JP2593576Y2 - 移動間仕切りのパネル引掛け構造 - Google Patents

移動間仕切りのパネル引掛け構造

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JP2593576Y2
JP2593576Y2 JP1993063131U JP6313193U JP2593576Y2 JP 2593576 Y2 JP2593576 Y2 JP 2593576Y2 JP 1993063131 U JP1993063131 U JP 1993063131U JP 6313193 U JP6313193 U JP 6313193U JP 2593576 Y2 JP2593576 Y2 JP 2593576Y2
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  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Panels For Use In Building Construction (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は移動間仕切りのパネルを
爪で引掛けて取着する構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】移動間仕切りは天井に配置したレール
(天井レール)に沿って移動して所定の場所に配列され
る。そのため移動間仕切りの上端には天井レールに沿っ
て走行するための吊車を取着しており、該吊車によって
移動間仕切りは吊設されている。勿論、移動間仕切りに
もサイズの大きいものから小さいものまで色々存在して
いるが、図4a、bは従来の一般的な移動間仕切りを示
す断面図である。
【0003】ここで、本考案はパネルの止着構造を対象
とする技術であって、移動間仕切りの吊設構造や天井及
び床面、並びに側壁面、それに隣接する間仕切りとの圧
接構造は対象としない。同図に示している移動間仕切り
は、枠体(フレーム)の表・裏にパネル(イ) 、(イ) を止
着したものであって、該パネル(イ) 、(イ) は上記枠体及
び枠体に設けた補強桟に接着剤を介して固着されてい
る。そして、パネル(イ)、(イ) の側端及び上・下端には
縁桟(ロ) 、(ハ) 、(ニ) が上記枠体に固定されてパネル
(イ) 、(イ) の周辺部を拘束した構造となっている。
【0004】しかし、大型パネルになれば、勿論間仕切
りを吊設する吊車の型式も違ってくるが、枠体に止着す
る手段として接着剤のみでは十分でなく、上記枠体にビ
ス止めし、ビスの頭をカバーするために、後で表面にク
ロスを貼着している。このように構成される移動間仕切
りは上記パネルの取着作業が面倒であり、多くの時間を
要し、しかも工場で組立てした状態として据付け現場へ
運搬しなければならない。間仕切りとして組立て完了し
てしまうならば、その重量は大きくなり、運搬作業にも
支障をきたし、さらに止着したパネル面には運搬作業中
にキズが付く等の問題もある。
【0005】
【本考案が解決しようとする課題】このように、移動間
仕切りのパネルを枠体に取着するにおいて上記のような
問題がある。本考案が解決しようとする課題はこれら問
題点であって、上記パネルの取着及び取外しが簡単に行
なわれ得るパネルの引掛け構造を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案はパネルを爪で引
掛けて取着する技術であって、次の特徴をもって構成し
ている。枠体の側桟の側片には爪が固定され、該爪は外
方向へ突出し、この爪にパネルが引掛けられる。パネル
は表面材を裏側へ屈曲して側端片とし、側端片の先端を
内側へ屈曲して止着片とし、さらに該止着片を裏側へ屈
曲して当接片としている。上記止着片には縦長のスリッ
ト溝が形成されていて、爪は該スリット溝に嵌入してパ
ネルは引掛けられる。
【0007】上記当接片の先端はパネルの裏打材裏面と
ほぼ同一面に位置するように屈曲成形されているが、爪
に引掛けられた場合、止着片は爪の基部側(側片側)に
引寄せられて上記当接片の先端は側桟の側片に当接す
る。すなわち、単に爪に引掛けるだけの機能ではなく、
パネルを側桟に引寄せて該側桟との間に隙間を無くして
いる。ここで、上記爪の形状は限定せず、又爪を別部品
として固定する場合に限らず、側片を打抜き曲げ加工し
て成形してもよい。しかし、この場合には止着片に形成
するスリット溝は比較的幅広となる。以下、本考案に係
る実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0008】
【実施例】図1は移動間仕切りが互いに当接し合った場
合の該当接部を示す一部横断面を表している。移動間仕
切りは枠体の表・裏面にパネル1を取着しており、本考
案の該移動間仕切りは上記枠体を構成する側桟2の側片
3に爪4、4…を固定し、上記パネル1は該爪4、4…
に引掛けられて取着されている。ここで、上記爪4の形
状は特に限定しないが、図3は爪4の具体例を示してい
る。概略的な形状はL型を成し、基部5と爪部6を有
し、基部5は上記側片3の内面に当接して溶接され、爪
部6は側片3の一部に形成した孔から外方向へ突出して
いる。
【0009】したがって、爪4の別形態としては側片3
の一部を打抜き曲げ加工して形成することも出来る。パ
ネル1の表面材7は裏打材8の側端から延びて裏側へ屈
曲して側端片9を形成し、又内側へ屈曲して止着片10
とし、さらに裏側へ屈曲して当接片11を形成してい
る。当接片11の先端は裏打材8の裏面12とほぼ同一
面に位置している。そして、上記止着片10には縦長で
細いスリット溝が複数箇所に穿設され、このスリット溝
に上記爪4の爪部6が嵌入している。該爪部6にスリッ
ト溝が嵌込まれることで、止着片10は側片3側へ引寄
せられて当接片11の先端は側片3に当接する。
【0010】勿論、止着片10を引寄せて当接片11を
当接させ得る寸法に爪部6は形成されている。したがっ
て、当接片11の先端と側片3との間に隙間を無くすこ
とが出来る。又、当接片11の先端は裏打材8の裏面1
2とほぼ同一面となっているが、幾分裏面12よりは表
面材7側となっていて、止着片10を側片3側へ引寄せ
て当接片11が該側片3に接するならば、当然にして裏
打材8の裏面12も側片3と接して隙間を残さないよう
になる。
【0011】又、上記側桟2にはサイドフレーム13が
取着され、サイドフレーム13の両側は上記止着片10
から側端片9に沿って屈曲し、その先端はパネル1の表
面に届かない位置まで延びている。勿論、従来例として
示した前記図4のように、パネル1の角部をカバーする
ためのエッジを形成してもよいが、パネル1は爪4に引
掛けられているために枠体の側片3から離れて浮き上が
ることはなく、上記エッジをサイドフレーム13に形成
しても、あくまで装飾的なもので、パネル1の側端部を
止着する機能は必要としない。
【0012】そして、サイドフレーム13にはシールド
ゴム14が取着されていて、隣接する他の移動間仕切り
のサイドフレーム13に当接した場合に変形可能なよう
に中空体となっている。そして、該中空体は硬質ゴム部
15と軟質ゴム部16から成り、又硬質ゴム部15から
延びているひげ17は軟質ゴムとしている。
【0013】図2は本考案の他の実施例であって、部屋
の壁面18に当接する移動間仕切りの側端部を示す一部
断面である。パネル1を取着する構造は前記図1に示し
た実施例と同じであって、側桟19の側片20には爪4
が固定され、該爪4にパネル1が引掛けられている。そ
して、サイドフレーム13に相当する圧接部材21には
シールドゴム14が固定されていて、上記圧接部材21
は側方へ張出すように圧接装置によって動作する。以上
述べたように、本考案のパネル引掛け構造は枠体の側桟
側片に設けた爪にパネルを引掛けて取着するもので、次
のような効果を得ることが出来る。
【0014】
【考案の効果】パネルを爪に引掛けて取着することが出
来る構造としているために、該パネルの取着、取外し作
業は簡単に行なうことが出来、したがって枠体とパネル
を別々に現場へ運んで直接現場でパネルを引掛けること
が可能となる。このことは運搬作業を省力化し、又パネ
ルにキズを付けることもなくなる。しかも、本考案の場
合には単に爪にてパネルを引掛ける作業性の利点のみな
らず、爪によってパネルの止着片を側片側へ引寄せて当
接片を側片に当接させて該側片との間に隙間を残さず、
又裏打材の裏面も側片に当接させることで移動間仕切り
の遮音性が大きく向上する。さらに、パネルを爪にて引
掛ける構造であるために、該パネルは枠体から外れるこ
とはなく、したがってサイドフレームにはエッジを必ず
しも必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例で隣接する移動間仕切りが当接
した状態。
【図2】本考案の他の実施例で部屋の壁面に当接するた
めに圧接部材を備えた間仕切りの側端部断面。
【図3】爪を示す具体例。
【図4】従来のパネル止着構造。
【符号の説明】 1 パネル 2 側桟 3 側片 4 爪 5 基部 6 爪部 7 表面材 8 裏打材 9 側端片 10 止着片 11 当接片 12 裏面 13 サイドフレーム 14 シールドゴム 15 硬質ゴム片 16 軟質ゴム片 17 ひげ 18 壁面 19 側桟 20 側片 21 圧接部材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠体の表・裏面にパネルを取着した移動
    間仕切りであって、上記枠体の側桟の側片には爪を設
    け、又パネルの表面材を屈曲して側端片、止着片及び当
    接片を形成し、止着片にはスリット溝を穿設して上記爪
    に係合させ、そして上記当接片を側片に当接するととも
    に、裏打材も側片に当接することを特徴とする移動間仕
    切りのパネル引掛け構造。
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