JPS6316251Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6316251Y2
JPS6316251Y2 JP11261780U JP11261780U JPS6316251Y2 JP S6316251 Y2 JPS6316251 Y2 JP S6316251Y2 JP 11261780 U JP11261780 U JP 11261780U JP 11261780 U JP11261780 U JP 11261780U JP S6316251 Y2 JPS6316251 Y2 JP S6316251Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
side plates
wire
rollers
messenger wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11261780U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5736714U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11261780U priority Critical patent/JPS6316251Y2/ja
Publication of JPS5736714U publication Critical patent/JPS5736714U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6316251Y2 publication Critical patent/JPS6316251Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 従来の移動ローラーは上部のローラーaをメツ
センヂヤーワイヤーbの上に走行自在に載置し、
下部のローラーcの上にケーブルdを走行せしめ
るものであつた。
しかし乍ら上部のローラーaはメツセンヂヤー
ワイヤーb上に於て移動ローラー枠体eの動揺、
特に下部ローラーc上にケーブルdが載つていな
い場合は動揺が甚だしく、上部ローラーaがメツ
センヂヤーワイヤーbから脱落し、移動ローラー
全体がメツセンヂヤーワイヤーbから落下するこ
とが多い。
以上の状態に鑑み、移動ローラーが、メツセン
ヂヤーワイヤーから脱落することがないように上
部ローラーaの下方に近接して枠体を取付け、ロ
ーラーaの溝の下方を覆つてメツセンヂヤーワイ
ヤーbがローラーaの溝から外れないようにする
ことが考えられた。即ち実公昭53−15978号公報
には吊線外れ止め装置として、上部フレームより
スプリング等で回動自在の突出物を上部ローラー
の下部に突出せしめることが記載されている。
しかしながらこの吊線外れ止め装置は上部ロー
ラーが単一な場合である。この単一の上部ローラ
ーではメツセンジヤーワイヤー走行時の安定性が
悪く、外れ易いため二輪以上の上部ローラーを有
する移動ローラーが近年多く使用されている。ま
たメツセンジヤーワイヤーの引留箇所は内カーブ
や外カーブまたは上り、下りの勾配、さらにはこ
れらが重なつている箇所がある。上記二輪以上の
上部ローラーを有する移動ローラーをこれらの箇
所に走行せしめる際上記吊線外れ止め装置をその
まま単に使用し、二つのローラーの間に、または
二つのローラーの夫々の真下に開閉自在な扉状の
突出部を設けた場合、例えば第7図に示す如く傾
斜箇所の引留金具fに一方の上部ローラーaのみ
がのつた際この上部ローラーa下の突出部gは開
くが、中間のまたは他方の上部ローラーaの突出
部gがメツセンジヤーワイヤーbの下部に接触
し、移動ローラーが走行不能となつたり、これら
の引留金具fに接触してもこの突出部gが回転し
なく(開かなく)なつてしまうおそれがある。従
つて二輪以上の上部ローラーを有する移動ローラ
ーに上記吊線外れ止め装置を直ちに使用するわけ
にはいかない。
この考案はこの点に鑑みて為されたもので、二
輪以上の上部ローラーを有する移動ローラーにお
いて、上述のようなメツセンジヤーワイヤーが内
カーブ、外カーブ、勾配のある箇所の引留金具箇
所を通過の際も開閉自在な落下防止金具全体が連
動して開き、後部の金具がメツセンジヤーワイヤ
ーと接触しないようにし、これらの箇所でもスム
ーズに通過できる移動ローラーの落下防止金具を
提供するものである。即ちこの種の移動ローラー
において、この上部ローラーの支持体に固定した
垂直板に、間隔をあけて二つの側板の根部を夫々
軸支して両側板を水平に突出せしめ、これらの両
側板の各先端部に両端を軸支した前側板を設け、
上記両側板夫々を上部ローラーのうちの最前部及
び最後部のローラー直下にローラー溝を被う如く
位置せしめ、かつこの状態に両側板を保持する弾
機を設けたものである。
この考案の実施例として、上部ローラーが二軸
のものに取付けるものの構造を図について説明す
る。
上方両端に透孔1,1を穿つた突出部2,2を
設けた垂直板3の下部を水平に折曲げて平板部4
を設け、平板部4の両側下から平行して両側板
5,5を突出せしめ、両側板5,5の先端間に前
側板6を設け、垂直板3の平板部4の両側および
平板部下の両側板5,5根部に各々透孔を穿つと
共に両側板5,5の先端部および前側板6の両端
部にも各々透孔を穿ち、平板部4の両側透孔およ
び両側板5,5の根部の透孔を貫通するリベツト
7,7を夫々設けると共に両側板5,5の先端透
孔と前側板6の両端部透孔を各々貫通するリベツ
ト8,8を設け、リベツト7,7にはスプリング
9,9を各々巻きつけ、スプリング9,9の一端
突出部を側板5,5の両外側に引掛け、他端部を
垂直板3の垂直部に当接せしめてある。
この考案は以上の構造であるから第5図の如く
この考案の垂直板3の両突出部2,2の透孔1,
1に移動ローラーの上部ローラーaの軸を挿通す
る如く取付け、ナツト10で止め、この考案を移
動ローラーに取付けると、この考案の垂直板3の
下部、両側板5,5および前側板6で形成する枠
体11は、上部ローラーaの溝の下面を覆い移動
ローラーの枠体eが動揺しても、メツセンヂヤー
ワイヤーbがローラーaの溝から外れにくくなる
のである。而してもしメツセンヂヤーワイヤーb
がその支持金具或は突出物の上を通つているよう
な場合は、枠体11が垂直板3、両側板5,5お
よび前側板6間がリベツト7,7、リベツト8,
8を軸として回動が可能であり、メツセンヂヤー
ワイヤーbの支持金具や突出部に当つた際は第3
図点線の如くまた第6図の如く形状を歪めて通る
ことが出来、支持金具や突出物存在個所を通過後
スプリング9,9の力に依つて枠体11は元の形
に復元出来るのである。
従つてこの考案の金具を取付ければ、ワイヤー
上のローラーは溝の下面に近接して枠体11が覆
つているので、ローラーaはワイヤーbから外れ
にくくなり、移動ローラーがメツセンヂヤーワイ
ヤーから外れて落下するようなことがない。
またこの考案では上述の如く枠体11を形成せ
しめ、最前部及び最後部の上部ローラーa真下に
水平に突出せしめた側板5,5を前側板6で連結
しているため両側板5,5が連動する。従つて第
7図に示すような勾配のあるメツセンジヤーワイ
ヤーの引留箇所においても、最前部の上部ローラ
ーaが引留金具fにのるとこの上部ローラーa下
方の枠体11が引留金具fに当つてゆがみ、これ
に続く後方の側板5もすべて上部ローラーa脇下
に移動し、なんなく通過できる。従つて従来の如
くメツセンジヤーワイヤーに後方の扉状突出部が
接触して突出部が開かないといつたおそれがな
い。
なお上記実施例では垂直板3に、上部ローラー
aの軸を挿通す可き透孔1,1を設け、この透孔
1,1に上部ローラーaの軸を通してナツト10
で締め付けて垂直板3を上部ローラーaの支体に
固定していたが、この考案ではこれに限らず、適
宜の方法で垂直板3を上部ローラーaに固定して
もよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の正面図、第2図は同側面
図、第3図は同平面図、第4図は移動ローラーに
この考案を取付けた正面図、第5図は同側面図、
第6図はメツセンヂヤーワイヤー支持具の設けて
ある処をこの考案を取付けた移動ローラーが通る
際の斜視図、第7図は従来のものの勾配のあるメ
ツセンジヤーワイヤー引留箇所の走行状態を示め
す説明図である。 図中、1……透孔、2……突出部、3……垂直
板、4……平板部、5……両側板、6……前側
板、7……リベツト、8……リベツト、9……ス
プリング、11……枠体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. メツセンジヤーワイヤー上を走行する上部ロー
    ラーが二輪以上の移動ローラーにおいて、この上
    部ローラーの支持体に固定した垂直板に、間隔を
    あけて二つの側板の根部を夫々軸支して両側板を
    水平に突出せしめ、これらの両側板の各先端部に
    両端を軸支した前側板を設け、上記両側板夫々を
    上部ローラーのうちの最前部及び最後部のローラ
    ー直下にローラー溝を被う如く位置せしめ、かつ
    この状態に両側板を保持する弾機を設けたことを
    特徴とする落下防止金具。
JP11261780U 1980-08-11 1980-08-11 Expired JPS6316251Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11261780U JPS6316251Y2 (ja) 1980-08-11 1980-08-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11261780U JPS6316251Y2 (ja) 1980-08-11 1980-08-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5736714U JPS5736714U (ja) 1982-02-26
JPS6316251Y2 true JPS6316251Y2 (ja) 1988-05-10

Family

ID=29473661

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11261780U Expired JPS6316251Y2 (ja) 1980-08-11 1980-08-11

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6316251Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4597743B2 (ja) * 2005-04-05 2010-12-15 中部電力株式会社 ケーブル架線方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5736714U (ja) 1982-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3155695B2 (ja) 軌条車両用旋回軸受装置
KR101990732B1 (ko) 공간확장형 캠핑카
CA2307834A1 (en) Cable support block
US3751068A (en) Door-operated vehicle boarding step
US5662313A (en) Barb arm extension
JPS6316251Y2 (ja)
EP0208436A1 (en) Hood device for coupling cars
US5659926A (en) Trailer door roller reinsertion bracket
WO1990014486A1 (en) An arrangement in doors
JPH0715778Y2 (ja) スライドドアの支持構造
JPS6341418Y2 (ja)
JPH027697Y2 (ja)
JPS6040389Y2 (ja) 自動車におけるフ−ドステ−の安全装置
JPH0717206Y2 (ja) 自立型分電盤
JPS589973Y2 (ja) 車輌用スライドドアにおけるスライドガイドレ−ル
JPS6011993Y2 (ja) グレ−チング溝蓋のはね上り及び衝撃音抑止用金具
JPS6340036Y2 (ja)
JPH0426609Y2 (ja)
JPH05488Y2 (ja)
JPH0397307U (ja)
US4709940A (en) Storage apparatus for hitch and hitch torsion bars when not in use
JPS6349045Y2 (ja)
JPS585785Y2 (ja) 雪止装置
JPH0144720Y2 (ja)
JPS5825744Y2 (ja) 電気車駆動用電動機における口出線の懸吊装置