JP2805687B2 - 外装材の目地構造 - Google Patents

外装材の目地構造

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鎮雄 嵐
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株式会社アイジー技術研究所
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は横葺用屋根材、あるいは横張り用外壁材等の
外装材を用いて屋根、壁体を形成した際の目地構造に関
するものである。
〔従来の技術〕
従来、横葺き用屋根材、横張り用外壁材等の外装材を
施工した際の目地構造は、外装材の両側縁をはぜ状に
屈曲し、互いにはぜ継ぎした構造、敷目板とカバー材
とにより外装材の側端部を上下でサンドイッチした構
造、外装材同士を単に重ねた構造、等であった。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、これらの構造において、は防水性に
劣り、、は外装材を重ねることにより段差が不揃い
となって意匠性の低下を招く不利があった。またで
は、特に屋根材に適応した場合、積雪地方での雪落とし
の際にカバー材を外装材の長手方向にスライドさせてし
まい継手部分が外部に露出してしまう危険性があった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はこのような欠点を除去するため、外装材端部
を連結、被覆する防水継手材として、略水平面状で四角
形状の防水面の3側端縁を上はぜ状に屈曲した敷目板
と、下部、上部係合溝を有する断面略Z字状で外装材の
化粧面幅と略同一長さとした連結具とを一体に形成した
ものを用い、外装材としては、引っ掛け式のものを用い
て施工し、外装材の化粧面側縁を防水継手材の上部係合
溝、下部係合溝に挿入することによって外装材同士の化
粧面の目地部を被覆した目地構造とすることにより、施
工性の向上、および防水性の強化を図ると共に、目地部
近傍における外装材の化粧面の強化をも図った外装材の
目地構造を提案するものである。
〔実施例〕
以下に、図面を用いて本発明に係る外装材の目地構造
について詳細に説明する。第1図は上記外装材の目地構
造の代表的一例を示す説明図であり、Aは防水継手材、
Bは外装材である。防水継手材Aはカラー鋼板、ステン
レス鋼板、銅板、アルミニウム板、クラッド鋼板、断熱
鋼板、ラミネート板、サンドイッチ鋼板等であり、ロー
ルフォーミング等による屈曲加工、プレス加曲等によっ
て、例えば第3図に示すように形成したものである。さ
らに詳説すると、防水継手材Aは略水面状の敷目板
と、断面略Z字状の連結具の2部材をスポット溶接等
により一体に形成したものである。敷目板1は第4図
に示すように、略水平面状で四角形状の防水面2と、下
端縁を下方に屈曲した覆部3と、他の防水面2の3側端
縁を上はぜ状に屈曲した防水舌片4とから形成したもの
であり、防水面2、防水舌片4は、第2図(第1図にお
けるイ−イ線拡大端面図)に示すように、外装材B同士
の連結部から雨水等が洩水した際に、下方にすみやかに
流下させるためと、敷目板1の端縁より下地側へ雨水
等が拡散するのを阻止するためのものである。連結具
は第5図(a)、(b)(第5図(a)のロ−ロ線端面
図)に示すように、略水平面状の固定片6と、固定片6
の一端を内方に屈曲して断面略コ字状に屈曲した下部係
合溝7と、下部係合溝7の上縁8と、上縁8の先端を外
方に屈曲したカバー部9と、上縁8、カバー部9よりな
る断面略逆コ字状の上部係合溝10と、カバー部8の下端
を下方に垂下したカバー片11と、板材の端縁をはぜ状に
屈曲した舌片6aとからなるものである。また、連結具
の長さl1は、第6図に示すような外装材Bの化粧面12の
幅l2とl1≒l2の関係である。この防止継手材Aは第2図
に示すように、長尺状の外装材Bの化粧面12の側縁を下
部係合溝7、上部係合溝10に挿入することにより連結す
るものであり、従来の引っ掛けにより連結するのと違
い、差し込んで連結することができるため、外装材Bの
側縁の連結が非常に楽なものとなるものである。またカ
バー部9は外装材同士の側縁を被覆する化粧カバーとな
るものであり、カバー片11は外装材Bの係合部14側を被
覆する化粧カバーとなるものである。また、外装材Bは
防水継手材Aと同様の金属系素材からなり、第6図に示
すように、化粧面12の上端を化粧面12側に屈曲した係止
部13と、化粧面12の下端を化粧面12の裏面側へコ字状に
屈曲した係合部14と、係止部13の下端を外方に突出した
固定部15と、外装材Bの一側縁の係止部13、固定部15を
切り欠いて切り欠き13a、挿入片12aを形成したものであ
り、係止部13に係合部14を係止すると共に、固定部15を
釘等の固定具によって下地に固定することにより、外装
を形成するものである。
ここで施工例を通して本発明に係る外装材の目地構造
について第7図(a)〜(c)を用いて説明する。そこ
で、防水継手材Aとしては第3図に示すようなものであ
り、0.35mm厚のカラー鋼板を用い、外装材Bとしては第
6図に示すような、防水継手材Aと同一材料のカラー鋼
板を使用したものを用い、第1図、第2図に示すように
形成すると仮定する。そこで、第7図(a)に示すよう
に、外装材B1の化粧面12に防水継手材Aの下部係合溝7
を、防水継手材Aを矢印α方向に移動させることにより
挿入し、第7図(b)に示すように装着する。次に外装
材B2の挿入片12aを矢印β方向に移動させ防水継手材A
の上部係合溝10に挿入すると共に、外装材B1の化粧面1
2、係止部13、係合部14を被覆するようにして第7図
(c)に示すように装着する。また、外装材Bの下地へ
の固定は随時固定部15を釘等の固定具により固定する。
このような工程を順次繰り返して行うことにより第n段
目の外装が形成されたら、第n段目の外装材Bの係止部
13に第n+1段目の外装材Bの係合部14を引っ掛けるよ
うにして連結し、上記のような工程を順次繰り返すこと
により第n+1段目以降の外装を形成するものである。
勿論、必要部位には、シーリング材を適宜植設し、防水
性を保つものである。
以上説明したのは本発明に係る外装材の目地構造の一
例にすぎず、第8図(a)〜(h)〜第10図(a)〜
(k)に示すような防水継手材A、外装材Bを用いて目
地構造を形成することも可能である。すなわち、第8図
(a)〜(h)、第9図(a)〜(f)は防水継手材A
のその他の実施例を示すものであり、第8図(a)〜
(h)において、(a)〜(c)図は防水舌片4を各々
変形した防水継手材A、(d)図は覆部3、カバー片11
をL字状に屈曲した防水継手材A、(e)図はカバー片
11を施工後に折り曲げて形成するようにした防水継手材
A、(f)図はカバー片11を除去した防水継手材A、
(g)図は防水面2にシーリング材Cを形成した防水継
手材A、(h)図は防水面2の裏面に断熱材16を形成し
た防水継手材Aであり、第9図(a)〜(f)におい
て、(a)図は突条1aを敷目板に形成した防水継手材
A、(b)図は突条5aを連結具に形成した防水継手材
A、(c)図はカバー部9に凹溝9aを形成した防水継手
材A、(d)図は防水面2により連結具を一体化した
防水継手材A、(e)、(f)図はシーリング材Cを形
成した防水継手材Aである。また第10図(a)〜(k)
は外装材Bのその他の変形例であり、特に(k)図は断
熱材16を化粧面12の裏面に形成した外装材Bである。
〔発明の効果〕
上述したように本発明に係る外装材の目地構造によれ
ば、防水継手材が従来の敷目板、連結具、カバー材と
を兼用するため、施工性が大幅に向上する。連結は防
水継手材の下部、上部係合溝に外装材の端部を挿入する
だけのため、連結が確実、かつ簡単である。防水継手
材自身は両側の外装材によって固定されるため、釘等の
打設による漏水もなく、かつカバー部の移動がない。
防水継手材の敷目板により、万が一の洩水に対しても、
すみやかに下方の外装材の化粧面に雨水等を流下させる
ことができる。等の効果、特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明に係る外装材の目地構造の代表
的一例を説明する説明図、第3図、第4図、第5図
(a)、(b)、第6図は上記目地構造を形成する部材
である防水継手材、外装材を示す説明図、第7図(a)
〜(c)は施工例を説明する説明図、第8図(a)〜
(h)、第9図(a)〜(f)、および第10図(a)〜
(k)はその他の実施例を示す説明図である。 A……防水継手材、B……外装材、……敷目板、
…連結具、7……下部係合溝、9……カバー部、10……
上部係合溝、11……カバー片。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04D 1/18 E04D 3/366 E04D 3/362 E04D 3/365 E04F 13/08 E04F 13/12 E04F 19/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】横葺用屋根材、あるいは横張り用外壁材等
    の外装材の目地構造において、外装材として化粧面の上
    端には表面側に折り返した係止部を有すると共に、下端
    には裏面側に折り返した係合部を有したものを用い、ま
    た防水継手材としては、略水平面状で四角形状の防水面
    と、該防水面の3側端縁を上はぜ状に屈曲して防水舌片
    を形成した敷目板と、略水平面状の固定片と、該固定片
    の一端を固定片側に略平行で屈曲した上縁と、該上縁と
    固定片よりなる下部係合溝と、上縁の先端を上縁側に略
    平行で屈曲したカバー部と、該カバー部と上縁よりなる
    上部係合溝とから断面略Z字状で前記外装材の化粧面幅
    と略同一長さとした連結具とを一体に形成したものを用
    い、外装材同士は係止部と係合部により連結されると共
    に、防水継手材の下部係合溝、上部係合溝に前記外装材
    の化粧面の側縁を挿入することによって形成したことを
    特徴とする外装材の目地構造。
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