JPH04193641A - 車両用障害物検出装置 - Google Patents

車両用障害物検出装置

Info

Publication number
JPH04193641A
JPH04193641A JP2326486A JP32648690A JPH04193641A JP H04193641 A JPH04193641 A JP H04193641A JP 2326486 A JP2326486 A JP 2326486A JP 32648690 A JP32648690 A JP 32648690A JP H04193641 A JPH04193641 A JP H04193641A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
signal
course
route
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2326486A
Other languages
English (en)
Inventor
Itsuro Muramoto
村本 逸朗
Kazunori Noso
千典 農宗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2326486A priority Critical patent/JPH04193641A/ja
Publication of JPH04193641A publication Critical patent/JPH04193641A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車両用障害物検出装置に係わり、特に、自車
両の進行方向の障害物を検出するために車載された車両
用障害物検出装置に関する。
〔従来の技術〕
車両の進行方向の障害物を検出するために、様様なレー
ダーが考えられている。
このような装置としては、例えば光パルスを車両の前方
に発射し、その後、光パルスの反射パルスを受信し、光
パルスの発射から受信までの時間を基に、障害物までの
距離を演算するものが知られている。
しかしながら、第20図に示すように、車両通行帯が2
車線あり、かつカーブしている道路では、以下のような
誤作動が起こる恐れがあった。
すなわち、自車両99がカーブの内側の車線を走行して
おり、カーブ外側の車線の前方を他の車両98が走行し
ている場合、自車両99のレーダーは他車両98を検出
する。そして、車両98は自車両99の進路上に存在し
ていないにもかかわらず、障害物であると判断されてし
まう。
以上のような誤作動を防止するため、レンジカットとい
う方法がある。
レンジカットとは、例えば自車両99の操舵角に応じて
、レーダーの検出距離を短くする方法である。この方法
によると、他車両98はレーダーの検出範囲の外側にな
るので、誤作動を防止できる。
(発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、レーダーのレンジカットを行うと、自車
両と同−車線上の前方に他の車両97が存在した場合に
は、他車両97も検出範囲の外側に出てしまう。
したがって、他車両97が自車両99にとって障害とな
っている場合であっても、他車両97はレンジカットさ
れた検出範囲に入ってくるまで検出されないという問題
点があった。
本発明は上記の問題点を解決するためになされたもので
あり、自車両の障害となる範囲に存在する障害物を確実
に検出し、かつ誤検出を防止することのできる車両用障
害物検出装置の提供を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1の発明は、第1図に示すように、撮像手段201と
、進路判別手段202と、測定手段203と、判断手段
204と、を有し、前記画像手段201は、自車両の進
行方向を画像し、撮像信号を前記進路判別手段202に
出ブノするものであり、前記進路判別手段202は、前
記撮像信号の中から自車線または道路形状を示す信号を
抽出し、抽出された信号に基づき前記自車両の進路を示
す信号を判別し、判別結果を進路信号として前記判断手
段204に出力するものであり、前記測定手段203は
、前記撮像手段201によって撮ものであり、前記判断
手段204は、前記進路信号および前記測定信号に基づ
いて、前記自車両の進路上に存在する物体を障害物と判
断し、進路以外に存在する物体を障害物ではないと判断
するものである、車両用障害物検出装置である。
また、第2の発明は、第2図に示すように、撮像手段2
01と、進路判別手段202と、障害物検出手段205
と、を有し、前記le画像手段01は、自車両の進行方
向を撮像し、撮像信号を前記進路判別手段202に出力
するものであり、前記進路判別手段202は、前記ms
低信号中から自車線または道路形状を示す信号を抽出し
、抽出された信号に基づき前記自車両の進路を判別し、
判別結果を進路信号として前記障害物検出手段205に
出力するものであり、前記障害物検出手段205は、前
記進路信号に基づき前記自車両の進路上に存在する障害
物の有無を検出するものである、車両用障害物検出装置
である。
〔作用〕
第1の発明によると、撮像手段201によって自車両の
進行方向が撮像される。そして、進路判別手段202に
よって、撮像手段201からの撮像信号の中から自車線
または道路形状を示す信号を抽出し、抽出された信号に
基づき、自車両が走行している進路が判別される。判別
結果は進路信号として、判断手段204に出力される。
また、測定手段203によって、mih手段や 201によって撮像され←範囲に存在するすべて 1の
物体が検出され、測定信号が出力される。そして、判断
手段204によって、進路信号および測定信号に基づい
て、自車両の進路上に存在する物体は障害物であると判
断され、進路以外の領域に存在する物体は障害物ではな
いと判断される。
第2の発明によると、画像手段201によって自車両の
進行方法が撮像される。そして、進路判別手段202に
よって、撮像手段201からの撮像信号の中から自車線
または道路形状を示す信号を抽出し、抽出された信号に
基づき、自車両の進路が判別される。判別結果は進路信
号として、障害物検出手段205に出ツノされる。
次に、障害物検出手段205によって、進路信号に基づ
き自車両の進路上に物体が存在するか否かが検出される
障害物検出手段205によって検出された物体は、自車
両の進路上に存在する障害物であると判断できる。
〔実施例〕
第3図から第11図に基づいて、第1の実施例について
説明する。
第3図は第1の実施例の構成を示す。
第3図において、10は撮像手段としてのビデオカメラ
であり、撮像結果を電気信号(撮像信号)として出力す
るものである。ビデオカメラ10は、車両の前方の風景
を撮像するように、車両に固定されている。
14は測定手段としてのレーザーレーダーである。レー
ザーレーダー14はレーザー光線によって、ビデオカメ
ラ10の撮像範囲を走査し、物体からの反射光を受信し
、自車両から物体までの距離および自車両に対する物体
の相対的な方位を測定する。
16は車速センサである。車速センサ16は自車両の車
速を検出し、車速信号を出力する。
11は進路判別手段および判断手段としてのマイクロコ
ンピュータである。マイクロコンピュータ11は、ビデ
オカメラ10から出力された画像信号を基に道路上にひ
かれた白線を検出し、白線を基に自車両が走行している
自車線領域を検出する。そして、レーザーレーダー14
によって検出された物体が、自車線上にあるか否かを判
断する。
また、マイクロコンピュータ11は、車速センサ16お
よびレーザーレーダー14からの信号に基づいて、自車
両と物体との距離および相対速度を測定する。そして、
物体が所定の相対速度で所定距離まで近づいたとき、警
報装置17に信号を出力する。
警報装置17はマイクロコンピュータ11がらの信号に
基づき、運転者に対して音声または表示による警報を発
信する。
次に、作用を説明する。
第4図は処理の流れを示すフローチャートである。
第4図において、ステップ100は、フローチャートの
スタートを示しており、図示しないイグニッションがオ
ンになったとき、スタートする。
ステップ101では、ビデオカメラ10によって、自車
両の前方の風景が撮像される。ビデオカメラ10によっ
て撮像された画像は、例えば第5図に示すように、前方
の道路、白線および車両などが映された画像となる。
ステップ111では、ステップ101で得られた画像信
号を、A/D変換し画像メモリに取り込む。
そして、ステップ112では画像メモリに蓄えられた画
像信号に基づいて白線が検出される。
詳述すると、画像メモリから読み出された画像信号は、
所定の輝度を基準にして2値化される。
次に、2値化された画像信号のなかから暗から明、また
は明から暗に変化するエツジ点を検出する。
そして、エツジ点からエツジ点までの幅により形成され
る領域が所定幅以下である領域を白線候補部Qとする(
第6図参照)。
その後、第7図のように画像を上下方向に領域a、b、
C,dに分割する。
白線候補部Qは、幅が1画素の線画像に変換された後、
分割された領域、a、b、c、dごとにHOUGH変換
される。その結果、第8図に示すように、車線を区分し
ている白線が直線近似の状態で検出される(特開昭63
−142478号公報参照)。
ステップ121では、直線近似されたそれぞれの白線の
傾きを求める。
ステップ122では領域すで傾きの符号が異なる2本の
となり合った白線を抽出し、自車線を定める両脇の白線
とする。さらに、領域a、Cにおいては領域すで抽出さ
れた白線と連続している白線を、自車線を定める両脇の
白線として抽出する。
また、領域dでは、領域Cで抽出された白線とり 連続している白線を、自車線の両脇の◆線とする。
次のステップ123では、第9図斜線部に示すように、
ステップ122で抽出された白線で挟まれる領域を自車
線領域とする。そして、この自車線領域は自車両の進路
とみなすことができる。
ステップ141では、第10図のように、レーザーレー
ダー14によって、自車両の前方に存在する物体までの
距離Rおよび自車両に対する物体の方位θが検出される
次のステップ142では、レーザーレーダー14によっ
て得られた物体の位置(距111Rおよび方位θ)を、
画素のX−Y座標に変換する(第11図)。ここで、路
面に対して車両の姿勢がほぼ一定であると仮定すると、
ビデオカメラ10の固定位置によって、レーザーレーダ
ー14によって得られた車両の位置と画素上の位置とは
1対1に対応する。したがって、座標の変換はあらかじ
めメモリに記憶されたデータに基づいて行われる。
次のステップ151では、ステップ142で得られた物
体の位置が、ステップ123で得られた自車線領域の中
にあるか否かを判断する。
ステップ151がNoのとき、すなわち自車線領域内に
物体が存在しないとき、ステップ101に戻る。
一方、ステップ151がYeSのとき、すなわち自車線
領域内に物体が存在するとき、ステップ171に進む。
ステップ171では1.前方の物体と自車両との単位時
間あたりの距離の変化より相対速度を求める。そして、
自車両の車速および相対速度に基づいて自車両の減速度
、前方物体の速度および前方物体の減速度を求め、これ
らの値からあらかじめ定められた計算式より適正な車間
距離を求める。
次に、実際の車間距離と適正な車間距離とを比較して警
報を発信するか否かを判断する。
なお、計算式の一例として、式(1)のようなものがあ
る。
Dr=V+ e T+ (V+ 2/2α1−V2 ”
 /2α2 )・・・(1) ただし、Dr:適正な車間距離 ■1 :自車両の速度 ■2 :前方物体の速度 α1 :自車両の減速度 α2 :前方物体の減速度 T :自車両の空走時間 ステップ171の判断がYesのとき、すなわち車間距
離が上記の適正な車間距離より短いとき、ステップ17
2に進み、警報を発信した後、ステップ101に戻る。
逆に、ステップ172の判断がNoのとき、すなわち車
間距離が上記の適正な車間距離より長いとき、警報は発
信せずに、ステップ101に戻る。
以上のように本実施例によれば、ビデオカメラ10によ
ってle像された像を基に、道路上の白線を検出し、白
線から自車線を検出し、また、レーザーレーダー14に
よって物体を検出し、自車線を自車両の進路と見なして
物体が進路上に存在するか否かを判断し、進路上に物体
があり、かつ物体と自車両との距離が適正な車間距離よ
りも短いとき、警報を発信するようにした。
そのため、進路以外の物体が検出されたときには警報は
発信されず、レンジカットなどを用いることなく、実際
には障害とならない物体によって警報が発信されること
を防止することができる。
また、レンジカットを用いる必要がないため、検出範囲
を狭くすることなしに、障害物をより確実に検出するこ
とができるという効果が得られる。
さらに、HOUGH変換を用いたため、白線を迅速に安
定して検出することができ、自車線を的確に検出するこ
とができるという効果が得られる。
なお、本実施例では、測定手段としてレーザーレーダー
14を用いたが、これに限るものではない。すなわち、
ビデオカメラ10から得られた画像に基づいて、物体の
位置を検出するようにしてもよい。
第12図から第19図に基づいて、第2の実施例につい
て説明する。
第12図は第2の実施例の構成を示す。
第12図において、31は画像手段としての赤外線カメ
ラであり、II像像結合電気信号(III信号)として
出力するものである。赤外線カメラ31は、車両の前方
の風景を撮像するように、車両の中央に固定されている
。また、赤外線カメラ31は、道幅の広い道路もIIi
!像できるように、視野の開口角を40度程度に設定さ
れている。
第13図に、赤外線カメラ31の詳細な構成を示す。
第13図において、52は水平方向のスキャナ、54は
垂直方向のスキャナであり、それぞれスキャナ駆動回路
53.55によって駆動される。
56は集光用のレンズであり、57は赤外線検出装置で
ある。
赤外線カメラ31に入射した赤外線は、スキャナ52.
54で反射された後、集光用のレンズ56によって、赤
外線検出装置57に集光される。
赤外線は、赤外線検出装置57で電気信号に変換される
。そして、この電気信号とスキャナ駆動回路53.55
からの外標信号とを合わせて赤外線画像が得られる。
第12図において、37はレーザーレーダーである。レ
ーザーレーダー37はレーザー光線を照射し、標的物か
らの反射光を受信し、標的物までの距離を測定する。な
お、レーザーの照射方向はスキャナ36によって制御さ
れる。
また、レーザーレーダー37およびスキャナ36によっ
て障害物検出手段が構成される。
46は車速センサである。車速センυ46は自車両の車
速を検出し、車速信号を出力する。
32は進路判別手段としてのマイクロコンピュータであ
る。マイクロコンピュータ32は、赤外線カメラ31に
よって撮像された画像より道路の形状を判別し、自車両
の進路を推定する。そして、推定された進路に基づいて
、スキャナ36を駆動させる。
また、マイクロコンピュータ32は、車速センサ46か
らの信号に基づいて自車両の車速を求め、またレーザー
レーダー37からの信号に基づいて、自車両と物体との
距離および相対速度を測定する。
そして、自車両の車速および相対速度に対して物体が所
定距離まで近づいたとき(前2式(1)参照)、警報装
置47に信号を出力する。
警報装置47は、マイクロコンピュータ32からの信号
に基づき、運転者に対して音声または表示による警報を
発信する。
次に、作用を説明する。
第14図は処理の流れを示すフローチャートである。
第14図において、ステップ300は、フローチャート
のスタートを示しており、図示しないイグニッションが
オンになったとき、スタートする。
ステップ311では、赤外線カメラ31によって、自車
両の前方の風景が撮像される。カメラ31によって撮像
された画像は、例えば第15図に示すように、前ブノの
道路などが映された画像となる。
一般に、舗装道路の赤外線の放@量は他の物質の赤外線
の放射量よりも多い。そのため、赤外線カメラを用いる
と、第15図において、道路以外の領域を撮像している
画素は他の画素よりも高い輝度が与えられる。
ステップ321ではステップ311で得られた画像信号
を、A/D変換する。A/D変換された画像の各画素は
、0から255のいずれかの輝度信号が与えられる。
ステップ322ではA/D変換された画像信号を画像メ
モリに記憶する。
そして、ステップ323では画像メモリに記憶された画
像信号に基づ(\で、道路の輝度範囲を決定するために
、領域Sの輝度を読み出す。領域Sは第15図に示すよ
うに、自車両前方の道路が必ず映される位置、すなわち
画面下側の中央に設定される。
ステップ324では領域Sにおける各画素ごとの輝度を
加算した後、ステップ325で輝度の平均値を計算する
、。次のステップ326では、ステップ325で求めら
れた平均値に基づいて、領域Sの輝度の分散を計算する
ステップ327では、ステップ325および326で求
められた平均値および分散値に基づいて、道路の輝度範
囲を決定する。
ステップ331では、前のステップ327で決定された
輝度範囲に基づき、画像メモリに記憶された画像信号が
2値化される。例えば、輝度範囲が200〜230だっ
た場合、200〜230の輝度信号を有する画素は、輝
度255に変換され、その他の画素は輝度Oに変換され
る。
その結果、第16図に示すように、道路部分(図中斜線
部)の輝度が255になり、その他の部分は道路と異な
る輝度を有しているため、輝度0となる。
ステップ341では、第17図のように自車両の前方の
所定距離Ri (i=1.2.3.・・・、N)に相当
する画像上のY座g<以下、画素列Y1と呼ぶ。)を、
i−1から順にメモリから呼びだす。ここでは−例とし
て、距11[R+ =20 [ml 。
R2=30 [ml 、R3=40 [ml 、−・・
とする。
また、距離Riと画素列Y1は、カメラの固定位置によ
って1対1で対応するため、距11Riと画素Yiの対
応関係はあらかじめメモリに記憶されている。
ステップ342ではステップ341でメモリから呼び出
された画素列Yiを、X軸方向にスキャンし、画素ごと
の輝度を検出する。そして、ステップ343でフィルタ
リングをおこない、m音を除去する。
ステップ344では、画素列YiをX軸方向に左からス
キャンし、輝度がOから255に変化する点Aiおよび
輝度が2・55がら0に変化する点Biを検出する。な
お、点Ai、Biが画面の外にあり、画素列Y1の中に
納まっていない場合は、画面両端、すなわち画素列Yi
の始点または終点を、X軸方向のスキャンでそれぞれ点
Ai、13iとする。       −; ステップ345では、i=Nが否かを判断する。ステッ
プ345の判断がNoのとき、すなわち1f−Nのとき
、ステップ341に戻る。そして、1の値をインクリメ
ントした後、同様の処理を行う。
)逆に、ステップ345の判断がYesのとき、すなわ
ちi=Nのとき、ステップ346に進む。
以上のように、ステップ341がらステップ345によ
って、所定距離Riに相当する画素列Yi上で、点Ai
、13iすなわち道路の両端の位置が求められる。
次に、ステップ346では、自車両にもっとも近く、か
つ画素列Yiの始点または終点以外の画素、すなわち画
素列YIの途中に点Ai、Biのある画素列Yioを検
出する。第17図の場合、画素列Ytoは画素列Y1と
なる。
ステップ347では赤外線カメラ31が車両中央に固定
されているためステップ347で求めた画素列YiOの
中心点Mioを求め、中心点Mioが点Aiと点Biと
の距離を分割している比率を求める。
ステップ348では、画素列YiOよりもiの大きな画
素列Yi(第17図の場合、i=2.3゜・・・、N)
について、ステップ347で求められた比率と同じ比率
で点Aiから点Biまでの距離を分割する。(以降、こ
の分割点を分割点Miと呼ぶ)分割点Miを結ぶ曲線は
自車両の進路と見なすことができる。なお、上記曲線に
所定の幅(例えば自車両の車幅)だけ広げたi域を自車
両の進路と見なしてもよい。
ステップ351では車速センサ46からの信号に基づい
て、自車両の速度を検出する。ステップ352では、ス
テップ351で検出された車速に基づいて、分割点Mi
の中から所定距I11!前方に相当する分割点M1を選
ぶ1゜この距離は、たとえば、50 [k+e/h]な
らば40[m]前方の分割点M3.60 [km/h]
ならば50 [m]前方の分割点M4といったマツプを
あらかじめ設定しておくことによって決定される。
次に、ステップ353では、ステップ352で定められ
た分割点M1の上下および左右方向の方位データを読み
込む。そして、ステップ353で、レーダー37が分割
点Miを中心とする所定範囲を検出するように、スキャ
ナ36を制御する。
ステップ471では、前方の物体と自車両との単位時間
あたりの距離の変化により相対速度を求める。そして、
自車両の車速および相対速度に基。
づいて自車両の減速度、前方物体の速度および前方物体
の減速度を求め、これらの値からあらかじめ定められた
計算式(前述の式(1))により適正な車間距離を求め
る。次に、実際の車間距離と適正な車間距離とを比較し
て警報を発信するか否かを判断する。
ステップ471の判断がYesのとき、すなわち1間距
離が上記の適正な車間距離より短いとき、ステップ47
2に進み、警報を発信した後、ステップ410に戻る。
逆に、ステップ471の判断がNOのとき、すなわち車
間距離が上記の適正な車間距離より長いとき、警報は発
信せずに、ステップ401に戻る。
以上のように本実施例によれば、赤外線カメラ31によ
って撮像された赤外線画像を基に、道路形状を検出し、
道路形状に基づいて自車両の進路を予測し、レーダー3
7によって予測された進路上に物体が存在するか否かを
検出し、進路上に物体があり、かつ物体と自車両との距
離が適正な車間距離よりも短いとき、警報を発信するよ
うにした。
そのため、進路以外の物体が検出されたときには警報は
発信されず、レンジカットなどを用いることなく、実際
には障害とならない物体によって警報が発信されること
を防止することができる。
また、レンジカットを用いる必要がないため、検出範囲
を狭くすることなしに、障害物をより確実に検出するこ
とができるという効果が得られる。
また、本実施例によれば、車両前方の風景を赤外線画像
として撮像したため、道路に白線が引かれていない場合
、または夜間、雨天や霧のときなど白線が検出しにくい
場合にも、道路形状を検出でき、自車両の進路を判別す
ることができるという効果が得られる。
なお、本実施例では障害物検出手段としてレーザーレー
・ダー37を用いたが、これに限るものではない。すな
わち、ビデオカメラ等を用いて、ビデオカメラより得ら
れた画像に基づき障害物を検出するようにしてもよい。
また、夜間走行時には、第2の実施例では、第14図の
ステップ331で得られた信号(第16図に相当)に基
き、道路形状を検出し、検出された道路形状にしたがっ
て、ヘッドランプの光軸を左右に動かすことによって、
運転者は進路上の障害物をさらに見つけ易くなる。
第18図は、ヘッドアップデイスプレィにより運転者に
対して道路形状を表示し、運転者が障害物を見つけ易く
するようにしたものである。
第18図において、61は表示側m装置、62は高輝度
LEDアレイまたはCRTからなる表示II、63は反
射ミラー、65はウィンドシールド、64はウィンドシ
ールド65の車室内側に設置されたコンバイナである。
マイクロコンピュータ32よりステップ331で得られ
た信号が出力され、表示側@装貿61によって、表示装
置62に前方の道路形状の表示が行われる。表示装M6
2に表示された画像は反射ミラー63およびコンバイナ
64によって反射され、運転者66に到達する。その結
果、運転者66は、第19図に示したような像67を視
認する。
以上のようにして、雨天や霧などにより前方の視界が悪
いときでも、道路形状を知ることができる。
また、上述した2つの実施例では、測定手段203また
は障害物検出手段205としてそれぞれレーザーレーダ
ー(14,37)を用いたため路面に印刷された道路標
・示などを物体として誤検出してしまうことを防止する
ことができる。
〔発明の効果〕
以上のように、第1の発明によれば、車両の進行方向の
画像より、自車両の進路を判別し、また、撮像された範
囲に存在するすべての物体を検出し、この物体が自車両
の進路上に存在するときに、この物体は障害物であると
判断するようにした。
また、第2の発明によれば、車両の進行方向の画像より
、自車両の進路を判別し、進路上を測定することによっ
て進路上に存在する障害物を検出するようにした。
そのため、自車両の進路上に存在する物体が障害物とし
て検出され、かつ自車両の進路上に存在しない物体は障
害物として検出されないという効果が得られる。
したがって、レンジカットなどを用いることなく、実際
には障害とならない物体によって警報が発信されること
を防止することができる。また、レンジカットを用いる
必要がないため、検出範囲を狭くすることなしに、障害
物をより確実に検出することができるという効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は特許請求の範囲第1項に記載された発明のブロ
ック図、第2、特許請求の範囲第2項に記載された発明
のブロック図、第3図は第1の実施例の構成を示すブロ
ック図、第4図は第1の実施例の処理を示すフローチャ
ート、第5図は第1実施例のカメラ10により撮像され
る画像を示す図、第6図から第9図は第1の実施例のマ
イクロコンピュータ11の処理を示す図、第10図は第
1の実施例のレーザーレーダー14による測定を示す図
、第11図は第1の実施例のマイクロコンピュータ11
の処理を示す図、第12図は第2の実施例の構成を示す
ブロック図、第13図は第2の実施例の赤外線カメラ3
1の構成を示すブロック図、第14図は第2の実施例の
処理を示すフローチャート、第15図は第2の実施例の
赤外線カメラ31により撮像される画像を示す図、第1
6図および第17図は第2の実施例のマイクロコンピュ
ータ32によ・る処理を示す図、第18図は第2の実施
例の道路形状表示部の構成を示すブロック図、第19図
は道路形状の表示例を示す図、第20図は従来例の検出
範囲を示す図、である。 201・・・撮像手段、202・・・進路判別手段、2
03・・・測定手段、204・・・判断手段、205・
・・障害物検出手段、10・・・ビデオカメラ、11・
・・マイクロコンピュータ、 14・・・レーザーレーダー、31・・・赤外線カメラ
、32・・・マイクロコンピュータ、36・・・スキャ
ナ、37・・・レーザーレーダー。 特許出願人   日産自動車株式会社 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 ”口    IJ     j)     Iv第11
図 −〉x 第12図 第14図 第15図 第16図 〉〉>   シ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 撮像手段と、進路判別手段と、測定手段と、判断手
    段と、を有し、 前記撮像手段は、自車両の進行方向を撮像し、撮像信号
    を前記進路判別手段に出力するものであり、 前記進路判別手段は、前記画像信号の中から自車線また
    は道路形状を示す信号を抽出し、抽出された信号に基づ
    き前記自車両の進路を判別し、判別結果を進路信号とし
    て前記判断手段に出力するものであり、 前記測定手段は、前記撮像手段によつて撮像される範囲
    に存在する物体の位置を測定し、測定結果を測定信号と
    して前記判断手段に出力するものであり、 前記判断手段は、前記進路信号および前記測定信号に基
    づいて、前記自車両の進路上に存在する物体を障害物と
    判断し、進路以外に存在する物体を障害物ではないと判
    断するものである、 車両用障害物検出装置。 2 撮像手段と、進路判別手段と、障害物検出手段と、
    を有し、 前記撮像手段は、自車両の進行方向を画像し、撮像信号
    を前記進路判別手段に出力するものであり、 前記進路判別手段は、前記撮像信号の中から自車線また
    は道路形状を示す信号を抽出し、抽出された信号に基づ
    き前記自車両の進路を判別し、判別結果を進路信号とし
    て前記障害物検出手段に出力するものであり、 前記障害物検出手段は、前記進路信号に基づき前記自車
    両の進路上に存在する障害物の有無を検出するものであ
    る、 車両用障害物検出装置。
JP2326486A 1990-11-28 1990-11-28 車両用障害物検出装置 Pending JPH04193641A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2326486A JPH04193641A (ja) 1990-11-28 1990-11-28 車両用障害物検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2326486A JPH04193641A (ja) 1990-11-28 1990-11-28 車両用障害物検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04193641A true JPH04193641A (ja) 1992-07-13

Family

ID=18188361

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2326486A Pending JPH04193641A (ja) 1990-11-28 1990-11-28 車両用障害物検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04193641A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5633705A (en) * 1994-05-26 1997-05-27 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Obstacle detecting system for a motor vehicle
JPH1024801A (ja) * 1996-07-10 1998-01-27 Nec Eng Ltd 車載用側方確認装置
JPH11108632A (ja) * 1997-10-02 1999-04-23 Kansei Corp 道路形状検出装置
US6590521B1 (en) 1999-11-04 2003-07-08 Honda Giken Gokyo Kabushiki Kaisha Object recognition system
JP2005228139A (ja) * 2004-02-13 2005-08-25 Nissan Motor Co Ltd 車両用表示装置
JP2006284181A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Denso It Laboratory Inc 車載用レーダ装置
JP2008084138A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Honda Motor Co Ltd 車両の周辺監視装置および周辺監視用プログラム
JP2008187580A (ja) * 2007-01-31 2008-08-14 Optrex Corp 障害物検出装置、車両用表示装置及び障害物検出方法
JP2010211404A (ja) * 2009-03-09 2010-09-24 Denso Corp 車載表示装置
JP2011039732A (ja) * 2009-08-10 2011-02-24 Ihi Corp 車両操縦用画像表示装置および方法
CN114291084A (zh) * 2019-10-09 2022-04-08 北京百度网讯科技有限公司 用于控制车辆的方法和装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0216484A (ja) * 1988-07-04 1990-01-19 Nissan Motor Co Ltd 車両用レーダ装置
JPH02287799A (ja) * 1989-04-28 1990-11-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 車両用衝突防止装置
JPH03273499A (ja) * 1990-03-23 1991-12-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 車間距離認識装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0216484A (ja) * 1988-07-04 1990-01-19 Nissan Motor Co Ltd 車両用レーダ装置
JPH02287799A (ja) * 1989-04-28 1990-11-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 車両用衝突防止装置
JPH03273499A (ja) * 1990-03-23 1991-12-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 車間距離認識装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5633705A (en) * 1994-05-26 1997-05-27 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Obstacle detecting system for a motor vehicle
JPH1024801A (ja) * 1996-07-10 1998-01-27 Nec Eng Ltd 車載用側方確認装置
JPH11108632A (ja) * 1997-10-02 1999-04-23 Kansei Corp 道路形状検出装置
US6590521B1 (en) 1999-11-04 2003-07-08 Honda Giken Gokyo Kabushiki Kaisha Object recognition system
JP2005228139A (ja) * 2004-02-13 2005-08-25 Nissan Motor Co Ltd 車両用表示装置
JP2006284181A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Denso It Laboratory Inc 車載用レーダ装置
JP2008084138A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Honda Motor Co Ltd 車両の周辺監視装置および周辺監視用プログラム
JP2008187580A (ja) * 2007-01-31 2008-08-14 Optrex Corp 障害物検出装置、車両用表示装置及び障害物検出方法
JP2010211404A (ja) * 2009-03-09 2010-09-24 Denso Corp 車載表示装置
JP2011039732A (ja) * 2009-08-10 2011-02-24 Ihi Corp 車両操縦用画像表示装置および方法
CN114291084A (zh) * 2019-10-09 2022-04-08 北京百度网讯科技有限公司 用于控制车辆的方法和装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3596314B2 (ja) 物体端の位置計測装置および移動体の通行判断装置
US9863775B2 (en) Vehicle localization system
US6396397B1 (en) Vehicle imaging system with stereo imaging
JP3822515B2 (ja) 障害物検知装置及びその方法
US6822563B2 (en) Vehicle imaging system with accessory control
EP2150437B1 (en) Rear obstruction detection
JP3619628B2 (ja) 走行環境認識装置
JP5399027B2 (ja) 自動車の運転を支援するための、立体画像を捕捉することができるシステムを有するデバイス
JP3123303B2 (ja) 車両用画像処理装置
US8477191B2 (en) On-vehicle image pickup apparatus
JP2006184276A (ja) 視覚検知による全天候障害物衝突防止装置とその方法
US20210070288A1 (en) Driving assistance device
US20060038885A1 (en) Method for detecting the environment ahead of a road vehicle by means of an environment detection system
JP5082923B2 (ja) 車両障害物検出装置
JP3666332B2 (ja) 歩行者検知装置
JPH04193641A (ja) 車両用障害物検出装置
JPH08156723A (ja) 車両用障害物検出装置
JP4321142B2 (ja) 標識認識装置
JP3464368B2 (ja) 車両用後側方監視装置
JP2008056163A (ja) 車両の障害物検知装置
US11919451B2 (en) Vehicle data display system
JPH08221698A (ja) 車両用障害物検出装置
US20230154196A1 (en) Vehicle control system and vehicle driving method using the vehicle control system
US20230150534A1 (en) Vehicle control system and vehicle driving method using the vehicle control system
CN211032395U (zh) 自动驾驶车辆