収受ユニット 10…車両 71…ラインメモリ 72…比較回路 73…フレームメモリ 74…走査回路 75…パターン識別回路 76…車種判別回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通行車両の料金収受を行なう自動料金収受
    システムにおいて、 前記車両の進入路を挟み対峙して設置され、発光および
    受光することで光学的に前記車両の形状を検出する一対
    の車両検出手段と、 これら一対の車両検出手段の上部に各々少なくとも一つ
    設けられ、発光および受光することで光学的に前記車両
    の車高を検出する車高検出手段と、 前記一対の車両検出手段のなす光軸下における路面に埋
    設され、前記車両の車種を判別する車種判別手段と、 前記車両検出手段、前記車高検出手段および前記車種判
    別手段から取得した情報を基に前記車両の運転台の窓の
    高さを判別する判別手段と、 この判別手段で判別された前記車両の運転台の窓の高さ
    に料金収受機能を追従させるよう制御する制御手段と、 を具備したことを特徴とする自動料金収受システム。
JP8136859A 1996-05-30 1996-05-30 自動料金収受システム Withdrawn JPH09319902A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100796998B1 (ko) * 2005-11-05 2008-01-23 서정수 차종 판별용 답판센서 유니트 및 그를 이용한 차종 판별시스템
KR101279361B1 (ko) * 2012-05-16 2013-07-04 청호정보통신 주식회사 광학 차량 검출 장치

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