JPH0715778Y2 - スライドドアの支持構造 - Google Patents

スライドドアの支持構造

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JPH0715778Y2
JPH0715778Y2 JP10900688U JP10900688U JPH0715778Y2 JP H0715778 Y2 JPH0715778 Y2 JP H0715778Y2 JP 10900688 U JP10900688 U JP 10900688U JP 10900688 U JP10900688 U JP 10900688U JP H0715778 Y2 JPH0715778 Y2 JP H0715778Y2
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JP
Japan
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roller
support structure
sliding door
slide door
roller pin
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JP10900688U
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慶一 浅井
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Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本考案は、スライドドアの支持構造に関する。
b.従来の技術 第4図および第5図は、従来のスライドドアの支持構造
の要部を示すものである。
この従来のスライドドアの支持構造では、スライドドア
(図示せず)の上端部に設けたアーム1に回転自在に支
承されたアッパーローラ2が車体のサイドボデーアウタ
ーパネルの上端部(図示せず)に設けたアッパーレール
3内に転動自在に配設されている。
この従来の支持構造では、アッパーローラ2の直径をA
とし、該アッパーローラをアーム1上に支持するととも
に、その上方への抜けを防止するピン4の頭部4aの直径
をBとし、アッパーレール3の開口3aの幅をCとした場
合、通常、A>C>Bの関係になっている。
c.考案が解決しようとする課題 ところで、従来のスライドドアの支持構造において、外
側から内側へ向かって外力を受けてスライドドアが変形
された場合には、アッパーローラ2が一般に樹脂で形成
されていることからアッパーレール3内の内壁に抗して
割れる虞れがある。この場合には、ローラピン4の頭部
4aがアッパーレール3の開口3aの幅より小さいため、ロ
ーラピン4がアッパーレール3から外れて、スライドド
アが脱落する虞れがあった。
本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、スライド
ドアの脱落を簡単な構造によって効果的に防止すること
ができるスライドドアの支持構造を提供することを目的
とする。
d.課題を解決するための手段 本考案では、上記目的を達成するために、ガイドレール
内を転動するローラをスライドドアから延設したアーム
の端部に立設したローラピンで回転自在に支承するとと
もに、該ローラピンの頭部で上記ローラの上方への抜け
を防止するようにしたスライドドアの支持構造におい
て、上記ローラピンの頭部を上記ローラの直径よりも小
さく、かつ上記ガイドレールの開口の幅よりも大きく形
成している。
e.実施例 以下、本考案に係るスライドドアの支持構造の一実施例
について添附図面を参照しながら詳細に説明する。
第1図〜第3図は、本考案の一実施例を示すものであ
る。
本実施例のスライドドアの支持構造では、第1図に示す
ようなスライドドア10を有する車両11に適用されたもの
で、該車両のサイドボデーアウターパネル12の外側にア
ッパーレール13を設置し、スライドドア10の上端部から
内側へ延設されたアーム14の端部にローラピン15を立設
し、該ローラピンにアッパーローラ16を回転自在に支承
している。さらに、アッパーローラ16は、ローラピン15
の頭部15aによってその上方への抜けが防止され、アッ
パーレール13内に転動自在に収容されている。
これによって、スライドドア10は、アーム14,ローラピ
ン15,ローラ16およびアッパーレール13を介してアッパ
ーパネル12に開閉自在に支持されている。
特に、本考案では、ローラピン15の頭部15aの直径Dを
アッパーレール13の開口13aの幅Eよりも大きく、かつ
アッパーローラ16の直径Fよりも小さく設定している。
これによって、従来のように、第3図に示すようにスラ
イドドア10が外力Gによって一点鎖線で示すように変形
されてローラ16が割れたとしても、ローラピン15の頭部
15aがアッパーレール13の下端部13b,13bに引掛かるた
め、スライドドア10の車体からの脱落は防止される。
f.考案の効果 以上説明したように、本考案に係るスライドドアの支持
構造によれば、ローラピンの頭部をガイドレールの開口
の幅より大きく設定しているのでスライドドアが変形さ
れてローラが割れても、スライドドアの車体からの脱落
が効果的に防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案に係るスライドドアの支持構造
の一実施例を示すもので、第1図はその車両の斜視図、
第2図はその要部の拡大断面図、第3図はその概念図、
第4図および第5図は従来のスライドドアの支持構造の
要部を拡大して示す断面図である。 10…スライドドア、11…車両、12…サイドフレーム、13
…アッパーレール(ガイドレール)、13a…開口、14…
アーム、15…ローラピン、15a…頭部、16…ローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガイドレール内を転動するローラをスライ
    ドドアから延設したアームの端部に立設したローラピン
    で回転自在に支承するとともに、該ローラピンの頭部で
    上記ローラの上方への抜けを防止するようにしたスライ
    ドドアの支持構造において、上記ローラピンの頭部を上
    記ローラの直径より小さく、かつ上記ガイドレールの開
    口の幅よりも大きく形成したことを特徴とするスライド
    ドアの支持構造。
JP10900688U 1988-08-19 1988-08-19 スライドドアの支持構造 Expired - Lifetime JPH0715778Y2 (ja)

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JPH0230724U JPH0230724U (ja) 1990-02-27
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JP7411306B2 (ja) * 2021-05-11 2024-01-11 株式会社アイシン ガイドレール

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JPH0230724U (ja) 1990-02-27

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