JP3632604B2 - パチンコ機 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、パチンコ機の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7は従来のパチンコ機の要部を示す断面平面図である。この図に示したように従来のパチンコ機は、外枠101と、該外枠101前面に回動自在に軸着した前枠102と、その前枠102と一体の桟部材103にヒンジ具104で回動自在に軸着した機構板105と、を有する。そして、従来の一般的な機構板105は一枚構造であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記パチンコ機は、機構板105を開いて裏側から点検や調整を行う必要が生じた場合の煩わしさがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の問題点を解消するため本発明は、外枠と、該外枠前面に回動自在に軸着した前枠と、その前枠の裏面に回動自在に軸着した機構板とを有し、前記機構板を上下方向に対して多分割構造に形成すると共にその夫々を前枠の裏面に軸着してなるパチンコ機を提供する。
【0005】
【実施例1】
以下に本発明の実施例1を図1〜図5を参照しつつ説明する。なお、図1は要部を示すパチンコ機の断面平面図、図2はパチンコ機の分解斜視図、図3はパチンコ機の裏面図、図4はヒンジ構造を示す分解斜視図、図5は蝶番構造を示す分解斜視図である。
【0006】
パチンコ機は、外枠1と、該外枠1前面に配設される前枠2と、前枠2に着脱自在に取着される遊技板3と、前枠2の裏側に配設される機構板4と、から概略構成される。前記外枠1は、図2に示すように、長方形の枠形状であって木又は合成樹脂製である。
【0007】
前枠2は合成樹脂の成型品であって、窓穴5を設けた額縁形状であり、その裏面に窓穴5のほぼ上半部強を囲うように桟部材6が一体に突設されている。窓穴5の残りの下半部には別途形成した合成樹脂製の発射基板7がビス止めされる。前枠2は、図5に示すような蝶番構造で外枠1の前面に回動自在に軸着される。すなわち、蝶番構造は、前枠2の一側上下に合成樹脂製の軸受板8を一体に突設すると共に、外枠1の一側上下にピン9s付きの蝶番金具9を固着し、該蝶番金具9のピン9sを軸受板8のピン孔8hに挿通させてなる。
【0008】
前記遊技板3は、表面に入賞球受口器やガイドレールなどを設けると共に、裏面に入賞球を集める入賞球カバー11を着脱自在に取り付けてなる。この遊技板3は桟部材6と発射基板7で囲われた部分に前枠2の裏側から着脱し得る。また、桟部材6と遊技板3には指掛け用の凹部10が形成されていて、遊技板3の着脱を容易にしている。なお、遊技板3は前枠2の表側から着脱するようにしてもよい。
【0009】
前記機構板4は、球タンク12、導出樋13、球放出装置14、景品球排出樋15、中継基板16、制御装置17などを集約設置した合成樹脂製の部品であって、本実施例では上半体4Aと下半体4Bに二分割し、上半体4Aと下半体4Bを合わせてほぼコ字状になる横空き形態である。そして、機構板4でコ字状に囲われた空間領域Sに前記遊技板3の入賞球カバー11が臨む。機構板4の下半体4Bには入賞球集合樋18が上向きに開口していて、前記入賞球カバー11から排出される入賞球を全て受け入れる。ここで受け入れられた入賞球は下半体4Bにある入賞球処理装置(図示せず)に送られて機外に排出される。
【0010】
機構板4は、前記桟部材6との間に介装したヒンジ具で回動自在に軸着されている。本実施例の機構板4は前記のように上半体4Aと下半体4Bに二分割されており、それに対応すべく図4に示すようなヒンジ構造を採用している。すなわち、ヒンジ具A,B,Cは、前枠2の桟部材6にビス止めされる固定金具19A,19B,19Cと、機構板4側にビス止めされる回動金具20A,20B−1,20B−2,20Cとを夫々回転自在に結合してなる。各固定金具19A,19B,19Cは、桟部材6の側面にビス止めする取付基板21と、該取付基板21から突設した水平アーム板22とからなり、該水平アーム板22に、固定金具19Aには軸受孔23が、固定金具19Bには下向きに突出する軸筒24が、固定金具19Cには上向きの短軸25が夫々形成されている。
【0011】
回動金具20A,20B−1は上半体4Aに、また、回動金具20B−2,20Cは下半体4Bに夫々取り付けられている。各回動金具20A,20B−1,20B−2,20Cは、機構板4にビス止めするための取付基板26と、その取付基板26から垂直に突設した腕杆27と、該腕杆27の先端に形成した軸受プレート28と、からなる。そして、上半体4Aの回動金具20A,20B−1の軸受プレート28には下向きに回動軸29,29が突設されており、該回動軸29,29が前記固定金具19Aの軸受孔23と固定金具19Bの軸筒24の筒孔に遊嵌する。一方、下半体4Bの回動金具20B−2,20Cの軸受プレート28には回動軸孔30が穿設されており、該回動軸孔30に前記固定金具19Bの軸筒24と固定金具19Cの短軸25が遊嵌される。なお、固定金具19Bの軸筒24は固定金具19Cの短軸25より若干長く形成してある。従って、先ず軸筒24に回動金具20B−2を嵌め、該軸筒24の付け根部分に軸受プレート28が付くまで下半体4Bを持ち上げ、その状態で短軸25の軸線上に回動金具20Cの回動軸孔30を合致させて下半体4Bを降ろせば、軸筒24と短軸25に回動金具20B−2,20Cが夫々係合したまま外れない。
【0012】
以上のヒンジ構造を採用することで、機構板4は上半体4Aと下半体4Bを夫々独立した状態で回動させることができる。また、上半体4Aの回動金具20B−1と下半体4Bの回動金具20B−2で一個の固定金具19Bを共用する構成を採用することにより、固定金具装着作業の能率向上や部品コストの負担軽減などが可能である。その他、図中符号31は、機構板4を閉じ位置にロックするための留め具である。
【0013】
而して、機構板4と外枠1との間に採用した実施例1の干渉回避手段はヒンジ具A,B,Cの構造である。すなわち、従来のヒンジ具104は、図7に示すように、機構板105の回動中心が外枠101の後縁より内側に設定されていたから前枠102を閉じた状態で機構板105を回動させようとすると外枠101と機構板105が直ぐに干渉し合うのである。そこで、図1,図4に示したように固定金具19A,19B,19Cの水平アーム板22と、回動金具20A,20B−1,20B−2,20Cの腕杆27を夫々後方に延長し、以て機構板4の回動中心を外枠1の外側に移動させたのである。これにより図1二点鎖線のように、前枠2を閉じたままでも外枠1の裏からダイレクトに機構板4を作業可能開角度まで回動させることができる。もちろんこの位置まで回動させれば機構板4(上半体4A,下半体4B)を桟部材6から取り外すこともできる。
【0014】
【実施例2】
図6は実施例2を示すパチンコ機要部の断面平面図である。実施例2の干渉回避手段は外枠1の構造にある。すなわち、機構板4の回動中心を従来の位置から変更することなく、外枠1に干渉回避のための凹欠部32を形成するのである。こうすることにより図6二点鎖線のように機構板4の回動側端部と外枠1とが干渉しないから、前枠2を閉じた状態でも機構板4の回動が可能である。なお、凹欠部32を明確にするため、図2の外枠1に該凹欠部32の一形態を二点鎖線で参考表示した。
【0015】
以上本発明を実施例1,2について説明したが、もちろん本発明は上記各実施例に限定されるものではない。例えば、他のバリエーションの具体例として次の(1)〜(3)に記載したようなものが考えられる。
(1) 実施例1の機構板4は上半体4Aと下半体4Bに二分割した形態を示したが、それ以外にも機構板を三分割したり、或いは一般的な一枚構造の機構板にも適用できる。
(2) ヒンジ具の構造は、実施例1に図示したものの他、例えば固定金具19Bの軸受プレート28の上下面に短軸と長軸を突設し、上半体4Aの回動金具20A,20B−1に下半体4Bの回動金具20B−2,20Cと同じ回動軸孔を形成してもよい。また、固定金具19Bを二枚にして上半体4A用と下半体4B用に分離させると共に、全固定金具の軸受プレート28に軸受孔を穿設し、さらに下半体4Bの回動金具20B−2,20Cに上半体4Aの回動金具20A,20B−1と同じ回動軸を突設してもよい。
(3) 本発明は、前枠2を閉じた状態で機構板4の回動を可能にしたものであるから、必然的に機構板2が遊技板3の裏面に重合していなくとも前枠2を閉じることができる。従って、不注意で機構板4を閉じ忘れたまま前枠2を閉じたり、或いはロック不良で機構板4が遊戯中に自然回動してしまう虞がある。そこで、本発明に、機構板4が閉位置にあることを検出するセンサーを付加することが考えられる。すなわち、図3に符号X,Yで示したポイントにマイクロスイッチ、リードスイッチなどのセンサーを設置し、機構板4が閉位置にあることを電気的な信号で制御装置に送り、機構板4が閉位置にない場合は作動環境不良として遊技を中断させたり、或いは管理者側にその旨を報知するように設定するのである。なお、センサーとして例えばマイクロスイッチを利用する場合は機構板4の裏面にスイッチ本体を固着し、アクチュエータ片を遊技板3裏面又は桟部材6裏面に接触させるようにする。また、センサーとしてリードスイッチを利用する場合は、機構板4裏面にリードスイッチを固定し、遊技板3裏面又は桟部材6裏面に小さな永久磁石を取り付けるようにすればよい。斯かる構成を採用することにより、前記したような不注意による機構板4の閉じ忘れや、ロック不良による機構板4の自然回動などのトラブルが未然に防止できる。言うまでもなくこの場合の機構板4は、一枚構造でも多分割構造でもよい。但し、多分割構造の場合は分割した夫々について閉位置の検出を行うのが望ましい。
【0016】
【発明の効果】
本発明のパチンコ機は、機構板を上下方向に対して多分割構造に形成すると共にその夫々を前枠の裏面に軸着したものであり、分割した機構板を開いて能率良く点検・調整作業が行える。
【0017】
また、請求項2のように、前枠に固定した一つの固定金具を分割した機構板の隣り合うもの同士で共用させるようにすれば、固定金具装着作業の能率向上や部品コストの負担軽減が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】要部を示すパチンコ機の断面平面図である。
【図2】パチンコ機の分解斜視図である。
【図3】パチンコ機の裏面図である。
【図4】ヒンジ構造を示す分解斜視図である。
【図5】蝶番構造を示す分解斜視図である。
【図6】実施例2を示すパチンコ機要部の断面平面図である。
【図7】従来技術を示すパチンコ機要部の断面平面図である。
【符号の説明】
1 …外枠
2 …前枠
4 …機構板
19B…固定金具

Claims (2)

  1. 外枠と、該外枠前面に回動自在に軸着した前枠と、その前枠の裏面に回動自在に軸着した機構板とを有し、
    前記機構板を上下方向に対して多分割構造に形成すると共にその夫々を前枠の裏面に軸着してなることを特徴とするパチンコ機。
  2. 機構板の分割部分のヒンジ構造は、前枠に固定した一つの固定金具を隣り合うもの同士で共用させるようにしたことを特徴とする請求項1記載のパチンコ機。
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