JP4391196B2 - エレベータ乗場の敷居装置 - Google Patents

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Description

この発明は、エレベータ乗場の敷居装置に関するものである。
従来のエレベータ乗場の敷居装置では、エレベータ乗場の出入口の下縁部に配置される敷居を支持する金具として、水平方向に長い横長穴を設けた金具を用い、その金具と建築壁とを別の金具を介して固定することで敷居の設置を行っていた(例えば、特許文献1参照。)。
実公昭62−6067号公報
上記のような従来のエレベータ乗場の敷居装置では、エレベータ乗場の建築壁上面に配置される床仕上材と敷居およびその敷居を固定するための金具との配置については特に考慮されておらず、敷居の幅や、金具の水平方向の寸法、床仕上材の厚さに応じて、据え付け作業時に床仕上材を加工し直す必要もあった。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、床仕上材の据付作業性を向上させることが可能なエレベータ乗場の敷居装置を提供することを目的とする。
この発明に係わるエレベータ乗場の敷居装置は、エレベータ乗場の建築壁側面に固定される第一の金具、上記第一の金具に締結固定される第二の金具、上記第二の金具の上部に支持される敷居を備え、上記敷居は、エレベータ乗場の建築壁上面に配置されて上記建築壁側面から上記敷居側に任意の厚さで延出する床仕上材と、それぞれの上面が平滑になるように、かつそれぞれの側面が接するように配置され、さらに、上記第二の金具の上方部は、上記床仕上材と接する側に、上記敷居の上記床仕上材と接する側の側面に沿うように切り欠き部が形成され、上記切り欠き部よりも下方に位置し、締結具によって上記第一の金具と締結固定される上記第二の金具の主面部は、上記上方部の上記切り欠き部が形成された側の側面より上記建築壁側に突き出した部分を有し、上記上方部よりも幅広に形成されたものである
この発明のエレベータ乗場の敷居装置によれば、建築壁側面から敷居側に向って延出する床仕上材を、敷居と、その敷居を支持する金具に接するように、簡単に配置することができ、床仕上材の据付作業性を向上させることが可能となる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1であるエレベータ乗場の敷居装置の構成を示す正面図であり、図2は図1のII−II側面図である。図1および図2に示すように、このエレベータ乗場の敷居装置は、建築壁8のエレベータが設置される側の側面(建築壁側面8a。)に取り付け固定された敷居固定用の第一の金具3と、この第一の金具3に締結固定される第二の金具4と、第二の金具4の上部に支持され、エレベータ扉をスライドさせるための溝(敷居溝2a。)が設けられた敷居2により主に構成される。
建築壁上面8aのエレベータ乗場の床面に相当する部分には床仕上材1が配置され、その端部(床仕上材端部1b。)は、任意の一様な厚さでもって建築壁側面8aから敷居2側に延出している。床仕上材上面1aと敷居上面2bは平滑になるように、かつ、それぞれの側面(床仕上材側面1cと敷居側面2c。)が接するように連続して配置される。さらに、床仕上材1と接する側に位置する第二の金具4の上部(第二の金具上部4d。)が、敷居2の床仕上材1と接する側の側面(敷居側面2c。)に沿って、平滑となるように、第二の金具上部4dの床仕上材1側に位置する部分に切り欠きを設けた状態に加工形成されている。
図1および図2に示すように、断面形状がコの字型である第一の金具3の建築壁側面8aと接する主面部3aには、複数箇所に長穴3bが設けられ、この長穴3bを介してボルト(締結具。)6によって第一の金具3を建築壁側面8aに固定する。第一の金具3における主面部3aの左右両端から突き出し、建築壁側面8aに対し、垂直な上下方向に伸びるように配置される側面部3cには、長穴3dが設けられ、第二の金具4との締結に用いられる。第二の金具4は、第一の金具3に二つ設けられている側面部3cに対してそれぞれ1個配置され、その断面形状はL字型であり、第一の金具3の側面部3cと重ねられて締結される主面部4aには長穴4bが設けられ、この長穴4bを介してボルト(締結具。)5によって第一の金具3と第二の金具4とが締結される。さらに、第二の金具4の主面部4a端部から屈曲する敷居支持部4cは、その水平となる上面に敷居2を載置でき、ボルト(締結具。)7によって敷居2と敷居支持部4cとが固定されるように構成されている。
次に、組み立て手順について説明する。まず、建築壁側面8aに第一の金具3をボルト6によって固定し、第一の金具3の両端に位置する側面部3cに第二の金具4をボルト5にて固定する。この第一の金具3と第二の金具4の組み合わせを敷居2の長さや重量に応じて必要な数だけ設置する。次に、第二の金具4の敷居支持部4c上に敷居2を載置し、ボルト7にて固定する。この時、第二の金具4は、床仕上材1の側面に接触する部分(第二の金具上部4d。)が、その上部に固定した敷居側面2cに沿って平滑に繋がるように加工形成されている。図2では、敷居2の幅と、第二の金具上部4dにおける金具の幅がほぼ同じ寸法になるように、第二の金具4が加工された例が示されているが、少なくとも、床仕上材1の側面と接する側に位置する第二の金具上部4dの形状が、敷居側面2cに沿うように加工されていれば、敷居2の直下において、第二の金具4が敷居2よりも広幅に形成されていても良い。敷居2を固定後、ボルト5締結部分の長穴3dおよび4bを利用して敷居2の位置を調整する。位置調整後、床仕上材1にて床を仕上げ、組み立てが完了する。
次に、この発明に対する比較例として、図3に第二の金具上部4eを、敷居2の幅よりも広く、主面部4aの主体部分(長穴4b等の形成部分。)と同じ幅となるように形成し、さらに、この第二の金具上部4eが、敷居側面2cよりも床仕上材1側に突き出して形成された場合の、エレベータ乗場の敷居装置の側面図を示す。敷居2よりも床仕上材1の方が厚い場合、敷居上面2bと床仕上材上面1aとが平滑となるように、かつそれぞれの側面が接するように配置すれば、床仕上材1の厚みがその端部(床仕上材端部1b。)まで一様である場合は、第二の金具上部4eと床仕上材端部1bとが干渉することになる。そのような干渉を防ぐには、床仕上材端部1bを加工(削り加工部分1dを形成する。)する必要がある。床仕上材1が大理石などの材質である場合、この削り加工のために、据付作業性を大きく阻害してしまう。
これに対し、本願発明のエレベータ乗場の敷居装置では、敷居2よりも床仕上材1の方が厚い場合においても、図2に示すように、第二の金具上部4dを、敷居側面2cに沿うように加工(切り欠き部を形成。)しているため、床仕上材1との干渉を防ぐことができ、床仕上材1に対する削り加工が不要であり、床仕上材側面1cを敷居側面2cおよび第二の金具上部4dの側面に接するように簡単に配置でき、据付作業性を向上させることができる。また、第二の金具4は、その上部4dの幅を小さくするだけであり、敷居2の位置調整に必要となる主体部分(長穴4b等の形成部分。)については何の加工も施さないため、従来と同じ量の水平調整余裕を確保できる。
この発明の実施の形態1におけるエレベータ乗場の敷居装置の構成を示す正面図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータ乗場の敷居装置の側面図である。 比較例として挙げたエレベータ乗場の敷居装置の側面図である。
符号の説明
1 床仕上材
1a 床仕上材上面
1b 床仕上材端部
1c 床仕上材側面
1d 削り加工部分
2 敷居
2a 敷居溝
2b 敷居上面
2c 敷居側面
3 第一の金具
3a、4a 主面部
3b、3d、4b 長穴
3c 側面部
4 第二の金具
4c 敷居支持部
4d、4e 第二の金具上部
5、6、7 ボルト
8 建築壁
8a 建築壁側面
8b 建築壁上面。

Claims (1)

  1. エレベータ乗場の建築壁側面に固定される第一の金具、上記第一の金具に締結固定される第二の金具、上記第二の金具の上部に支持される敷居を備え、上記敷居は、エレベータ乗場の建築壁上面に配置されて上記建築壁側面から上記敷居側に任意の厚さで延出する床仕上材と、それぞれの上面が平滑になるように、かつそれぞれの側面が接するように配置され、さらに、上記第二の金具の上方部は、上記床仕上材と接する側に、上記敷居の上記床仕上材と接する側の側面に沿うように切り欠き部が形成され、上記切り欠き部よりも下方に位置し、締結具によって上記第一の金具と締結固定される上記第二の金具の主面部は、上記上方部の上記切り欠き部が形成された側の側面より上記建築壁側に突き出した部分を有し、上記上方部よりも幅広に形成されたことを特徴とするエレベータ乗場の敷居装置。
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