JPS589973Y2 - 車輌用スライドドアにおけるスライドガイドレ−ル - Google Patents
車輌用スライドドアにおけるスライドガイドレ−ルInfo
- Publication number
- JPS589973Y2 JPS589973Y2 JP6111378U JP6111378U JPS589973Y2 JP S589973 Y2 JPS589973 Y2 JP S589973Y2 JP 6111378 U JP6111378 U JP 6111378U JP 6111378 U JP6111378 U JP 6111378U JP S589973 Y2 JPS589973 Y2 JP S589973Y2
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- Japan
- Prior art keywords
- guide rail
- roller
- groove
- slide guide
- guide
- Prior art date
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- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、車両用スライドドアにおけるスライドガイド
レールの改良に関するものであって、スライドガイドロ
ーラの取付けが容易で、がっ、ガイドローラの脱落を防
止することを目的とするものである。
レールの改良に関するものであって、スライドガイドロ
ーラの取付けが容易で、がっ、ガイドローラの脱落を防
止することを目的とするものである。
従来、車両のステップ下面にスライドガイドレールを有
するものにおいては、第９図乃至第１１図に示すように
、スライドガイドレール１及びステップ２の側面フラン
ジ１ａ、２ａを切欠いて、切欠部４を設け、該切欠部４
にガイドローラ３を通し、該切欠部４に別パネル５を当
ててボルト６で固着して塞いでいた。
するものにおいては、第９図乃至第１１図に示すように
、スライドガイドレール１及びステップ２の側面フラン
ジ１ａ、２ａを切欠いて、切欠部４を設け、該切欠部４
にガイドローラ３を通し、該切欠部４に別パネル５を当
ててボルト６で固着して塞いでいた。
前記切欠部４を塞ぐパネル５はスライドガイドレール１
の切欠部４を直接塞ぐ方法と、切欠部４の手前でストッ
パを兼ねたパネル５を設け、切欠部４はそのま・として
おく方法とがあるが、いずれの方法においても、スライ
ドドア（図示せず）の開閉量を規制するストッパが破損
した場合、ストッパを兼ねたパネル５の場合にはガイド
ローラ３の脱落が生じ、又、スライドガイドレール１の
切欠部４を別パネル５で塞ぐ場合には、切欠部４から脱
落しないろうにパネル５を強固に取付けなければならな
い、といった問題を有していた。
の切欠部４を直接塞ぐ方法と、切欠部４の手前でストッ
パを兼ねたパネル５を設け、切欠部４はそのま・として
おく方法とがあるが、いずれの方法においても、スライ
ドドア（図示せず）の開閉量を規制するストッパが破損
した場合、ストッパを兼ねたパネル５の場合にはガイド
ローラ３の脱落が生じ、又、スライドガイドレール１の
切欠部４を別パネル５で塞ぐ場合には、切欠部４から脱
落しないろうにパネル５を強固に取付けなければならな
い、といった問題を有していた。
そこで本考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされたも
のであって、車両１１のステップ下面にスライドガイド
レール１３を有する構造のものにおいて、第６図乃至第
８図に示すように、スライドドア３３に固着されたアー
ム２２にガイドローラ１９及び荷重ローラ２０が枢着さ
れ、ステップ１８の下面に前記ガイドローラ１９が転動
されるスライドガイドレール１３が設けられ、略水平に
延在された該ステップ１８の先端部１８ｂには、下向き
に屈曲されたステップ１８のフランジ１８ ａが形成さ
れており、前記スライドガイドレール１３は、該スライ
ドガイドレール１３の両側端１３ ａ 、１３ ｂが下
向きに屈曲された外側壁面１３Ｃ９内側壁面１３ｄが形
成され、かつ、下部が開口１３ ｅされていると共に、
該スライドガイドレール１３の下方には、前記荷重ロー
ラ２０が転動されるガイド面１５が略水平に形成され、
該ガイド面１５より外方には、該ガイド面１５の外側端
１５ａより下向きに屈曲された溝段部１６ｂと、該溝段
部１６ｂより外方に向って屈曲し略水平に延在され、か
つ、前記ガイド面１５より低い位置に形成された溝底面
１７と、該溝底面１７の外側端１７ａより上向きに屈曲
されたフランジ１６ａとにより形成された断面略し状を
したローラ挿入用溝１６が形成されており、鉄製１６の
溝底面１７と前記スライドガイドレール１３の外側壁面
１３ Ｃの下端１３ ｆとの間隙Ａ′は、前記ガイドロ
ーラ１９の上端から、前記荷重ローラ２０の下端までの
寸法Ａより大きい寸法に設けられ、さらに、前記スライ
ドガイドレール１３の外側壁面１３Ｃの後端には、前記
ガイドローラ１９の直径より大きいガイドローラ挿入用
切欠き１４が設けられており、前記ステップ１８のフラ
ンジ１８ ａと溝１６のフランジ１６ ａとの間には、
間隙２１が設けられているスライドガイドレールを提供
して所期の目的を遠戚したものである。
のであって、車両１１のステップ下面にスライドガイド
レール１３を有する構造のものにおいて、第６図乃至第
８図に示すように、スライドドア３３に固着されたアー
ム２２にガイドローラ１９及び荷重ローラ２０が枢着さ
れ、ステップ１８の下面に前記ガイドローラ１９が転動
されるスライドガイドレール１３が設けられ、略水平に
延在された該ステップ１８の先端部１８ｂには、下向き
に屈曲されたステップ１８のフランジ１８ ａが形成さ
れており、前記スライドガイドレール１３は、該スライ
ドガイドレール１３の両側端１３ ａ 、１３ ｂが下
向きに屈曲された外側壁面１３Ｃ９内側壁面１３ｄが形
成され、かつ、下部が開口１３ ｅされていると共に、
該スライドガイドレール１３の下方には、前記荷重ロー
ラ２０が転動されるガイド面１５が略水平に形成され、
該ガイド面１５より外方には、該ガイド面１５の外側端
１５ａより下向きに屈曲された溝段部１６ｂと、該溝段
部１６ｂより外方に向って屈曲し略水平に延在され、か
つ、前記ガイド面１５より低い位置に形成された溝底面
１７と、該溝底面１７の外側端１７ａより上向きに屈曲
されたフランジ１６ａとにより形成された断面略し状を
したローラ挿入用溝１６が形成されており、鉄製１６の
溝底面１７と前記スライドガイドレール１３の外側壁面
１３ Ｃの下端１３ ｆとの間隙Ａ′は、前記ガイドロ
ーラ１９の上端から、前記荷重ローラ２０の下端までの
寸法Ａより大きい寸法に設けられ、さらに、前記スライ
ドガイドレール１３の外側壁面１３Ｃの後端には、前記
ガイドローラ１９の直径より大きいガイドローラ挿入用
切欠き１４が設けられており、前記ステップ１８のフラ
ンジ１８ ａと溝１６のフランジ１６ ａとの間には、
間隙２１が設けられているスライドガイドレールを提供
して所期の目的を遠戚したものである。
第２図はドアストッパとピラーとの関係を示した横断面
図であって、３１はインナパネル、３２は車体の外板、
３４はストッパであって、スライドドア３３の前方の車
室内側に突出して固定されている。
図であって、３１はインナパネル、３２は車体の外板、
３４はストッパであって、スライドドア３３の前方の車
室内側に突出して固定されている。
該、ストッパ３４はインナパネル３１と外板３２の縁部
のピラー３５に当接する。
のピラー３５に当接する。
又、上記実施例の他、ガイドローラ１９をスライドガイ
ドレール１３に挿入後、該スライドガイドレール１３の
後部に設けてもよい。
ドレール１３に挿入後、該スライドガイドレール１３の
後部に設けてもよい。
第３図は、アッパガイドレールａと中央のガイドレール
ｂとの関係を示す縦断面図であって、従来の方法と同様
である。
ｂとの関係を示す縦断面図であって、従来の方法と同様
である。
尚、アッパガイドローラａ′をアッパガイドレールａの
前端部より挿入することができるような構造にすること
によって、スライドドア３３の脱落防止をより一層効果
的にすることができる。
前端部より挿入することができるような構造にすること
によって、スライドドア３３の脱落防止をより一層効果
的にすることができる。
以上のように構成されたスライドガイドレールにおいて
は、先ず第６図に示すように、荷重ローラ２０を溝１６
に入れ、低い溝底面１７上を後端まで移動させ、切欠き
１４でガイドローラ１９をスライドガイドレール１３内
に挿入すると共に、荷重ローラ２０をガイド面１５に載
せる。
は、先ず第６図に示すように、荷重ローラ２０を溝１６
に入れ、低い溝底面１７上を後端まで移動させ、切欠き
１４でガイドローラ１９をスライドガイドレール１３内
に挿入すると共に、荷重ローラ２０をガイド面１５に載
せる。
然る後、スライドガイドレール１３内を前方に移動させ
、第８図に示すようにガイドローラ１９及び荷重ローラ
２０を取付けたアーム２２を溝１６のフランジ１６ ａ
とステップ１８のフランジ１８ ａとの間隙２１から取
出し、ドア３３にアーム２２をポルｈ３６ａ、３６ｂに
より固着する。
、第８図に示すようにガイドローラ１９及び荷重ローラ
２０を取付けたアーム２２を溝１６のフランジ１６ ａ
とステップ１８のフランジ１８ ａとの間隙２１から取
出し、ドア３３にアーム２２をポルｈ３６ａ、３６ｂに
より固着する。
尚、第８図において、溝１６の内幅Ｅは、スライドガイ
ドレール１３の内幅Ｂ又は荷重ローラ２０の支軸３７の
長さＣ以上とし、又、溝１６のフランジ１６ ａの上端
１６ Ｃとステップ１８のフランジ１８ ａの下端１８
Ｃとの間隙りは、溝１６に荷重ローラ２０が入れられ
る最小値を取り、溝１６の溝底面１７とスライドガイド
レール１３の外側壁面１３Ｃの下端１３ ｆとの間隙Ａ
′より幅狭とする。
ドレール１３の内幅Ｂ又は荷重ローラ２０の支軸３７の
長さＣ以上とし、又、溝１６のフランジ１６ ａの上端
１６ Ｃとステップ１８のフランジ１８ ａの下端１８
Ｃとの間隙りは、溝１６に荷重ローラ２０が入れられ
る最小値を取り、溝１６の溝底面１７とスライドガイド
レール１３の外側壁面１３Ｃの下端１３ ｆとの間隙Ａ
′より幅狭とする。
以上述べたように本考案は、スライドガイドレールの後
端にガイドローラ挿入用切欠きを設け、前記スライドガ
イドレールの下方に荷重ローラが転動するガイド面と、
該ガイド面より外方に、該ガイド面より低い位置に溝底
面を有する溝を設け、鉄製のフランジとステップのフラ
ンジとの間に荷重ローラを溝に挿入するための間隙を設
けたため、ガイドローラをスライドガイドレールに挿入
する場合、ガイドローラをドアへ取付ける前に挿入し、
挿入した後ドアへ取付けるのであるが、先ず荷重ローラ
を斜めにして溝に挿入した後、スライドガイドレールの
切欠きを通して挿入することができるので、ステップの
フランジを切欠く必要がなく、シたがって、従来のよう
に別部材によるカバーが不要となり、体裁も良くなる。
端にガイドローラ挿入用切欠きを設け、前記スライドガ
イドレールの下方に荷重ローラが転動するガイド面と、
該ガイド面より外方に、該ガイド面より低い位置に溝底
面を有する溝を設け、鉄製のフランジとステップのフラ
ンジとの間に荷重ローラを溝に挿入するための間隙を設
けたため、ガイドローラをスライドガイドレールに挿入
する場合、ガイドローラをドアへ取付ける前に挿入し、
挿入した後ドアへ取付けるのであるが、先ず荷重ローラ
を斜めにして溝に挿入した後、スライドガイドレールの
切欠きを通して挿入することができるので、ステップの
フランジを切欠く必要がなく、シたがって、従来のよう
に別部材によるカバーが不要となり、体裁も良くなる。
又、溝を利用してスポット溶接用ガンを容易に挿入する
ことができるため、組立作業が簡単に行なえる。
ことができるため、組立作業が簡単に行なえる。
さらに本考案によれば、スライドドアのストッパが万一
破損し、ガイドローラがスライドガイドレールの外側壁
面の後端に設けたガイドローラ挿入用切欠き部分に達し
た状態で横方向（外方）の荷重が加わり、該切欠きから
ガイドローラが外方に突出したとしても、ステップ先端
に設けたフランジで押えられ、さらに、荷重ローラがガ
イド面から溝に落ちたとしても、鉄製に設、けられたフ
ランジで外方への移動を阻止されるため、ガイドローラ
が外れたりすることがない等の効果を有するものである
。
破損し、ガイドローラがスライドガイドレールの外側壁
面の後端に設けたガイドローラ挿入用切欠き部分に達し
た状態で横方向（外方）の荷重が加わり、該切欠きから
ガイドローラが外方に突出したとしても、ステップ先端
に設けたフランジで押えられ、さらに、荷重ローラがガ
イド面から溝に落ちたとしても、鉄製に設、けられたフ
ランジで外方への移動を阻止されるため、ガイドローラ
が外れたりすることがない等の効果を有するものである
。
′
第１図はスライドドアを備えた自動車の斜視図、第２図
は、ドアスツパとピラーの関係を示すドア部分の横断面
図、第３図はアッパガイドレールと中央のガイドレール
及びステップとスライドガイドレールの関係を示すドア
部分の縦断面図、第４図はアッパガイドレールのガイド
ローラ挿入位置を示す要部平面図、第５図は第４図のＸ
−Ｘ線縦断面図、第６図は荷重ローラを溝に挿入する状
態を示す要部の拡大縦断面図、第７図はガイドローラを
スライドガイドレールに、荷重ローラをガイド面に位置
させた状態を示す要部の拡大縦断面図、第８図はアーム
をスライドドアに固着した状態を示す要部の拡大縦断面
図、第９図は従来のスライドガイドレールを示し、ステ
ップの夫々の側面フランジを切欠いた状態の部分斜視図
、第１０図は同上の縦断面図、第１１図は従来のスライ
ドガイドレールの切欠部の塞ぐ方法の他側を示す部分斜
視図である。 １３はスライドガイドレール、１４は切欠き、１５はガ
イド面、１６は溝、１７は溝底面、１８はステップ、１
９はガイドローラ、２０は荷重ローラ、２１は間隙、２
２はアーム、３３はスライドドア。
は、ドアスツパとピラーの関係を示すドア部分の横断面
図、第３図はアッパガイドレールと中央のガイドレール
及びステップとスライドガイドレールの関係を示すドア
部分の縦断面図、第４図はアッパガイドレールのガイド
ローラ挿入位置を示す要部平面図、第５図は第４図のＸ
−Ｘ線縦断面図、第６図は荷重ローラを溝に挿入する状
態を示す要部の拡大縦断面図、第７図はガイドローラを
スライドガイドレールに、荷重ローラをガイド面に位置
させた状態を示す要部の拡大縦断面図、第８図はアーム
をスライドドアに固着した状態を示す要部の拡大縦断面
図、第９図は従来のスライドガイドレールを示し、ステ
ップの夫々の側面フランジを切欠いた状態の部分斜視図
、第１０図は同上の縦断面図、第１１図は従来のスライ
ドガイドレールの切欠部の塞ぐ方法の他側を示す部分斜
視図である。 １３はスライドガイドレール、１４は切欠き、１５はガ
イド面、１６は溝、１７は溝底面、１８はステップ、１
９はガイドローラ、２０は荷重ローラ、２１は間隙、２
２はアーム、３３はスライドドア。
Claims (1)
- スライドドア３３に固着されたアーム２．２にガイドロ
ーラ１９及び荷重ローラ２０が枢着され、ステップ１８
の下面に前記ガイドローラ１９が転動されるスライドガ
イドレール１３が設けられ、略水平に延在された該ステ
ップ１８の先端部１８ ｂには、下向きに屈曲されたス
テップ１８のフランジ１８ ａが形成されており、前記
スライドガイドレール１３は、該スライドガイドレール
１３の両側端１３ａ、１３ｂが下向きに屈曲された外側
壁面１３ｃ、内側壁面１３ｄが形成され、かつ、下部が
開口１３ ｅされていると共に、該ガイドレール１３下
方には荷重ローラ２０が転動されるガイド面１５が略水
平に形成されており、該ガイド面１５より外方には該ガ
イド面１５の外側端１５ａより下向きに屈曲された溝段
部１６ｂと、該溝段部１６ ｂより外方に向って屈曲し
略水平に延在され、かつ、前記ガイド面１５より低い位
置に形成された溝底面１７と、該溝底面１７の外側端１
７ ａより上向きに屈曲されたフランジ１６ａとにより
断面略し状をしたローラ挿入用溝１６が形成されており
、鉄製１６の溝底面１７と前記スライドガイドレール１
３の外側壁面１３ Ｃの下端１３ ｆとの間隙Ａ′は前
記ガイドローラ１９の上端がら、荷重ローラ２０の下端
までの寸法Ａより大きい寸法に設けられ、さらに、前記
スライドガイドレール１３の外側壁面１３Ｃの後端には
、前記ガイドローラ１９の直径より大きいガイドローラ
挿入用切欠き１４が設けられており、前記ステップ１８
のフランジ１８ ａと溝１６のフランジ１６ ａとの間
には、間隙２１が設けられていることを特徴とする車両
用スライドドアにおけるスライドガイドレール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6111378U JPS589973Y2 (ja) | 1978-05-09 | 1978-05-09 | 車輌用スライドドアにおけるスライドガイドレ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6111378U JPS589973Y2 (ja) | 1978-05-09 | 1978-05-09 | 車輌用スライドドアにおけるスライドガイドレ−ル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54167916U JPS54167916U (ja) | 1979-11-27 |
| JPS589973Y2 true JPS589973Y2 (ja) | 1983-02-23 |
Family
ID=28962175
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6111378U Expired JPS589973Y2 (ja) | 1978-05-09 | 1978-05-09 | 車輌用スライドドアにおけるスライドガイドレ−ル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS589973Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2601797B2 (ja) * | 1986-02-28 | 1997-04-16 | 日産車体 株式会社 | スライドドアのロアガイド溝防塵構造 |
-
1978
- 1978-05-09 JP JP6111378U patent/JPS589973Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54167916U (ja) | 1979-11-27 |
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