JPH0121082Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0121082Y2 JPH0121082Y2 JP1982155314U JP15531482U JPH0121082Y2 JP H0121082 Y2 JPH0121082 Y2 JP H0121082Y2 JP 1982155314 U JP1982155314 U JP 1982155314U JP 15531482 U JP15531482 U JP 15531482U JP H0121082 Y2 JPH0121082 Y2 JP H0121082Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof
- suspended ceiling
- bag
- lining material
- ceiling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 claims description 14
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 9
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 9
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 238000004826 seaming Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、自動車の天井内張り材取付構造の改
良に関する。
良に関する。
従来、ルーフパネルに開口を形成して、この開
口を開閉するようにした自動車の天井内張り材取
付構造としては、実開昭56−13069号に開示され
ている第1図の構造のように、ルーフ開口1側の
レインフオースメント2に吊金具3を片持ち支持
で取付け、天井内張り材4の吊り天井袋5をこの
吊金具3に挿通支持するものが提案されている
が、片持ち支持の吊金具3であるから支持剛性が
弱いうえ、天井内張り材4の組付け時に吊り天井
袋5が吊金具3から抜けやすく組付性が悪いとい
う問題があつた。
口を開閉するようにした自動車の天井内張り材取
付構造としては、実開昭56−13069号に開示され
ている第1図の構造のように、ルーフ開口1側の
レインフオースメント2に吊金具3を片持ち支持
で取付け、天井内張り材4の吊り天井袋5をこの
吊金具3に挿通支持するものが提案されている
が、片持ち支持の吊金具3であるから支持剛性が
弱いうえ、天井内張り材4の組付け時に吊り天井
袋5が吊金具3から抜けやすく組付性が悪いとい
う問題があつた。
このため、実開昭57−139477号公報には、天井
内張り材の吊り天井袋に可撓性のワイヤを挿通さ
せ、該ワイヤの外端部を、ルーフレールのインナ
ーパネルに穿設した孔に挿入係合させ、該ワイヤ
の内端部を、ルーフ開口側の切欠溝に下方から弾
性係合させるようにした自動車の吊り天井支持装
置が開示されているが、この構成では、ワイヤの
外端部の支持は良好であるものの内端部は弾性係
合のみであるから、支持剛性が弱いという問題が
残るうえ、吊り天井袋にワイヤを挿通させている
だけであるから、天井内張り材の組付け時に吊り
天井袋からワイヤが抜け落ちやすく、組付性が悪
いという問題も解決されない。
内張り材の吊り天井袋に可撓性のワイヤを挿通さ
せ、該ワイヤの外端部を、ルーフレールのインナ
ーパネルに穿設した孔に挿入係合させ、該ワイヤ
の内端部を、ルーフ開口側の切欠溝に下方から弾
性係合させるようにした自動車の吊り天井支持装
置が開示されているが、この構成では、ワイヤの
外端部の支持は良好であるものの内端部は弾性係
合のみであるから、支持剛性が弱いという問題が
残るうえ、吊り天井袋にワイヤを挿通させている
だけであるから、天井内張り材の組付け時に吊り
天井袋からワイヤが抜け落ちやすく、組付性が悪
いという問題も解決されない。
本考案は上記従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、天井内張り材の吊り天井袋に支持部材を挿
通して、ルーフ開口側のレインフオースメントと
ルーフレール側のインナーパネルとに支持部材の
支持部をそれぞれ係止させて支持剛性の向上を図
ると共に、この支持部材に抜け止め片を設けるこ
とによつて、吊り天井袋からの抜け落ちを防止し
て確実な保持と相まつて組付性の向上を図るもの
である。
ので、天井内張り材の吊り天井袋に支持部材を挿
通して、ルーフ開口側のレインフオースメントと
ルーフレール側のインナーパネルとに支持部材の
支持部をそれぞれ係止させて支持剛性の向上を図
ると共に、この支持部材に抜け止め片を設けるこ
とによつて、吊り天井袋からの抜け落ちを防止し
て確実な保持と相まつて組付性の向上を図るもの
である。
以下、本考案の実施例を添付図面について詳細
に説明する。
に説明する。
第2図に示すようにルーフパネルに開口を形成
して、この開口を開閉ルーフで覆うようにした自
動車の天井構造は、ルーフパネル10の外方側端
部10aとルーフレール11のアウターパネル1
2、インナーパネル13の各内方側端部12b,
13bとが固着され、また、アウターパネル12
とインナーパネル13の各外方側端部12a,1
3aが固着されて、該各内方側端部12a,13
aに天井内張り材14の外方側端部14aを巻込
みシーミングウエルト15で止着されると共に、
ルーフパネル10の内方側端部10bには開閉ル
ーフであるスライデイングルーフ16に当接して
シールするウエザストリツプ17を取付け、該ル
ーフパネル10の内方側端部10bの下面にレイ
ンフオースメント18を固着して、該レインフオ
ースメント18の内方側端部18bに上記天井内
張り材14の端末部材19を止着して構成され
る。
して、この開口を開閉ルーフで覆うようにした自
動車の天井構造は、ルーフパネル10の外方側端
部10aとルーフレール11のアウターパネル1
2、インナーパネル13の各内方側端部12b,
13bとが固着され、また、アウターパネル12
とインナーパネル13の各外方側端部12a,1
3aが固着されて、該各内方側端部12a,13
aに天井内張り材14の外方側端部14aを巻込
みシーミングウエルト15で止着されると共に、
ルーフパネル10の内方側端部10bには開閉ル
ーフであるスライデイングルーフ16に当接して
シールするウエザストリツプ17を取付け、該ル
ーフパネル10の内方側端部10bの下面にレイ
ンフオースメント18を固着して、該レインフオ
ースメント18の内方側端部18bに上記天井内
張り材14の端末部材19を止着して構成され
る。
上記天井内張り材14の内面の適所には吊り天
井袋20を縫着している。
井袋20を縫着している。
第3図にも示すように、上記吊り天井袋20を
挿通する軸状支持部材21を設け、該軸状支持部
材21のルーフレール側支持部21aはインナー
パネル13に穿設された軸孔13cに挿通可能
で、ルーフ開口側支持部21bには逆コ字状の差
込み部22を一体に形成し、該差込み部22には
ダボ22a,22aを設けている。
挿通する軸状支持部材21を設け、該軸状支持部
材21のルーフレール側支持部21aはインナー
パネル13に穿設された軸孔13cに挿通可能
で、ルーフ開口側支持部21bには逆コ字状の差
込み部22を一体に形成し、該差込み部22には
ダボ22a,22aを設けている。
上記レインフオースメント18の外方側端部1
8aには、第4図にも示すように、上記軸状支持
部材21の差込み部22を差込み可能な支持部1
8cが設けられ、該支持部18cに上記ダボ22
a,22aが係合する小孔18d,18dを穿設
して、差込み部22を差込むとダボ22a,22
aが小孔18d,18dに係合して抜け止めされ
るようになる。
8aには、第4図にも示すように、上記軸状支持
部材21の差込み部22を差込み可能な支持部1
8cが設けられ、該支持部18cに上記ダボ22
a,22aが係合する小孔18d,18dを穿設
して、差込み部22を差込むとダボ22a,22
aが小孔18d,18dに係合して抜け止めされ
るようになる。
上記軸状支持部材21の差込み部22の上部に
は、薄肉ヒンジ22bによつて略180度に折れ曲
がり可能な抜け止め片23を一体に形成し、該抜
け止め片23の先端部23aは薄肉ヒンジ23b
によつて略90度に折り曲げ可能で、該先端部23
aには軸状支持部材21のルーフレール側支持部
21aに半径方向から係合可能な係合溝23cを
形成する。
は、薄肉ヒンジ22bによつて略180度に折れ曲
がり可能な抜け止め片23を一体に形成し、該抜
け止め片23の先端部23aは薄肉ヒンジ23b
によつて略90度に折り曲げ可能で、該先端部23
aには軸状支持部材21のルーフレール側支持部
21aに半径方向から係合可能な係合溝23cを
形成する。
上記のように構成すれば、天井内張り材14の
吊り天井袋20に軸状支持部材21を挿通させた
後、抜け止め片23を180度に折り曲げて先端部
23aの係合溝23cを軸状支持部材21のルー
フレール側支持部21aに係合させる。
吊り天井袋20に軸状支持部材21を挿通させた
後、抜け止め片23を180度に折り曲げて先端部
23aの係合溝23cを軸状支持部材21のルー
フレール側支持部21aに係合させる。
そして、軸状支持部材21のルーフ開口側支持
部21bをインナーパネル13の孔13cに差込
み、差込み部22をレインフオースメント18の
支持部18cに差込んでダボ22aと小孔18d
とで抜け止めする。
部21bをインナーパネル13の孔13cに差込
み、差込み部22をレインフオースメント18の
支持部18cに差込んでダボ22aと小孔18d
とで抜け止めする。
このように、天井内張り材14の吊り天井袋2
0を挿通する軸状支持部材21は、差込み部22
と折り曲げ片23の先端部23aとの間で抜け止
めされるので、組付け時に抜け落ちる恐れがなく
なる。
0を挿通する軸状支持部材21は、差込み部22
と折り曲げ片23の先端部23aとの間で抜け止
めされるので、組付け時に抜け落ちる恐れがなく
なる。
また、略垂直に立上つたインナーパネル13と
レインフオースメント18との間隔が広く、イン
ナーパネル13とレインフオースメント18との
間で両端支持された軸状支持部材21により吊り
天井袋20の長さを長く設定できるので、天井内
張り材14の曲率がゆるやかで天井スペースを大
きくとれるため、天井内張り材14の直下方にア
シストハンドルを取付けることが可能となる。
レインフオースメント18との間隔が広く、イン
ナーパネル13とレインフオースメント18との
間で両端支持された軸状支持部材21により吊り
天井袋20の長さを長く設定できるので、天井内
張り材14の曲率がゆるやかで天井スペースを大
きくとれるため、天井内張り材14の直下方にア
シストハンドルを取付けることが可能となる。
上記実施例における軸状支持部材21のルーフ
開口側支持部21bは、差込み部22をレインフ
オースメント18の支持部18cに差込んでダボ
22aと小孔18dとで抜け止めするようにした
が、第5図及び第6図に示すように、レインフオ
ースメント18の支持部18c′を斜め上向きに立
上げると共に、軸状支持部材21のルーフ開口側
支持部21bにフツク部22′を一体に形成し、
該フツク部22′を支持部18c′に係合させて抜
け止めするようにしてもよい。
開口側支持部21bは、差込み部22をレインフ
オースメント18の支持部18cに差込んでダボ
22aと小孔18dとで抜け止めするようにした
が、第5図及び第6図に示すように、レインフオ
ースメント18の支持部18c′を斜め上向きに立
上げると共に、軸状支持部材21のルーフ開口側
支持部21bにフツク部22′を一体に形成し、
該フツク部22′を支持部18c′に係合させて抜
け止めするようにしてもよい。
なお、上記各実施例におけるレインフオースメ
ント18の支持部18c,18c′は、外方側端部
18aと一体の他、別部品を固着して構成しても
よい。
ント18の支持部18c,18c′は、外方側端部
18aと一体の他、別部品を固着して構成しても
よい。
以上の説明からも明らかなように、本考案によ
れば、組付け時に支持部材が吊り天井袋から抜け
落ちる恐れがなくなり組付性が向上すると共に、
支持部の両端支持で支持剛性が向上する等、簡単
な構造で天井内張り材を確実に保持することがで
きる。
れば、組付け時に支持部材が吊り天井袋から抜け
落ちる恐れがなくなり組付性が向上すると共に、
支持部の両端支持で支持剛性が向上する等、簡単
な構造で天井内張り材を確実に保持することがで
きる。
第1図は従来の天井内張り材取付構造の断面
図、第2図は本考案に係る天井内張り材取付構造
の断面図、第3図は軸状支持部材と抜け止め片の
斜視図、第4図はレインフオースメントの支持部
の斜視図、第5図は変形例の取付構造の断面図、
第6図は第5図のレインフオースメントの支持部
の斜視図である。 10……ルーフパネル、11……ルーフレー
ル、12……アウターパネル、13……インナー
パネル、14……天井内張り材、16……スライ
デイングルーフ、18……レインフオースメン
ト、20……吊り天井袋、21……軸状支持部
材、22……差込み部、22′……フツク部、2
3……抜け止め片。
図、第2図は本考案に係る天井内張り材取付構造
の断面図、第3図は軸状支持部材と抜け止め片の
斜視図、第4図はレインフオースメントの支持部
の斜視図、第5図は変形例の取付構造の断面図、
第6図は第5図のレインフオースメントの支持部
の斜視図である。 10……ルーフパネル、11……ルーフレー
ル、12……アウターパネル、13……インナー
パネル、14……天井内張り材、16……スライ
デイングルーフ、18……レインフオースメン
ト、20……吊り天井袋、21……軸状支持部
材、22……差込み部、22′……フツク部、2
3……抜け止め片。
Claims (1)
- ルーフパネルに形成された開口が開閉ルーフに
よつて覆われていて、この開口の両側のルーフパ
ネル下面に取付けられる天井内張り材は、その上
面に吊り天井袋が設けられ、この吊り天井袋内に
挿通される支持部材はその両端部が上記吊り天井
袋の端部から突出され、ルーフ開口側のレインフ
オースメントとルーフレールのインナーパネルと
にそれぞれ係止される支持部が設けられており、
上記支持部材のルーフ開口側支持部には薄肉ヒン
ジによつて折れ曲がり可能な抜け止め片が一体に
形成され、該抜け止め片は支持部材との間で吊り
天井袋を挾んで支持部材のルーフレール側支持部
に向かつて延び、その先端部にルーフレール側支
持部に係合される係合溝が形成されていることを
特徴とする自動車の天井内張り材取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15531482U JPS5958684U (ja) | 1982-10-13 | 1982-10-13 | 自動車の天井内張り材取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15531482U JPS5958684U (ja) | 1982-10-13 | 1982-10-13 | 自動車の天井内張り材取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5958684U JPS5958684U (ja) | 1984-04-17 |
JPH0121082Y2 true JPH0121082Y2 (ja) | 1989-06-23 |
Family
ID=30343063
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15531482U Granted JPS5958684U (ja) | 1982-10-13 | 1982-10-13 | 自動車の天井内張り材取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5958684U (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6033096Y2 (ja) * | 1981-02-27 | 1985-10-02 | 日野自動車株式会社 | 自動車の吊り天井支持装置 |
-
1982
- 1982-10-13 JP JP15531482U patent/JPS5958684U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5958684U (ja) | 1984-04-17 |
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