JPS61237742A - 屋根継手構造 - Google Patents
屋根継手構造Info
- Publication number
- JPS61237742A JPS61237742A JP7662085A JP7662085A JPS61237742A JP S61237742 A JPS61237742 A JP S61237742A JP 7662085 A JP7662085 A JP 7662085A JP 7662085 A JP7662085 A JP 7662085A JP S61237742 A JPS61237742 A JP S61237742A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof
- roof plate
- water side
- upward
- board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、馳締状屋根板の継手部において僅かの加工を
施すことにより極めて良好な密着状の重合ができ、雨水
、風等の浸入を防ぎ、さらには水密処理が極めて簡単に
で′きる屋根継手構造に関すス− 〔従来の技術及びその問題点等〕 同一断面形状の馳締状の屋根板を継手部において重合す
ると第11図に示すように屋根板の頂辺部同士及び底辺
部同士で間隙が生じていた。
施すことにより極めて良好な密着状の重合ができ、雨水
、風等の浸入を防ぎ、さらには水密処理が極めて簡単に
で′きる屋根継手構造に関すス− 〔従来の技術及びその問題点等〕 同一断面形状の馳締状の屋根板を継手部において重合す
ると第11図に示すように屋根板の頂辺部同士及び底辺
部同士で間隙が生じていた。
この間隙のため屋根板の継手部で著しく段差が生じ、そ
のため雨水の浸入を防ぐために大量の防水シール、シー
リング材等を必要とし、その施工も容易には行うことが
できず、また施工時間もかかり、施工費用も割高となっ
ている。このため、屋根板の継手部における重合部の間
隙を取り除くために、従来は、一方の屋根板の継手箇所
の周辺に段部又は溝部を形成し、この段部又は溝部箇所
に他方の屋根板の継手箇所を重合固着していた。
のため雨水の浸入を防ぐために大量の防水シール、シー
リング材等を必要とし、その施工も容易には行うことが
できず、また施工時間もかかり、施工費用も割高となっ
ている。このため、屋根板の継手部における重合部の間
隙を取り除くために、従来は、一方の屋根板の継手箇所
の周辺に段部又は溝部を形成し、この段部又は溝部箇所
に他方の屋根板の継手箇所を重合固着していた。
しかるに、その段部又は溝部の形成だけに専用の成形機
を必要とし、極めて高価な設備となるとともに、その屋
根板自体も割高となる欠点があった。
を必要とし、極めて高価な設備となるとともに、その屋
根板自体も割高となる欠点があった。
C問題点を解決するための手段〕
そこで発明者は、前記問題点等を解決すべく鋭意、研究
を重ねた結果、本発明を、底辺部の両側に傾斜状部を形
成し、この傾斜状部の上端より外方に頂辺部を形成し、
この一側の頂辺部の外側端より下馳部を形成し、その他
側の頂辺部の外側端より上馳部を形成した上部屋根板の
水下側の底辺部箇所に上向突条を形成したものと、その
上部屋根板と同一断面形状の下部屋根板とを備え、この
下部屋根板の水上側の上面に前記上部屋根板の水下側の
下面を重合固着した屋根継手構造としたことにより、上
部屋根板の継手箇所に僅かの成形を施すだけで上部屋根
板と下部屋根板との継手箇所の重合部において極めて良
好な密着状態を得ることができ、雨水の浸入を防止でき
、水密処理も確実にでき、前記の問題点等を解消したも
のである。
を重ねた結果、本発明を、底辺部の両側に傾斜状部を形
成し、この傾斜状部の上端より外方に頂辺部を形成し、
この一側の頂辺部の外側端より下馳部を形成し、その他
側の頂辺部の外側端より上馳部を形成した上部屋根板の
水下側の底辺部箇所に上向突条を形成したものと、その
上部屋根板と同一断面形状の下部屋根板とを備え、この
下部屋根板の水上側の上面に前記上部屋根板の水下側の
下面を重合固着した屋根継手構造としたことにより、上
部屋根板の継手箇所に僅かの成形を施すだけで上部屋根
板と下部屋根板との継手箇所の重合部において極めて良
好な密着状態を得ることができ、雨水の浸入を防止でき
、水密処理も確実にでき、前記の問題点等を解消したも
のである。
本発明の実施例を第1図乃至第1O図に基づいて説明す
る。
る。
Aは馳締用の上部屋根板であつて、底辺部1の両側に傾
斜状部2,2が形成され、この傾斜状部2.2の上端よ
り外方に略水平状に頂辺部3.3が形成され、この一側
(第3図において右側)の頂辺部3の外側端より下馳部
4が形成され、その他側(第3図において左側)の頂辺
部3の外側端より上馳部5が形成されている。
斜状部2,2が形成され、この傾斜状部2.2の上端よ
り外方に略水平状に頂辺部3.3が形成され、この一側
(第3図において右側)の頂辺部3の外側端より下馳部
4が形成され、その他側(第3図において左側)の頂辺
部3の外側端より上馳部5が形成されている。
この下馳部4及び上馳部5の実施例は種々存在する。
その下馳部4の実施例としては、第3図に示すように、
垂直状部の上端より外方に張り出してから内方に向かう
円弧状部が形成され、この円弧状部の内側端より必要に
応じて端縁が弧状に折り返されている。また、この実施
例の下馳部4に対応する上馳部5も、第3図に示すよう
に、垂直状部の上端より内方に向かって膨出し、そして
外方に張り出す馳締円弧状部が形成され、この馳締円弧
状部の外端より下がりでから外方に向かう弧状縁が形成
されている。
垂直状部の上端より外方に張り出してから内方に向かう
円弧状部が形成され、この円弧状部の内側端より必要に
応じて端縁が弧状に折り返されている。また、この実施
例の下馳部4に対応する上馳部5も、第3図に示すよう
に、垂直状部の上端より内方に向かって膨出し、そして
外方に張り出す馳締円弧状部が形成され、この馳締円弧
状部の外端より下がりでから外方に向かう弧状縁が形成
されている。
また、下馳部4の別の実施例としては、第8図に示すよ
うに、断面逆り字状に形成され、これに対応する上馳部
5も断面逆り字状に形成されている。この外にも適宜馳
締可能な形状であれば、上記の下馳部4下馳部5の実施
例に限定されない。
うに、断面逆り字状に形成され、これに対応する上馳部
5も断面逆り字状に形成されている。この外にも適宜馳
締可能な形状であれば、上記の下馳部4下馳部5の実施
例に限定されない。
前記上部屋根板Aの底辺部lの水下側端(第2図におけ
る右側の上部屋根板Aの左側端)には、上向突条6が屈
曲形成されている。この上向突条6は上部屋根板Aの底
辺部1の水下側端の両側(第1図乃至第6図等参照)又
は中央付近く第7図、第8図、第1θ図参照)等に形成
されている。
る右側の上部屋根板Aの左側端)には、上向突条6が屈
曲形成されている。この上向突条6は上部屋根板Aの底
辺部1の水下側端の両側(第1図乃至第6図等参照)又
は中央付近く第7図、第8図、第1θ図参照)等に形成
されている。
その底辺部1の端の両側に上向突条6.6を形成する場
合は、底辺部lの両側と傾斜状部2.2の下端との隅角
部に上向突条6,6が屈曲形成されている。この上向突
条6は、断面円弧状若しくは多角状の円錐又は角錐等の
椎体状をしたものである。さらに具体的には、四角錐状
又は三角錐状(第4図参照)、円錐状(第5図参照)等
に形成されている。また、第6図に示すように、上向突
条6が略三角形の偏平状に形成されることもある。
合は、底辺部lの両側と傾斜状部2.2の下端との隅角
部に上向突条6,6が屈曲形成されている。この上向突
条6は、断面円弧状若しくは多角状の円錐又は角錐等の
椎体状をしたものである。さらに具体的には、四角錐状
又は三角錐状(第4図参照)、円錐状(第5図参照)等
に形成されている。また、第6図に示すように、上向突
条6が略三角形の偏平状に形成されることもある。
特に、この上向突条6は、上部屋根板Aの水下側の底辺
部1端から水上側に向かって次第に細くなるように形成
されている。
部1端から水上側に向かって次第に細くなるように形成
されている。
第7図に示すように、上向突条6を上部屋根板Aの底辺
部1の中央付近に形成する場合も、その上向突条6の実
施例は前記と同様であり、円錐のものや角錐の錐体状に
形成されたものである。又その他に第8図に示すような
四角柱状の上向突条6も存在する。
部1の中央付近に形成する場合も、その上向突条6の実
施例は前記と同様であり、円錐のものや角錐の錐体状に
形成されたものである。又その他に第8図に示すような
四角柱状の上向突条6も存在する。
この上向突条6は、上部屋根板Aの底辺部1の両側に形
成することで底辺部1と傾斜状部2.2との隅角部の先
端を除去して、その底辺部1の幅を狭めるとともに、再
伸斜状部2.2の間隔を窄める。さらに、上向突条6を
底辺部1の中央に設けたときは、底辺部1の部材がその
上向突条6の形成時に絞り込まれるために、その底辺部
10幅を狭くすることができる。即ち、第1O図に示す
ように上向突条6を形成する前の底辺部1の幅をLとし
、上向突条6を形成することによって底辺部1の部材が
絞り込まれる量をΔLとすれば、底辺部1に上向突条6
を形成したことで、底辺部1の幅はL−ΔLとなり、底
辺部1の幅をΔLだけ狭くできる。
成することで底辺部1と傾斜状部2.2との隅角部の先
端を除去して、その底辺部1の幅を狭めるとともに、再
伸斜状部2.2の間隔を窄める。さらに、上向突条6を
底辺部1の中央に設けたときは、底辺部1の部材がその
上向突条6の形成時に絞り込まれるために、その底辺部
10幅を狭くすることができる。即ち、第1O図に示す
ように上向突条6を形成する前の底辺部1の幅をLとし
、上向突条6を形成することによって底辺部1の部材が
絞り込まれる量をΔLとすれば、底辺部1に上向突条6
を形成したことで、底辺部1の幅はL−ΔLとなり、底
辺部1の幅をΔLだけ狭くできる。
Bは馳締用の下部屋根板であって、上部屋根板Aと同一
断面形状をなし、この上部屋根板Aの下側に重合するも
のであり、上部屋根板Aの各部である底辺部1傾斜状部
2,2頂辺部3,3下馳部4上馳部5も同一形状をなし
、その下部屋根板Bの各部には、上部屋根板Aの符号に
添字Aを付するものとする。
断面形状をなし、この上部屋根板Aの下側に重合するも
のであり、上部屋根板Aの各部である底辺部1傾斜状部
2,2頂辺部3,3下馳部4上馳部5も同一形状をなし
、その下部屋根板Bの各部には、上部屋根板Aの符号に
添字Aを付するものとする。
即ち、底辺部IA傾斜状部2A、2A頂辺部3A、3A
下馳部4A上馳部5Aから下部屋根板Bが構成されてい
る。
下馳部4A上馳部5Aから下部屋根板Bが構成されてい
る。
ここで、上部屋根板Aと下部屋根板Bの概念は、その重
合継手部において上側及び下側の位置に施工される位置
関係を称する。
合継手部において上側及び下側の位置に施工される位置
関係を称する。
第9図に示したものは、上部屋根板Aと同様に、下部屋
根板Bの水上側の傾斜状部2Aと頂辺部3Aとの隅角部
に下向突条7,7を形成したものである。
根板Bの水上側の傾斜状部2Aと頂辺部3Aとの隅角部
に下向突条7,7を形成したものである。
具体的には、この下向突条7は、上部屋根板Aの底辺部
lの両側に形成した上向突条6の膨出する方向が逆であ
る以外は、その実施例は略同様である。
lの両側に形成した上向突条6の膨出する方向が逆であ
る以外は、その実施例は略同様である。
8は母屋等の構造材、9は受金具であって、その構造材
8の上に適宜の間隔をおいて(その上部屋根板A又は下
部屋根板Bの幅方向の葺成ピッチ)その底辺取付部が溶
接等で固着されている。
8の上に適宜の間隔をおいて(その上部屋根板A又は下
部屋根板Bの幅方向の葺成ピッチ)その底辺取付部が溶
接等で固着されている。
そして下部屋根板Bの水上側が前記受金具9゜9間に載
置され、上部屋根板Aの水下側が重合される。このとき
、上部屋根板Aの水下側及び下部屋根板Bの水上側の下
馳部4,4A及び上馳部5゜5Aの垂直状部より上側が
僅かに切り欠いである場合は(第4図乃至第8図参照)
、上部屋根板Aの水下側と下部屋根板Bの水上側を重合
させて下馳部4と下馳部4Aとが、上馳部5と上馳部5
Aとが各々正面端で突き合わさるように整えられる。
置され、上部屋根板Aの水下側が重合される。このとき
、上部屋根板Aの水下側及び下部屋根板Bの水上側の下
馳部4,4A及び上馳部5゜5Aの垂直状部より上側が
僅かに切り欠いである場合は(第4図乃至第8図参照)
、上部屋根板Aの水下側と下部屋根板Bの水上側を重合
させて下馳部4と下馳部4Aとが、上馳部5と上馳部5
Aとが各々正面端で突き合わさるように整えられる。
そして、この重合箇所の下馳部4.4Aに吊子10の係
止部10aが係止されつつ、その吊子10の取付底部1
0bが受金具9上に固着される0次いで隣接する上部屋
根板人と下部屋根板Bを同様に接合し、その上馳部5,
5Aが吊子10の係止部tOaに馳締され、これらを順
次繰り返して屋根が施工されている。
止部10aが係止されつつ、その吊子10の取付底部1
0bが受金具9上に固着される0次いで隣接する上部屋
根板人と下部屋根板Bを同様に接合し、その上馳部5,
5Aが吊子10の係止部tOaに馳締され、これらを順
次繰り返して屋根が施工されている。
本発明においては、底辺部1の両側に傾斜状部2.2を
形成し、この傾斜状部2,2の上端より外方に頂辺部3
.3を形成し、この−例の頂辺部3の外側端より下馳部
4を形成し、その他側の頂辺部3の外側端より上馳部5
を形成した上部屋根板Aの水下側の底辺部1箇所に上向
突条6を形成したものと、その上部屋根板Aと同一断面
形状の下部屋根板Bとを備え、この下部屋根板Bの水上
側の上面に前記上部屋根板Aの水下側の下面を重合固着
した屋根継手構造としたことにより、まず第1に上部屋
根板Aの水下側裏面と下部屋根板Bの水上側の表面との
接合部の重合箇所を極めて良好な密着状態にでき、第2
に上部屋根板Aと下部屋根板Bとの接合部から雨水、風
等の浸入を防止でき、さらには水密処理を行うときにも
防水シールや、シーリング材等の材料を極めて少量にで
きるし、第3に本発明の屋根継手構造は極めて簡単であ
り、従来のもののように多くの加工を必要とせず、特に
高価な設備がなくてもよく、その屋根板自体を極めて低
価格に提供できるものである。
形成し、この傾斜状部2,2の上端より外方に頂辺部3
.3を形成し、この−例の頂辺部3の外側端より下馳部
4を形成し、その他側の頂辺部3の外側端より上馳部5
を形成した上部屋根板Aの水下側の底辺部1箇所に上向
突条6を形成したものと、その上部屋根板Aと同一断面
形状の下部屋根板Bとを備え、この下部屋根板Bの水上
側の上面に前記上部屋根板Aの水下側の下面を重合固着
した屋根継手構造としたことにより、まず第1に上部屋
根板Aの水下側裏面と下部屋根板Bの水上側の表面との
接合部の重合箇所を極めて良好な密着状態にでき、第2
に上部屋根板Aと下部屋根板Bとの接合部から雨水、風
等の浸入を防止でき、さらには水密処理を行うときにも
防水シールや、シーリング材等の材料を極めて少量にで
きるし、第3に本発明の屋根継手構造は極めて簡単であ
り、従来のもののように多くの加工を必要とせず、特に
高価な設備がなくてもよく、その屋根板自体を極めて低
価格に提供できるものである。
同一断面形状の上部屋根板Aの水下側と下部屋根板Bの
水上側をそのまま何等加工しないで、接合部で重合する
と第11図に示すように、その重合゛ 箇所で底辺部1
.IA及び頂辺部3,3Aの間に間隙が生じていた。こ
れは、上部屋根板A及び下部屋根板Bの肉厚によりて底
辺部1.IAのそれぞれの表面側の幅と、裏面側の幅と
が僅かに異なるのが原因である。
水上側をそのまま何等加工しないで、接合部で重合する
と第11図に示すように、その重合゛ 箇所で底辺部1
.IA及び頂辺部3,3Aの間に間隙が生じていた。こ
れは、上部屋根板A及び下部屋根板Bの肉厚によりて底
辺部1.IAのそれぞれの表面側の幅と、裏面側の幅と
が僅かに異なるのが原因である。
しかるに、本発明では、上部屋根板Aの水下側の底辺部
1箇所に上向突条6を形成したことで、底辺部lと傾斜
状部2とで作る隅角部を除去したり、又は底辺部1の幅
を狭くすることが簡単にできる。このようなことから、
上部屋根板Aの水下側と下部屋根板Bの水上側の接合部
においては極めて良好に密着した重合状態を得ることが
できるものである。従って、上部屋根板Aと下部M根板
Bとの接合箇所においては、著しい段差を防止でき、水
密状態を得ることができるとともに、外観上極めて良好
なものとなる。
1箇所に上向突条6を形成したことで、底辺部lと傾斜
状部2とで作る隅角部を除去したり、又は底辺部1の幅
を狭くすることが簡単にできる。このようなことから、
上部屋根板Aの水下側と下部屋根板Bの水上側の接合部
においては極めて良好に密着した重合状態を得ることが
できるものである。従って、上部屋根板Aと下部M根板
Bとの接合箇所においては、著しい段差を防止でき、水
密状態を得ることができるとともに、外観上極めて良好
なものとなる。
合箇所においては、極めて良好な密着状態となるので雨
水、風の浸入を防止でき、さらに水密処理を行うときも
、シール材やコーキング材を僅かの量にすることができ
、このため水密処理の材料費を低く押さえることができ
るものである。
水、風の浸入を防止でき、さらに水密処理を行うときも
、シール材やコーキング材を僅かの量にすることができ
、このため水密処理の材料費を低く押さえることができ
るものである。
また、本発明は、極めて構造が簡単である。即ち、上部
屋根板への底辺部lの水下側端に形成した上向突条6は
、その形状が簡単であるため、成形が行い易く、大量生
産ができることから極めて低価格に提供できるものであ
る。
屋根板への底辺部lの水下側端に形成した上向突条6は
、その形状が簡単であるため、成形が行い易く、大量生
産ができることから極めて低価格に提供できるものであ
る。
なお、第9図に示すように下部屋根板Bの水上側の傾斜
状部2A、2Aと頂辺部3A、3Aとによってできる隅
角部に下向突条7を形成すれば、これによって上部屋根
板Aの頂辺部3,3と下部屋根板Bの頂辺部3A、3A
との接合部における重合箇所の密着性がより良好となる
利点がある。
状部2A、2Aと頂辺部3A、3Aとによってできる隅
角部に下向突条7を形成すれば、これによって上部屋根
板Aの頂辺部3,3と下部屋根板Bの頂辺部3A、3A
との接合部における重合箇所の密着性がより良好となる
利点がある。
また、上向突条6又は下向突条7は、極めて単純な形状
であるため、この上向突条6及び下向突条7を形成する
成形機は、将来的に小型に作ることが可能であり、この
ような成形機を作ることによって次のような結果を奏す
る。
であるため、この上向突条6及び下向突条7を形成する
成形機は、将来的に小型に作ることが可能であり、この
ような成形機を作ることによって次のような結果を奏す
る。
これは、現場にて屋根板を必要な寸法に切断し、成形機
によって上向突条6及び下向突条7を形成し屋根板を必
要箇所に継ぎ足してゆくことができるものである。その
ため、現場にて種々の条件により、屋根板の寸法が不足
したときに別の屋根板から必要寸法を切断し、これに成
形機で上向突条6又は下向突条7を形成し、寸法が不足
する屋根板の部分に継ぎ足すことができ不測の事態に対
しても、屋根の施工を行うことができる。
によって上向突条6及び下向突条7を形成し屋根板を必
要箇所に継ぎ足してゆくことができるものである。その
ため、現場にて種々の条件により、屋根板の寸法が不足
したときに別の屋根板から必要寸法を切断し、これに成
形機で上向突条6又は下向突条7を形成し、寸法が不足
する屋根板の部分に継ぎ足すことができ不測の事態に対
しても、屋根の施工を行うことができる。
また、以上の説明における屋根継手構造は、垂直状又は
傾斜状の壁に応用できることは勿論である。
傾斜状の壁に応用できることは勿論である。
図面は本発明の実施例を示すものであって、その第1図
は本発明の全体を示す斜視図、第2図は本発明の第1図
の縦断側面図、第3図は本発明の縦断正面図、第4図は
本発明の主要部材の分解斜視図、第5図乃至第8図は上
部屋根板の別の実施例の要部斜視図、第9図は本発明の
別の実施例の全体を示す斜視図、第10図は上部N根板
の水下側箇所の縦断正面図、第11図は従来のものを示
す縦断正面図である。 A・・・・・・上部屋根板、B・・・・・・上部屋ll
1vi、1・・・・・・底辺部、 2・・・・・・傾
斜状部、3・・・・・・頂辺部、 4・・・・・・下
馳部、5・・・・・・上馳部、 6・・・・・・上向
突条。 特 許 出 願 人 三晃金属工業株式会社第5図 第7図 第6図 第8図
は本発明の全体を示す斜視図、第2図は本発明の第1図
の縦断側面図、第3図は本発明の縦断正面図、第4図は
本発明の主要部材の分解斜視図、第5図乃至第8図は上
部屋根板の別の実施例の要部斜視図、第9図は本発明の
別の実施例の全体を示す斜視図、第10図は上部N根板
の水下側箇所の縦断正面図、第11図は従来のものを示
す縦断正面図である。 A・・・・・・上部屋根板、B・・・・・・上部屋ll
1vi、1・・・・・・底辺部、 2・・・・・・傾
斜状部、3・・・・・・頂辺部、 4・・・・・・下
馳部、5・・・・・・上馳部、 6・・・・・・上向
突条。 特 許 出 願 人 三晃金属工業株式会社第5図 第7図 第6図 第8図
Claims (1)
- (1)底辺部の両側に傾斜状部を形成し、この傾斜状部
の上端より外方に頂辺部を形成し、この一側の頂辺部の
外側端より下馳部を形成し、その他側の頂辺部の外側端
より上馳部を形成した上部屋根板の水下側の底辺部箇所
に上向突条を形成したものと、その上部屋根板と同一断
面形状の下部屋根板とを備え、この下部屋根板の水上側
の上面に前記上部屋根板の水下側の下面を重合固着した
ことを特徴とした屋根継手構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7662085A JPH0627420B2 (ja) | 1985-04-12 | 1985-04-12 | 屋根継手構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7662085A JPH0627420B2 (ja) | 1985-04-12 | 1985-04-12 | 屋根継手構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61237742A true JPS61237742A (ja) | 1986-10-23 |
JPH0627420B2 JPH0627420B2 (ja) | 1994-04-13 |
Family
ID=13610390
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7662085A Expired - Lifetime JPH0627420B2 (ja) | 1985-04-12 | 1985-04-12 | 屋根継手構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0627420B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6275122U (ja) * | 1985-10-30 | 1987-05-14 | ||
JPS63132023U (ja) * | 1987-02-20 | 1988-08-30 | ||
WO2003046305A1 (de) * | 2001-11-19 | 2003-06-05 | Harald Zahn Gmbh | Stirnseitige stossverbindung zwischen zwei dachblechelementen eines flachdachs und hierzu geeignetes dachblechelement |
-
1985
- 1985-04-12 JP JP7662085A patent/JPH0627420B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6275122U (ja) * | 1985-10-30 | 1987-05-14 | ||
JPS63132023U (ja) * | 1987-02-20 | 1988-08-30 | ||
JPH0533608Y2 (ja) * | 1987-02-20 | 1993-08-26 | ||
WO2003046305A1 (de) * | 2001-11-19 | 2003-06-05 | Harald Zahn Gmbh | Stirnseitige stossverbindung zwischen zwei dachblechelementen eines flachdachs und hierzu geeignetes dachblechelement |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0627420B2 (ja) | 1994-04-13 |
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