JP3335554B2 - 駐車場における入庫車両の可否判別装置 - Google Patents

駐車場における入庫車両の可否判別装置

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JP3335554B2 JP16032897A JP16032897A JP3335554B2 JP 3335554 B2 JP3335554 B2 JP 3335554B2 JP 16032897 A JP16032897 A JP 16032897A JP 16032897 A JP16032897 A JP 16032897A JP 3335554 B2 JP3335554 B2 JP 3335554B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駐車場における入
庫車両の可否判別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】機械式立体駐車設備の中には、自走式で
なく、しかもパレットを使用せずに、直接、車両を所定
の駐車階まで搬送させるようにしたものがある。
【0003】この機械式立体駐車設備においては、入庫
部、エレベータ装置、各駐車階に設けられた走行台車お
よび車両の格納部に、それぞれ車両を横送りするコンベ
ア装置が設けられて、車両を、入庫部からエレベータ装
置へ、エレベータ装置から駐車階の走行台車へ、走行台
車から格納部へと、順番に、移動させられるように構成
されている。
【0004】そして、このコンベヤ装置としては、車両
の前部車輪を載置して横送りする前部コンベア部と、後
部車輪を載置して横送りする後部コンベア部とから構成
されるとともに、前部コンベア部の載置幅は狭くされ、
後部コンベア部の載置幅は、車種に対応し得るように、
比較的広くされている。
【0005】このコンベヤ装置へ実際に車両が載置可能
かどうかは、車両の各寸法が所定の寸法内に入るかを確
認する必要がある。確認する車両の各寸法A〜Fを図6
に示す。すなわち、タイヤ接地位置から車両天井または
天井に置かれているキャリアや荷物上部までの高さ(以
下、車高と称す)、ドアミラーを含む車両幅あるいは車
両ボディー幅(以下、車幅と称す)、車両の前輪の中心
軸を基準として車両の前端部までの長さ(以下、フロン
トオーバハングと称す)、前輪中心から車両の後端部ま
での長さ(以下、ホイルベース+リアオーバハングと称
す)、車両の前端部から後端部までの長さ(以下、車長
と称す)、および車両の最も低い部分(タイヤを除く)
と路面との間隔(以下、最低地上高と称す)を測定する
必要がある。
【0006】上記車両の寸法の確認は、すなわち立体駐
車設備に車両を入庫可能かどうかの判断は、係員が車両
の車種寸法リストや目視により行っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記係員によ
る判断は、常に正確であるとはいえず、また大型の車両
ではその判断に時間がかかり、お客を待たせることが多
かった。また、立体駐車場では、無人化が進められてお
り、係員にかわり、車両の入庫の可否を判断する装置が
望まれている。
【0008】そこで、本発明は、係員が目視により判定
する場合と比較して、正確かつ迅速に入庫を許容し得る
車両を判定することができる駐車場における入庫車両の
可否判別装置を提供することを目的としたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうち請求項1記載の発明は、駐車場の
入庫用通路に設けられて、入庫車両の可否の判断を行う
ための装置であって、入庫用通路の上手側に配置されて
車両の有無を検出する第1センサと、この第1センサよ
り下手側に配置されて車両の有無を検出する第2センサ
と、この第2センサより下手側に配置されて車両の有無
を検出する第3センサと、この第3センサより下手側に
配置されて車両の有無を検出する第4センサと、上記第
2センサと第3センサとの間に配置されて、車両の前輪
を検出する第5センサと、上記第1センサと第3センサ
との間に配置されて、車両の高さが許容範囲内にあるか
どうかを検出する第6センサおよび車両の最低高さが許
容範囲内にあるかどうかを検出する第7センサ並びに車
両の最大幅を検出するラインセンサと、上記第2センサ
と第3センサとの間でかつ前後に配置されて、車両の前
進・後進を検出する第8および第9センサと、上記第4
センサと協働して車両の長さが許容範囲内にあるかどう
かを検出する第10センサと、上記各センサからのオン・
オフ信号およびラインセンサからの測定車幅信号を入力
して、車両の車高、車幅、フロントオーバハング、(ホ
イルベース+リアオーバハング)、車長、および最低地
上高が許容値内にあるかを判断し、全てが許容値内にあ
るとき、車両は入庫可能と判断する判断装置と、上記入
庫用通路の第4センサより下手側に配置されて、上記判
断装置からの判断結果を表示する表示装置とから構成
し、上記判断装置は、第1および第2センサからのオン
・オフ信号により作動する第1カウンタと、第3および
第4センサからのオン・オフ信号により作動する第2カ
ウンタと、並びに第8および第9センサからのオン・オ
フ信号により作動する第3カウンタとを具備し、かつ上
記各カウンタにおいて、車両が上手側から下手側に移動
した場合には、入庫用通路における車両のカウント値を
インクリメントし、逆に、下手側から上手側に移動した
場合には、入庫用通路における車両のカウント値をデク
リメントするようになすとともに、上記車両が入庫可能
かの判断を、上記すべてのカウント値が同一である場合
に行うようにしたことを特徴とするものである。
【0010】ここで、センサはたとえば光電センサや超
音波センサにより形成される。上記構成により、車両の
車高、車幅、フロントオーバハング、(ホイルベース+
リアオーバハング)、車長、および最低地上高が許容値
内にあるかが判断され、全てが許容値内にあるとき、車
両は入庫可能と判断され、また判断結果は表示器に表示
される。またこのとき、3つのカウンタのカウント値が
同一かが確認され、入庫車両の可否判別装置内に次の車
両が進入してなく、同一車両の測定が行わせていること
が確認される。
【0011】また請求項2記載の発明は、請求項1記載
の発明であって、上記判断装置は、上記センサのオン・
オフ信号により人間が入庫用通路に進入したことを検出
したとき、エラー信号を表示装置により出力させるとと
もに、上記第1センサを除いて残りのセンサおよびライ
ンセンサを非作動状態となるようになし、第1センサが
オフ状態からオン状態になった時点で、上記カウンタの
カウント値をクリアさせるとともに、かつ次に配置され
ているセンサを作動状態とし、このセンサがオン状態に
なった時点で、次に配置されているセンサを作動状態と
なるように順に行うことを特徴とするものである。
【0012】上記構成により、判断装置に人間が入庫用
通路に進入してエラーが発生したとき、第1センサから
順に作動状態とすることにより、判断装置は自動復帰さ
れる。よって、入庫車両の可否判別装置の無人化が図れ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。本発明の駐車場における入庫車両
の可否判別装置は、図1に示すように、入庫部への車両
の進入車路16の途中に、複数の透過型の光電センサ1,
3,4,5,6,7,8,9−a,9−b,10,11,15
−a,15−b,15−cを設け、さらにCCDセンサカメ
ラと半導体レーザと車路面に接地された乱反射板からな
る左右一対の車幅測定センサ(ラインセンサ)2を設
け、これらセンサの検出信号に基づいて入庫車両の機械
式立体駐車設備への入庫の可否を判別する車種判別コン
トローラ12と、表示器または駐車券発行機13と、ゲート
バー14を設けて構成されている。ゲートバー14の下手
に、機械式立体駐車設備への進入路とこの立体駐車設備
への入庫が不可能な車両の為の自走式駐車場への進入路
が設けられている。
【0014】上記センサの配置を図1と図2にしたがっ
て詳細に説明する。車両の進入車路16の最も上手側のA
部には、上手側から順に、上下2組のバック検出(後
部)センサ6、上下2組のホイールベース+リアオーバ
ハング測定センサ4、上下2組の車長測定センサ5が配
置され、さらにこれらセンサ6,4,5の下部にそれぞ
れ最低地上高が許容範囲内にあるかどうかを検出する3
組の最低地上高測定センサ15−b,15−a,15−cが設
けられ、センサ5の上方に車高が許容範囲内にあるかど
うかを検出する車高測定センサ1が配置されている。最
低地上高測定センサ15−aの高さ位置は車両の許容最低
地上高に設定され、最低地上高測定センサ15−b,15−
cの高さ位置はセンサ15−aの下方に設定されている。
【0015】また上記A部の下手側に位置するB部に
は、上下2組の車両検出センサ10が配置され、この車両
検出センサ10の上方に上記左右一対の車幅測定センサ2
が配置されている。
【0016】さらに上記B部の下手側に位置するC部に
は、上手側から順に、上下車両の前進・後進を検出する
上下2組の車両前進後退検出センサ9−aと上下2組の
センサ9−bが配置され、センサ9−bの下方に前輪検
出センサ8が配置されている。
【0017】また上記C部の下手側に位置するD部に
は、上手側から順に、上下2組のバック検出(前部)セ
ンサ7、上下2組の車長兼フロントオーバハング測定セ
ンサ3が配置されている。
【0018】さらに上記D部の下手側に位置するE部に
は、判別結果出力用センサ11が配置されており、このセ
ンサ11の下手に順に表示器または駐車券発行機13と、ゲ
ートバー14が配置されている。
【0019】なお、バック検出(後部)センサ6と車両
検出センサ10間の距離、または車両前進後退検出センサ
9−aと9−b間の距離、またはバック検出(前部)セ
ンサ7と車長兼フロントオーバハング測定センサ3間の
距離は、車両と次の車両との車間距離よりも短く設定さ
れ、さらに車長測定センサ5と車両検出センサ10間の距
離、およびバック検出(前部)センサ7と判別結果出力
用センサ11間の距離は、車両の車長よりも短く設定され
ている。
【0020】以下、上記車両判別コントローラ12の動作
を全体の構成における作用とともにを説明する。 A部での進入・通過時 ア.A部での車両進入台数カウンタ 車両がバック検出(後部)センサ6をオン(通光→遮
光)にした後、ホイールベース+リアハング測定センサ
4をオンし、さらに車長測定センサ5をオンした場合
に、図3に示すように、車両がA部を前進していると判
断し、A部での車両進入台数カウンタをインクリメント
(プラス1台と)する。
【0021】また上記センサ6→センサ4→センサ5の
順番でオフになると、車両が通過したと判断する。 イ.車高測定 A部通過中に、車高測定センサ1が一度でも、オンにな
ると、車高が許容範囲外、すなわち高すぎると判断され
メモリに記憶される。
【0022】ウ.最低地上高測定 A部通過中に、最低地上高測定センサ15−a,15−b,
15−cの3個のセンサの内、一番上のセンサ15−aだけ
がオンになると、最低地上高が許容範囲外、すなわち車
底が低すぎると判断されメモリに記憶される。 B部での進入・通過時 エ.車幅測定 車両検出センサ10がオンになると、左右一対の車幅測定
センサ2が作動されて、その測定結果と許容値(しきい
値)とが比較されて、その結果がメモリに記憶される。 C部での進入・通過時 オ.C部での車両進入台数カウンタ 車両前進後退検出センサ9−a,9−bが、順に、オン
になった時、前進と判断されて、図3に示すように、C
部での車両進入台数カウンタがインクリメントされる。
【0023】カ.フロントオーバハング測定 車両前進後退検出センサ9−a,9−bが順にオンにな
り、車両の後退が検出されずに、前輪検出センサ8がオ
ンになった時に、車長兼フロントオーバハング測定セン
サ3がオン状態にあると、フロントオーバハングしきい
値より長いと判断され、逆にセンサ3がオフ状態にある
と、フロントオーバハングしきい値より短いと判断さ
れ、その結果がメモリに記憶される。
【0024】キ.ホイルベース+リアオーバハング測定 車両前進後退検出センサ9−a,9−bが順にオンにな
り、車両の後退が検出されずに、前輪検出センサ8がオ
ンになった時に、ホイルベース+リアオーバハング測定
センサ4がオン状態にあると、ホイルベース+リアオー
バハングしきい値より長いと判断され、逆にセンサ4が
オフ状態にあると、ホイルベース+リアオーバハングし
きい値より短いと判断され、その結果がメモリに記憶さ
れる。
【0025】*但し、A部とD部の車両進入台数カウン
タの値(1台)と、C部の車両進入台数カウンタの値
(1台)と同じである場合にだけ、フロントオーバハン
グとホイルベース+リアオーバハングの判断が行われ
る。
【0026】そうでない場合には、測定範囲内に、車両
が2台入っていることになり、判断は行わない。 D部での進入・通過時 ク.D部での車両進入台数カウンタ 車両がバック検出(前部)センサ7をオンにした後、車
長兼フロントオーバハング測定センサ3をオンした場合
に、図3に示すように、車両がD部を前進していると判
断し、D部での車両進入台数カウンタをインクリメント
する。そして、車長兼フロントオーバハング測定センサ
3がオフとなると、A部とC部とD部の各車両進入台数
カウンタの値をデクリメント(マイナス1台と)する。
【0027】ケ.車長測定 車両進入台数カウンタをインクリメントすると、車長測
定センサ5がオンの状態にあり、かつA部とD部との車
両進入台数カウンタの値(1台)が同じのとき、車長は
車長しきい値より大きいと判断され、車長測定センサ5
がオフの状態、またはA部とD部との車両進入台数カウ
ンタの値が異なるとき、車長は車長しきい値より小さい
と判断され、その判断結果はメモリに記憶される。 E部での進入・通過時 コ.表示器または駐車券発行機とゲートバーの駆動 車両の前端がE部にかかり、判別結果出力用センサ11が
オン状態となると、メモリに記憶された判断結果から計
測された車両が機械式駐車設備に入庫可能かを判断し、
すなわち車両の車高、車幅、フロントオーバハング、
(ホイルベース+リアオーバハング)、車長、および最
低地上高が許容値内にあるかを判断し、全てが許容値内
にあるとき、車両は入庫可能と判断し、それ以外は入庫
不可能と判断し、判別結果をデータを表示器または駐車
券発行機13へ出力し、判断結果データに応じた表示や発
券印字がなされ、ゲートバー14が開き、車両は指示され
た駐車場、すなわち機械式立体駐車設備あるいは自走式
駐車場への進入路のいずれかへ進む。
【0028】このように、車種判別コントローラ12によ
り、車両の車高、車幅、フロントオーバハング、ホイル
ベース+リアオーバハング、車長、および最低地上高が
許容範囲に入っているかを判断できることから、従来の
ように入庫部分での寸法を、係員が目視により判定する
場合と比較して、正確かつ迅速に入庫を許容し得る車両
を判定することができ、入庫作業の効率を改善すること
ができる。
【0029】また、許容寸法範囲外の車両を入庫部手前
で排除できるため、従来のように、入庫部で車両をバッ
クさせるような事態を未然に防止でき、したがって入庫
部付近での車両の混雑を防止することができる。
【0030】また、走行中において車両寸法が許容寸法
範囲内か外かを表示器または駐車券発行機13により運転
者に知らせることができ、より一層、入庫作業を迅速に
行うことができる。
【0031】なお、図4に示すように、A部、C部、D
部において、下手側のセンサ(A部はセンサ5、C部は
センサ9−b、D部はセンサ3)オンとなり、続いて上
手側のセンサ(A部はセンサ6、C部はセンサ9−a、
D部はセンサ7)がオンとなると、後退進入と判断し、
さらに続いて下手側のセンサがオフとなり、続いて上手
側のセンサがオフとなると、後退通過と判断し、各車両
進入台数カウンタの値をデクリメントする。
【0032】このような図3と図4に示す前進後退検出
のアルゴリズムにより、車種判別装置エリア内に存在す
る車両の確認が可能であり、連続して進入してくる車両
においても正しく車種を判別することができる。
【0033】また、図5に示すように、車両の計測中に
人間などが進入あるいは通過すると、車種判別コントロ
ーラ12は論理エラーと判断し、このとき計測中の車両は
機械式駐車設備に入庫不可能と判断する。
【0034】さらに、車種判別コントローラ12は、車長
測定センサ5がオン状態になって、オフ状態になるまで
に、車両検出センサ10がオン状態とならなかったとき、
またはセンサ10がオン状態になって、オフ状態になるま
でに、車両前進後退検出センサ9−aがオン状態となら
なかったとき、またはセンサ9−bがオン状態になっ
て、オフ状態になるまでに、バック検出(前部)センサ
7がオン状態とならなかったとき、または車長兼フロン
トオーバハング測定センサ3がオン状態になって、オフ
状態になるまでに、判別結果出力用センサ11がオン状態
とならなかったとき、すなわち車長が短いとき論理エラ
ーと判断する。
【0035】また車種判別コントローラ12は、バック検
出(後部)センサ6がオフ、車長測定センサ5がオン状
態のとき、センサ6がオン状態となったとき、または車
両前進後退検出センサ9−aがオフ、センサ9−bがオ
ン状態のとき、センサ9−aがオン状態となったとき、
またはバック検出(前部)センサ7がオフ、車長兼フロ
ントオーバハング測定センサ3がオン状態のとき、セン
サ7がオン状態となったとき、すなわち車間距離がA部
の各センサ6,5の間隔より狭いとき、またはC部の各
センサ9−a,9−bの間隔より狭いとき、またはD部
の各センサ7,3の間隔より狭いとき論理エラーと判断
する。
【0036】上記論理エラーが発生したとき、車種判別
コントローラ12は下記動作を実行する。まずA部のバッ
ク検出(後部)センサ6以外のセンサの検出信号を入力
しないように、割り込みマスクをかける。
【0037】次に、センサ6がオン状態になると、論理
エラー情報、およびA部とC部とD部の各車両進入台数
カウンタの値をリセットし、A部のセンサ1,4,5,
15−a,15−b,15−cの割り込みマスクを解除する。
そして、さらに車両が前進し、車長測定センサ5がオン
状態となると、A部の処理を復帰し、B部のセンサ2,
10の割り込みマスクを解除する。
【0038】さらに車両が前進し、B部の車両検出セン
サ10がオン状態になったとき、B部の処理を復帰し、C
部の車両前進後退検出センサ9−aの割り込みマスクを
解除する。
【0039】さらに車両が前進し、C部のセンサ9−a
がオン状態になったとき、C部のセンサ9−b,8の割
り込みマスクを解除する。さらに車両が前進し、C部の
センサ9−bがオン状態になったとき、C部の処理を復
帰し、D部のセンサ7の割り込みマスクを解除する。
【0040】さらに車両が前進し、D部のバック検出
(前部)センサ7がオン状態になったとき、車長兼フロ
ントオーバハング測定センサ3の割り込みマスクを解除
し、D部の処理を復帰する。
【0041】さらに車両が前進し、D部のセンサ3がオ
ン状態になったとき、車長計測を行い、E部の判別結果
出力用センサ11の割り込みマスクを解除する。上記処理
により、車両が前進し、E部のセンサ11がオン状態にな
ったとき、全てのセンサが車両の通過により復帰し、自
動的に論理エラーの状態がリセットされ、正しい判別結
果データをデータを表示器または駐車券発行機13へ送る
ことができる。
【0042】このように、論理エラーを自動的にクリア
し正常な状態に復帰させることにより、車種判別装置を
完全に無人化することができる。
【0043】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、車両
の車高、車幅、フロントオーバハング、(ホイルベース
+リアオーバハング)、車長、および最低地上高が許容
値内にあるかが判断され、全てが許容値内にあるとき、
車両の入庫の可能と判断できることから、従来のように
入庫部分での寸法を、係員が目視により判定する場合と
比較して、正確かつ迅速に入庫を許容し得る車両を判定
することができ、入庫作業の効率を改善することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における駐車場における入
庫車両の可否判別装置の構成図である。
【図2】上記可否判別装置のセンサ配置図である。
【図3】上記可否判別装置の前進進入通過の動作説明図
である。
【図4】上記可否判別装置の後退進入通過の動作説明図
である。
【図5】上記可否判別装置の論理エラー発生状態を示す
説明図である。
【図6】駐車場における入庫車両の計測項目を示す説明
図である。
【符号の説明】
1 車高測定センサ(第6センサ) 2 車幅測定センサ(ラインセンサ) 3 車長兼フロントオーバハング測定センサ(第4セ
ンサ) 4 ホイールベース+リアオーバハング測定センサ
(第2センサ) 5 車長測定センサ(第10センサ) 6 バック検出(後部)センサ(第1センサ) 7 バック検出(前部)センサ(第3センサ) 8 前輪検出センサ(第5センサ) 9−a,9−b 車両前進後退検出センサ(第8およ
び第9センサ) 10 車両検出センサ 11 判別結果出力用センサ 12 車種判別コントローラ(判断装置) 13 表示器(表示装置)または駐車券発行機 14 ゲートバー 15−a,15−b,15−c 最低地上高測定センサ(第
7センサ) 16 進入車路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G06F 17/60 G06F 15/21 E (56)参考文献 特開 平8−273091(JP,A) 特開 平6−119597(JP,A) 特開 平3−82496(JP,A) 特開 平5−333516(JP,A) 特開 昭59−43500(JP,A) 特開 昭50−63674(JP,A) 特開 平9−217514(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08G 1/14 E04H 6/14 601 E04H 6/18 601 G01B 11/02 G01V 8/20 G06F 17/60

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駐車場の入庫用通路に設けられて、入庫
    車両の可否の判断を行うための装置であって、 入庫用通路の上手側に配置されて車両の有無を検出する
    第1センサと、この第1センサより下手側に配置されて
    車両の有無を検出する第2センサと、 この第2センサより下手側に配置されて車両の有無を検
    出する第3センサと、 この第3センサより下手側に配置されて車両の有無を検
    出する第4センサと、 上記第2センサと第3センサとの間に配置されて、車両
    の前輪を検出する第5センサと、 上記第1センサと第3センサとの間に配置されて、車両
    の高さが許容範囲内にあるかどうかを検出する第6セン
    サおよび車両の最低高さが許容範囲内にあるかどうかを
    検出する第7センサ並びに車両の最大幅を検出するライ
    ンセンサと、 上記第2センサと第3センサとの間でかつ前後に配置さ
    れて、車両の前進・後進を検出する第8および第9セン
    サと、 上記第4センサと協働して車両の長さが許容範囲内にあ
    るかどうかを検出する第10センサと、 上記各センサからのオン・オフ信号およびラインセンサ
    からの測定車幅信号を入力して、車両の車高、車幅、フ
    ロントオーバハング、(ホイルベース+リアオーバハン
    グ)、車長、および最低地上高が許容値内にあるかを判
    断し、全てが許容値内にあるとき、上記車両は入庫可能
    と判断する判断装置と、 上記入庫用通路の第4センサより下手側に配置されて、
    上記判断装置からの判断結果を表示する表示装置とから
    構成し、 上記判断装置は、第1および第2センサからのオン・オ
    フ信号により作動する第1カウンタと、第3および第4
    センサからのオン・オフ信号により作動する第2カウン
    タと、並びに第8および第9センサからのオン・オフ信
    号により作動する第3カウンタとを具備し、かつ上記各
    カウンタにおいて、車両が上手側から下手側に移動した
    場合には、入庫用通路における車両のカウント値をイン
    クリメントし、逆に、下手側から上手側に移動した場合
    には、入庫用通路における車両のカウント値をデクリメ
    ントするようになすとともに、上記車両が入庫可能かの
    判断を、上記すべてのカウント値が同一である場合に行
    うようにしたことを特徴とする駐車場における入庫車両
    の可否判別装置。
  2. 【請求項2】上記判断装置は、上記センサのオン・オフ
    信号により人間が上記入庫用通路に進入したことを検出
    したとき、エラー信号を表示装置により出力させるとと
    もに、上記第1センサを除いて残りのセンサおよびライ
    ンセンサを非作動状態となるようになし、第1センサが
    オフ状態からオン状態になった時点で、上記カウンタの
    カウント値をクリアさせるとともに、かつ次に配置され
    ているセンサを作動状態とし、このセンサがオン状態に
    なった時点で、次に配置されているセンサを作動状態と
    なるように順に行うことを特徴とする請求項1記載の駐
    車場における入庫車両の可否判別装置。
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