JP2529870Y2 - 吊戸用欄間パネルの保持装置 - Google Patents
吊戸用欄間パネルの保持装置Info
- Publication number
- JP2529870Y2 JP2529870Y2 JP1993035859U JP3585993U JP2529870Y2 JP 2529870 Y2 JP2529870 Y2 JP 2529870Y2 JP 1993035859 U JP1993035859 U JP 1993035859U JP 3585993 U JP3585993 U JP 3585993U JP 2529870 Y2 JP2529870 Y2 JP 2529870Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- support rod
- transom
- door
- transom panel
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、吊戸の上方に設置され
たレールや吊戸作動機構などを覆う欄間パネルを、その
開放状態において保持する装置に関する。
たレールや吊戸作動機構などを覆う欄間パネルを、その
開放状態において保持する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般の吊戸では、レールやロー
ラ、自動吊戸では、これらに加えてモータや配線、並び
にコントローラ等の作動に関する機構が、吊戸の上方に
設置されており、この作動機構部を隠すために、欄間パ
ネルが設けられている。しかして欄間パネルは、作動機
構の点検保守ができるように、嵌込み若しくはボルト止
め等により、取り外し可能として取付けられている。
ラ、自動吊戸では、これらに加えてモータや配線、並び
にコントローラ等の作動に関する機構が、吊戸の上方に
設置されており、この作動機構部を隠すために、欄間パ
ネルが設けられている。しかして欄間パネルは、作動機
構の点検保守ができるように、嵌込み若しくはボルト止
め等により、取り外し可能として取付けられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来の欄間パネルは、点検保守のたびにこれを取り外さ
ねばならず、その取り外しや再取り付けの作業が面倒で
ある。
従来の欄間パネルは、点検保守のたびにこれを取り外さ
ねばならず、その取り外しや再取り付けの作業が面倒で
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、この問題を解
決しようとしてなされたもので、吊戸の上方に配設し た
吊戸作動機構部を覆う欄間パネルの上辺部を、天井の下
面に配設した上部フレームに枢着し、前記欄間パネルの
内面に、倒立V状をなすとともに、側方へ撓曲しうるよ
うにした金属製の支持棒の開脚下端部を上下に回動しう
るようにして枢着し、支持棒の一方の脚杆を、欄間パネ
ルの内面に設けた係止片に係止させ、かつ支持棒のV状
の頂点に、欄間パネルの開放時に、吊戸作動機構部に設
けた係止孔に係止しうる突片を設けたことを特徴として
いる。
決しようとしてなされたもので、吊戸の上方に配設し た
吊戸作動機構部を覆う欄間パネルの上辺部を、天井の下
面に配設した上部フレームに枢着し、前記欄間パネルの
内面に、倒立V状をなすとともに、側方へ撓曲しうるよ
うにした金属製の支持棒の開脚下端部を上下に回動しう
るようにして枢着し、支持棒の一方の脚杆を、欄間パネ
ルの内面に設けた係止片に係止させ、かつ支持棒のV状
の頂点に、欄間パネルの開放時に、吊戸作動機構部に設
けた係止孔に係止しうる突片を設けたことを特徴として
いる。
【0005】
【作用】欄間パネルの開放時には、その上辺部を中心と
して下辺部を上方にはね上げ、かつ欄間パネルの内面の
支持棒を側方へ撓ませて係止片から外し、その先端の突
片を、吊戸作動機構部の係止孔に係止させることによ
り、欄間パネルを開いた状態で保持することができる。
して下辺部を上方にはね上げ、かつ欄間パネルの内面の
支持棒を側方へ撓ませて係止片から外し、その先端の突
片を、吊戸作動機構部の係止孔に係止させることによ
り、欄間パネルを開いた状態で保持することができる。
【0006】
【実施例】図1は、典型的な吊戸装置の例を示す正面図
である。吊戸(6)は、側方の戸袋(1)の中へ引き込むこ
とができるようにして、その上部を吊支されている。こ
の吊支機構および作動機構を収納する空間は、欄間パネ
ル(3)で隠され、欄間パネル(3)の上辺部は、天井の下
面に配設した上部フレーム(14)に、蝶番(2)をもって取
り付けられている。
である。吊戸(6)は、側方の戸袋(1)の中へ引き込むこ
とができるようにして、その上部を吊支されている。こ
の吊支機構および作動機構を収納する空間は、欄間パネ
ル(3)で隠され、欄間パネル(3)の上辺部は、天井の下
面に配設した上部フレーム(14)に、蝶番(2)をもって取
り付けられている。
【0007】図2は、吊戸(6)の作動機構部の一例を示
す図で、吊戸(6)の上面に取り付けられたローラ(9)
は、ガイドレール(5)に乗っている。この吊戸(6)を走
行させるリニアモータ(10)は、マイコン付きコントロー
ラ(4)で制御される。欄間パネル(3)は、この作動機構
部を隠している。
す図で、吊戸(6)の上面に取り付けられたローラ(9)
は、ガイドレール(5)に乗っている。この吊戸(6)を走
行させるリニアモータ(10)は、マイコン付きコントロー
ラ(4)で制御される。欄間パネル(3)は、この作動機構
部を隠している。
【0008】欄間パネル(3)とこれを支持する支持棒
(7)の一例を、図3を参照して述べる。欄間パネル(3)
は、板金の周縁部を折曲げてフランジとして剛性を強め
たもので、図3はこれを内面側から示している。欄間パ
ネル(3)の内面の左右両側部近くには、支持棒(7)が格
納されている。
(7)の一例を、図3を参照して述べる。欄間パネル(3)
は、板金の周縁部を折曲げてフランジとして剛性を強め
たもので、図3はこれを内面側から示している。欄間パ
ネル(3)の内面の左右両側部近くには、支持棒(7)が格
納されている。
【0009】支持棒(7)は、側方へ撓みうるように、金
属の棒材を倒立V字形に折曲げ、かつその開いた下端部
を外方向に折曲たもので、下端の折曲部を、欄間パネル
(3)の内面下辺部に取り付けた耳片(8)に枢動可能に差
し込んである。支持棒(7)の倒立V状の頂点は、欄間パ
ネル(3)の上辺部付近にまで達し、かつ支持棒(7)の外
側の脚杆の中間部は、欄間パネル(3)の内面に取り付け
た係止片(11)に仮止めされている。
属の棒材を倒立V字形に折曲げ、かつその開いた下端部
を外方向に折曲たもので、下端の折曲部を、欄間パネル
(3)の内面下辺部に取り付けた耳片(8)に枢動可能に差
し込んである。支持棒(7)の倒立V状の頂点は、欄間パ
ネル(3)の上辺部付近にまで達し、かつ支持棒(7)の外
側の脚杆の中間部は、欄間パネル(3)の内面に取り付け
た係止片(11)に仮止めされている。
【0010】図4に示すように、係止片(11)は、内側方
が開口する受部を有している。従って、支持棒(7)全体
を弾性的に内側方へ撓めることにより、その外側の脚杆
を係止片(11)から外すことができる。
が開口する受部を有している。従って、支持棒(7)全体
を弾性的に内側方へ撓めることにより、その外側の脚杆
を係止片(11)から外すことができる。
【0011】図5は、支持棒(7)を用いて、欄間パネル
(3)を開放状態に保持した状況を示す。欄間パネル(3)
は、その上辺部の蝶番(2)を中心として、大きく上方に
回動されている。
(3)を開放状態に保持した状況を示す。欄間パネル(3)
は、その上辺部の蝶番(2)を中心として、大きく上方に
回動されている。
【0012】この状態で、欄間パネル(3)の内面の支持
棒(7)を内側方へ撓ませて、その外側の脚杆を係止片(1
1)から外し、ついで支持棒(7)を耳片(8)を中心として
下向回動させ、その倒立V状の頂点に設けた突片(12)
を、作動機構部に穿設した係止孔(13)に差し込んで止め
る。このようにして、欄間パネル(3)は、簡単に開放状
態で保持される。
棒(7)を内側方へ撓ませて、その外側の脚杆を係止片(1
1)から外し、ついで支持棒(7)を耳片(8)を中心として
下向回動させ、その倒立V状の頂点に設けた突片(12)
を、作動機構部に穿設した係止孔(13)に差し込んで止め
る。このようにして、欄間パネル(3)は、簡単に開放状
態で保持される。
【0013】
【考案の効果】本考案によると、吊戸の作動機構を点検
保守する際、その都度欄間パネルを取り外す必要はな
く、欄間パネルを作動機構部の上方に向けて回動させ、
支持棒で係止すれば、欄間パネルを開いた状態に保持す
ることができる。従って、作動機構の点検保守を、きわ
めて容易にかつ短時間で行うことができる。
保守する際、その都度欄間パネルを取り外す必要はな
く、欄間パネルを作動機構部の上方に向けて回動させ、
支持棒で係止すれば、欄間パネルを開いた状態に保持す
ることができる。従って、作動機構の点検保守を、きわ
めて容易にかつ短時間で行うことができる。
【図1】吊戸装置の正面図である。
【図2】吊戸の上部とその作動機構の一例を示す部分斜
視図である。
視図である。
【図3】欄間パネルを内面側からみた正面図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿う横断面図である。
【図5】片方の欄間パネルを開いた状態を示す吊戸装置
の上部の横断面図である。
の上部の横断面図である。
(1)戸袋 (2)蝶番 (3)欄間パネル (4)コントローラ (5)ガイドレール (6)吊戸 (7)支持棒 (8)耳片 (9)ローラ (10)リニアモータ (11)係止片 (12)突片 (13)係止孔 (14)上部フレーム
Claims (1)
- 【請求項1】 吊戸の上方に配設した吊戸作動機構部を
覆う欄間パネルの上辺部を、天井の下面に配設した上部
フレームに枢着し、前記欄間パネルの内面に、倒立V状
をなすとともに、側方へ撓曲しうるようにした金属製の
支持棒の開脚下端部を上下に回動しうるようにして枢着
し、支持棒の一方の脚杆を、欄間パネルの内面に設けた
係止片に係止させ、かつ支持棒のV状の頂点に、欄間パ
ネルの開放時に、吊戸作動機構部に設けた係止孔に係止
しうる突片を設けたことを特徴とする吊戸用欄間パネル
の保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993035859U JP2529870Y2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 吊戸用欄間パネルの保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993035859U JP2529870Y2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 吊戸用欄間パネルの保持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH076450U JPH076450U (ja) | 1995-01-31 |
JP2529870Y2 true JP2529870Y2 (ja) | 1997-03-19 |
Family
ID=12453715
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993035859U Expired - Lifetime JP2529870Y2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 吊戸用欄間パネルの保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2529870Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0339586U (ja) * | 1989-08-30 | 1991-04-16 |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP1993035859U patent/JP2529870Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH076450U (ja) | 1995-01-31 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19961001 |