JP2551680Y2 - パネルシャッター - Google Patents

パネルシャッター

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JP2551680Y2
JP2551680Y2 JP1989075710U JP7571089U JP2551680Y2 JP 2551680 Y2 JP2551680 Y2 JP 2551680Y2 JP 1989075710 U JP1989075710 U JP 1989075710U JP 7571089 U JP7571089 U JP 7571089U JP 2551680 Y2 JP2551680 Y2 JP 2551680Y2
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、パネル駆動用のスプロケットに噛合する
チェーンで連繋された上下複数段のパネルと、該パネル
を昇降開閉方向にガイドするガイドレールとの関連構成
を改良したパネルシャッターに関するものである。
【従来の技術】
第5図は従来のパネルシャッターを示す概略的な正面
図、第6図は第5図A部の拡大断面図、第7図は第5図
におけるパネル収納ボックス部分の拡大断面図である。 第5図において、1はシャッター開閉用開口の両側に
起立配置された左右一対のガイドレールであり、これら
のガイドレール1は、第6図に示すように、内側のガイ
ドレール本体10と外側のレール取付枠11とを組合せた二
重構造となっている。 更に詳しく述べると、上記ガイドレール本体10は、そ
れぞれの対向面側にパネルガイド用の縦長開口10aを有
する中空部材から成り、その縦長開口10aの両側壁部に
は外向鍔状の取付片部10bが一体的に設けられている。 一方、上記レール取付枠11は、上記ガイドレール本体
10と同様に対向面側が開口し、該開口から上記ガイドレ
ール本体10を収納可能で、且つ、該ガイドレール本体10
との間で空間部L1,L2を形成する大きさの中空部材から
成っている。 上記空間部L1,L2において、L1は後述するパネル5か
らロングピン(パネル連繋用ピン)Pを抜き取るために
必要なピン抜取り酔用う空間部であり、L2は上記取付片
部10bに対応した空間部である。 かかるレール取付枠11の開口端部には化粧枠12が取付
けられ、この化粧枠12に上記ガイドレール本体10の取付
片部10bがネジ13で着脱可能に止着されるようになって
いる。 従って、上記レール取付枠11内に化粧枠12を介して上
記ガイドレール本体10を嵌込み収納し、該ガイドレール
本体10の取付片部10bを上記化粧枠12に当接してネジ13
で止着することにより、二重構造のガイドレール1が予
め組立てられ、このガイドレール1が上述の如くシャッ
ター開閉用開口の両側に起立配置されている。 このような二重構造のガイドレール1の上部には、第
5図及び第7図に示すように、パネル収納ボックス(以
下、単にボックスという)2が配置されている。このボ
ックス2内には、第7図に示すように、その出入口上方
に位置するパネル駆動用のスプロケット3と、このスプ
ロケット3の上部近傍に前端側が位置して後端側が漸次
下降傾斜するパネル吊持収納用の支持レール7と、上記
スプロケット3を正逆回転駆動する開閉機Mのそれぞれ
が配置されている。 そして、上記スプロケット3には、ガイドレール本体
10内で昇降動作してボックス2内の支持レール7側に移
行可能なチェーン4が噛合している。 このチェーン4は、上記ガイドレール1の相互間で垂
直方向に隣合う上下複数段のパネル5を連繋している。 即ち、上記チェーン4のパネル吊持個所には、第6図
に示すように、そのチェーンリンク連結部を貫通するリ
ンクピンP1を兼ねたロングピンPが設けられている。 このロングピンPの一端部には、後述するパネル収納
時に上記支持レール7上に移行させるガイドローラRが
回転自在に取付けられ、そのロングピンPの他端側は、
上記各パネル5の上部両側にピンブラケット6を介して
挿脱可能に差し込み連結されている。 従って、各パネル5は、それぞれの上部両側が上記ロ
ングピンPを介して上記チェーン4で連繋されている。 このようにチェーン4で連繋された上下複数段の各パ
ネル5の両側部が第6図に示すように上記ガイドレール
本体10の縦長開口10aに昇降自在に嵌込み係合されてい
る。 従って、上記チェーン4とロングピンPおよびガイド
ローラRのそれぞれは上記ガイドレール本体10内に昇降
自在に収納され、この状態において、上記ガイドレール
本体10は、上記パネル5からロングピンPが抜け出すの
を防止している。 次に動作について説明する。 左右のガイドレール1間にパネル5が繰り出されたシ
ャッター閉鎖状態において、開閉機Mをパネル収納方向
に起動させると、スプロケット3が第7図中で時計廻り
方向に回転駆動され、チェーン4が巻き上げられること
により、上記各パネル5が順次ボックス2内に進入して
くる。 そして、上記スプロケット3を通過したパネル5は、
その上部両側のガイドローラRが支持レール7上に移行
する。この支持レール7は後端側が漸次下降傾斜してい
るので、該支持レール7上に移行したガイドローラRは
パネル5の自重で下降転動する。 もって、上述の如くボックス2内に進入したパネル5
は、その上部両側のガイドローラRを介して支持レール
7上で隣接垂下状態に吊持されて収納される。 このようなパネル収納状態から開閉機Mを逆起動させ
ると、スプロケット3が反時計廻り方向に回転駆動され
ることにより、上記各パネル5はチェーン4を介して両
ガイドレール1間に送り出され、該ガイドレール1間を
閉止する。 かかるシャッター閉止状態において、一部のパネル5
を交換する必要が生じた場合、まず、全てのパネル5を
ボックス2内に巻き上げる。次いで、各ガイドレール1
のネジ13を取り外した後、レール取付枠11からガイドレ
ール本体10を取り外す。 これによって、上記ガイドレール本体10内でピン抜取
り用空間部L1が開放される。 この状態において、交換すべきパネル5を適当な位置
まで下降させる。次いで、上述の如く開放されたピン抜
取り空間部L1分だけ上記パネル5を片寄らせることによ
って、該パネル5からロングピンPを抜き取ることが可
能となる。 そこで、上記ロングピンPをパネル5から引き抜くこ
とにより、該パネル5がチェーン4から取り外される。 このようにして取り外したパネル5を新規パネルと交
換し、該新規パネル5の上部両側部に上記ロングピンP
を差し込んだ後、再度、全てのパネル5をボックス2内
に巻き上げる。 次いで、レール取付枠11内にガイドレール本体10を嵌
込み収納し、該ガイドレール本体10の取付片部10bを化
粧枠12にネジ13で止着固定する。 この状態で上記ボックス2内からガイドレール1間に
パネル5を繰り出せば、該パネル5のチェーン4とロン
グピンPおよびガイドローラRがガイドレール本体10内
に下降する。このとき、ロングピンPはガイドレール本
体10によってパネル5からの抜け出しが防止される。
【考案が解決しようとする課題】
従来のパネルシャッターのガイドレールは以上のよう
にガイドレール本体10とレール取付枠11との二重構造か
ら成り、上記レール取付枠11内に化粧枠12を介して上気
ガイドレール本体10を嵌込み収納し、該ガイドレール本
体10の取付片部10bを上記化粧枠12にネジ13で着脱可能
に止着し、それらのガイドレール本体10とレール取付枠
11との間に空間部L1,L2を形成する構成と成っているの
で、部品点数が多く、構造が複雑となって製作コストが
アップし、しかも、上記レール取付枠11を含んだ外寸が
大きくなることによりパネルシャッターの据付個所が制
約されるのみならず、パネルシャッターの組立作業およ
びパネル交換作業が頗る面倒であると共に、メンテナン
スにも非常に不便であるなどの問題点があった。 この考案は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、部品点数が減少して構成が簡素化し、コス
トダウンが図れると共に、外寸が小さくなることによ
り、シャッター据付個所が制約されることがなく、しか
も、パネル交換時にガイドレールを取り外したり、ガイ
ドレール内にチェーンからロングピンを取り外すことな
くパネル交換作業を容易に手際よく行うことができるパ
ネルシャッターを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案に係るパネルシャッターは、シャッタ
ー開閉用開口の両側に起立配置され、対向面部にパネル
ガイド用の縦長開口を有する中空部材から成って上部に
パネル収納ボックスが配置された左右一対のガイドレー
ル本体を備え、上記パネル収納ボックス内で左右のパネ
ル駆動用のスプロケットに噛合させた左右のチェーンを
上記ガイドレール本体の内部に昇降移動自在に垂下さ
せ、それらのチェーンには所定の間隔で複数のパネル連
繋用のロングピンを設け、該ロングピンにパネルの両側
を吊持させると共に、該パネルの両側部を上記ガイドレ
ール本体の上記縦長開口に昇降摺動自在に嵌込み係合さ
せ、上記スプロケットの正逆回転による上記チェーンの
送り動作で上記各パネルを上記左右のガイドレール本体
間で昇降開閉させるパネルシャッターにおいて、上記ロ
ングピンを上記各パネルの両側に挿脱可能に差し込んで
該パネルを上記チェーンに吊持させると共に、上記ガイ
ドレール本体内の奥部には、上記ロングピンを上記パネ
ルから抜き取るに必要なピン抜取り用空間部を仕切り形
成して、上記各パネルから上記ピンが抜け出すのを防止
する内部レールアタッチメントを着脱可能に止着し、該
内部レールアタッチメントを取り外して上記ガイドレー
ル本体内部の上記チェーンに上記ロングピンを残したま
ま該ロングピンを上記ガイドレール本体内でパネルから
抜き取り可能にしたものである。 請求項2の考案に係るパネルシャッターは、上記ピン
抜取り空間部が、上記ガイドレール本体の内側から上記
ロングピンを挿入可能にすべく、上記ガイドレール本体
の背壁中央部を長手方向に沿って外方に突出または膨出
させ、脱状態のときは上記ガイドレール本体側に連通す
る、着脱可能な内部レールアタッチメントで仕切り形成
されているものである。
【作用】
請求項1の考案におけるパネルシャッターは、従来の
レール取付枠11を必要とせず、ガイドレール本体内に内
部レールアタッチメントを着脱可能に止着しただけであ
り、このため、部品点数が少なく、構成が頗る簡単でコ
ストダウンが図れると共に、ガイドレール本体だけの外
寸は上記レール取付枠11の外寸よりも小さくなるので、
パネルシャッター据付個所の制約も緩和される。それで
いて、上記内部レールアタッチメントは、上記ガイドレ
ール本体の内部でパネルからロングピンが抜け出すのを
防止するので、上記ガイドレール本体に沿ったパネルの
昇降動作を円滑に遂行させ得る。また、パネル交換に際
しては、全てのパネルを上部のパネル収納ボックス内に
一旦巻き上げれば、上記ガイドレール本体内から上記内
部レールアタッチメントを容易に取り外すことができ、
その取り外しによって、上記ガイドレール本体の内部空
間が拡がるので、この状態で交換すべきパネルを下降さ
せれば、該下降位置のパネルからロングピンをガイドレ
ール本体の内部で容易に抜き取ることができる。したが
って、ガイドレール本体の内部に垂下したチェーンにロ
ングピンを残したままパネルだけをガイドレール本体か
ら取り外すことができ、パネルの交換作業が簡単に手際
よく行える。 請求項2の考案におけるパネルシャッターは、ガイド
レール本体および内部レールアタッチメントの一層の小
型化および簡素化が図れる。
【実施例】 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第
1図はこの考案の第1実施例によるパネルシャッターの
ガイドレールを第6図に対応して示す断面図、第2図は
第1図のパネル交換時の状態を示す断面図であり、第5
図〜第7図との同一部分または相当部分には同一符号を
付して重複説明を省略する。 第1図において、1はガイドレール本体10内の奥部に
は内部レールアタッチメント14が内側から長ネジ15で着
脱に止着固定されている。 上記内部レールアタッチメント14は、ガイドレール本
体10内にピン抜取り用空間部Lを仕切り形成する仕切板
部14aと、該仕切板部14aに直角方向へ一体突設されて上
記ガイドレール本体10の奥壁(背面壁)内面に当接する
ことにより、該奥壁内面と上記仕切板部14aとの間に所
定寸法の上記ピン抜取り用空間部Lを維持する間隔保持
片部14bとから成っている。 そして、上記仕切板部14aの中央部には、その長手方
向の所定間隔毎に複数の長ネジ挿通穴14cが設けられて
いる。 一方、ガイドレール本体10の背面壁には、上記長ネジ
挿通穴14cに対応するネジ孔10cが設けられている。 また、ガイドレール本体10の背面壁中央部には、上記
ネジ孔10cを外側で覆う断面円弧状の膨出壁部10dが一体
形成されている。なお、この膨出壁部10dは開閉可能な
もの、或いは着脱可能なキャップから成るものでもよ
い。 次に、上記第1実施例のパネルシャッターのガイドレ
ールの組立について説明する。 まず、ガイドレール本体10内に内部レールアタッチメ
ント14を嵌込み収納し、この内部レールアタッチメント
14の長ネジ挿通穴14cに挿通された長ネジ15を上記ガイ
ドレール本体10のネジ孔10cに螺合して緊締することに
より、上記ガイドレール本体10内の奥部内壁に上記内部
レールアタッチメント14を止着固定する。 このようにして、内部レールアタッチメント14が予め
ユニット化され、この内部レールアタッチメント14によ
ってピン抜取り用空間部Lが仕切り形成されたガイドレ
ール本体10は、シャッター開閉用開口の両側に起立配置
されて使用に供せられる。 なお、上記ガイドレール本体10を備えたパネルシャッ
ターの開閉動作は従来の場合と同様のため、その動作説
明を省略する。 パネルシャッターに使用状態において、パネル5を交
換する必要が生じた場合には、まず、第5図における全
てのパネル5をボックス2内に巻き上げ収納させる。 次いで、ガイドレール本体10内の内部レールアタッチ
メント14の長ネジ15をドライバーで取り外し、ガイドレ
ール本体10内から内部レールアタッチメント14を取り外
す。 これにより、ガイドレール本体10内のピン抜取り用空
間部Lが開放されるため、その分、上記ガイドレール本
体10の内部空間が第2図に示すように拡る。この状態で
交換すべきパネル5をガイドレール本体10に沿って所定
位置まで下降させれば、該ガイドレール本体10内におい
て、上記パネル5からロングピンPを第2図に示すよう
に引き抜くことができ、この引き抜きによって、上記パ
ネル5がチェーン4およびガイドレール本体10から取り
外される。 その後、新規パネル5の両側部を上記ガイドレール本
体10のパネルガイド用開口10aに発明名み係合させ、こ
の状態で上記新規パネル5の上部両側のピンブラケット
6に上記ロングピンPを差し込むことにより、上記新規
パネル5は上記チェーン4に連繋吊持される。 次いで、上記チェーン4で連繋吊持された全てのパネ
ル5を再度ボックス2内に巻き上げ収納する。その巻き
上げ収納は、第7図中で上記チェーン4を噛合させたス
プロケット3をパネル収納方向に回転駆動することによ
り行われる。 その後、ガイドレール本体10内に内部レールアタッチ
メント14を嵌込み収納し、この内部レールアタッチメン
ト14を上記ガイドレール本体10内の奥壁部に長ネジ15で
止着固定することにより、パネル5の交換作業は終了す
る。 第3図はこの考案の第2実施例によるパネルシャッタ
ーのガイドレールを示す断面図である。 この第2実施例では、ガイドレール本体10の奥壁部
(背面壁部)が外方へ台形状に突出する膨出壁部10dと
して形成され、この膨出壁部10dの両側基端部内面には
係合溝10eが設けられている。 一方、内部レールアタッチメント14は、その両側部に
屈曲部14dを形成し、且つ、該屈曲部14dの端部に係合片
部14eを屈曲形成した形状構成となっている。 そして、上記係合片部14eを上記係合溝10eに対し着脱
可能に弾性係合させることにより、ガイドレール本体10
内の奥部に内部レールアタッチメント14が止着固定さ
れ、この内部レールアタッチメント14は上記ガイドレー
ル本体10の膨出壁部10dとの間でピン抜取り用空間部L
を仕切り形成する。 したがって、この第2実施例の場合も第1実施例の場
合と同様の作用効果を奏する。 第4図はこの考案の第3実施例によるパネルシャッタ
ーのガイドレールを示す断面図である。 この第3実施例では、ガイドレール本体10の背面壁中
央部に長手方向へ沿う中空突出部10dを一体突設してい
る。この中空突出部10dは、ガイドローラRおよびロン
グピンPを上記ガイドレール本体10内から挿脱自在に挿
入し得る程度の溝状空間部(ピン抜取り用空間部)Lを
形成している。また、上記中空突出部10dの先端側内部
にはネジ孔10cを有する仕切壁部10fが設けられている。 一方、内部レールアタッチメント14は上記中空突出部
10d内にガイドレール本体10内から挿脱自在に嵌挿さ
れ、上記ネジ孔10cに螺合された長ネジ15で上記仕切壁
部10fに止着固定されて上記中空突出部10dの内側開口端
を閉塞するキャップ状に形成されている。 したがって、この第3実施例の場合も、上記第1実施
例および第2実施例の場合と同様の作用効果を奏する。
【考案の効果】
以上のように、請求項1の考案によれば、ガイドレー
ル本体内に内部レールアタッチメントを着脱可能に止着
しただけの頗る簡単な構成であり、このため、部品点数
が少なく、コストダウンが図れると共に、従来のような
レール取付枠を必要としないので、レール外寸が小さく
なって、パネルシャッター据付個所の制約も緩和される
という効果がある。しかも、上記内部レールアタッチメ
ントは、上記ガイドレール本体内にピン抜取り用空間部
を仕切り形成するものでありながら、パネルからロング
ピンが抜け出すのを防止することができ、このため、上
記ガイドレール本体に沿ったパネルの昇降動作を円滑に
遂行させ得るという効果がある。また、パネル交換に際
しては、全てのパネルを上部のパネル収納ボックス内に
一旦巻き上げれば、上記ガイドレール本体内から上記内
部レールアタッチメントを容易に取り外すことができ、
その取り外しによって、上記ガイドレール本体の内部空
間が拡がるので、この状態で交換すべきパネルを下降さ
せれば、該下降位置のパネルからロングピンをガイドレ
ール本体の内部で容易に抜き取ることができる。したが
って、ガイドレール本体の内部に垂下したチェーンにロ
ングピンを残したままパネルだけをガイドレール本体か
ら取り外すことができ、パネルの交換作業が簡単に手際
よく行えるという効果がある。 請求項2の考案におけるパネルシャッターは、ガイド
レール本体および内部レールアタッチメントの一層の小
型化および簡素化が図れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1実施例によるパネルシャッター
のガイドレールを示す断面図、第2図は第1図のパネル
交換時の状態を示す断面図、第3図はこの考案の第2実
施例によるパネルシャッターのガイドレールを示す断面
図、第4図はこの考案の第3実施例によるパネルシャッ
ターのガイドレールを示す断面図、第5図は従来のパネ
ルシャッターを示す概略的な正面図、第6図は第5図A
部の拡大断面図、第7図は第5図におけるパネル収納ボ
ックス部分の拡大断面図である。 1……ガイドレール、2……ボックス、4……チェー
ン、5……パネル、10……ガイドレール本体、14……内
部レールアタッチメント、L……ピン抜取り用空間部。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャッター開閉用開口の両側に起立配置さ
    れ、対向面部にパネルガイド用の縦長開口を有する中空
    部材から成って上部にパネル収納ボックスが配置された
    左右一対のガイドレール本体を備え、上記パネル収納ボ
    ックス内で左右一対のパネル駆動用のスプロケットに噛
    合させた左右一対のチェーンを上記ガイドレール本体の
    内部に昇降移動自在に垂下させ、それらのチェーンには
    所定の間隔で複数のパネル連繋用のロングピンを設け、
    該ロングピンにパネルの両側を吊持させると共に、該パ
    ネルの両側部を上記ガイドレール本体の上記縦長開口に
    昇降摺動自在に嵌込み係合させ、上記スプロケットの正
    逆回転による上記チェーンの送り動作で上記各パネルを
    上記左右一対のガイドレール本体間で昇降開閉させるパ
    ネルシャッターにおいて、上記ロングピンを上記各パネ
    ルの両側に挿脱可能に差し込んで該パネルを上記チェー
    ンに吊持させると共に、上記ガイドレール本体内の奥部
    には、上記ロングピンを上記パネルから抜き取るに必要
    なピン抜取り用空間部を仕切り形成して、上記各パネル
    から上記ロングピンが抜け出すのを防止する内部レール
    アタッチメントを着脱可能に止着し、該内部レールアタ
    ッチメントを取り外して上記ガイドレール本体内部の上
    記チェーンに上記ロングピンを残したまま該ロングピン
    を上記ガイドレール本体内でパネルから抜き取り可能に
    したことを特徴とするパネルシャッター。
  2. 【請求項2】上記ピン抜取り空間部は、上記ガイドレー
    ル本体の内側から上記ロングピンを挿入可能にすべく、
    上記ガイドレール本体の背壁中央部を長手方向に沿って
    外方に突出または膨出させ、脱状態のときは上記ガイド
    レール本体側に連通する、着脱可能な内部レールアタッ
    チメントで仕切り形成されていることを特徴とする請求
    項1記載のパネルシャッター。
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