JP2980669B2 - 防水継手材 - Google Patents

防水継手材

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は横葺用屋根材、あるいは横張り用壁材等の外
装材を用いて屋根、壁体を形成した際の目地に用いられ
る防水継手材に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、横葺き用屋根材、横張り用壁材等の外装材を施
工した際の目地構造は、外装材の両側縁をはぜ状に屈
曲し、互いにはぜ継ぎした構造、敷目板とカバー材と
により外装材の側端部を上下でサンドイッチした構造、
外装材同士を単に重ねた構造、等であった。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、これらの構造において、は防水性に
劣り、、は外装材を重ねることにより段差が不揃い
となって意匠性の低下を招く不利があった。またで
は、特に屋根材に適応した場合、積雪地方での雪落とし
の際にカバー材をスライドさせてしまい継手部分が外部
に露出してしまう危険性があった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はこのような欠点を除去するため、防水継手材
を敷目板と2つの嵌合体の2部材より構成し、かつ、嵌
合体は敷目板に形成された断面壷状の2つの係止部に挿
入されて一体化されたものとすることにより、防水継手
材に切れ目等を入れることを阻止し、また、敷目部の下
辺を屈曲させ、下段の外装材表面に水を流下するための
馳部を有し、雨水を速やかに流下させることを可能と
し、かつ、強度のある防水継手材を提案するものであ
る。
〔実施例〕
以下に、本発明に係る防水継手材について詳細に説明
する。第1図は上記防水継手材Aの代表的一例を示すも
のであり、例えば第7図(a)、(b)に示すような外
装材Dを施工した時に、外装材Dの縦目地部裏面に位置
し防水性を付与すると共に、外装材Dの側縁を連結する
ものである。さらに説明を加えると、防水継手材Aは第
2図に示す敷目板Bと第3図に示す嵌合体Cを一体化し
たものであり、敷目板Bは第2図に示すように、外装材
Dの端部同士の裏面に略当接する敷目部1と、第2図の
イ−イ線、ロ−ロ線端面図である第4図(a)、(b)
に示すように敷目部1の下辺を裏面側に屈曲した馳部2
と、必要に応じて敷目部1の上辺を表面側に屈曲して形
成した雨返し部3と、敷目部1上に略状の係止片5を
4本突出して挿入溝6を2本形成した2条の係止部4
と、係止部4の両側縁を外方に延長した延長部7と、延
長部7の先端を表面側に突出して形成した防水片8とか
ら構成されたものである。嵌合体Cは第3図に示すよう
に、前記敷目板Bの挿入溝6に対応した水平面状の挿入
片9と、挿入片9の略中央を上方に状に突出して形成
した端部係合片10とからなる短尺材であり、第1図のハ
−ハ線端面図である第5図に示すように、敷目板Bの挿
入溝6に挿入片9が馳部2の方向から挿入され、第1図
に示すようにガタつきなく一体化されるものである。さ
らに詳説すると、嵌合体Cは第7図(a)、(b)およ
び第8図(第7図(a)、(b)のニ−ニ線端面図)に
示すような化粧面11、係合舌片12を有する外装材Dの係
合舌片12を、第6図に示すように敷目板Bに挿入一体化
された嵌合体Cの端部係合片10により係止することによ
り、外装材Dの端部を納めるものであり、このため、嵌
合体Cの端部係合片10先端間にはΔWの間隙を形成し、
外装材Dの係合舌片12の係合を可能にするものである。
なお、ΔWは5〜10mm程度であり、13は係合空間であ
る。また、防水継手材Aの材質としては金属材(アルミ
ニウム)の押出品であり、特に敷目板Bは押出品を切
断、プレス(屈曲加工)等により形成したものである。
ここで寸法関係について簡単に説明する。敷目板Bに
おいて敷目部1の長さをl1、挿入溝6の幅をl2、馳部
2、雨返し部3の高さをそれぞれh1、h2、嵌合体Cにお
いて全長をl3、挿入片9の幅をl4、外装材Dの幅をl5
外装材Dの下部係止溝14の高さをh3、化粧面11の長さを
l6、端部係合片10間の幅をΔWとすると、l1≒l3、l2
l4、l5<l1、l6=300〜3000mm位、h1<h3、h2=5〜10m
m位、ΔW=5〜10mm位である。
次に施工例について簡単に説明する。いま第1図に示
すような防水継手材Aと、第7図(a)に示すような外
装材D、すなわち化粧面11の両側縁に裏面側へ折り返し
て形成された係合舌片12を有する外装材Dを用いると仮
定する。そこで外装材Dの一方の係合舌片12を防水継手
材Aの嵌合体Cにはぜ組みになるように係止し、下地上
に配設する。次に隣接させる外装材Dの係合舌片12を防
水継手材Aの他方の嵌合体Cに嵌合、係止させて配設す
る。このように行うことにより縦目地部では第6図に示
すような連結となる。勿論、外装材Dは雄、雌連結構造
で連結され、釘、吊り子等の固定具により下地に固定さ
れているものである。このような縦目地部では、内部に
浸入しようとする雨水が嵌合体Cによる1次防水、係止
部4による2次防水、および延長部7、防水片8による
3次防水の3重防水構造となり、防水性が大幅に向上す
る。また、防水継手材Aは外装材Dによって固定される
ことになるため、施工性がよく、かつ、防水継手材A自
身の移動がなくなる。
以上説明したのは本発明に係る防水継手材Aの一実施
例にすぎず、第9図(a)〜(e)、第10図(a)〜
(e)に示すように形成することができる。すなわち、
第9図(a)〜(e)において、(a)図は馳部2をコ
字状に屈曲し、外装材Dの上部係止溝15に係止する下部
係合片2aを形成した防水継手材A、(b)図は雨返し部
3をコ字状に屈曲し、コ字状雨返し片3aを形成した防水
継手材A、(c)図は下部係合片2a、コ字状雨返し片3a
を形成した防水継手材A、(d)図は外装材Dの化粧面
11の形状に対応するように、敷目部1の形状を変形した
防水継手材A、(e)図は延長部7に防水片7aを形成し
た防水継手材Aである。第10図(a)〜(e)におい
て、(a)図は係止部4を変形した防水継手材A、
(b)図は防水片8をコ字状に変形した防水継手材A、
(c)図は防水片7aを形成すると共に、防水片8をコ字
状に形成し、防水性をさらに向上した防水継手材A、
(d)図は嵌合体Cの端部係合片10を傾斜することによ
り、外装材Dの係合舌片12を係止し易くした防水継手材
A、(e)図は係止部4を1条とし、嵌合体Cを1本で
形成した防水継手材Aである。なお、第10図(a)〜
(e)は防水継手材Aの端面図であり、勿論、第9図
(a)〜(e)、第10図(a)〜(e)を各々組み合わ
せて防水継手材Aとすることができる。
〔発明の効果〕
上述したように本発明に係る防水継手材によれば、
敷目板、嵌合体それぞれが金属の押出品として形成した
ため、寸法精度が良く、一体化後の嵌合体のガタつきが
ない。カバー材を用いる必要がないため施工性がよ
い。外装材の側端部を防水継手材に嵌合係止するた
め、防水性が向上する。防水継手材は外装材によって
固定されるため、釘等の打設による漏水もなく、かつ、
防水継手材自身の移動がない。外装材は防水継手材に
よってバックアップされている目地構造となるため、変
形を阻止することができる。外装材の側端部間の継目
の裏面に、常時敷目板が存在するため、万が一漏水して
も、敷目板により下段の外装材の化粧面上に流下させる
ため、防水性が万全である。敷目板と嵌合体の一体化
が、単に挿入するだけで良く、簡単である。等の特徴、
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る防水継手材の代表的一例を示す斜
視図、第2図、第3図は上記防水継手材を構成する敷目
板と嵌合体を説明する斜視図、第4図(a)、(b)は
第2図におけるイ−イ線、ロ−ロ線端面図、第5図は第
1図におけるハ−ハ線端面図、第6図は防水継手材の施
工状態を示す端面図、第7図(a)、(b)は外装材の
例を示す斜視図、第8図は第7図(a)、(b)におけ
るニ−ニ線端面図、第9図(a)〜(e)、第10図
(a)〜(e)はその他の実施例を示す説明図である。 A……防水継手材、B……敷目板、C……嵌合体。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも敷目部の下辺を屈曲させた馳部
    を有し、かつ、前記敷目部から馳部にかけて、横断面形
    状が中央部を壷状とした2つの係止部と、該係止部の両
    側を延長し、先端を表面側に折り返してなる防水片を有
    する形状とした敷目板と、少なくとも長さが前記敷目部
    以下であり、断面が水平面状の挿入片と、該挿入片の途
    中を上方に状に突出した端部係合片とからなる形状と
    した2つの嵌合体からなり、該嵌合体の挿入片を前記敷
    目板の係止部に挿入して一体化すると共に、端部係合片
    の先端間に間隙が形成されていることを特徴とする防水
    継手材。
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