JPH0717206Y2 - 自立型分電盤 - Google Patents

自立型分電盤

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JPH0717206Y2
JPH0717206Y2 JP892889U JP892889U JPH0717206Y2 JP H0717206 Y2 JPH0717206 Y2 JP H0717206Y2 JP 892889 U JP892889 U JP 892889U JP 892889 U JP892889 U JP 892889U JP H0717206 Y2 JPH0717206 Y2 JP H0717206Y2
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JP
Japan
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bolt
metal fitting
bolt insertion
storage box
mounting
Prior art date
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JP892889U
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JPH02103705U (ja
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雄二 平井
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、自立型配電盤に関するものである。
〔従来の技術〕
分電盤は、一般に第6図に示すように内部機器61装着用
の中蓋62を収納ボックス63に支持金具64で固定して構成
されている。
そして、分電盤を自立型にする場合には、収納ボックス
の強度や収納ボックス下面でのアンカーボルト固定強度
の確保のために、収納ボックスの奥行きを深くする必要
がある。その際、内部機器61(ブレーカ等)および中蓋
62を収納ボックス63の開口がわに位置させる必要があ
り、従来のものは、内部機器装着用の中蓋を内器上げ金
具を介して収納ボックスの背板に固定して、中蓋を収納
ボックスの前面開口部に臨ませるようにしていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、かかる先行技術にあっては、内器上げ金具を縦
横方向に位置調整が容易でないために、背板のずれ,ボ
ルト固定金具のずれ,内器上げ金具の曲げ角度の不足等
の原因により、中蓋と前面開口部の縁との隙間が全周に
わたって均等になりにくく、また中蓋が収納ボックスに
当たって中蓋の開閉に支障をきたすという問題があっ
た。
この考案の目的とするところは、中蓋の位置調整が可能
であり、しかも調整作業が容易な自立型分電盤を提供す
ることである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案の自立型分電盤は、収納ボックスの前面に開口
部を形成し、内部機器装着用の中蓋を前記開口部に臨ま
せて支持する内器上げ金具の前端および後端に取付部を
形成するとともに,これら取付部にボルト挿通孔を設
け、前記内器上げ金具の前端がわもしくは後端がわの前
記取付部のボルト挿通孔のうち少なくともいずれか一方
をボルト遊嵌孔とし、 前記内器上げ金具の自重よりも大きな外力が加わること
によって弾性変形する仮止め材を,前記ボルト遊嵌孔に
重ねるようにして前記内器上げ金具の取付部に取着し、
前記仮止め材のうち前記ボルト遊嵌孔の中心部と対応す
る部位にボルト挿通孔を形成し、前記ボルト挿通孔およ
び前記ボルト遊嵌孔を介して前記内器上げ金具の前端が
わおよび後端がわの取付部を,中蓋がわおよび収納ボッ
クスの背板がわにボルト固定したことを特徴とするもの
である。
〔作用〕
この考案の構成によれば、収納ボックスの前面に開口部
を形成し、内部機器装着用の中蓋を前記開口部に臨ませ
て支持する内器上げ金具の前端および後端に取付部を形
成するとともに、これら取付部にボルト挿通孔を設け、
前記内器上げ金具の前端がわもしくは後端がわの前記取
付部のボルト挿通孔のうち少なくともいずれか一方をボ
ルト遊嵌孔としたので、ボルト遊嵌孔内でボルトの位置
調整ができるのに伴い、内器上げ金具の横方向の位置調
整が可能となり、したがって中蓋の位置調整か可能とな
る。
また、前記内器上げ金具の自重よりも大きな外力が加わ
ることによって弾性変形する仮止め材を,前記ボルト遊
嵌孔に重ねるようにして前記内器上げ金具の取付部に取
着し、前記仮止め材にボルト挿通孔を形成し、前記ボル
ト挿通孔および前記ボルト遊嵌孔を介して前記内器上げ
金具の前端がわおよび後端がわの取付部を,中蓋がわお
よび収納ボックスの背板がわにボルト固定したので、内
器上げ金具の横方向への位置調整は、内器上げ金具を位
置調整しようとする意志の下で仮止め材を強制的に弾性
変形させることによって初めて可能となり、したがって
固定ボルトが緩んだ状態であっても内器上げ金具が自重
で不用意にずれることがなく、中蓋の調整作業の能率が
向上する。
さらに、前記仮止め材のうち前記ボルト遊嵌孔の中心部
と対応する部位にボルト挿通孔を形成したので、組立段
階では、中蓋を収納ボックスの中央に仮止めでき、以後
の調整作業が一層容易となる。
〔実施例〕
この実施例の一実施例を第1図ないし第4図に基づいて
説明する。自立型分電盤は、前面に開口部2を有する収
納ボックス1と、内部機器3装着容の中蓋4と、中蓋4
を開口部2に臨ませて支持する内器上げ金具5とを具備
している。
内器上げ金具5はコ状に形成されていて、収納ボックス
1内の上下左右に計4個配設されている。内器上げ金具
5の前端および後端の折曲部を取付部6,7としており,
これら取付部6,7には、ボルト13の軸部の径よりもひと
回り大きいボルト遊嵌孔8,9が穿設されている。そして
ボルト遊嵌孔8,9により、内器上げ金具5の位置調整が
可能となる。
なお、本実施例ではボルト挿通孔としてボルト遊嵌孔8,
9を採用したが、ボルト遊嵌孔8,9を取付部6,7の一方に
のみ形成し、他方にはボルト13の軸部の径と略同じ径の
ボルト挿通孔を形成しても良い。
11は仮止め材であって、内器上げ金具5の自重よりも大
きな外力が加わることによって弾性変形する材料(ゴム
材など)でシート状に形成されており、内器上げ金具5
の後端がわの取付部7のボルト遊嵌孔9に重ねるように
取付部7に取着されている。また仮止め材11のうち,ボ
ルト遊嵌孔9の中心に位置するボルト挿通孔9と対応す
る部位にはボルト挿通孔15が形成されている。
中蓋4の周囲部には、支持金具17,18が取り付けられて
いる。19はヒンジである。
そして、内器上げ金具5は、内器上げ金具5の後端がわ
取付部7のボルト遊嵌孔9および仮止め材11のボルト挿
通孔15を介して収納ボックス1の背板12にボルト13固定
され、また、中蓋4の支持金具17,18は前端がわ取付部
6のボルト挿通孔8を介して内器上げ金具5にボルト13
固定される。16は扉であって、収納ボックス1にヒンジ
20連結されている。
自立型分電盤の実施例を以上のように構成したので、ボ
ルト13をボルト遊嵌孔8,9の中心からずらすことによっ
て、中蓋4の位置の調整ができることとなる。その際、
中蓋4の位置調整しようとする意志の下で仮止め材11を
強制的に弾性変形させることによって初めて可能とな
る。
なお、仮止め材11のボルト挿通孔15をボルト13の軸部の
径よりも小さくしておけば、内器上げ金具5のがたつき
を防止でき、調整作業能率が一層向上する。また、仮止
め材11は内器上げ金具5の前端がわの取付部6に取着し
ても良い。
第5図は、内器上げ金具5の変形例を示しており、ボル
ト遊嵌孔8、9を長孔状に形成している。ボルト遊嵌孔
8とボルト遊嵌孔9の長さ方向を違えることにより、中
蓋4の調整範囲を大きくするとともに、縦横方向の調整
を別々に行うようにしている。
〔考案の効果〕
この考案の自立型分電盤によれば、ボルトを切欠きに収
めることにより内器上げ金具の横方向の位置調整が可能
となり、したがって内器上げ金具の移動に伴う中蓋の位
置調整が可能となり、その結果、中蓋と前面開口部の縁
との隙間を常に均等にでき、また中蓋が収納ボックスに
当たって中蓋の開閉に支承をきたすことがなくるという
効果を奏する。
しかも、内器上げ金具の横方向への位置調整は、内器上
げ金具を位置調整しようとする意志の下で仮止め材を強
制的に弾性変形させることによって初めて可能となり、
したがって固定ボルトが緩んだ状態であっても内器上げ
金具が自重で不用意にずれることがなく、また組立段階
では、中蓋を収納ボックスの中央に仮止めでき、中蓋の
調整作業の能率が向上するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の自立型分電盤の平断面
図、第2図はその一実施例の内器上げ金具の斜視図、第
3図はその自立型分電盤の斜視図、第4図は扉を開いた
状態の自立型分電盤の斜視図、第5図は内器上げ金具の
変形例の斜視図、第6図は従来例の自立型分電盤の平断
面図である。 1……収納ボックス、2……開口部、3……内部機器、
4……中蓋、5……内器上げ金具、6,7……取付部、8,9
……ボルト遊嵌孔、11……仮止め材、12……収納ボック
スの背板、13……ボルト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】収納ボックスの前面に開口部を形成し、内
    部機器装着用の中蓋を前記開口部に臨ませて支持する内
    器上げ金具の前端および後端に取付部を形成するととも
    に,これら取付部にボルト挿通孔を設け、前記内器上げ
    金具の前端がわもしくは後端がわの前記取付部のボルト
    挿通孔のうち少なくともいずれか一方をボルト遊嵌孔と
    し、 前記内器上げ金具の自重よりも大きな外力が加わること
    によって弾性変形する仮止め材を,前記ボルト遊嵌孔に
    重ねるようにして前記内器上げ金具の取付部に取着し、
    前記仮止め材のうち前記ボルト遊嵌孔の中心部と対応す
    る部位にボルト挿通孔を形成し、前記ボルト挿通孔およ
    び前記ボルト遊嵌孔を介して前記内器上げ金具の前端が
    わおよび後端がわの取付部を,中蓋がわおよび収納ボッ
    クスの背板がわにボルト固定したことを特徴とする自立
    型分電盤。
JP892889U 1989-01-26 1989-01-26 自立型分電盤 Expired - Lifetime JPH0717206Y2 (ja)

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JP892889U JPH0717206Y2 (ja) 1989-01-26 1989-01-26 自立型分電盤

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JPH02103705U JPH02103705U (ja) 1990-08-17
JPH0717206Y2 true JPH0717206Y2 (ja) 1995-04-19

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JP4111296B2 (ja) * 1999-04-05 2008-07-02 東光電気株式会社 組合せ計器箱
JP5613027B2 (ja) * 2010-11-22 2014-10-22 株式会社東芝 遮断器の操作機構

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JPH02103705U (ja) 1990-08-17

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