JP2000120357A - シャッターボックスの取付構造 - Google Patents
シャッターボックスの取付構造Info
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Abstract
易にし、省スペース化を図る。 【解決手段】 窓枠等に設けられる支持板35,36
と、支持板35,36に支持され内部にシャッター4が
収納されるボックス本体とを備えたシャッターボックス
21の取付構造である。支持板35,36には、ボック
ス本体を一時的に引っ掛けて支持すると共に水平方向の
移動を許容する仮付け板部35C,36Cを備えた。ボ
ックス本体には、仮付け板部35C,36Cに引っ掛か
ってボックス本体を支持し水平方向に移動するフック部
28,29を備えた。フック部28,29は、ブラケッ
ト23,24の一部を折り返して溝状に形成した。仮付
け板部35C,36Cの上端部にはくさび状の係止爪3
5F,36Fを形成した。フック部28,29には係止
爪35F,36Fに嵌合する嵌合穴31,32を設け
た。
Description
ーを巻き取って収納したシャッターボックスの、壁面、
窓枠や扉枠等への取付構造に関する。
図3に示すように構成されている。なお、図2はシャッ
ターボックス1の内部構造を示す斜視図、図3はシャッ
ターボックス1の取り付け状態を示す斜視図である。
ように、通路や窓等の上部に取り付けられる。シャッタ
ーボックス1の両端の下側にはガイドレール2,3が配
設され、シャッターボックス1内に巻き取ったシャッタ
ー4の上下動を案内する。そして、シャッター4はシャ
ッターボックス1から引き出されてガイドレール2,3
に沿って下ろされ、窓や通路等を塞ぐ。
2のようになっている。図中の5は巻き取り軸である。
この巻き取り軸5の両端部にはブラケット6,7が配設
され、巻き取り軸5を回転可能に支持している。各ブラ
ケット6,7は、複数の補強板8,9で補強されてい
る。なお、補強板8,9は、断面L字型に形成されてい
る。また、ブラケット6,7及び補強板8,9には、そ
れらを覆う箱状の化粧板10(図3参照)が取り付けら
れている。巻き取り軸5には、引き出されたシャッター
4を軽い力で持ち上げられるようにするためのスプリン
グ11が設けられている。
の上部に取り付けられた支持板12,13で支持され
る。この支持板12,13は、シャッターボックス1の
壁側の補強板9に引っ掛かることで、シャッターボック
ス1を支持するようになっている。
板12,13自身を壁等に固定するためのネジ穴12
A,13Aを備えた平板部12B,13Bと、この平板
部12B,13Bの上部に設けられ、断面L字型の補強
板9の縦板部分に係止してシャッターボックス1を支持
する係止用段部12C,13Cと、この係止用段部12
C,13Cの上部に前方(取り付けられるシャッターボ
ックス1側)へ傾斜して形成され、補強板9の縦板部分
を係止用段部12C,13Cへ案内する案内板部12
D,13Dと、平板部12B,13Bの下部に水平に張
り出して設けられると共にその中央部にネジ穴12E,
13Eが設けられ、シャッターボックス1を下側から固
定して支持する下側支持板部12F,13Fとから構成
されている。
は、シャッターボックス1が取り付けられる位置の壁等
に固定される。そして、シャッターボックス1は、支持
板12,13に吊り込んで支持される。
うにして行われる。支持板12,13の位置までシャッ
ターボックス1を運び、一旦上方へ持ち上げて、補強板
9を支持板12,13の案内板部12D,13Dに掛け
る。補強板9が案内板部12D,13Dに掛かった状態
で、シャッターボックス1をそのまま下ろす。これによ
り、補強板9が案内板部12D,13Dに案内されて係
止用段部12C,13Cにはまり込んで支持される。シ
ャッターボックス1の下部は下側支持板部12F,13
Fに支持される。
シャッターボックス1の取付構造では、シャッターボッ
クス1を支持板12,13に吊り込むために一旦持ち上
げる必要がある。このため、天井近くにシャッターボッ
クス1を取り付ける場合には、シャッターボックス1を
持ち上げて支持板12,13に吊り込むためのスペース
を、シャッターボックスの上部に確保する必要がある。
このスペースはシャッターボックス1の取り付けのとき
だけ必要なもので、その後は無駄なスペースとなる。さ
らに、設計上の制約も受ける。
ときには、シャッターボックス1を、作業者が手で持っ
たり、或いはクレーンやフォークリフトを用いて、取付
位置よりも高い位置まで一旦持ち上げて、補強板9を支
持板12,13に位置合わせしなければならない。
上げる場合には、シャッターボックス1が相当な重さで
あるため、補強板9を支持板12,13に位置合わせし
て掛ける作業は容易ではなく、取付け作業性が悪い。ま
た、クレーンやフォークリフトを用いる場合は、さらに
位置合わせが困難で、取付け作業性が悪い。
たもので、取り付けのためのスペースを必要とせずに、
取り付け作業性を向上させたシャッターボックスの取付
構造を提供することを目的とする。
ターボックスの取付構造は、取り付け対象部位に設けら
れる支持部材と、その支持部材に支持されると共に内部
にシャッターが巻き取られて収納されるボックス本体と
を備えたシャッターボックスの取付構造において、前記
支持部材は、対象部位に対して別体又は一体に構成さ
れ、前記ボックス本体を一時的に引っ掛けて支持すると
共に支持したボックス本体のほぼ水平方向の移動を許容
する仮付け部を備え、前記ボックス本体は、前記仮付け
部に引っ掛かってボックス本体を支持すると共にほぼ水
平方向に移動できるフック部を備えたことを特徴とす
る。
るときは、支持部材の仮付け部にボックス本体のフック
部を引っ掛ける。次いで、ボックス本体の水平方向の奥
側へ押し込む。これだけで、取付作業は完了する。
付構造は、第1の発明に係るシャッターボックスの取付
構造において、前記支持部材の仮付け部は、前記シャッ
ターボックスを両側から挟むように延出して設けられた
縦板状部材で構成されると共にその上端部がほぼ水平に
形成され、前記フック部は、前記ボックス本体が前記仮
付け部に上側から載置されて引っ掛かるように、ボック
ス本体の両側壁から外側に張り出して形成されたことを
特徴とする。
仮付け部に上側から乗せるだけで容易に引っ掛かる。
付構造は、第1の発明に係るシャッターボックスの取付
構造において、前記支持部材の仮付け部は、ほぼ水平方
向に延出した棒材で構成され、前記フック部は、前記ボ
ックス本体の上部、下部又は両側部のうち前記仮付け部
である棒材に対応する位置に設けられ、その棒材が挿入
される挿入穴で構成されたことを特徴とする。
に、仮付け部としての棒材を挿入するだけで容易に引っ
掛かる。
付構造は、第1の発明に係るシャッターボックスの取付
構造において、前記支持部材の仮付け部は、ほぼ水平方
向に延出した板材で構成され、前記フック部は、前記ボ
ックス本体の上部、下部又は両側部のうち前記仮付け部
である板材に対応する位置に設けられ、その板材が挿入
される挿入穴で構成されたことを特徴とする。
に、仮付け部としての板材を挿入するだけで容易に引っ
掛かる。
付構造は、第1乃至4のいずれかの発明に係るシャッタ
ーボックスの取付構造において、前記仮付け部に一時的
に引っ掛けて支持されたボックス本体を仮付け部に案内
されて押し込むことでボックス本体が支持部材側に結合
される結合手段を備えたことを特徴とする。
に一時的に引っ掛けた状態で押し込むと、結合手段でボ
ックス本体が支持部材側に結合され、固定される。
付構造は、第5の発明に係るシャッターボックスの取付
構造において、前記結合手段が、前記仮付け部の奥側に
設けられた被嵌合部と、前記フック部の先端側に設けら
れ、前記ボックス本体が押し込まれることで前記被嵌合
部に嵌合して前記ボックス本体が前記仮付け部側に結合
される嵌合部とから構成されたことを特徴とする。
に一時的に引っ掛けた状態で押し込むと、最奥の位置で
被嵌合部に嵌合部が嵌合して、ボックス本体が仮付け部
側に固定される。
付構造は、第6の発明に係るシャッターボックスの取付
構造において、前記被嵌合部は、仮付け部に形成された
くさび状突起によって構成され、前記嵌合部は、前記フ
ック部が前記くさび状突起を乗り越えて覆い被さった状
態でこのくさび状突起に嵌合する嵌合穴によって構成さ
れたことを特徴とする。
に一時的に引っ掛けた状態で押し込むと、ボックス本体
のフック部がくさび状突起を乗り越えて覆い被さり、嵌
合穴がくさび状突起に整合したところで嵌合する。これ
により、ボックス本体が仮付け部側に固定される。
ックスについて、添付図面を参照しながら説明する。な
お、シャッターボックスの全体構成及び取り付け状態は
図3で説明した前記従来のシャッターボックス1と同様
であるため、ここでは同一部材には同一符号を付してそ
の説明を省略する。
は、図1及び図4に示したように構成されている。図中
の22は巻き取り軸である。この巻き取り軸22は前記
従来の巻き取り軸5と同様である。巻き取り軸22の両
端部にはブラケット23,24が配設され、巻き取り軸
22を回転可能に支持している。巻き取り軸22には、
従来と同じスプリング11が設けられている。
補強されている。この補強板25は従来の補強板8と同
様の構成を有している。なお、シャッターボックス21
の固定手段として従来の支持板12,13を用いないの
で、従来の補強板9は必要なく、省略されている。各ブ
ラケット23,24及び補強板25には化粧板10が取
り付けられている。そして、これらブラケット23,2
4、補強板25及び化粧板10で、シャッター4を収納
できるだけの十分な強度を備えたボックス本体が構成さ
れている。
ち前後両側及び下側が、補強等のために内側へ折り曲げ
られている。このブラケット23,24の上部には、後
述する仮付け板部35C,36Cに引っ掛けるフック部
28,29が設けられている。このフック部28,29
は、ブラケット23,24の上端部を外側に折り曲げ
て、下方が開口した溝状に形成されている。このフック
部28,29の溝底は水平に形成されており、仮付け板
部35C,36Cに引っ掛かった状態で水平方向に摺動
できるようになっている。これにより、シャッターボッ
クス21が仮付け板部35C,36Cに沿って前後方向
に摺動できるようになっている。
は嵌合穴31,32が設けられている。この嵌合穴3
1,32は、後述する仮付け板部35C,36Cの係止
爪35F,36Fが嵌合することで、シャッターボック
ス21を位置決め固定するためのものである。嵌合穴3
1,32は、フック部28,29の溝底のうち、取り付
け壁側(図1中の右奥側)の端部近傍に設けられてい
る。これは、作業者がシャッターボックス21を持ち上
げ、仮付け板部35C,36Cに引っ掛けて仮付けをす
るとき、即ち、シャッターボックス21を最終的に位置
決め固定する前に、一時的に取り付けるときに邪魔にな
らないようにするためである。換言すれば、シャッター
ボックス21を仮付け板部35C,36Cに引っ掛けて
仮付けするときに、障害にならず、その後押し込んで最
終的に位置決め固定する段階で、嵌合穴31,32が係
止爪35F,36Fに確実に嵌合できるようにするため
である。
位置には支持板35,36が設けられる。この支持板3
5,36は、支持板35,36自身を壁等に固定するた
めの釘穴35A,36Aを備えた平板部35B,36B
と、この平板部35B,36Bの外側に設けられ、シャ
ッターボックス21を一時的に引っ掛けて支持すると共
に支持したシャッターボックス21の水平方向の移動を
許容する仮付け部としての仮付け板部35C,36C
と、平板部35B,36Bの下部に設けられ、シャッタ
ーボックス21を下側から固定支持するネジ穴35D,
36Dを備えた下側支持板部35E,36Eとから構成
されている。平板部35B,36B及び下側支持板部3
5E,36Eは、前記従来の平板部12B,13B及び
下側支持板部12F,13Fと同様である。下側支持板
部35E,36Eのネジ穴35D,36Dは、ブラケッ
ト23,24の下側の折り返し部分に設けられたネジ穴
(図示せず)と整合し、ネジ38でシャッターボックス
21と各支持板35,36とが固定されるようになって
いる。
5B,36Bの外側に位置し、平板部35B,36B
(取り付けられる壁等)に対して直角方向(前方方向)
に延びて形成されている。これにより、各仮付け板部3
5C,36Cはシャッターボックス21を外側から挟ん
で支持するように配設されている。仮付け板部35C,
36Cはほぼ台形状に形成されている。具体的には、仮
付け板部35C,36Cの上端の縁部は水平になるよう
に形成されている。下側の縁部はシャッターボックス2
1を支持するのに十分な強度を持たせるために傾斜させ
て形成されている。
仮付け板部35C,36Cの間に挿入すると、各仮付け
板部35C,36Cが各フック部28,29の下側に入
り込んで、シャッターボックス21が支持板35,36
に支持されるようになっている。
うちの奥側には被嵌合部としての係止爪35F,36F
が設けられている。この係止爪35F,36Fは、前記
嵌合穴31,32に嵌合することで、シャッターボック
ス21を位置決め固定するためのものである。この係止
爪35F,36Fは、仮付け板部35C,36Cの上端
の縁部のうち、最奥側に設けることが望ましい。これ
は、仮付けを容易にするためである。即ち、フック部2
8,29が係止爪35F,36Fに接触しないで仮付け
板部35C,36Cに引っ掛かって、重いシャッターボ
ックス21を支持板35,36に支持できるようにする
ためである。また、仮付け板部35C,36Cの全長
は、シャッターボックス21の奥行き寸法(ブラケット
23,24の横幅)の6割から7割程度に設定されてい
る。これにより、シャッターボックス21が支持板3
5,36に仮付けされたとき、仮付け板部35C,36
Cの先端がシャッターボックス21の重心よりも先に位
置して、シャッターボックス21が安定して支持できる
ようになっている。
々にせり出したくさび状に形成されている。これによ
り、フック部28,29が仮付け板部35C,36Cに
引っ掛けられて最奥へ移動すると、このフック部28,
29の先端部(奥側端部)がくさび状の係止爪35F,
36Fに乗り上げ、嵌合穴31,32と係止爪35F,
36Fとが整合したところではまり合って位置決め固定
されるようになっている。 [動作]以上のように構成されたシャッターボックス2
1は、次のようにして取り付けられる。
け、レール支持枠(図示せず)を窓等の両側に取り付け
る。次いで、支持板35,36を窓等の上部に取り付け
る。この場合、設計された取付態様に応じて、窓等の周
囲の壁部に取り付けたり、窓のサッシ、レール支持枠等
に直接取り付けたりする。
35,36に取り付ける。具体的には、まずシャッター
ボックス21の各フック部28,29を各支持板35,
36の仮付け板部35C,36Cに引っ掛けて仮付けす
る。
向奥側へ押し込み、嵌合穴31,32と係止爪35F,
36Fを嵌合させて位置決め固定する。
ネジ38で固定する。
がシャッターボックス21内に挿入した状態で、上記レ
ール支持枠に固定する。
持板35,36に引っ掛けて水平方向に押し込むことで
取り付けられるため、一旦持ち上げる作業が不要とな
る。また、重いシャッターボックス21を位置決め固定
する前に、支持板35,36に容易に引っ掛けて仮付け
することができると共に仮付け後に押し込むだけで容易
に位置決め固定される。このため、シャッターボックス
21の取り付け作業性が大幅に向上する。
るときは、シャッターボックス21を各支持板35,3
6の間に挿入するだけでよく、取り付けに際してシャッ
ターボックス21を一旦持ち上げて吊り込む作業が不要
になった。このため、吊り込むためのスペースをシャッ
ターボックス21の上部に確保する必要がなくなり、無
駄なスペースを省略することができると共に、設計上の
制約もなくなる。 [変形例] (1) 前記実施形態では、支持板35,36を独立し
た部材として構成したが、窓のサッシや、扉、通路の枠
等に一体的に形成してもよい。これによっても、前記実
施形態同様の作用、効果を奏することができる。 (2) フック部28,29はブラケット23,24の
上端部に設けたが、ブラケット23,24の中間位置や
下部に設けてもよい。 (3) 結合手段として嵌合穴31,32と係止爪35
F,36Fを設けたが、これに限らず、互いに結合でき
るものであればよい。例えば、棒状の嵌合部と、この嵌
合部が挿入される嵌合穴とで、結合手段を構成してもよ
い。また、接着剤を用いてもよい。
お、マグネットを用いる場合は、シャッターボックス2
1だけでなく、ガイドレール2,3等の他の部材も、あ
る程度強力なマグネットで取り受けるようにしてもよ
い。このように、マグネットを使用すると、シャッター
の取り付け作業と取り外し作業の両方が容易にできるた
め、台風等の非常時にのみシャッターを取り付け、通常
はシャッターを設けないというような使用態様も可能に
なる。 (4) シャッター4は、上から下へ引き下げることで
閉める構成にしたが、横方向に引くことで、又は下から
上に引き上げることで閉める構成にしてもよい。 (5) 下側支持板部35E,36Eは設けずに、仮付
け板部35C,36Cにネジ穴を設けて、支持板35,
36とブラケット23,24とを横方向からネジで固定
するようにしてもよい。 (6) 支持板35,36の仮付け板部35C,36C
は、それぞれに1つだけ設けたが、シャッターボックス
21が大型で重い場合等には、上下二段にしてもよい。 (7) フック部28,29は、ブラケット23,24
の一部を折り返して形成したが、別部材として構成して
ブラケット23,24に取り付けるようにしてもよい。 (8) 支持板35,36の仮付け板部35C,36C
の上端部は水平に形成され、フック部28,29が引っ
掛けられた状態でシャッターボックス21が水平方向奥
側に押し込まれるようにしたが、仮付け板部35C,3
6Cの上端部は多少傾斜させてもよい。例えば、平板部
35B,36Bから延出される前方へ向けて、上方へ傾
斜させてもよい。この場合は、引っ掛けられたフック部
28,29が平板部35B,36Bの傾斜に沿って滑り
やすくなり、シャッターボックス21を奥側に軽い力で
容易に押し込むことができるようになる。 (9) 本実施形態では、支持部材の仮付け部を仮付け
板部35D,36Dで構成したが、板材に限らず、棒材
を用いてもよい。さらに、仮付け部の配設位置もシャッ
ターボックス21の両側端部に限らず、中央付近に設け
てもよい。例えば、図5に示すように、支持部材として
2本の棒材41,42を用い、この棒材41,42を互
いに近接させて設け、シャッターボックス21の中央付
近に設けたフック部としての挿入穴43,44に挿入し
て、シャッターボックス21を支持させるようにしても
よい。なお、棒材41,42には補強用のリブ41A,
42Aを設けてもよい。この棒材41,42に係止爪
(35F,36F)を設ける場合は、棒材41,42の
うち、真上の位置に限らず、斜め、横側、下側の位置で
もよい。なお、横側、下側の位置に係止爪を設ける場合
は、棒材41,42と係止爪の寸法を、挿入穴43,4
4の内径寸法よりも多少大きく設定する。
板材46を用い、この板材46をシャッターボックス2
1の中央付近に設けたフック部としての挿入穴47に挿
入して、シャッターボックス21を支持させるようにし
てもよい。板材46の場合も必要に応じて補強用リブを
設ける。
ッターボックス21の上部に内蔵して設けたが、シャッ
ターボックス21の上端から外側に膨らませて設けても
よい。また、挿入穴43,44,47は、シャッターボ
ックス21の下部に設けてもよい。この場合も、挿入穴
43,44,47をシャッターボックス21内に内蔵し
ても、下側に膨らませて設けてもよい。
4の場合にはブラケット23,24に設けてもよい。こ
の場合も、上記同様に、内蔵しても、外側に膨らませて
設けてもよい。 (10) 本実施形態では、フック部28,29を、ブ
ラケット23,24の一部を折り返して下方に開口した
溝状に形成したが、溝状でなくてもよい。具体的には、
フック部28,29のうち、ブラケット23,24から
水平に張り出した底板部だけでもよい。この場合でも、
支持板35,36の仮付け板部35C,36Cは、シャ
ッターボックス21の両側からブラケット23,24に
ほぼ密着する状態になるので、シャッターボックス21
が左右にずれて落ちることはなく、確実に支持される。
次のような効果を奏する。
けて水平方向に押し込むことで取り付けられるため、取
り付け作業性が大幅に向上する。
きは、一旦持ち上げて吊り込む作業が不要になるので、
吊り込むためのスペースをシャッターボックスの上部に
確保する必要がなくなり、無駄なスペースを省略するこ
とができると共に、設計上の制約をなくすことができ
る。
内部構造を示す斜視図である。
視図である。
図である。
取付状態を示す側面断面図である。
板、11:スプリング、21:シャッターボックス、2
2:巻き取り軸、23,24:ブラケット、25:補強
板、28,29:フック部、31,32:嵌合穴、3
5,36:支持板、35A,36A:釘穴、35B,3
6B:平板部、35C,36C:仮付け板部、35D,
36D:ネジ穴、35E,36E:下側支持板部、35
F,36F:係止爪、38:ネジ。
Claims (7)
- 【請求項1】 取り付け対象部位に設けられる支持部材
と、その支持部材に支持されると共に内部にシャッター
が巻き取られて収納されるボックス本体とを備えたシャ
ッターボックスの取付構造において、 前記支持部材は、対象部位に対して別体又は一体に構成
され、前記ボックス本体を一時的に引っ掛けて支持する
と共に支持したボックス本体のほぼ水平方向の移動を許
容する仮付け部を備え、 前記ボックス本体は、前記仮付け部に引っ掛かってボッ
クス本体を支持すると共にほぼ水平方向に移動できるフ
ック部を備えたことを特徴とするシャッターボックスの
取付構造。 - 【請求項2】 請求項1に記載のシャッターボックスの
取付構造において、 前記支持部材の仮付け部は、前記シャッターボックスを
両側から挟むように延出して設けられた縦板状部材で構
成されると共にその上端部がほぼ水平に形成され、 前記フック部は、前記ボックス本体が前記仮付け部に上
側から載置されて引っ掛かるように、ボックス本体の両
側壁から外側に張り出して形成されたことを特徴とする
シャッターボックスの取付構造。 - 【請求項3】 請求項1に記載のシャッターボックスの
取付構造において、 前記支持部材の仮付け部は、ほぼ水平方向に延出した棒
材で構成され、 前記フック部は、前記ボックス本体の上部、下部又は両
側部のうち前記仮付け部である棒材に対応する位置に設
けられ、その棒材が挿入される挿入穴で構成されたこと
を特徴とするシャッターボックスの取付構造。 - 【請求項4】 請求項1に記載のシャッターボックスの
取付構造において、 前記支持部材の仮付け部は、ほぼ水平方向に延出した板
材で構成され、 前記フック部は、前記ボックス本体の上部、下部又は両
側部のうち前記仮付け部である板材に対応する位置に設
けられ、その板材が挿入される挿入穴で構成されたこと
を特徴とするシャッターボックスの取付構造。 - 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
シャッターボックスの取付構造において、 前記仮付け部に一時的に引っ掛けて支持されたボックス
本体を仮付け部に案内されて押し込むことでボックス本
体が支持部材側に結合される結合手段を備えたことを特
徴とするシャッターボックスの取付構造。 - 【請求項6】 請求項5に記載のシャッターボックスの
取付構造において、 前記結合手段が、 前記仮付け部の奥側に設けられた被嵌合部と、 前記フック部の先端側に設けられ、前記ボックス本体が
押し込まれることで前記被嵌合部に嵌合して前記ボック
ス本体が前記仮付け部側に結合される嵌合部とから構成
されたことを特徴とするシャッターボックスの取付構
造。 - 【請求項7】 請求項6に記載のシャッターボックスの
取付構造において、 前記被嵌合部は、仮付け部に形成されたくさび状突起に
よって構成され、 前記嵌合部は、前記フック部が前記くさび状突起を乗り
越えて覆い被さった状態でこのくさび状突起に嵌合する
嵌合穴によって構成されたことを特徴とするシャッター
ボックスの取付構造。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP29650498A JP3620976B2 (ja) | 1998-10-19 | 1998-10-19 | シャッターボックスの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP29650498A JP3620976B2 (ja) | 1998-10-19 | 1998-10-19 | シャッターボックスの取付構造 |
Publications (2)
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JP2000120357A true JP2000120357A (ja) | 2000-04-25 |
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ID=17834411
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---|---|---|---|---|
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-
1998
- 1998-10-19 JP JP29650498A patent/JP3620976B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2010144419A (ja) * | 2008-12-18 | 2010-07-01 | Tostem Corp | シャッター装置 |
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