JPH10299139A - 間仕切り壁下地材 - Google Patents

間仕切り壁下地材

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JPH10299139A
JPH10299139A JP12794397A JP12794397A JPH10299139A JP H10299139 A JPH10299139 A JP H10299139A JP 12794397 A JP12794397 A JP 12794397A JP 12794397 A JP12794397 A JP 12794397A JP H10299139 A JPH10299139 A JP H10299139A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
partition wall
runner
stud
base
base runner
Prior art date
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Pending
Application number
JP12794397A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Fujinoya
政二 藤野屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ando Corp
Original Assignee
Ando Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Ando Corp filed Critical Ando Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で壁下端の納まりのよい間仕切り
壁下地材を提供する。 【解決手段】 断面が逆T字形状をなし、間仕切り壁の
長手方向に沿って延設されるベースランナ12と、ベー
スランナ12の係合部12bを差込み係合可能なスリッ
ト14が下端に形成された鋼製スタッド11とを有す
る。鋼製スタッド11を、間仕切り壁位置の床面に設置
されたベースランナ12に係合部12bにスリット14
を差込むようにして所定間隔で立設し、上端に位置する
天井ランナとで鋼製スタッド11を支持するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は間仕切り壁下地材に
係り、特に構造が簡単で壁下端の納まりがよい間仕切り
壁下地材に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に建物内部の間仕切り壁の下地材と
して鋼製の間柱(スタッド)を所定の間隔で立設させた
壁下地材が用いられている。この壁用下地材の規格とし
ては日本工業規格の建築用鋼製下地材(JIS A65
17)が規定され、また各社から規格に準じた製品が提
供されている。図6にはJIS規格で規定された壁下地
材の一例が示されている。この壁下地材50は床スラブ
51面に図示しない鋲等で固定されたベースランナ52
と、このベースランナ52の対応天井位置に固着された
天井ランナ53と、この上下に位置するランナ52、5
3間に立設されるスタッド54とを備えている。一般に
ベースランナ52と天井ランナ53には軽量溝形鋼が、
スタッド54にはリップ溝形鋼が使用されている。ま
た、スタッド54の変形を防止するとともに、壁全体の
剛性を高めるためにスタッド54の開口面部分には所定
間隔でスペーサ55が取り付けられている。さらにスペ
ーサ55に支持されるように振れ止め材56が水平方向
に壁の長手方向に沿って上下方向に所定間隔で配設され
ている。
【0003】図7は壁下地材50の下端部分を示した拡
大図である。図7に示したようにスタッド54の下端は
床スラブ51上に固定されたベースランナ52の溝内に
収容されている。また、スタッド54には下端の固定及
び変形を防止するためにスペーサ55が固着されてい
る。したがって、ベースランナ52の内法幅WRは、使
用するスタッド54の外法幅WSに応じて決定されるよ
うになっている。例えば、上述したJIS規格ではスタ
ッド54の幅WSは50mm〜100mmまで5段階に設定
されており、各スタッド54の幅WSに対応した内のり
寸法を有するベースランナ52が規定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の既製
の壁下地材では設定された壁厚さに対応するスタッド5
4を採用した場合、スタッド54の幅WSに応じたラン
ナを用意しなければならない。また、図8に示したよう
にスタッド54の下端がベースランナ52の溝内に収容
される。このため、壁下地材に薄手の石膏ボード60等
の壁ボードを張り付けると、石膏ボード60の下端60
aがベースランナ52の立ち上がり部分の厚さ分だけ膨
れてしまうという問題がある。さらに電気配管類61を
床面から壁内に立ち上げるためには図7に示したように
ベースランナ52の一部を切り欠くことも必要であっ
た。加えて壁下地材取付け工事等によってランナ内に溜
まったゴミを溝内から除去しにくいという欠点もあっ
た。
【0005】そこで、本発明の目的は上述した従来の技
術が有する問題点を解消し、使用するスタッドの幅に関
係なく1種類のベースランナでスタッドを立設可能な間
仕切り壁下地材を提供するとこにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は断面が逆T字形状をなし間仕切り壁の長手
方向に沿って延設されるベースランナと、該ベースラン
ナの係合部を差込み係合可能なスリットが下端に形成さ
れた鋼製スタッドとを有し、該鋼製スタッドを、間仕切
り壁位置の床面に設置された前記ベースランナに前記係
合部にスリットを差し込むようにして所定間隔で立設
し、上端に位置する天井ランナとで前記鋼製スタッドを
支持するようにしたことを特徴とする。
【0007】前記ベースランナは、鋼板を逆T字形状を
なすように曲げ加工することが好ましい。
【0008】前記鋼製スタッドは、下端位置に前記スリ
ットと同様のスリットが形成されたスペーサが取り付け
られ、該鋼製スタッドの変形を防止することが好まし
い。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の間仕切り壁下地材
の一実施の形態について、添付図面を参照して説明す
る。図1は本発明の間仕切壁下地材10のスタッド(間
柱)11と、スタッド11の下端部分が固定されたベー
スランナ12を示した部分拡大斜視図である。図2は同
図をII−II矢視線方向に沿って見た正面図である。両図
に示したように、本発明のベースランナ12は平鋼板
を、床面に接するベース部12aと、ベース部12aの
中央位置に立ち上げられた係合部12bとからなる略逆
T字形に曲げ加工して製作したものである。ベースラン
ナ12はベース部12aに形成された固定孔13に鋲
(図示せず)等を打ち込んで床スラブ1面に固定され
る。また、両図にはベースランナ12に取り付けられた
スタッド11の下端が示されている。ベースランナ12
に取り付けられるスタッド11は図4に示したように、
フランジ部11aの下端にくさび状のスリット14が設
けられている。このスリット14にベースランナ12の
係合部12bを差し込むようにしてベースランナ12に
係合するようになっている。またスタッド11の下端の
変形を防止するために同様の形状のスリット15が形成
されたスペーサ16も併せてスタッド11下端に取り付
けられている。
【0010】以下、図3、図4を参照してベースランナ
12、スタッド11の構成について説明する。図3はベ
ースランナ12の正面図を示したものである。ベースラ
ンナ12は図3(a)に示したように薄板鋼板を曲げ加
工して形成したもので、ベース部12a、係合部12b
の各部の強度を高めるために所定箇所に長手方向に節状
のリブ加工17が施されている。また各部の強度がそれ
ほど必要ない場合には図3(b)に示したように、単に
平板鋼板を折り曲げ加工してベースランナ12として使
用してもよい。なお、既製品形鋼としてのCT形鋼等を
そのまま使用することもできる。このベースランナ12
は中心位置に係合部12bが設けられているので、部材
の中心位置の割り出しが容易になり、間仕切り壁位置の
芯出し作業を容易に行えるという利点がある。また、ベ
ースランナ12の特殊断面形状としては片側のベース部
12aがないL字形状にしてもよい。
【0011】図4はスタッド11の下端位置を示した部
分拡大図である。同図に示したようにスタッド11の下
端には図3に示したベースランナ12の係合部12bが
差し込み易いようなくさび状スリット14が形成されて
いる。本実施の形態では、スリット14の一部に図3に
示した係合部12bのリブ加工位置がはまり込むような
膨らみ14aが形成されている。このようにしてベース
ランナ12の中心位置に係合部12bを形成してスタッ
ド11を固定するようにしたことにより、配線配管18
等を壁内の中空部に容易に組み込める(図1参照)。な
お、スリットの形状はくさび状に限定されないことは言
うまでもない。
【0012】図5はスタッド11を立設する際に使用さ
れるランナの組み合わせ例について示した模式図であ
る。図5(a)はスタッド11の下端を逆T字形のベー
スランナ12で支持し、上端を従来の溝形鋼からなる天
井ランナ53で支持するようにしたものである。スタッ
ド11の上下端を支持するランナを図5(a)のように
組み合わせることにより、スタッド11は任意の高さに
切断することができる。また、図5(b)に示したよう
に、上下位置のランナを図3に示した形状のランナ12
にすることにより部材の軽量化及び部品点数の減少を図
ることができる。なお、スタッド11の中間高さに用い
られるスペーサ(図示せず)に関しては従来の形状のも
のをそのまま使用することができる。以上に述べたよう
にスタッド11の下端が床スラブ1表面近くまで位置す
ることにより、石膏ボート等の壁板20を取り付けた際
にも壁下端の膨らみを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による間仕切り壁下地材の一実施の態様
を示した部分斜視図。
【図2】図1の間仕切り壁下地材をII−II矢視線に沿っ
て見た部分正面図。
【図3】ベースランナの形状の例を示した正面図。
【図4】スタッド下端のスリット形状の例を示した部分
正面図。
【図5】スタッドの支持条件の例を示した模式正面図。
【図6】従来の間仕切り壁下地材の一例を示した全体斜
視図。
【図7】従来の間仕切り壁下地材のスタッド下端部分を
示した部分斜視図。
【図8】従来の間仕切り壁下地材における壁ボードの下
端の取付状態の一例を示した部分断面図。
【符号の説明】
1 床スラブ 10 間仕切り壁下地材 11 スタッド 12 ベースランナ 12a ベース部 12b 係合部 14,15 スリット 16 スペーサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】断面が逆T字形状をなし間仕切り壁の長手
    方向に沿って延設されるベースランナと、該ベースラン
    ナの係合部を差込み係合可能なスリットが下端に形成さ
    れた鋼製スタッドとを有し、該鋼製スタッドを、間仕切
    り壁位置の床面に設置された前記ベースランナに前記係
    合部にスリットを差し込むようにして所定間隔で立設
    し、上端に位置する天井ランナとで前記鋼製スタッドを
    支持するようにしたことを特徴とする間仕切り壁下地
    材。
  2. 【請求項2】前記ベースランナは、鋼板を逆T字形状を
    なすように曲げ加工してなることを特徴とする請求項1
    記載の間仕切り壁下地材。
  3. 【請求項3】前記鋼製スタッドは、下端位置に前記スリ
    ットと同様のスリットが形成されたスペーサが取り付け
    られ、該鋼製スタッドの変形を防止するようにしたこと
    を特徴とする請求項1記載の間仕切り壁下地材。
JP12794397A 1997-04-30 1997-04-30 間仕切り壁下地材 Pending JPH10299139A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100932733B1 (ko) * 2007-08-03 2009-12-21 (주) 한국스치로폴 열전달 방지기능을 갖는 건축물의 벽체구조
JP2010248720A (ja) * 2009-04-13 2010-11-04 Nisshin Steel Co Ltd 溝形鋼製建築部材の製造方法
JP6430588B1 (ja) * 2017-06-08 2018-11-28 大和ハウス工業株式会社 建物の壁構造、壁の施工方法、および補強具
JP2019015173A (ja) * 2018-10-31 2019-01-31 大和ハウス工業株式会社 建物の壁構造、壁の施工方法、および補強具
JP2020070699A (ja) * 2018-11-02 2020-05-07 株式会社オカムラ 間仕切パネル装置

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