JPH10272907A - 危険車両検知装置 - Google Patents
危険車両検知装置Info
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- JPH10272907A JPH10272907A JP7812097A JP7812097A JPH10272907A JP H10272907 A JPH10272907 A JP H10272907A JP 7812097 A JP7812097 A JP 7812097A JP 7812097 A JP7812097 A JP 7812097A JP H10272907 A JPH10272907 A JP H10272907A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 過積載や空気圧不足等を起こしている危険車
両を常時、自動的かつ確実に監視できるようにする。 【解決手段】 過積載や空気圧不足等を起こしている危
険車両を検知する装置であって、車両ZのタイヤZ2の
形状を測定するタイヤ形状測定手段10,12と、この
タイヤ形状測定手段10,12で測定されたタイヤ形状
に基づいて危険車両の当否を判定し、危険車両である場
合には危険判定信号を出力する判定手段14とを備え
る。
両を常時、自動的かつ確実に監視できるようにする。 【解決手段】 過積載や空気圧不足等を起こしている危
険車両を検知する装置であって、車両ZのタイヤZ2の
形状を測定するタイヤ形状測定手段10,12と、この
タイヤ形状測定手段10,12で測定されたタイヤ形状
に基づいて危険車両の当否を判定し、危険車両である場
合には危険判定信号を出力する判定手段14とを備え
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車種に応じて予め
決められている積載重量を越えている(以下、これを過
積載という)ような車両や、タイヤの空気圧が規定値よ
りも大幅に不足していたりパンクしている(以下、これ
を空気圧不足等という)ような車両を検知して、走行の
安全性を図るための危険車両検知装置に関する。
決められている積載重量を越えている(以下、これを過
積載という)ような車両や、タイヤの空気圧が規定値よ
りも大幅に不足していたりパンクしている(以下、これ
を空気圧不足等という)ような車両を検知して、走行の
安全性を図るための危険車両検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】過積載や空気圧不足等の車両が高速走行
すると極めて危険であるので、そのような危険車両の有
無を監視する必要性がある。
すると極めて危険であるので、そのような危険車両の有
無を監視する必要性がある。
【0003】従来、このような過積載や空気圧不足等を
起こさないように、運転者に車両管理義務を課してお
り、特に、過積載については、警察官による取り締まり
が行われている。すなわち、道路に検問所を設置し、タ
イヤの形状や、車体底部の路面からの高さ(以下、これ
を車底高という)を目測し、過積載の恐れのある車両に
ついてはさらに重量計を用いて積載重量を測定してい
る。
起こさないように、運転者に車両管理義務を課してお
り、特に、過積載については、警察官による取り締まり
が行われている。すなわち、道路に検問所を設置し、タ
イヤの形状や、車体底部の路面からの高さ(以下、これ
を車底高という)を目測し、過積載の恐れのある車両に
ついてはさらに重量計を用いて積載重量を測定してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに、検問所を設けて人手で過積載の車両を監視して取
り締まり行うのは、交通流れを阻害するばかりでなく、
全ての車両に対して監視することは極めて難しい。ま
た、人手でタイヤの形状や車底高を目測するのは、極め
て手間がかかり、しかも、走行車両に対しては測定でき
ないという問題がある。
うに、検問所を設けて人手で過積載の車両を監視して取
り締まり行うのは、交通流れを阻害するばかりでなく、
全ての車両に対して監視することは極めて難しい。ま
た、人手でタイヤの形状や車底高を目測するのは、極め
て手間がかかり、しかも、走行車両に対しては測定でき
ないという問題がある。
【0005】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、過積載や空気圧不足等を起こしている
危険車両を常時、自動的かつ確実に監視できるようにす
ることを課題とする。
なされたもので、過積載や空気圧不足等を起こしている
危険車両を常時、自動的かつ確実に監視できるようにす
ることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、過積載や空気圧不足等を起こしている危
険車両を検知する危険車両検知装置において、次の構成
を採用している。
解決するため、過積載や空気圧不足等を起こしている危
険車両を検知する危険車両検知装置において、次の構成
を採用している。
【0007】すなわち、請求項1記載の発明では、車両
のタイヤの形状を測定するタイヤ形状測定手段と、この
タイヤ形状測定手段で測定されたタイヤ形状に基づいて
危険車両の当否を判定し、危険車両である場合には危険
判定信号を出力する判定手段とを備えている。
のタイヤの形状を測定するタイヤ形状測定手段と、この
タイヤ形状測定手段で測定されたタイヤ形状に基づいて
危険車両の当否を判定し、危険車両である場合には危険
判定信号を出力する判定手段とを備えている。
【0008】請求項2記載の発明では、車種を判別する
車種判別手段と、車両の車底高を測定する車底高測定手
段と、車種判別手段による車種判別結果、ならびに前記
車底高測定手段で測定された車底高とに基づいて危険車
両の当否を判定し、危険車両である場合には危険判定信
号を出力する判定手段とを備えている。
車種判別手段と、車両の車底高を測定する車底高測定手
段と、車種判別手段による車種判別結果、ならびに前記
車底高測定手段で測定された車底高とに基づいて危険車
両の当否を判定し、危険車両である場合には危険判定信
号を出力する判定手段とを備えている。
【0009】請求項3記載の発明では、車種を判別する
車種判別手段と、車両のタイヤの形状を測定するタイヤ
形状測定手段と、車両の車底高を測定する車底高測定手
段と、タイヤ形状測定手段で測定されたタイヤ形状、前
記車種判別手段による車種判別結果、および前記車底高
測定手段で測定された車底高に基づいて危険車両の当否
を判定し、危険車両である場合には危険判定信号を出力
する判定手段とを備えている。
車種判別手段と、車両のタイヤの形状を測定するタイヤ
形状測定手段と、車両の車底高を測定する車底高測定手
段と、タイヤ形状測定手段で測定されたタイヤ形状、前
記車種判別手段による車種判別結果、および前記車底高
測定手段で測定された車底高に基づいて危険車両の当否
を判定し、危険車両である場合には危険判定信号を出力
する判定手段とを備えている。
【0010】請求項4記載の発明では、請求項1または
請求項3記載の構成において、タイヤ形状測定手段は、
タイヤを含む車両の側面を撮影する監視カメラと、この
監視カメラで撮影された画像からタイヤ形状の特徴を抽
出する画像処理装置とからなる。
請求項3記載の構成において、タイヤ形状測定手段は、
タイヤを含む車両の側面を撮影する監視カメラと、この
監視カメラで撮影された画像からタイヤ形状の特徴を抽
出する画像処理装置とからなる。
【0011】請求項5記載の発明では、請求項4記載の
構成において、少なくとも監視カメラの撮影視野内にあ
る路面に向けて車両の進行方向に対して繰り返しパター
ンをもつ光を照射する投光手段が設けられている。
構成において、少なくとも監視カメラの撮影視野内にあ
る路面に向けて車両の進行方向に対して繰り返しパター
ンをもつ光を照射する投光手段が設けられている。
【0012】請求項6記載の発明では、請求項1または
請求項3記載の構成において、タイヤ形状測定手段は、
複数の光電スイッチを車両の進行方向に沿って配列して
なる。
請求項3記載の構成において、タイヤ形状測定手段は、
複数の光電スイッチを車両の進行方向に沿って配列して
なる。
【0013】請求項7記載の発明では、請求項1、請求
項3ないし請求項6のいずれかに記載の構成において、
判定手段は、タイヤ形状測定手段で測定されたタイヤ形
状の高さと幅との比率に基づいて危険車両の当否を判定
するものである。
項3ないし請求項6のいずれかに記載の構成において、
判定手段は、タイヤ形状測定手段で測定されたタイヤ形
状の高さと幅との比率に基づいて危険車両の当否を判定
するものである。
【0014】請求項8記載の発明では、請求項2または
請求項3記載の構成において、車底高測定手段は、路面
から車両の側面にわたって撮影する監視カメラと、この
監視カメラで撮影された画像から車底高を算出する画像
処理装置とからなる。
請求項3記載の構成において、車底高測定手段は、路面
から車両の側面にわたって撮影する監視カメラと、この
監視カメラで撮影された画像から車底高を算出する画像
処理装置とからなる。
【0015】請求項9記載の発明では、請求項2または
請求項3記載の構成において、車底高測定手段は、複数
の光電センサを車両の進行方向に対して垂直に配列して
なる。
請求項3記載の構成において、車底高測定手段は、複数
の光電センサを車両の進行方向に対して垂直に配列して
なる。
【0016】請求項10記載の発明では、請求項1ない
し請求項9のいずれかに記載の構成において、判定手段
からの危険信号出力に基づいて警告を行う警告手段を備
えている。
し請求項9のいずれかに記載の構成において、判定手段
からの危険信号出力に基づいて警告を行う警告手段を備
えている。
【0017】請求項11記載の発明では、請求項1ない
し請求項10のいずれかに記載の構成において、判定手
段から危険判定信号が出力された場合には、該当する車
両を所定の検査場所に誘導する誘導手段を備えている。
し請求項10のいずれかに記載の構成において、判定手
段から危険判定信号が出力された場合には、該当する車
両を所定の検査場所に誘導する誘導手段を備えている。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態に係る
危険車両検知装置の全体を示すシステム構成図である。
危険車両検知装置の全体を示すシステム構成図である。
【0019】この危険車両検知装置1は、本線システム
2、誘導システム4、および基地システム6の計3シス
テムからなる。
2、誘導システム4、および基地システム6の計3シス
テムからなる。
【0020】本線システム2は、本線(一般道路)を走行
する車両Zについて、過積載や空気圧不足等が起きてい
るか否かを判定するためのものであり、車種を判別する
車種判別装置8、車両Zの側面領域の画像を撮影する監
視カメラとしての二次元CCDカメラ10、この二次元
CCDカメラ10で撮影された画像を処理する画像処理
装置12、および本線システム制御装置14を備える。
する車両Zについて、過積載や空気圧不足等が起きてい
るか否かを判定するためのものであり、車種を判別する
車種判別装置8、車両Zの側面領域の画像を撮影する監
視カメラとしての二次元CCDカメラ10、この二次元
CCDカメラ10で撮影された画像を処理する画像処理
装置12、および本線システム制御装置14を備える。
【0021】車種判別装置8は、本例の場合、ナンバー
プレートの大きさとこのプレートに記載されている車両
番号とを認識する車両番号認識装置で構成されており、
車両のナンバープレートの大きさから大型車、普通車等
の別を、また、車両番号から貨物車、乗用車の別をそれ
ぞれ判別するものである。
プレートの大きさとこのプレートに記載されている車両
番号とを認識する車両番号認識装置で構成されており、
車両のナンバープレートの大きさから大型車、普通車等
の別を、また、車両番号から貨物車、乗用車の別をそれ
ぞれ判別するものである。
【0022】また、二次元CCDカメラ10は、図2に
示すように、本線の路側の適宜箇所に設置されていて、
路面FおよびタイヤZ2を含む車体Z1側面が視野内に入
るように、そのレンズは比較的広角のものが使用されて
いる。
示すように、本線の路側の適宜箇所に設置されていて、
路面FおよびタイヤZ2を含む車体Z1側面が視野内に入
るように、そのレンズは比較的広角のものが使用されて
いる。
【0023】画像処理装置12は、後で詳述するよう
に、二次元CCDカメラ10で撮影された画像から車底
高を求めるとともに、タイヤの変形量などの特徴を抽出
するものである。
に、二次元CCDカメラ10で撮影された画像から車底
高を求めるとともに、タイヤの変形量などの特徴を抽出
するものである。
【0024】そして、二次元CCDカメラ10と画像処
理装置12とが、特許請求の範囲における車底高測定手
段とタイヤ形状測定手段の双方に相当する。
理装置12とが、特許請求の範囲における車底高測定手
段とタイヤ形状測定手段の双方に相当する。
【0025】本線システム制御装置14は、画像処理装
置14からのデータに基づいて車両Zが危険か否か判定
し、危険車両である場合には危険判定信号を出力するも
ので、特許請求の範囲における判定手段に相当する。
置14からのデータに基づいて車両Zが危険か否か判定
し、危険車両である場合には危険判定信号を出力するも
ので、特許請求の範囲における判定手段に相当する。
【0026】誘導システム4は、本線システム2を構成
する本線システム制御装置14から送られてきた判定結
果に基づいて車両Zに対してメッセージを出力して、車
両Zを基地システム6に誘導するものであって、電光掲
示板16とその制御装置(図示せず)とからなる。
する本線システム制御装置14から送られてきた判定結
果に基づいて車両Zに対してメッセージを出力して、車
両Zを基地システム6に誘導するものであって、電光掲
示板16とその制御装置(図示せず)とからなる。
【0027】基地システム6は、危険車両の当否を最終
的に判定するもので、車両Zの車高を測定する車高検出
計18、車長および車幅を測定する車長車幅検出計2
0、車両Zの総重量を測定するための重量計22、基地
システム制御装置24、および電光掲示板26からな
る。
的に判定するもので、車両Zの車高を測定する車高検出
計18、車長および車幅を測定する車長車幅検出計2
0、車両Zの総重量を測定するための重量計22、基地
システム制御装置24、および電光掲示板26からな
る。
【0028】そして、基地システム制御装置24は、各
計器18,20,22で測定された車両Zの諸元(車
高、車長、車幅、総重量など)に基づいて積載量を算出
し、過積載か否か、また、空気圧不足等を起こしている
か否かなどを最終的に判定するものであり、また、電光
掲示板は、基地システム制御装置24の判定結果により
車両Zの運転手に警告を与えるためのものである。
計器18,20,22で測定された車両Zの諸元(車
高、車長、車幅、総重量など)に基づいて積載量を算出
し、過積載か否か、また、空気圧不足等を起こしている
か否かなどを最終的に判定するものであり、また、電光
掲示板は、基地システム制御装置24の判定結果により
車両Zの運転手に警告を与えるためのものである。
【0029】次に、この危険車両検知装置1の全体の処
理動作について、図3に示すフローチャートを参照して
説明する。
理動作について、図3に示すフローチャートを参照して
説明する。
【0030】まず、本線に車両Zが進入してきたならば
(ステップ1)、車種判別装置8は、ナンバープレートの
大きさとこのプレートに記載されている車両番号とを認
識し、車両のナンバープレートの大きさから大型車、普
通車等の別を、また、車両番号から貨物車、乗用車の別
をそれぞれ判別し、この車種データを本線システム制御
装置14に送出する(ステップ2)。
(ステップ1)、車種判別装置8は、ナンバープレートの
大きさとこのプレートに記載されている車両番号とを認
識し、車両のナンバープレートの大きさから大型車、普
通車等の別を、また、車両番号から貨物車、乗用車の別
をそれぞれ判別し、この車種データを本線システム制御
装置14に送出する(ステップ2)。
【0031】また、二次元CCDカメラ10は、本線を
走行する車両Zの側面の画像を撮影し、その画像データ
を画像処理装置12に送る。画像処理装置12は、後で
詳述するように、二次元CCDカメラ10で撮影された
画像を処理し、画像データから車底高やタイヤZ2の変
形量を測定して、そのデータを本線システム制御装置1
4に送出する(ステップ3,4)。
走行する車両Zの側面の画像を撮影し、その画像データ
を画像処理装置12に送る。画像処理装置12は、後で
詳述するように、二次元CCDカメラ10で撮影された
画像を処理し、画像データから車底高やタイヤZ2の変
形量を測定して、そのデータを本線システム制御装置1
4に送出する(ステップ3,4)。
【0032】本線システム制御装置14は、車種判別装
置8ならびに画像処理装置14からのデータに基づいて
車両Zが危険か否かを判定する(ステップ5)。そして、
危険車両ではないと判定してた場合には、車両Zをその
まま本線を通過させる(ステップ6)。これに対して、危
険車両と判定した場合には、危険判定信号を発生し、こ
の信号を誘導システム4の制御装置(図示せず)および基
地システム6の制御装置24にそれぞれ出力する。
置8ならびに画像処理装置14からのデータに基づいて
車両Zが危険か否かを判定する(ステップ5)。そして、
危険車両ではないと判定してた場合には、車両Zをその
まま本線を通過させる(ステップ6)。これに対して、危
険車両と判定した場合には、危険判定信号を発生し、こ
の信号を誘導システム4の制御装置(図示せず)および基
地システム6の制御装置24にそれぞれ出力する。
【0033】誘導システム4の制御装置は、この危険判
定信号の入力に応じて、車両Zが基地システム6へ誘導
されるように、電光掲示板16にたとえば『左へ路線変
更』などの文字を表示する(ステップ7)。
定信号の入力に応じて、車両Zが基地システム6へ誘導
されるように、電光掲示板16にたとえば『左へ路線変
更』などの文字を表示する(ステップ7)。
【0034】また、基地システム6の制御装置24は、
車高検出計18、車長車幅検出計20を共に起動して、
これらの計器で測定された車両Zの諸元のデータを取り
込む(ステップ8)。さらに、重量計22を起動し、この
重量計22で測定された車両Zの重量のデータを取り込
む(ステップ9)。
車高検出計18、車長車幅検出計20を共に起動して、
これらの計器で測定された車両Zの諸元のデータを取り
込む(ステップ8)。さらに、重量計22を起動し、この
重量計22で測定された車両Zの重量のデータを取り込
む(ステップ9)。
【0035】基地システム制御装置24は、車両Zの諸
元および車両重量のデータに基づいて過積載や空気圧不
足等に該当するか否かを判定する(ステップ10)。
元および車両重量のデータに基づいて過積載や空気圧不
足等に該当するか否かを判定する(ステップ10)。
【0036】そして、車両Zが最大積載量を越えている
場合には過積載と判断し、電光掲示板26にたとえば
『積載荷重がオーバーしていて危険です』などの文字を
表示して、運転者に警告を与える。また、最大積載量を
越えていないにもかかわらず、車底高が低い場合には、
空気圧不足等と判断して、電光掲示板26にたとえば
『空気圧不足等で危険です』などの文字を表示して、運
転者に警告を与える(ステップ11)。これらに該当しな
い場合には、電光掲示板26にたとえば『異常がないの
で本線にお戻りください』などの文字を表示して、車両
Zを本線に誘導する(ステップ12)。
場合には過積載と判断し、電光掲示板26にたとえば
『積載荷重がオーバーしていて危険です』などの文字を
表示して、運転者に警告を与える。また、最大積載量を
越えていないにもかかわらず、車底高が低い場合には、
空気圧不足等と判断して、電光掲示板26にたとえば
『空気圧不足等で危険です』などの文字を表示して、運
転者に警告を与える(ステップ11)。これらに該当しな
い場合には、電光掲示板26にたとえば『異常がないの
で本線にお戻りください』などの文字を表示して、車両
Zを本線に誘導する(ステップ12)。
【0037】次に、本線システム2を構成する画像処理
装置12によって、危険車両を検知するための原理につ
いて説明する。
装置12によって、危険車両を検知するための原理につ
いて説明する。
【0038】図4(a)に示すように、タイヤZ2が空気圧
不足等の場合には、タイヤZ2が通常の場合よりも変形
して偏平となって接地面積が大きくなり、その結果、タ
イヤZ2の路面Fとの接地長さW0も長くなっている。ま
た、過積載の場合には、積み荷の重量超過のために、タ
イヤZ2が通常の場合よりも変形して偏平となって接地
面積、したがって接地長さW0も長くなるととも、サス
ペンションが縮んで車体Z1の車底高Hも低くなってい
るのが特徴である。
不足等の場合には、タイヤZ2が通常の場合よりも変形
して偏平となって接地面積が大きくなり、その結果、タ
イヤZ2の路面Fとの接地長さW0も長くなっている。ま
た、過積載の場合には、積み荷の重量超過のために、タ
イヤZ2が通常の場合よりも変形して偏平となって接地
面積、したがって接地長さW0も長くなるととも、サス
ペンションが縮んで車体Z1の車底高Hも低くなってい
るのが特徴である。
【0039】ここで、車種に応じたタイヤZ2のサイズ
や、タイヤZ2の空気圧の大小によってタイヤZ2の変形
量および車底高は異なるが、大型貨物車、普通貨物車、
大型乗用車、普通乗用車などに分類することにより、過
積載や空気圧不足等を起こしている車両に対するタイヤ
Z2の接地長さW0や車底高Hの関係を結び付けることが
できる。
や、タイヤZ2の空気圧の大小によってタイヤZ2の変形
量および車底高は異なるが、大型貨物車、普通貨物車、
大型乗用車、普通乗用車などに分類することにより、過
積載や空気圧不足等を起こしている車両に対するタイヤ
Z2の接地長さW0や車底高Hの関係を結び付けることが
できる。
【0040】よって、車種やタイヤサイズに応じてタイ
ヤの変形量および車底高に基準を設け、その基準値を越
えた場合には、危険車両と見なすことができる。
ヤの変形量および車底高に基準を設け、その基準値を越
えた場合には、危険車両と見なすことができる。
【0041】以上のことから、この実施形態では、次の
ようにして、危険車両を検知する。
ようにして、危険車両を検知する。
【0042】まず、二次元CCDカメラ10によって走
行する車両Zの車体Z1側面とタイヤZ2とを同時に撮影
する。この撮影された画像は、たとえば図4(a)に示す
ようになる。そして、この画像データは、画像処理装置
12に送出されるので、画像処理装置12は、次のアル
ゴリズムに基づいてタイヤZ2の接地長さW0と車底高H
の値を求める。
行する車両Zの車体Z1側面とタイヤZ2とを同時に撮影
する。この撮影された画像は、たとえば図4(a)に示す
ようになる。そして、この画像データは、画像処理装置
12に送出されるので、画像処理装置12は、次のアル
ゴリズムに基づいてタイヤZ2の接地長さW0と車底高H
の値を求める。
【0043】まず、タイヤ形状判別のアルゴリズムにつ
いて、図5のフローチャートに基づいて説明する。
いて、図5のフローチャートに基づいて説明する。
【0044】二次元CCDカメラ10で撮影された現在
のフレームと背景フレームとの差分を求めて車両Zを抽
出する(ステップ20)。
のフレームと背景フレームとの差分を求めて車両Zを抽
出する(ステップ20)。
【0045】続いて、この差分画像に対して、タイヤZ
2のモデルとの相関をとって(ステップ21)、差分画像
からタイヤ形状の画像のみを抽出する(ステップ22)。
その結果は、たとえば図4(b)に示すようになる。
2のモデルとの相関をとって(ステップ21)、差分画像
からタイヤ形状の画像のみを抽出する(ステップ22)。
その結果は、たとえば図4(b)に示すようになる。
【0046】そこで、次に、この抽出したタイヤZ2の
画像に対して、水平エッジ成分を抽出するフィルタをか
ける(ステップ23)。すなわち、このフィルタは、差分
型フィルタの一種で、垂直方向に濃度勾配をもつ画像の
みを抽出するように、垂直方向に画素濃度の差分を行う
もので、この結果、水平エッジ成分が強調されることに
なる。そして、これにより得られる画像の下端側にある
水平エッジ部分がタイヤZ2の路面との接触部分に相当
するので、この部分のエッジの画素数をカウントして、
これからタイヤZ2の接地長さW0を算出する(ステップ
24)。そして、この接地長さW0のデータを本線システ
ム制御装置14に送出する(ステップ25)。
画像に対して、水平エッジ成分を抽出するフィルタをか
ける(ステップ23)。すなわち、このフィルタは、差分
型フィルタの一種で、垂直方向に濃度勾配をもつ画像の
みを抽出するように、垂直方向に画素濃度の差分を行う
もので、この結果、水平エッジ成分が強調されることに
なる。そして、これにより得られる画像の下端側にある
水平エッジ部分がタイヤZ2の路面との接触部分に相当
するので、この部分のエッジの画素数をカウントして、
これからタイヤZ2の接地長さW0を算出する(ステップ
24)。そして、この接地長さW0のデータを本線システ
ム制御装置14に送出する(ステップ25)。
【0047】次に、車底高の抽出のアルゴリズムについ
て、図6のフローチャートに基づいて説明する。
て、図6のフローチャートに基づいて説明する。
【0048】二次元CCDカメラ10で撮影された現在
のフレームと背景フレームとの差分を求めて車両Zを抽
出する(ステップ30)。
のフレームと背景フレームとの差分を求めて車両Zを抽
出する(ステップ30)。
【0049】続いて、この差分画像に対して、車両側面
形状のモデルとの相関をとり(ステップ31)、差分画像
から車両の側面の画像のみを抽出する(ステップ32)。
形状のモデルとの相関をとり(ステップ31)、差分画像
から車両の側面の画像のみを抽出する(ステップ32)。
【0050】そこで、次に、この抽出した車両側面の画
像に対して、前述の場合と同様に、水平エッジ成分のみ
を抽出するフィルタをかける(ステップ33)。
像に対して、前述の場合と同様に、水平エッジ成分のみ
を抽出するフィルタをかける(ステップ33)。
【0051】これにより得られる画像の車体Z1の底面
部の水平エッジ成分と、タイヤZ2の路面との接触部分
のエッジ成分との間にある画素数をカウントして、これ
から車底高Hを算出する(ステップ34)。そして、この
車底高Hのデータを本線システム制御装置14に送出す
る(ステップ35)。
部の水平エッジ成分と、タイヤZ2の路面との接触部分
のエッジ成分との間にある画素数をカウントして、これ
から車底高Hを算出する(ステップ34)。そして、この
車底高Hのデータを本線システム制御装置14に送出す
る(ステップ35)。
【0052】本線システム制御装置14は、タイヤZ2
の路面の接地長さW0が予め設定されている基準値を越
えているか否か、車底高Hが車種に応じて予め決められ
ている基準値よりも下がっているか否かを判定する。
の路面の接地長さW0が予め設定されている基準値を越
えているか否か、車底高Hが車種に応じて予め決められ
ている基準値よりも下がっているか否かを判定する。
【0053】(その他の実施形態)上記の実施形態に限ら
ず、次のような各種の実施形態を適用することも可能で
ある。
ず、次のような各種の実施形態を適用することも可能で
ある。
【0054】(1) 図7に示すように、二次元CCDカ
メラ10に近接して投光手段30を設けることもでき
る。この投光手段30は、少なくとも二次元CCDカメ
ラ10の撮影視野内にある路面Fに向けて車両Zの進行
方向に対して繰り返しパターンをもつ光を照射するよう
に構成されている。具体的には、光源の前面に車両Zの
進行方向に沿って複数のスリットを配列しておき、光源
からの光をこのスリットを通して路面Fに照射する。
メラ10に近接して投光手段30を設けることもでき
る。この投光手段30は、少なくとも二次元CCDカメ
ラ10の撮影視野内にある路面Fに向けて車両Zの進行
方向に対して繰り返しパターンをもつ光を照射するよう
に構成されている。具体的には、光源の前面に車両Zの
進行方向に沿って複数のスリットを配列しておき、光源
からの光をこのスリットを通して路面Fに照射する。
【0055】このようにすれば、タイヤZ2が路面Fに
接地している接地部分でスリット光のパターンが折れ曲
がるので、二次元CCDカメラ10で撮影された画像
は、図8に示すように、タイヤZ2の接地部分が際立つ
ようになるため、その折れ曲がっているスリット光の本
数とスリットの間隔とを測定することにより、タイヤZ
2の接地長さW0を一層正確に算出することができる。
接地している接地部分でスリット光のパターンが折れ曲
がるので、二次元CCDカメラ10で撮影された画像
は、図8に示すように、タイヤZ2の接地部分が際立つ
ようになるため、その折れ曲がっているスリット光の本
数とスリットの間隔とを測定することにより、タイヤZ
2の接地長さW0を一層正確に算出することができる。
【0056】(2) 上記の実施形態では、二次元CCD
カメラ10と画像処理装置12とを組み合わせることで
タイヤZ2の特定形状(接地長さW0)と車底高Hとを同時
に測定するようにしているが、これに代えて、図9に示
す構成の光走査型センサ32を使用することもできる。
カメラ10と画像処理装置12とを組み合わせることで
タイヤZ2の特定形状(接地長さW0)と車底高Hとを同時
に測定するようにしているが、これに代えて、図9に示
す構成の光走査型センサ32を使用することもできる。
【0057】すなわち、この光走査型センサ32は、複
数本のスポット光を発生する投光部34と、各スポット
光を走査する光走査部36と、各スポット光の物体から
の反射光を個別に受光する受光部38とからなる。
数本のスポット光を発生する投光部34と、各スポット
光を走査する光走査部36と、各スポット光の物体から
の反射光を個別に受光する受光部38とからなる。
【0058】投光部34は、複数のレーザダイオード等
の発光素子が一列に配列されるとともに、各発光素子か
らのスポット光を平行にする投光レンズ(いずれも図示
省略)が設けられてなる。また、光走査部36は、各発
光素子からのスポット光を反射しつつ走査するポリゴン
ミラー(回転多面鏡)40と、このミラー40を一定速度
で回転駆動するモータ42とからなる。さらに、受光部
38は、路面Fや車両Zからの反射光を集光する受光レ
ンズ44と、各反射光を受光するPSDや一次元CCD
等の受光素子46とからなる。
の発光素子が一列に配列されるとともに、各発光素子か
らのスポット光を平行にする投光レンズ(いずれも図示
省略)が設けられてなる。また、光走査部36は、各発
光素子からのスポット光を反射しつつ走査するポリゴン
ミラー(回転多面鏡)40と、このミラー40を一定速度
で回転駆動するモータ42とからなる。さらに、受光部
38は、路面Fや車両Zからの反射光を集光する受光レ
ンズ44と、各反射光を受光するPSDや一次元CCD
等の受光素子46とからなる。
【0059】この構成において、投光部34からのスポ
ット光を光走査部36で走査しつつ路面Fや車両Zに向
けて照射する。その場合、光走査部36のモータ42に
は図示しないロータリエンコーダが設けられていて、ポ
リゴンミラー40の走査角度が検出される一方、投光部
34からのスポット光が受光部38で受光されるまでの
投受光に要する時間から、三角測量の原理を用いて光走
査センサ32から車両Zまでの距離を算出する。
ット光を光走査部36で走査しつつ路面Fや車両Zに向
けて照射する。その場合、光走査部36のモータ42に
は図示しないロータリエンコーダが設けられていて、ポ
リゴンミラー40の走査角度が検出される一方、投光部
34からのスポット光が受光部38で受光されるまでの
投受光に要する時間から、三角測量の原理を用いて光走
査センサ32から車両Zまでの距離を算出する。
【0060】この距離データを1走査ごとに、時系列に
並べることにより、車両Zの側面の二次元情報を得るこ
とができる。この二次元情報に基づいて、車両Zの車底
高Hとタイヤの接地長さW0を算出する。
並べることにより、車両Zの側面の二次元情報を得るこ
とができる。この二次元情報に基づいて、車両Zの車底
高Hとタイヤの接地長さW0を算出する。
【0061】(3) 図10に示すように、透過型光電ス
イッチ50を設けることでタイヤ形状と車底高とを同時
に測定できるようにることもできる。
イッチ50を設けることでタイヤ形状と車底高とを同時
に測定できるようにることもできる。
【0062】すなわち、図10に示す構成のものは、本
線の道路を隔てた左右に形成されたアイランドI1,I2
の内、一方のアイランドI1には透過型光電スイッチ5
0を構成する発光素子52が、他方のアイランドI2に
は受光素子54がそれぞれ対向して設けられている。そ
して、これらの各発光素子52と受光素子54とは、い
ずれも路面Fに対して垂直方向から水平方向に屈曲した
状態で連続的に配置されて略L字状になっている。
線の道路を隔てた左右に形成されたアイランドI1,I2
の内、一方のアイランドI1には透過型光電スイッチ5
0を構成する発光素子52が、他方のアイランドI2に
は受光素子54がそれぞれ対向して設けられている。そ
して、これらの各発光素子52と受光素子54とは、い
ずれも路面Fに対して垂直方向から水平方向に屈曲した
状態で連続的に配置されて略L字状になっている。
【0063】この構成では、路面Fに対して垂直に配置
された透過型光電スイッチ50によって車底高Hを、路
面Fに対して水平に配置された透過型光電スイッチ50
によってタイヤZ2の特定形状をそれぞれ測定する。す
なわち、発光素子52からの光が車体Z1やタイヤZ2で
遮断されて受光素子54に受光されなくなる場合の各素
子の数と素子のピッチ間隔とから、それぞれ車底高Hと
タイヤZ2の接地長さW0が算出される。
された透過型光電スイッチ50によって車底高Hを、路
面Fに対して水平に配置された透過型光電スイッチ50
によってタイヤZ2の特定形状をそれぞれ測定する。す
なわち、発光素子52からの光が車体Z1やタイヤZ2で
遮断されて受光素子54に受光されなくなる場合の各素
子の数と素子のピッチ間隔とから、それぞれ車底高Hと
タイヤZ2の接地長さW0が算出される。
【0064】なお、図10に示したものは、発光素子5
0と受光素子54とを対向配置する透過型光電スイッチ
であるが、一方のアイランドI1側に発光素子と受光素
子とを近接配置し、他方のアイランドI2側に回帰反射
板を設けた回帰反射型光電スイッチを適用することも可
能である。
0と受光素子54とを対向配置する透過型光電スイッチ
であるが、一方のアイランドI1側に発光素子と受光素
子とを近接配置し、他方のアイランドI2側に回帰反射
板を設けた回帰反射型光電スイッチを適用することも可
能である。
【0065】その場合、一方のアイランドI1にのみ投
受光のための素子を設け、他方のアイランドI2には回
帰反射板を取り付けるだけて済むため、工事の手間を省
けるとともに、光軸調整も容易となる。
受光のための素子を設け、他方のアイランドI2には回
帰反射板を取り付けるだけて済むため、工事の手間を省
けるとともに、光軸調整も容易となる。
【0066】(4) 上述の説明では、タイヤ形状と車底
高の双方を同時に測定するようにしているが、タイヤ形
状測定手段と車底高測定手段とをそれぞれ個別に設けた
構成とすることも可能である。
高の双方を同時に測定するようにしているが、タイヤ形
状測定手段と車底高測定手段とをそれぞれ個別に設けた
構成とすることも可能である。
【0067】 図11に示すものでは、タイヤ形状測
定手段を単独に設けたもので、道路を隔てた左右にそれ
ぞれ形成されたアイランドI1,I2の内、一方のアイラ
ンドI1の側面には一次元CCDカメラ60が、他方の
アイランドI2のCCDカメラ60に対向する箇所に
は、背景色を明確にするための白色ペイント62が塗布
されている。
定手段を単独に設けたもので、道路を隔てた左右にそれ
ぞれ形成されたアイランドI1,I2の内、一方のアイラ
ンドI1の側面には一次元CCDカメラ60が、他方の
アイランドI2のCCDカメラ60に対向する箇所に
は、背景色を明確にするための白色ペイント62が塗布
されている。
【0068】そして、一次元CCDカメラ60は、図1
2に示すように、多数の固体撮像素子64を一次元に配
列するとともに、トーリックレンズ66、および光学ガ
ラス68を配置して構成されている。
2に示すように、多数の固体撮像素子64を一次元に配
列するとともに、トーリックレンズ66、および光学ガ
ラス68を配置して構成されている。
【0069】この構成において、タイヤが通過した場
合、一次元CCDカメラ60で撮影される画像は、タイ
ヤに相当する部分が暗い画像で、タイヤの無い両端では
明るくなる。そこで、この暗い部分の画素数と画素のピ
ッチおよびトーリックレンズ66の倍率から、タイヤの
接地長さW0を算出することができる。
合、一次元CCDカメラ60で撮影される画像は、タイ
ヤに相当する部分が暗い画像で、タイヤの無い両端では
明るくなる。そこで、この暗い部分の画素数と画素のピ
ッチおよびトーリックレンズ66の倍率から、タイヤの
接地長さW0を算出することができる。
【0070】このような一次元CCDカメラ60を用い
れば、タイヤ形状測定手段を極めて小型化でき、かつア
イランドI1,I2への設置工事も容易となる。
れば、タイヤ形状測定手段を極めて小型化でき、かつア
イランドI1,I2への設置工事も容易となる。
【0071】 タイヤ形状測定手段としては、上記の
一次元CCDカメラ60を使用するものの外に、図13
に示すように、一方のアイランドI1に発光素子72
を、他方のアイランドI2に受光素子74を互いに対向
配置してなる透過型光電スイッチ70を使用したもので
あってもよい。
一次元CCDカメラ60を使用するものの外に、図13
に示すように、一方のアイランドI1に発光素子72
を、他方のアイランドI2に受光素子74を互いに対向
配置してなる透過型光電スイッチ70を使用したもので
あってもよい。
【0072】この構成においても、発光素子72からの
光がタイヤで遮られて受光素子74に受光されなくなっ
た場合の素子の数と、各素子の設置間隔とから、タイヤ
の接地長さを算出することができる。
光がタイヤで遮られて受光素子74に受光されなくなっ
た場合の素子の数と、各素子の設置間隔とから、タイヤ
の接地長さを算出することができる。
【0073】また、透過型光電スイッチ70を使用する
代わりに、回帰反射型光電スイッチを使用してもよい。
代わりに、回帰反射型光電スイッチを使用してもよい。
【0074】その場合、アイランドの片側たとえばI1
にのみ投受光の素子を埋設し、他方のアイランドI2に
は回帰反射板を取り付けるだけて済むため、工事の手間
を省けるとともに、光軸調整も容易となる。
にのみ投受光の素子を埋設し、他方のアイランドI2に
は回帰反射板を取り付けるだけて済むため、工事の手間
を省けるとともに、光軸調整も容易となる。
【0075】 図14に示すものでは、車底高測定手
段のみを単独に設けたもので、透過型の光電スイッチ8
0で構成されている。すなわち、道路を隔てた左右にそ
れぞれ形成されたアイランドI1,I2にポールJ1,J2
が立設され、一方のポールJ1には光電センサ80を構
成する多数の発光素子82が、他方のポールJ2には多
数の受光素子84が互いに対向配置されている。
段のみを単独に設けたもので、透過型の光電スイッチ8
0で構成されている。すなわち、道路を隔てた左右にそ
れぞれ形成されたアイランドI1,I2にポールJ1,J2
が立設され、一方のポールJ1には光電センサ80を構
成する多数の発光素子82が、他方のポールJ2には多
数の受光素子84が互いに対向配置されている。
【0076】この構成においても、発光素子82からの
光が車体で遮られて受光素子84に受光されなくなる素
子の数と、各素子の設置間隔とから、車底高Hを算出す
ることができる。
光が車体で遮られて受光素子84に受光されなくなる素
子の数と、各素子の設置間隔とから、車底高Hを算出す
ることができる。
【0077】また、透過型光電スイッチを使用する代わ
りに、回帰反射型光電スイッチを使用してもよい。
りに、回帰反射型光電スイッチを使用してもよい。
【0078】(5) 上記の説明では、タイヤZ2の接地
部分の長さW0に基づいてタイヤ形状の異常の有無を判
定しているが、図4(b)に示すように、タイヤZ2の横方
向の幅W1と高さW2との比率(=W2/W1)によって異常
判定を行うことも可能である。
部分の長さW0に基づいてタイヤ形状の異常の有無を判
定しているが、図4(b)に示すように、タイヤZ2の横方
向の幅W1と高さW2との比率(=W2/W1)によって異常
判定を行うことも可能である。
【0079】(6) また、この実施形態では、車種、タ
イヤ形状、および車底高のデータに基づいて危険車両の
当否を判定するようにしているが、必要に応じてタイヤ
形状のみで判定したり、あるいは、車種と車底高のデー
タに基づいて危険車両の当否を判定することも可能であ
る。
イヤ形状、および車底高のデータに基づいて危険車両の
当否を判定するようにしているが、必要に応じてタイヤ
形状のみで判定したり、あるいは、車種と車底高のデー
タに基づいて危険車両の当否を判定することも可能であ
る。
【0080】(7) さらに、この実施形態では、誘導シ
ステム4の電光掲示板16によって本線システム2の車
両Zを基地システム6側に誘導するようにしているが、
基地システム6がないようなところでは、電光掲示板1
6に、単にたとえば『継続走行は危険です』などといっ
た警告の文字を表示することも可能である。
ステム4の電光掲示板16によって本線システム2の車
両Zを基地システム6側に誘導するようにしているが、
基地システム6がないようなところでは、電光掲示板1
6に、単にたとえば『継続走行は危険です』などといっ
た警告の文字を表示することも可能である。
【0081】
【発明の効果】本発明に係る危険車両検知装置は、次の
効果を奏する。
効果を奏する。
【0082】(1) 請求項1ないし請求項3記載の構成
では、過積載や空気圧不足等を起こしている危険車両を
常時、自動的かつ確実に監視できるようになる。
では、過積載や空気圧不足等を起こしている危険車両を
常時、自動的かつ確実に監視できるようになる。
【0083】特に、請求項3記載のように、組み合わて
判断すれば危険車両の可能性をより一層確実に検知でき
るようになる。
判断すれば危険車両の可能性をより一層確実に検知でき
るようになる。
【0084】(2) 請求項4および請求項8に記載した
ように、監視カメラと画像処理装置を用いれば、車底高
とタイヤ形状の異常の有無を同時に検出できるため便利
であり、特に、請求項5に記載したように、繰り返しパ
ターンをもつ光を投光する手段を設けておけば、タイヤ
の接地部分を際立たせることができるため、検出が容易
になる。
ように、監視カメラと画像処理装置を用いれば、車底高
とタイヤ形状の異常の有無を同時に検出できるため便利
であり、特に、請求項5に記載したように、繰り返しパ
ターンをもつ光を投光する手段を設けておけば、タイヤ
の接地部分を際立たせることができるため、検出が容易
になる。
【0085】また、車底高やタイヤ形状を検出する場合
に光電スイッチを用いた場合には、監視カメラ等を使用
する場合よりも比較的安価に実現することができる。
に光電スイッチを用いた場合には、監視カメラ等を使用
する場合よりも比較的安価に実現することができる。
【0086】(3) 請求項10に記載したように、危険
車両が検知された場合に警告を与えるようにすれば、運
転者の注意を喚起して危険発生を未然に防止することが
できる。
車両が検知された場合に警告を与えるようにすれば、運
転者の注意を喚起して危険発生を未然に防止することが
できる。
【0087】(4) さらに、請求項11に記載したよう
に、危険車両とみなされた車両は正規の検査場所に誘導
して、さらに詳しく検査すれば、危険車両を一層確実に
検知して、その対策を講じることができる。
に、危険車両とみなされた車両は正規の検査場所に誘導
して、さらに詳しく検査すれば、危険車両を一層確実に
検知して、その対策を講じることができる。
【図1】本発明の実施形態に係る危険車両検知装置の配
置構成を示す図である。
置構成を示す図である。
【図2】図1の危険車両検知装置を構成する監視カメラ
と画像処理装置とを路側に設置した状態を示す斜視図で
ある。
と画像処理装置とを路側に設置した状態を示す斜視図で
ある。
【図3】危険車両検知装置の全体の処理動作を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図4】監視カメラで撮影した画像を画像処理装置で処
理する場合の説明図である。
理する場合の説明図である。
【図5】タイヤ形状判別のアルゴリズムを示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図6】車底高の検出のアルゴリズムを示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図7】監視カメラに近接してパターン光を発生する投
光手段を併設した場合の斜視図である。
光手段を併設した場合の斜視図である。
【図8】図7の構成において、監視カメラで撮影した画
像を示す説明図である。
像を示す説明図である。
【図9】光走査型センサを使用してタイヤ形状や車底高
を検出する場合の説明図である。
を検出する場合の説明図である。
【図10】透過型光電スイッチを使用してタイヤ形状と
車底高を検出する場合の説明図である。
車底高を検出する場合の説明図である。
【図11】一次元CCDカメラを使用してタイヤ形状を
検出する場合の説明図である。
検出する場合の説明図である。
【図12】一次元CCDカメラの構成を示す斜視図であ
る。
る。
【図13】透過型光電スイッチを使用してタイヤ形状を
検出する場合の説明図である。
検出する場合の説明図である。
【図14】透過型光電スイッチを使用して車底高を検出
する場合の説明図である。
する場合の説明図である。
1…危険車両検知装置、2…本線システム、4…誘導シ
ステム、6…基地システム、8…車種判別装置、10…
監視カメラ(二次元CCDカメラ)、12…画像処理装
置、14…本線システム制御装置(判定手段)、16…電
光掲示板、18…車高検出計、20…車長車幅検出計、
22…重量計、24…基地システム制御装置、26…電
光掲示板、Z…車両、Z1…車体、Z2…タイヤ。
ステム、6…基地システム、8…車種判別装置、10…
監視カメラ(二次元CCDカメラ)、12…画像処理装
置、14…本線システム制御装置(判定手段)、16…電
光掲示板、18…車高検出計、20…車長車幅検出計、
22…重量計、24…基地システム制御装置、26…電
光掲示板、Z…車両、Z1…車体、Z2…タイヤ。
Claims (11)
- 【請求項1】 過積載や空気圧不足等を起こしている危
険車両を検知する装置であって、 車両のタイヤの形状を測定するタイヤ形状測定手段と、 このタイヤ形状測定手段で測定されたタイヤ形状に基づ
いて危険車両の当否を判定し、危険車両である場合には
危険判定信号を出力する判定手段と、 を備えることを特徴とする危険車両検知装置。 - 【請求項2】 過積載や空気圧不足等を起こしている危
険車両を検知する装置であって、 車種を判別する車種判別手段と、 車両の車底高を測定する車底高測定手段と、 前記車種判別手段による車種判別結果、ならびに前記車
底高測定手段で測定された車底高とに基づいて危険車両
の当否を判定し、危険車両である場合には危険判定信号
を出力する判定手段と、 を備えることを特徴とする危険車両検知装置。 - 【請求項3】 過積載や空気圧不足等を起こしている危
険車両を検知する装置であって、 車種を判別する車種判別手段と、 車両のタイヤの形状を測定するタイヤ形状測定手段と、 車両の車底高を測定する車底高測定手段と、 前記タイヤ形状測定手段で測定されたタイヤ形状、前記
車種判別手段による車種判別結果、および前記車底高測
定手段で測定された車底高に基づいて危険車両の当否を
判定し、危険車両である場合には危険判定信号を出力す
る判定手段と、 を備えることを特徴とする危険車両検知装置。 - 【請求項4】 請求項1または請求項3記載の危険車両
検知装置において、 タイヤ形状測定手段は、タイヤを含む車両の側面を撮影
する監視カメラと、この監視カメラで撮影された画像か
らタイヤ形状の特徴を抽出する画像処理装置とからなる
ことを特徴とする危険車両検知装置。 - 【請求項5】 請求項4記載の危険車両検知装置におい
て、 少なくとも監視カメラの撮影視野内にある路面に向けて
車両の進行方向に対して繰り返しパターンをもつ光を照
射する投光手段が設けられていることを特徴とする危険
車両検知装置。 - 【請求項6】 請求項1または請求項3記載の危険車両
検知装置において、 タイヤ形状測定手段は、複数の光電スイッチを車両の進
行方向に沿って配列してなることを特徴とする危険車両
検知装置。 - 【請求項7】 請求項1、請求項3ないし請求項6のい
ずれかに記載の危険車両検知装置において、 前記判定手段は、タイヤ形状測定手段で測定されたタイ
ヤ形状の高さと幅との比率に基づいて危険車両の当否を
判定するものであることを特徴とする危険車両検知装
置。 - 【請求項8】 請求項2または請求項3記載の危険車両
検知装置において、 車底高測定手段は、路面から車両の側面にわたって撮影
する監視カメラと、この監視カメラで撮影された画像か
ら車底高を算出する画像処理装置とからなることを特徴
とする危険車両検知装置。 - 【請求項9】 請求項2または請求項3記載の危険車両
検知装置において、 車底高測定手段は、複数の光電センサを車両の進行方向
に対して垂直に配列してなることを特徴とする危険車両
検知装置。 - 【請求項10】 請求項1ないし請求項9のいずれかに
記載の危険車両検知装置において、 前記判定手段からの危険信号出力に基づいて警告を行う
警告手段を備えることを特徴とする危険車両検知装置。 - 【請求項11】 請求項1ないし請求項10のいずれか
に記載の危険車両検知装置において、 前記判定手段から危険判定信号が出力された場合には、
該当する車両を所定の検査場所に誘導する誘導手段を備
えることを特徴とする危険車両検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7812097A JPH10272907A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 危険車両検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7812097A JPH10272907A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 危険車両検知装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10272907A true JPH10272907A (ja) | 1998-10-13 |
Family
ID=13653034
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7812097A Pending JPH10272907A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 危険車両検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10272907A (ja) |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100449287B1 (ko) * | 2001-03-28 | 2004-09-22 | 박철봉 | 적재화물의 너비초과 경보 장치 및 방법 |
JP2009169716A (ja) * | 2008-01-17 | 2009-07-30 | Meidensha Corp | コンテナ車両危険度検査装置 |
KR101048819B1 (ko) | 2009-03-31 | 2011-07-13 | 연세대학교 산학협력단 | 장대교량에서의 중차량 통행관리시스템 |
JP2018523100A (ja) * | 2015-05-20 | 2018-08-16 | フェイスブック,インク. | ポリゴンを用いて光パターンを生成するための方法およびシステム |
WO2018159124A1 (ja) * | 2017-02-28 | 2018-09-07 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 荷重計、および荷重計測方法 |
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