JPS6113403Y2 - - Google Patents

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JPS6113403Y2
JPS6113403Y2 JP3547880U JP3547880U JPS6113403Y2 JP S6113403 Y2 JPS6113403 Y2 JP S6113403Y2 JP 3547880 U JP3547880 U JP 3547880U JP 3547880 U JP3547880 U JP 3547880U JP S6113403 Y2 JPS6113403 Y2 JP S6113403Y2
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JP
Japan
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flange
rain rail
bonnet
rolling
rubber
Prior art date
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Expired
Application number
JP3547880U
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English (en)
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JPS56136858U (ja
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  • Superstructure Of Vehicle (AREA)
  • Vibration Dampers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車用ボンネツトの横揺れ防止装
置に関するものである。
一般に、自動車は、第1図に示すように、車体
前部にボンネツトBが開閉可能に取付けられ、機
構上、ボンネツトBが車幅方向に、すなわちフエ
ンダF側に対して横揺れしやすいものである。
そのため、従来より、自動車には、ボンネツト
の横揺れを防止する装置が取付けられている。
例えば、ボンネツトBにラバーを取付けてフエ
ンダFの内壁面に当接せしめ横揺れ防止及びボン
ネツト閉時の衝撃を吸収する装置(例えば実開昭
53−11119号公報)があるが、この装置では、ボ
ンネツトBを開いた状態でラバーを取付けねばな
らないため、高い所に位置するボンネツトBへの
ラバー取付け時の作業性が悪かつた。
さらに、十分な横揺れ防止効果を得るには、ラ
バーがフエンダFの壁面に確実に接触していなけ
ればならないため、高い取付精度が必要とされ、
しかもレインレールを有する自動車に適用すれ
ば、レインレールを覆うことになるため、レイン
レール機能を十分に果さないという欠点もある。
本考案は、かかる従来の欠点に鑑みてなされた
もので、レインレールを有するタイプの自動車に
おいて、レインレール機能を妨げず、ラバーの取
付が容易で、しかもその取付精度が多少低下して
も横揺れ防止効果が損われることのない自動車用
ボンネツトの横揺れ防止装置を提供することを目
的とする。
以下、本考案の構成を、実施例につき、図面に
基づいて説明する。
第2図において、フエンダーFは、エンジンル
ーム側内端部に形成された樋状のレインレール1
と、レインレール1のほぼ中央部において上方に
突設された断面半円弧状のビード2と、レインレ
ール1の内端に連設された断面逆U字状のフラン
ジ3とを具備する。フランジ3の上端は、ビード
2の上端よりも高く形成されている。ビード2と
フランジ3との間には凹部20が形成されてい
る。
ホイールエプロンWは、レインレール1と略同
じ幅で、該レインレール1底部下面に固着された
水平部4と、該水平部4の内端から下方に延設さ
れた垂直部5と、該垂直部5の比較的上部に開孔
された係合孔6とを具備する。係合孔6の周縁部
はホイールエプロンW内方に折曲げられて、後述
の係合部8の溝部8aの幅に略等しい突縁部7と
なつている。
横揺れ防止ラバーRは断面略C字形状をしてお
り、ホイールエプロンWの係合孔6に嵌合して上
下方向の動きを規制する係合部8と、フエンダー
Fのフランジ3に係合して横揺れ荷重を受けるフ
ツク形の係止部9と、レインレール1のビード2
とフランジ3との間に形成された凹部20に当接
して横揺れ荷重の一部を受ける当接部10と、取
付状態でレインレール1のフランジ3のエンジン
ルーム側斜め上方に位置してボンネツトBに接触
する傾斜面11(接触面)とを具備する。係合部
8は、下側に形成されている溝部8aと、該溝部
8aの先端に連設された顎部8bとからなり、係
合孔6に嵌合された状態で、顎部8bが該係合孔
6の下縁に係止されて確実に上下方向の動きを規
制する。
ボンネツトBは、ボンネツトアウタ12とボン
ネツトインナ13とで形成され、該ボンネツトイ
ンナ13の段差部13aが、横揺れ防止ラバーR
の傾斜面11に接するように構成されている。
次に、横揺れ防止ラバーRの取付方法について
説明すると、先ず、ボンネツトBを開いた状態
で、横揺れ防止ラバーRの係合部8を、ホイール
エプロンWの係合孔6の斜め下方から該係合孔6
に挿入し、顎部8bをホイールエプロンWの内方
に突出せしめて、係合部8を水平状態にする。こ
の状態で、横揺れ防止ラバーRは、ホイールエプ
ロンWに係止されている。続いて、横揺れ防止ラ
バーRの係止部9を押し拡げて、レインレール1
のフランジ3に係合せしめる。すると、横揺れ防
止ラバーRの弾性によりフランジ3に密着して沿
い、先端の当接面10は、レインレール1のビー
ド2より内側部分に位置し、凹部20に当接す
る。
かくして、横揺れ防止ラバーRが取付けられ、
ボンネツトBを閉じた状態においても、レインレ
ール1のビード2より外側部分は、横揺れ防止ラ
バーRにて被覆されないから、レインレール機能
を果たすことができる。
本考案は、上記のように、ホイールエプロンに
横揺れ防止ラバーを取付け、該ラバーの傾斜面が
ボンネツトに接触するようにしたため、横揺れ防
止ラバーが容易に取付けられ、ボンネツトの横揺
れを確実に防止する。また、横揺れ防止ラバー
は、フエンダーのエンジンルーム側内端部に形成
されるレインレールを覆つてしまわないため、レ
インレール機能を損わない。さらに、横揺れ防止
ラバーは、ホイールエプロンの係合孔に係合部を
嵌合しフエンダーのフランジに係止部を係合せし
めて取付けるため、従来のようにボンネツトに取
付けていた場合に比して、取付作業性が向上する
とともに、ボンネツトと横揺れ防止ラバーの傾斜
面とで接触するようにしているため、多少取付精
度が低下しても、前記ボンネツトとラバーは接触
して横揺れ防止の効果を有するなど種々の実用上
優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施態様を例示するもので、第
1図は自動車前部のみを示す斜視図、第2図は第
1図のS−S線における本考案の横揺れ防止装置
の拡大断面図である。 B……ボンネツト、R……フエンダー、W……
ホイールエプロン、R……ラバー、1……レイン
レール、2……ビード、3……フランジ、4……
水平部、5……垂直部、6……係合孔、8……係
合部、8a……溝部、8b……顎部、9……係止
部、10……当接部、11……傾斜面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンルーム側内端部に形成されたレインレ
    ール、該レインレールのほぼ中央部分において上
    方に突設されたビードおよびレインレールの内端
    に設けられた断面逆U字状のフランジを具備する
    フエンダーと、前記レインレール底部下面に固着
    された水平部、該水平部から下方に延設された垂
    直部および該垂直部に開設された係合孔を具備す
    るホイールエプロンと、前記係合孔に嵌合した係
    合部、前記フランジに係合した係止部、前記ビー
    ドと前記フランジとの間に形成された凹部に当接
    した当接部および前記フランジの斜め上方に位置
    していたボンネツトに接触する傾斜面および前記
    係合部が溝部と該溝部の先端に連設された顎部と
    を具備する断面略C字形状の横揺れ防止ラバーと
    により構成されることを特徴とする自動車用ボン
    ネツトの横揺れ防止装置。
JP3547880U 1980-03-17 1980-03-17 Expired JPS6113403Y2 (ja)

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JP3547880U JPS6113403Y2 (ja) 1980-03-17 1980-03-17

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JP3547880U JPS6113403Y2 (ja) 1980-03-17 1980-03-17

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JPS56136858U JPS56136858U (ja) 1981-10-16
JPS6113403Y2 true JPS6113403Y2 (ja) 1986-04-25

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ID=29631112

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JP3547880U Expired JPS6113403Y2 (ja) 1980-03-17 1980-03-17

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0424186Y2 (ja) * 1986-10-30 1992-06-08

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JPS56136858U (ja) 1981-10-16

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