JP2974748B2 - キャップ状物 - Google Patents

キャップ状物

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JP2974748B2
JP2974748B2 JP2253771A JP25377190A JP2974748B2 JP 2974748 B2 JP2974748 B2 JP 2974748B2 JP 2253771 A JP2253771 A JP 2253771A JP 25377190 A JP25377190 A JP 25377190A JP 2974748 B2 JP2974748 B2 JP 2974748B2
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孝光 野沢
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明はキャップ状物に関し、詳しくは蓋体が弾性反
転するキャップ状物に関する。
「従来の技術及び発明が解決しようとする課題」 従来、キャップ状物に於ける弾性反転機構として、所
謂三点ヒンジ機構が知られている。該機構は、基体の後
部上端と、蓋体の後部下端とを、適宜間隔をおいて左右
一対の第1ヒンジで連結するとともに、その第1ヒンジ
間に設けた逆L字形弾性板下端を、第1ヒンジよりも下
方の基体の後部へ第2ヒンジを介して連結するととも
に、弾性板他端を第1ヒンジよりも前方の蓋体上面部分
に第3ヒンジを介して連結する如く構成してなるもので
ある。
しかしながら、上記三点ヒンジ機構では、弾性板が外
面に大きく露出するため外観を損なう欠点を有してお
り、この点に改良の余地を残している。
本発明は上記従来技術の欠点を解消した優れたキャッ
プ状物を提供することを目的とするものである。
「課題を解決するための手段」 注出口付き頂壁を有する基体2と、上記注出口を開閉
する蓋体3とを、各後部で基体2に対する蓋体3の回動
が可能に連結させたキャップ状物において、上記基体2
の後部上端に第1ヒンジ11を介して蓋体3後部下端を連
結するとともに、基体2頂壁上面の上記第1ヒンジ11の
両側前方位置に一対の支柱14,14を立設し、上記第1ヒ
ンジ11の両側で且つ蓋体3内に各々設けた一対の圧縮弾
性変形可能な弾性板12,12下端を、第1ヒンジ11よりも
前方の蓋体3後部下端へ各々第2ヒンジ13,13を介して
連結し、各弾性板12他端を、第2ヒンジ13,13より前方
且つ上方に位置する上記各支柱14,14上端に各々第3ヒ
ンジ15,15を介して連結し、全体を合成樹脂の一体成形
により形成してなること。
「作用」 第2図(a)の状態から蓋体3を開くと、第2ヒンジ
13は点Aより第1ヒンジ11を中心として矢印方向へ回動
する。蓋体3は、その弾性板12の第2ヒンジ13が点Aに
ある場合に外力のかからない安定状態にあるため、第2
図(b)に示す如く、第3ヒンジ15からの距離が同じで
ある点Bにおいて再び安定状態となる。又、点A−B間
では弾性板12が両端部より圧縮されて弾性変形状態にあ
り、従ってこの弾性板12の弾性復元力により蓋体3にそ
の開閉方向の力が働く。蓋体3への力の作用は、弾性板
12が最大に変形するA−B間の中点Cにおいて変わり、
第2ヒンジ13がこの点を過ぎるC−B間では開方向に、
それ以前のA−C間では閉方向への力が蓋体3に働く。
「実施例」 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図〜第6図は本発明の一実施例を示し、図中1は
基体2と、蓋体3とからなるキャップ状物を示す。この
キャップ状物は合成樹脂の一体成型により形成されてい
る。
基体2は、下端面を開口した円筒状をなし、周壁4の
上端縁より延設した頂壁5中央に注出口6を穿設してい
る。又、この注出口6周囲の頂壁上面よりラッパ口状の
注出筒7を立設している。更に、頂壁5外周縁を下方へ
凹ませて上向き段部8を周設している。又、蓋体3は、
その周壁9上端縁より頂壁10を延設してなる下端面開口
の円筒状をなしている。
上記基体2の頂壁5後部上端と蓋体3の周壁9後部下
端とを第1ヒンジ11を介して回動可能に連結し、蓋体3
の周壁9下端縁が基体2の上向き段部8に開閉可能に嵌
合する如く構成している。又、上記第1ヒンジ11の両側
で、且つ蓋体3内に収納される一対の弾性板12,12を設
けている。この弾性板は、側面形状が両端部からの圧縮
により弾性変形する縦長S字状をなし、その下端を上記
第1ヒンジ11両側前方に位置する蓋体3の周壁9下端に
第2ヒンジ13,13を介して各々連結している。一方、弾
性板12の他端は、基体2後部の上向き段部8上面で、上
記第1ヒンジ11の両側前方位置に各々立設した一対の上
下に長い矩形板状をなす支柱14,14の上端に各々第3ヒ
ンジ15,15を介して連結している。
尚、本実施例において、弾性板は上記した如く、その
側面形状が縦長S字状をなしているが、これに限定され
ず、第7図〜第10図に示す実施例の如く、側面形状がJ
字状の弾性板であってもその他の形状であっても良く、
要は、両端部からの圧縮によ弾性変形するものであれば
良い。
又、本実施例では、各支柱14,14は、上記の如く上下
に長い矩形板状をなしているがこれに限定されず、例え
ば、第7図〜第10図に示す実施例の如く、側面が後方へ
曲がる円弧板状をなす弾性支柱であっても或いはその他
の形状であっても良く、要は、第2ヒンジ前方且つ上方
に第3ヒンジを介して弾性板の一端を連結できれば良
い。第7図〜第10図の実施例の場合には各支柱が蓋体開
閉に際し弾性変形可能なため、弾性板両端のヒンジにか
かる負担が少なくなり、その結果ヒンジ部分の耐久性が
上記実施例のものと比較して向上する。反面、頂壁の占
有部分が多くなるため、注出口の大きさ、位置どりに上
記実施例と比較して制限を受ける。
「発明の効果」 上記した如く、本発明に依れば、蓋体を閉じた際に、
弾性板が蓋体内に隠れて見えないため、従来の三点ヒン
ジ機構を有するものと比較して外観良好な商品価値の高
いキャップ状物を得られる利点がある。
又、合成樹脂の一体成型により形成しているため、製
造が容易で安価に製造できる利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本発明の一実施例を示し、第1図は斜
視図、第2図は弾性反転機構を説明する説明図、第3図
は開蓋状態の斜視図、第4図は開蓋状態の一部切欠き側
面図、第5図は開蓋状態の平面図、第6図は開蓋状態の
接続部分を示す要部拡大平面図、第7図〜第10図は本発
明の他の実施例を示し、第7図は開蓋状態の斜視図、第
8図は弾性反転機構を説明する説明図、第9図は開蓋状
態の側面図、第10図は開蓋状態の平面図である。 2……基体、3……蓋体、11……第1ヒンジ、 12……弾性板、13……第2ヒンジ、14……支柱、 15……第3ヒンジ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】注出口付き頂壁を有する基体2と、上記注
    出口を開閉する蓋体3とを、各後部で基体2に対する蓋
    体3の回動が可能に連結させたキャップ状物において、
    上記基体2の後部上端に第1ヒンジ11を介して蓋体3後
    部下端を連結するとともに、基体2頂壁上面の上記第1
    ヒンジ11の両側前方位置に一対の支柱14,14を立設し、
    上記第1ヒンジ11の両側で且つ蓋体3内に各々設けた一
    対の圧縮弾性変形可能な弾性板12,12下端を、第1ヒン
    ジ11よりも前方の蓋体3後部下端へ各々第2ヒンジ13,1
    3を介して連結し、各弾性板12他端を、第2ヒンジ13,13
    より前方且つ上方に位置する上記各支柱14,14上端に各
    々第3ヒンジ15,15を介して連結し、全体を合成樹脂の
    一体成形により形成してなることを特徴とするキャップ
    状物。
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