JPH0710796Y2 - ゲーム機用蝶番 - Google Patents

ゲーム機用蝶番

Info

Publication number
JPH0710796Y2
JPH0710796Y2 JP6189190U JP6189190U JPH0710796Y2 JP H0710796 Y2 JPH0710796 Y2 JP H0710796Y2 JP 6189190 U JP6189190 U JP 6189190U JP 6189190 U JP6189190 U JP 6189190U JP H0710796 Y2 JPH0710796 Y2 JP H0710796Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hinge
horizontal plate
front frame
fixed
movable part
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP6189190U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0420384U (ja
Inventor
農史 中村
常男 中村
Original Assignee
中東産業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 中東産業株式会社 filed Critical 中東産業株式会社
Priority to JP6189190U priority Critical patent/JPH0710796Y2/ja
Publication of JPH0420384U publication Critical patent/JPH0420384U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0710796Y2 publication Critical patent/JPH0710796Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、スロットマシン等のゲーム機における本体枠
に対し前枠を開閉可能に取付ける蝶番に関し、特に、本
体枠と前枠の底部に固定され、前枠を一定の角度で開動
作を制限するストッパ部を設けた蝶番に関する。
〈従来の技術〉 例えば、スロットマシンにおいては、水平枠に対し前枠
が開放可能に蝶番を介して取付けられ、この蝶番は前枠
を自在に半回転以上回転させ得る構造である。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかし、スロットマシンの本体枠の前面は、その下部が
上部より手前に突き出した形状であり、前枠がその傾斜
部で蝶番を介して開閉自在に取付けられるため、前枠の
開閉軸が垂直ではなく傾斜している。
このため、前枠を約90度以上開放した場合、前枠がその
自重で外側に開くように動き、厚く重量の重い前枠が隣
接する機械の前面に衝突してしまう。この前枠の衝突を
防止するために、従来では、本体枠と前枠の角部の間
に、前枠の開放角を約90度で制限するように、チェーン
やリンクバーが取付けられていたが、このチェーンやリ
ンクバーは、閉鎖時に、殆ど隙間なく内部に収納された
電気部品の邪魔になったり、部品点数や組付工数を増大
させる課題があった。
本考案は、上記の課題を解決するためになされたもの
で、チェーンやリンクバーを設けなくても、蝶番可動部
の開放角を一定角度に制限することができるゲーム機用
蝶番を提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 上記の目的を達成するために、本考案のゲーム機用蝶番
は、ゲーム機の本体枠と前枠の底部に固定され、本体枠
に固定される蝶番固定部の水平板部上に枢軸となるピン
が突設され、前枠に固定される蝶番可動部の水平板部に
はピンに嵌合される軸受孔が穿設され、蝶番固定部の水
平板部上に蝶番可動部の水平板部を重ね合せるように組
み付けるゲーム機用蝶番において、蝶番可動部が開動作
した際、蝶番可動部の水平板部の縁部に当って、一定角
以上の開動作を制限するストッパ部が、蝶番固定部の水
平板部上の縁部に突設されて構成される。
〈作用〉 この蝶番の蝶番固定部は、ゲーム機の本体枠の底部に固
定され、蝶番可動部は、その前枠の底部に固定され、蝶
番固定部のピンに蝶番可動部の軸受孔を挿通させて、蝶
番固定部の水平板部上に蝶番可動部の水平板部を重ね合
せるように組み付ける。なお、本体枠の上部と前枠の上
部には、別の分離形蝶番が取付けられる。
前枠が開かれ、蝶番可動部が開動作すると、一定の角度
だけ蝶番可動部が回転したところで、固定側のストッパ
部に蝶番可動部の水平板部の縁部が当接し、それ以上の
前枠の開放を制限する。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はスロットマシンの本体枠と前枠の底部に取付け
られる蝶番の正面図を、第2図はその右側面図を示し、
第3図はその蝶番における蝶番固定部1の平面図を、第
4図はその蝶番可動部2の平面図を示している。
蝶番固定部1は、鋼板を曲折して形成され、略三角形状
の水平板部11の後部に、垂直取付部12を垂直に立ち上
げ、さらにその一部を後方へ曲折している。そして、そ
の水平板部11上の向って左側前部には枢軸となるピン3
が垂直に上へ向けて突設される。水平板部11と垂直取付
部12には本体枠を固定するための取付ねじ用の取付孔が
設けられる。
また、その水平板部11上におけるピン3に近い前方の縁
部には、後述の蝶番可動部2の回転を制限するためのス
トッパ部4が、上方へ立ち上げるように曲折して設けら
れている。このストッパ部4の位置は、第6図に示すよ
うに、蝶番可動部2がピン3を軸に時計方向に、例えば
約105度回転した際、その水平板部21の前の縁部(傾斜
した部分)が当るよう設定される。
蝶番可動部2は、鋼板で形成された略三角形状の水平板
部21の後部に、垂直取付部22を垂直に立ち上げ、水平板
部21の一部に軸受孔23を穿設して構成される。水平板部
21は蝶番固定部1の水平板部11と略同じ形状に形成さ
れ、蝶番固定部1の水平板部11上のピン3に対応した位
置に、その軸受孔23が設けられる。垂直取付部22には取
付ねじ用の取付孔が設けられる。
上記のように構成された蝶番固定部1は、第5図に示す
ように、スロットマシンの本体枠7の向って左側の下部
に、その垂直取付部12を側枠に固定することによって取
付け、蝶番可動部2は、その水平板部21上に前枠8を載
せ、その垂直取付部22を前枠8の背面に固定するように
して取付けられる。
そして、本体枠7の上部と前枠8の上部には、別の分離
形蝶番が取付けられ、蝶番固定部1のピン3に蝶番可動
部2の軸受孔23を挿通させて、蝶番固定部1の水平板部
11上に蝶番可動部2の水平板部21を重ね合せるように組
み付ける。
このように、蝶番固定部1と蝶番可動部2を組み付けた
状態で、前枠8つまり蝶番可動部2はピン3を軸に回転
自在であるが、第6図に示すように、蝶番可動部2が約
105度開方向に回転したとき、その水平板部21の縁部が
ストッパ部4に当り、開動作を停止する。このため、前
枠の開閉軸が垂直ではなくその下部が手前に傾斜してい
るスロットマシンであっても、前枠を約90度以上開いた
際、前枠がその自重で外側に開くことは防止でき、前枠
が隣接する機械の前面に衝突してしまうことはない。
第7図、第8図は他の実施例の蝶番を示している。この
蝶番では、蝶番固定部の水平板部31の左側部にストッパ
部14が上方に突出して設けられ、蝶番可動部の水平板部
41の左前部つまりピン3に係合する軸受孔の直前部に、
係合段部15が形成される。この係合段部15は、蝶番可動
部が約90度開動作したとき、蝶番固定部側のストッパ部
14と当接する位置に形成されている。
このような構造の蝶番においても、蝶番可動部の一定角
以上の開動作を確実に制限することができ、スロットマ
シン等における前枠の自重による開動作を防止すること
ができる。
〈考案の効果〉 以上説明したように、本考案のゲーム機用蝶番によれ
ば、ゲーム機の本体枠と前枠の底部に固定され、本体枠
に固定される蝶番固定部の水平板部上に枢軸となるピン
が突設され、前枠に固定される蝶番可動部の水平板部に
はピンに嵌合される軸受孔が穿設され、蝶番固定部の水
平板部上に蝶番可動部の水平板部を重ね合わせるように
組み付けるゲーム機用蝶番において、蝶番可動部が開動
作した際、蝶番可動部の水平板部の縁部に当って、一定
角以上の開動作を制限するストッパ部が、蝶番固定部の
水平板部上の縁部に突設されて構成したから、前枠の開
閉軸が垂直ではなくその下部が手前に傾斜しているよう
なスロットマシン等のゲーム機であっても、簡単な構造
で、チェーンやリンクバーを使用せずに、その前枠を開
いた際、前枠がその自重で外側に大きく開き、前枠が隣
接する機械の前面に衝突するような事故を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示し、 第1図は蝶番の正面図、 第2図はその右側面図、 第3図は蝶番固定部の平面図、 第4図は蝶番可動部の平面図、 第5図は使用状態を示す蝶番の平面図、 第6図は開動作時の平面図、 第7図は他の実施例の蝶番の平面図、 第8図はその開動作時の平面図である。 1……蝶番固定部、2……蝶番可動部、3……ピン、4
……ストッパ部、7……本体枠、8……前枠、11……水
平板部、21……水平板部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゲーム機の本体枠と前枠の底部に固定さ
    れ、該本体枠に固定される蝶番固定部の水平板部上に枢
    軸となるピンが突設され、該前枠に固定される蝶番可動
    部の水平板部には該ピンに嵌合される軸受孔が穿設さ
    れ、該蝶番固定部の水平板部上に該蝶番可動部の水平板
    部を重ね合せるように組み付けるゲーム機用蝶番におい
    て、 前記蝶番可動部が開動作した際、該蝶番可動部の水平板
    部の縁部に当って、一定角以上の開動作を制限するスト
    ッパ部が、前記蝶番固定部の水平板部上の縁部に突設さ
    れていることを特徴とするゲーム機用蝶番。
JP6189190U 1990-06-12 1990-06-12 ゲーム機用蝶番 Expired - Lifetime JPH0710796Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6189190U JPH0710796Y2 (ja) 1990-06-12 1990-06-12 ゲーム機用蝶番

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6189190U JPH0710796Y2 (ja) 1990-06-12 1990-06-12 ゲーム機用蝶番

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0420384U JPH0420384U (ja) 1992-02-20
JPH0710796Y2 true JPH0710796Y2 (ja) 1995-03-15

Family

ID=31590548

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6189190U Expired - Lifetime JPH0710796Y2 (ja) 1990-06-12 1990-06-12 ゲーム機用蝶番

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0710796Y2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016107140A (ja) * 2016-03-16 2016-06-20 株式会社藤商事 遊技機
JP2016129702A (ja) * 2016-03-16 2016-07-21 株式会社藤商事 遊技機
JP2016195942A (ja) * 2016-09-01 2016-11-24 株式会社藤商事 遊技機

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5402489B2 (ja) * 2009-10-07 2014-01-29 株式会社三洋物産 遊技機
JP5747973B2 (ja) * 2013-10-31 2015-07-15 株式会社三洋物産 遊技機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016107140A (ja) * 2016-03-16 2016-06-20 株式会社藤商事 遊技機
JP2016129702A (ja) * 2016-03-16 2016-07-21 株式会社藤商事 遊技機
JP2016195942A (ja) * 2016-09-01 2016-11-24 株式会社藤商事 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0420384U (ja) 1992-02-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5915441A (en) Dual pivot hinge assembly
JPH0710796Y2 (ja) ゲーム機用蝶番
JPH09135954A (ja) パチンコ機
JP3398812B2 (ja) ゲーム機用蝶番
JP3853721B2 (ja) 機器用ケース
JP4079283B2 (ja) パチンコ機
JP4209110B2 (ja) 遊技機
JP2527475B2 (ja) ヒンジ
US4373289A (en) Toy trap door mechanism
JP4904087B2 (ja) 跳ね上げ式カウンターのヒンジ構造
JPS636124Y2 (ja)
JPH0733826Y2 (ja) パチンコ機の前面枠開閉用下部蝶番
JPH0720320Y2 (ja) ガレージ扉
JP2974748B2 (ja) キャップ状物
JP2000079237A (ja) パチンコ機用蝶番
JPH0444583A (ja) 遊技機の前面側ドアのヒンジ構造
JPH0347088Y2 (ja)
JPH0717206Y2 (ja) 自立型分電盤
JPH11179030A (ja) 遊技機用基盤ボックスの取付構造
JPH063087B2 (ja) 蝶 番
JP3108670B2 (ja) 弾球遊技機における前面枠の軸支構造
JPH049838Y2 (ja)
JPH0143899Y2 (ja)
JP3632604B2 (ja) パチンコ機
JPH0694720B2 (ja) 点検口の蝶番装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term