JPS63280148A - 彎曲状建築用板 - Google Patents

彎曲状建築用板

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Publication number
JPS63280148A
JPS63280148A JP11246887A JP11246887A JPS63280148A JP S63280148 A JPS63280148 A JP S63280148A JP 11246887 A JP11246887 A JP 11246887A JP 11246887 A JP11246887 A JP 11246887A JP S63280148 A JPS63280148 A JP S63280148A
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JP
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protrusion
curved
corner
downward
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Application number
JP11246887A
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English (en)
Inventor
安彦 田中
正 佐藤
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Sanko Metal Industrial Co Ltd
Original Assignee
Sanko Metal Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、金属製の長尺の建築用板の長手方向を、適宜
の曲率に極めて整然かつ確実に彎曲成形でき、この彎曲
箇所にても、雨水を良好に流下させることができる彎曲
状建築用板に関する。
〔従来の技術及びその問題点等〕
最近、駅のホーム、工場、体育館等の屋根に、その軒先
端を彎曲させた建築用板が種々存在している。その中で
、底部の両面に傾斜部を形成し、これらの両側に連結用
屈曲部を夫々形成した断面略■字状の金属製の長尺な建
築用板(通称「折板」という)の長手方向を、側面から
みて適宜の曲率に彎曲させる彎曲方法、彎曲成形装置、
その彎曲状建築用板等の研究、開発等が盛んに行なわれ
ている。
このように彎曲形成するのには、その建築用板の断面の
高さく深さ)等に応じて、長手方向の縮み量としての、
リブ成形をプレス加工等によって行っている。
ところが、底部箇所のリブの高さはかなり大きい。これ
は、その底部が中立軸よりも一番下側に存在しており、
その長手方向の縮み量を、一番大きく必要とするためで
ある。
すると、そのリブとリブとの間の溝等に雨水が溜り、水
切りが悪く、そのリブ形成された箇所が早期に腐食する
重大な問題点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで発明者は、前記問題点等を解決すべく鋭意、研究
を重ねた結果、本発明を、底部の両側より外側上方に向
かう傾斜部を形成し、該傾斜部上端に連結用屈曲部を夫
々形成し、その底部には、咳幅方向の両端を除いて上向
き大突条を形成し、且つ該両端には端部下向き突条を連
続して形成し、両傾斜部には、上方にゆくに従って次第
に小さくなる内向き突条を形成し、且つ該内向き突条の
下端と前記端部下向き突条とを、高さが略変わらない折
曲線を介して連続形成し、それら各部の長手方向を適宜
の曲率に彎曲した。彎曲状建築用板としたり、或いは、
底部の両側より外側上方に向かう傾斜部を形成し、該傾
斜部上端に連結用屈曲部を夫々形成し、その底部には、
該幅方向の両端を除いて上向き大突条を形成し、且つ該
両端には端部下向き突条を連続して形成し、両傾斜部と
底部との隅角部には、隅角部上向き突条を形成し、該隅
角部上向き突条の下端と前記端部下向き突条とを、高さ
が略変わらない折曲線を介して連続形成し、その隅角部
上向き突条の上側の傾斜部には、上方にゆくに従って次
第に小さくなる外向き突条を連続形成し、それら各部の
長手方向を適宜の曲率に彎曲した。彎曲状建築用板とし
たり、或いは、底部の両側より外側上方に向かう傾斜部
を形成し、該傾斜部上端に連結用屈曲部を夫々形成し、
その底部には、該幅方向の両端を除いて上向き大突条を
形成し、且つ該両端には端部下向き突条を連続して形成
し、両傾斜部と底部との隅角部には、隅角部上向き突条
を形成し、該隅角部上向き突条の下端と前記端部下向き
突条とを、高さが略変わらない折曲線を介して連続形成
し、その隅角部上向き突条の上側の傾斜部には、下端外
向き突条を連続形成し、該下端外向き突条の上側の傾斜
部には、上方にゆくに従って次第に小さくなる内向き突
条を連続形成し、それら各部の長手方向を適宜の曲率に
彎曲した。彎曲状建築用板としたことにより、金属製の
長尺の建築用板の長手方向を、適宜の曲率に極めて整然
かつ確実に彎曲成形でき、この彎曲箇所にても、雨水を
良好に流下させることができ、前記の問題点等を解決し
たものである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図乃至第18図に基づいて
説明する。
Aは長尺の金属製の折板状建築用板であって、鉄骨又は
鉄筋コンクリート構造物の屋根板又は壁板として使われ
る。lは折板状建築用板Aの底部で、断面は略平坦状に
形成され、この底部10両側より外側上方に向かって傾
斜部2,2が形成されている。この傾斜部2,2は、比
較的高さが高く形成されている。この傾斜部2.2の上
端に、連結用屈曲部3,4が夫々屈曲形成されている。
この連結用屈曲部3.4の実施例は複数存在し、この第
1実施例としては、第1図、第2図、第5図等に示すよ
うに、連結用屈曲部3.4は、各々傾斜部2,2の上端
より外方に、断面台形山形状の山形部3a、4aが屈曲
形成されている。この場合、その山形部3aに、隣接の
折板状建築用板Aの山形部4aが被覆重合するように、
一方が約板厚分だけ太き(なるように形成されている。
また、その連結用屈曲部3,4の第2実施例としては、
第16図に示すように、連結用屈曲部3は、底部lの一
側(第16図において右側)の傾斜部2の上端より外方
に、略水平状の頂部3bが形成され、この頂部3bの外
端より上側に下馳部3cが屈曲形成されている。また、
連結用屈曲部4は、底部1の他側(第16図において左
側)の傾斜部2の上端より外方に、略水平状の頂部4b
が形成され、該頂部4bの外端より上側に、前記下馳部
3cを被覆しつつ馳締結合する。上馳部4Cが形成され
ている。その下馳部3Cは、具体的には、垂直片の上端
より外方、に張出してから内方に向かう円弧状部が形成
され、その上馳部4Cは垂直片の上端より内方に向かっ
て膨出し、そして外方に向かう馳締円弧状部が形成され
、この外端より下がってから外方に向かう弧状端縁が形
成されている。このように下馳部3cに上馳部4cが馳
締可能であれば、実施例の形状には限定されない。
また、その連結用屈曲部3.4の第3実施例としては、
第17図に示すように、連結用屈曲部3゜4は、その傾
斜部2.2の上端より外方に、略水平状の頂部3b、4
bが形成され、この頂部3b。
4bの外端より上側に、一方の頂片3eが内向きで、他
方の頂片4eが外向きになるような逆り形部3d、4d
が屈曲形成されている。
また、その連結用屈曲部3,4の第4実施例としては、
第18図に示すように、連結用屈曲部3゜4は、その傾
斜部2.2の上端より外方に、略水平状の頂部3b、4
bが形成され、この頂部3b。
4bの外端より上側に、頂片3e、4eが互いに内向き
になるように逆り形部3d、4dが屈曲形成されている
その底部1傾斜部2.2連結用屈曲部3.4にて形成さ
れた折板状建築用板Aは、一枚の長尺の金属板が、多段
の上下部ロール成形機により一体的に成形されており、
後述の上向き大突条5.端部下向き突条6.6及び内向
き突条7,7等が屈曲形成されていないものは長手方向
に直線的に成形されている。また、その折板状建築用板
Aの夫々の隅角度は殆ど角形に形成されているが、場合
によっては比較的小半径の円弧状に形成することもある
彎曲状建築用板として形成した実施例は、複数存在し、
その第1実施例の彎曲状建築用板(第1図乃至第6図、
第16図乃至第18図参照)は、上向き大突条5.端部
下向き突条6,6及び内向き突条7,7等が屈曲形成さ
れて構成されている。
その上向き大突条5は、その底部1に、該幅方向の両端
を除いて上向き(山形状)に比較的高さが高く屈曲形成
されている。その底部1の両端には端部下向き突条6,
6が、上向き大突条5の両側に連続して形成されている
。具体的には、第5図等に示すように、底部1の端部で
僅かな長さではあるが、下向きに屈曲形成されている。
また、内向き突条7は、その傾斜部2.2の内面側に屈
曲形成され、該内向き突条7の延びる方向は折板状建築
用板Aの長手方向に直交する方向(基準線)に対して適
宜な角度(例えば、直角等)を向き、その内向き突条7
は上方にゆくに従1て次第に小さくなるように形成され
ている。具体的には、その内向き突条7の断面は、連続
すると波形状に形成されたり、或は連続すると略鋸刃状
に形成されている(図面参照)。実際には、内向き突条
7の断面は波形状にすることが多い。また、内向き突条
7を形成した傾斜部2の面に対して鉛直方向からみて、
その幅は上方にゆくに従って次第に細くなるように形成
されているが(図面参照)、その内向き突条7を形成し
たことで、傾斜部2の長手方向の長さの縮み量が上方に
ゆくに従って次第に小さくなる要件を備えていれば、そ
の幅が上方にゆくに従って次第に広がるように形成され
ることもある。その内向き突条7を設ける実施例は複数
存在し、どのように設けるかは、その折板状建築用板A
の中立軸の位置、材質等によって実験的に求められてい
る。即ち、内向き突条7を設けた第1実施例は、傾斜部
2の下端よりその上端までの全長に亘って設けられてい
る(第1図参照)。
また、傾斜部2の下端より、その上端近くまで設けられ
ていたり、或いは、傾斜部2の下端より連結用屈曲部3
,4の中間位置まで内向き突条7が設けられることもあ
る。
該内向き突条7の下端と、前記端部下向き突条6とが、
側面からみて(第6図等参照)、高さが略変わらず、且
つ平面的にみてく字状の折曲線8を介して連続形成され
ている。
このような上向き大突条5.端部下向き突条6゜6及び
内向き突条7,7は、長手方向に直線状の折板状建築用
板Aを成形後に、プレス加工にて成形され、それらが屈
曲形成されて初めてその長手方向を所望の曲率に彎曲さ
せることができる。その上向き大突条5.端部下向き突
条6,6及び内向き突条7,7は、その折板状建築用板
Aの長手方向に連続して形成されたり、或いは適宜の間
隔に形成されている。連続して形成されるときでも、そ
の直線状の折板状建築用板Aの端部箇所(例えば軒先部
)に適宜な曲率の彎曲状部を設けたり(第1図参照)、
また、適宜の間隔に設けるときでも、その折板状建築用
板Aの長手方向全体に設けて、大きな曲率のアーチ状に
成形することもある。
第2実施例の彎曲状建築用板は、第7図乃至第10図に
示すように、第1実施例の彎曲状建築用板の内向き突条
7に該当するものが、高さが小さくなった。隅角部上向
き突条9が形成されたものであり、全体としては、上向
き大突条5.端部下向き突条6.6及び隅角部上向き突
条9,9、外向き突条11,11等が屈曲形成されて構
成されている。
即ち、前記上向き大突条5及び端部下向き突条6.6は
、第1実施例の彎曲状建築用板の構成要素と同一であり
、特に、その隅角部上向き突条9は、両端斜部2.2と
底部との隅角部には上向きの突条として、前記内向き突
条7の下端箇所部分に相当するものとして高さも低く形
成されている。
その隅角部上向き突条9の下端と、前記端部下向き突条
6とが、側面からみて(第10図等参照)、高さが略変
わらず、且つ平面的にみて(字状の折曲線10を介して
連続形成されている。
その外向き突条11は、隅角部上向き突条9の上側の傾
斜部2には、上方にゆくに従ワて次第に小さくなるよう
に形成され、前記内向き突条7の膨出側が反対で、この
下端のみを除いた実施例と同様である。
第3実施例の彎曲状建築用板は、第11図乃至第14図
に示すように、第2実施例の彎曲状建築用板の隅角部上
向き突条9及び外向き突条11に該当するものが、さら
に高さが低くなって、内向き突条13が形成されたもの
であり、全体としては、上向き大突条5.端部下向き突
条6,6及び隅角部上向き突条9.9、下端外向き突条
12゜12、内向き突条13,13等が屈曲形成されて
構成されている。
即ち、前記上向き大突条5及び端部下向き突条6.6は
、第1実施例、第2実施例の彎曲状建築用板の構成要素
と同一であり、隅角部上向き突条9は、第2実施例より
も高さが低くなっている。
下端外向き突条12は、その隅角部上向き突条9の上側
の傾斜部2に形成され、前記外向き突条11の高さがか
なり低(なったものものと同等であり、平面的にみると
矢印状をなしている。
その内向き突条13は、その下端外向き突条12の上側
の傾斜部2には、上方にゆくに従って次第に小さくなる
ようにして連続形成され、前記内向き突条7の下端側の
みを除いた実施例と同様である。
以上のような各実施例の彎曲状建築用板において、底部
1が幅広の場合には、その中間に1乃至複数(第15図
において1山)の断面台形山状の膨出部14が形成され
ている。この膨出部14の両側の傾斜面は、前記の傾斜
部2と同等高さ、同等の傾斜角度を有し、その傾斜面に
も、傾斜部2に形成したと同様の突条等が設けられてい
る(第15図参照)。また、各実施例の彎曲状建築用仮
において、連結用屈曲部3.4が山形部3a、4aの場
合(第1図、第7回、第11図参照)、その山形部3a
、4aの外側の傾斜片には、外端内向き突条7a、13
a、外端外向き突条11aが夫々形成されている。また
、図示しないが、発泡合成樹脂等の断熱材が、その彎曲
状建築用板の裏面に貼着されることもある。
その彎曲状建築用仮による屋根又は壁等の施工について
説明すると、隣接する受金具間に、彎曲状建築用板が載
置され、同時にその彎曲状建築用板の長手方向が、母屋
等の構造材の長手方向に略直交する(直交も含む)よう
にされ、前位(前位置)の彎曲状建築用板の連結用屈曲
部3と、隣接の(次の)彎曲状建築用板の連結用屈曲部
4とが連結固着され、これらが順次繰り返されて、彎曲
状軒先部等が葺成されている。
図中15は吊子材、16はキャップ材である。
〔発明の効果〕
まず、特許請求の範囲第1項発明においては、底部1の
両側より外側上方に向かう傾斜部2,2を形成し、該傾
斜部2.2上端に連結用屈曲部3゜4を夫々形成し、そ
の底部1には、線幅方向の両端を除いて上向き大突条5
を形成し、且つ該両端には端部下向き突条6,6を連続
して形成し、両頭斜部2.2には、上方にゆくに従って
次第に小さくなる内向き突条7.7を形成し、且つ該内
向き突条7の下端と前記端部下向き突条6とを、高さが
略変わらない折曲線8を介して連続形成し、それら各部
の長手方向を適宜の曲率に彎曲した。
彎曲状建築用板としたことにより、第1に雨水を流下し
やすくでき、第2に彎曲形成が極めて整然とでき、第3
に安価に製作できる等の効果を奏する。
これらの効果について詳述すると、まず、底部lには、
該幅方向の両端を除いて上向き大突条5を形成し、且つ
該両端には端部下向き突条6,6を連続して形成し、内
向き突条7の下端と前記端部下向き突条6とを、高さが
略変わらない折曲線8を介して連続形成したので、その
底部1上の上向き大突条5の存在にて、隣接する上向き
大突条5.5間に雨水が溜ることになるが、その高さが
略変わらない折曲線8を介してその上向き大突条5の両
側端部処理をしているため、雨水はその折曲線8箇所か
ら下方に流下し、その上向き大突条5に雨水が一切溜る
ことな(、その彎曲状の底部1を腐食させるようなこと
もなく、長期の使用に耐えうるちのである。
また、彎曲すると圧縮曲げ応力が太き(生じる底部l及
び傾斜部2.2には、上向き大突条5゜両端部下向き突
条6,6及び、上方にゆ(に従って次第に小さくなる内
向き突条7,7を形成されているため、その長手方向に
かなり大きな縮み量を与えることができ、全体として、
その長手方向に、高さに応じて、適宜の長さの縮み量を
積極的に与えることができ、底部1傾斜部2.2には圧
縮応力等を何等生じさせないようにでき、これによる歪
等も発生せず、その断面の中立軸付近及びこの下側の傾
斜部2.2底部1を整然と彎曲成形できる。この彎曲形
成につれて上部の連結用屈曲部3,4箇所も整然と彎曲
形成することができる。
特に、底部lには、該幅方向の両端を除いて上向き大突
条5と該両端には端部下向き突条6.6とを形成し、該
端部下向き突条6と、上方にゆくに従って次第に小さく
なる内向き突条7の下端とを、高さが略変わらない折曲
線8を介して連続形成したので、即ち、上向き大突条5
は上側に膨出し、その端部下向き突条6は下側に膨出し
、内向き突条7は、内向きではあるが、傾斜部2に形成
したので、実質的には上側に膨出しており、従って、突
条は上側、下側、上側と交互に膨出側が変わり、これに
よって、下面に突出させた場合の端部下向き突条6と、
実質的に上側に突出させた内向き突条7の下端箇所では
、上側と下側とへの突出側となって、特に、材料に延性
、展性が少ない場合であっても、その隅角箇所を好適に
形成できる。その板材に歪を発生しにくくプレスでき、
且つ高さが略変わらない折曲線8がくっきりと表れるよ
うにプレスでき、これらの一連のプレス加工作業にて、
その底部1と傾斜面2との隅角箇所の板材の突条成形が
極めて整然とでき、従来のようにその隅角箇所に亀裂が
生じたり、孔があいたり、皺状の歪が多く発生する等の
重大な欠点を悉く解決しつつ、さらに、雨水が溜るのを
防止できる大きな効果を有する発明である。
このような彎曲状建築用板を所望の曲率に彎曲形成でき
たことで、軒先部に別なものを突き合わせ等して固着し
なければならなかった面倒なことは解決し、極めて簡易
かつ迅速に軒先施工ができる。
さらに、本発明の構成は、極めて簡単であり、製造しや
すく、安価に提供できる利点がある。
次に、特許請求の範囲第2項発明においては、特許請求
の範囲第1項発明の内向き突条7を、両頭斜部2と底部
1との隅角部に設けた隅角部上向き突条9.上方にゆく
に従って次第に小さくなる外向き突条11に替え、且つ
隅角部上向き突条9の下端と前記端部下向き突条6とを
、高さが略変わらない折曲線10を介して連続形成した
ことにより、該折曲線10の存在にて、上向き大突条5
に雨水が一切溜ることなく、その彎曲状の底部lを腐食
させるようなこともなく、長期の使用に耐えうるちので
あることは勿論、強固に形成と外観の良好性とができる
即ち、傾斜部2面に、2つの突条、即ち、隅角部上向き
突条9と外向き突条11とが存在し、且つこれが交互に
反対方向に膨出形成され、これが無理なく整然と成形で
き、しかも、屈曲部が増加したことで断面係数が増加し
、強固にできる利点がある。
さらに、その交互に膨出側が変わることで傾斜部2の外
観性も好適にできる。
その他の構成は特許請求の範囲第1項発明と同様であり
、これと同等な効果を奏する。
次に、特許請求の範囲第3項発明においては、特許請求
の範囲第2項発明の外向き突条を、下端外向き突条12
と、上方にゆくに従って次第に小さくなる内向き突条1
3に替えたことにより、第2項発明と同様に前記折曲線
10の存在にて、上向き大突条5に雨水が一切溜ること
を防止できるし、その傾斜部2面に、隅角部上向き突条
9と下端外向き突条12と、上方にゆくに従って次第に
小さくなる内向き突条13とが存在し、これが、順次交
互に反対方向に膨出形成され、これが無理なく整然と成
形でき、しかも、屈曲部が、第2項発明よりも、さらに
増加したことで断面係数が増加し、強固にできる利点が
ある。このように、交互に膨出側が変わることで傾斜部
2の外観性も。
より好適にできる。
その他の構成は特許請求の範囲第2項発明と同様であり
、これと同等な効果を発揮しうる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであって、その第1図
は本発明の第1実施例の斜視図、第2図は第1図の要部
平面図、第3図は第2図■−■矢視断面図、第4図は第
2図IV−TV矢視断面図、第5図は第1図の要部拡大
斜視図、第6図は第5図Vl−Vl矢視断面図、第7図
は本発明の第2実施例の要部斜視図、第8図は第7図の
要部平面図、第9図は第8図IX−IX矢視断面図、第
10図は第9図X−X矢視断面図、第11図は本発明の
第3実施例の要部斜視図、第12図は第11図の要部平
面図、第13図は第12図■−■矢視断面図、第14図
は第13図雇一層矢視断面図、第15図は第1実施例に
おいて中間に膨出部を形成した斜視図、第16図乃至第
18図は本発明の第1実施例の別の彎曲状建築用板の断
面図である。 1・・・・・・底部、      2・・・・・・傾斜
部、3.4・・・・・・連結用屈曲部、5・・・・・・
上向き大突条、6・・・・・・端部下向き突条、7,1
3・・・内向き突条、8、lO・・・・・・折曲線、9
・・・・・・隅角部上向き突条、11・・・・・・外向
き突条、12・・・・・・下端外向き突条。 特 許 出 願 人  三見金属工業株式会社第7図 第9図 一 第8図 第1Q図 1o\菖

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)底部の両側より外側上方に向かう傾斜部を形成し
    、該傾斜部上端に連結用屈曲部を夫々形成し、その底部
    には、該幅方向の両端を除いて上向き大突条を形成し、
    且つ該両端には端部下向き突条を連続して形成し、両傾
    斜部には、上方にゆくに従って次第に小さくなる内向き
    突条を形成し、且つ該内向き突条の下端と前記端部下向
    き突条とを、高さが略変わらない折曲線を介して連続形
    成し、それら各部の長手方向を適宜の曲率に彎曲したこ
    とを特徴とした彎曲状建築用板。
  2. (2)底部の両側より外側上方に向かう傾斜部を形成し
    、該傾斜部上端に連結用屈曲部を夫々形成し、その底部
    には、該幅方向の両端を除いて上向き大突条を形成し、
    且つ該両端には端部下向き突条を連続して形成し、両傾
    斜部と底部との隅角部には、隅角部上向き突条を形成し
    、該隅角部上向き突条の下端と前記端部下向き突条とを
    、高さが略変わらない折曲線を介して連続形成し、その
    隅角部上向き突条の上側の傾斜部には、上方にゆくに従
    って次第に小さくなる外向き突条を連続形成し、それら
    各部の長手方向を適宜の曲率に彎曲したことを特徴とし
    た彎曲状建築用板。
  3. (3)底部の両側より外側上方に向かう傾斜部を形成し
    、該傾斜部上端に連結用屈曲部を夫々形成し、その底部
    には、該幅方向の両端を除いて上向き大突条を形成し、
    且つ該両端には端部下向き突条を連続して形成し、両傾
    斜部と底部との隅角部には、隅角部上向き突条を形成し
    、該隅角部上向き突条の下端と前記端部下向き突条とを
    、高さが略変わらない折曲線を介して連続形成し、その
    隅角部上向き突条の上側の傾斜部には、下端外向き突条
    を連続形成し、該下端外向き突条の上側の傾斜部には、
    上方にゆくに従って次第に小さくなる内向き突条を連続
    形成し、それら各部の長手方向を適宜の曲率に彎曲した
    ことを特徴とした彎曲状建築用板。
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