JP3363763B2 - 車種判別方法および装置 - Google Patents

車種判別方法および装置

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JP3363763B2
JP3363763B2 JP34985597A JP34985597A JP3363763B2 JP 3363763 B2 JP3363763 B2 JP 3363763B2 JP 34985597 A JP34985597 A JP 34985597A JP 34985597 A JP34985597 A JP 34985597A JP 3363763 B2 JP3363763 B2 JP 3363763B2
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克明 横田
雅徳 島崎
敬 谷所
直 芝山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般道の走行車種
調査や高速道路、駐車場などの料金徴収口の手前や入口
で、走行状態の車から自動的に車種区分を判断して徴収
料金を表示したり、入庫エリアを指示することができる
車種判別方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、有料道路などの入口の発券器手前
や料金徴収口の手前には、多数の光センサを設置し、そ
れら光センサの信号の組み合わせから車長や車高、運転
席と荷台の分離部の有無を識別し、車種区分を特定する
車種判別装置が実用化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来構成
では、1つのゲート毎に多数の光センサが必要で設備が
大掛かりになるとともに、ある程度以上の速度で通過す
る車では判別精度が落ちやすいという問題があった。
【0004】本発明は、上記問題点を解決して、設備が
簡単で済み、走行中の車種の判別も高精度で行える車種
判別方法および車種判別装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1記載の車種判別方法は、走行レー
の上方から走行レーンを走行する車両に対して、第1レ
ーザ光を回転する多面ミラーを介して車両Mの前後方向
に走査し、その第1反射レーザ光を受光して、多面ミラ
ーの回転角から検出される第1レーザ光の走査角と、第
1レーザ光および第1反射レーザ光のパルスから車両M
までの距離を測定し、走行レーンの上方から走行レーン
を走行する車両に対して、第2レーザ光を回転する多面
ミラーを介して車両の幅方向に走査して、その第2反射
レーザ光を受光して、多面ミラーの回転角から検出され
る第2レーザ光の走査角と、第2レーザ光および第2反
射レーザ光のパルスから車両Mまでの距離を測定し、前
記多面ミラーの回転角からそれぞれ検出される第1,第
2レーザ光の走査角と、前記車両までの距離データか
ら、車両Mの縦断方向の走査線を表すプロファイルと横
断方向の走査線を表すプロファイルとを形成し、前記プ
ロファイルから、車長、車高および車幅を求め、予め入
力された車種区分データから車両区分を判断して、前記
車両区分と車両区分から得られる車両情報を出力するも
のである。
【0006】また請求項3記載の車種判別装置は、第1
レーザ投受光器により、回転する多面ミラーを介して走
行レーンの上方から前記走行レーンを走行する車両に前
後方向に第1レーザ光を走査して第1反射レーザ光を受
光し、前記多面ミラーの回転角から検出される第1レー
ザ光の走査角と第1レーザ光のパルスに基づいて第1レ
ーザ投受光器から車両Mまでの距離を測定する第1レー
ザ測距装置を設け、第2レーザ投受光器により、回転す
る多面ミラーを介して走行レーンの上方から前記走行レ
ーンを走行する車両に幅方向に第2レーザ光を走査して
その第2反射レーザ光を受光し、前記多面ミラーの回転
角から検出される第2レーザ光の走査角と第2レーザ光
パルスから車両までの距離を測定する第2レーザ光測距
装置を設け、前記各回転ミラーの回転角からそれぞれ検
出される第1,第2レーザ光の走査角と、第1,第2レ
ーザ測距装置の距離データから得られる車両の縦断方向
の走査線を表すプロファイルと横断方向の走査線を表す
プロファイルに基づいて、車長を演算する車長演算部
と、車高を演算する車高演算部と、車幅を演算する車幅
演算部と、予め入力された車区分データから車種の区分
を判断し外部機器に出力する車両区分判別部とを有する
センサコントローラを設けたものである。
【0007】上記構成によれば、レーザ光を、回転する
多面ミラーを介して車両の前後方向と幅方向にそれぞれ
走査し、その反射レーザ光から車両の反射面までの距離
を測定し、レーザ光の走査角データと距離データから、
車両の縦断方向の走査線と横断方向の走査線を表すプロ
ファイルを形成し、前記プロファイルに基づいて車長、
車高および車幅を求めるので、設備を大幅に簡略化する
ことができ、走行中の車種の判別も高精度で行うことが
できる。
【0008】本発明の請求項2記載の車種判別方法は、
第1レーザ光を回転する多面ミラーを介して、走行レー
ンの上方から走行レーンを走行する車両Mに前後方向に
走査するとともに、第2レーザ光を回転する多面ミラー
を介して、前記走行レーンの上方から走行レーンを走行
する車両Mの幅方向に走査し、前記第1レーザ光が反射
した走査線を第1CCDカメラにより撮像するととも
に、前記第2レーザ光が反射した走査線を第2CCDカ
メラにより撮像し、前記各多面ミラーの回転角からそれ
ぞれ検出される第1,第2レーザ光の走査角と、第1,
第2CCDカメラの走査線の画像から、車両の縦断方向
の走査線を表すプロファイルと横断方向の走査線を表す
プロファイルとを形成し、前記プロファイルから車両の
車長、車高、車幅および車体形状を求め、予め入力され
た車種区分データから車種の区分を判断し外部機器に出
力するものである。
【0009】また請求項4記載の車種判別装置は、第1
レーザ光を回転する多面ミラーを介して、走行レーンの
上方から走行レーンを走行する車両Mに前後方向に走査
する第1レーザ走査装置と、前記第1レーザ光が反射し
た走査線を撮像する第1CCDカメラと、第2レーザ光
を回転する多面ミラーを介して、前記走行レーンの上方
から走行レーンを走行する車両Mに幅方向に走査する第
2レーザ走査装置と、前記第2レーザ光が反射した走査
線を撮像する第2CCDカメラと、前記各多面ミラーの
回転角からそれぞれ検出される第1,第2レーザ光の走
査角と、第1,第2CCDカメラの画像から得られる車
両の縦断方向の走査線を表すプロファイルと横断方向の
走査線を表すプロファイルに基づいて、車両Mの車長、
車高、車幅および車体形状を求め、予め入力された車種
区分データから車種の区分を判断し外部機器に出力する
センサコントローラとを具備したものである。
【0010】上記構成によれば、レーザ光を、回転する
多面ミラーを介して車両の前後方向および幅方向にそれ
ぞれ走査し、CCDカメラによりレーザ光が反射した走
査線をそれぞれ撮像し、レーザ光の走査角と走査線の画
像から、車両の縦断方向と横断方向の走査線を表すプロ
ファイルを形成し、前記プロファイルに基づいて車長、
車高、車幅および車体形状を求めるので、設備を大幅に
簡略化することができ、走行中の車種の判別も高精度で
行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】ここで、本発明に係る車種判別装
置の実施の形態を図1〜図7に基づいて説明する。
【0012】図1に示すように、この車種判別装置1
は、たとえば有料道路の入場券発券器手前の走行レーン
2や料金所手前の走行レーン、駐車場の料金所手前の走
行レーン、一般道などで、レーンごとにその上方部に設
置され、走行する車両の区分(車種)を判別し、有人ま
たは無人の料金所の料金表示装置に、区分により割り当
てられた車両の料金などの情報を表示したり、走行車両
の車種通行量を調査するためのものである。
【0013】この車種判別装置1は、走行レーン2の中
心に沿って車両Mの前後方向に距離測定用の第1レーザ
光3Aを走査し第1反射レーザ光4Aを受光する第1レ
ーザ測距装置5Aと、走行レーン2の幅方向に沿って車
両Mの幅方向に走査範囲L2で距離測定用の第2レーザ
光3Bを走査し第2反射レーザ光4Bを受光する第2レ
ーザ測距装置5Bと、第1,第2レーザ測距装置5A,
5Bの出力信号から車長、車高、車幅および車体形状を
求め、予め入力された車種区分データから車両区分を判
断するセンサコントローラ6と、この車両区分データ信
号から料金を表示する外部機器である表示装置7とが具
備されている。
【0014】前記レーザ測距装置5A,5Bは、図2に
示すように、走査部5aと距離計測処理部5bからな
り、走査部5aは、レーザ投受光器11A,11Bと、
回転モータ12A,12Bにより所定速度で回転される
多面ミラー13A,13Bとを具備し、レーザ投受光器
11A,11Bから照射されるレーザ光3A,3Bを多
面ミラー13で反射して走査範囲L1,L2で走査し、
この反射レーザ光4A,4Bを受光する、多面ミラー
3A,13Bの回転角からレーザ光3A,3Bの走査角
θを検出するために、回転モータ12A,12Bにエン
コーダ12a,12bがそれぞれ設けられている。また
距離計測処理部5bは、発光時と到達時のレーザ光パル
スから到達時間を計測して距離を測定し、この距離計測
データと回転モータ12A,12Bのエンコーダ12
a,12bから出力される走査角データとにより、レー
ザ測距装置5Aから車両Mの反射位置までの距離を求
め、さらに計測データを蓄積して車両Mの横断方向およ
び縦断方向のプロファイルをそれぞれ形成するように構
成される。
【0015】前記センサコントローラ6は、図2に示す
ように、距離計測処理部5bにより処理されたプロファ
イルを一時保存する第1メモリ22Aおよび第2メモリ
22Bと、第1メモリ22Aのプロファイル信号から図
5に示す車長MLを演算する車長演算部23と、第1メ
モリ22Aおよび第2メモリ22Bのプロファイル信号
から車高MHを演算し、車高MHの高い方を選択する車
高演算部25と、第2メモリ22Bのプロファイル信号
から車両Mの車幅MWを演算する車幅演算部26と、予
め入力された車種区分データ21に基づいて車両Mがど
の区分に属するかを判別する車両区分判別部27とで構
成される。そして、車両区分判別部27からの判別信号
により、CRTなどの表示装置7に車両Mの区分および
その料金が表示され、これに基づいて料金が徴収され
る。
【0016】1台の車両Mについて、図5に示すよう
に、所定の走査タイミングでたとえば4回第1レーザ光
3Aを走査することにより、図3(a)〜(d)に示す
ように、4つの走査線N0−1〜N0−4のプロファイ
ルを得ることができる。
【0017】この車長演算部23では、走査線N0−1
のプロファイルにおいて、走査基準点(走査範囲L1の
始点)から車両Mの前端までの距離をD1(m)、走査
線N0−2のプロファイルにおいて、走査基準点(走査
範囲L1の始点)から車両Mの前端までの距離をD2
(m)、走査線N0−1とN0−2のプロファイルの走
査タイミングの時間差をΔt12とすると、車速と比べ
て第1レーザ光3Aの走査速度が十分に速い場合、 車両の走行速度:V=(D1−D2)/Δt12とな
り、 N0−4のプロファイルにおける走査基準点(走査範囲
L1の始点)から車両Mの後端までの距離をD3
(m)、走査線N0−1のプロファイルと走査線N0−
4のプロファイルの走査タイミングの時間差をΔt14
とすると、 車長:ML=V×Δt14+(D3−D1)で求められ
る。
【0018】また、第2レーザ測距装置5Bにより第2
レーザ光3Bが所定の走査タイミングにあわせて4回走
査されると、車両Mの表面および路面で反射した第2反
射レーザ光4Bが走査部5aに受光され、距離計測処理
5bにおいて第2レーザ光3Bの走査角θと第2レー
ザ測距装置5Bと反射位置までの距離を演算して処理す
る。そしてこれらデータは、図4(a)〜(d)に示す
ように、車両Mの走行速度に対応する横断方向の4つの
走査線N1〜N4をそれぞれ表わすプロファイルを得る
ことができる。
【0019】そして、車高演算部25において、走査線
N0−1〜4のプロファイルと、走査線N1〜N4のプ
ロファイルからボンネット部の車高MH1と天井部の車
高H2が求められる。なお、車高演算部25では第1メ
モリ22Aと第2メモリ22Bから出力される車高MH
1,MH2データの内、高さの高いものが採用される。
これは特に立体駐車場などで高さに制限がある場合、天
井部にキャリアなどを取付けた車両を発券し、その高さ
に適した駐車室を選択するのに有効である。さらに車幅
演算部26において、走査線N1〜N4のプロファイル
から車幅MW1,MW2とが求められる。
【0020】車種区分データ21は、たとえば高速道路
であれば、車幅や車長、車体形状などから軽自動車、普
通車、中型車、大型車、特大車などのデータで、車両区
分判別部27において、各演算部23〜26からの車両
信号に基づいて、車両Mがこれらの区分データのどの区
分に入っているかが判断される。そして表示装置7が、
たとえば通過型の自動支払い機による料金所であれば、
運転者の見える位置に情報である通行料金が表示され、
移動中にICカードなどにより支払い手続が行われる。
【0021】なお、上記実施の形態では、料金の直接徴
収またはICカードなどによる通過料金徴収を前提とし
て車種を区分し判別したが、たとえば駐車場の駐車スペ
ースを考慮して入場する車を大型スペースと小型スペー
スとに配車するために、駐車場の入口にこの車種分別装
置を配置してもよく、表示装置として駐車するスペース
のある方向を情報として指示する入場案内表示器を設け
てもよい。また、一般道に設置して走行車量の調査を行
うことも可能となる。
【0022】図6〜図9は、先の実施の形態のレーザ測
距装置に代えて、CCDカメラを設けたもので、レーザ
光が照射された車両の画像を処理して車体の縦断画像と
横断画像を求め、これにより車長、車高、車幅および車
体形状を判別するものである。
【0023】すなわち、この車種判別装置31は、図6
に示すように、走行レーン32の中心に沿って車両Mの
前後方向に距離測定用の第1レーザ光33Aを走査する
第1レーザ走査装置34Aと、走行レーン32の幅方向
に沿って車両Mの幅方向に走査範囲L2で距離測定用の
第2レーザ光33Bを走査する第2レーザ走査装置34
Bと、第1レーザ光33Aおよび第32レーザ光3Bの
各走査範囲L1,L2の画像をそれぞれ撮像する撮像装
置である第1CCDカメラ35Aおよび第2CCDカメ
ラ35Bと、第1,第2CCDカメラ35A,35Bの
画像から車長、車高、車幅および車体形状を求め、予め
入力された車種区分データから車両区分を判断するセン
サコントローラ36と、この車両区分から料金を表示す
る表示装置37とが具備されている。
【0024】前記レーザ査装置34A,34Bは、図7
に示すように、レーザ発信器41と、回転モータ42に
より所定速度で回転される多面ミラー43とを具備し、
レーザ発信器41から照射されるレーザ光33A,33
Bを多面ミラー43で反射して走査範囲L1,L2で走
査するように構成され、多面ミラー43の回転角からレ
ーザ光33A,33Bの走査角θを検出するために、回
転モータ42にエンコーダ42aが設けられている。
【0025】前記センサコントローラ36は、図7に示
すように、第1CCDカメラ35Aの画像信号と、第1
レーザ走査装置34Aのエンコーダ42aから出力され
る走査角信号から車両Mの縦断方向のプロファイルを形
成する第1画像処理部51Aと、第2CCDカメラ35
Bの画像信号と、第2レーザ走査装置34Bのエンコー
ダ42aから出力される走査角信号から車両Mの横断方
向のプロファイルを形成する第2画像処理部51Bと、
両画像処理部51A,51Bにより処理されたプロファ
イルを一次保存する第1画像メモリ52Aおよび第2画
像メモリ52Bと、第1画像メモリ52Aのプロファイ
ル信号から車長MLを演算する車長演算部53と、第1
画像メモリ52Aのプロファイル信号から運転席と荷台
部が分離されているかどうかを判断する車体形状演算部
54と、第1画像メモリ52Aおよび第2画像メモリ5
2Bのプロファイル信号から車両Mの車高MHを演算す
る車高演算部55と、第2画像メモリ52Bのプロファ
イル信号から車両Mの車幅MWを演算する車幅演算部
6と、予め入力された車種区分データ61に基づいて車
両Mがどの区分に属するかを判別する車両区分判別部5
7とで構成される。そして、車両区分判別部57からの
判別信号により、CRTなどの表示装置37に車両Mの
区分およびその料金が表示され、これに基づいて料金が
徴収される。
【0026】ここで、センサコントローラ36による処
理を説明する。図8,図9に示すように、レーザ走査装
34A,34Bからレーザ光33A,33Bが走査範
L1,L2で走査されると、車両Mの表面および路面
でレーザ光33A,33Bが反射され、撮像範囲W0で
走査線の画像がCCDカメラ35A,35Bに撮像され
る。この画像は、CCDカメラ35A,35Bの配設位
置から見た平面画像F1上と同一で、それぞれ同一の高
さの点H0〜H2であっても、走査角θ1とθ2では、
平面画像F0に表示される画素位置は、異なる位置P0
〜P2、P0′〜P2′の画素に点として表示される。
第1画像処理部41A,41Bにおいては、この画像信
号にレーザ光33A,33Bの走査角θ1,θ2から反
射位置の高さを演算することで、図9の平面画像F1に
同一高さH0〜H2の点として表示するように構成され
る。これにより、先の実施の形態で示した図3に示す縦
断方向のプロファイルと、図4に示す横断方向のプロフ
ァイルを得ることができる。
【0027】上記構成によれば、先の実施の形態と同様
の作用効果を奏することができるとともに、先の実施の
形態に比べて、車体形状演算部54により運転席と荷台
部が分離されているかどうかを判断することができ、バ
スとトレーラーなどの区別をより正確に行うことができ
る。
【0028】
【発明の効果】以上に述べたごとく本発明の請求項1ま
たは3記載の発明によれば、レーザ光を、回転する多面
ミラーを介して車両の前後方向と幅方向にそれぞれ走査
し、その反射レーザ光から車両の反射面までの距離を測
定し、レーザ光の走査角データと距離データから、車両
の縦断方向の走査線と横断方向の走査線を表すプロファ
イルを形成し、前記プロファイルに基づいて車長、車高
および車幅を求めるので、設備を大幅に簡略化すること
ができ、走行中の車種の判別も高精度で行うことができ
る。
【0029】また請求項2または4記載の発明によれ
ば、レーザ光を、回転する多面ミラーを介して車両の前
後方向および幅方向にそれぞれ走査し、CCDカメラに
よりレーザ光が反射した走査線をそれぞれ撮像し、レー
ザ光の走査角と走査線の画像か ら、車両の縦断方向と横
断方向の走査線を表すプロファイルを形成し、前記プロ
ファイルに基づいて車長、車高、車幅および車体形状を
求めるので、設備を大幅に簡略化することができ、走行
中の車種の判別も高精度で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車種判別装置の実施の形態を示す
説明図である。
【図2】同車種判別装置の構成図である。
【図3】同車種判別装置の画像処理部で処理された縦断
画像を示し、(a)〜(d)は4回の走査タイミングで
撮像された図5に示す走査線N0上の縦断画像図であ
る。
【図4】同車種判別装置の画像処理部で処理された横断
画像を示し、(a)〜(d)はそれぞれ図5に示す走査
線N1〜N4の横断画像図である。
【図5】同車種判別装置の撮影画像の説明図である。
【図6】本発明に係る車種判別装置の他の実施の形態を
示す説明図である。
【図7】同車種判別装置の構成図である。
【図8】同車種判別装置のプロファイル画面の説明図で
ある。
【図9】同車種判別装置のレーザ光の走査線を示す斜視
図である。
【符号の説明】
M 車両 1 車種判別装置 3A,3B レーザ光 4A,4B 反射レーザ光 5A,5B レーザ測距装置 5a 走査部 5b 距離計測処理部 6 センサコントローラ 7 表示装置 11 レーザ発振器 12 回転モータ 12a エンコーダ 13 多面ミラー 21 車種区分データ 23 車長演算部 25 車高演算部 26 車幅演算部 27 車両区分判別部 31 車種判別装置 33A,33B レーザ光 34A,34B レーザ走査装置 35A,35B CCDカメラ 36 センサコントローラ 37 表示装置 42 回転モータ 42a エンコーダ 43 多面ミラー 41A,41B 画像処理部 43 車長演算部 44 車体形状演算部 45 車高演算部 46 車幅演算部 47 車両区分判別部 51 車種区分データ
フロントページの続き (72)発明者 横田 克明 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28 号 日立造船株式会社内 (72)発明者 島崎 雅徳 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28 号 日立造船株式会社内 (72)発明者 谷所 敬 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28 号 日立造船株式会社内 (72)発明者 芝山 直 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28 号 日立造船株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−274787(JP,A) 特開 平8−233525(JP,A) 特表 平4−504469(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08G 1/015 G01B 11/02 G01S 17/93

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行レーン2の上方から走行レーン2を走
    行する車両Mに対して、第1レーザ光3Aを回転する多
    面ミラー13Aを介して車両Mの前後方向に走査し、そ
    の第1反射レーザ光4Aを受光して、多面ミラー13A
    の回転角から検出される第1レーザ光4Aの走査角と、
    第1レーザ光3Aおよび第1反射レーザ光4Aのパルス
    から車両Mまでの距離を測定し、 走行レーン2の上方から走行レーン2を走行する車両M
    に対して、第2レーザ光3Bを回転する多面ミラー13
    Bを介して車両Mの幅方向に走査して、その第2反射レ
    ーザ光4Bを受光して、多面ミラー13Bの回転角から
    検出される第2レーザ光4Bの走査角と、第2レーザ光
    3Bおよび第2反射レーザ光4Bのパルスから車両Mま
    での距離を測定し、 前記多面ミラー13A,13Bの回転角からそれぞれ検
    出される第1,第2レーザ光3A,3Bの走査角と、前
    記車両Mまでの距離データから、車両Mの縦断方向の走
    査線を表すプロファイルと横断方向の走査線を表すプロ
    ファイルとを形成し、 前記プロファイルから、 車長、車高および車幅を求め、
    予め入力された車種区分データから車両区分を判断し
    て、前記車両区分と車両区分から得られる車両情報を出
    力することを特徴とする車種判別方法。
  2. 【請求項2】第1レーザ光33Aを回転する多面ミラー
    43を介して、走行レーン32の上方から走行レーン3
    2を走行する車両Mに前後方向に走査するとともに、第
    2レーザ光33Aを回転する多面ミラー43を介して、
    前記走行レーン32の上方から走行レーン32を走行す
    る車両Mの幅方向に走査し、 前記第1レーザ光33Aが反射した走査線を第1CCD
    カメラ35Aにより撮像するとともに、前記第2レーザ
    光33Bが反射した走査線を第2CCDカメラ 35Bに
    より撮像し、 前記各多面ミラー43,43の回転角からそれぞれ検出
    される第1,第2レーザ光33A,33Bの走査角と、
    第1,第2CCDカメラ35A,35Bの走査線の画像
    から、車両の縦断方向の走査線を表すプロファイルと横
    断方向の走査線を表すプロファイルとを形成し、 前記プロファイルから 車両Mの車長、車高、車幅および
    車体形状を求め、予め入力された車種区分データから車
    種の区分を判断し外部機器に出力することを特徴とする
    車種判別方法。
  3. 【請求項3】第1レーザ投受光器11Aにより、回転す
    る多面ミラー13Aを介して走行レーン2の上方から前
    記走行レーン2を走行する車両Mに前後方向に第1レー
    ザ光3Aを走査して第1反射レーザ光4Aを受光し、前
    記多面ミラー13Aの回転角から検出される第1レーザ
    光3Aの走査角と第1レーザ光3Aのパルスに基づいて
    第1レーザ投受光器11Aから車両Mまでの距離を測定
    する第1レーザ測距装置5Aを設け、 第2レーザ投受光器11Bにより、回転する多面ミラー
    13Bを介して走行レーン2の上方から前記走行レーン
    2を走行する車両Mに幅方向に第2レーザ光3Bを走査
    してその第2反射レーザ光4Bを受光し、前記多面ミラ
    ー13Bの回転角から検出される第2レーザ光3Bの走
    査角と第2レーザ光3Bパルスから車両Mまでの距離を
    測定する第2レーザ光測距装置5Bを設け、 前記各回転ミラー13A,13Bの回転角からそれぞれ
    検出される第1,第2レーザ光3A,3Bの走査角と、
    第1,第2レーザ測距装置58A,5Bの距離データか
    ら得られる車両Mの縦断方向の走査線を表すプロファイ
    ルと横断方向の走査線を表すプロファイルに基づいて、
    車長を演算する車長演算部23と、車高を演算する車高
    演算部25と、車幅を演算する車幅演算部26と、予め
    入力された車区分データから車種の区分を判断し外部機
    器に出力する車両区分判別部27とを有するセンサコン
    トローラ6を設けた ことを特徴とする車種判別装置。
  4. 【請求項4】第1レーザ光33Aを回転する多面ミラー
    43を介して、走行レーン32の上方から走行レーン3
    2を走行する車両Mに前後方向に走査する第1レーザ走
    査装置34Aと、 前記第1レーザ光33Aが反射した走査線を撮像する第
    1CCDカメラ35Aと、 第2レーザ光33Bを回転する多面ミラー43を介し
    て、前記走行レーン32の上方から走行レーン32を走
    行する車両Mに幅方向に走査する第2レーザ走査装置3
    4Bと、 前記第2レーザ光33Bが反射した走査線を撮像する第
    2CCDカメラ35Bと、 前記各多面ミラー43,43の回転角からそれぞれ検出
    される第1,第2レーザ光33A,33Bの走査角と、
    第1,第2CCDカメラ35A,35Bの画像から得ら
    れる車両の縦断方向の走査線を表すプロファイルと横断
    方向の走査線を表すプロファイルに基づいて、 車両Mの
    車長、車高、車幅および車体形状を求め、予め入力され
    た車種区分データから車種の区分を判断し外部機器に出
    力するセンサコントローラ36とを具備したことを特徴
    とする車種判別装置。
  5. 【請求項5】センサコントローラ36は、 前記第1レーザ走査装置34Aの多面ミラー43の回転
    角から検出される第1レーザ光33Aの走査角および第
    1CCDカメラ35Aの画像から車両Mの縦断方向の走
    査線を表すプロファイルを形成する第1画像処理部51
    Aと、 前記第2レーザ走査装置34Bの多面ミラー43の回転
    角から検出される第2レーザ光33Bの走査角および第
    2CCDカメラ35Bの画像信号から車両Mの横断方向
    の走査線を表すプロファイルを形成する第2画像処理部
    51Bと、 車両Mの縦断方向の走査線を表すプロファイルから車長
    を演算する車長演算部53と、 前記車両Mの縦断方向の走査線を表すプロファイルから
    運転席と荷台部が分離されているかどうかを判断する車
    台形状演算部54と、 前記車両Mの縦断方向および横断方向の走査線を表すプ
    ロファイルから車高を演算する車高演算部55と、 前記車両Mの横断方向のプロファイルから車幅を演算す
    る車幅演算部56と、 予め入力された車種区分データから車種の区分を判断し
    て外部機器に出力する車両区分判別部57とで構成され
    ことを特徴とする請求項4記載の車種判別装置。
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